JP2015024897A - エレベータの昇降路装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エレベータの昇降路の水平断面積を変更せずに、効果的に乗りかごと昇降路の間の空気の流れ速度を低減することで乗りかごに作用する騒音を抑制するエレベータの昇降路装置を提供することにある。
【解決手段】少なくともの2つの昇降路の間を互いに接続通路で接続すると共に、この接続通路に少なくとも1つ以上の送風装置を設置し、乗りかごの移動方向に応じて送風装置の送風方向を変更するようにした。昇降路内に通風ダクトを備えないので昇降路の水平断面積を変更せずとも良く、また、乗りかごの移動に応じて乗りかごの進行方向前側、或いは進行方向後側の圧力を送風装置で調整できるので、効果的に乗りかごと昇降路の間の空気の流れ速度を低減して乗りかごに作用する騒音を抑制することがきる。
【選択図】図3
【解決手段】少なくともの2つの昇降路の間を互いに接続通路で接続すると共に、この接続通路に少なくとも1つ以上の送風装置を設置し、乗りかごの移動方向に応じて送風装置の送風方向を変更するようにした。昇降路内に通風ダクトを備えないので昇降路の水平断面積を変更せずとも良く、また、乗りかごの移動に応じて乗りかごの進行方向前側、或いは進行方向後側の圧力を送風装置で調整できるので、効果的に乗りかごと昇降路の間の空気の流れ速度を低減して乗りかごに作用する騒音を抑制することがきる。
【選択図】図3
Description
本発明はエレベータの乗りかごを設置する昇降路装置に係り、特に昇降路に発生する騒音を低減するエレベータの昇降路装置に関するものである。
一般に、エレベータにおいては、建築物に形成された昇降路内に乗りかごとこれとほぼ同等の質量を持つ釣合錘が設けられており、これら乗りかごと釣合錘は主索で連結されている。昇降路の上部の機械室には巻上機が設けられ、この巻上機に主索が巻き掛けられ、この主索を介して乗りかご及び釣合錘が昇降路内に吊り下げられ、巻上機を制御装置で制御することにより乗りかご及び釣合錘が昇降路内で昇降するものである。
そして、乗りかごが下降移動するときには、乗りかごに押されてその下方側の圧力が上昇すると共に乗りかごの上方側の圧力が低下し、この圧力差で乗りかごの下方側の空気が乗りかごの周壁面と昇降路の内壁面との間の隙間を通って乗りかごの上方側に流通する。逆に、乗りかごが上昇移動するときには、乗りかごの上方側の圧力が上昇して乗りかごの下方側の圧力が低下する。この圧力差で乗りかごの上方側の空気が乗りかごの周壁面と昇降路の内壁面との間の隙間を通って乗りかごの下方側に流通する。このような空気の流れによる風は、乗りかごの移動方向とは逆の方向に流れ、このため乗りかごに対して相対的に大きい風速で流通し、この風速の大きな風が騒音となって乗りかご内に伝わり、乗りかご内の乗客に対して不快感を与えてしまうようになる。
このような騒音を低減するために、例えば特開2006−124142号公報(特許文献1)には、エレベータの昇降路内に昇降路の上下を繋ぐ通気ダクトを設けると共に、この通気ダクト内に送風機構を設け、乗りかごが下降移動する際には、送風機構により乗りかごの下方側の空気の一部を通気ダクトに通して乗りかごの上方側に送り、乗りかごが上昇移動する際には、乗りかごの上方側の空気の一部を通気ダクトに通して乗りかごの下方側に送り、これにより乗りかごの周壁面と昇降路の内壁面との間の隙間を通る空気の流れ速度を低減して騒音の発生を抑えるという技術が記載されている。
ところで、乗りかごと昇降路の間を通る空気の流れ速度は、エレベータの乗りかごの速度と、昇降路と乗りかごの間の隙間、或いは乗りかごの水平断面積が昇降路面積に占める占有面積の割合に応じておよそ決まるものである。そして、乗りかごに生じる走行時の乗りかご内の騒音は、空気の流れ速度の増加に応じて大きくなる。
一方で、建築物の所有者は、その建築物のレンタブル比(延べ面積に対する賃貸可能面積と収益部分の床面積の割合)を大きくして床面積をできるだけ有効活用するため、エレベータの昇降路に割り当てる面積の割合は総じて小さくなる傾向にある。昇降路の水平断面積を小さくしたエレベータほどレンタブル比が大きくなり、建築物の所有者にとっては建築物の資源を有効に活用できるものである。
