JP2553112Y2 - ウエッジベースバルブ用ソケット - Google Patents
ウエッジベースバルブ用ソケットInfo
- Publication number
- JP2553112Y2 JP2553112Y2 JP1991099015U JP9901591U JP2553112Y2 JP 2553112 Y2 JP2553112 Y2 JP 2553112Y2 JP 1991099015 U JP1991099015 U JP 1991099015U JP 9901591 U JP9901591 U JP 9901591U JP 2553112 Y2 JP2553112 Y2 JP 2553112Y2
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- JP
- Japan
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- valve
- terminal
- socket
- mounting portion
- mounting
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車用灯具等において
使用されるウエッジベースバルブ(無口金)用のソケット
に関し、特に、挿着されたバルブのガタつき発生を防止
するものである。
使用されるウエッジベースバルブ(無口金)用のソケット
に関し、特に、挿着されたバルブのガタつき発生を防止
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のウエッジベースバルブ用
ソケット(以下、 バルブソケットと略す)には、図9およ
び図10に示すように、略筒形状のソケット本体1の内
部に平面形状略倒I字型のバルブ挿着口2が形成されて
おり、該バルブ挿着口2の内部に、前後対向する接触挟
持片4を備えた左右一対の端子3A,3Bが中心軸穴部
分5を挟んで対称に装着されている。上記バルブソケッ
トに対して図11に示す如きウエッジベースバルブ6を
組み付ける時、該バルブ6のガラス球7の基端側に設け
られた前後一対のベース部8,8をソケット本体1に装
着している前後一対の端子3A,3Bの各接触挟持片4
の間に、また、ベース部8と8の間の円柱状軸部9を軸
穴部分5に位置させてバルブ挿着口2の開口端より挿入
していき、ベース部8,8に形成したくびれ部分8a,8a
を左右対向する接触挟持片4,4でクランプして、バル
ブ6のクランプを行っている。
ソケット(以下、 バルブソケットと略す)には、図9およ
び図10に示すように、略筒形状のソケット本体1の内
部に平面形状略倒I字型のバルブ挿着口2が形成されて
おり、該バルブ挿着口2の内部に、前後対向する接触挟
持片4を備えた左右一対の端子3A,3Bが中心軸穴部
分5を挟んで対称に装着されている。上記バルブソケッ
トに対して図11に示す如きウエッジベースバルブ6を
組み付ける時、該バルブ6のガラス球7の基端側に設け
られた前後一対のベース部8,8をソケット本体1に装
着している前後一対の端子3A,3Bの各接触挟持片4
の間に、また、ベース部8と8の間の円柱状軸部9を軸
穴部分5に位置させてバルブ挿着口2の開口端より挿入
していき、ベース部8,8に形成したくびれ部分8a,8a
を左右対向する接触挟持片4,4でクランプして、バル
ブ6のクランプを行っている。
【0003】上記バルブ6のくびれ部分8a,8aにはリ
ード線10A,10Bが露出されており、これらリード
線10A,10Bが、上記のように、端子3A,3Bの接
触挟持片4と接触し、かつ、これら端子3A,3Bの他
端側に伸長するコネクタ接触部11がソケット本体1の
他端(図中、 下端)側に開口したコネクタ挿着口12に突
出され、該コネクタ挿着口12に挿着するコネクタ(図
示せず)と接続されている。
ード線10A,10Bが露出されており、これらリード
線10A,10Bが、上記のように、端子3A,3Bの接
触挟持片4と接触し、かつ、これら端子3A,3Bの他
端側に伸長するコネクタ接触部11がソケット本体1の
他端(図中、 下端)側に開口したコネクタ挿着口12に突
出され、該コネクタ挿着口12に挿着するコネクタ(図
示せず)と接続されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この種のウエッジベー
