JPWO2015008345A1 - エレベータ装置 - Google Patents
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Abstract
エレベータ装置においては、少なくとも1つの乗場ドア開放検出部が、複数の乗場ドアのうちの対応する乗場ドアの開放を検出する。開閉装置は、乗場出入口以外で昇降路の内外を連通する開口部を開閉する。開閉制御部は、乗場ドア開放検出部からの検出信号に応じて、開閉装置により開口部を開閉する。
Description
この発明は、かごが高速で昇降路内を昇降されるエレベータ装置に関し、特に乗場での突発的なドラフト騒音の低減に関するものである。
乗場ドラフト騒音は、乗場と昇降路との間の圧力差により乗場ドアの周囲の隙間を通過する空気の流れの乱れによって発生する。また、乗場ドラフト騒音は、一般的に、屋外が寒く建物内が暖かい冬季に発生し易い。これは、下層階で屋外から建物内に入った空気が建物内で暖められることにより、昇降路内に上昇気流が発生し、下層階では乗場から昇降路に空気が流入し易く、上層階では昇降路から乗場へと空気が流出し易くなり、乗場ドアの周囲の隙間を通過する空気の量が多くなるためである。
従来のエレベータ装置では、三方枠の左右の側枠の昇降路側にゴム製の封止管が固定されている。また、乗場ドアの戸袋側端部には、遮蔽枠が固定されている。そして、乗場出入口の全閉時に遮蔽枠が封止管に当接することにより、かごの昇降によって発生する騒音が乗場に伝わるのが防止される(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の他のエレベータ装置では、乗場ドアの戸袋側端部に可撓性の遮蔽板が固定されている。遮蔽板は、乗場出入口の全閉時に三方枠の側枠に接触する。これにより、側枠と乗場ドアとの間の隙間から昇降路内に流入する空気量が減少する(例えば、特許文献2参照)。
さらに、従来のエレベータ昇降路装置では、風量計、風速計又は騒音計等のドラフト検出手段が、下方の乗場出入口の隙間に設けられている。また、昇降路と建物の外部とを連通する空気流路には、電動ダンパからなるドラフト管制手段が設けられている。ドラフト検出手段による検出値が設定値を超えると、ドラフト管制手段により空気流路が開放され、建物外部の空気が昇降路内に流入する(例えば、特許文献3参照)。
特許文献1、2に示されているように、乗場出入口の隙間を密閉化することは、全階床の乗場ドアが閉鎖状態であれば、昇降路に流入又は昇降路から流出する風量を削減できるため、ドラフト騒音対策として有効である。
しかし、かごが目的階に到着し、かごドア及び乗場ドアが開放されると、昇降路内と乗場とが連通される。このとき、乗場と昇降路との間で圧力差があると、空気の流れが発生する。
ここで、全階床の乗場ドアが閉鎖状態であれば、昇降路内は、質量保存則がほぼ成立した平衡状態である。これに対して、ある階床の乗場ドアが開放されると、昇降路内の平衡状態は崩れ、別の状態に変化する。即ち、乗場から昇降路へ流入する空気の量と、昇降路から乗場へと流出する空気量とが等しくなるように変化する。
例えば冬季には、昇降路内に上昇気流が発生し易いため、上層階の乗場ドアが開放されると、昇降路から乗場へ流出する空気量が増加する。その結果、質量保存則により、下層階では乗場から昇降路内へ流れる空気の流量が増大する。このとき、下層階の乗場ドアが閉鎖されており、しかも乗場出入口の隙間が密閉化されていると、僅かな隙間を通して空気が無理に流入しようとすることになり、風速が増加して突発的な乗場ドラフト騒音が発生し、下層階乗場付近にいる利用者に不快感を与える。
以上は、上層階の乗場ドアが開放された場合を説明したが、下層階の乗場ドアが開放された場合にも、他の階で突発的な乗場ドラフト騒音が発生することがある。
また、特許文献3に示された従来のエレベータ昇降路装置では、突発的なドラフト騒音を抑制することができるが、ドラフト検出手段を追加する必要がある。また、複数階でのドラフト騒音を監視し対応するためには、監視階毎にドラフト検出手段を設置する必要が生じ、設置機器が大規模になり、コスト及びスペースの面で問題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成により、突発的なドラフト騒音を抑制することができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータ装置は、昇降路内を昇降される少なくとも1台のかご、複数階の乗場に設けられている複数の乗場ドア、乗場ドアのうちの対応する乗場ドアの開放を検出する少なくとも1つの乗場ドア開放検出部、乗場出入口以外で昇降路の内外を連通する少なくとも1つの開口部を開閉する少なくとも1つの開閉装置、及び乗場ドア開放検出部からの検出信号に応じて、開閉装置により開口部を開閉する開閉制御部を備えている。
