JPH05177458A - 金具付ホースの自動位置合せ装置 - Google Patents

金具付ホースの自動位置合せ装置

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JPH05177458A
JPH05177458A JP34437091A JP34437091A JPH05177458A JP H05177458 A JPH05177458 A JP H05177458A JP 34437091 A JP34437091 A JP 34437091A JP 34437091 A JP34437091 A JP 34437091A JP H05177458 A JPH05177458 A JP H05177458A
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JP
Japan
Prior art keywords
hose
flange
metal fitting
sensor base
flange portion
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Application number
JP34437091A
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English (en)
Inventor
Mikito Ishii
幹人 石井
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ホースの所定角度位置に金具のフランジ部の方
向を位置合せできる金具付ホースの自動位置合せ装置を
提供する。 【構成】一方向に突出するフランジ部を有する金具が外
周面に固定保持されたホースを回転駆動する回転駆動部
と、回転駆動される該ホースのフランジ部の表裏いずれ
か一方の面が押圧当接される当接面および前記フランジ
部の回転位置を検出するセンサを保持するセンサ台部
と、回転駆動される該ホースのフランジ部の他方の面を
押圧し、該一方の面を前記センサ台部の当接面に当接付
勢する付勢部とから構成されている。フランジ部がセン
サ台部の当接面に当接しているため、フランジ部とセン
サとの軸方向のずれがない。このため、精度良くフラン
ジ部を検出できる。また、金具付ホースは回転駆動され
るため、フランジ部の突出方向を任意の方向とした状態
でホースを固定でき、次の工程のホースの処理に便利で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば一方向に突出す
るフランジ部を有する金具が外周面に固定保持されたホ
ースのフランジ部の突出方向を検出できる金具付ホース
の自動位置合せ装置に関し、中間金具付ホースと口金等
の端部金具とを組付ける工程に使用できる。
【0002】
【従来の技術】ホース、例えばバブレーキホースは、作
動液をマスタシリンダからホイールシリンダに送る液圧
伝達系路を接続するのに用いられる。この場合、ブレー
キホースの両端はマスタシリンダとホイールシリンダと
で固定されているが、ホース中間部分はホースのもつ柔
軟性のために位置が定まらない。このためホースの長手
方向の中間部分の外周面に一方向に突出するフランジ部
を有する中間金具を取りつけ、この中間金具のフランジ
部を車体に固定し、ホースの中間部分の位置を固定して
いる。ホースの端部金具の取りつけに関し、ホースの軸
芯を中心とする回転方向に規制がある場合、中間金具の
フランジの突出方向と端部金具の取り付け方向を所定の
回転角度に規制しなければならない。
【0003】従来、フランジ部の回転方向を規制するガ
イドをもつホース端部金具組立治具を使用し、作業者が
このガイドにフランジ部を係止することによりフランジ
の回転位置を規制してホースを固定し、ホース端部に端
部金具をその回転位置を特定して取り付けていた。しか
し、使用するホースの種類、取り付け位置の相違により
中間金具と端部金具の取り付け角度がそれぞれ異なる。
このため多数の治具を準備する必要があった。また、作
業者による手作業であるため、ホースに端部金具を固定
する作業も全面的に自動化することができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題を解決しようとするもので、中間金具のフランジ部
の突出方向が検出できる金具付ホースの自動位置合せ装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の金具付ホースの
自動位置合せ装置は、一方向に突出するフランジ部を有
する金具が外周面に固定保持されたホースを回転駆動す
る回転駆動部と、回転駆動される該ホースのフランジ部
の表裏いずれか一方の面が押圧当接される当接面および
前記フランジ部の回転位置を検出するセンサを保持する
センサ台部と、回転駆動される該ホースのフランジ部の
表裏の他方の面を押圧し該一方の面を前記センサ台部の
当接面に当接付勢する付勢部とからなることを特徴とす
る。
【0006】
【発明の作用】本発明の金具付ホースの自動位置合せ装
置は、回転駆動部上に載置された、フランジ部を有する
金具が外周面に固定保持されたホースを、そのホースの
軸芯を中心に回転駆動する。回転駆動している間に、付
勢部が作動しフランジの一面を押圧し、フランジの他面