スバルブでは、 そのガラス球7の寸法(外径D1)はJI
Sによって10.29mm以下に規制されているが、最小
値は規制されておらず、10.20〜9.60mmのものが
使用されることが多い。しかしながら、 上記バルブ6を
装着するバルブソケットのバルブ挿着口2の寸法(内径)
は、 上記JIS規格より10.29mmのバルブが挿入で
きるように設定する必要がある。 よって、 図9および図
10に点線で示すように最大値の10.29mmのバルブ
6のガラス球7の寸法にあわせてバルブ挿着口2の寸法
が設定されている。即ち、上記最大寸法のバルブ6のガ
ラス球7の外周面に当接して保持するように、ソケット
本体1の外周壁12より突設した縦壁部13A〜13F
の内端円弧面が設定されている。
スバルブでは、 そのガラス球7の寸法(外径D1)はJI
Sによって10.29mm以下に規制されているが、最小
値は規制されておらず、10.20〜9.60mmのものが
使用されることが多い。しかしながら、 上記バルブ6を
装着するバルブソケットのバルブ挿着口2の寸法(内径)
は、 上記JIS規格より10.29mmのバルブが挿入で
きるように設定する必要がある。 よって、 図9および図
10に点線で示すように最大値の10.29mmのバルブ
6のガラス球7の寸法にあわせてバルブ挿着口2の寸法
が設定されている。即ち、上記最大寸法のバルブ6のガ
ラス球7の外周面に当接して保持するように、ソケット
本体1の外周壁12より突設した縦壁部13A〜13F
の内端円弧面が設定されている。
【0005】よって、装着されるバルブ6が最大寸法で
ある場合にはガラス球7は、上記円弧保持面に隙間なく
当接されるため、実車で振動が加わってもガタつきが発
生しない。しかしながら、最大寸法以下のバルブを装着
する場合、例えば、9.60mmのガラス球である場合は、
上記円弧保持面との間に片側で約0.35mmの隙間Gが
生じる。 そのため、 矢印方向の振動が加わると、上記隙
間Gによりガタつきが発生し、バルブ6が抜けたり、接
触信頼性を悪化させる問題があった。
ある場合にはガラス球7は、上記円弧保持面に隙間なく
当接されるため、実車で振動が加わってもガタつきが発
生しない。しかしながら、最大寸法以下のバルブを装着
する場合、例えば、9.60mmのガラス球である場合は、
上記円弧保持面との間に片側で約0.35mmの隙間Gが
生じる。 そのため、 矢印方向の振動が加わると、上記隙
間Gによりガタつきが発生し、バルブ6が抜けたり、接
触信頼性を悪化させる問題があった。
【0006】本考案は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、最大寸法の10.29mmから最小寸法の9.60mm
のバルブのいずれの寸法のバルブが装着された場合にお
いても、 隙間の発生がなく、 ガタつきを生じないように
することを目的としている。
ので、最大寸法の10.29mmから最小寸法の9.60mm
のバルブのいずれの寸法のバルブが装着された場合にお
いても、 隙間の発生がなく、 ガタつきを生じないように
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、ソケット本体のバルブ挿着口の内部に、
バルブのベース部を挟持して電気的に接触する接触挟持
片を対向して設けた端子を装着したウエッジベースバル
ブ用ソケットにおいて、上記ソケット本体の外周壁内面
に上記端子の矩形平板状の取付部分を挿入するための挿
入溝を上記バルブ装着口に開口して形成し、該挿入溝の
縦方向内面には、上記端子の取付部分の下側部分に対応
する中間部分より下端にかけて内面側へ突出した段差部
を設け、該段差部の内面に位置する端子取付部分により
最小寸法のバルブを挟持するように設定すると共に、最
大寸法のバルブは段差部の上端エッジを支点として上記
取付部分の上側部を外方へ撓わせてバルブを挟持する構
成としている。
め、本考案は、ソケット本体のバルブ挿着口の内部に、
バルブのベース部を挟持して電気的に接触する接触挟持
片を対向して設けた端子を装着したウエッジベースバル
ブ用ソケットにおいて、上記ソケット本体の外周壁内面
に上記端子の矩形平板状の取付部分を挿入するための挿
入溝を上記バルブ装着口に開口して形成し、該挿入溝の
縦方向内面には、上記端子の取付部分の下側部分に対応
する中間部分より下端にかけて内面側へ突出した段差部
