JPH0517645A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPH0517645A
JPH0517645A JP3198722A JP19872291A JPH0517645A JP H0517645 A JPH0517645 A JP H0517645A JP 3198722 A JP3198722 A JP 3198722A JP 19872291 A JP19872291 A JP 19872291A JP H0517645 A JPH0517645 A JP H0517645A
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resin
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styrene
resin composition
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Yasuhiro Mishima
育宏 三島
Yoshihiko Hashimoto
芳彦 橋本
Kazuhiko Tamai
和彦 玉井
Hisataka Hayashi
久高 林
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 スチレン系樹脂(A)及び/又は塩化ビニル
系樹脂(B)5〜98重量部と、オレフィンの繰り返し
単位数2〜1000個当たりに、(a)アミド基と、
(b)グリシジルオキシ基及びグリシジル基からなる群
とをそれぞれ少なくとも1個有する構造単位1個を有す
る変性オレフィン系重合体(C)95〜2重量部とから
なる熱可塑性樹脂組成物。 【効果】 アイゾット衝撃強度及び引張り強度に優れて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械的強度に優れた成
形品を与える新規な熱可塑性樹脂組成物に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】最近、異なる特性を持つポリマーをアロ
イ化し、樹脂を改質する方法が盛んに検討されている。
例えばスチレン系樹脂あるいは塩化ビニル系樹脂とオレ
フィン系樹脂からなる樹脂を改質する方法として、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体によりアロイ化する方法(特
公昭60−36178)、ポリエチレン−プロピレン−
ジエン共重合体(EPDM)変性化合物によりアロイ化
する方法(特開昭63−304039、特開平1−16
5640)等が知られている。しかしながら、これらの
従来の方法では、耐衝撃性等の機械的強度が低い樹脂し
か得られないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は機械的特性の
優れた熱可塑性樹脂組成物を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、かかる課
題を解決するため鋭意検討した結果、スチレン系樹脂及
び/又は塩化ビニル系樹脂とオレフィン系樹脂からなる
樹脂を改質する方法として、特殊な化合物で変性したオ
レフィン系重合体を使用すると、機械的強度が改善され
ることを見出し本発明を完成した。すなわち、本発明は
スチレン系樹脂(A)及び/又は塩化ビニル系樹脂
(B)5〜98重量部と、オレフィンの繰り返し単位数
2〜1000個当たりに、(a)アミド基と、(b)グ
リシジルオキシ基及びグリシジル基からなる群から選ば
れる反応基とをそれぞれ少なくとも1個有する構造単位
1個を有する変性オレフィン系重合体(C)95〜2重
量部とからなる熱可塑性樹脂組成物を内容とするもので
ある。
【0005】本発明に用いられる特殊な化合物で変性し
たオレフィン系重合体は、本発明の目的である機械的強
度の改善効果を発揮するために必須な成分である。本発
明に用いられる変性オレフィン系樹脂は、オレフィンの
繰り返し単位数2〜1000個当たりに、アミド基と、
グリシジルオキシ基及びグリシジル基からなる群より選
ばれる反応基をそれぞれ少なくとも1個有する構造単位
1個を有する変性オレフィン系重合体である。
【0006】このような変性オレフィン系重合体は、オ
レフィンと重合可能な反応基、例えばビニル基を持つ化
合物であって、かつ1個以上のアミド基、及び1個以上
のグリシジル基及び/又はグリシジルオキシ基を合わせ
もつ化合物とオレフィンとの共重合により製造すること
ができる。またポリオレフィンを通常の重合方法で製造
後そのポリオレフィン鎖に上記したオレフィンと重合可
