JPH05177985A - 自動製図機のノック式ペンシル - Google Patents

自動製図機のノック式ペンシル

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JPH05177985A
JPH05177985A JP35960191A JP35960191A JPH05177985A JP H05177985 A JPH05177985 A JP H05177985A JP 35960191 A JP35960191 A JP 35960191A JP 35960191 A JP35960191 A JP 35960191A JP H05177985 A JPH05177985 A JP H05177985A
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JP
Japan
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chuck
pencil
core
lead
knock
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Application number
JP35960191A
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English (en)
Inventor
Joji Fujita
譲二 藤田
Masakatsu Komiya
正勝 小宮
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Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
Mutoh Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動製図機で使用するノック式ペンシルにお
いて、チャック外れした鉛筆芯をチャックで押して作画
する場合、ペンシル内部の気圧変化で鉛筆芯が不安定に
なることを防止する。 【構成】 相対的に軸方向に移動可能な保持力の強いチ
ャックとこれより保持力の弱い制動ゴムとで鉛筆芯を保
持すると共に、前記チャックと制動ゴムの周囲をこれら
を軸方向に移動させるスライド可能な管体で包囲したノ
ック式ペンシルにおいて、前記管体の一部に内部気圧調
整用の小孔を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動製図機で使用する
ノック式ペンシル、特にチャック外れした鉛筆芯をチャ
ックで押して作画する場合、ペンシル内部の気圧変化で
鉛筆芯が不安定になることを防止する気圧調整孔を有し
たノック式ペンシルに関する。
【0002】
【従来の技術】ノック式ペンシルを保持したペンヘッド
を作画面に沿って移動させ、前記ペンシルを降下させた
状態で作画を行い、又前記ペンシルを上昇させた状態で
非作画状態の水平移動または芯出しを行う自動製図機
(プロッタ)は、CADにより作成された作画データを
任意の倍率で画像表現できるため極めて有用である。
【0003】作画時は、ペンシル先端から突出した鉛筆
芯を所定の筆圧で作画面に接触させながらペンヘッドを
作画面に沿って移動させるため、鉛筆芯は作画時間に比
例して消耗する。作画中に芯が消耗すると、徐々にペン
ダウンしながら芯繰り出しを行うが、この芯繰り出しが
できない位置までペンダウンしたときは、一旦ペンアッ
プして芯出しノックを行ってから再度ペンダウンして作
画を継続する。一般に、1本の鉛筆芯は複数回の芯出し
ノックで一部ずつ繰り出されて使用される。
【0004】例えば、全長60mmの鉛筆芯を1回のノ
ックで10mmずつ繰り出して使用するものとすると、
作画前1回、作画中4回の計5回のノック動作でチャッ
クから芯が外れる。ペンシル制御の方式にもよるが、芯
がチャック外れした状態でも充分な長さの残芯がある場
合、これで作画し続ける方式もある。この場合は図5の
様に、残芯36の後端をチャック41で押しながら筆圧
をかけ(芯36の先端を作画面6に圧接する)、残芯長
が所定値まで短くなった段階を「芯なし」としてペン交
換の対象とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図5の様に
チャック外れした芯36は、チャック41と作画面6と
の間に挟まれている場合には問題ないが、例えば非作画
部分の水平移動を行うためにペンアップしたような場
合、制動ゴム45だけの支持になるため、不安定にな