を設け、該段差部の内面に位置する端子取付部分により
最小寸法のバルブを挟持するように設定すると共に、最
大寸法のバルブは段差部の上端エッジを支点として上記
取付部分の上側部を外方へ撓わせてバルブを挟持する構
成としている。
【0008】上記端子取付部分を挿入する案内溝は、取
付部分の中央部分の裏面に対応する中央部分と左右両側
部分の裏面に対応する両側部分とに分け、両側部分を中
央部分より内方へ突出させて、これら内方へ突出した両
側部分の縦方向の中央部より下方にかけて、上記段差部
を設けており、よって、端子取付部分の左右両側を撓ま
せるようにしている。
付部分の中央部分の裏面に対応する中央部分と左右両側
部分の裏面に対応する両側部分とに分け、両側部分を中
央部分より内方へ突出させて、これら内方へ突出した両
側部分の縦方向の中央部より下方にかけて、上記段差部
を設けており、よって、端子取付部分の左右両側を撓ま
せるようにしている。
【0009】
【作用】上記したように、最小寸法のバルブに合わせて
端子の取付位置を設定しているため、最小寸法のバルブ
を装着した時にガタが発生せず、また、最大寸法のバル
ブを装着した時に、小さい寸法にあわせて設定している
端子を撓ませることが出来るようにしているため、この
大きな寸法のバルブもガタつきなく取り付けることが出
来る。
端子の取付位置を設定しているため、最小寸法のバルブ
を装着した時にガタが発生せず、また、最大寸法のバル
ブを装着した時に、小さい寸法にあわせて設定している
端子を撓ませることが出来るようにしているため、この
大きな寸法のバルブもガタつきなく取り付けることが出
来る。
【0010】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例により詳細
に説明する。絶縁性樹脂から成形したソケット本体20
には、従来と同様に、 挿着するバルブ6のガラス球7の
外周面に当接する円弧状保持面21を、外周壁22の内
面より所要間隔をあけて突設した縦壁23A〜23Fの
内周面に形成している。これら円弧状保持面21により
形成されるバルブ挿着口24の内径は従来と同様に最大
寸法のバルブ6の寸法10.29mmに対応させている。
に説明する。絶縁性樹脂から成形したソケット本体20
には、従来と同様に、 挿着するバルブ6のガラス球7の
外周面に当接する円弧状保持面21を、外周壁22の内
面より所要間隔をあけて突設した縦壁23A〜23Fの
内周面に形成している。これら円弧状保持面21により
形成されるバルブ挿着口24の内径は従来と同様に最大
寸法のバルブ6の寸法10.29mmに対応させている。
【0011】ソケット本体20の外周壁22の直径方向
に対向する位置に、装着する端子40の矩形状平板部分
からなる取付部分41を挿入する縦方向の挿入溝25が
形成されており、該挿入溝25は周方向両側部分26,
27とその間の中央部分28とより構成している。中央
部分28を上記端子40の取付部分41の中央部分の裏
面側に対向させ、両側部分26と27は取付部分41の
両側部分の裏面側に対向させている。かつ、両側部分2
6,27の周方向の外端側に内方向かって断面L字形状
に突出させた突出部分29,30を設け、端子40の取
付部分41の上部左右両端縁より突出させたツバ部分4
2を係止する凹部31,32を形成している。
に対向する位置に、装着する端子40の矩形状平板部分
からなる取付部分41を挿入する縦方向の挿入溝25が
形成されており、該挿入溝25は周方向両側部分26,
27とその間の中央部分28とより構成している。中央
部分28を上記端子40の取付部分41の中央部分の裏
面側に対向させ、両側部分26と27は取付部分41の
両側部分の裏面側に対向させている。かつ、両側部分2
6,27の周方向の外端側に内方向かって断面L字形状
に突出させた突出部分29,30を設け、端子40の取
付部分41の上部左右両端縁より突出させたツバ部分4
2を係止する凹部31,32を形成している。
【0012】上記挿入溝25の両側部分26と27は中
央部分28より内周側へ所要寸法Lだけ突出させてお
り、水平断面でみて中央部分が凹状となる段差を形成し
ている。上記中央部分28の下部内部には内部側へ突出
した突出部33を形成していると共に、両側部分26と
27には上記突出部33と同一水平位置から下方にかけ
て内部側へ突出させた段差部34,35を形成してい
る。
央部分28より内周側へ所要寸法Lだけ突出させてお
