JPH05177842A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH05177842A
JPH05177842A JP35843091A JP35843091A JPH05177842A JP H05177842 A JPH05177842 A JP H05177842A JP 35843091 A JP35843091 A JP 35843091A JP 35843091 A JP35843091 A JP 35843091A JP H05177842 A JPH05177842 A JP H05177842A
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JP
Japan
Prior art keywords
cap
cam
ink
lever
print head
Prior art date
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Pending
Application number
JP35843091A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Sasaki
徹 佐々木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH05177842A publication Critical patent/JPH05177842A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字ヘッドのノズル内のインク吸引後、印字
ヘッドに被せたキャップ内の気圧を大気圧とするチュー
ブや連通遮断機構を不要とし、チューブを用いることに
よるトラブルの発生をなくし、キャッピング機構を小型
にする。 【構成】 同一のカム軸36上に第1カム35・第2カ
ム37・第3カム38を設ける。それらのカムによりそ
れぞれ回動する第1レバー27・第2レバー51・第3
レバー55を設ける。それら第1レバー27の回動によ
りキャップ30を印字ヘッド22に被せ、第2レバー5
1の回動によりインク吸引ポンプ49を作動し、第3レ
バー55の回動により開閉弁44を開閉する。そして、
インクの吸引後、開閉弁44を開いてキャップ30の内
外を連通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば印字ヘッド
を搭載するキャリッジを往復動し、印字ヘッドのノズル
からインクを噴射してプラテン上のシートに記録を行う
インクジェットプリンタ等のインクジェット記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえばインクジェットプリンタ
では、図5に示すように、印字ヘッド17のヘッド面1
7aにキャップ3を被せてその印字ヘッド17のインク
の乾燥を防ぐキャッピング機構を備える。そのキャッピ
ング機構には、第1レバー1を支点2を中心として回動
自在に設け、その一端1aでキャップ3を、他端1bで
ロ−ラ4をそれぞれ支持する。そして、付勢バネ5で付
勢して前記ロ−ラ4を第1カム6に押し当ててなる。前
記キャップ3は、チューブ7を介して連通遮断機構8と
連結し、また、チューブ9を介してインク吸引ポンプ1
0と連結する。前記インク吸引ポンプ10は、ポンプシ
ャフト11にポンプレバー12の一端を連結する。その
ポンプレバー12は、付勢バネ13で付勢して他端のロ
−ラ14を前記第2カム15に押し当ててなる。その第
2カム15と前記第1カム6とは、同一のカム軸16上
に取り付ける。
【0003】そして、使用終了時にキャリッジを非印字
領域に移動して前記カム軸16を反時計まわりに所定角
度回転し、前記付勢バネ5で第1レバー1を時計まわり
に回動して図6に示すように前記キャップ3を印字ヘッ
ド17のヘッド面17aに被せ、不使用時におけるノズ
ル内のインクの乾燥を防止する。その後、使用前装置本
体の電源投入時に再び前記カム軸16を回転し、前記キ
ャップ3を被せた状態で第2カム15によりインク吸引
ポンプ10を作動してノズル内のインクを吸引し、ノズ
ルのインクの通りをよくする。そのインク吸引後、前記
連通遮断機構10をソレノイド等により作動し前記チュ
ーブ7を通して前記印字ヘッド17に被せたキャップ3
内の気圧を大気圧として、使用までの時間にインクを吸
い上げないようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のインクジェットプリンタでは、前記キャップ3にチ
ューブ7やその連通遮断機構8を連結するので、キャッ
ピング機構が大型となる問題および動作タイミングを取
りにくい問題があった。また、チューブを用いるからチ
ューブの折れ曲がり等のトラブルを発生するおそれがあ
った。
【0005】そこで、この発明の目的は、印字ヘッドの
ノズル内のインク吸引後、チューブを用いることによる
トラブルの発生を無くし、動作タイミングを取りやすく
するとともに、キャッピング機構を小型にすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載のものは、たとえば以下の図示実施例において示すと
おり、同一カム軸36上に第1カム35と第2カム37
とを設け、使用終了時に前記カム軸36を所定角度回転
し、前記第1カム35でキャップ30を動かして印字ヘ
ッド22に被せ、使用前装置本体の電源投入時に再び前
記カム軸36を所定角度回転し、前記キャップ30を被
せた状態で前記第2カム37によりインク吸引ポンプ4
9を作動して前記印字ヘッド22のノズル内のインクを
吸引するインクジェット記録装置において、前記キャッ
プ30内外を連通する通路41dを塞ぐ開閉弁44を設
けるとともに、前記インク吸引ポンプ49を作動して前
記ノズル内のインクを吸引して後、その開閉弁44を開
