JPH05174311A - オートリバース式磁気テープ装置 - Google Patents

オートリバース式磁気テープ装置

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JPH05174311A
JPH05174311A JP3355173A JP35517391A JPH05174311A JP H05174311 A JPH05174311 A JP H05174311A JP 3355173 A JP3355173 A JP 3355173A JP 35517391 A JP35517391 A JP 35517391A JP H05174311 A JPH05174311 A JP H05174311A
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magnetic tape
data
tape
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storage unit
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JP3355173A
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English (en)
Inventor
Tatsumaro Yamashita
龍麿 山下
Noritsugu Arimura
則次 有村
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープの走行方向の切換えが行われてい
る間のデータの書き込みの中断や読み出しの中断が生じ
ないようにする。 【構成】 記録動作において磁気テープの走行方向を切
換えている休止期間中は、記録すべきデータを記憶部1
5に記憶させておき、磁気テープの走行方向が切換えら
れた後は、最初に記憶部15に記憶されていくデータを
磁気テープに順次書き込む。再生動作では、磁気テープ
25の一方のセクターを読み出しているときに記憶部1
5にデータを記憶させておき、磁気テープの走行方向の
切換えの休止期間中は記憶部15に記憶されていたデー
タから再生処理をする。これにより、書き込みと読み出
しの中断をなくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ終端部の検出に
より磁気テープの走行方向を反転させるオートリバース
式磁気テープ装置に関し、特に磁気テープの走行方向の
反転により記録中の信号の欠落や再生中の音切れが生じ
ないようにしたオートリバース式磁気テープ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されているカセットテープ
の外観斜視図を図5に示す。同図に示す従来のカセット
テープ1は、樹脂製のケース2と、このケース2内に巻
回された状態で収納されている磁気テープ3とを備えた
ものである。この種のカセットテープ1が装填されるオ
ートリバース機能を備えたテーププレーヤには、装填さ
れた上記カセットテープ1内の磁気テープ3の裏側に挿
入される一対のキャプスタンに対して選択的に当接する
一対のピンチローラ7a,7bが設けられ、このピンチ
ローラ7aと7bの選択的な圧接動作により磁気テープ
3の走行方向がフォワード走行方向Fとリバース走行方
向Rとに切換えられる。
【0003】上記磁気テープ3のフォワード方向Fの始
端部には透明なリーダテープ3aが、リバース方向Rの
終端部には同じく透明なトレーラテープ3bが接続され
ている。通常のオートリバース式テーププレーヤでは、
磁気テープ3を挟む両側に光センサ等を配置し、この光
センサによりリーダテープ3aまたはトレーラテープ3
bが検出されたときに、上記ピンチローラ7aまたは7
bの接触を切換えて、磁気テープ3の走行方向の反転切
換えを行なっている。また、光センサなどを設けていな
い場合には、テープリールの回転が停止したときに、例
えばリールモータの負荷電流を検出することなどにより
テープ走行方向の切換えを行っている。
【0004】また従来のテーププレーヤに用いられるヘ
ッド5には、図6に示すように2組の記録または再生ヘ
ッド部5aと5bが設けられており、磁気テープ3のフ
ォワード走行(F方向)では、ヘッド部5aにより、磁
気テープ3上の帯状の領域3cに磁気データが書き込ま
れ、あるいは領域3cから磁気データが読みこまれ、ま
た磁気テープ3のリバース走行(R方向)では、ヘッド
部5bにより、帯状の領域3dに対する書き込みまたは
再生が行われる。あるいはヘッド5に一方のヘッド部5
aのみが設けられている場合には、磁気テープ3の走行
方向が反転したときに、ヘッド5が180度回転させら
れ、このヘッド部5aが前記領域3cまたは3dに対向
できるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オート
リバース式のテーププレーヤでは、磁気テープ3に対し
てデータを書き込んだりあるいは読み出したりしている
途中で、磁気テープ3の走行方向が切換えられたとき
に、磁気テープに対する書き込みまたは読み取りができ
ない休止期間が生じるため、書き込もうとするデータの
欠落、またはデータ再生の際の音切れが生じる欠点があ