能な反応基、例えばビニル基を持つ化合物であって、か
つ1個以上のアミド基、及び1個以上のグリシジル基及
び/又はグリシジルオキシ基を合わせもつ化合物を通常
の方法でグラフト重合して導入してもよい。オレフィン
と共重合あるいはグラフト重合する際に、一般式(I)
で示される化合物以外の重合可能なビニルモノマーを共
重合することもできる。
【0007】このような変性オレフィン系重合体の一例
を以下に示しつつ本発明を詳細に説明する。変性オレフ
ィン系重合体として、例えば、下記一般式(I)
【0008】
【化2】
【0009】(式中、Arはグリシジルオキシ基及びグ
リシジル基からなる群より選ばれる反応基を少なくとも
1個以上有するC6 〜C23の芳香族炭化水素基を示し、
Rは水素原子又はメチル基を示す。)で示される化合物
で変性したオレフィン系重合体が挙げられる。更に具体
的には、本発明に用いられるオレフィン系重合体は、下
記一般式(I)で示される化合物とオレフィン系重合体
との共重合により得られ、得られる変性オレフィン系共
重合体としては、オレフィンの繰り返し単位数2〜10
00個当たりに、下記一般式(II)
【0010】
【化3】
【0011】(式中、Arはグリシジルオキシ基及びグ
リシジル基からなる群より選ばれる反応基を少なくとも
1個有するC6 〜C23の芳香族炭化水素基を示し、Rは
水素原子又はメチル基を示す。)で表されるグリシジル
基を持つ構造単位1個を有する変性オレフィン系樹脂が
挙げられる。ここで、一般式(I)で示される化合物
は、
【0012】
【化4】
【0013】(式中、Arはグリシジルオキシ基及びグ
リシジル基からなる群より選ばれる反応基を少なくとも
1個有するC6 〜C23の芳香族炭化水素基を示し、Rは
水素原子又はメチル基を示す。)である。一般式(I)
で示される化合物は、特開昭60−130580号に記
載されたような方法で製造することができる。すなわ
ち、下記一般式(III)
【0014】
【化5】
【0015】(式中、Ar′は水酸基を少なくとも1個
有するC6 〜C23の芳香族炭化水素を表し、Rは水素原
子又はメチル基である。)で表される化合物とエピハロ
ヒドリンを付加させたのち、アルカリで脱ハロゲン化水
素反応を行うことにより製造できる。例えば、出発物質
として2,6−キシレノールN−メチロールアクリルア
ミドを用いた場合には、下記構造式(IV)
【0016】
【化6】
【0017】で表される化合物を得ることができる。
【0018】上記オレフィン系重合体と一般式(I)の
化合物との共重合体の製造方法は、特に限定はないが、
以下に示す2つの方法が好適に利用できる。第1の製造
方法は、オレフィン系重合体のグラフト変性法であり、
第2の製造方法は、オレフィンモノマーと上記一般式
(I)で示されるグリシジル基を持つ化合物を共重合さ
せる方法である。オレフィン系重合体のグラフト変性法
である第1の製造方法は、(A)オレフィン系重合体、
(B)一般式(I)
【0019】
【化7】
【0020】(式中、Ar、Rは上記と同じ)で表され
るグリシジル基を持つ化合物の2成分からなる組成物
を、(C)ラジカク開始剤を用いてラジカル付加するも
のである。この際に、オレフィン系重合体を溶解ないし
は膨潤させる溶剤、例えばテトラリン、デカリン、トル
エン、キシレン、クロロベンゼンを使用してもよい。具
体的には、オレフィン系樹脂と一般式(I)の化合物
を、例えば押出機、加熱ロール、ブラベンダー、バンバ
リーミキサーなどの従来から既知の各種のフレンダーを
用いて溶融混合する方法がある。オレフィンモノマーと
上記一般式(I)で示されるグリシジル基を持つ化合物
を共重合させる方法である第2の製造方法は、オレフィ
ンモノマーと、上記一般式(I)で示されるグリシジル
基を持つ化合物を共重合させる方法である。共重合方法
には特に制限はなく、一般的なラジカル重合法、カチオ
ン重合法、アニオン重合法の他、遷移金属を用いた配位
重合法などを用いることもできる。
【0021】上記オレフィン系重合体への一般式(I)
で示される化合物のラジカル付加あるいはオレフィンモ
ノマーと一般式(I)の化合物との共重合により製造さ
れる変性オレフィン系重合体は、オレフィン系重合体と
一般式(I)の化合物のランダム共重合体、グラフト共
重合体あるいはブロック共重合体等でもよいが、いずれ
の重合体であっても、オレフィンの繰り返し単位数2〜
1000個当たりに、下記一般式(IV)
【0022】
【化8】
【0023】(式中、Arはグリシジルオキシ基及びグ
リシジル基からなる群より選ばれる反応基を少なくとも
1個有するC6 〜C23の芳香族炭化水素基を示し、Rは