特許文献1に記載されているようなエレベータにおいては、乗りかごの移動に伴って生じる乗りかご周囲に流通する空気の相対的な速度を低減して、乗りかごに作用する騒音を抑制することができるものである。
しかしながら、この特許文献1においては、仮に昇降路の水平断面積を一定とした場合、昇降路の上下を繋ぐ通風ダクトを設置するため、乗りかごと昇降路内の隙間寸法がかなり小さくなって、乗りかごと昇降路の間に流れる通風ダクトを通らない空気の速度が大きくなって騒音を増大させるようになる。
また、通風ダクトを設けた分だけ乗りかごが通過する水平断面積が小さくなるため、昇降路と乗りかごの間の隙間を大きくして空気の速度を低減しようとすると、昇降路の水平断面積を変えない場合は乗りかごの大きさを小さくして対応するか、或いは乗りかごの大きさを変えない場合は昇降路の水平断面積を大きくして対応するといった方法が考えられる。このように、乗りかご内の騒音を低減するために昇降路の水平断面積を大きくするには限度があり、いずれも乗りかごや昇降路の大幅な改造が必要となり現実的な対応方法ではないものである。
したがって、乗りかごや昇降路の大幅な改造を必要としないで、乗りかごの周囲を流れる空気の速度を低減できる対応方法が求められていた。
本発明の目的は、エレベータの昇降路の水平断面積を変更せずに、効果的に乗りかごと昇降路の間の空気の流れ速度を低減することで乗りかごに作用する騒音を抑制するエレベータの昇降路装置を提供することにある。
本発明の特徴は、少なくともの2つの昇降路の間を互いに接続通路で接続すると共に、この接続通路に少なくとも1つ以上の送風装置を設置し、乗りかごの移動方向に応じて送風装置の送風方向を変更するようにした、ところにある。
本発明によれば、昇降路内に通風ダクトを備えないので昇降路の水平断面積を変更せずとも良く、また、乗りかごの移動に応じて乗りかごの進行方向前側、或いは進行方向後側、或いは両方向側の圧力を送風装置で調整できるので、効果的に乗りかごと昇降路の間の空気の流れ速度を低減して乗りかごに作用する騒音を抑制することがきる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。
図1は本発明の第1の実施形態になるエレベータの昇降路装置の水平断面を示したものであり、1つの昇降路に1つの乗りかごを配置した単独昇降路の例を示している。
図1において、エレベータの第1の昇降路1Aには乗りかご2Aと釣合錘3Aが上下に昇降可能に配置されている。乗りかご2Aと釣合錘3Aとは主索によって繋がれており、この主索を巻上機によって巻き上げて乗りかご2Aと釣合錘3Aを上下に昇降させるものである。また、巻上機は図示しない制御装置によって制御されている。昇降路1Aの壁面には乗りかご2Aの動きを案内するガイドレール4Aと、釣合錘3Aの動きを案内するガイドレール5Aとが固定されている。
同様に、エレベータの第2の昇降路1Bには乗りかご2Bと釣合錘3Bが上下に昇降可能に配置されている。乗りかご2Bと釣合錘3Bとは主索によって繋がれており、この主索を巻上機によって巻き上げて乗りかご2Bと釣合錘3Bを上下に昇降させるものである。また、巻上機は図示しない制御装置によって制御されている。昇降路1Bの壁面には乗りかご2Bの動きを案内するガイドレール4Bと、釣合錘3Bの動きを案内するガイドレール5Bとが固定されている。
エレベータでは乗りかご2A、2Bを上下に昇降作動する場合に、乗りかご2A、2B及び釣合錘3A、3Bの占有断面積に対する昇降路の水平断面積の占有率と、乗りかご3A、3Bの移動速度に依存して昇降路1A、1Bに所定の速度を有した空気の流れが発生する。この空気の流れは乗りかごの移動方向とは逆の方向に流れ、乗りかごに対して相対的に速い速度で流れるので、結果的に大きな騒音となって乗りかご内に伝わり、乗りかご内の乗客に対して不快感を与えてしまうようになる。一般に、乗りかご3A、3Bに作用する騒音は、乗りかご3A、3Bの周囲を通過する空気の流れ速度の6乗に比例して大きくなることが知られており、乗りかご3A、3Bの周囲を通過する空気の流れ速度の増大に伴う騒音の低減が必要である。