る。例えば音楽情報を磁気テープ3に対して書き込んで
いる途中で、上記磁気テープ3の端部に形成されている
トレーラテープ3bが検出されて磁気テープの走行方向
がフォワード方向Fからリバース方向Rに切換えられた
場合、連続している音楽情報が磁気テープの走行方向の
切換えに要する時間だけ欠落して記録されることにな
る。また音楽情報の再生を行っているときに、前記の磁
気テープの走行方向の切換えが行われると、その切換え
時間分だけ再生中の音楽が途切れることになる。また、
会議などで音声の録音を行っている途中で前記のフォワ
ード方向Fからリバース方向Rへの切換えが行われる
と、その切換時間中だけ、音声が録音されなくなるなど
使用上の問題点が多い。
【0006】また、最近では、図5に示すカセットテー
プ1と互換性を有するカセットテープを使用して記録デ
ータをデジタルで記録し又は再生でき、さらに図5に示
す従来のアナログ用のカセットテープの再生もできるテ
ーププレーヤが提案されている。このテーププレーヤに
設けられるヘッド6には、図7に示すように、デジタル
用のカセットテープが装填された場合に、そのテープに
対してオートリバース式にデジタルデータを書き込み又
は読み出すデジタルヘッド部6bと、アナログ用のカセ
ットテープ(図5に示すもの)が装填されたときに、そ
の磁気テープに対してオートリバース式にアナログデー
タを読み出すアナログヘッド部6cとが設けられてい
る。そして、磁気テープの走行方向が切換えられるとき
には、上記ヘッド6を180度回転させてオートリバー
ス機能を発揮できるようになっている。このようなデジ
タル対応のテーププレーヤによりデジタルのデータの記
録または再生を行う場合においても、前記のテーププレ
ーヤと同様に磁気テープの走行方向が切換えられるとき
に、連続記録の欠落、および再生データの欠落時間が生
じる。
【0007】そこで本発明は、磁気テープの走行方向の
切換えの際に記録しようとするデータの記録欠落およ
び、再生中のデータの途切れが生じないようにし、しか
もアナログ信号による記録または再生においても同様に
記録欠落や再生の途切れが生じないようにしたオートリ
バース式磁気テープ装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気テープの
走行方向を自動的に反転させる反転手段を備えたオート
リバース式磁気テープ装置において、磁気テープの走行
方向の反転動作中に磁気テープに書き込むデータを一時
的に記憶する記憶手段と、上記磁気テープの走行方向の
反転動作終了後に、記憶手段に記憶されているデータを
磁気テープに対して書き込むデータ書込手段とを設けた
ことを特徴とするものである。
【0009】また、磁気テープに書きこむのがアナログ
信号の場合、少なくとも磁気テープの走行方向の反転動
作中に、アナログ信号をデジタル信号に変換する変換手
段と、この変換されたデジタル信号を記憶する記憶手段
と、上記磁気テープの走行方向の反転動作終了後に、前
記記憶手段に記憶されていたデジタル信号をアナログ信
号に復元する変換手段と、この復元されたアナログ信号
を磁気テープに対して書きこむ書込手段とを設ける。
【0010】さらに本発明は、磁気テープの走行方向を
自動的に反転させる反転手段を備えたオートリバース式
磁気テープ装置において、磁気テープから読み出された
データを一時的に記憶する記憶手段と、磁気テープの走
行方向の反転動作中に記憶手段に記憶されているデータ
を読み出すデータ読み出し手段とを設けたことを特徴と
するものである。
【0011】そして、アナログ信号が記録された磁気テ
ープから読み出す場合には、アナログ信号をデジタル信
号に変換する変換手段と、この変換されたデジタル信号
を一時的に記憶する手段と、磁気テープの走行方向の反
転動作中に記憶手段に記憶されているデータを読み出す
データ読み出し手段とを設けたものである。
【0012】
【作用】上記手段では、磁気テープの走行方向を切換え
る反転期間中に、書き込まれるべきデータが記憶部に一
時的に記憶され、磁気テープの走行方向が切換えられた
後は、記憶部に記憶されているデータから読み出されて
磁気テープに書き込まれ、これに継続して後続のデータ
が書き込まれる。
【0013】またアナログ信号を磁気テープに記録する
ときには、アナログ信号を一旦デジタル信号に変換して
記憶手段に記憶させ、テープ走行方向の切換が完了した
後に、記憶手段から引出したデジタル信号をアナログ信
号に復元してからテープに記録を続行する。
【0014】また、再生動作では、磁気テープから読み
出されたデータは、記憶手段に一時的に記憶されてから
再生処理される。そして、磁気テープの走行方向が切換
えられる切換期間中は、この記憶部に記憶したデータが
引出され、磁気テープの走行方向の反転が完了した時点
で、反転後の磁気テープから継続してデータが読み出さ
れて再生処理される。
【0015】さらにアナログ信号が記録されている磁気
テープからの再生動作では、再生されたアナログ信号が
デジタル信号に変換されて記憶手段に記憶され、テープ
走行方向の切換期間中は、デジタル信号にて記憶されて
いた信号が再生処理され、この再生処理では必要に応じ
てデジタル信号をアナログ信号に復元する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明によるオートリバース式磁気テープ装
