JPH0517637A - ポリプロピレン系樹脂組成物 - Google Patents
ポリプロピレン系樹脂組成物Info
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- JPH0517637A JPH0517637A JP19346191A JP19346191A JPH0517637A JP H0517637 A JPH0517637 A JP H0517637A JP 19346191 A JP19346191 A JP 19346191A JP 19346191 A JP19346191 A JP 19346191A JP H0517637 A JPH0517637 A JP H0517637A
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- JP
- Japan
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- weight
- polypropylene resin
- parts
- resin composition
- acid amide
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 食品や医療分野において使用可能な安全性の
高い成形品を得ることができるポリプロピレン系樹脂組
成物を提供する。 【構成】 ポリプロピレン系樹脂組成物を下記成分，
，，で構成する。 ポリプロピレン系樹脂１００重量部 中和剤０．０１〜０．５重量部 ゾルビトール系造核剤０．１〜０．５重量部 脂肪酸アミド０．０５〜０．５重量部 【効果】 分散剤として脂肪酸アミドを添加することに
よって、熱湯で滅菌処理を施してもブリードが起こら
ず、また高温の液状食品を充填しても食品中へ添加剤が
流出しない。
高い成形品を得ることができるポリプロピレン系樹脂組
成物を提供する。 【構成】 ポリプロピレン系樹脂組成物を下記成分，
，，で構成する。 ポリプロピレン系樹脂１００重量部 中和剤０．０１〜０．５重量部 ゾルビトール系造核剤０．１〜０．５重量部 脂肪酸アミド０．０５〜０．５重量部 【効果】 分散剤として脂肪酸アミドを添加することに
よって、熱湯で滅菌処理を施してもブリードが起こら
ず、また高温の液状食品を充填しても食品中へ添加剤が
流出しない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、食品や医療分野におい
て使用可能な安全性の高い成形品を得ることができるポ
リプロピレン系樹脂組成物に関する。
て使用可能な安全性の高い成形品を得ることができるポ
リプロピレン系樹脂組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】ポリプロピレン系樹脂は、優れた成形
性、耐熱性、耐薬品性等の利点を有することから、様々
な成形品の材料として利用されている。ここで、食品、
医療分野における利用は、ポリプロピレン系樹脂の数少
ない欠点である不透明性のために遅れていたが、ソルビ
トール系造核剤の開発により透明性が向上し、これらの
用途にもポリプロピレン系樹脂が多く用いられるように
なった。
性、耐熱性、耐薬品性等の利点を有することから、様々
な成形品の材料として利用されている。ここで、食品、
医療分野における利用は、ポリプロピレン系樹脂の数少
ない欠点である不透明性のために遅れていたが、ソルビ
トール系造核剤の開発により透明性が向上し、これらの
用途にもポリプロピレン系樹脂が多く用いられるように
なった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ポリプロピレン系樹脂
には、通常、金型腐食等を防止して良質な成形品を安定
に得るため、触媒（残留塩素）を不活性化する目的で中
和剤（ステアリン酸カルシウム等）が配合されている。
また、透明性を向上するために造核剤が配合されてい
る。しかし、造核剤の分散性が不十分であるため、種々
の問題の原因となっていた。
には、通常、金型腐食等を防止して良質な成形品を安定
に得るため、触媒（残留塩素）を不活性化する目的で中
和剤（ステアリン酸カルシウム等）が配合されている。
また、透明性を向上するために造核剤が配合されてい
る。しかし、造核剤の分散性が不十分であるため、種々
の問題の原因となっていた。
【０００４】これに対し、造核剤の分散性の向上を目的
として、ベヘン酸等の分散剤を添加することも検討され
ているが、これらの組成物から得られる成形品を食品用
又は医療用容器として用いた場合、熱湯で滅菌処理を行
なったときあるいは高温の液状食品を容器に充填したと
きに添加剤のブリードが起きるため、食品や医療分野に
おける使用が難しいという問題があった。
として、ベヘン酸等の分散剤を添加することも検討され
ているが、これらの組成物から得られる成形品を食品用
又は医療用容器として用いた場合、熱湯で滅菌処理を行
なったときあるいは高温の液状食品を容器に充填したと
きに添加剤のブリードが起きるため、食品や医療分野に
おける使用が難しいという問題があった。
【０００５】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、添加剤のブリードが良好に防止され、安全性が高
く、食品や医療分野において使用可能なポリプロピレン
系樹脂組成物の提供を目的とする。
で、添加剤のブリードが良好に防止され、安全性が高
く、食品や医療分野において使用可能なポリプロピレン