この発明のエレベータ装置は、乗場ドア開放検出部からの検出信号に応じて開閉装置により開口部を開閉するので、乗場ドア開放検出部からの検出信号を利用した簡単な構成により、突発的なドラフト騒音を抑制することができる。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す概略の構成図である。図において、昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。機械室2には、巻上機(駆動装置)3、そらせ車4、及びエレベータ制御装置5が設置されている。巻上機3は、駆動シーブ6と、駆動シーブ6を回転させる巻上機モータと、駆動シーブ6の回転を制動する巻上機ブレーキとを有している。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す概略の構成図である。図において、昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。機械室2には、巻上機(駆動装置)3、そらせ車4、及びエレベータ制御装置5が設置されている。巻上機3は、駆動シーブ6と、駆動シーブ6を回転させる巻上機モータと、駆動シーブ6の回転を制動する巻上機ブレーキとを有している。
駆動シーブ6及びそらせ車4には、懸架体7が巻き掛けられている。懸架体7としては、複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。懸架体7の第1の端部には、かご8が接続されている。懸架体7の第2の端部には、釣合おもり9が接続されている。
かご8及び釣合おもり9は、懸架体7により昇降路1内に吊り下げられており、巻上機3により昇降路1内を昇降される。エレベータ制御装置5は、巻上機3の回転を制御することにより、設定した速度でかご8を昇降させる。
昇降路1内には、かご8の昇降を案内する一対のかごガイドレール(図示せず)と、釣合おもり9の昇降を案内する一対の釣合おもりガイドレール(図示せず)とが設置されている。昇降路1の底部には、かご緩衝器10及び釣合おもり緩衝器11が設置されている。
かご8には、かご出入口を開閉する一対のかごドア12と、かごドア12を開閉動作させるとともにかごドア12の開閉動作を案内するかごドア装置13とが設けられている。かごドア12は、かごドア装置13から吊り下げられている。
複数階の乗場には、乗場出入口を開閉する一対の乗場ドア14と、乗場ドア14の開閉動作を案内する乗場ドア装置15とがそれぞれ設けられている。乗場ドア14は、乗場ドア装置15から吊り下げられている。かご8が階に着床したとき、その階の乗場ドア14は、かごドア12の開閉動作に連動して開閉動作する。
乗場ドア14が全閉位置に位置するとき、乗場ドア14と乗場出入口との間の隙間はほぼ密閉されるようになっている。
また、昇降路1には、昇降路1の内外を連通する複数の開口部16(図2)が設けられている。この例では、開口部16は、複数階の乗場と昇降路1との間に設けられている。各開口部16には、開閉装置としての開口量調整装置17が設けられている。開口量調整装置17は、対応する開口部16を開閉する。また、開口量調整装置17は、対応する開口部16の開口量を調整する。
開口量調整装置17は、開口部16を開閉する開閉部材と、開口部16を開放する開位置と開口部16を閉鎖する閉位置との間で開閉部材を変位させる開閉駆動モータとを有している。また、開口量調整装置17としては、例えば自動開閉可能なガラリ構造を有するものを用いることができる。
図2は図1の乗場を示す正面図、図3は図2のIII−III線に沿う断面図である。乗場出入口の左右両側及び上部には、三方枠18が設けられている。実施の形態1の開口部16は、三方枠18の上枠に、乗場出入口に臨んで設けられている。また、開口量調整装置17は、三方枠18の上枠上に設けられている。
図4は図1のエレベータ装置の要部を示すブロック図である。各乗場ドア装置15には、乗場ドア14を施錠状態にするためのインターロック装置(図示せず)が設置されている。そして、各インターロック装置には、乗場ドア14が全閉位置で施錠状態にされていることを検出するインターロックスイッチ19が設けられている。
インターロックスイッチ19からの検出信号は、エレベータ制御装置5に入力される。かご8がある階に到着し、その階の乗場ドア14が開放されると、インターロックスイッチ19がオフとなる。
このため、エレベータ制御装置5では、インターロックスイッチ19の状態により、全ての階の乗場ドア14が全閉状態であるか否か、否の場合、どの階の乗場ドア14が開放されているかが分かる。実施の形態1の乗場ドア開放検出部は、インターロックスイッチ19である。
