JP2552059Y2 - 記録装置の鉛筆ペン - Google Patents

記録装置の鉛筆ペン

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JP2552059Y2
JP2552059Y2 JP1991066929U JP6692991U JP2552059Y2 JP 2552059 Y2 JP2552059 Y2 JP 2552059Y2 JP 1991066929 U JP1991066929 U JP 1991066929U JP 6692991 U JP6692991 U JP 6692991U JP 2552059 Y2 JP2552059 Y2 JP 2552059Y2
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雅英 与猶
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動作図機に用いられ
る鉛筆ペンに関する。さらに詳しくは、鉛筆芯の案内機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】自動作図機において鉛筆ペンは、作図図
形の消去、修正が容易なために広く普及している。自動
作図機に鉛筆ペンを用いた場合、その描画効率向上のた
め、鉛筆芯の自動繰り出し動作、さらに、鉛筆芯が記録
不可能となった場合には芯の給排芯動作を自動的に行う
ことが必要である。
【0003】上記鉛筆芯の繰り出し、給排芯機能を有し
た鉛筆ペンを用いた記録装置が種々提案されている。そ
の一例を図2〜図3に示す。
【0004】図2は、鉛筆ペンを用いた記録装置の従来
の構成を示す説明図、図3は図2に示す鉛筆ペンの要部
拡大図である。
【0005】上記鉛筆ペン1は、鉛筆ペン1に対し相対
的に上下動(以下摺動という)可能に設けられ、複数の
鉛筆芯23を保持する芯タンク2と、自動作図機のペン
ブロック4のペン上下手段41により記録ペン1の上方
動作が行われた時、該鉛筆ペン1のノックプレート21
がペンブロック4のノック部42によって相対的に下方
に押し下げられることにより鉛筆芯23を開放するチャ
ック32と、上記チャック32を覆うように設けられ、
チャック32による鉛筆芯の把持開放動作をガイドする
ニップル33と、上記ニップル33の下方部を覆うよう
に設けられ、上記鉛筆芯23をチャック32から中駒3
5に案内する芯追従管34と、鉛筆芯23を上記チャッ
ク32より弱い力で保持する芯ホルダ351を有すると
ともに、鉛筆ペン1の先端部にスプリングを介して上下
動可能に設けられ、かつ、この鉛筆ペン1がペンブロッ
ク4のペン上下手段41により下方に押し下げられた
時、ペンブロック4のピン43に係合し相対的に上昇す
る、中駒35と、上記各機構を所定位置に保持する内部
胴31とを有している。そして、上記ペンブロック4の
ペン上下手段41の鉛筆ペン1の上下動作に連動し、鉛
筆芯23の自動繰り出し動作、給排芯動作が行われるよ
う構成されている。
【0006】
【考案が解決しようとする問題点】従来の鉛筆ペン1に
おいては、図3中A部に示された、チャック上部321
とアジャストリング36間、及び、ニップル33と内部
胴31間(図中B部)に僅かな隙間を持たせ、各内部機
構の摺動時の摩擦による摺動不良が発生しないよう構成
されていた。また、この場合において、上記ニップル3
3は、鉛筆芯通路を構成する芯チャック32を摺動自在
に保持し、アジャストリング36及びニップル33間に
掛け渡されたニップルスプリングにより鉛筆ペンケース
3の内部胴31に支持される構成が採用されていた。こ
のニップルスプリングの採用は、筆記時における鉛筆芯
に対する筆圧を吸収するために重要なものである。 従来
の鉛筆ペンは、以上のような構成を有していたので、
筆芯23の繰り出し動作、及び、給排芯動作時におい
て、芯タンク底面部22の芯チャック押し下げ動作によ
る各摺動部の位置決めがなされず、特にチャック32は
各方向に変位しうるスプリング係止されたニップル33
に保持される構成であったため、芯チャック押し下げ動
作の衝撃によりニップル33が傾く場合があり、このた
め、芯タンク底面部22とチャック上部321、チャッ
ク下部322と芯追従管34、及び、芯追従管34と芯
ホルダ351間の中心軸がずれ、給排芯不良、芯折れ現
象が発生する問題点を有していた。上記問題点は、特に
細い線幅を持つ鉛筆芯を用いた場合に顕著に現れ、該芯
を用いた場合に、作画不能状態となりやすい欠点があっ
た。
【0007】本考案は上記問題点に対してなされたもの
で、簡便な方法で摺動各部の中心軸の位置決めを行い、
給排芯不良、芯折れ現象が発生しない鉛筆ペンの提供を
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため本考案は、上記
鉛筆ペン1において、ペン内部のニップル33と芯追従
管34、及び、ニップル33と内部胴8との間に一体成
形されたカラー36を設けたことを特徴とする。
【0009】従って、従来鉛筆ペンにおいて問題となっ
ていた、摺動部中心軸位置決めが簡便な手段にて行うこ
とができ、細径の鉛筆芯を適用することができる。
【0010】
【実施例】図1は本考案の一実施例を示す説明図であっ
て、鉛筆ペン1の要部を示した図である。
【0011】図1を参照する。
【0012】本考案の鉛筆ペン1は、鉛筆ペン1に対し
相対的に摺動可能に設けられ、複数の鉛筆芯23を保持