このような騒音を低減するため本実施例においては、第1の昇降路1Aと第2の昇降路1Bとの間を所定の通路断面積を備えた接続通路6によって接続する構成としている。この接続通路6は乗りかご2A、2Bの移動行程の最高位置より高い位置、或いは最低位置より低い位置で各昇降路1A、1Bを接続している。本実施例では乗りかご2A、2Bの移動行程の最高位置より高い位置で接続した接続通路6を使用している。この接続通路6は建築物の階床の間の空間を利用して設けることができるものである。
接続通路6には送風機7が備え付けられており、昇降路1Aと昇降路1Bとの間で空気の移動を積極的に行うことで、昇降路1Aと昇降路1Bの圧力を調整することができるようになっている。送風装置7は一対の電動送風機7A、7Bより構成されており、図示しない制御装置によってその回転が制御されるように構成されている。電動送風機7A、7Bは一方向に空気を供給する方式なので2台使用しているが、双方向に空気を供給できる送風機を使用すれば1台で良いものである。
このような構成において、次にその動作について説明する。例えば、第1の昇降路1Aに配設された乗りかご2Aが下降移動するときには、乗りかご2Aに押されてその下方側の圧力が上昇すると共に乗りかご2Aの上方側の圧力が低下し、この圧力差で乗りかご2Aの下方側の空気が乗りかご2Aの周壁面と昇降路1Aの内壁面との間の隙間を通って乗りかご2Aの上方側に移動する。したがって、この圧力差を小さくできれば乗りかご2Aの周囲を通過する空気の速度を低減できるものである。
本実施例では、制御装置によって乗りかご2Aの移動方向が判別できるので、電動送風機7Aを駆動して昇降路1Bから空気を吸引し、昇降路1Aに配設された乗りかご2Aの上方側の昇降路1A(圧力が低下している)に昇降路1Bからの空気を供給するようにしている。これによって、乗りかご2Aの上方側の昇降路1Aの圧力が上昇することで、乗りかご2Aの前後の圧力差が小さくなり、乗りかご2Aの周囲を通る空気の流れ速度を低減することができるようになる。
逆に、乗りかご2Aが上昇移動するときには、乗りかご2Aに押されてその上方側の圧力が上昇すると共に乗りかご2Aの下方側の圧力が低下し、この圧力差で乗りかご2Aの上方側の空気が乗りかご2Aの周壁面と昇降路1Aの内壁面との間の隙間を通って乗りかご2Aの下方側に移動する。
このため、電動送風機7Bを駆動して昇降路1Aから空気を吸引し、昇降路1Aに配設された乗りかご2Aの上方側の昇降路1A(圧力が上昇している)から昇降路1Bに空気を供給するようにしている。これによって、乗りかご2Aの上方側の昇降路1Aの圧力が低下することで、乗りかご2Aの前後(乗りかご2Aの上下)の圧力差が小さくなり、乗りかご2Aの周囲を通る空気の流れ速度を低減することができるようになる。
同様に、第2の昇降路1Bに配設した乗りかご2Bが下降移動する場合は、電動送風機7Bを駆動して昇降路1Aから空気を吸引し、昇降路1Bに配設された乗りかご2Bの上方側の昇降路1B8圧力が低下している)に昇降路1Aからの空気を供給するようにすれば良いものである。逆に、第2の昇降路1Bに配設した乗りかご2Bが上昇移動する場合は、電動送風機7Aを駆動して昇降路1Bから空気を吸引し、昇降路1Bに配設された乗りかご2Bの上方側の昇降路1B(圧力が上昇している)から昇降路1Aに空気を供給すれば良いものである。
ここで、第1の乗りかご2Aと第2の乗りかご2Bとが共に同じ方向に移動している場合は、第1の昇降路1Aと第2の昇降路1Bの内部の圧力の挙動は同じ傾向を示すので、この場合は制御装置によって送風装置7の作動を停止して接続通路7の上述した機能を停止することも可能である。更に、第1の昇降路1Aと第2の昇降路1Bの内部の圧力を逆の圧力傾向となるように、制御装置によって第1の乗りかご2Aと第2の乗りかご2Bの移動方向を逆に制御することも可能である。
このように、本実施例によれば、昇降路内に通風ダクトを備えないので昇降路の水平断面積を変更せずとも良く、また、乗りかごの移動に応じて乗りかごの進行方向前側(上昇時は乗りかごより上、下降時は乗りかごより下)、或いは進行方向後側(上昇時は乗りかごより下、下降時は乗りかごより上)の圧力を送風装置で調整できるので、効果的に乗りかごと昇降路の間の空気の流れ速度を低減して乗りかごに作用する騒音を抑制することがきる。
次に本発明の第2の実施形態について説明するが、本実施形態は第1の実施形態に比べて1つの昇降路に2つの乗りかごが配設されている、いわゆる併設昇降路を採用している点で異なっている。その他の構成は第1の実施形態と同じであり、その作用、効果も同様である。