をセンサ台部の当接面に押し付ける。センサ台部上でか
つその当接面にフランジの他面が押し付けられた状態
で、ホース(フランジ)が回転する。フランジが回転
し、所定回転角度に到達するとセンサがフランジを検出
する。この状態でセンサ台部上でのフランジの回転角度
が特定される。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を以下に説明する。本実施例
の金具付ホースの自動位置合せ装置は、図1ないし図1
0に示すように、回転駆動部10とセンサ台部20と付
勢部40とから構成されている。回転駆動部10は、図
1ないし図3に示すように、平滑な基台2(図2に示
す)上に垂直に植立した保持台11と、この保持台11
に回転可能に設けられた一対の駆動ロ−ラ12、12
と、一対の駆動ロ−ラ12、12に対し相対向し適宜昇
降可能に設けられた従動ロ−ラ17、17とからなる。
図2および図3に示すように、電動モ−タMが保持台1
1の下部に設けられ、中間ギヤ13が保持台11の中間
部に回転可能に設けられており、図中一点鎖線で示す連
動チエーン14により一対の駆動ロ−ラ12、12とと
もに互いに回転連結され、それぞれ同一方向に回転する
ように構成されている。また、一対の駆動ロ−ラ12、
12は、その外周面の一部が保持台11の上部より上方
に突出するように保持台11に取り付けられ、これら一
対の駆動ローラ12、12の上側に形成される谷状の部
分と保持台11の上端に設けられたV溝15とは列状に
並ぶ位置関係にある。なお、V溝15は駆動ローラ1
2、12の上側に形成される谷状の部分より僅かに下方
に配置されている。金具付ホース1は一対の駆動ロ−ラ
12、12の上側に形成される谷状の部分に置かれ、駆
動ロ−ラ12、12の外周面に当接して回転駆動され
る。一対の駆動ロ−ラ12、12の上方にはこれら一対
の駆動ロ−ラ12、12と相対向するように従動ロ−ラ
17、17が設けられている。これら従動ロ−ラ17、
17は、保持台11の上方に配置されている懸架フレー
ムFに固定保持された流体シリンダCに昇降自在に設け
られた垂下部16に回転可能に取り付けられている。な
お、図1に示すように、従動ロ−ラ17、17は垂下部
16に互いに間隔を隔てて平行する軸にそれぞれ保持さ
れるとともに、軸方向にも互いにずれた関係にある。そ
して、従動ロ−ラ17、17は垂下部16と共に下降
し、金具付ホース1に当接して押圧し前記一対の駆動ロ
−ラ12、12と相俟って金具付ホース1を挟持して回
転駆動するように構成されている。
【0008】金具付ホース1の金具4は、図1、図4、
図5にそれぞれ示すように、中空円筒状でその端部外周
面に一方向に突出する長楕円板状のフランジ部3をも
つ。センサ台部20は、図1、図2、図6にそれぞれ示
すように、回転駆動部10に保持される金具付ホース1
の軸方向に沿い、回転駆動部10と所定間隔を保持しか
つ相対向して配設されている。このセンサ台部20は、
図2および図6に示すように基台2上に植立した保持台
21の上部に取り付けられている。このセンサ台部20
は、非磁性材料から成り、図6ないし図10に示すよう
に互いに平行関係で突設する2つの頂部23、24が設
けられている。2つの頂部23、24には金具付ホース
1を載置する半円状の受台25、26が設けられてい
る。
【0009】一方の頂部23の垂直な内壁面27は、図
1、図9に示すように、回転駆動される金具付ホース1
のフランジ部3が当接する当接面28となる。さらに、
この頂部23の外壁面には、フランジ部3の回転位置を
検出する磁気センサ29が保持具30を介して取り付け
られている。すなわち、磁気センサ29は、回転駆動さ
れ金属材料からなるフランジ部3と近接して互いに対向
する位置関係となることにより、磁気変化を生じ当該位
置を検出する。また、磁気センサ29は、センサ台部2
0に対する取付位置をフランジ部3の回転方向に亘って
所定範囲で変更可能に設けられている。具体的には、磁
気センサ29はセンサ台部20の一方の頂部23の端面
に装着された保持具30に取り付けられている。そし
て、磁気センサ29は前記一方の頂部23を貫通して設
けた円弧状の溝32内に挿入され回転するフランジ部3
と対向可能に設けられている。そして保持具30は、セ
ンサ台部20を貫通して設けた円弧状の溝33に挿入さ
れた通しボルト34およびナット35の螺合関係により
前記一方の頂部23の端面の所定位置に取り付けられて
いる。
【0010】前記磁気センサ29の取付位置は通しボル
ト34およびナット35を緩めて円弧状の溝33の円弧
範囲で保持具30を移動することによりフランジ部3の
回転方向に対応して変更するように構成されている。付
勢部40は、図1、図2に示すように、センサ台部20
に相対向すると共に、回転駆動部10に保持される金具
付ホース1の軸方向に沿い、センサ台部20と所定間隔
保持して設けられている。すなわちこの付勢部40は、
上方に配置されている懸架フレームFに固定保持された
流体シリンダCに昇降自在に設けられた懸架シリンダ4
1と押圧部43とから構成されている。そして付勢部4
0はその半円状の開口42を有する押圧部43か懸架シ
リンダ41と共に降下して該懸架シリンダ41により金
具付ホース1の軸方向に沿って往復動自在に設けられて
いる。そして、この押圧部43は、その半円状の開口4
2を回転駆動される金具付ホース1の外周面を跨ぐよう