系樹脂組成物の提供を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するために鋭意研究を行なった結果、分散剤とし
て脂肪酸アミドを特定量加えることによって、熱湯で滅
菌処理してもブリードが起こらず、また高温の液状食品
を充填しても食品中へ添加剤が流出せず、したがって極
めて安全性が高く食品や医療分野で使用可能なポリプロ
ピレン系樹脂組成物が得られることを知見し、本発明を
なすに至った。
を達成するために鋭意研究を行なった結果、分散剤とし
て脂肪酸アミドを特定量加えることによって、熱湯で滅
菌処理してもブリードが起こらず、また高温の液状食品
を充填しても食品中へ添加剤が流出せず、したがって極
めて安全性が高く食品や医療分野で使用可能なポリプロ
ピレン系樹脂組成物が得られることを知見し、本発明を
なすに至った。
【０００７】したがって、本発明は、下記，，，
からなることを特徴とするポリプロピレン系樹脂組成
物を提供する。 ポリプロピレン系樹脂１００重量部 中和剤０．０１〜０．５重量部 ソルビトール系造核剤０．０５〜０．５重量部 脂肪酸アミド０．０５〜０．５重量部
からなることを特徴とするポリプロピレン系樹脂組成
物を提供する。 ポリプロピレン系樹脂１００重量部 中和剤０．０１〜０．５重量部 ソルビトール系造核剤０．０５〜０．５重量部 脂肪酸アミド０．０５〜０．５重量部
【０００８】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
まず、各成分について詳述する。 ポリプロピレン系樹脂 ポリプロピレン系樹脂としては、特に限られないが、プ
ロピレンの単独重合体（ホモ重合体）、プロピレンと他
のα−オレフィンとの共重合体（例えばランダム共重合
体あるいはブロック共重合体）等を使用することができ
る。
まず、各成分について詳述する。 ポリプロピレン系樹脂 ポリプロピレン系樹脂としては、特に限られないが、プ
ロピレンの単独重合体（ホモ重合体）、プロピレンと他
のα−オレフィンとの共重合体（例えばランダム共重合
体あるいはブロック共重合体）等を使用することができ
る。
【０００９】中和剤
中和剤としては、特に限られないが、例えば、ステアリ
ン酸カルシウム、ＤＨＴ（Ｍｇ4.5Ａｌ2（ＯＨ）18ＣＯ
8３．５Ｈ2Ｏ）等が使用される。これらの中では、特に
ステアリン酸カルシウムが好ましい。中和剤の添加量
は、ポリプロピレン系樹脂１００重量部に対し、０．０
１〜０．５重量部、好ましくは、０．０２〜０．３重量
部である。０．０１重量部未満では充分に触媒残渣を取
り除くことができず、０．５重量部を超えると透明性が
不良となる。
ン酸カルシウム、ＤＨＴ（Ｍｇ4.5Ａｌ2（ＯＨ）18ＣＯ
8３．５Ｈ2Ｏ）等が使用される。これらの中では、特に
ステアリン酸カルシウムが好ましい。中和剤の添加量
は、ポリプロピレン系樹脂１００重量部に対し、０．０
１〜０．５重量部、好ましくは、０．０２〜０．３重量
部である。０．０１重量部未満では充分に触媒残渣を取
り除くことができず、０．５重量部を超えると透明性が
不良となる。
【００１０】造核剤
造核剤としては、ソルビトール系造核剤が使用される。
ソルビトール系造核剤の種類は限られないが、下記式
（１）に示す構造式のものを好適に使用できる。但し、
式中Ｒ1、Ｒ2は、各々水素、炭素数１〜１８のアルキル
基またはハロゲン基を表す。
ソルビトール系造核剤の種類は限られないが、下記式
（１）に示す構造式のものを好適に使用できる。但し、
式中Ｒ1、Ｒ2は、各々水素、炭素数１〜１８のアルキル
基またはハロゲン基を表す。
【００１１】
【化１】
【００１２】ソルビトール系造核剤の添加量は、ポリプ
ロピレン系樹脂１００重量部に対して０．０５〜０．５
重量部、好ましくは、０．１５〜０．３５重量部であ
る。０．０５重量部未満では十分な透明性が得られず。
０．５重量部を超えると金型へのブリードが発生する。
ロピレン系樹脂１００重量部に対して０．０５〜０．５
重量部、好ましくは、０．１５〜０．３５重量部であ
る。０．０５重量部未満では十分な透明性が得られず。
０．５重量部を超えると金型へのブリードが発生する。
【００１３】分散剤
分散剤としては、脂肪酸アミド、好ましくは炭素数が３
〜３０の飽和あるいは不飽和脂肪酸アミドが使用され
る。かかる脂肪酸アミドとしては、例えばステアリン酸
アミド、ベヘン酸アミド、エルカ酸アミド、オレイン酸
アミド等が挙げられる。
〜３０の飽和あるいは不飽和脂肪酸アミドが使用され
る。かかる脂肪酸アミドとしては、例えばステアリン酸
アミド、ベヘン酸アミド、エルカ酸アミド、オレイン酸
アミド等が挙げられる。
【００１４】分散剤の添加量は、ポリプロピレン系樹脂
１００重量部に対し、０．０５〜０．５重量部、好まし
くは、０．１〜０．３重量部である。０．０５重量部未
満では造核剤の分散が不十分で、良好な透明性が得られ
ず、０．５重量部を超えると金型へのブリードが発生す
る。
１００重量部に対し、０．０５〜０．５重量部、好まし
くは、０．１〜０．３重量部である。０．０５重量部未
満では造核剤の分散が不十分で、良好な透明性が得られ
ず、０．５重量部を超えると金型へのブリードが発生す
る。
【００１５】本発明組成物の製法に限定はなく、二軸混
練機などの通常の混練機を用いて製造することができ
る。この場合、本発明組成物には酸化防止剤、紫外線吸
収剤、過酸化物、帯電防止剤、抗菌剤、滑剤、耐候剤等
を必要に応じて添加することができる。
練機などの通常の混練機を用いて製造することができ
る。この場合、本発明組成物には酸化防止剤、紫外線吸
収剤、過酸化物、帯電防止剤、抗菌剤、滑剤、耐候剤等
を必要に応じて添加することができる。
【００１６】
