JPH0832449B2 - インクジェット記録ヘッドの目詰まり防止装置 - Google Patents

インクジェット記録ヘッドの目詰まり防止装置

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JPH0832449B2
JPH0832449B2 JP11345490A JP11345490A JPH0832449B2 JP H0832449 B2 JPH0832449 B2 JP H0832449B2 JP 11345490 A JP11345490 A JP 11345490A JP 11345490 A JP11345490 A JP 11345490A JP H0832449 B2 JPH0832449 B2 JP H0832449B2
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cap
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博和 幸田
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インクジェット記録ヘッドの目詰まり防止
装置に関する。
[従来の技術] 第3図は、インクジェット記録ヘッドの目詰まり防止
装置の従来例である。
同図に示すように、キャリッジ11は、記録紙(図示省
略)の主走査方向(紙面に垂直な方向)に移動可能であ
り、このキャリッジ11には、インクジェット記録ヘッド
12と、このインクジェット記録ヘッド12にインクを供給
するためのインクタンク13とが固定されている。尚、イ
ンクタンク13内のインクは、インクカートリッジ14を手
でインクタンク13に挿入することにより補充される。
インクジェット記録ヘッド12の前方(図の左側)に
は、図示しないモータにより回動可能なアーム15と、押
しカム16及び押しばね17によりインクジェット記録ヘッ
ド12のノズルの前面に当接可能なキャップ18が配置さ
れ、キャップ18には、ノズル内のインクを吸引するため
の開口が形成されている。キャップ18の開口は、バキュ
ームポンプ19に連結され、バキュームポンプ19は、モー
タとクランク20により駆動される。
上記構成において、モータが駆動されると、アーム1
5、押しカム16及び押しばね17が駆動されてキャップ18
がノズルの前面に当接し、ノズル内のインクや空気がバ
キュームポンプ19により排出される。したがって、この
インクジェット記録ヘッド12を長期間使用しない場合、
ノズルの先端が乾燥してノズルに残留したインクが固着
したり、ごみなどが付着することを防止することができ
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来のインクジェット記録ヘ
ッドの目詰まり防止装置では、専用のモータを用いたポ
ンプによりノズル内のインクや空気を排出するので、コ
ストがかかり、長期間使用しない場合には使用する都度
スイッチをオンにしてこのポンプを作動する必要があ
り、操作が面倒である。
一方、特開昭57−117964号公報に示すように、ボタン
の押圧力により吸引ポンプを駆動してノズル先端に負圧
を発生させ、インクをノズル先端から後方に吸引させる
装置が開示されているが、使用する都度ボタンを押圧す
る必要があり、押圧するのを怠ると、ノズルの先端が乾
燥してノズルに残留したインクが固着したり、ごみなど
が付着する恐れがある。
本発明の目的は、簡単な構成でありかつ簡単な操作で
ノズルの先端が乾燥したり、ごみなどが付着することを
防止することができるインクジェット記録ヘッドの目詰
まり防止装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上述の目的は本発明によれば、カートリッジの装着位
置とインク供給位置との間で移動可能なカートリッジホ
ルダと、インクジェット記録ヘッドのノズルをキャップ
を介してインクを吸引するポンプとを備えており、ポン
プは、カートリッジホルダが装着位置からインク供給位
置に移動される際に加えられる力で駆動されるように構
成されていることで達成できる。
[作用] カートリッジがカートリッジホルダに装着されて、カ
ートリッジホルダが装着位置からインク供給位置に移動
される際の力でポンプが駆動する。これによりインクジ
ェット記録ヘッドのノズルからキャップを介してインク
が吸引される。
[実施例] 以下、本発明のインクジェット記録ヘッドの目詰まり
防止装置を実施例により説明する。
第1図は本発明の一実施例としてのインクジェット記