図2において、エレベータの第1の昇降路1Aには乗りかご2A−1、2A−2と釣合錘3A−1、3A−2が上下に昇降可能に配置されている。乗りかご2A−1、2A−2とこれに対応する釣合錘3A−1、3A−2の夫々は主索によって繋がれており、この主索を巻上機によって巻き上げて乗りかご2A−1、2A−2と釣合錘3A−1、3A−2を上下に昇降させるものである。また、巻上機は図示しない制御装置によって制御されている。昇降路1Aの壁面には乗りかご2A−1、2A−2の動きを案内するガイドレール4A−1、4A−2と、釣合錘3A−1、3A−2の動きを案内するガイドレール5A−1、5A−2とが固定されている。
同様に、第1の昇降路1Bには乗りかご2B−1、2B−2と釣合錘3B−1、3B−2が上下に昇降可能に配置されている。乗りかご2B−1、2B−2とこれに対応する釣合錘3B−1、3B−2の夫々は主索によって繋がれており、この主索を巻上機によって巻き上げて乗りかご2B−1、2B−2と釣合錘3B−1、3B−2を上下に昇降させるものである。また、巻上機は図示しない制御装置によって制御されている。昇降路1Bの壁面には乗りかご2B−1、2B−2の動きを案内するガイドレール4B−1、4B−2と、釣合錘3B−1、3B−2の動きを案内するガイドレール5B−1、5B−2とが固定されている。
そして、実施例1と同様に第1の昇降路1Aと第2の昇降路1Bとの間を所定の通路断面積を備えた接続通路6によって接続されている。この接続通路6は本実施例では乗りかご3A、3Bの移動行程の最高位置より高い位置で接続した接続通路6を使用している。
接続通路6には送風機7が備え付けられており、昇降路1Aと昇降路1Bとの間で空気の移動を積極的に行うことで、昇降路1Aと昇降路1Bの圧力を調整することができるようになっている。送風機7は一対の電動送風機7A、7Bより構成されており、図示しない制御装置によってその回転が制御されるように構成されている。
このような、エレベータの昇降路装置においての動作は実施例1と同様なので説明は省略する。ただ、実施例1が1つの昇降路に1つの乗りかごを配置した単独昇降路であるのに対し、本実施例は1つの昇降路に2つの乗りかごが配設した併設昇降路である点で異なっている。
単独昇降路の場合においては、近接する2つの昇降路1A、1Bに設置する乗りかご2A、2Bが同方向に移動した場合には、実施例1で説明したように接続通路6の機能を停止させる必要性が出てくる場合もある。
しかしながら、本実施例のように併設昇降路1A、1Bを使用すると、第1の昇降路1Aの夫々の乗りかご2A−1、2A−2と、第2の昇降路1Bの夫々の乗りかご2B−1、2B−2とが同時に同方向に移動する頻度は少ないので、昇降路1Aと昇降路1Bの内部の圧力の挙動は少なからず逆の特性を示す傾向になり、これによって実施例1で説明したように接続通路6の機能を停止させる必要性が少なくなるものである。
尚、実施例1及び実施例2では、乗りかごに作用する騒音の低減効果を説明したが、昇降路に発生する騒音を低減するため、エレベータの出入口前や隣接居室の騒音を低減できる効果も期待できるものである。更に、このような効果は次に示す実施例においても期待できるものである。
このように、本実施例によれば、昇降路内に通風ダクトを備えないので昇降路の水平断面積を変更せずとも良く、また、乗りかごの移動に応じて乗りかごの進行方向前側(上昇時は乗りかごより上、下降時は乗りかごより下)、或いは進行方向後側(上昇時は乗りかごより下、下降時は乗りかごより上)の圧力を送風装置で調整できるので、効果的に乗りかごと昇降路の間の空気の流れ速度を低減して乗りかごに作用する騒音を抑制することがきる。
次に本発明の第3の実施形態について説明するが、本実施形態は第1の実施形態に比べて、接続通路6に設けた一対の電動送風機7Aと電動送風機7Bを離間して配置し、この間を外部に連通する開口部を設けた点で異なっている。その他の構成は第1の実施形態と同じである。但し、本実施例では外部に繋がる開口部を設けているため、各昇降路の乗りかごが同方向に移動しても電動送風機7A、7Bによる圧力調整が可能である。
