JPH09226147A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JPH09226147A
JPH09226147A JP3776096A JP3776096A JPH09226147A JP H09226147 A JPH09226147 A JP H09226147A JP 3776096 A JP3776096 A JP 3776096A JP 3776096 A JP3776096 A JP 3776096A JP H09226147 A JPH09226147 A JP H09226147A
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JP
Japan
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print head
wiper
ink
wiper member
holder
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JP3776096A
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English (en)
Inventor
Motohito Muraki
基人 村木
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09226147A publication Critical patent/JPH09226147A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省スペースでワイパー部材をクリーニングす
ることができるインクジェットプリンタを提供する。 【解決手段】 ワイパー部材23を支持するワイパーホ
ルダ27を、印字ヘッド4の移動経路に対して傾斜する
方向に進退可能に支持する。ワイパー部材23は印字ヘ
ッド4の移動経路内に突出する突出位置と、それより後
退した待機位置との間を移動可能で、該待機位置におい
て、インク吸収体からなるクリーニングフォーム32に
当接する。クリーニングーフォーム32は、異物、余剰
インクを除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタにおい
て、印字ヘッドのノズル面に付着した紙ごみや塵埃等の
異物、及び余剰インクは、ドット抜けやインク液滴の飛
行曲がり等により印字不良を引き起こす原因となる。通
常、この種の印字不良の防止、及び印字不良状態からの
回復の一手段として、印字ヘッドのノズル面を非インク
吸収性の弾性部材からなる板状のワイパー部材(クリー
ニング部材)によって払拭して、付着した異物及び余剰
インクを除去することが行われている。
【0003】かかるワイパー部材は、例えば実開平6ー
5957号公報に記載されるように、フレームの軸に軸
支されたワイパーホルダの端部に取付けられ、ワイパー
ホルダの回転に伴い、ワイパー部材の先端の軌跡とオー
バーラップするように位置する印字ヘッドのノズル面を
ワイパー部材によって払拭し、ノズル面に付着している
異物及び余剰インクをワイパー部材に付着させて除去す
るようになっている。
【0004】ところで、このようなものにおいては、払
拭後のワイパー部材には、ノズル部より払拭された異物
及び余剰インクが付着しているので、払拭後もワイパー
部材はさらに回転し、該ワイパー部材の先端の軌跡とオ
ーバーラップする位置に設けられた、多孔性部材からな
るインク吸収体(廃液フォーム)に当接しながら通過
し、この通過の際に、払拭によってワイパー部材に付着
した異物及び余剰インクがインク吸収体によって払拭さ
れるようにしている。これによって、異物はインク吸収
体の表面に付着し、余剰インクはインク吸収体の内部に
吸収され、ワイパー部材に付着していた異物及び余剰イ
ンクが除去される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たものでは、ワイパーホルダを回転して、ワイパ員具部
材をインク吸収体(廃液フォーム)に当接させてクリー
ニングするようにしているので、それらの配置のために
大きなスペースを必要とする。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、省スペースでワイパー部材をクリーニングすること
ができるインクジェットプリンタを提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、イン
ク液滴をノズルから吐出する印字ヘッドと、該印字ヘッ
