JPH05238014A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH05238014A
JPH05238014A JP7586392A JP7586392A JPH05238014A JP H05238014 A JPH05238014 A JP H05238014A JP 7586392 A JP7586392 A JP 7586392A JP 7586392 A JP7586392 A JP 7586392A JP H05238014 A JPH05238014 A JP H05238014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
cap
print head
suction
suction hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7586392A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Sasaki
徹 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7586392A priority Critical patent/JPH05238014A/ja
Publication of JPH05238014A publication Critical patent/JPH05238014A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字ヘッドから吸引したインクがキャップ内
をスム−ズに流れるようにしてキャップ内のインクの吸
引効率を向上させ、印字ヘッドのインク吐き出し面への
インク付着や印字ヘッドのノズルからのインク吸引不良
の発生を防止する。 【構成】 インクを下向きに噴射してシ−ト上に記録を
行うインクジェットプリンタにおいて、その印字ヘッド
に被せるキャップ15の内底面16aの中心に吸引孔1
7を設け、内底面16aを吸引孔17に向かう下り傾斜
とする。そして、不使用時にキャップ15を被せて吸引
し、その内底面16a上に溜るインクをその下り傾斜に
添って吸引口17に向けて吸引する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばインクジェッ
トプリンタ等のインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、インクジェットプリンタ
では、印字ヘッドを搭載するキャリッジを記録領域で往
復動し、印字ヘッドのノズルからインクを噴射してプラ
テン上のシートに記録を行うようになっている。そし
て、印字を行わない不使用時には、キャリッジを非記録
領域へと移動し、印字ヘッドにキャップを被せてノズル
内のインクの乾燥を防止するとともに、ノズルからイン
クを吸引してノズルの詰まりを防止する。
【0003】図5・図6に示すように、前記キャップ2
は、印字ヘッドのノズル面を被う形状とし、印字ヘッド
側の面には印字ヘッドのノズル面に添う吸引溝3を設け
るとともに、その内底面3aには、インクを吸引する吸
引孔4を設けてある。このキャップ2をキャップホルダ
1に取り付ける。そして、キャップ2を印字ヘッドに被
せ、キャップホルダ1に取り付けた吸引用チュ−ブ5を
介して図示しない吸引ポンプで吸引孔4からインクを吸
引していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のもの
は、キャップ2における吸引溝3の内底面3aは略平ら
な面となっている。このため、インクを下向きに噴射し
てシ−ト上に記録を行うタイプのインクジェットプリン
タでは、キャップ2内に吸引されたインクが内底面3a
上に溜りやすくインクの吸引効率が低下する。そのた
め、印字ヘッドのノズル面へのインク付着やノズルから
のインク吸引不良が発生するという問題点があった。
【0005】そこで、この発明の目的は、印字ヘッドか
ら吸引したインクがキャップ内をスム−ズに流れるよう
にしてキャップ内のインクの吸引効率を向上させ、印字
ヘッドのノズル面へのインク付着や印字ヘッドのノズル
からのインク吸引不良の発生を防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載のものは、例えば以下の図示実施例のように、キャリ
ッジ13を記録領域Aで往復動し、そのキャリッジ13
上に搭載する印字ヘッド10でインクを下向きに噴射し
てシ−ト14上に記録を行うとともに、不使用時に前記
キャリッジ13を非記録領域Bへと移動し、前記印字ヘ
ッド10にキャップ15を被せてその吸引孔17からイ
ンクを吸引するインクジェット記録装置において、前記
キャップ15の内底面16aを、前記吸引孔17に向か
う下り傾斜としてなる、ことを特徴とする。
【0007】また、請求項2に記載のものは、例えば以
下の図示実施例のように、請求項1に記載のインクジェ
ット記録装置において、前記下り傾斜を平面傾斜として
なる、ことを特徴とする。
【0008】
【作用】そして、記録を行わない不使用時にキャリッジ
13を非記録領域Bへと移動し、前記印字ヘッド10に
キャップ15を被せて印字ヘッド10からインクをその
内底面16aの下り傾斜に沿って吸引孔17から吸引す
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の一実施
例について説明する。図4は、インクジェットプリンタ
の概略構成図である。図中符号11は、プラテンを示
す。12は、プラテン11と平行に側板間に設けた2本
のガイドシャフトであり、このガイドシャフト12上に
キャリッジ13をプラテン11に沿って往復動自在に設
ける。キャリッジ13には、印字ヘッド10を搭載す
る。また、プラテン11の側方には、キャップ15をレ
バ−で揺動自在に支持する。
【0010】そして、使用時には、そのキャリッジ13
を2本のガイドシャフト12で案内してプラテン11に
沿って往復動するとともに、そのプラテン11にセット
したシート14をキャリッジ13の移動方向と直交する
方向に搬送し、そのシート14に向け印字ヘッド10か