図3に示すように、接続通路6には外部に繋がる開口部8が設けられており、この開口部8と昇降路1Aの間の接続通路6には第1の電動送風機7Aが設けられ、同様に、開口部8と昇降路1Bの間の接続通路6には第2の電動送風機7Bが設けられている。
このような構成において、次にその動作について説明する。例えば、第1の昇降路1Aに配設された乗りかご2Aが下降移動するときには、乗りかご2Aに押されてその下方側の圧力が上昇すると共に乗りかご2Aの上方側の圧力が低下し、この圧力差で乗りかごの下方側の空気が乗りかご2Aの周壁面と昇降路1Aの内壁面との間の隙間を通って乗りかご2Aの上方側に移動する。
上述したように、制御装置によって乗りかご2Aの移動方向が判別できるので、電動送風機7Aを駆動して開口部8によって外部からから空気を吸引し、昇降路1Aに配設された乗りかご2Aの上方側の昇降路1Aに外部からの空気を供給するようにしている。これによって、乗りかご2Aの上方側の昇降路1Aの圧力が上昇することで、昇降路1A内の乗りかご2Aの前後の圧力差が小さくなり、乗りかご2Aの周囲を通る空気の流れ速度を低減することができるようになる。
逆に、乗りかご2Aが上昇移動するときには、乗りかご2Aに押されてその上方側の圧力が上昇すると共に乗りかご2Aの下方側の圧力が低下し、この圧力差で乗りかごの上方側の空気が乗りかご2Aの周壁面と昇降路の内壁面との間の隙間を通って乗りかご2Aの下方側に移動する。
このため、電動送風機7Aを駆動して乗りかご2Aの上方側の昇降路1Aからから空気を吸引し、開口部8を介して外部に空気を排出するようにしている。これによって、乗りかご2Aの上方側の昇降路1Aの圧力が低下することで、昇降路1A内の乗りかご2Aの前後の圧力差が小さくなり、乗りかご2Aの周囲を通る空気の流れ速度を低減することができるようになる。
同様に、第2の昇降路1Bに配設した乗りかご2Bが下降移動する場合は、電動送風機7Bを駆動して乗りかご2Bの上方側の昇降路1Bに開口部8を介して外部からの空気を供給するようにすれば良いものである。逆に、第2の昇降路1Bに配設した乗りかご2Bが上昇移動する場合は、電動送風機7Bを駆動して昇降路1Bから空気を吸引して開口部8を介して外部に空気を排出すれば良いものである。
ここで、電動送風機7A、7Bは正転と逆転が可能な電動機を使用し、また送風ファンも正方向と逆方向に空気を送り出すファンを使用している。
このような構成を採用することによって、各昇降路1A、1Bの乗りかご2A、2Bの移動方向に関係なく、各乗りかご2A、2Bの上側の昇降路の圧力を調整することが可能となるものである。したがって、実施例1のように、乗りかご2Aと乗りかご2Bとが共に同じ方向に移動している場合に制御装置によって送風機の7の作動を停止して接続通路7の上述した機能を停止する必要もなくなるものである。
このように、本実施例によれば、昇降路内に通風ダクトを備えないので昇降路の水平断面積を変更せずとも良く、また、乗りかごの移動に応じて乗りかごの進行方向前側(上昇時は乗りかごより上、下降時は乗りかごより下)、或いは進行方向後側(上昇時は乗りかごより下、下降時は乗りかごより上)の圧力を送風装置で調整できるので、効果的に乗りかごと昇降路の間の空気の流れ速度を低減して乗りかごに作用する騒音を抑制することがきる。
次に本発明の第4の実施形態について説明するが、本実施形態は上述した実施形態に比べて、接続通路6の他に乗りかご2A、2Bの移動行程の最底位置より低い位置で接続した第2の接続通路を設けた点で異なっている。この構成によれば乗りかごの前後の圧力を更に積極的に調整することができるものである。
図4はエレベータの昇降路装置の縦断面を示しており、エレベータは、第1の昇降路1Aと第2の昇降路1Bに設置した乗りかご2A、2Bと、その乗りかご2A、2Bを主索9A、9Bを介して駆動する機械室10A、10Bに設置された巻上機11A、11Bと、巻上機11A、11Bを介してつるべ式に懸垂された釣合錘3A、3Bと、乗りかご2A、2Bの下部と釣合錘3A、3Bを連結して巻上機11A、11Bのアンバランスを補償するコンペンロープ12A、12Bと、コンペンロープ12A、12Bに張力を与えて安定した動作を行わせるコンペンプーリ13A、13Bと、コンペンプーリ13A、13Bの上下方向の動きを緩衝する減衰手段等から構成されている。尚、巻上機11A、11Bの制御は機械室10A、10Bに設けた制御装置17A、17Bによって制御される。
