JPH05177180A - 円筒表面清掃装置 - Google Patents

円筒表面清掃装置

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JPH05177180A
JPH05177180A JP3358850A JP35885091A JPH05177180A JP H05177180 A JPH05177180 A JP H05177180A JP 3358850 A JP3358850 A JP 3358850A JP 35885091 A JP35885091 A JP 35885091A JP H05177180 A JPH05177180 A JP H05177180A
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cylinder
contamination
blade
wiping cloth
outer peripheral
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JP3358850A
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Hiroyuki Ishikawa
宏行 石川
Masayasu Kakinuma
正康 柿沼
Yasunori Kin
康憲 金
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鏡面仕上げされた円筒の外周面を傷付けるこ
となく、ムラなく汚れの除去を行なう。 【構成】 円筒51の外周面にブレード13をフローテ
ィングさせて押し付け、水を溶媒とした液状研磨剤31
を供給しながら円筒51を回転させて汚れを削り取り、
払拭布22で研磨剤31と汚れを拭き取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば蒸着テープ作成
機に設けられ、表面が鏡面仕上げされたベーステープガ
イド用のロールなどの表面を清掃する円筒表面清掃装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】鏡面仕上げされた円筒表面に付着した汚
れなどを除去するために、従来は円筒表面に金属性ブレ
ードを当接させ、ブレードをその位置に固定して円筒を
回転させていた。また削り落された汚れなど除去するた
めに、従来は拭払布を円筒表面に当接させ、アルコール
などを供給しながら拭払布を軸方向に移動させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の清掃方法によると、金属性ブレードを円筒表
面に当接した状態で固定していたため、円筒表面に傷が
付き易いという問題があった。また汚れを拭き取るため
に拭払布を円筒表面に押し当ててアルコールなどを供給
していたので、円筒表面に筋状に跡が残ったり、油膜状
の層が残るという問題もあった。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、鏡面仕上げされた円筒表面を傷付けることなく
清掃でき、ムラなく汚れの除去を行なうことのできる円
筒表面清掃装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の円筒表
面清掃装置は、鏡面仕上げされた円筒51の表面を清掃
する円筒表面清掃装置において、円筒51の表面に移動
自在に密着し、表面に付着した汚れを取り落す汚れ除去
手段としてのブレード13と、汚れの除去を促進させる
液状研磨剤31を円筒51の表面に供給する研磨剤供給
手段としての吐出ノズル18と、液状研磨剤31を汚れ
とともに拭き取る拭払手段としての拭払布22とを備え
ることを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の円筒表面清掃装置は、液
状研磨剤31の溶媒は水であることを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1に記載の円筒表面清掃装置において
は、円筒51の表面に密着するブレード13が移動自在
でフローティング構造となっているので、表面に無理な
力がかからず、鏡面に傷を付けることなく汚れを削り落
すことができる。また汚れの除去は液状研磨剤31によ
って促進され、研磨剤31は汚れとともに拭払布22に
よってムラなく除去することができる。請求項2に記載
の円筒表面清掃装置においては、液状研磨剤31の溶媒
が水であるので、拭払後円筒51の表面に油膜状の層が
残ることがない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の円筒表面清掃装置の一実施例
を図面を参照して説明する。
【0009】図1乃至図5に本発明の一実施例の構成を
示す。図1において、円筒表面清掃装置は大別してブレ
ードユニット1、研磨剤ユニット2及び拭払布ユニット
3から構成されている。ブレードユニット1には図1乃
至図3に示すように、清掃される円筒の軸方向に平行な
矢印A−Aで示す方向に移動する基台4が設けられてい
る。基台4上には矢印A−A方向に対して直角の矢印B
−B方向にレール5が固定されている。レール5には移
動部材6が直角方向に装着されており、レール5に案内
されて矢印B−B方向に移動自在となっている。また基
台4に固定された軸7と移動部材6に固定された軸8と
の間には引張りコイルスプリング9が張架されており、
両軸7、8が近接する方向に移動付勢されている。さら
に移動部材6には取付部材10が固定されており、取付
部材10には左右1対の圧縮コイルスプリング11を介
してブレード支持部材12が矢印B−B方向に移動可能
に取り付けられている。そしてプレード支持部材12に
はブレード13が固定されている。
【0010】ブレードユニット1の上部には研磨剤ユニ
ット2が設けられており、研磨剤ユニット2には軸方向
が矢印A−A方向の研磨剤塗布ロール14が回転自在に
