JPH0517819U - 車両用灯具のバルブソケツト嵌合構造 - Google Patents

車両用灯具のバルブソケツト嵌合構造

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JPH0517819U
JPH0517819U JP7247891U JP7247891U JPH0517819U JP H0517819 U JPH0517819 U JP H0517819U JP 7247891 U JP7247891 U JP 7247891U JP 7247891 U JP7247891 U JP 7247891U JP H0517819 U JPH0517819 U JP H0517819U
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JP
Japan
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bayonet pin
fitting hole
bayonet
lamp
valve socket
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Pending
Application number
JP7247891U
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English (en)
Inventor
孝 寺山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の灯具に設けられた嵌合孔に、複数箇所
にバヨネットピンが設けられたバルブソケットを取付け
るバルブソケット嵌合構造においては、前記嵌合孔とバ
ルブソケットとに製造誤差を勘案したガタ(クリアラン
ス)を設けざるを得ないものとなり、このガタにより電
球の取付位置に誤差を生じて配光特性が損じられる問題
点を生ずる。 【構成】 嵌合孔1の灯具10内面側の周縁にはバヨネ
ットピン22の先端に略直交し且つ嵌合孔1の中心から
の距離をバヨネットピン22の取付位置への回転方向に
沿い次第に減少させ取付位置の近傍ではバヨネットピン
22の先端に当接する立上壁3を夫々のバヨネットピン
に対応して設けることで、バヨネットピン22の先端と
立上壁3とでバルブソケット20を正しい位置に取付け
られるものとして課題を解決する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用灯具に関するものであり、詳細にはこの灯具にバルブソケット で電球を取付けるときの嵌合構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の車両用灯具90におけるバルブソケット20の嵌合構造を最も 普遍的に使用されているウエッジベースソケットの例で示すものが図3であり、 バルブソケット20のウエッジベース電球(図示は省略する)を挿着するソケッ ト部21の外壁には3箇所にバヨネットピン22が設けられるものとされ、これ に対する車両用灯具90側には前記バヨネットピン22を通過させる逃孔部91 aを有する嵌合孔91が設けられ、前記車両用灯具90にバルブソケット20を 取付けるときには前記逃孔部91aにバヨネットピン22を位置合わせした状態 で嵌合孔91にバルブソケット20を挿入し、その後に時計方向に回転させるこ とで行うものとされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記バルブソケット20の製作上において許容誤差が必要であ り、また、前記嵌合孔91の側においても車両用灯具90の成形条件などにより 許容誤差が必要となり、これにより前記バルブソケット20と嵌合孔91とには かなりのガタ(クリアランス)を生じ、このバルブソケット20に取付けた前記 ウエッジベース電球を車両用灯具90の焦点の位置に取付けようとするときには 、前記したガタにより正しい位置への取付けが困難となり、配光特性が損なわれ ると云う問題点を生ずるものとなる。 また、このクリアランスを無くしてしまうとバルブソケット20の取付時に取 付不能となるものを生じたり、あるいは回転が著しく固くなり取付が困難となる などの問題点を生じ、これらの点の解決が課題とされるものとなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記した従来の課題を解決するための具体的な手段として、灯具に設 けられた嵌合孔に、複数箇所にバヨネットピンが設けられたバルブソケットで電 球が取付けられて成る車両用灯具のバルブソケット嵌合構造において、前記嵌合 孔の灯具内面側の周縁には前記バヨネットピンの先端に略直交し且つ前記嵌合孔 の中心からの距離を前記バヨネットピンの取付位置への回転方向に沿い次第に減 少させ前記取付位置の近傍では前記バヨネットピンの先端に当接する立上壁を夫 々のバヨネットピンに対応して設けたことを特徴とする車両用灯具のバルブソケ ット嵌合構造を提供することで、前記した従来の課題を解決するものである。
【0005】