置を示す回路ブロック図であり、同図(A)は、デジタ
ル記録および再生部、同図(B)はアナログの記録・再
生部を示している。図1(A)に示すデジタル記録およ
び再生部10は、デジタルによる磁気データの書き込み
回路系8と、磁気テープに書き込まれたデジタルの磁気
データを読み出す磁気データの読み出し回路系9とを備
えている。まず、上記磁気データの書き込み回路系8に
は、入力されたアナログデータをデジタルデータに変換
するA/D変換器11が設けられている。このA/D変
換器11でデジタル変換されたデータは、エンコード部
12において、例えばPASC(Precision Adaptive Su
bband Coding)方式でデータ圧縮されてコード化され
る。サブコード部13では、コード化された単位データ
ごとにヘッダ等のサブコードデータが付加され、ECC
部14にてエンコードデータに誤り検出/訂正符号が付
加される。さらに書き込み回路系8には、記憶手段24
と、この記憶手段24又は上記ECC部14からの出力
データに同期信号を加えて書き込み可能な信号に変調す
る同期/変調部16と、この変調された信号を増幅する
アンプ17が設けられている。このアンプ17によって
増幅された信号が書き込み用磁気ヘッド部26により磁
気テープ25に記録される。
【0017】図2に示すように、ヘッド28は、図示し
ない反転機構を介して磁気テープ25とほぼ平行な平面
内で、図示状態から180度回転できるようになってい
る。また、その磁気テープ25の当接面28aには前記
デジタルデータの書き込み用磁気ヘッド部26と、磁気
テープ25に書き込まれたデジタルデータを読み出す読
み出し用磁気ヘッド部33とが図示上部に形成され、下
部には、磁気テープ25にアナログデータの記録・再生
を行うアナログ用磁気ヘッド部34が形成されている。
【0018】なお、本実施例では磁気データが書き込ま
れる部分がセクター1とセクター2に別れ、磁気テープ
25がA方向へ走行しているときには、図2と上下逆向
きとなるヘッド28のヘッド部26または33により、
セクター1にデジタルデータが記録されまたはデジタル
データが再生される。または磁気テープ25がA方向へ
走行している状態で図2と同じ向きとなるヘッド28の
ヘッド部34により、セクター1のアナログデータが再
生される。また磁気テープ25がB方向へ走行している
ときには、ヘッド28が図2と同じ向きとなりセクター
2に対してデジタルデータの記録または再生が行われ、
また磁気テープ25がA方向へ走行している状態で、ヘ
ッド28が図2と上下逆向きになると、セクター2のア
ナログデータが再生される。
【0019】上記書き込み用磁気ヘッド部26と読み出
し用磁気ヘッド部33とは、ともに9トラックの磁気ギ
ャップから構成されたもので、このうち8トラックによ
り8チャンネルのメインデータの書き込み又は読み出し
が行われ、残りの1トラックの磁気ギャップにより1チ
ャンネルの補助データ(サブコードデータ)の記録また
は読み出しが行われる。この補助データ(サブコードデ
ータ)はリバース信号や曲の頭出し信号などである。同
期/変調部16から出力されるデータは、図3に示すよ
うな構成でテープ上に記録される。このデータは、トラ
ック0から7までの合計8トラックがメインデータでの
領域であり、それぞれブロック0からブロック31に別
れている。またトラック8は補助データ領域であり、前
述のリバース信号や曲の頭出し信号などを含んでいる。
【0020】本実施例では、上記各32ブロックからな
るメインデータ及び補助データが最少単位として処理さ
れ、このデータ群が1テープフレームとなる。またデー
タは1秒間に約6テープフレームの速度で書き込まれ、
また読み出されるようになっている。そしてデータの記
録または再生のための同期信号は図3にハッチングによ
り示すように1テープブロック毎に入っており、図1に
示す同期/変調部16および後述する同期/復調部19
では、上記同期信号の時間間隔を制御して、図3に示す
フレームデータ群が次々に連続して記録され、または次
々に連続して再生される。
【0021】次に、図1に示す読み出し回路系9につい
て説明する。この読み出し回路系9は、読み出し用磁気
ヘッド部34から読み出された検出信号を増幅するアン
プ18と、この増幅された信号を復調するとともに同期
信号を抽出する同期/復調部19と、前記記憶手段24
又は同期/復調部19から出力される信号の誤り検出/
訂正を行なうECC部21と、このECC部21からの
信号をデコードして、もとの入力データに変換するデコ
ード部22と、このデコードされたシリアルデジタル信
号をもとのアナログデータに変換するD/A変換器23
とを有している。上記記憶手段24は、RAM(Random
Access Memory)等を中心として構成された記憶部15
と、上記ECC部14から出力されるデータの出力経路
を記憶部15と同期/変調部16とに切り換えるスイッ
チ回路30と、上記同期/復調部19からの出力または
記憶部15からの出力を切り換えて送り出すスイッチ回
路31とを有している。
【0022】上記記憶部15は、本実施例ではオートリ
バース動作時に、磁気テープの走行が停止してさらに磁
気ヘッドの走行方向が切換えられ同時に上記ヘッド28
が180度回転させられる時間内に処理されるべきデー