エレベータ制御装置5は、インターロックスイッチ19からの検出信号に応じて、開口量調整装置17により開口部16を開閉する。具体的には、エレベータ制御装置5は、いずれかの階の乗場ドア14が開放されたことを検出すると、どの階の乗場ドア14が開放されたかを識別する。そして、どの階の乗場ドア14が開放されたかに応じて、どの階の開口部16を開放するかを選択する。実施の形態1の開閉制御部は、エレベータ制御装置5である。
全ての階の乗場ドア14が全閉状態である場合は、乗場と昇降路1との間の空気流をできるだけ少なくすることによりドラフト騒音を低減できる。このため、乗場ドア14には、気密性の高い構造(例えば、遮煙ドア)が適用されている。
しかし、乗場ドア14と乗場出入口との間の密閉性を高めると、いずれかの階の乗場ドア14が開放された際に、上述のように、突発的なドラフト騒音が発生する恐れがある。
これに対して、実施の形態1のエレベータ制御装置5は、いずれかの乗場ドア14が開放されたことを検出すると、他の階の開口部16を開放し、空気を開口部16に積極的に流通させる。これにより、全閉位置にある乗場ドア14と乗場出入口との間の僅かな隙間を無理に通過しようとする空気の流れが抑制され、突発的なドラフト騒音の発生が防止される。
例えば、かご8の停止階が1〜20階の各階であり、かご8が1階(最下階)に停止し、1階の乗場ドア14が開放されたとする。冬季には、低層階エリアでは乗場から昇降路1に向けて空気が流れ易いため、1階の乗場ドア14が開放されると、多量の空気が昇降路1内に流入する。
一方、20階(最上階)では、昇降路1から乗場へと空気が流れ易く、1階の乗場出入口から多量の空気が流入すると、流量保存則により昇降路1から乗場への空気の流出も大きくなる。
このため、エレベータ制御装置5は、1階のインターロックスイッチ19がオフになったことを検出すると、20階の開口量調整装置17により20階の開口部16を開放させる。これにより、20階の乗場に突発的なドラフト騒音が発生するのが防止される。
また、20階に加えて、20階の近傍の階、例えば19階及び18階等の開口部16も開放させてもよい。反対に、1階は乗場ドア14が開放されているため、1階の開口部16は閉鎖しておく。また、1階の近傍の階、例えば2階及び3階の開口部16も閉鎖しておくのが好適である。
かご8が20階に停止し、20階の乗場ドア14が開放された場合、昇降路1内から多量の空気が20階の乗場に流出し、低層階エリア、特に玄関階である1階の乗場から昇降路1内に多量の空気が流入しようとする。
このため、エレベータ制御装置5は、20階のインターロックスイッチ19がオフになったことを検出すると、1階の開口量調整装置17により1階の開口部16を開放させる。これにより、1階の乗場に突発的なドラフト騒音が発生するのが防止される。
また、1階に加えて、1階の近傍の階、例えば2階及び3階等の開口部16も開放させてもよい。反対に、20階は乗場ドア14が開放されているため、20階の開口部16は閉鎖しておく。また、20階の近傍の階、例えば19階及び18階の開口部16も閉鎖しておくのが好適である。
このように、エレベータ制御装置5は、全ての階の乗場ドア14が閉鎖されているときに、全ての開口部16を閉鎖する。また、エレベータ制御装置5は、最下階の乗場ドア14が開放されたときに、少なくとも最上階の開口部16を開放する。さらに、エレベータ制御装置5は、最上階の乗場ドア14が開放されたときに、少なくとも最下階又は玄関階の開口部16を開放する。これにより、低層階乗場→昇降路1→高層階乗場と流れる空気を比較的バランスの良い状態で保つことができる。
このようなエレベータ装置では、昇降路1の内外を連通する開口部16を昇降路1と乗場との間に設け、開口部16に開口量調整装置17を設け、インターロックスイッチ19からの検出信号に応じて開口量調整装置17により開口部16を開閉するようにしたので、インターロックスイッチ19からの検出信号を利用した簡単な構成により、突発的なドラフト騒音を抑制することができる。
また、いずれかの階の乗場ドア14が開放されたことを検出すると、どの階の乗場ドア14が開放されたかに応じて、どの階の開口部16を開放するかを選択するようにしたので、あらゆる階の突発的なドラフト騒音の発生を抑制することができる。
さらに、既存のインターロックスイッチ19からの信号を利用して乗場ドア14の開放を検出するので、構成をさらに簡単にすることができる。
さらにまた、開口部16を三方枠18に設けたので、建築側に新たに開口部を施工する必要がなく、据付性の低下を防止することができる。
また、利用者から見えにくい三方枠18の上枠に開口部16を設けたので、意匠性の低下を抑えることができる。
また、利用者から見えにくい三方枠18の上枠に開口部16を設けたので、意匠性の低下を抑えることができる。
実施の形態2.