水素原子又はメチル基を示す。)で表されるグリシジル
基を持つ構造単位1個を有するものであることが好まし
い。グラフトしている割合が重合体の繰り返し単位数の
1000を越える場合は、オレフィン系重合体の変性が
不充分であり、スチレン系樹脂及び/又は塩化ビニル系
樹脂に混合した時の機械的強度の改善効果が充分に発揮
されない。
【0024】本発明に用いられる変性オレフィン系重合
体の原料となるオレフィン系重合体としては、各種オレ
フィンモノマーの単独重合体又はこれらのランダム共重
合体、ブロック共重合体あるいはグラフト共重合体、又
はこれらの単独重合体あるいは共重合体の混合物が挙げ
られ、例えば高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレ
ン、低密度ポリエチレンを含むポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレンとα−オレフィンとの共重合体、プロ
ピレンとα−オレフィンとの共重合体、ポリブテン、ポ
リペンテン、ポリ−4−メチルペンテン−1などのポリ
オレフィン類又はそのオリゴマー類、エチレン−プロピ
レンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、ブチルゴム、ブタジエンゴ
ム、プロピレン−ブテン共重合体、エチレン−アクリル
酸エステル共重合体等のポリオレフィン系エラストマー
類が挙げられ、これらは単独又は2種以上組み合わせて
用いられる。
【0025】本発明により機械的強度の改善される対象
であるスチレン系樹脂及び/又は塩化ビニル系樹脂は、
下記のスチレン系樹脂のみでもよく、また下記の塩化ビ
ニル系樹脂のみでもよく、また両樹脂からなるアロイで
あってもよい。
【0026】本発明でいうスチレン系樹脂としては、ア
クリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(いわ
ゆるABS樹脂)、アクリロニトリル−スチレン樹脂
(いわゆるAS樹脂)、メチルメタクリレート−アクリ
ロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂(いわゆるMA
BS樹脂)、メチルメタクリレート−ブタジエン−スチ
レン(いわゆるMBS樹脂)、アクリロニトリル−アル
キルアクリレート−スチレン(いわゆるAAS樹脂)、
アクリロニトリル−エチレンプロピレン−スチレン(い
わゆるAES樹脂)、アクリロニトリル−ブタジエン−
スチレン−α−メチルスチレン共重合体、アクリロニト
リル−メチルメタクリレート−ブタジエン−スチレン−
α−メチルスチレン共重合体、ポリスチレン、スチレン
−α−メチルスチレン共重合体、スチレン−ブタジエン
樹脂(いわゆるHIPS樹脂)、スチレン−メチルメタ
クリレート共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合
体、スチレン−マレイミド共重合体、スチレン−N−置
換マレイミド共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン
−スチレン−β−イソプロペニルナフタレン共重合体、
アクリロニトリル−メチルメタクリレート−ブタジエン
−スチレン−α−メチルスチレン−マレイミド共重合体
等が例示され、これらは単独又は2種以上組み合わせて
用いられる。
【0027】スチレン系樹脂には、加工性又は機械的強
度を改良するために種々の改良品がある。例えば成形性
改良のため、低分子量のスチレン系樹脂を樹脂成分とし
て用いる場合また機械的強度を改良するためにスチレン
系樹脂にシアン化ビニル化合物あるいはアルキルメタク
リレート化合物を共重合成分として含有する場合があ
る。また、機械的強度をさらに改良するために、スチレ
ン系樹脂、塩化ビニル系樹脂に変性オレフィン共重合体
のエポキシ基と反応しやすいカルボン酸、カルボン酸無
水物、カルボン酸塩等の有機酸、有機酸無水物、有機酸
塩、エステル、アルコール、アミン、アミド、イミド等
の官能基を含有する樹脂を使用する場合がある。スチレ
ン系樹脂にシアン化ビニル化合物及び/又はアルキルメ
タクリレート化合物を共重合成分として含有する場合
は、スチレン系樹脂とシアン化ビニル化合物及び/又は
アルキルメタクリレート化合物との共重合体の10〜6
0重量%がシアン化ビニル化合物及び/又はアルキルメ
タクリレート化合物であることが好ましい。シアン化ビ
ニル化合物及び/又はアルキルメタクリレート化合物が
共重合成分として10重量%未満では耐薬品性が低下
し、60重量%を越えると流動性が低下し、成形が困難
になる傾向にある。
