JPH0355265Y2 - - Google Patents

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JPH0355265Y2
JPH0355265Y2 JP9430486U JP9430486U JPH0355265Y2 JP H0355265 Y2 JPH0355265 Y2 JP H0355265Y2 JP 9430486 U JP9430486 U JP 9430486U JP 9430486 U JP9430486 U JP 9430486U JP H0355265 Y2 JPH0355265 Y2 JP H0355265Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、無口金形電球(ウエツジベース形ま
たはベースレス形とも称する)用のソケツト装置
に関する。
(従来の技術) 無口金形電球は小形であるため、自動車用計器
や電気機器の表示用または照明用ランプとして広
く使用されている。
このような無口金形電球は、圧潰封止部の端面
から導出したリード線を折り曲げてこの圧潰封止
部の圧潰側面に添設させてあり、このような封止
部をソケツト本体の管球受容部に差し込んだ場
合、ソケツト本体に挿着された一対の接触片にそ
れぞれ形成した一対の弾性挟持片にて上記圧潰封
止部を挟持するようになつており、該一対の弾性
挟持片は圧潰封止部を機械的に挟持して電球を支
持するとともに、上記リード線と接触して電気的
な接続をなすようになつている。
しかしながら、上記リード線は極めて細い線径
からなるため、ソケツト本体への挿着時に、封止
部の添設位置から容易に移動したり変形する場合
があり、このような移動や変形は、リード線と弾
性挟持片の接続不良や全く接触しないなどの不具
合を招く。
上記リード線の移動や変形は、封止部の中央に
管軸方向に沿つて突出形成されている排気管の方
向に生じる場合と、この排気管から離れて外側に
傾く方向に生じる場合がある。
このような不具合を防止するため、従来、実公
昭54−25355号公報に記載された技術が知られて
おり、このものは、一対の接触片におけるそれぞ
れ電球の圧潰封止部を挟持する一対の弾性挟持片
に、その側方に延在して接触耳片を形成したもの
であり、この接触耳片と圧潰封止面との間の間〓
を規制してリード線が傾くのを規制するものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような接触耳片を形成して
も、リード線が接触耳片と圧潰封止面との間の間
〓をすり抜けて中央部の排気管側に傾くものが、
まれであるが発生することがあつた。
本考案においては、リード線が接触耳片と圧潰
封止面との間の間〓をすり抜けて中央部の排気管
側に傾くのを防止する無口金形電球用ソケツト装
置を提供しようとするものである。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は、ソケツト本体に、上記リード線が上
記接触耳片を越えてさらに圧潰封止部中央部の排
気管を越えて傾くのを規制する突出部を形成した
ことを特徴とする。
(作用) 上記の構成によると、リード線が接触耳片と圧
潰封止面との間の間〓をすり抜けて中央部の排気
管を越えて傾こうとしても、ソケツト本体に突出
形成した規制突出部に当たつて傾くのが阻止され
る。しかもこの規制突出部は、排気管に対して接
触または極微少な間〓で対向するので排気管の位
置決めをなし、ソケツト本体に挿入されたランプ
の位置を規制することができる。
(考案の実施例) 以下本考案について、図面に示す一実施例にも
とづき説明する。
図において、1は熱可塑性合成樹脂などの前縁
材料よりなるソケツト本体であり、このソケツト
本体1は、第4図に示す無口金電球20の圧潰封
止部21を収容する受容部2を有した一端開口の
有底筒形をなしている。ソケツト本体1は、開口
端外周にフランジ部3を備え、このフランジ部3
の上面に、該フランジ部3との間で図示しないプ
リント配線基板を挟持する係止部4,4を有して
いる。
上記受容部2内には、一対の接触片5,5が挿
着されている。これら接触片5,5は、以下のよ
うに構成されている。すなわち、6は上記ソケツ
ト本体1に取着される基部であり、この基部6に
は上端に、上記フランジ部3の上面まで伸びる受
電接触端子片7が一体に彎曲して延長されてい
る。受電接触端子片7の上面には受電接触突子8
が形成されており、この受電接触突子8は、前記
プリント配線基板の給電端子(図示しない)と接
触されるようになつている。
上記基部6には、左右両側に一対の弾性挟持片
9,9を一体に折曲げて形成してあり、これら一
対の弾性挟持片9,9は彎曲されるとともに弾性
変形可能となつており、前記無口金電球20の圧
潰封止部21を弾性的に挟持する。
また、これら一対の弾性挟持片9,9の一方に
は、無口金電球20の圧潰封止部21に沿つて配
置されたリード線22,22が排気管23側に傾
くのを規制する接触耳片10が一体に延長して設
けられている。
さらに基部6には、受容部2に差し込まれた電
球20の挿入深さを規制するストツパ11が一体
に突出されている。
無口金電球20は、ガラスバルブ24の一端を
圧潰封止してなるもので内部にフイラメント25
を収容してある。圧潰封止部21には、中央部に
管軸方向に沿う排気管23が設けられており、該
排気管23の突出端は封止されている。上記フイ
ラメント25に接続された一対のリード線22,
22は、圧潰封止部21内を気密に導かれ、この
圧潰封止部21の端面から外部に導出されてい
る。そしてこれら一対のリード線22,22は折
曲げられて圧潰封止部21の圧潰面に添設されて
おり、この場合これらリード線22,22は排気
管23を中心として点対称位置となるように配置
されている。
無口金電球20は、本来的に上述したように、
リード線22,22が排気管23を中心として点
対称位置となるように圧潰面に添設されているも
のであるから、前述した弾性挟持片9,9に形成
される接触耳片10は、上記圧潰面に添設されて
いるリード線22,22と対向する弾性挟持片9
に形成されるものであり、しかも接触耳片10は
排気管23の方向に延設されるものである。
先に説明したソケツト本体1の受容部2内面に