録ヘッドの目詰まり防止装置の一実施例を示す側面図で
ある。
同図に示すように、キャリッジ21は記録紙(図示省
略)の主走査方向(紙面に垂直な方向)に移動すること
が可能であり、このキャリッジ21には、インクを左方向
に噴射することにより記録紙に記録するインクジェット
記録ヘッド22がヘッドホルダ23を介して設けられてい
る。
このキャリッジ21上にはインクが含浸された多孔質部
材を収納したインクタンク25が保持されており、このイ
ンクタンク25はインク供給チューブ24を介してインクジ
ェット記録ヘッド22に連通している。
キャリッジ21にはまた、インクが含浸された多孔質部
材を内部に有するインクカートリッジ26を保持するため
のカートリッジホルダ27が設けられている。このカート
リッジホルダ27の右端にはレバー30が回動可能に取り付
けられており、カートリッジホルダ27はピン29によりキ
ャリッジ21の支持部に回動可能に取り付けられている。
レバー30はカートリッジホルダ27を装着しやすいように
上側に折り曲げられている。レバー30の中央近傍にはピ
ン30aが形成されている。このピン30aは、略くの字形の
ポンプ連結アーム31の上側の先端に係止可能である。
尚、インクカートリッジ26には、インクタンク25が接触
することが可能なようにインク供給口26aが形成されて
いる。カートリッジホルダ27の右端にはカッタ27aが取
り付けられており、インクカートリッジ26が挿入される
ときにインク供給口26aのシール(図示省略)がカッタ2
7aで除去される。
ポンプ連結アーム31は、キャリッジ21の後方(図の右
側)においてピン32の回りを回動可能に配置されてお
り、ばね33により時計回り方向に附勢されている。尚、
ポンプ連結アーム31は、カートリッジホルダ27がインク
供給位置にセットされるときにレバー30のピン30aがポ
ンプ連結アーム31の一方のアームの先端に係止するよう
にストッパ32aに当接している。
L字形のキャップアーム34は、キャリッジ21の前方に
おいて回動可能に配置されており、その一方のアームの
先端にはキャップ35がノズル22aの正面に当接可能なよ
うにかつ回動可能に取り付けられている。このキャップ
アーム34の他方のアームは、ホルダアーム28の先端に係
止可能に形成されている。
キャップ35には、ノズル22a内のインクを吸引するた
めの開口が形成されており、キャップ35の開口は、イン
ク排出チューブ36を介してバキュームポンプ37に連結さ
れている。インク排出チューブ36には、インクの逆流を
防止するための逆止弁38が取り付けられている。尚、キ
ャップ35は、ばね39によりノズル22aの前面から離れる
方向に附勢されている。
これらのキャリッジ21、キャップ35の下方には、レバ
ー30の運動をバキュームポンプ37に伝達するためのポン
プ連結ロッド40が前後方向(図示左右方向)に移動可能
に配置されている。ポンプ連結ロッド40の前方には、ピ
ニオン41に歯合するラック42が形成されている。ピニオ
ン41の回転は、偏心カム43により直線運動に変換されバ
キュームポンプ37に伝達される。
また、ポンプ連結ロッド40の中央には、ホルダアーム
28の先端とキャップアーム34の他方のアームの先端の係
止を解くためのリリースバー44が上方に突出するように
形成されている。ポンプ連結ロッド40の後端45は、ポン
プ連結アーム31の他方のアームに係止可能なように上方
に突出するように形成されている。尚、ポンプ連結ロッ
ド40は、ばね46により前方に附勢されており、ポンプ連
結ロッド40はストッパ47に当接している。
次に、本実施例の動作を第1図及び第2図を参照して
説明する。
第2図は第1図に示したインクジェット記録ヘッドの
目詰まり防止装置の動作を説明するための図である。
第1図に示すように、カートリッジホルダ27が上方に
開いた状態は、インクカートリッジ26が挿着可能であ
り、インクカートリッジ26がカートリッジホルダ27に挿
着されると、インクカートリッジ26のインク供給口26a
のシールがカッタ27aにより除去される(状態I)。
この状態Iにおいて、レバー30が下側に押圧されてカ
ートリッジホルダ27が下方に閉じられると、第2図に示
すように、ホルダアーム28がカートリッジホルダ27とと
もに時計回り方向に回動する。したがって、ホルダアー
ム28の下端がキャップアーム34の他方のアームに当接
し、キャップ35がばね39の附勢力に抗してノズル22aの
前面に密着する(状態II)。この場合、インクカートリ
ッジ26がインク供給位置にセットされ、インクカートリ
ッジ26内のインクがインク供給口26aを介してインクタ