【実施例】次に、実施例及び比較例により本発明を具体
的に示すが、本発明は下記実施例に限定されるものでは
ない。実施例１ ポリプロピレン系樹脂としてエチレン含有量３．５％の
エチレンプロピレンランダム共重合体（出光石油化学社
製；Ｒ−７４０、）１００重量部を用い、これに添加剤
として、ステアリン酸カルシウム（中和剤）０．１５重
量部、ジベンジリデンソルビトール（造核剤）０．３重
量部、エルカ酸アミド（分散剤）０．２重量部、酸化防
止剤（イルガノックス１０１０／マークＰ＝１／１）
０．１０重量部をそれぞれ添加し、これらをドライブレ
ンドした後、押出機（ペレット製造装置）（神戸製鋼社
製；２ＦＣＭ）を用いて、２３０℃でペレタイズしてペ
レットを得た。
的に示すが、本発明は下記実施例に限定されるものでは
ない。実施例１ ポリプロピレン系樹脂としてエチレン含有量３．５％の
エチレンプロピレンランダム共重合体（出光石油化学社
製；Ｒ−７４０、）１００重量部を用い、これに添加剤
として、ステアリン酸カルシウム（中和剤）０．１５重
量部、ジベンジリデンソルビトール（造核剤）０．３重
量部、エルカ酸アミド（分散剤）０．２重量部、酸化防
止剤（イルガノックス１０１０／マークＰ＝１／１）
０．１０重量部をそれぞれ添加し、これらをドライブレ
ンドした後、押出機（ペレット製造装置）（神戸製鋼社
製；２ＦＣＭ）を用いて、２３０℃でペレタイズしてペ
レットを得た。
【００１７】得られたペレットを射出成形機（住友重機
社製；Ｎ５１５／２００）で連続成形して金型腐食及び
金型面へのブリードの有無を調べた。金型としては角板
金型を用い、金型面へのブリードの有無はショートショ
ット法で評価した。
社製；Ｎ５１５／２００）で連続成形して金型腐食及び
金型面へのブリードの有無を調べた。金型としては角板
金型を用い、金型面へのブリードの有無はショートショ
ット法で評価した。
【００１８】また、上記で得られたペレットを成形して
１２０×１２０×２ｍｍの角板状のサンプルを作製し、
透明性及び熱湯加熱後のブリードを調べた。透明性の評
価は角板のヘイズで評価した。また、熱湯加熱後のブリ
ードは、上記角板を９０℃の熱湯に浸漬し、５分後に取
り出して自然乾燥した後、ブリードの有無を評価した。
上記条件及び評価結果を表１に示す。
１２０×１２０×２ｍｍの角板状のサンプルを作製し、
透明性及び熱湯加熱後のブリードを調べた。透明性の評
価は角板のヘイズで評価した。また、熱湯加熱後のブリ
ードは、上記角板を９０℃の熱湯に浸漬し、５分後に取
り出して自然乾燥した後、ブリードの有無を評価した。
上記条件及び評価結果を表１に示す。
【００１９】実施例２
中和剤の添加量を０．４５重量部としたこと以外は実施
例１と同様に行なった。結果を表１に示す。
例１と同様に行なった。結果を表１に示す。
【００２０】実施例３
中和剤を０．０５重量部とし、造核剤を０．１５重量部
としたこと以外は実施例１と同様に行なった。結果を表
１に示す。実施例４ 造核剤を０．４５重量部としたこと以外は実施例３と同
様に行なった。結果を表１に示す。
としたこと以外は実施例１と同様に行なった。結果を表
１に示す。実施例４ 造核剤を０．４５重量部としたこと以外は実施例３と同
様に行なった。結果を表１に示す。
【００２１】実施例５
中和剤を０．０５重量部とし、分散剤を０．０６重量部
としたこと以外は実施例１と同様に行なった。結果を表
１に示す。実施例６ 分散剤を０．４５重量部としたこと以外は実施例５と同
様に行なった。結果を表１に示す。
としたこと以外は実施例１と同様に行なった。結果を表
１に示す。実施例６ 分散剤を０．４５重量部としたこと以外は実施例５と同
様に行なった。結果を表１に示す。
【００２２】比較例１
中和剤を０．００５重量部としたこと以外は実施例１と
同様に行なった。結果を表１に示す。比較例２ 中和剤を０．６重量部としたこと以外は実施例１と同様
に行なった。結果を表１に示す。
同様に行なった。結果を表１に示す。比較例２ 中和剤を０．６重量部としたこと以外は実施例１と同様
に行なった。結果を表１に示す。
【００２３】比較例３
造核剤を０．０４重量部としたこと以外は実施例３と同
様に行なった。結果を表１に示す。比較例４ 造核剤を０．６重量部としたこと以外は実施例３と同様
に行なった。結果を表１に示す。
様に行なった。結果を表１に示す。比較例４ 造核剤を０．６重量部としたこと以外は実施例３と同様
に行なった。結果を表１に示す。
【００２４】比較例５
分散剤を０．０４重量部としたこと以外は実施例５と同
様に行なった。結果を表１に示す。比較例６ 分散剤を０．６重量部としたこと以外は実施例５と同様
に行なった。結果を表１に示す。比較例７ 分散剤をベヘン酸０．２重量部としたこと以外は実施例
５と同様に行なった。結果を表１に示す。
様に行なった。結果を表１に示す。比較例６ 分散剤を０．６重量部としたこと以外は実施例５と同様
に行なった。結果を表１に示す。比較例７ 分散剤をベヘン酸０．２重量部としたこと以外は実施例
５と同様に行なった。結果を表１に示す。
【００２５】
【表１】
【００２６】表１の結果より、本発明の樹脂組成物は、
特定の酸アミドを特定量添加することで、諸特性に優
れ、食品や医療分野で好適に使用できるものであること
がわかる。
特定の酸アミドを特定量添加することで、諸特性に優
れ、食品や医療分野で好適に使用できるものであること
がわかる。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のポリプロ
ピレン系樹脂組成物は、特定の分散剤を特定量添加して
あるので、極めて安全性が高く、食品や医療の分野にお
いて好適に使用できるものである。