タ量を少なくとも記憶できる記憶容量を備えていること
が必要である。例えば、磁気テープの走行方向が完全に
切換えられるまでの時間が1秒以内であり、且つRAM
に1秒分のデータ量を記憶させようとしたときには、6
フレーム以上のデータを記憶できるRAMが使用され
る。以上の構成を備えた記憶手段24にはコントローラ
部20が接続されている。このコントローラ部20は、
両スイッチ回路30,31の切り換え制御とともに、記
憶部15に記憶されているデータのアドレス制御を行な
うものであり、磁気テープの走行方向の反転動作終了後
に、記憶手段に記憶されているデータを磁気テープに対
して書き込むデータ書込手段、および磁気テープの反転
動作中に記憶手段に記憶されているデータを読み出すデ
ータ読み出し手段としての機能を併有している。
【0023】次に図1(B)に示すアナログ信号による
記録・再生部40の構成を説明する。この記録・再生部
では、アナログ用記録・再生ヘッド部34に接続された
記録・再生アンプ41、イコライザー42、周波数特性
の処理などを行う記録/再生処理部43が設けられてい
る。またアナログ入力信号はスイッチ回路44に切換え
られてA/D変換器45、記憶部46、D/A変換器4
7を経て記録/再生処理部43に入力される。また磁気
テープから読み取られ記録/再生処理部43により処理
された復調データは、A/D変換器48、前記記憶部4
6、およびD/A変換器49を経て、スイッチ回路50
により切換えられて出力される。なお、前記スイッチ回
路44と50は前記コントローラ部20により切換制御
される。同様に記憶部46も前記コントローラ部20に
より制御される。なお図1(B)では記憶部46を個別
に設けているが、この記憶部46は、前記デジタル信号
による記録・再生に使用される記憶部15と兼用するこ
とが可能であり、またA/D変換器45と48およびD
/A変換器47と49をそれぞれ別個に設けずに兼用す
ることが可能であり、さらに前記デジタル信号の記録、
再生に使用されるA/D変換器11とD/A変換器23
との兼用も可能である。
【0024】以上の構成を備えた一実施例装置の動作に
ついて、図4をも参照して説明する。 <デジタルモードでの書き込み処理(その1)>まず、
デジタルモードでの書き込み処理が開始された直後で
は、デジタルの書き込み回路系8のスイッチ回路30
が、(イ)に切り換えられて、ECC部14から出力さ
れたデータは記憶部15を介さないで直接に同期/変調
部16に入力される。この状態で外部回路からたとえば
音楽データがアナログ信号として入力されると、この音
楽データはA/D変換器11によってデジタルデータに
変換される。このデジタルデータに変換された音楽デー
タは、エンコード部12によりPASC処理されて符号
化され、ECC部14及びサブコード部13によってエ
ラー訂正符号やサブコードが付加されるなどして、図3
に示すテープフレームごとの記録データが生成される。
【0025】順次生成されたデータは、同期/変調部1
6によって同期がとられ、1テープフレーム単位のデー
タが連続してアンプ17に送られ、アンプ17よって増
幅される。この増幅されたデータは、上記書き込み用磁
気ヘッド部26を介して磁気テープ25に順次書き込ま
れる。上記の記録データが生成される途中において、磁
気テープ25の残量が所定量に減少すると、ニアエンド
信号が主制御部(図示しない)に対して出力される。こ
のニアエンド信号は、例えばテープリールが設置される
リール台の回転検出パルスの演算などにより得られる。
またはテープ装置に設けられた光センサにより磁気テー
プに接続されているトレーラテープ3b(図6参照)が
検出された時点で、テープ走行方向の反転指令を行って
もよい。このとき主制御部からはリバース信号の書き込
み指示信号がサブコード部13に対して出力される。
【0026】このリバース信号が入力されたサブコード
部13は、ECC部14に対してリバース信号の書き込
み信号を送出し、ECC部14で処理されているデータ
の補助データ領域(図3のトラック8の部分)にリバー
ス信号が書き込まれる。そして図4に示すように、リバ
ース信号Rsがヘッド部26から磁気テープに書き込ま
れた直後に、オートリバース機構により、ヘッド28が
磁気テープ25から離れて180度回転させられ、セク
ター1に対向していた書き込み用磁気ヘッド部26がセ
クター2に対向する位置へ移動する。さらに、磁気テー
プ25の走行方向がA方向からB方向に切換えられる。
【0027】前記リバース信号Rsが書き込まれ、磁気
テープ25の走行方向の切換えが開始されるのと同時
に、コントローラ部20からの制御によりスイッチ回路
30が(ロ)で示す記憶部15側に切り換えられる。そ
してセクター1に記録された最終のテープフレーム(例
えば128番目)に後続する129番目以降のテープフ
レームのデータは記憶部15に記憶される。ヘッド28
の回転動作が終了し磁気テープ25の走行方向がB方向
へ切換えられ、セクター2の書き込みができる状態とな
ると、コントローラ部20からの制御によりこの間に記
憶部15に記憶された129番目のフレームデータから
順次読み出されて磁気テープ25に書き込まれ、入力さ
れてくる後続のフレームデータは順次記憶部15を介し
て磁気テープ25に書き込まれる。
【0028】例えば磁気テープの走行方向の切換が0.