する芯タンク2と、自動作図機のペンブロック4のペン
上下手段41により記録ペン1の上方動作が行われた
時、該鉛筆ペン1のノックプレート21がペンブロック
4のノック部42によって相対的に下方に押し下げられ
ることにより鉛筆芯23を開放するチャック32と、上
記チャック32を覆うように設けられ、チャック32に
よる鉛筆芯の把持開放動作をガイドするニップル33
と、上記ニップル33の下方部を覆うように設けられ、
上記鉛筆芯23をチャック32から中駒35に案内する
芯追従管34と、鉛筆芯23を上記チャック32より弱
い力で保持する芯ホルダ351を有するとともに、鉛筆
ペン1の先端部にスプリングを介して上下動可能に設け
られ、かつ、この鉛筆ペン1がペンブロック4のペン上
下手段41により下方に押し下げられた時、ペンブロッ
ク4のピン43に係合し相対的に上昇する、中駒35
と、上記各機構を所定位置に保持する内部胴31と、上
記ニップル33と上記芯追従管34、及び、ニップル3
3と上記内部胴8との間に一体成形されたカラー36と
を有する。
【0013】芯タンク2中に保持された鉛筆芯23は、
漏斗状に形成された芯タンク底面部22を伝い、自重に
より落下する。チャック下端部322が閉じた状態とな
っている時には、落下した鉛筆芯23は、チャック下部
322に支持される。
【0014】ここで、上記ニップル33と内部胴31間
にはカラー上部361が挿め込まれているのでニップル
33が固定され、その内面側に存在するチャック32を
中心位置に支持する。従って、鉛筆芯23が落下する際
確実にチャック32に導く。
【0015】ペンブロック4のペン上下手段41(図
2)にこの鉛筆ペン1が保持され上方に移動させる。該
動作により鉛筆ペン1のノックプレート21がペンブロ
ック4のノック部42によって相対的に下方に押し下げ
られ、芯タンク2がチャック32を押し下げ、チャック
下部322のニップル33との締め付けを解き、チャッ
ク下部322を開放する。そのため鉛筆芯23は、さら
に自重により落下し、芯追従管34を通って中駒35の
芯ホルダ351に到達する。
【0016】ここでは、カラー下部362がニップル3
3下部と芯追従管34との間に挿め込まれているので、
芯追従管34が中心位置に支持され、鉛筆芯23はとど
こおることなく芯ホルダ351に達する。
【0017】その後鉛筆ペン1が下降され、通常の位置
に達すると、各部はバネにより元の位置に復帰する。該
動作によりチャック下部322がニップル33に再度締
め付けられるため、鉛筆芯23はチャック下部322に
把持される。
【0018】ペン上下手段41が記録を行うため、鉛筆
ペン1を下方に移動させる。該動作により中駒35がペ
ンブロック4に設けられたピン43によって相対的に上
方に押し上げられ、上記把持された鉛筆芯23は芯ホル
ダ351に挿入される。さらに鉛筆ペン1を下方に移動
することにより、中駒から鉛筆芯23を突出させ記録が
可能となる。
【0019】なお、不要芯が生じた場合には、上記動作
を繰り返し行い新たな鉛筆芯の繰り出しにより不要芯を
除去する。この不要芯の除去は図2に示すセンサ44に
より検出する。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の鉛筆ペン
1は、ペン内部のニップル33と芯追従管34、及び、
ニップル33と内部胴8との間に一体成形されたカラー
36を設けた簡単な構成により、上下動する各部の位置
決めがなされ、芯折れ、給排芯不良の発生を防ぎ、細径
鉛筆芯の使用を可能とする利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す説明図である。
【図2】従来技術を示す説明図である。
【図3】従来技術を示す説明図である。
【符号の説明】
1 鉛筆ペン 2 芯タンク 23 鉛筆芯 32 チャック 33 ニップル 34 芯追従管 35 中駒 36 カラー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノック機構により押し下げられることによ
    り把持した鉛筆芯を開放して鉛筆芯の繰り出しを行う芯
    チャック機構を有した記録装置の鉛筆ペンにおいて、 芯チャック機構を、下方にすりわりが形成された鉛筆芯
    通路と、この鉛筆芯通路を上下方向に摺動自在に支持す
    るとともにその下方部が上記すりわりを開放する方向に
    拡開したニップルと、該ニップルを鉛筆ペンケースの所
    定位置に係止し当該ニップルを変位可能に支持するニッ
    プルスプリングとにより構成し、上記ノック機構により上記芯チャック機構の鉛筆芯通路
    が押し下げられて上記鉛筆芯の繰り出しが行われる際、
    上記ニップルに係合して該ニップルの上下方向以外の変
    位を規制して上記鉛筆芯通路のセンタリングを行うカラ
    ーを上記ニップルと上記鉛筆ペンケースの間に設け たこ
    とを特徴とする記録装置の鉛筆ペン。
JP1991066929U 1991-07-29 1991-07-29 記録装置の鉛筆ペン Expired - Fee Related JP2552059Y2 (ja)

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JPH0586592U JPH0586592U (ja) 1993-11-22
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