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて詳細に説明する。 尚、理解を容易とするために従来例と同じ部分には同じ符号を付して説明し、 重複する部分については一部その説明を省略する。 図1、図2に符号10で示すものは車両用灯具(以下に灯具10と略称する) であり、この灯具10にバルブソケット20取付けのために設けられる嵌合構造 には、従来例と同様な逃孔部2を有する嵌合孔1が設けられ、この逃孔部2をバ ルブソケット20のバヨネットピン22を通過させるようにしてソケット部21 を嵌合孔1に挿入し、更に回転させることで取付を行うものである点は従来例の ものと全くに同様であるが、本考案により前記嵌合孔1の灯具10内面側の周縁 には例えば前記灯具10の肉厚を利用し彫込みを設けるなどの手段で立上壁3が 設けられるものとされ、この立上壁3によりバルブソケット20、即ち電球を灯 具10の所定位置に設定するものとされている。
【0006】 次いで、前記立上壁3について更に詳細に説明を行えば、この立上壁3は前記 バヨネットピン22の夫々にに対応して設けられるものであり、このことは即ち 、バヨネットピン22がバルブソケット20の三個所に設けられているものであ るならば、当然に立上壁3も三個所に設けられるものとなる。
【0007】 このときに、前記立上壁3は前記バヨネットピン22の先端に対して略直交す る方向として設けられるものとされ、且つ前記嵌合孔1の中心からの距離を前記 バルブソケット20の取付のための回転方向に向かうに従って次第に半径を減少 させるものとされ、前記した回転によりバヨネットピン22が所定の位置に至る ときには、この立上壁3は図2中に破線で示すように前記バヨネットピン22の 先端に当接するものとされている。
【0008】 尚、前記立上壁3の実際の形成に当たっては前記バヨネットピン22のバルブ ソケット20の中心からの長さでのクリアランス(寸法公差)が必要とされてい るものであるので、このクリアランスを考慮して在来の嵌合構造と比較してあま りに違和感を与えない範囲で前記した当接が行われるように調整する。
【0009】 尚、前記バルブソケット20も立上壁3も通常には樹脂部材で形成され、両者 が当接した後においても形成された部材の柔軟性により加えられる回転力の大き さによっては変形を生じて回転が持続され、所定の取付位置を越えることも生ず るので、所定位置の近傍にはストッパ4を設けるなどして、必要以上の過剰な回 転を生ずるのを防止する。
【0010】 次いで、上記の構成とした本考案の作用、効果について説明を行えば、先ず前 記バルブソケット20を嵌合孔1の挿入し、取付のための回転を行う過程で、前 記バヨネットピン22の先端と立上壁3との間隔は接近し、或る位置まで回転が 継続されると遂に両者、即ちバヨネットピン22の先端と立上壁3とは当接する ものとなる。
【0011】 このことは即ち、前記バルブソケット20の中心位置は立上壁3により規制さ れるものとなり、例えばバルブソケット20のソケット部21と嵌合孔1とにど のようなクリアランスが設けられていようとも図2に示すように両者の中心が一 致する取付が行われるものとなり、このバルブソケット20は製造誤差の量の多 少に係わらず全てのものが設計が行われた本来の位置に確実に設定されるものと なる。
【0012】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案により、嵌合孔の灯具内面側の周縁にはバヨネッ トピンの取付位置への回転方向に沿い次第に半径を減少させ前記取付位置の近傍 では前記バヨネットピンの先端に当接する立上壁を夫々のバヨネットピンに対応 して設けた車両用灯具のバルブソケット嵌合構造としたことで、前記バルブソケ ットを取付のための回転に伴い前記立上壁で自動的に芯が得られるものとして、 前記バルブソケットおよび嵌合孔に製造誤差の吸収のために設けられるクリアラ ンスが取付に影響を及ぼさないものとし、以て、車両用灯具に対する電球取付位 置を正確なものとして正確な配向特性が得られるものとし、この種の車両用灯具 の性能向上に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る車両用灯具のバルブソケット嵌
合構造の一実施例を示す斜視図である。
【図2】 同じく本考案のバルブソケット嵌合構造を示
す平面図である。
【図3】 従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1……嵌合孔 2……逃孔部 3……立上壁 4……ストッパ 10……車両用灯具 20……バルブソケット 21……ソケット部 22……バヨネットピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灯具に設けられた嵌合孔に、複数箇所に
    バヨネットピンが設けられたバルブソケットで電球が取
    付けられて成る車両用灯具のバルブソケット嵌合構造に
    おいて、前記嵌合孔の灯具内面側の周縁には前記バヨネ
    ットピンの先端に略直交し且つ前記嵌合孔の中心からの
    距離を前記バヨネットピンの取付位置への回転方向に沿
    い次第に減少させ前記取付位置の近傍では前記バヨネッ
    トピンの先端に当接する立上壁を夫々のバヨネットピン
    に対応して設けたことを特徴とする車両用灯具のバルブ
    ソケット嵌合構造。
JP7247891U 1991-08-16 1991-08-16 車両用灯具のバルブソケツト嵌合構造 Pending JPH0517819U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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