6秒で完結した場合、テープ走行方向が切換えられた
0.6秒後に、次のテープフレーム(例えば129番
目)から順にセクター2にデータが記録されていく。よ
ってセクター2の記録動作では、記録データの送り込み
と実際に磁気テープにデータが記録される時とで0.6
秒の時間ずれが生じる。このように、本実施例では磁気
テープ25の走行方向の切換え動作中に、継続して送ら
れてくるデータを記憶部15に記憶させ、磁気テープ2
5の走行方向の切換えが完了した後、この記憶部15か
らデータを読み出して磁気テープに書き込むようにして
いるので、磁気テープ25の走行方向を反転させて書き
込みに休止期間が生じても、連続して書き込みデータを
送り込むことができ、例えば音楽データなどの連続録音
が可能になり、記録すべきデータの信号の欠落が生じな
い。
【0029】<デジタルモードによる読み出し処理(そ
の1)>磁気テープ25のセクター1から読み出しを開
始したときには、上記スイッチ回路31を(ニ)に切り
換えておく。この状態で読み出し用磁気ヘッド部33に
より磁気テープ25のセクター1の読み出し(磁気テー
プの走行はA方向)を行うと、ヘッド部33からの読み
出し出力は、アンプ18を介して増幅されて、同期/復
調部19において復調され、記憶部15に記憶されてか
らECC部21に送られる。記憶部15では例えば1秒
分すなわち6フレームデータ分だけ記憶されてからEC
C部21に出力される。よって本実施例では、磁気テー
プ25から読み出されるデータは1秒遅れで再生処理さ
れることになる。
【0030】1秒遅れにて記憶部15から読み出された
データは、ECC部21においてエラーチェック等が行
なわれ、このエラーチェック等が施されたデータはデコ
ード部22において復号化処理され元のデジタルデータ
に復元される。そして、D/A変換器23においてアナ
ログデータに変換されて外部回路に出力され、スピーカ
などから流される。磁気テープ25のセクター1に記録
されているデータの最終フレーム(例えば128番目の
テープフレーム)が読み出され、さらにリバース信号R
sが検出されると、オートリバース動作が開始され、ヘ
ッド28が磁気テープから離れて180度回転し、且つ
磁気テープ25の走行方向がA方向からB方向へ切換え
られる。この磁気テープの走行方向の切換え期間中は磁
気テープからのデータの読み出しが休止されるが、この
間はコントローラ部20の制御により引き続き記憶部1
5からデータが読み出されて再生処理される。
【0031】上記記憶部15に記憶されているデータが
読み出されている間にヘッド28の回転動作が終了し且
つ磁気テープ25の走行方向の切換が完了して磁気テー
プ25のセクター2の読み出しができる状態となると、
その後はテープから再生されたデータは記憶部15に送
られ、且つ記憶部15からは継続してデータがECC部
21に送られて、再生が継続される。以上のように、本
実施例では磁気テープ25から読み出されたデータは、
記憶部15を介して読み出され、リバース動作の最中に
は記憶部15に蓄えられたデータを読み出すようにして
いるので、磁気テープ25からデータを読み出している
途中でオートリバース動作が行なわれた場合であって
も、連続したデータの読み出しを行なうことができ、例
えば音楽の再生の際に音切れの問題がなくなる。
【0032】次に図1に示す装置を使用した、他の処理
方法について説明する。上記実施例では、セクター1の
書き込み処理の途中で磁気テープ25の残量が所定量に
減少しあるはテープ終端に達したことが検知されたとき
に、リバース信号を書き込むと同時に、記憶部15に所
定量のデータを記憶し、セクター2の書き込みの際には
記憶部15に記憶したものから順次書き込んでいる。ま
た読み出し処理ではセクター1の読み出しの際に記憶部
15に常に所定量のデータを記憶し、走行方向の切換え
のときにこの記憶データを使用して再生処理している。
よって書き込み処理では、セクター2の書き込みの際に
送られてくるデータとテープに書き込まれるデータとの
間に時間差を生じ、また読み出し処理では、セクター1
の読み出しの際にやはりテープからのデータ読み出しと
再生処理との間に1秒の時間差が生じる。このように書
き込みと読み出しのときに実際の記録または再生音楽な
どとテープ走行との間にずれがあると、例えば記録動作
ではダビングなどの処理のときに問題が生じ、また再生
では、再生スイッチを押してから実際に音楽などが流れ
るまでに時間差が生じて操作上の違和感を生じる。そこ
で、図1と同様のハードウェア構成において、磁気テー
プ25に書き込むデータならびに読み出すデータの処理
を次のように行なえば上記の時間差が生じるのを防止で
きる。
【0033】<デジタルモードによる書き込み処理(そ
の2)>まず、本実施例ではセクター1の書き込み処理
動作の当初においてスイッチ回路30は(イ)で示す側
に切り換えてある。この状態ではECC部14からの出
力情報は直接同期/変調部16に入力され、セクター1
にデータが書き込まれる。磁気テープの残量が少なくな
ったときに、例えば図4に示すようにセクター1に12
8番目のテープフレームならびにリバース信号Rを書き
込むと同時に、磁気テープの走行方向をA方向からB方
向へ切換えるが、この走行方向の切換えと同時にスイッ
チ回路30を(ロ)に切換え、磁気テープの走行方向の
切換え期間中に送られてくる例えば129番目のフレー
ム以降のデータを記憶部15に記憶する。そして、テー