そして、本実施例では上述した各実施例に設けた接続通路6とは別に、乗りかご2A、2Bの移動行程の最底位置より低い位置で接続した第2の接続通路14を設け、更にこの接続通路14に電動送風機15A、15Bを設けた構成としている。したがって、上側の接続通路6は乗りかご2A、2Bの上側の昇降路1A、1Bを接続し、下側の接続通路14は乗りかご2A、2Bの下側の昇降路1A、1Bを接続することになる。乗りかご2A、2Bの上側と下側では圧力の変化は逆の傾向となるので、上側の接続通路6の電動送風機7A、7Bと、下側の接続通路14の電動送風機15A、15Bの動作も逆のものとなる。
例えば、実施例1と同じ構成であると次のような動作を行うことになる。今、第1の昇降路1Aに配設された乗りかご2Aが下降移動するときには、乗りかご2Aに押されてその下方側の圧力が上昇すると共に乗りかご2Aの上方側の圧力が低下し、この圧力差で乗りかご2Aの下方側の空気が乗りかご2Aの周壁面と昇降路1Aの内壁面との間の隙間を通って乗りかご2Aの上方側に移動する。
乗りかご2Aの移動によって上側の圧力は低下するので制御装置17Aによって電動送風機7Aを駆動して昇降路1Bから空気を吸引し、乗りかご2Aの上方側の昇降路1Aに昇降路1Bからの空気を供給するようにしている。これによって、乗りかご2Aの上方側の昇降路1Aの圧力が上昇する。
一方、乗りかご2Aの移動によって下側の圧力は上昇するので電動送風機15Bを駆動して昇降路1Aから空気を吸引し、乗りかご2Aの下方側の昇降路1Aから昇降路1Bに空気を排出するようにしている。これによって、乗りかご2Aの下方側の昇降路1Aの圧力が低下し、昇降路1A内の乗りかご2Aの前後の圧力差が小さくなり、乗りかご2Aの周囲を通る空気の流れ速度を低減することができるようになる。
逆に、乗りかご2Aが上昇移動するときには、乗りかご2Aに押されてその上方側の圧力が上昇すると共に乗りかご2Aの下方側の圧力が低下し、この圧力差で乗りかご2Aの上方側の空気が乗りかご2Aの周壁面と昇降路1Aの内壁面との間の隙間を通って乗りかご2Aの下方側に移動する。
したがって、乗りかご2Aの上側の圧力は上昇するので電動送風機7Bを駆動して乗りかご2Aの上方側の昇降路1Aから昇降路1Bに空気を排出するようにしている。これによって、乗りかご2Aの上方側の昇降路1Aの圧力が低下する。
一方、乗りかご2Aの下側の圧力は低下するので電動送風機15Aを駆動して昇降路1Bから空気を吸引し、乗りかご2Aの下方側の昇降路1Aに昇降路1Bから空気を吸引するようにしている。これによって、乗りかご2Aの下方側の昇降路1Aの圧力が上昇し、昇降路1A内の乗りかご2Aの前後の圧力差が小さくなり、乗りかご2Aの周囲を通る空気の流れ速度を低減することができるようになる。第2の昇降路1Bについても同様の作動を行い、その作用、効果も同様のものである。
このように、上側の接続通路6と下側の接続通路14に配置された電動送風機7A、7B、15A、15Bを乗りかご2Aの移動方向に応じて制御することで、乗りかご2Aの上側と下側の圧力を近づけることができ、これによって乗りかご2Aの周囲を流れる空気の相対速度を低減できて騒音を抑制できるようになるものである。理想的には乗りかご2Aの上側と下側の圧力を同じ程度に調整できれば、騒音の大きさは乗りかご2Aの移動速度だけによって決まるようになるので、騒音を可及的に低減できるようになる。このためには乗りかご2Aの上側と下側の昇降路1Aの圧力を検出して、これらの圧力が近づくように電動送風機7A、7Bと電動送風機15A、15Bの回転を制御することで圧力調整が可能となる。
このように、本実施例によれば、昇降路内に通風ダクトを備えないので昇降路の水平断面積を変更せずとも良く、また、乗りかごの移動に応じて乗りかごの進行方向前側と進行方向後側の圧力を送風装置で積極的に調整できるので、効果的に乗りかごと昇降路の間の空気の流れ速度を低減して乗りかごに作用する騒音を抑制することがきる。
図4にあるように、上側の接続通路6と上側の接続通路14には実施例3にあるような開口部8と開口部16を設けることができる。このような開口部8、16を設けると各昇降路1A、1Bの乗りかご2A、2Bの移動方向に無関係に圧力調整が可能となる。電動送風機7A、7B、15A、15Bは正転と逆転が可能な電動機を使用し、また送風ファンも正方向と逆方向に空気を送り出すファンを使用している。