支持されている。また研磨剤塗布ロール14はプーリ1
5、16及びベルト17を介して図示しないモータによ
って回転駆動される。さらに研磨剤塗布ロール14の外
周には研磨剤を吐出する複数個、例えば3個のノズル1
8が配設されており、ノズル18は後述するタンクに接
続されている。
【0011】研磨剤ユニット8の上部にはさらに拭払布
ユニット3が設けられており、拭払布ユニット3は架台
19上に平行に設けられた1対のレール20上に矢印A
−A方向に移動可能となっている。そして拭払布ユニッ
ト3の移動は図示しない駆動源によって行なわれる。ま
た拭払布ユニット3には複数本のロール21を介して帯
状の拭払布22が巻回されており、ロール21に平行に
設けられた押圧部23により、図示しない円筒表面に拭
払布22を弾性的に押圧するようになっている。さらに
拭払布22はロール21を介して図示しない駆動源によ
って走行駆動される。なお符号24、25は拭払布ユニ
ット3の移動端を規制するストッパである。
【0012】図3に研磨剤供給系を示す。水中に分散さ
れた液状研磨剤31は密閉タンク32内に収容されてお
り、一端がノズル18に接続された配管33の他端が液
状研磨剤31内に浸漬されている。また配管33には上
流側から順次開閉弁34と逆止弁35とが設けられてい
る。また密閉タイク32の上面には空気配管36の一端
が気密に接続されており、空気配管36の他端はエア源
37に接続されている。さらに空気配管36には電磁弁
38と圧力計39とが設けられている。また配管33の
逆止弁35の下流側とエア源37との間は別の空気配管
40で接続されており、空気配管40にはエア源37側
から順次電磁弁41、圧力計42、開閉弁43及び逆止
弁44が設けられている。
【0013】次に本実施例の作用を説明する。図4に示
すように清掃すべき鏡面研磨された円筒51の外周がブ
レード13、研磨剤塗布ロール14及び押圧部23によ
り押圧されている拭払布22に当接するように設置す
る。このときブレードユニット1の移動部材6は引張コ
イルスプリング9により円筒51に近接する方向に付勢
されており、支持部材12は図5に示すように1対の圧
縮コイルスプリング11により矢印C−Cで示す方向に
揺動自在となっている。従って支持部材12により支持
されたブレード13は円筒51の外周面に追従して移動
し、外周面に平行に押し当てられる。この結果円筒51
を矢印D方向に回転させ基台4を矢印A−A方向にトラ
バースすることにより、ブレード13は円筒51の外周
面を傷付けることなく、外周面に付着した汚れなどを完
全に削り取ることができる。
【0014】このときノズル18から吐出される液状研
磨剤31によって清掃が促進されるが、図3に示すノズ
ル18に研磨剤が沈澱してつまるおそれがある。このた
め電磁弁38を開いてエア源37から高圧空気をタンク
32内に送給し、そのエア圧によって液状研磨剤31を
配管33を介してノズル18から吐出した後、電磁弁3
8を閉じ電磁弁41を開いて、空気配管40を介してエ
アをノズル18に送り、ノズル18からエアを吐出させ
て清掃し、ノズル18のつまりを防いでいる。なお不使
用時には開閉弁34、43を閉じておく。
【0015】次に拭払布22を押圧部23により円筒5
1の表面に押圧し、円筒51を矢印D方向に回転しなが
ら拭払布22を巻き取り、拭払布ユニット3を矢印A−
A方向にトラバースすることにより、円筒51の外周面
に付着した液状研磨剤31及び汚れを拭き取る。このと
き研磨剤は水中に分散されているので、円筒51の外周
面に油膜状の層が残ることはない。
【0016】本実施例によれば、ブレード13がフロー
ティングしているので、円筒51の外周面を傷付けるこ
となく十分な清掃を行なうことができる。また研磨剤は
水中に分散されているので、拭払後円筒51の外周面に
油膜状の層が残ることはない。
【0017】なお、本実施例において用いられるブレー
ド13の材質は特に限定されず、金属でも合成樹脂でも
よい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
円筒表面清掃装置によれば、円筒の表面に付着した汚れ
を削り落すブレードがフローティングしているので、円
筒表面を傷付けることはない。また清掃後の液状研磨剤
及び汚れを拭払布によって拭き取るので、ムラなくきれ
いに拭き取ることができる。
【0019】また請求項2に記載の円筒表面清掃装置に
よれば、液状研磨剤の溶媒が水であるので、拭払後円筒
表面に油膜状の装置が残らず、きれいな仕上り面が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の円筒表面清掃装置の一実施例の構成を
示す斜視図である。
【図2】図1のブレードユニットの要部の構成を示す斜
視図である。
【図3】図1の液状研磨剤ユニットの配管構成を示す説
明図である。
【図4】本実施例による円筒の清掃状態を示す説明図で
ある。
【図5】図1のブレードユニットの作用を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
13 ブレード(汚れ除去手段) 18 ノズル(研磨剤供給手段) 22 拭払布(拭払手段) 31 液状研磨剤 51 円筒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡面仕上げされた円筒の表面を清掃する
    円筒表面清掃装置において、 前記円筒の表面に移動自在に密着し、前記表面に付着し
    た汚れを削り落す汚れ除去手段と、 前記汚れの除去を促進させる液状研磨剤を前記円筒の表
    面に供給する研磨剤供給手段と、 前記液状研磨剤を前記汚れとともに拭き取る拭払手段と
    を備えることを特徴とする円筒表面清掃装置。
  2. 【請求項2】 液状研磨剤の溶媒は水であることを特徴
    とする請求項1記載の円筒表面清掃装置。
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