プ走行方向が切換えられた後に、記憶部15に記憶され
ていたデータを129番目のフレームから順次に出力し
てセクター2に書き込んでいく。ここではテープの走行
方向が切換えられている間に記憶部15に例えば6フレ
ームのデータが記憶されたと仮定する。
【0034】ここでテープ走行方向がB方向へ切換えら
れた後に129番目のフレーム以降のデータをセクター
2に書き込み始めるときに、磁気テープの走行速度を所
定の割合だけ速くし、同期/変調部16による同期クロ
ックならびに記憶部15をコントロールしているコント
ローラ部20の制御クロックも速くする。磁気テープの
走行速度を例えば4%だけ速くした場合には、記憶部1
5から同期/変調部16へ出力するデータの送り出し速
度を4%速くし、また同期/変調部16による変調処理
のクロックも4%だけ速くする。ただし入力されてくる
書き込み信号のエンコード部12での処理速度は速め
ず、ECC部14から記憶部15へ送られるデータの速
度は例えば1秒間に6フレームに固定しておく。
【0035】ECC部14から記憶部15に通常の速度
に送られてくるデータを記憶部15から4%速く出力さ
せ、テープ速度を4%速くして書き込み動作を行うと、
記憶部15の記憶データの量が徐々に減少し、150フ
レーム分のデータを磁気テープのセクター2に書き込ん
だ時点で、記憶部15の記憶データはゼロになる。この
時点で、スイッチ回路30を(イ)に切換え、且つテー
プの送り速度を通常の速度に戻し、また同期/変調部1
6のクロックを通常の速度に戻す。そしてその後はEC
C部14からのデータをそのまま同期/変調部16に送
り、データを磁気テープのセクター2に書き込む。よっ
てテープの走行方向を切換えて、セクター2に150フ
レーム書き込んだ後(約24秒後)には、送られてくる
データが時間差を生じることなく磁気テープに書き込ま
れることになる。
【0036】<デジタルモードによる読み出し処理(そ
の2)>セクター1の読み出し開始時にはスイツチ回路
31が(ハ)側に切換えられ、磁気テープから読み出さ
れアンプ18を介して増幅された同期/復調部19にお
いて復調されたデータは時間差を生じることなくECC
部21以降に送られて再生処理される。そして、セクタ
ー1の磁気テープの読み出し位置をリール台の回転検出
パルスなどから常に監視し、リバース信号Rが記録され
ているフレーム(例えば128番目のフレーム)から1
50フレーム程度手前を読み出し始めた時点で、磁気テ
ープの走行速度を所定の割合例えば4%だけ速くし、再
生信号中の同期信号を基準として同期/復調部19の処
理を行う。このときスイッチ回路31を(ニ)に切換え
同期/復調部19からの再生信号を記憶部15を介して
出力させる。このとき記憶部15からECC部へ送るデ
ータの速度は、通常のとおり1秒間に6フレームとす
る。記憶部15からは1秒間に6フレームの通常の速度
でデータがECC部21以降に出力されて再生処理が行
われ、同期/復調部19からはこれよりも4%速い速度
でデータが記憶部15に送られるため、150フレーム
分の読み込みが完了し、ヘッド部33がリバース信号R
を検出した時点で、記憶部15には6フレーム(1秒
分)のデータが蓄積される。
【0037】リバース信号Rが検出され、テープの走行
方向が切換えられて、ヘッド部33からフレーム129
のデータが読み出されるまでの休止期間中は、記憶部1
5からデータを出力させてECC部21以降の再生処理
部へ送る。前記書き込み処理動作においてフレーム12
8の読み出し完了からフレーム129の読み出し開始ま
でに1秒の時間が設定されている場合には、この1秒の
読み出しの休止期間中に記憶部15の記憶データ量はゼ
ロになる。よって129番目のフレーム以降のデータは
スイッチ回路31を(ハ)に切換え、同期/復調部19
から記憶部15を経ることなる直接ECC部21に送ら
れ、さらにセクター2の129番目のフレームのデータ
の読み出しからは、テープの走行速度を通常の速度に戻
し、且つ同期/復調部19による復調処理クロックを通
常の速度に戻す。
【0038】なお、上記の説明では、セクター1を読み
出しているときに最終の例えば150フレーム分のデー
タを記憶部15に蓄積したが、セクター1の再生を開始
した当初において例えば150フレーム分だけ速度を速
めて処理し、記憶部15に所定量のデータを蓄えておい
てもよい。なお、上記の説明は、前記書き込み処理によ
りリバース信号Rがどの位置に書き込まれているか解っ
ている場合について説明している。リバース信号Rが1
28番目のフレームの書き込み時に記録されていること
が解れば、この128番目のフレームに対し150番目
前のフレーム番号がわかるため、この150番目手前の
フレームの再生からテープ送り速度などを4%速くする
ことにより、リバース信号Rを検出した時点で記憶部1
5に6フレーム分のデータを蓄えることができる。
【0039】しかしながら、上記の記憶部15に蓄える
データの量は任意であり、書き込み処理において、セク
ター1のテープ残量がなくなり、リバース信号Rを書き
込んだ直後にテープ走行方向を切換えセクター2の記録
が開始されるまでにかかる時間分だけ、データを記憶さ
せればよい。例えばテープの走行方向の切換えが0.5
秒で完結した場合には、セクター1の記録が終わってか
ら例えば0.67秒後にセクター2の記録を開始する。
この場合記憶部には4フレーム分のデータが記憶されて