に嵌合し、懸架シリンダ41によりフランジ部3の他方
の面6を前記センサ台部20側へ押圧するように構成さ
れている。そして付勢部40は懸架シリンダ41と押圧
部43により、フランジ部3の一方の面5をセンサ台部
20の当接面28に当接付勢するように構成されてい
る。
【0011】前記した本実施例の金具付ホースの自動位
置合せ装置は次のように使用される。まず、自動位置合
せされる金具付ホース1を回転駆動部10の一対の駆動
ロ−ラ12、12間上と、センサ台部20の2つの頂部
23、24に設けた半円状の受台25、26に亘り、か
つ金具4の一方向に突出するフランジ部3がセンサ台部
20の2つの頂部23、24の間にくるように載置す
る。次いで、付勢部40の押圧部43を降下し、その半
円状の開口42を回転駆動される金具付ホース1の外周
面に嵌合させる。しかるのち、押圧部43を、金具付ホ
ース1の軸方向に移動させてフランジ部3の他方の面6
をセンサ台部20方向へ押圧する。これにより、フラン
ジ部3の一方の面5は、前記センサ台部20の一方の頂
部23の当接面28に当接する。次に従動ロ−ラ17、
17を降下し、一対の駆動ロ−ラ12、12と従動ロ−
ラ17、17とで金具付ホース1のホースを挟持する。
そして駆動ロ−ラ12、12を駆動し、金具付ホース1
を回転させる。そしてセンサ台部20の頂部23の外壁
面に保持具30により保持された磁気センサ29が、回
転駆動されるている金具4のフランジ部3の回転位置を
検出する。そして、磁気センサ29の信号は図示しない
制御部に入力され、制御部の指令により駆動ロ−ラ1
2、12の回転駆動が止められ、金具付ホース1の回転
駆動が停止される。これにより金具付ホースは所定回転
位置に固定される。
【0012】なお、この金具付ホースの一端には図示し
ない口金締結機により口金が自動的に締結される。この
口金とホースの金具4のフランジ3とは所定角度を持
つ。口金の締結が終わった後、押圧部43は上方に駆動
され、また、従動ロ−ラ17、17も垂下部16と共に
上方に駆動されて初期状態に戻る。また、口金が締結さ
れた金具付ホースは回転駆動部10およびセンサ台部2
0から取り除かれ、次の金具付ホースが載置される。
【0013】本実施例の金具付ホースの自動位置合せ装
置は、ホースに取り付けられた金具のフランジ部の突出
方向を容易に検出するとともにその検出位置でホースを
固定する。従ってこの状態でホースの端部に口金等を所
定角度で締結することによりフランジ部の突出方向と口
金の特定部分の方向とを所定の回転角度位置とすること
ができる。
【0014】本実施例では、センサとして磁気センサを
使用したが、他の種類のセンサを使用してもよい。その
他、回転駆動部、センサ台部および付勢部も本実施例の
ものに限る必要はない。
【0015】
【発明の効果】本発明の金具付ホースの自動位置合せ装
置は、センサが固定されているセンサ台部の当接面に、
検出されるフランジ部が押圧付勢されて当接する。そし
てこの状態でホースが金具4とともに回転駆動され、セ
ンサに近づい検出される。フランジ部がセンサ台部の当
接面に当接しているため、フランジ部とセンサとの軸方
向のずれがないため、精度良くフランジ部を検出でき
る。また、金具付ホースは回転駆動されるため、フラン
ジ部の突出方向を任意の方向とした状態でホースを固定
でき、次の工程のホースの処理に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例装置を示す斜視図であ
る。
【図2】図2は本発明の一実施例装置全体を示す正面図
である。
【図3】図3は実施例装置の回転駆動部を示す側面図で
ある。
【図4】図4は実施例装置における金具付ホースを示す
側面図である。
【図5】図5は、図4中VーV線に沿う金具付ホースの
横断面図である。
【図6】図6は実施例装置のセンサ台部を示す側面図で
ある。
【図7】図7は実施例装置のセンサ台部を示す斜視図で
ある。
【図8】図8は実施例装置のセット台部の左側面図であ
る。
【図9】図9は、図8中IV−IV線に沿うセット台部
の横断面図である。
【図10】図10は実施例装置のセンサ台部の右側側面
図である。
【符号の説明】
1…金具付ホース、3…フランジ部、4…金具、5…一
方の面、6…他方の面、10…回転駆動部、12…駆動
ロ−ラ、17…従動ロ−ラ17、20…センサ台部、2
3、24…頂部、25、26…受台、28…当接面、4
0…付勢部、43…押圧部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方向に突出するフランジ部を有する金具
    が外周面に固定保持されたホースを回転駆動する回転駆
    動部と、回転駆動される該ホースのフランジ部の表裏い
    ずれか一方の面が押圧当接される当接面および前記フラ
    ンジ部の回転位置を検出するセンサを保持するセンサ台
    部と、回転駆動される該ホースのフランジ部の表裏の他
    方の面を押圧し該一方の面を前記センサ台部の当接面に
    当接付勢する付勢部とからなることを特徴とする金具付
    ホースの自動位置合せ装置。
JP34437091A 1991-12-26 1991-12-26 金具付ホースの自動位置合せ装置 Pending JPH05177458A (ja)

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