る。例えば、チャック41を上昇させたりホルダ部32
を降下させると、鉛筆芯36は容易に軸方向に移動した
り、傾いたりするようになる。この度合いは鉛筆芯36
の径が太い場合にはさほど問題にはならない。
【0006】しかしながら、0.2mmのように細く軽
量の鉛筆芯を用いる場合にはペンシルの気密性が影響
し、ペンシル動作時に内部の気圧変化で鉛筆芯が制動ゴ
ムの保持力に抗してペンシル先端から出たり、入ったり
する事が確認されている。本発明は、このような点を改
善し、自動製図機で使用するノック式ペンシルにおい
て、チャック外れした鉛筆芯をチャックで押して作画す
る場合、ペンシル内部の気圧変化で鉛筆芯が不安定にな
ることを防止することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、相対的に軸方向に移動可能な保持力の強い
チャックとこれより保持力の弱い制動ゴムとで鉛筆芯を
保持すると共に、前記チャックと制動ゴムの周囲をこれ
らを軸方向に移動させるスライド可能な管体で包囲した
ノック式ペンシルにおいて、前記管体の一部に内部気圧
調整用の小孔を形成してなることを特徴としている。
【0008】
【作用】ノック式ペンシルが気密に構成され、また気圧
変化の影響を受け易い軽量の鉛筆芯を使用する場合で
も、ペンシルを構成する管体の壁面に微少な気圧調整孔
を形成しておけばペンシルを構成する管体のスライド時
にも内部気圧の変動を防止できるので、チャック外れし
た芯を安定した状態で使用することができ、作画品質を
低下させることがない。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明のノック式ペンシルを使用する自動
製図機の一例として、ペーパムービングタイプのプロッ
タ全体を示す外観斜視図である。この図において、キャ
リー付き支持台1には、Y軸レール2が架設されてお
り、このY軸レール2に、これに沿って移動するペンヘ
ッド3が装着されている。このペンヘッド3には作画用
のペン4とディジタイジング用のスコープ5が装着され
ており、その直下には図示せぬ作図ローラが配置されて
いる。記録用紙6は、この作図ローラとペンヘッド3と
の間でX方向に搬送されるようになっており、全体は開
閉可能な保護カバー7によって覆われている。
【0010】Y軸レール2の一方の端部には、ペンスト
ッカ収容部8が形成され、ここにはペン種の異なる複数
本のペンを保持したペンストッカと、芯径の異なる鉛筆
芯を区分して収容した芯収容部が配置されている。そし
て、ペン交換時又は新芯要求時には、芯収容部から選択
した芯を対応する芯径のペンに挿入してペンヘッド3に
受け渡すのである。又、Y軸レール2の他方の端部に
は、ペンヘッド3や各種ローラを駆動するモータの収容
部9が形成されている。更に、本プロッタの上部には、
操作パネル10が設けられ、ここには各種パラメータや
オペレーションセット等を登録するためのメモリカード
11が装着できるように構成されている。
【0011】図2はペンヘッド3の詳細と従来のペンシ
ル4の概略を示している。ペンヘッド3は外部に固定式
のノック板20、可動式の筆圧アーム21及びアップ/
ダウンアーム(以下、U/Dアームと略称する)22を
有し、又、内部には筆圧アーム21を昇降するモータ2
3、その昇降量を検出するリニアエンコーダ24、U/
Dアーム22を昇降するムービングコイル25、モータ
23の回転を直線運動に変換するラック・ピニオン機構
26等を有している。
【0012】ペン4はノック式のペンシルであり、基本
的には同軸の3部材30〜32から構成される。30は
最も中央のノック部、31は中間の中胴部、32は最も
外側のホルダ部である。ノック部30はノブ33を有
し、これをノック時にペンヘッド3の最上位に固定され
たノック板20に衝合させる。中胴部31は筆圧ツバ3
4を有し、これをペンヘッド3の中央にある筆圧アーム
21に嵌合させて保持される。ホルダ部32はホルダツ
バ35を有し、これをペンヘッド3の最下位に位置する
U/Dアーム22に嵌合させて保持される。36はホル
ダ部先端から突出した鉛筆芯である。
【0013】モータ23はラック・ピニオン機構26を
介して筆圧アーム21を昇降させ、これにより中胴部3
1を昇降させる。又、ムービングコイル25はU/Dア
ーム22を介してホルダ部32を昇降させる。この2つ
の駆動源23,25によって作画に必要なペンアップ、
ペンダウン、筆圧付与、芯出し等の各種動作が行われ
る。以下、図3に示すペンシル4の詳細断面図を参照し
てこれを説明する。