いる。よってセクター2の記録が開始された後は、この
4フレーム分のデータが記憶部15から出されて磁気テ
ープ25に書き込まれる間だけ、磁気テープの走行速度
を速くすればよい。例えばセクター2の書き込みが開始
された時点でのデータの記憶量が4フレームの場合に
は、セクター2に対する記録の際に磁気テープの走行速
度などを最初に4%速くすれば、セクター2に100フ
レーム書いた時点(所要時間は約16秒)で記憶部15
の記憶データがゼロになる。よってその後は通常の速度
で記憶部15を経由することなく磁気テープにデータを
書き込むことができるようになる。
【0040】また読み出し処理において、現在使用して
いるテープのどこにリバース信号Rが書き込まれている
か解らない場合の処理方法としては、セクター1のテー
プ残量がある程度少なくなった時点で、自動的に磁気テ
ープの送り速度を速くし且つ同期/復調部19のクロッ
クも速くして、磁気テープから読み出されたデータを記
憶部15に送る。ただし記憶部15からECC部21へ
は通常のとおり1秒間に6フレームの速度でデータを送
り出して再生処理する。この場合セクター1のリバース
信号Rがどこにあるか解らないため、前記のテープ速度
などを速くする時期は早めに設定しておく。
【0041】この結果セクター1のリバース信号Rが検
出された時点で記憶部15にはある程度のフレーム数の
データが蓄積されていることになる。リバース信号Rを
検出した時点でテープの走行方向を切換えるが、この間
記憶部15に蓄積されたデータがECC部21に出力さ
れて再生処理が行われる。ここでセクター1の最終のフ
レームデータがヘッド部33により読み出されてからセ
クター2の最初のフレームのデータが読み出されるまで
に例えば0.67秒かかったとすると、この間に記憶部
15からは4フレーム分のデータがECC部21へ出力
されていることになる。ここで、セクター1の読み出し
が完了した時点での記憶部15における蓄積データ量は
適当に設定されているため、どのくらいであるか定めら
れず、例えばこのときのデータの蓄積量が10フレーム
であったとする。このときセクター2の最初のフレーム
のデータを読み出し始めた時点で記憶部には(10−
4)=6フレーム残っていることになる。この蓄積デー
タ量が1または2フレームなどのように少ない場合に
は、このデータを捨ててセクター2から読み出されたデ
ータを記憶部15を経ることなく直接ECC部21へ送
っても、例えば音楽の音切れなどは問題の無い範囲であ
る。
【0042】ただし例えば6フレーム程度残った場合に
はこれを捨てることができないので、この場合には、セ
クター2の読み出しを開始した時点で、テープの走行速
度を例えば4%遅くし、同期/復調部19のクロックも
4%遅くしてその出力を記憶部15に送る。ただし記憶
部15からECC部21へは通常の速度でデータを出力
させる。これによりセクター2の再生を開始してから1
50フレーム後に記憶部15のデータ蓄積量がゼロにな
る。その後はテープの走行速度などを基に戻し、データ
を記憶部15を介することなく、ECC部21へ送れば
よい。
【0043】なお上記の説明では磁気テープの走行速度
の増減率ならびに同期/変調部16や同期/復調部19
のクロックの増減率を4%として説明しているが、この
増減率はもっと大きくてもよい。ただし4%程度に設定
した場合、この増減率は通常のPLL回路のロックレン
ジの許容差範囲内であるため、特に複雑な回路を設ける
ことなく、通常のPLL回路への入力クロック周波数を
増減させるだけで、対応できることになる。なお図1
(A)の実施例ではスイッチ回路30と31とによりデ
ータの経路を記憶部15を介し、あるいは記憶部15を
介さないための切換えとしているが、このスイッチ回路
30と31は必らずしも必要ではない。例えば記憶部1
5を制御するコントローラ部20により、記憶部15内
にデータをそのまま通過させ、あるいは記憶させるなど
のコントロールを行ってもよい。
【0044】次にアナログ信号による記録・再生部40
による記録・再生動作について説明する。 <アナログモードにより書き込み>磁気テープにアナロ
グモードにて書き込みを行うときには、まずスイッチ回
路44を(ホ)に切換えておき、アナログ信号を直接記
録・再生処理部43に送り、イコライザー42やアンプ
41を経て、アナログ用磁気ヘッド部34により磁気テ
ープのセクター1に記録していく。そして磁気テープの
セクター1の記録が終了し、磁気テープの走行方向を切
換えるときに、この切換えの開始と同時にスイッチ回路
44を(ヘ)に切換える。そしてアナログ信号の入力を
A/D変換器45によりデジタル信号に変換して記憶部
46に記憶させる。そして磁気テープの走行方向の切換
が完了し、セクター2の書き込みが開始されるときに
は、記憶部46に記憶していたデジタル信号をD/A変
換器47によりアナログ信号に復元し記録/再生処理部
43に出力して、そのまま継続して磁気テープに記録す
る。
【0045】<アナログモードによる読み出し>アナロ
グ信号が記録されているテープからの読み出しでは、ま
ずセクター1の読み出しのときに、スイッチ回路50を
(チ)に切換えておき、磁気ヘッド34から読み出さ
れ、アンプ41、イコライザー42を経て記録/再生処
理部43により再生処理されたアナログデータをA/D
変換器48によりデジタル信号に変換し、記憶部46に
一定量データを蓄え、記憶部46から順次読み出した信