ンク25に供給される。
この状態IIにおいて、レバー30が前方に回動される
と、レバー30のピン30aがポンプ連結アーム31の一方の
アームの先端に当接するので、ポンプ連結アーム31は、
ばね33の附勢力に抗して反時計回り方向に回動する。し
たがって、ポンプ連結アーム31の他方のアームがポンプ
連結ロッド40の後端45に当接し、ポンプ連結ロッド40
は、ばね46の附勢力に抗して後方に移動する(状態II
I)。
ポンプ連結ロッド40が後方に移動すると、ラック42に
歯合するピニオン41が回転してバキュームポンプ37が駆
動される。したがって、ノズル内のインク等がキャップ
35の開口を介して排出される。
この状態IIIにおいて、レバー30が更に下方に回動さ
れると、ポンプ連結ロッド40が更に後方に移動する。ポ
ンプ連結ロッド40が更に後方に移動するとポンプ連結ロ
ッド40のリリースバー44がキャップアーム34に当接し、
キャップアーム34が例えば紙面と直角な方向に撓む。し
たがって、ホルダアーム28の先端とキャップアーム34の
他方のアームの係合が解かれ(状態IV)、キャップ35が
ばね39によりノズルの前面から離れて印字準備が完了す
る。
尚、この動作によりインクジェット記録ヘッド22のノ
ズル内の気泡等が除去されない場合には、上記状態I〜
IVの操作を繰り返すことにより除去される。
したがって、本発明によれば、カートリッジホルダを
交換する際にノズル内の気泡等が自動的に除去されるの
で、従来例のように吸引ポンプのスイッチをオンにする
のを怠るということがなくなり、ノズルの先端が乾燥し
たり、ごみなどが付着することを確実に防止することが
できる。また、専用モータを用いたポンプを設ける必要
がないので、コストがかからない。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように本発明によればカートリッ
ジの装着位置とインク供給位置との間で移動可能なカー
トリッジホルダと、インクジェット記録ヘッドのノズル
をキャップを介してインクを吸引するポンプとを備えて
おり、ポンプは、カートリッジホルダが装着位置からイ
ンク供給位置に移動される際に加えられる力で駆動され
るように構成されているので、簡単な構成かつ操作でイ
ンクジェット記録ヘッドのノズルの目詰まりを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としてのインクジェット記録
ヘッドの目詰まり防止装置の一実施例を示す側面図、第
2図は第1図に示したインクジェット記録ヘッドの目詰
まり防止装置の動作を説明するための図、第3図は、イ
ンクジェット記録ヘッドの目詰まり防止装置の従来例で
ある。 22……インクジェット記録ヘッド、26……インクカート
リッジ、27……カートリッジホルダ、30……レバー、31
……ポンプ連結アーム、34……キャップアーム、35……
キャップ、37……バキュームポンプ、40……ポンプ連結
ロッド、41……ピニオン、42……ラック、43……偏心カ
ム、44……リリースバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/185 B41J 3/04 102 N

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カートリッジの装着位置とインク供給位置
    との間で移動可能なカートリッジホルダと、インクジェ
    ット記録ヘッドのノズルをキャップを介してインクを吸
    引するポンプとを備えており、該ポンプは、該カートリ
    ッジホルダが前記装着位置から前記インク供給位置に移
    動される際に加えられる力で駆動されるように構成され
    ていることを特徴とするインクジェット記録ヘッドの目
    詰まり防止装置。
JP11345490A 1990-04-27 1990-04-27 インクジェット記録ヘッドの目詰まり防止装置 Expired - Fee Related JPH0832449B2 (ja)

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US6969148B2 (en) 2001-07-31 2005-11-29 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Pivoting on-axis ink reservoir for inkjet printer
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