ドに搭載されたキャリッジを往復移動させるキャリッジ
移動手段とを備えるインクジェットプリンタにおいて、
前記印字ヘッドの移動経路内に突出する突出位置と前記
印字ヘッドの移動経路より後退した待機位置との間を移
動可能に構成され、前記突出位置において印字ヘッドの
ノズル面を払拭するワイパー部材と、該ワイパー部材を
支持するワイパーホルダと、前記ワイパーホルダを、前
記印字ヘッドの移動経路に対して傾斜する方向に進退可
能に支持するホルダフレームと、インク吸収体からなり
前記ワイパー部材が待機位置にあるときに当接する廃液
フォームとを備える構成とする。
【0008】請求項1の発明によれば、ワイパー部材
(ワイパーホルダ)が印字ヘッドの移動経路に対して傾
斜する方向に進退せしめられ、ワイパー部材が待機位置
にあるとき、廃液フォームに当接し、異物、余剰インク
が除去される。よって、回転して廃液フォームに当接さ
せる場合に比して、必要とするスペースが少なくなる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1のインクジェ
ットプリンタにおいて、前記ワイパー部材が、ワイパー
ホルダに取付固定される取付部と、該取付部に連設され
可撓性を有するワイパーブレード部とを有する。
【0010】請求項2の発明によれば、ワイパー部材の
取付部がワイパーホルダに取付固定されて取付安定性が
確保され、可撓性を有するワイパーブレード部によって
効率よくワイピングされる。
【0011】請求項3の発明は、請求項2のインクジェ
ットプリンタにおいて、さらに、印字ヘッドの移動経路
内に突出した突出位置と前記印字ヘッドの移動経路より
後退した待機位置との間を移動可能に構成され、前記突
出位置において印字ヘッドのノズル面を覆い該印字ヘッ
ド内の残留インクを吸引する吸引キャップが、ワイパー
部材に隣接して配設されている。
【0012】請求項3の発明によれば、ワイパー部材に
隣接した位置で、吸気キャップによって印字ヘッド内の
残留インクが吸引される。
【0013】請求項4の発明は、請求項3のインクジェ
ットプリンタにおいて、前記ワイパー部材及び吸引キャ
ップが、共通のカム部材によって駆動が制御される。
【0014】請求項4の発明によれば、ワイパー部材と
吸引キャップが、共通のカム部材によって駆動制御さ
れ、一連の回復動作が制御される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】インクジェットプリンタの外観を示す図1
において、インクジェットプリンタ1は、左右方向に延
びる回転軸(図示せず)によってフレーム2に回転可能
に支承される円筒形状のプラテンローラ3を有する。プ
ラテンローラ3は、給紙カセット又は手差し給紙部から
供給された印刷用紙4をインクジェット式の印字ヘッド
5に対面させながら搬送するものであり、いわゆる紙送
り装置の一部を構成している。
【0017】尚、前記印刷用紙4は、フレーム2の後方
の図示しない用紙供給口から矢符Aの方向に供給され、
プラテンローラ3の回転により矢符Bの方向に送給さ
れ、図示しない用紙排出口から矢符Cの方向に排出され
るように構成されている。
【0018】前記プラテンローラ3の前方には、キャリ
ッジ6がプラテンローラ3の軸線に沿って矢符Dの方向
に移動可能に設けられている。キャリッジ6は、印字ヘ
ッド5及び該印字ヘッド5に供給するためのインクを収
容するインクカートリッジ7をそれぞれ着脱可能に搭載
している。
【0019】また、前記プラテンローラ3の軸線と平行
にキャリッジ軸8が設けられ、該キャリッジ軸8にキャ
リッジ6がスライド可能に嵌挿されている。これによっ
て、キャリッジ6に搭載された印字ヘッド5は、プラテ
ンローラ3の軸線に沿って、スライド移動により往復移
動可能となっている。前記キャリッジ6を往復移動させ
るキャリッジ移動手段は、キャリッジ6を、キャリッジ
駆動モータ10によって、ベルト11及びプーリ12,
13を有するベルト駆動機構14を介して駆動するよう
に構成されている。尚、キャリッジ駆動モータ10とし
てはステップモータあるいはDCモータが使用される。
【0020】また、前記プラテンローラ3の右側には、
印字ヘッド5の不吐出あるいは吐出不良を回復する回復
装置RMが配設された回復エリアが配置されている。こ
のような回復装置RMを設けているのは、インクジェッ
ト式印字ヘッド5は、使用中に内部に気泡が発生した
り、吐出面上にインク液滴が付着したりする等の原因に
より吐出不良を起こすので、これを解消して良好な吐出
状態に回復するためである。
【0021】前記回復装置RMとしては、図2〜図4に
詳細を示すように、印字ヘッド5のノズル面を払拭する