【0028】耐衝撃性を必要とする場合は、スチレン系
樹脂として、ゴム状重合体40〜90重量%にシアン化
ビニル化合物、芳香族ビニル化合物、アルキルメタアク
リレートから選ばれる1種以上の化合物及びこれらと共
重合可能な単量体の混合物60〜10重量%を重合して
なるグラフト共重合体を0〜70重量部含有するスチレ
ン系樹脂が好適に用いることができる。ゴム状重合体と
しては、エチレン−プロピレンゴム(EPR)、エチレ
ン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、ポリブタジ
エンゴム、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、アク
リロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、ブチルアク
リレート−ブタジエンゴムなどが例示される。シアン化
ビニル化合物としては、アクリロニトリル、メタクリロ
ニトリル等が例示され、芳香族ビニル化合物としては、
スチレン、メチルスチレン、クロロスチレン、α−メチ
ルスチレンなどが例示され、またアルキルメタクリレー
トとしては、メチルメタクリレート、エチルメタクリレ
ート等が例示される。上記ゴム状重合体及び化合物は、
いずれも単独又は2種以上組み合わせて用いられる。
【0029】スチレン系樹脂としては、加工性の点から
スチレン系樹脂のメチルエチルケトン可溶部の還元粘度
が0.2〜1.2dl/g(ジメチルホルムアミド溶液、3
0℃、濃度0.3g/dl)であることが好ましい。還元粘
度が0.2未満では機械的強度が低下し、一方、1.2
を越えると流動性が低下し、成形が困難になる傾向があ
る。このような還元粘度のスチレン系樹脂は、n−ドデ
シルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン等の重合
度調整剤を加え重合する通常の方法により製造される。
【0030】塩化ビニル系樹脂は、80重量%以上が塩
化ビニルであればその他にエチレン、酢酸ビニル、メチ
ルメタクリレート、ブチルアクリレート等のモノビニリ
デン化合物20重量%以下が含まれていてもよい。また
80重量%以上が塩化ビニルである塩化ビニル系樹脂を
後塩素化した樹脂でもよい。これらは、単独又は2種以
上組み合わせて用いられる。塩化ビニル樹脂は、平均重
合度が400〜2000であり、更に450〜1500
が好ましい。平均重合度が400未満では衝撃強度が低
下し、2000を越えると流動性が著しく低下し、好ま
しくない。
【0031】本発明における変性オレフィン系樹脂の含
量は、スチレン系樹脂及び/又は塩化ビニル系樹脂の合
計5〜98重量部に対し、95〜2重量部である。更に
好ましくは、スチレン系樹脂及び/又は塩化ビニル系樹
脂の合計10〜90重量部に対して、90〜10重量部
である。変性オレフィン系樹脂の含量が2重量部未満で
は機械的強度の改良効果は発揮されず、95重量部を越
えるとスチレン系樹脂あるいは塩化ビニル系樹脂の特性
が失われる。スチレン系樹脂と塩化ビニル系樹脂を併用
する場合には、その比率が10/90〜90/10であ
ることが好ましい。
【0032】また変性オレフィン系重合体を相溶化剤等
の変性剤として使用する場合があり、スチレン系樹脂及
び/又は塩化ビニルと変性オレフィン系樹脂からなる熱
可塑性樹脂に対し、一般式(I)で変性されていないオ
レフィン系重合体を、変性オレフィン系重合体の100
倍量まで使用することができる。おな、必要に応じて、
本発明の熱可塑性樹脂組成物に通常よく知られた酸化防
止剤、熱安定剤、滑剤はもとより必要に応じて紫外線吸
収剤、顔料、帯電防止剤及び難燃剤、難燃助剤、強化繊
維等を併せて添加することができ、別途新たな機能性を
本発明の熱可塑性樹脂組成物に付与することができる。
例えば特にスチレン系樹脂、オレフィン系樹脂に用いら
れるフェノール系抗酸化剤、ホスファイト系安定剤、塩
化ビニル系樹脂に配合される錫系安定剤及び各種脂肪酸
エステル、金属石鹸、ワックス類等の内外滑剤等は、本
発明の熱可塑性樹脂組成物を成形用樹脂として、より高
性能なものとするために用いることができる。
【0033】
【実施例】以下に本発明を具体的な実施例で示すが、こ
れらの実施例は本発明を限定するものではない。
【0034】参考例 (1)変性オレフィン系重合体(C1)の製造 オレフィン重合体(C2)(ポリプロピレン、ユニオン
ポリマー株式会社製AH561)100重量部、構造式
(IV)の化合物100重量部及びα,α′−(t−ブチ
ルパーオキシ−m−イソプロピル)ベンゼン(日本油脂
株式会社製パーブテルP)0.1重量部をドライブレン
