JPH05173491A - 表示部材 - Google Patents

表示部材

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JPH05173491A
JPH05173491A JP34257691A JP34257691A JPH05173491A JP H05173491 A JPH05173491 A JP H05173491A JP 34257691 A JP34257691 A JP 34257691A JP 34257691 A JP34257691 A JP 34257691A JP H05173491 A JPH05173491 A JP H05173491A
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JP
Japan
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heating element
thermochromic
display member
thermochromic layer
layer
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JP34257691A
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Inventor
Makoto Kobu
真 小夫
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望の絵、文字や動画の表示ができて、表示
された情報のメモリー作用があり、低消費電力でかつ、
製造コストの安い表示部材を提供する。 【構成】 エレメント毎に制御装置により発熱が制御さ
れる発熱体と、この発熱体に密着したサーモクロミック
層とによって構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サーモクロミックを
用いてシート状に形成した感熱記録体を用いたフラット
パネルの表示部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術において、数字、英字、かた
かなや簡単な図形を表示する表示部材には、LED(発
光ダイオード)、PDP(プラズマ)、VDF(蛍光表
示管)やLCD(液晶)などが実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の表
示部材は表示作動中に電圧の印加を継続して行わなけれ
ばならないので、低電力消費化には不向きであり、又そ
れらの素子を製造するにはクリーンルームや結晶成長等
の設備が必要であって、製造コストが高いという問題が
ある。
【0004】そこでこの発明の目的は、所望の文字、図
形や動画の表示ができて、表示された情報のメモリー作
用があり、低消費電力で表示部材の製造コストの安い表
示部材を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は前記のような
目的を達成するために、請求項1の発明は、エレメント
毎に制御装置により発熱が制御される発熱体と、この発
熱体に密着されたサーモクロミック層とによって構成さ
れているものである。請求項2の発明は、請求項1の発
明において、サーモクロミック層のエレメント毎の面形
状は発熱体の面形状に対応した相似形としたものであ
る。請求項3の発明は、請求項1の発明において、サー
モクロミック層のエレメント毎の面形状は発熱体の面形
状の温度分布に合わされている形状としたものである。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、サーモク
ロミック層の1つのエレメントに複数の発熱体エレメン
トを密着して設けたものである。請求項5の発明は、請
求項1の発明において、発熱体の1つのエレメントに複
数のサーモクロミック層のパターンを設けたものであ
る。請求項6の発明は、請求項1の発明において発熱体
の給電電極を表示部材の一端に設け、前記電極に着脱可
能に連結されるコネクター電極を介して、前記発熱体が
制御装置に接続されるものである。請求項7の発明は、
請求項1の発明において、エレメント毎に発熱が制御さ
れる発熱体を発熱基体上に設け、サーモクロミック層を
サーモクロミツク基体上に設け、前記発熱体の面と前記
サーモクロミック層の面とを接着剤又は熱伝導体を介し
て密着させて構成されているのである。
【0006】
【作用】前記のようなこの発明において、請求項1の発
明は、エレメント毎に発熱体の発熱量を制御してこの発
熱体に密着されたサーモクロミック層に可視的変化をさ
せて所望の文字、図形や動画を表示する。請求項2の発
明は、請求項1の発明において、サーモクロミック層の
エレメント毎の面形状は発熱体の面形状に対応した相似
形としたので、サーモクロミック層の可視的変化の状態