ワイピング装置21のほか、該ワイピング装置21に隣
接して、印字ヘッド5内の残留インクを吸引するパージ
装置22が設けられている。
【0022】前記ワイピング装置21は、印字ヘッド5
の移動経路内に突出する突出位置と、前記印字ヘッド5
の移動経路より後退した待機位置との間を、印字ヘッド
5の移動経路に対して傾斜する方向に往復移動可能に構
成されたワイパー部材23を有し、該ワイパー部材23
が、突出位置において印字ヘッド5のノズル面を払拭す
るようになっている。
【0023】また、前記パージ装置22は、印字ヘッド
5を覆う吸引キャップ24を有し、該吸引キャップ24
は、印字ヘッド5の移動経路内に突出した突出位置と前
記印字ヘッド5の移動経路より後退した待機位置との間
を移動可能に構成され、前記突出位置において前記吸引
キャップ24が印字ヘッド5のノズル面を覆うように構
成されている。そして、印字ヘッド5が吸引キャップ2
4に覆われているときに、吸引ポンプ25により負圧を
発生させ、吸引キャップ24を通じて印字ヘッド5内の
残留インクを吸引し、良好な吐出状態を回復させるよう
になっている。
【0024】前記ワイピング装置21のワイパー部材2
3の進退、パージ装置22の吸引キャップ24の進退及
び吸引ポンプ25の駆動は、共通のカム部材26によっ
て制御されるようになっている。
【0025】即ち、前記ワイパー部材23はワイパーホ
ルダ27に支持され、該ワイパーホルダ27が、フレー
ム部材31(ホルダフレーム)によって印字ヘッド5の
移動経路に対して傾斜する方向に進退可能に支持されて
いる。そして、ワイパーホルダ27の後端部がカム部材
26の第1カム溝26aに係合している。また、吸引キ
ャップ24もキャップホルダ28に支持され、該キャッ
プホルダ28の後端部がカム部材26の第2カム溝26
bに係合している。さらに、吸引ポンプ25はそれの1
対のピストン25a,25bの一端部がカム部材26の
第3及び第4カム溝26c,26dに係合している。そ
して、カム部材26が回転駆動されることで、第1〜第
4カム溝26a〜26dとの係合状態が変化し、ワイピ
ング装置21のワイパー部材23の進退、パージ装置2
2の吸引キャップ24の進退及び吸引ポンプ25の駆動
が制御される。
【0026】また、前記フレーム部材31において、ワ
イパーホルダ27の移動経路の印字ヘッド5側には、多
孔質のインク吸収体からなりワイパー部材23の汚れを
除去するクリーニングフォーム32(廃液フォーム)が
設けられている。ワイパー部材23は、ワイパーホルダ
27に取付けられる取付部23aと、該取付部23aに
連設され印字ヘッド5のノズル面をワイピングするワイ
パーブレード部23bとを有する。ワイパー部材23の
ワイパーブレード部23bは可撓性を有し、ワイパー部
材23が突出したときには、ワイパーブレード部23b
が印字ヘッド5の移動経路に略直交する状態となる一
方、収納された待機位置にあるときには、ワイパーブレ
ード部23bが撓んでクリーニングフォーム32に接触
するようになっている。
【0027】前記吸引ポンプ25には、吸引キャップ2
4が、吸引チューブ33を介して接続されると共に、吐
出チューブ34の一端部が接続されている。また、吐出
チューブ34の他端部は、吸着材35が収容された廃イ
ンクタンク36に接続されている。従って、吸引ポンプ
25によって吸引チューブ33を通じて吸引された印字
ヘッド5のノズル内の残留インクは、吸引ポンプ25を
経て吐出チューブ34を通じて廃インクタンク36に吐
出され、そして廃インクタンク36内の吸着材35に吸
着されるようになっている。
【0028】前記吸引ポンプ25は、図3に詳細を示す
ように、フレーム部材31に取付固定された円筒形状の
ケーシング25c内に、前記ピストン25b,25cが
独立して移動可能に嵌挿されている。ケーシング25c
には、吸入口25dと吐出口25eとが軸線方向に一定
間隔を存して設けられ、吸入口25dに吸引チューブ3
3が、吐出口25eに吐出チューブ34がそれぞれ接続
されている。ピストン25a,25bはそれぞれ駆動軸
25g,25hに嵌着され、該駆動軸25g,25hに
よって駆動され、ケーシング25c内において、ピスト
ン25b,25cの間にポンプ室25k(図7参照)を
形成するようになっている。一方の駆動軸25gは、他
方の筒状の駆動軸25h内に摺動可能に嵌挿され、各駆
動軸25g,25hは、一端部にカム部材26の第3及
び第4カム溝26c,26dに係合する係合部材35,
36が取付けられている。
【0029】前記カム部材26は、紙送り装置の駆動モ
ータ等の駆動手段により、それと係脱可能に連結する連