り、水平断面でみて中央部分が凹状となる段差を形成し
ている。上記中央部分28の下部内部には内部側へ突出
した突出部33を形成していると共に、両側部分26と
27には上記突出部33と同一水平位置から下方にかけ
て内部側へ突出させた段差部34,35を形成してい
る。
【0013】挿入溝25の内部に挿入される端子40の
取付部分41は、その縦方向の略中央部において、背面
側の中央部を上記突出部33に接触させると共に、両側
部を上記段差部34,35に接触させている。よって、
突出部33および段差部34,35より上部側では挿入
溝25の両側部分26,27および中央部分28との間
に空隙Cを設けている。
取付部分41は、その縦方向の略中央部において、背面
側の中央部を上記突出部33に接触させると共に、両側
部を上記段差部34,35に接触させている。よって、
突出部33および段差部34,35より上部側では挿入
溝25の両側部分26,27および中央部分28との間
に空隙Cを設けている。
【0014】上記した挿入溝25の突出部33、段差部
34,35により取付位置が規制される端子40の取付
部分41は、その上側部分が最小寸法(9.60mm)のバ
ルブ6に合わせて設定しており、 該最小寸法のバルブガ
ラス球7の外周面を接触保持する位置に位置決めしてい
る。バルブ6は前記図11に示すように、ガラス球7の
基部側のベース部8,8の外端はガラス球7の外周面よ
り僅かに内方に位置している。よって、ベース部8の外
端と取付部分41との間にはバルブ6が最小寸法である
場合には僅かな隙間Sを生じさせているが、最大寸法の
場合にはベース部8の外端が取付部分41と接するよう
に設定している。
34,35により取付位置が規制される端子40の取付
部分41は、その上側部分が最小寸法(9.60mm)のバ
ルブ6に合わせて設定しており、 該最小寸法のバルブガ
ラス球7の外周面を接触保持する位置に位置決めしてい
る。バルブ6は前記図11に示すように、ガラス球7の
基部側のベース部8,8の外端はガラス球7の外周面よ
り僅かに内方に位置している。よって、ベース部8の外
端と取付部分41との間にはバルブ6が最小寸法である
場合には僅かな隙間Sを生じさせているが、最大寸法の
場合にはベース部8の外端が取付部分41と接するよう
に設定している。
【0015】上記端子40は、図4に示すように、導電
性金属板を打ち抜いて屈折して形成したもので、従来と
同様に、上記矩形平板状の取付部分41とその左右両側
縁より屈折した一対の接触挟持片43と、これら接触挟
持片43の底面部分44の中心接合部分より下方へ延設
したコネクタ接触部分45とからなる。
性金属板を打ち抜いて屈折して形成したもので、従来と
同様に、上記矩形平板状の取付部分41とその左右両側
縁より屈折した一対の接触挟持片43と、これら接触挟
持片43の底面部分44の中心接合部分より下方へ延設
したコネクタ接触部分45とからなる。
【0016】上記各接触挟持片43は、取付部分41の
下端部との連結部分45より直角方向に屈折させると共
に、その上側部を互いに近接する方向に湾曲させた後に
互いに離れる外側に向けて屈折させてバネ性を付与して
いる。
下端部との連結部分45より直角方向に屈折させると共
に、その上側部を互いに近接する方向に湾曲させた後に
互いに離れる外側に向けて屈折させてバネ性を付与して
いる。
【0017】端子40には、上記のように取付部分41
の上部左右両縁にツバ部42を設けていると共に、取付
部分41の上側部分の中央部に軸線側に段状に突出させ
た突出部分46を設けており、該突出部分46は挿入さ
れるバルブ6のガタ止めを行う機構を有している。さら
に、取付部分41の下側部分の中央部に裏面側へ切り起
こした突起部分47を設けており、該突起部分47は上
記挿入溝25の中央突出部33の下面に係止させ、バル
ブ挿着口24に装着された端子40の抜け止めを図るよ
うにしている。
の上部左右両縁にツバ部42を設けていると共に、取付
部分41の上側部分の中央部に軸線側に段状に突出させ
た突出部分46を設けており、該突出部分46は挿入さ
れるバルブ6のガタ止めを行う機構を有している。さら
に、取付部分41の下側部分の中央部に裏面側へ切り起
こした突起部分47を設けており、該突起部分47は上
記挿入溝25の中央突出部33の下面に係止させ、バル
ブ挿着口24に装着された端子40の抜け止めを図るよ
うにしている。