ドし、44mmの同方向二軸押出機(日本製鋼所製TEX
44)に毎時9kgの速度で供給した。押出機の温度は2
10℃に設定した。押出物を水で冷却し、ペレット化し
た後、70℃で12時間減圧下乾燥した。得られた乾燥
ペレットを粉砕した後、アセトンで5回洗浄し未反応の
構造式(IV)及びそのホモポリマーを取り除いた後、赤
外スペクトル及び樹脂中に含まれる窒素原子の元素分析
値から変性ポリプロピレンのグラフト量を求めると3
7.1重量%であった。この変性オレフィン系重合体
は、オレフィンの繰り返し単位11個当たりに構造式
(IV)の化合物由来の構造単位1個を有するものであっ
た。
【0035】実施例1 攪拌機及び冷却器つきの反応容器に窒素気流中で、水2
50重量部、ラウリン酸ナトリウム3重量部、エチレン
ジアミン四酢酸二ナトリウム0.01重量部、硫酸第一
鉄0.0025重量部を仕込み、60℃に加熱攪拌後、
スチレン10重量部、アクリロニトリル25重量部及び
α−メチルスチレン65重量部からなる単量体混合物を
開始剤のキュメンハイドロパーオキサイド、重合度調整
剤のターシャリードデシルメルカプタンとともに5時間
かけて連続的に滴下添加し、滴下終了後、さらに60℃
で1時間攪拌を続け、重合を終了させた。一方、初期に
ポリブタジエンゴム60重量部を仕込み、滴下する単量
体混合物をスチレン30重量部、アクリロニトリル10
重量部として、前記と同様にして別途重合を行った。こ
れら2種の得られたラテックスを2.5:1の割合で混
合し塩析凝固させたのち、水洗、脱水、乾燥し、スチレ
ン系樹脂(A1)のパウダーを得た。上記乳化重合法で
得られた、表1に示した組成のスチレン系樹脂(A1)
50重量部と変性オレフィン系重合体(C1)50重量
部を20Lのヘンシェルミキサーでブレンドした後、2
軸押出機にてペレット化し、本発明の熱可塑性樹脂組成
物のペレットを得た。
【0036】実施例5、比較例1、5 実施例1と同様の方法で合成した表1に示す組成のスチ
レン系樹脂(A1)及び変性オレフィン系重合体(C
1)あるいは未変性オレフィン重合体(C2)を使用
し、表3に示す組成に従って、実施例1と同様の方法に
より、本発明の熱可塑性樹脂組成物のペレットを得た。
【0037】実施例2 公知の懸濁重合方法で重合して得られる表2に示した特
性の塩化ビニル系樹脂(B1)(鐘淵化学工業株式会社
製、市販名カネビニールS−1007)50重量部と変
性オレフィン系重合体(C1)50重量部及び安定剤と
してジブチルスズマレート(三共有機合成株式会社製、
市販名StannRC−5Z)2重量部、滑剤としてポ
リエチワックス(三井石油化学株式会社製、市販名ハイ
ワックス220P)2重量部とともに10Lのヘンシェ
ルミキサーでブレンドし、2軸押出し機にてペレット化
し、本発明の熱可塑性樹脂組成物のペレットを得た。
【0038】実施例3、4、比較例2〜4 表3に示す組成に基づき、実施例1と同様の方法で合成
した表1に示す組成のスチレン系樹脂(A2)、塩化ビ
ニル系樹脂(B1)、(B2)及び変性オレフィン系重
合体(C1)、未変性オレフィン重合体(C2)を実施
例2と同様の方法により、本発明の熱可塑性樹脂組成物
のペレットを得た。
【0039】本発明に関連する測定方法、試料の調製方
法を下記に示す。 (還元粘度)スチレン系樹脂をN,N−ジメチルホルム
アミドに濃度が0.3g/dlとなるように溶解してスチレ
ン系樹脂の高分子溶液を調製した。JIS−K6721
に従い、30℃でウベロード型粘度計(芝山化学機器製
作所株式会社製の毛細管粘度自動計測装置)を用い、通
過時間(t)を測定した。一方、溶媒のN,N−ジメチ
ルホルムアミドについても同装置を用い、30℃での通
過時間(t0 )を測定し、次式により還元粘度(ηred)
を算出した。 ηred =(t/t0 −1)/C 式中、Cは高分子溶液の濃度(g/dl)を意味する。
【0040】(スチレン系樹脂のメチルエチルケトン可
溶部の調製方法)スチレン系樹脂0.5gをメチルエチ
ルケトン20mlに23℃で24時間膨潤させた後マグネ
チックスターラーで1時間攪拌し、溶解・分散させた。
この分散液を遠心分離機(日立製作所株式会社製PR−
70T)にて12℃、30000rpm で1時間かけて遠
心分離した後上澄み液をピペットで取り出した。取り出
した上澄み液と同量のメチルエチルケトンを残査に加
え、上記と同様の条件で遠心分離した。更に取り出した
上澄み液と同量のメチルエチルケトンを残査に加え、上
記と同様の条件で遠心分離した。上記3回分の上澄み液
を合わせた液をスチレン系樹脂のメチルエチルケトン可
溶部とした。
【0041】実施例1〜5、比較例1〜5で作製したペ