結部材を介して回転駆動されるように構成されている。
即ち、カム部材26の一側には、前記駆動手段に連結さ
れた駆動ギヤ41と係脱可能に噛み合うギヤ42(連結
部材)が形成されている。
【0030】上記のように構成すれば、印字ヘッド5の
良好な吐出状態を回復するための回復動作が行われると
きには、図示しない制御手段によってキャリッジ駆動モ
ータ10が駆動制御されて、キャリッジ6が印字ヘッド
5を、そのノズル面が吸引キャップ24と対向する位置
まで移動せしめられる。このとき、ワイパー部材23、
吸引キャップ24及び吸引ポンプ25のピストン25
a,25bは、図5に示す状態にある。
【0031】それから、印字ヘッド5内の残留インクを
吸引するためのに、カム部材26の回転動作により、吸
引キャップ24が待機位置から突出位置に前進せしめら
れ、印字ヘッド5のノズル面と密着する状態となる(図
6参照)。
【0032】そして、吸引ポンプ25が駆動され、印字
ヘッド5のノズル面を通じて該印字ヘッド5内の残留イ
ンクが吸引される。具体的には、吸引ポンプ25におい
て、第1ピストン25aのみが右方向に移動せしめら
れ、第2ピストン25bは、静止したままに保たれ、そ
れらの間に形成されるポンプ室25kの容積が増大させ
られる(図7参照)。これによって、ポンプ室25k内
が負圧状態になり、ノズル面を通じて残留インクが吸引
され、吸引チューブ33から吸入口25dを経てポンプ
室25k内に吸入され、その後吸引キャップ24がノズ
ル面から離れ(図8参照)、後退が開始される。厳密に
言えば、印字ヘッド5内の残留インクは吸引キャップ2
4の前面における窪み内の空気が吸入された後に吸引さ
れ、第1ピストン25aの右方向への移動に伴って、ポ
ンプ室25kの容積が増大させられる間、インクの吸引
が継続される。
【0033】その後、吸引キャップ24が後退され、待
機位置に戻されると共に、第2ピストン25bが左方向
に移動せしめられ、さらにポンプ室25kの容積が拡大
されることで、空吸引動作が行われ、吸引チューブ33
内等に残っているインクがポンプ室25k内に吸引され
る(図9参照)。
【0034】このようにして、吸引キャップ24による
一連の吸引動作が終了すると、ワイパー部材23が、待
機位置から突出位置まで、印字ヘッド5の移動経路に対
して傾斜する方向に前進せしめられる。それと共に、第
1ピストン25a及び第2ピストン25bが左方向に移
動せしめられ、吸引ポンプ25の吸入口25dが閉じら
れ、かつ吐出口25eが開放される(図10参照)。第
2ピストン25bが停止し、第1ピストン25aのみが
左方向に移動せしめられ、ポンプ室25kの容積を減少
させて吐出口25eを通じて、ポンプ室25kに吸入さ
れたインクが吐出される(図11参照)。尚、吸入口2
5dが閉じられ、吐出口25eが開放された後に容積が
減少させられるため、吸入口25dからインクが逆流す
ることが回避される。
【0035】そして、キャリッジ6が、印字ヘッド5の
ノズル面がワイパー部材23を横切る方向に移動して、
そのノズル面がワイパー部材23のワイパーブレード部
23bによってワイピングされ(図11参照)、印字ヘ
ッド5のノズル面に付着していた異物及び余剰インクが
除去される。
【0036】そして、カム部材26が一回転すると、吸
引ポンプ25のピストン25a,25bが共に右方向に
移動すると共にワイパー部材23が後退して待機位置と
なり、カム部材26の回転位相を検出するためのスイッ
チ50がカム部材26の切欠凹部26xと対向し、初期
状態に戻り(図12参照)、カム部材26が停止状態と
なる。このとき、待機位置にあるワイパー部材23は、
印字ヘッド5のノズル面をワイピングした側の面がクリ
ーニングフォーム32に接触し、その表面に異物が付着
し、余剰インクは吸収され、ワイパー部材23に付着し
ていた異物及び余剰インクが除去され、常に良好なワイ
ピング性能が維持される。
【0037】このように、ワイパー部材23をクリーニ
ングフォーム32に当接させる動作を、印字ヘッド5の
移動経路に対して傾斜する方向の移動によって行ってい
るので、従来のように回転させる場合に比べて、必要と
するスペースを大幅に提言することが可能となり、省ス
ペース化が図れる。特に、クリーニングフォーム32
に、待機状態にあるときに当接させるようにしているの
で、クリーニングフォーム32に当接させるために特別
な動作を行う必要がなく、通常のワイピング動作の途中
で当接させるようになっているので、制御そのものも複
雑とならない。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明は、上記のように、ワイ
パー部材(ワイパーホルダ)を印字ヘッドの移動経路に