上述したように、制御装置によって乗りかご2Aの移動方向が判別できるので、乗りかご2Aが下降移動している場合では、電動送風機7Aを駆動して開口部8によって外部から空気を吸引し、乗りかご2Aの上方側の昇降路1Aに外部からの空気を供給するようにしている。これによって、乗りかご2Aの上方側の昇降路1Aの圧力が上昇する。一方、乗りかご2Aの下側の圧力は上昇するので電動送風機15Aを駆動して昇降路1Aから空気を吸引し、乗りかご2Aの下方側の昇降路1Aから開口部16を介して外部に空気を排出することで、乗りかご2Aの下方側の昇降路1Aの圧力が低下する。このような圧力調整によって昇降路1A内の乗りかご2Aの前後(乗りかご2Aの上下)の圧力差が小さくなり、乗りかご2Aの周囲を通る空気の流れ速度を低減することができるようになる。
逆に、乗りかご2Aが上昇移動している場合は、電動送風機7Aを駆動して昇降路1Aから空気を吸引し、乗りかご2Aの上方側の昇降路1Aから開口部8を介して外部に空気を排出するようにしている。これによって、乗りかご2Aの上方側の昇降路1Aの圧力が低下する。一方、乗りかご2Aの下側の圧力は低下するので電動送風機15Aを駆動して開口部16から外部の空気を吸引して、乗りかご2Aの下方側の昇降路に外部の空気を供給することで、乗りかご2Aの下方側の昇降路1Aの圧力が上昇する。このような圧力調整によって昇降路1A内の乗りかご2Aの前後(乗りかご2Aの上下)の圧力差が小さくなり、乗りかご2Aの周囲を通る空気の流れ速度を低減することができるようになる。第2の昇降路1Bについても同様の作動を行い、その作用、効果も同様のものである。
このような構成を採用することによって、各昇降路1A、1Bの乗りかご2A、2Bの移動方向に関係なく、各乗りかご2A、2Bの上側の昇降路の圧力を調整することが可能となるものである。したがって、乗りかご2Aと乗りかご2Bとが共に同じ方向に移動している場合に制御装置によって送風機の7の作動を停止して接続通路7の上述した機能を停止する必要もなくなるものである。
このように、本実施例によれば、昇降路内に通風ダクトを備えないので昇降路の水平断面積を変更せずとも良く、また、乗りかごの移動に応じて乗りかごの進行方向前側(上昇時は乗りかごより上、下降時は乗りかごより下)と進行方向後側(上昇時は乗りかごより下、下降時は乗りかごより上)の圧力を送風装置で積極的に調整できるので、効果的に乗りかごと昇降路の間の空気の流れ速度を低減して乗りかごに作用する騒音を抑制することがきる。
次に本発明の第5の実施形態について説明するが、本実施形態は上述した実施形態に採用されている接続通路6、14の配置位置を特定したものである。上述した実施形態では接続通路6、14は階床間の空間に配置していたが、本実施形態では機械室、及びピットを使用する形態を特徴としている。
図5において、各昇降路1A、1Bの頂部には共用機械室18が設けられており、この共用機械室18は昇降路1Aと昇降路1Bの頂部空間を接続するように構成されている。昇降路1Aと供用機械室18は接続開口によって接続され、この部分に電動送風機7Aが設けられている。また、同様に昇降路1Bと共用機械室18は接続開口によって接続され、この部分に電動送風機7Bが設けられている。この共用機械室18は接続通路6に該当するものである。
また、各昇降路1A、1Bの底部には共用ピット19が設けられており、この共用ピット19は昇降路1Aと昇降路1Bの底部空間を接続するように構成されている。昇降路1Aと供用ピット19は接続開口によって接続され、この部分に電動送風機15Aが設けられている。また、同様に昇降路1Bと共用ピット19は接続開口によって接続され、この部分に電動送風機15Bが設けられている。この共用ピット19は接続通路14に該当するものである。
この構成になる昇降路装置は、実質的に図4に示す実施形態とその動作や作用、効果は実質的に同じであるので、その詳細な説明は省略する。ただ、このような構成によれば、既存の機械室やピットを用いることができるので工事が簡単になる、工期が短縮できるといった新たな作用、効果を得ることができる。