次に、図5はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置の乗場を示す正面図、図6は図5のVI−VI線に沿う断面図である。実施の形態1では三方枠18に開口部16を設けたが、実施の形態2では乗場壁に開口部20が設けられている。開口部20は、乗場出入口の上方に配置されており、乗場と昇降路1内とを連通している。開口量調整装置17は、開口部20内に設けられている。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
次に、図5はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置の乗場を示す正面図、図6は図5のVI−VI線に沿う断面図である。実施の形態1では三方枠18に開口部16を設けたが、実施の形態2では乗場壁に開口部20が設けられている。開口部20は、乗場出入口の上方に配置されており、乗場と昇降路1内とを連通している。開口量調整装置17は、開口部20内に設けられている。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ装置では、乗場壁に開口部20を設けたので、三方枠18の意匠性が損なわれることがない。
実施の形態3.
次に、図7はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す概略の構成図である。実施の形態3では、4台のかご8が、1つの昇降路1内を昇降(並走)するようになっている。即ち、実施の形態3の昇降路1は、各かご8に対応する昇降路部分が横方向に互いに連通された空間である。各かご8の運行は、互いに独立して制御、又は群管理制御される。この場合、開閉制御部は、各号機のかご8がどの階に停止して、どの階の乗場ドア14が開放されたかに応じて、昇降路1全体における通気のバランスから、開口部16(又は開口部20)の開閉の要否を判定する。
次に、図7はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す概略の構成図である。実施の形態3では、4台のかご8が、1つの昇降路1内を昇降(並走)するようになっている。即ち、実施の形態3の昇降路1は、各かご8に対応する昇降路部分が横方向に互いに連通された空間である。各かご8の運行は、互いに独立して制御、又は群管理制御される。この場合、開閉制御部は、各号機のかご8がどの階に停止して、どの階の乗場ドア14が開放されたかに応じて、昇降路1全体における通気のバランスから、開口部16(又は開口部20)の開閉の要否を判定する。
例えば、全てのかご8が低層階で戸開状態であるならば、高層階の開口部16を開放する。しかし、1台のかご8が低層階で戸開状態、他の1台のかご8が高層階で戸開状態、残り2台のかご8が昇降中であれば、通気のバランスが保たれている可能性が高いため、各階の開口部16は閉鎖したままでよい。
このように、2台以上のかご8が1つの昇降路1を昇降する場合は、その昇降路1に臨む全ての号機の乗場ドア14の開放を監視し、開口部16の開閉状態を調整する必要がある。そのためには、全ての号機のインターロックスイッチ19からの検出信号が入力される開閉制御部が必要となる。
このようなエレベータ装置でも、インターロックスイッチ19からの検出信号を利用した簡単な構成により、突発的なドラフト騒音を抑制することができる。
なお、実施の形態3において、開口部16は、号機毎に設置する必要はなく、各階に1箇所設けるだけでもよい。
また、実施の形態3では2台以上のかご8が並走するエレベータ装置を示したが、この発明は、2台以上のかご8が、真上から見て同一箇所に配置されているタイプ、即ちワンシャフトマルチカー方式のエレベータ装置にも適用できる。
また、実施の形態3では2台以上のかご8が並走するエレベータ装置を示したが、この発明は、2台以上のかご8が、真上から見て同一箇所に配置されているタイプ、即ちワンシャフトマルチカー方式のエレベータ装置にも適用できる。
さらに、実施の形態1では、開閉制御部として、かご8の運行を制御するエレベータ制御装置5を用いたが、エレベータ制御装置5から独立した開閉制御部により開口部の開閉を制御してもよい。