【0014】ノック部30は全体が中空で、上部開口端
40から新たな芯36が供給される。このノック部30
の下端はすり割り状のチャック41になっており、供給
された芯36を強固に把持できるようになっている。中
胴部31も全体は中空で、下端には芯36を通過させる
孔42が形成され、またその手前にはチャック開放用の
空所43が形成されている。ホルダ部32も全体は中空
で、その下端には芯突出孔44が形成され、またその内
側には芯36を摩擦力で保持できる制動ゴム45を備え
ている。
【0015】ノック部30と中胴部31との間には第1
復帰バネ46が介在し、又中胴部31とホルダ部32と
の間には第2復帰バネ47が介在している。従って、自
然状態においては、例えば中胴部31を基準にすると、
ノック部30は上方へ変位し、又ホルダ部32は下方へ
変位する。この場合、チャック41の先端を収容してい
る中胴部31の空所43の形状によって、ノック部30
の上方への変位には限界がある。又、ホルダ部32と中
胴部31とが係合する段部48によって、ホルダ部32
の下方への変位には限界がある。
【0016】ホルダ部32の内側には、第4の部材とし
て、芯貫通用の孔49を形成した芯追従管50が収容さ
れ、これが中胴部31の孔42とホルダ部32の孔44
との中間的な芯ガイドになっている。この芯追従管50
は中胴部31とホルダ部32との間で軸方向に移動でき
るが、常に第3復帰バネ51で上方へ変位するように付
勢されている。
【0017】以上のペンシル構造を念頭において、再び
図2のヘッド動作を説明する。先ず、ヘッド3がペン4
を保持している状態において、モータ23を回転させて
中胴部31を上昇させると、第1復帰バネ46の弾性で
同時にノック部30も上昇し、やがてノブ33がノック
板20の下面に衝合する。この状態はモータ23のトル
ク変動で検出できる。尚、この中胴部31の上昇時に
は、ホルダ部32も同時に上昇させておく。
【0018】ノブ33がノック板20の下面に衝合して
から更にモータ23を回転させて中胴部31を上昇させ
ると、中胴部31の空所43がチャック41の先端位置
に達し、チャック41は開放される。チャック41が開
放すると、芯36がチャック41を通って下方に落下
し、中胴部31の孔42、芯追従管50の孔49を通過
して制動ゴム45に到達する。この芯落下を確実にする
には、孔42、49、制動ゴム45が近いほど良い。こ
のため、ホルダ部32を充分に上昇させ、且つ芯追従管
50を押し上げて中胴部31の先端に接近させる。
【0019】チャック41から芯36が落下したら、チ
ャック41を開放したままの状態でホルダ部32を下げ
る。このことにより、制動ゴム45に先端を衝合させて
いる芯36はチャック内から更に引き出される。このホ
ルダ部32の引き下げ量が1回当たりの芯出しによる芯
出し長を決定する。この芯出しを完了したら中胴部31
を僅かに下げてチャック41を閉じ、芯36の一部を強
固に保持させる。
【0020】チャック41で芯36を保持した状態にな
ると、ホルダ部32を固定して中胴部31を降下させた
場合、ノック部30も一体的に降下するので、芯36の
先端は制動ゴム45を貫通して下方に突出する。これで
作画可能な状態になる。以後、作画にともない突出して
いる芯36が消耗したら、その分だけ中胴部31を降下
させることで芯36が常に一定長突出する。やがて、中
胴部31が最下端に降下してしまうとそれ以上芯36を
突出させることはできないので、前述したチャック開放
を伴うノック動作を行う。一般に、一本の芯36を使い
きるには数回のノック動作を伴う。
【0021】作画はペン4をダウンさせた状態で行い、
芯出しはペン4をアップさせた状態で行う。又、ペン交
換や作画中の線分間移動は芯出しより低いアップ位置に
て行う。この構造のペン4は中胴部31を押下する力で
所望の筆圧を付与する。従って、モータ23は芯の繰り
出し制御だけでなく、この筆圧制御にも兼用される。
【0022】図4は、図1のペンストッカ収容部8に収
容されているペンストッカ70と芯タンク(芯収容部)
80の概略構成図である。ペンストッカ70は回転式
で、中心部に回転軸71を有し、そこにペン4を円周方
向に複数本保持できる凹部を有したツバ部72,73を
取り付けてある。この凹部は円周方向に番号が付され、
決められたペン種のペンが該当するペン番号位置に保持
される。芯タンク80はこのペンストッカの上方に位置
し、複数のタンク81,82,…に芯径の異なる鉛筆芯
をそれぞれ複数本内蔵している。各タンク81,82,
…の底部にはチャック機構のような芯落下部があり、こ