最後に、実施例1乃至実施例4に示す接続通路6、14の配置場所等について説明する。図6及び図7にあるように、エレベータの乗り場には乗り場ドア20を設置しており、その天井21と天井21の直上階の床面22の間には、いわゆる天井裏のような空間が設けられている。したがって、この空間に接続通路6、14を配置することができる。そして、この接続通路6、14には電動送風機7A、7B(図示していないが電動送風機15A、15Bも含む))が設けられている。尚、図7にある送風機7A、7Bは実施例3に示したものであって、開口部8に送風機7A、7Bを取り付けたものである。この開口部8はエレベータの乗場上部に開放されるようになっているが、これに限らず任意のところに開放することが可能である。
本発明を総括すると、本発明では少なくともの2つの昇降路の間を互いに接続通路で接続すると共に、この接続通路に少なくとも1つ以上の送風装置を設置し、乗りかごの移動方向に応じて送風装置の送風方向を変更するようにした。更に、昇降路と昇降路外部とを接続通路で接続すると共に、この接続通路に少なくとも1つ以上の送風装置を設置し、乗りかごの移動方向に応じて送風装置の送風方向を変更するようにした。
これによって、昇降路内に通風ダクトを備えないので昇降路の水平断面積を変更せずとも良く、また、乗りかごの移動に応じて乗りかごの進行方向前側(上昇時は乗りかごより上、下降時は乗りかごより下)、或いは進行方向後側(上昇時は乗りかごより下、下降時は乗りかごより上)の圧力を送風装置で調整できるので、効果的に乗りかごと昇降路の間の空気の流れ速度を低減して乗りかごに作用する騒音を抑制することがきるようになる。
1A、1B…昇降路、2A、2B乗りかご、3A,3B…釣合錘、4A、4B、5A、5B…ガイドレール、6…接続通路、7A、7B…電動送風機、8…開口部、14…接続通路、15A、15B…電動送風機、16…開口部、18…共用機械室、19…共用ピット。
Claims (8)
- 建築物に設けられた複数の昇降路に夫々乗りかごを配置して昇降移動させるエレベータに使用されるエレベータの昇降路装置において、
少なくとも2つの前記昇降路の間を互いに接続通路で接続すると共に、前記接続通路に少なくとも1つ以上の送風装置を設置し、前記乗りかごの移動方向に応じて前記送風装置の送風方向を変更するようにしたことを特徴とするエレベータの昇降路装置。 - 請求項1に記載のエレベータの昇降路装置において、
前記接続通路は外部に開口する開口部を備え、前記開口部と夫々の前記昇降路の間の前記接続通路に送風装置を設置し、前記乗りかごの移動方向に応じて前記送風装置の送風方向を変更するようにしたことを特徴とするエレベータの昇降路装置。 - 請求項1或いは請求項2のいずれかに記載のエレベータの昇降路装置において、
前記送風装置は、前記乗りかごの移動によって圧力が低下する前記昇降路に空気を供給してこの部分の圧力を上昇し、前記乗りかごの移動によって圧力が上昇する前記昇降路から空気を排出してこの部分の圧力を低下させることを特徴とするエレベータの昇降路装置。 - 請求項3に記載のエレベータの昇降路装置において、
前記接続通路は前記乗りかごの移動行程の最高位置より高い位置の昇降路と接続されていることを特徴とするエレベータの昇降路装置。 - 請求項3に記載のエレベータの昇降路装置において、
前記接続通路は、前記乗りかごの移動行程の最高位置より高い位置で前記昇降路と接続される第1の接続通路と、前記乗りかごの移動行程の最低位置より低い位置で前記昇降路と接続される第2の接続通路であることを特徴とするエレベータの昇降路装置。 - 請求項2に記載のエレベータの昇降路装置において、
前記送風装置は正方向と逆方向に空気を送り出す送風装置であることを特徴とするエレベータの昇降路装置。 - 請求項5に記載のエレベータの昇降路装置において、
前記第1の接続通路は複数の前記昇降路の頂部に設けた共用の機械室であり、前記第2の接続通路は複数の前記昇降路の底部に設けた共用のピットであることを特徴とするエレベータの昇降路装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のエレベータの昇降路装置において、
前記接続通路は階床間の空間に配置されていることを特徴とするエレベータの昇降路装置。
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