く第3カム38を前記カム軸36上に設けてなることを
特徴とする。
【0007】請求項2に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すとおり、請求項1に記載のインクジェ
ット記録装置において、前記キャップ30を前記印字ヘ
ッド22に被せるとき、前記第3カム38により前記開
閉弁44を開いてなることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すとおり、請求項1に記載のインクジェ
ット記録装置において、前記開閉弁44をバネ付勢して
前記キャップ30に設けてなることを特徴とする。
【0009】
【作用】そして、請求項1に記載のものは、使用終了時
にカム軸36を所定角度回転し、第1カム35でキャッ
プ30を動かして印字ヘッド22に被せる。他方、使用
前装置本体の電源投入時に、カム軸36を所定角度回転
し、キャップ30を被せた状態で第2カム37によりイ
ンク吸引ポンプ49を作動してノズル内のインクを吸引
する。そのインク吸引後、第3カム38により開閉弁4
4を開いてキャップ30の内外を連通する。
【0010】請求項2に記載のものは、そのように印字
ヘッド22にキャップ30を被せるとき、第3カム38
により開閉弁44を開く。
【0011】請求項3に記載のものは、開閉弁44をバ
ネ付勢して通路41dを塞ぐ。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
を説明する。図4は、この発明の一実施例であるインク
ジェットプリンタの内部概略平面図である。
【0013】このインクジェットプリンタは、装置本体
内の図示しない側板間にプラテン20を適宜支持して回
転自在に設けるとともに、そのプラテン20と平行にガ
イドシャフト21を設ける。そのガイドシャフト21上
には、印字ヘッド22を搭載したキャリッジ23をスラ
イド自在に取り付ける。そして、キャリッジ23は、プ
ラテン20と平行な主走査方向に印字領域Aを往復動す
るとともに、そのプラテン20にセットする図示しない
シートを副走査方向に搬送し、印字ヘッド22のヘッド
面22aからインクを噴射してシート上に記録を行う。
一方、使用終了後は、復帰信号に基づき前記キャリッジ
23を自動的に非印字領域Bの休止位置Cへと復帰す
る。そして、キャッピング機構24を作動して前記印字
ヘッド22のヘッド面22aを被い、ヘッド面22aに
付着するインクの乾燥を防止する。
【0014】ところで、図1に示すように前記キャッピ
ング機構24には、第1レバー27を支点28を中心と
して回動自在に設ける。その第1レバー27には、一端
27aにロ−ラ29を回動自在に取り付け、他端27b
にキャップ30を回動自在に取り付ける。さらに、第1
レバー27の一端側にスプリング31の下端を掛け止め
る。そして、スプリング31の上端を固定フレーム32
に掛け止めて第1レバー27を常時図中時計まわりに回
動付勢し、前記ロ−ラ29を第1カム35に押し当てて
なる。その第1カム35のカム軸36には、第2カム3
7及び第3カム38を同軸上に設ける。
【0015】一方、前記キャップ30は、図中右側を前
面として横向きに設け、中央に保持部40を設ける。そ
の保持部40は、図2に示すように前面側を断面コ字状
として内部に凹部40aを設け、後面側に図中手前と奥
に並べてブラケット40bを突出する。さらに、保持部
40には、窓孔40cを後面へ貫通して設けるととも
に、筒部40dを後面側へ突出する。前記保持部40の
前面側には、凹部40aに嵌め込んで弾性部材41を設
ける。その弾性部材41は、後面側に凸部41aを設
け、前記窓孔40cを通してキャップ30の後面側へ突
出してなる。また、弾性部材41の前面側には、外周に
前記保持部40の前縁を被って鍔部41bを設け、内部
に凹部41cを設ける。そして、該凹部41cには、空
気用の通路41dを前記凸部41aの後端面へ貫通して
設けるとともに、やや深い凹部41eを設け、そこにイ
ンク用の通路41fを設け前記筒部40d内と連通す
る。さらに、前記ブラケット40bには、軸43を中心
に開閉弁44を回動自在に取り付ける。その開閉弁44
は、レバー状で、付勢バネ45により常に時計まわりへ
回動付勢して一端を前記凸部41aの後端面に押し当
て、前記通路41dを閉じる。
【0016】前記キャップ30の筒部40dには、チュ
ーブ48の一端を取り付ける。チューブ48の他端は、
図1に示すようにインク吸引ポンプ49に取り付ける。
そして、チューブ48を介して前記キャップ30とイン
ク吸引ポンプ49とを連結する。そのインク吸引ポンプ
49のポンプシャフト50には、第2レバー51の一端
を連結する。前記第2レバー51は、支点52を中心に
回動自在に設け、他端にロ−ラ53を回動自在に設け
る。そして、図示しないスプリングで時計まわりへ回動
付勢して前記ロ−ラ53を前記第2カム37に押し当て
てなる。
【0017】さらに、前記開閉弁44の一端と係合自在
に第3レバー55を設ける。その第3レバー55は、支
点56を中心に回動自在に設け、他端にロ−ラ57を回
動自在に設ける。そして、図示しないスプリングで反時
計まわりへ回動付勢して前記ロ−ラ57を前記第3カム
38に押し当ててなる。
【0018】しかして、使用終了時、休止位置Cにおい
て、図3に示すように前記カム軸36を反時計まわりへ
所定角度回転すると、スプリング31で第1レバー27
を時計まわりへ回動して印字ヘッド22にキャップ30
を被せる。そのとき、第3カム38により第3レバー5
5を介して開閉弁44を開閉し、前記通路41dを介し
てキャップの内外を連通することによりキャップ30を
被せやすくする。こうして、ノズル部22aに付着する
インクの乾燥を防止する。そうして、不使用時は、開閉
弁44を閉じキャップ30を被せたままカム軸36の回
転を止めて待機する。
【0019】その後、使用開始時、装置本体の電源を投
入して図示するごとく再びカム軸36を所定角度回転す