こから必要とする芯径の芯36がペン4のノック部30
に供給(自然落下)される。芯径の選択は芯タンク80
を回転させて行う。
【0023】この様なプロッタでは、前述したように作
画時間を長くするため、一度「給芯」したら残芯が「チ
ャック外れ」しても直ちにはペン交換せず、残芯長が更
に減少して「芯なし」となってからペン交換を行う。こ
のため、チャック外れ状態でも暫くの間は図5の様にチ
ャック41の先端で残芯36の後端を押しながら作画す
る。
【0024】「チャック外れ」は次の方法で検出でき
る。 (1)筆圧ツバの昇降量の変化を検出する方法 ノック動作では図2に示すように、ペン4のノブ33が
ノック板20に当接した状態からチャック41を開くた
めに筆圧ツバ34を上昇させる。そして、芯が落下した
と予測される時間を経過したら筆圧ツバ34を下降させ
てチャック41を閉じるが、このチャック閉鎖時のチャ
ック外径は、芯を保持しているときといないときでは異
なり、前者の方が太い。図6はこの説明図で、(a)は
チャック41で芯36を保持している状態、(b)は保
持していない状態である。中胴部31のチャック開放用
空所43の手前には、図6に拡大して示すように上方に
向けて細径となる傾斜部55が形成されているため、同
図(a)のようにチャック外径が太いと、筆圧ツバ34
の下降量は短くなるので、これを検出する。具体的に
は、筆圧ツバの上昇量が下降量の最大値であるので、こ
の上昇量と下降量をエンコーダ24の出力で比較し、上
昇量<下降量であればチャック外れと判定する。図7
(a)はチャック41が芯を保持せずに閉じている全体
図、同図(b)はチャック41が芯36を保持して閉じ
ている全体図である。この図から明らかなように、
(a)のチャック41は外径が細いため筆圧ツバ34の
下降量は(b)の場合より大きくなる。
【0025】(2)制動ゴムを利用する方法 ノック動作終了後、筆圧ツバ34を上昇させた時、ホル
ダ部32も上昇すれば芯36は図7(b)に示すように
チャック41と制動ゴム45の両方で保持されている。
このとき、同図(a)に示すように芯がチャック41か
ら外れていると、ホルダ部32は上昇できないので、こ
れからチャック外れを検出できる。
【0026】(3)ノック板とノブとの距離を測定する
方法。 上記(1)と同様にチャック外径が芯の有無で変化する
ことを、ここではノブ33とノック板20との間隔から
検出する。即ち、芯がチャックされていなければノブ3
3とノック板20との間隔は狭く、チャックされている
とこの間隔が広くなるからである。図7(a)(b)の
筆圧ツバ34を同じ高さにすると、筆圧ツバ34の高低
差よりノブ33の高低差の方が小さいため、ノブ33の
高さは(a)の方が高い。つまり、定位置のノック板と
の間隔はノブ33の位置が高い(a)の方が狭くなる。
【0027】「芯なし」は次の方法で検出できる。 (a)前回のノック時にチャック41から芯36が外れ
たことを検出し、その後、筆圧アーム34が所定量低下
したとき。 (b)ノック動作をしたにも拘らず、作画動作開始時に
筆圧アーム34が所定量低下してしまうとき。
【0028】図5のようにチャック41の先端部で芯3
6を押しながら作画する「チャック外れ状態」になる
と、作画以外の動作、例えば作画線分間の水平移動等が
行われた場合、残芯36の保持は制動ゴム45だけにな
る(図5の状態ではチャック41と作画面6との間で堅
固に挟持されている)。この様な場合、図3の構造のペ
ンシル4では、中胴部31の動き又はホルダ部32の動
きがペンシル内部の気圧を変化させ、この気圧変化で残
芯36がペンシル内部に引き込まれたり、逆にペンシル
外に押し出されたりして不安定になる。特に、0.2m
m芯のように軽量な芯を用いる場合にはこの動きが顕著
である。
【0029】本発明では、この様な内部気圧変化による
芯の不安定さを回避するため、ペンシルを構成する管体
の一部に気圧調整用の小孔を形成する。図8に示す本発
明の第1実施例では、ホルダ部32の先端を構成する口
金56に、軸方向に沿って複数の気圧調整孔57を形成
してある。又、図9に示す本発明の第2実施例では、ホ
ルダ部32の本体側壁と口金56の側壁を貫通する複数
の気圧調整孔57を、軸方向に直交して形成してある。
これら複数の気圧調整孔57は同一断面だけでなく、円
周方向に分散して形成することもできる。
【0030】この様な気圧調整孔57を形成すると、ホ
ルダ部32や中胴部31、さらには芯追従管50がスラ
イドして管内気圧を変化させようとしても、外気を導入
することで管内気圧を外気圧に保とうとするので、0.