対して傾斜する方向に進退せしめるようにしたので、ワ
イパー部材を回転する場合に比して、必要とするスペー
スが少なくなり、省スペースの点で有利となる。そし
て、ワイパー部材が、印字ヘッドの移動経路より交代し
た待機位置にあるときに、廃液フォームに当接させて、
異物、余剰インクを除去することができるので 、制御
も複雑となることがない。
【0039】請求項2の発明は、ワイパー部材が、ワイ
パーホルダに取付固定される取付部と、該取付部に連設
され可撓性を有するワイパーブレード部とを有するよう
にしているので、取付安定性を確保してワイパーブレー
ド部によって効率よくワイピングすることができる。
【0040】請求項3の発明は、ワイパー部材に隣接し
て、印字ヘッド内の残留インクを吸引する吸引キャップ
を設けているので、吸引キャップによる吸引動作を行っ
た後、ワイピング動作を続けて行うことができ、一連の
回復動作を簡単にかつ効率よく行うことができる。
【0041】請求項4の発明は、ワイパー部材及び吸引
キャップを、共通のカム部材によって駆動制御するよう
にしているので、一連の回復動作を関連づけて簡単に制
御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェットプリンタの全体構
成を示す概略斜視図である。
【図2】本発明に係るインクジェットプリンタのワイパ
ー部材付近の右側面図である。
【図3】図2のIII-III 線における断面図である。
【図4】本発明に係るインクジェットプリンタのワイパ
ー部材付近を示し、(a)は同左側面図、(b)は
(a)のB-B線における断面図である。
【図5】動作の説明図である。
【図6】動作の説明図である。
【図7】動作の説明図である。
【図8】動作の説明図である。
【図9】動作の説明図である。
【図10】動作の説明図である。
【図11】動作の説明図である。
【図12】動作の説明図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 5 印字ヘッド 6 キャリッジ 10 キャリッジ駆動モータ 21 ワイピング装置 22 パージ装置 23 ワイパー部材 23a 取付部 23b ワイパーブレード部 24 吸引キャップ 26 カム部材 27 ワイパーホルダ 31 ホルダフレーム(フレーム部材) 32 クリーニングフォーム(廃液フォーム)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク液滴をノズルから吐出する印字ヘ
    ッドと、該印字ヘッドに搭載されたキャリッジを往復移
    動させるキャリッジ移動手段とを備えるインクジェット
    プリンタにおいて、 前記印字ヘッドの移動経路内に突出する突出位置と前記
    印字ヘッドの移動経路より後退した待機位置との間を移
    動可能に構成され、前記突出位置において印字ヘッドの
    ノズル面を払拭するワイパー部材と、 該ワイパー部材を保持するワイパーホルダと、 前記ワイパーホルダを、前記印字ヘッドの移動経路に対
    して傾斜する方向に進退可能に支持するホルダフレーム
    と、 インク吸収体からなり前記ワイパー部材が待機位置にあ
    るときに当接する廃液フォームとを備えることを特徴と
    するインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記ワイパー部材は、ワイパーホルダに
    取付固定される取付部と、該取付部に連設され可撓性を
    有するワイパーブレード部とを有するところの請求項1
    記載のインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 さらに、印字ヘッドの移動経路内に突出
    した突出位置と前記印字ヘッドの移動経路より後退した
    待機位置との間を移動可能に構成され、前記突出位置に
    おいて印字ヘッドのノズル面を覆い該印字ヘッド内の残
    留インクを吸引する吸引キャップが、ワイパー部材に隣
    接して配設されているところの請求項1又は2記載のイ
    ンクジェットプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記ワイパー部材及び吸引キャップは、
    共通のカム部材によって駆動が制御されるところの請求
    項3記載のインクジェットプリンタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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