ると、前記キャップ30を被せた状態で第2カム37に
より第2レバー51を介してインク吸引ポンプ49を作
動し、ノズル内のインクを前記凹部41c、通路41
f、チューブ48を通して吸引する。そのインク吸引
後、第3カム38により再び開閉弁44を開閉する。そ
して、通路41dを介してキャップ30の内外を連通
し、キャップ30内の気圧を大気圧と同じくする。それ
から、印字ヘッド22のヘッド面22aからキャップ3
0を離し、キャリッジ23を印字領域Aに移動してセッ
トする。
【0020】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、印字ヘ
ッドにキャップを被せ、インク吸引ポンプでノズル内の
インクを吸引後、第3カムにより開閉弁を開閉するの
で、通路を介してキャップの内外を連通し、キャップ内
の気圧を大気圧と同じくすることができる。よって、キ
ャップに連結するチューブや連通遮断機構を省くことが
でき、チューブを用いることによるトラブルの発生をな
くすし、動作タイミングが取りやすくなるとともに、キ
ャッピング機構を小型にすることができる。
【0021】請求項2に記載のものによれば、印字ヘッ
ドにキャップを被せるとき第3カムにより開閉弁を一時
的に開くので、キャップの内外を連通して印字ヘッドに
キャップを被せやすくなる。
【0022】さらに、請求項3に記載のものによれば、
開閉弁をバネ付勢して通路を塞ぐので、簡単な構成で、
閉じた状態を保持し、また容易に開けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるインクジェットプリ
ンタにおけるキャッピング機構部分の構成図である。
【図2】そのキャップの縦断面図である。
【図3】前記キャッピング機構のカム軸の回転にともな
うキャップ、開閉弁、インク吸引ポンプの作動状態を示
すタイムチャートである。
【図4】前記インクジェットプリンタの内部の概略平面
図である。
【図5】従来のインクジェットプリンタにおけるキャッ
ピング機構部分の構成図である。
【図6】そのキャップを印字ヘッドに被せたときの状態
図である。
【符号の説明】
22 印字ヘッド 30 キャップ 35 第1カム 36 カム軸 37 第2カム 38 第3カム 41d 通路 44 開閉弁 49 インク吸引ポンプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一カム軸上に第1カムと第2カムとを
    設け、使用終了時に前記カム軸を所定角度回転し、前記
    第1カムでキャップを動かして印字ヘッドに被せ、使用
    前装置本体の電源投入時に再び前記カム軸を所定角度回
    転し、前記キャップを被せた状態で前記第2カムにより
    ポンプを作動して前記印字ヘッドのノズル内のインクを
    吸引するインクジェット記録装置において、前記キャッ
    プ内外を連通する通路を塞ぐ開閉弁を設けるとともに、
    前記ポンプを作動して前記ノズル内のインクを吸引して
    後、その開閉弁を開く第3カムを前記カム軸上に設けて
    なる、インクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記キャップを前記印字ヘッドに被せる
    とき、前記第3カムにより前記開閉弁を開いてなる、請
    求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記開閉弁をバネ付勢して前記キャップ
    に設けてなる、請求項1に記載のインクジェット記録装
    置。
JP35843091A 1991-12-27 1991-12-27 インクジェット記録装置 Pending JPH05177842A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35843091A JPH05177842A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 インクジェット記録装置

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JP35843091A JPH05177842A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 インクジェット記録装置

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JPH05177842A true JPH05177842A (ja) 1993-07-20

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ID=18459264

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JP35843091A Pending JPH05177842A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 インクジェット記録装置

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JP (1) JPH05177842A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6398338B1 (en) * 2000-06-16 2002-06-04 Xerox Corporation Cam-actuated lever capping arm
JP2010158808A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Ricoh Co Ltd 回復装置及び画像形成装置

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