レットから5オンス射出成形機にて試験片を作製した。
射出の際のノズル温度を実施例1、5、比較例1、5で
は250℃に、実施例2〜4、比較例2〜4では190
℃に設定した。かかる試験片の各種物性を以下に示す方
法に従って測定した。その結果を表3に併せて示す。 衝撃強度:ASTM D−256規格に基づくアイゾッ
ト衝撃試験で評価した。 引張り強度:ASTM D−638規格に基づく引張り
試験で評価した。 表3より、本発明の熱可塑性樹脂組成物は、アイゾット
衝撃強度及び引張り強度において優れていることがわか
る。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【表3】
【0045】
【発明の効果】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、通常の
熱可塑性樹脂に対して用いられる射出成形、押出成形、
ブロー成形、圧縮成形などの方法を適用することにより
所望の成形品を得ることができ、機械的特性に優れてい
るので強度の必要な成形品、例えば自動車の内装用樹
脂、事務機器のハウジング用樹脂、各種機械部品、電
気、電子部品などに好適に使用される。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 51/04 LKY 7142−4J 51/06 LLE 7142−4J 55/02 LME 7142−4J 63/00 NJN 8416−4J

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチレン系樹脂(A)及び/又は塩化ビ
    ニル系樹脂(B)5〜98重量部と、オレフィンの繰り
    返し単位数2〜1000個当たりに、(a)アミド基
    と、(b)グリシジルオキシ基及びグリシジル基からな
    る群から選ばれる反応基とをそれぞれ少なくとも1個有
    する構造単位1個を有する変性オレフィン系重合体
    (C)95〜2重量部とからなる熱可塑性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 変性オレフィン系重合体(C)が、一般
    式(I) 【化1】 (式中、Arはグリシジルオキシ基及びグリシジル基か
    らなる群より選ばれる反応基を少なくとも1個有するC
    6 〜C23の芳香族炭化水素基を示し、Rは水素原子又は
    メチル基を示す。)で示され化合物で変性したオレフィ
    ン系樹脂である請求項1記載の熱可塑性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 スチレン系樹脂(A)のメチルエチルケ
    トン可溶部の還元粘度が、0.2〜1.2dl/gである請
    求項1又は2記載の熱可塑性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 スチレン系樹脂(A)が、シアン化ビニ
    ル化合物あるいはアルキルメタアクリレート化合物を共
    重合成分として含有する請求項1、2又は3記載の熱可
    塑性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 スチレン系樹脂(A)が、シアン化ビニ
    ル化合物及びアルキルメタアクリレート化合物からなる
    群より選ばれる共重合成分を10〜60重量%含有する
    請求項1、2又は3記載の熱可塑性樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 スチレン系樹脂(A)が、ゴム状重合体
    40〜90重量%にシアン化ビニル化合物、芳香族ビニ
    ル化合物、アルキルメタアクリレートからなる群より選
    ばれる少なくとも1種の化合物及びこれらと共重合可能
    な単量体の混合物60〜10重量部を重合してなるグラ
    フト共重合体を0〜70重量部含有する請求項1又は3
    記載の熱可塑性樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 塩化ビニル系樹脂(B)が、重合度40
    0〜2000の塩化ビニル系樹脂である請求項1記載の
    熱可塑性樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 スチレン系樹脂(A)と塩化ビニル系樹
    脂(B)の比率が10/90〜90/10である請求項
    1〜7記載の熱可塑性樹脂組成物。
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