2mm芯のような軽量な残芯36が気圧変化でペンシル
内部に引き込まれたり、逆にペンシル外に押し出された
りするような不安定な動作を回避することができる。
【0031】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。即ち、平坦な作画面に記録用紙を固定し、ペ
ンヘッドをX−Y方向に移動させて作画するフラットベ
ットタイプのプロッタにも適用できる。また、予めノッ
ク部に複数本の芯を収容して1本ずつ使用する多芯型の
ノック式ペンシルも対象となる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、自動
製図機で使用するノック式ペンシルにおいて、チャック
外れした鉛筆芯をチャックで押して作画する場合、ペン
シル内部の気圧変化で鉛筆芯が不安定になることを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のペンシルを用いるプロッタの一例を
示す外観斜視図である。
【図2】 同プロッタのペンヘッド部分の詳細構成図で
ある。
【図3】 従来のノック式ペンシルの断面図である。
【図4】 ペンストッカ部分の概略構成図である。
【図5】 図3のペンシルの部分拡大断面図である。
【図6】 チャック先端の拡大断面図である。
【図7】 ペンシル全体の動作状態図である。
【図8】 本発明の第1実施例の拡大断面図である。
【図9】 本発明の第2実施例の拡大断面図である。
【符号の説明】
3…ペンヘッド、4…ノック式ペンシル、6…記録用
紙、8…ペンストッカ収容部、10…操作パネル、20
…ノック板、21…筆圧アーム、22…アップ/ダウン
アーム、23…モータ、24…リニアエンコーダ、25
…ムービングコイル、30…ノック部、31…中胴部、
32…ホルダ部、33…ノブ、34…筆圧ツバ、35…
ホルダツバ、36…芯、41…チャック、45…制動ゴ
ム、50…芯追従管、56…口金、57…気圧調整孔、
70…ペンストッカ、80…芯タンク。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対的に軸方向に移動可能な保持力の強
    いチャックとこれより保持力の弱い制動ゴムとで鉛筆芯
    を保持すると共に、前記チャックと制動ゴムの周囲をこ
    れらを軸方向に移動させるスライド可能な管体で包囲し
    たノック式ペンシルにおいて、 前記管体の一部に内部気圧調整用の小孔を形成してなる
    ことを特徴とするノック式ペンシル。
  2. 【請求項2】 前記チャックを有する管状のノック部
    と、前記制動ゴムを有する管状のホルダ部とを相対的に
    軸方向にスライド可能に嵌合させ、前記チャックの開閉
    を制御する管状の中胴部を前記ホルダ部とノック部の間
    に介在させ、前記チャックから前記制動ゴムまでの空間
    をほぼ気密状態にした構造を有し、前記小孔がこの空間
    と外部とを連通させるように形成されていることを特徴
    とする請求項1のノック式ペンシル。
JP35960191A 1991-12-27 1991-12-27 自動製図機のノック式ペンシル Pending JPH05177985A (ja)

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