号をD/A変換器49によりアナログ信号に復元して出
力する。セクター1の信号の読み出しが完了し、テープ
の走行方向の切換を行っているときには、この読み出し
休止期間中に記憶部46に記憶されているデータを引き
続き出力しD/A変換器49を経て出力する。そしてセ
クター2の読み出しが開始されたときは、そのまま記憶
部46からD/A変換器49を経てデータを出力する。
なお、セクター2の再生のときにスイッチ回路50を
(ト)に切換えて記録/再生処理部43から直接アナロ
グ再生信号を出力してもよい。あるいはA/D変換器4
5を通さず、デジタル信号として出力してもよい。
【0046】なお、このアナログテープに対する書き込
みと読み出しに関しても、前記のデジタルモードの(そ
の2)に記載したように、ある期間だけテープの送り速
度を数%速くして、記憶部46へのデータの蓄えまたは
消化を行ってもよい。
【0047】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、オートリ
バース動作中であっても、磁気テープからデジタル信号
またはアナログ信号の連続した記録・再生ができ、再生
中の音切れ、記録中の信号の欠落が生じなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのオートリバース式磁
気テープ装置の概略構成を示すブロック図であり(A)
はデジタル信号による回路系、(B)はアナログ信号に
よる回路系を示している。
【図2】デジタル用のヘッド部が形成されたヘッドの外
観構成を示す斜視図。
【図3】エンコードデータの構成の一例を示す説明図。
【図4】データの書き込み又は読み出しのセクターを示
す磁気テープの記録面の説明図。
【図5】従来から使用されているテープカセットの外観
斜視図。
【図6】従来のヘッドの構成及び磁気テープの様子を示
す説明図。
【図7】磁気テープに対してデジタルでデータを記録し
再生可能なヘッドによる記録または再生動作を示す説明
図。
【符号の説明】
15 記憶部 20 コントローラ部 24 記憶手段 25 磁気テープ 26 書き込み用磁気ヘッド部 30,31 スイッチ回路 33 読み出し用磁気ヘッド部 34 アナログ用磁気ヘッド部 41 記録・再生アンプ 42 イコライザー 43 アナログ用の記録/再生処理部 46 記憶部 45,48 A/D変換器 47,49 D/A変換器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープの走行方向を自動的に反転さ
    せる反転手段を備えたオートリバース式磁気テープ装置
    において、磁気テープの走行方向の反転動作中に磁気テ
    ープに書き込むデータを一時的に記憶する記憶手段と、
    上記磁気テープの走行方向の反転動作終了後に、記憶手
    段に記憶されているデータを磁気テープに対して書き込
    むデータ書込手段とを設けたことを特徴とするオートリ
    バース式磁気テープ装置。
  2. 【請求項2】 磁気テープの走行方向を自動的に反転さ
    せる反転手段を備えたオートリバース式磁気テープ装置
    において、磁気テープに書きこむアナログ信号を、少な
    くとも磁気テープの走行方向の反転動作中に、デジタル
    信号に変換する変換手段と、この変換されたデジタル信
    号を記憶する記憶手段と、上記磁気テープの走行方向の
    反転動作終了後に、前記記憶手段に記憶されていたデジ
    タル信号をアナログ信号に復元する変換手段と、この復
    元されたアナログ信号を磁気テープに対して書きこむ書
    込手段とを設けたことを特徴とするオートリバース式磁
    気テープ装置。
  3. 【請求項3】 磁気テープの走行方向を自動的に反転さ
    せる反転手段を備えたオートリバース式磁気テープ装置
    において、磁気テープから読み出されたデータを一時的
    に記憶する記憶手段と、磁気テープの走行方向の反転動
    作中に記憶手段に記憶されているデータを読み出すデー
    タ読み出し手段とを設けたことを特徴とするオートリバ
    ース式磁気テープ装置。
  4. 【請求項4】 磁気テープの走行方向を自動的に反転さ
    せる反転手段を備えたオートリバース式磁気テープ装置
    において、磁気テープから読み出されたアナログ信号を
    デジタル信号に変換する変換手段と、この変換されたデ
    ジタル信号を一時的に記憶する手段と、磁気テープの走
    行方向の反転動作中に記憶手段に記憶されているデータ
    を読み出すデータ読み出し手段とを設けたことを特徴と
    するオートリバース式磁気テープ装置。
JP3355173A 1991-12-19 1991-12-19 オートリバース式磁気テープ装置 Withdrawn JPH05174311A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140313609A1 (en) * 2013-04-23 2014-10-23 International Business Machines Corporation Data writing method and program for tape drive

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