ピレン系樹脂組成物は、特定の分散剤を特定量添加して
あるので、極めて安全性が高く、食品や医療の分野にお
いて好適に使用できるものである。
Claims (2)
- 【請求項１】 下記成分，，及びからなること
を特徴とするポリプロピレン系樹脂組成物。 ポリプロピレン系樹脂１００重量部 中和剤０．０１〜０．５重量部 ソルビトール系造核剤０．０５〜０．５重量部 脂肪酸アミド０．０５〜０．５重量部 - 【請求項２】 脂肪酸アミドが炭素数３〜３０の飽和又
は不飽和脂肪酸アミドである請求項１記載のポリプロピ
レン系樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19346191A JPH0517637A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | ポリプロピレン系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19346191A JPH0517637A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | ポリプロピレン系樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0517637A true JPH0517637A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16308394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19346191A Pending JPH0517637A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | ポリプロピレン系樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0517637A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006138652A1 (en) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | 3M Innovative Properties Company | Modifying agent composition for polyolefins |
| US7417087B2 (en) | 2001-09-14 | 2008-08-26 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Process for producing resin composition using powder of aluminum-containing inorganic compound having specific BET surface area and pore volume and resin composition obtained according to said process |
| JP2008297423A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Bespack Kk | ポリプロピレンシート |
| KR101450677B1 (ko) * | 2013-08-06 | 2014-10-15 | 주식회사 두본 | 중화제를 포함하는 첨가제 조성물 |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP19346191A patent/JPH0517637A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7417087B2 (en) | 2001-09-14 | 2008-08-26 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Process for producing resin composition using powder of aluminum-containing inorganic compound having specific BET surface area and pore volume and resin composition obtained according to said process |
| WO2006138652A1 (en) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | 3M Innovative Properties Company | Modifying agent composition for polyolefins |
| JP2008297423A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Bespack Kk | ポリプロピレンシート |
| KR101450677B1 (ko) * | 2013-08-06 | 2014-10-15 | 주식회사 두본 | 중화제를 포함하는 첨가제 조성물 |
| US9315649B2 (en) | 2013-08-06 | 2016-04-19 | Doobon Inc. | Additive composition including counteragent |
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