さらにまた、上記の例では、全ての階に開口部16(又は開口部20)及び開口量調整装置17を設けたが、全ての階でなくてもよい。例えば、開口部を玄関階又は最下階と最上階とだけに設けて、玄関階又は最下階の乗場ドア14が開放されたときに最上階の開口部を開放し、最上階又は最上階付近の乗場ドア14が開放されときに玄関階又は最下階の開口部を開放してもよい。また、開口部を玄関階又は最下階だけに設けて、最上階又は最上階付近の乗場ドア14が開放されときに開口部を開放するという制御のみを実施してもよい。
また、上記の例では、乗場ドア開放検出部としてインターロックスイッチ19を示したが、インターロックスイッチ19とは別のスイッチ又はセンサを用いてもよい。
さらに、かご8の運行を制御するエレベータ制御装置5内でかご8がどの階に停止するかを判定し、その情報を乗場ドア14の開放検出に利用してもよい。即ち、エレベータ制御装置5内に乗場ドア開放検出部と開閉制御部とを設けてもよい。この場合、乗場ドア14の開放動作開始前に開口部を開くこともできる。
さらに、かご8の運行を制御するエレベータ制御装置5内でかご8がどの階に停止するかを判定し、その情報を乗場ドア14の開放検出に利用してもよい。即ち、エレベータ制御装置5内に乗場ドア開放検出部と開閉制御部とを設けてもよい。この場合、乗場ドア14の開放動作開始前に開口部を開くこともできる。
さらにまた、開閉装置は、開口量を調整するものではなく、単に開口部を開閉するものでもよい。
また、開口部の位置は上記の例に限定されるものではなく、例えば、三方枠の側枠の上端部、三方枠の側枠の下端部、又は乗場操作盤等に開口部を設けてもよい。
また、開口部の位置は上記の例に限定されるものではなく、例えば、三方枠の側枠の上端部、三方枠の側枠の下端部、又は乗場操作盤等に開口部を設けてもよい。
さらに、この発明は、例えば、機械室レスエレベータ、2:1ローピング方式のエレベータ装置、又はダブルデッキエレベータ等にも適用できる。
Claims (9)
- 昇降路内を昇降される少なくとも1台のかご、
複数階の乗場に設けられている複数の乗場ドア、
前記乗場ドアのうちの対応する乗場ドアの開放を検出する少なくとも1つの乗場ドア開放検出部、
乗場出入口以外で前記昇降路の内外を連通する少なくとも1つの開口部を開閉する少なくとも1つの開閉装置、及び
前記乗場ドア開放検出部からの検出信号に応じて、前記開閉装置により前記開口部を開閉する開閉制御部
を備えているエレベータ装置。 - 2つ以上の前記乗場ドア開放検出部により、2つ以上の階の前記乗場ドアの開放がそれぞれ検出され、
2つ以上の階の乗場と前記昇降路との間に前記開口部がそれぞれ設けられており、
前記開閉制御部は、いずれかの階の前記乗場ドアが開放されたことを検出すると、どの階の前記乗場ドアが開放されたかに応じて、どの階の前記開口部を開放するかを選択する請求項1記載のエレベータ装置。 - 前記開閉制御部は、全ての階の前記乗場ドアが閉鎖されているときに、全ての前記開口部を閉鎖する請求項2記載のエレベータ装置。
- 前記開閉制御部は、最下階の前記乗場ドアが開放されたときに、最上階の前記開口部を開放する請求項2又は請求項3に記載のエレベータ装置。
- 前記開閉制御部は、最上階の前記乗場ドアが開放されたときに、最下階又は玄関階の前記開口部を開放する請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載のエレベータ装置。
- 前記乗場ドア開放検出部は、インターロックスイッチである請求項1から5のいずれか1項に記載のエレベータ装置。
- 乗場出入口には、三方枠が設けられており、
前記開口部は、前記三方枠に設けられている請求項1から6のいずれか1項に記載のエレベータ装置。 - 前記開口部は、乗場壁に設けられている請求項1から6のいずれか1項に記載のエレベータ装置。
- 2台以上の前記かごが、1つの前記昇降路内を昇降するようになっており、
前記開閉制御部は、前記昇降路に臨む全ての号機の前記乗場ドアの開放を監視する請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のエレベータ装置。
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