らノズルでインクを噴射してシート14上に記録する。
記録を行わない不使用時には、キャリッジ13を非記録
領域Bへ移動し、図中一点鎖線で示す位置においてキャ
ップ15で印字ヘッド10のノズル面を被うようになっ
ている。
【0011】ところで、このインクジェットプリンタの
キャップ15は、図1及び図2に示すように、前記印字
ヘッド10の印字ヘッド面に添った吸引溝16を設け、
その吸引溝16の長さ方向の中心に吸引孔17を設け
る。吸引溝16の内底面16aは、平面を傾けて吸引孔
17に向かう下り傾斜とする。このキャップ15を略円
筒状のキャップホルダ18の一端にに嵌め込んで取り付
ける。
【0012】このキャップホルダ18の外周面を直径方
向に対応する位置でプラテン11より外れる位置に設け
たレバー19の一端19aに揺動可能に支持し、キャッ
プ15の吸引孔17は、キャップホルダ18の設けた吸
引口17に連通する貫通孔を有する連結部18aに取り
付けたチュ−ブ20により図3に示すように吸引ポンプ
21に連結する。レバー19は、支点22を中心として
回動可能に設け、他端19bでローラ23を回転可能に
支持する。また、このレバー19の他端19b側にスプ
リング24の一端を掛け止める。そして、そのスプリン
グ24の他端を固定フレーム25に掛け止めてレバー1
9を常時図中時計方向に回動付勢し、適宜支持部材で回
動可能に支持する偏心カム26にローラ23を押し当て
る。
【0013】そして、印字を行わない不使用時には、キ
ャリッジを非記録領域Bへと移動し、偏心カム26を回
転してレバ−19を回動させてキャップ15で印字ヘッ
ド10を被う。そして、印字ヘッド10におけるノズル
内のインクの乾燥を防止するとともに、インク吸引ポン
プ21を作動してノズル内のインクを吸引し、キャップ
15の吸引溝16内に溜るインクをその内底面16の下
り傾斜に従って吸引孔17に向けて吸引し、チュ−ブ2
0を介して吸引ポンプ21に溜める。
【0014】
【発明の効果】従って、この発明によれば、記録を行わ
ない不使用時にキャリッジ13を非記録領域Bへと移動
し、前記印字ヘッド10にキャップ15を被せて印字ヘ
ッド10からインクをその内底面16aの下り傾斜に沿
って吸引孔17から吸引するので、キャップ内のインク
の吸引効率を向上させ、印字ヘッドのノズル面へのイン
ク付着やノズルからのインク吸引不良の発生を防止する
ことができる。
【0015】また、請求項2に記載のものによれば、下
り傾斜が平面傾斜となっているのでインクの吸引効率が
更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるインクジェットプリ
ンタにおいて、キャップを支持しチュ−ブを取り付けた
キャップホルダの断面図である。
【図2】そのキャップの平面図である。
【図3】そのキャップ作動機構図である。
【図4】そのインクジェットプリンタの説明平面図であ
る。
【図5】従来のインクジェットプリンタにおけるキャッ
プを支持しチュ−ブを取り付けたキャップホルダの断面
図である。
【図6】そのキャップの平面図である。
【符号の説明】
10 印字ヘッド 13 キャリッジ 14 シ−ト 15 キャップ 16a 内底面 17 吸引孔 A 記録領域 B 非記録領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジを記録領域で往復動し、その
    キャリッジ上に搭載する印字ヘッドでインクを下向きに
    噴射してシ−ト上に記録を行うとともに、不使用時に前
    記キャリッジを非記録領域へと移動し、前記印字ヘッド
    にキャップを被せてその吸引孔からインクを吸引するイ
    ンクジェット記録装置において、前記キャップの内底面
    を、前記吸引孔に向かう下り傾斜としてなる、インクジ
    ェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記下り傾斜を平面傾斜としてなる、請
    求項1に記載のインクジェット記録装置。
JP7586392A 1992-02-28 1992-02-28 インクジェット記録装置 Pending JPH05238014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7586392A JPH05238014A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 インクジェット記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7586392A JPH05238014A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 インクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05238014A true JPH05238014A (ja) 1993-09-17

Family

ID=13588519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7586392A Pending JPH05238014A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 インクジェット記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05238014A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010076359A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Brother Ind Ltd ヘッドキャップ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010076359A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Brother Ind Ltd ヘッドキャップ

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