は、上記接触耳片10の裏側に位置して、この接
触耳片10が過度に変形するのを防止する、たと
えば三角形状の突起12,12が一体に設けられ
ている。また、これら突起12,12の横には、
リード線22,22が上記接触耳片10を越えて
さらに圧潰封止部21中央部の排気管23を越え
て傾くのを規制する規制突出部13,13が一体
に突設されている。規制突出部13,13は、受
容部2に差し込まれた電球20の点対称位置とな
つているリード線22,22とは、逆の位置で互
いに点対称をなして配置されており、これら規制
突出部13,13の内面は受容部2に差し込まれ
た電球20の排気管23と接触または極微少な間
〓を存して対向するようになつている。
このような構成の実施例においては、無口金電
球20の圧潰封止部21を、ソケツト本体1の受
容部2に差し込むと、この受容部2に装着してあ
る一対の接触片5,5のそれぞれ弾性挟持片9,
9が電球20の圧潰封止部21を弾性的に挟持す
るから、電球20の機械的支持をなすとともに、
これら弾性挟持片9,9の一方が圧潰封止部21
に添設されているリード線22と電気的に接触す
る。
ところで、リード線22が、第4図および第5
図に想像線22aで示すように、排気管23側に
傾いている場合に圧潰封止部21をソケツト本体
1の受容部2に差し込むと、この差し込みに伴つ
て上記傾いているリード線22は、接触挟持片9
の一側に形成した接触耳片10に接触し、この接
触耳片10によつて傾きを規制される。このた
め、リード線22,22は圧潰封止部21の圧潰
面の範囲から外側に突出することなく圧潰面に添
設された状態を保ち、よつて弾性挟持片9,9と
接触するか、もしくは接触耳片10と接触する。
つまり、接触片5に対し確実に電気的接触をな
す。
この場合、接触耳片10がリード線22,22
に押されて排気管23から離間するような変形を
生じた場合、接触耳片10背面のソケツト本体1
に形成してある突起12に当り、よつて接触耳片
10の過度な変形が防止される。
しかしながら、接触耳片10は接触片5に形成
されるものであるから、電球20を差し込んだ場
合、接触耳片10と電球20の排気管23との間
〓が大きくなることがある。このような状態のと
き、リード線が第4図および第5図の想像線22
bのように排気管23を越えるように傾いている
と、リード線22bは本来接触すべき弾性挟持片
9はもちろん接触耳片10にさえ接触しなくな
り、場合によつては極性の異なる他方の接触片側
の弾性挟持片9に接触する心配がある。
これに対し、本実施例では、ソケツト本体1の
受容部2内面に規制突出部13,13を一体に突
設したから、予めリード線22,22が圧潰封止
部21中央部の排気管23を越えて傾いていて
も、電球20の挿入に伴つて上記規制突出部1
3,13に規制されて接触耳片10側に押しやら
れ、接触耳片10に接触する。また、電球20を
挿入する時、リード線22,22が圧潰封止部2
1中央部の排気管22を越える方向に傾こうとし
ても、規制突出部13,13と排気管23は接
触、または極微少な間〓しかないため、傾きが防
止される。したがつて、リード線22bは本来接
触すべき弾性挟持片9から延長している接触耳片
10に接触し、極性の異なる他方の接触片側の弾
性挟持片9に接触するなどの不具合がなくなる。
また、規制突出部13,13は、受容部2の内
面に点対称をなして配置され、これら規制突出部
13,13の内面が電球20の排気管23と接
触、または極微少な間〓を存して対向するように
なつているから、差し込まれた電球20の排気管
23位置を規制することになり、ソケツト本体1
に対する電球20の取付け姿勢を高精度に保つこ
とができる。
さらにまた、これら規制突出部13,13が電
球20の排気管23と接触、または極微少な間〓
を存して対向することから、ソケツト本体1内で
電球20が振動するなどの不具合もなくなる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によると、リード線
が接触耳片と圧潰封止面との間の間〓をすり抜け
て中央部の排気管を越えて傾こうとしても、ソケ
ツト本体に突出形成した規制突出部に当たつて傾
くのが阻止される。しかもこの規制突出部は、排
気管に対して接触または極微少な間〓で対向する
ので排気管の位置決めをなし、ソケツト本体に挿
入されたランプの位置を高精度な姿勢で保持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はソケ
ツト装置の平面図、第2図は断面図、第3図は接
触片の斜視図、第4図は無口金電球の側面図、第
5図は要部の作用を説明する断面図である。 1……ソケツト本体、2……受容部、3……フ
ランジ部、5……接触片、9……弾性挟持片、1
0……接触耳片、12……突起、13……規制突
出部、20……無口金電球、21……圧潰封止
部、22……リード線、23……排気管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管球受容部を有する絶縁材料よりなるソケツト
    本体と、このソケツト本体に挿着された一対の接
    触片とを具備し、これら接触片には上記管球受容
    部に差し込まれた電球の圧潰封止部を挟持するそ
    れぞれ一対の弾性挟持片を有するとともに、上記
    弾性挟持片には、上記電球の圧潰封止部に添設さ
    れたリード線が圧潰封止部中央部の排気管側に傾
    くのを規制する接触耳片を設けた無口金形電球用
    ソケツト装置において、上記ソケツト本体に、上
    記リード線が上記接触耳片を越えてさらに圧潰封
    止部中央部の排気管を越えて傾くのを規制する突
    出部を形成したことを特徴とする無口金形電球用
    ソケツト装置。
JP9430486U 1986-06-20 1986-06-20 Expired JPH0355265Y2 (ja)

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JPS632381U JPS632381U (ja) 1988-01-08
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