【0018】ソケット本体を上記構成としているため、
最小寸法のバルブ6を装着した場合には、バルブ6のガ
ラス球7の外周面に端子40の取付部分41が接して、
バルブ6を両側より挟持した状態で隙間なくバルブをガ
タつきなく保持する。
最小寸法のバルブ6を装着した場合には、バルブ6のガ
ラス球7の外周面に端子40の取付部分41が接して、
バルブ6を両側より挟持した状態で隙間なくバルブをガ
タつきなく保持する。
【0019】一方、最小寸法より大きい10.29mmま
でのバルブ6を装着した場合には、図6に示すように、
ガラス球7の外周面は縦壁23A〜23Fの円弧保持面
により接触される。一方、端子40に対しては、ベース
部8の外端縁が突出部33と隙間なく接触すると共に、
ガラス球7の外周面は最小寸法に合わせて位置決めせい
ているが取付部分41を外方に押圧することとなる。そ
のため、取付部分41の左右両側段差部34,35の上
端エッジ34a、35aを支点として上側部分が外方へ撓
み、この撓んだ反力でガラス球7の外周面に圧接する。
即ち、撓み量は挿入溝25の中央部分28と両側部分2
6,27との段差Lの範囲に規制しており、該範囲にお
いては、撓みの反力によりガラス球7の外周面に取付部
分41を圧接することが出来る。
でのバルブ6を装着した場合には、図6に示すように、
ガラス球7の外周面は縦壁23A〜23Fの円弧保持面
により接触される。一方、端子40に対しては、ベース
部8の外端縁が突出部33と隙間なく接触すると共に、
ガラス球7の外周面は最小寸法に合わせて位置決めせい
ているが取付部分41を外方に押圧することとなる。そ
のため、取付部分41の左右両側段差部34,35の上
端エッジ34a、35aを支点として上側部分が外方へ撓
み、この撓んだ反力でガラス球7の外周面に圧接する。
即ち、撓み量は挿入溝25の中央部分28と両側部分2
6,27との段差Lの範囲に規制しており、該範囲にお
いては、撓みの反力によりガラス球7の外周面に取付部
分41を圧接することが出来る。
【0020】
【考案の効果】以上の説明より明らかなように、本考案
によれば、最小寸法のバルブが装着された時、端子は撓
まず、通常の状態でバルブを挟持する。よって、振動が
加わってもバルブのガタつきを防止出来、電気接触性の
信頼度を高めることが出来ると共に、バルブの抜けを確
実に防止出来る。
によれば、最小寸法のバルブが装着された時、端子は撓
まず、通常の状態でバルブを挟持する。よって、振動が
加わってもバルブのガタつきを防止出来、電気接触性の
信頼度を高めることが出来ると共に、バルブの抜けを確
実に防止出来る。
【0021】一方、最小寸法より大きなバルブが装着さ
れた場合、端子はソケット本体の端子挿入溝の壁面に形
成した段差部のエッジを支点として撓むことができ、そ
の反力でバルブのガラス球を挟持する。よって、大きな
バルブも隙間なく保持することができ、上記小さいバル
ブを装着した場合と同様に、電気接触性の信頼度を高め
ることが出来ると共にバルブの抜けを防止出来る。
れた場合、端子はソケット本体の端子挿入溝の壁面に形
成した段差部のエッジを支点として撓むことができ、そ
の反力でバルブのガラス球を挟持する。よって、大きな
バルブも隙間なく保持することができ、上記小さいバル
ブを装着した場合と同様に、電気接触性の信頼度を高め
ることが出来ると共にバルブの抜けを防止出来る。
【図1】 本考案の実施例に係わるバルブソケットの平
面図である。
面図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 図1の要部拡大斜視図である。
【図4】 端子の斜視図である。
【図5】 ソケット本体に対する端子の取付状態を示す
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図6】 図1のバルブソケットに寸法の大きなバルブ
を取り付けた場合の平面図である。
を取り付けた場合の平面図である。
【図7】 図6のVII−VII線断面図である。
【図8】 図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】 従来のバルブソケットの平面図である。
【図10】 図9のX−X線断面図である。
【図11】 (A),(B),(C)はバルブの正面図、側面図
および平面図である。
および平面図である。
【図12】 従来のバルブソケットの問題点を示す平面
図である。
図である。
【図13】 図12のXIII−XIII線断面図である。
6 バルブ 7 ガラス球 8 ベース部 20 ソケット本体 21 円弧保持面 25 挿入溝 26,27 両側部分 28 中央部分 33 突出部 34,35 段差部 40 端子 41 取付部分 43 接触挟持片
Claims (1)
- 【請求項1】 ソケット本体のバルブ挿着口の内部に、
バルブのベース部を挟持して電気的に接触する接触挟持
片を対向して設けた端子を装着したウエッジベースバル
ブ用ソケットであって、 上記ソケット本体の外周壁内面に上記端子の矩形平板状
の取付部分を挿入するための挿入溝を上記バルブ装着口
に開口して形成し、該挿入溝を上記端子の取付部分の中
央部分の裏面に対応する中央部分と、その左右両側部分
とに分けて、上記中央部分を左右両側部分の内面よりも
凹状となるように段差を設け、かつ、上記左右両側部分
には、上記端子の取付部分の下側部分に対応する中間部
分より下端にかけて内面側へ突出した段差部を設け、該
段差部の内面に位置される端子の取付部分により最小寸
法のバルブを挟持するように設定すると共に、最大寸法
のバルブは段差部の上端エッジを支点として上記端子の
取付部分の上側部を外方へ撓わませてバルブを挟持する
ように設定し、かつ、 上記挿入溝の中央部分には、上記段差部の上端と同一水
平位置に突出部を設ける一方、端子の中央部に裏面側へ
と切り起こした突起部分を設け、該突起部分を上記突出
部の下面に係止させていることを特徴とするウエッジベ
ースバルブ用ソケット。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991099015U JP2553112Y2 (ja) | 1991-11-30 | 1991-11-30 | ウエッジベースバルブ用ソケット |
US07/981,311 US5286223A (en) | 1991-11-30 | 1992-11-25 | Socket for wedge base bulb |
EP92120312A EP0545316B1 (en) | 1991-11-30 | 1992-11-27 | Socket for wedge base bulb |
DE69205951T DE69205951T2 (de) | 1991-11-30 | 1992-11-27 | Fassung für Keilsockellampe. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991099015U JP2553112Y2 (ja) | 1991-11-30 | 1991-11-30 | ウエッジベースバルブ用ソケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548279U JPH0548279U (ja) | 1993-06-25 |
JP2553112Y2 true JP2553112Y2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=14235317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991099015U Expired - Fee Related JP2553112Y2 (ja) | 1991-11-30 | 1991-11-30 | ウエッジベースバルブ用ソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553112Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6322087U (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-13 | ||
JPH048631Y2 (ja) * | 1987-09-30 | 1992-03-04 |
-
1991
- 1991-11-30 JP JP1991099015U patent/JP2553112Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0548279U (ja) | 1993-06-25 |
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