が均一で、かつその輪郭が明瞭になる。請求項3の発明
は、請求項1の発明において、サーモクロミック層のエ
レメント毎の面形状は発熱体の面形状の温度分布に合わ
されている形状としたので、サーモクロミック層の可視
的変化の状態が均一で、かつその輪郭が明瞭になる。請
求項4の発明は、請求項1の発明において、サーモクロ
ミック層の1つのエレメントに複数の発熱体エレメント
を密着して設け、少ない消費電力で均一にサーモクロミ
ック層の加熱を行い、その可視的変化を均一にする。請
求項5の発明は、請求項1の発明において、発熱体の1
つのエレメントに複数のサーモクロミック層のパターン
を設け、発熱体の温度分布を均一にして、その可視的変
化を均一にする。請求項6の発明は、請求項1の発明に
おいて、発熱体の給電電極を表示部材の一端に設け、コ
ネクター電極を介して、発熱体が制御装置に着脱自在に
接続される。請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、エレメント毎に発熱が制御される発熱体を発熱基体
上に設け、サーモクロミック層をサーモクロミツク基体
上に設け、前記発熱体の面と前記サーモクロミック層の
面とを接着剤又は熱伝導体を介して密着させて一体に構
成する。
【0007】
【実施例】この発明の実施例を図1〜10に示す。図1に
示すこの発明の第1実施例とそれ以外の他の実施例とは
多くの部分において共通するので、このような部分につ
いては、第1実施例と同一の符号を引用して、その説明
を省略し、主として異なる部分について説明する。
【0008】この第1実施例を示す図1において、発熱
基体1上に絶縁層2を設け、その上に発熱体3を設けて
ある。発熱基体1は金属板であっても合成樹脂板などで
あってもよい。発熱基体1が絶縁体であると、絶縁層2
は不要である。発熱体1はエレメントに分割されてい
て、この発熱体は図示しない制御装置からの信号を受け
て所定の発熱をする。更にエレメントが細分化されてい
たり、マトリックス状に形成されていてもよい。このよ
うにすればより微細な表示や所望の文字、図形、動画の
表示を行うことができる。又発熱体1にエレメント毎に
制御電極線6の一端を接続し、制御電極線6の他端を絶
縁層2上の一端部に導き回路を構成する。更に絶縁層2
上の一端部に導かれた制御電極線6の他端には電極端子
7を装着する。この電極端子7は、この電極端子7に着
脱自在なコネクター8により、それに設けられているコ
ネクター電極9と連結され、制御装置からの信号の供給
を受ける。又サーモクロミック層5はサーモクロミック
基体4に設けられており、サーモクロミック層5の面と
発熱体1の面とを密着させて表示部材15を構成する。図
2は、図1におけるA−Aの断面を示している。
【0009】この第1実施例において、表示部材15を組
み立てる方法の一例として、エレメント毎に、前記のよ
うに発熱体3を発熱基体1上に設け、別の工程でサーモ
クロミック層5をサーモクロミック基体4上に設け、そ
の後それぞれの基体どうしの位置合わせをして、接着剤
12又は、接着性を有する熱伝導体を介して密着させる工
程で組み立てて、図3に示すように、シール部材10が基
体の端面を覆ってそれらを一体に固着する。組み立てら
れた際、発熱基体1とサーモクロミック基体4には、発
熱基体1に設けられた電極端子7が露出する状態にす
る。露出した電極端子7には、前述のように図示しない
制御装置から表示部材15を駆動する信号が送られてくる
コネクター8が着脱自在に接続される。制御装置から表
示部材15を駆動する信号が送られてくると、発熱体3は
その信号によって指令どうりの発熱をし、その熱がサー
モクロミック層5に伝わり、加熱温度によりサーモクロ
ミック層5の可視的状態の変化を可逆的に行い、情報の
書き込み、消去を行う。
【0010】この第1実施例において、発熱基体1と発
熱体3を透明なものにして、発熱基体側1からカラーラ
ンプで照射するとサーモクロミック層5が透明状態の
時、カラーランプの色で表示ができる。
【0011】この第1実施例に用いる発熱体3の材料
は、金属の硼化物でランタン、バナジウム、クロム、モ
リブデン、タングステン、チタン、タンタル、ハフニウ
ム、ジルコニウム等があげられる。その他、タンタル-
SiO2の混合物、窒化タンタル、ニクロム、銀-パラジ
ウム合金、シリコン半導体等がある。これらを蒸着やス
パッタリングで所望の形状に成形して発熱体を製造す
る。又樹脂にカーボンを分散したものを薄層に塗布する
ことで発熱体3とすることもできる。そのほか酸化イン
ジウム(ITO)も透明な発熱体3として使用できる。
いずれの材料を用いても薄層の発熱体3を作ることがで
きて、これらはいずれも製造コストが安価である。
【0012】この第1実施例におけるサーモクロミック
材は発色性の材料を用いたが、サーモクロミック材には
室温で白濁状態にあって、それ以上の所定の温度で透明
化するものも用いることができる。このようなサーモク
ロミック材を慣用されている種々のバインダーと共に混
合し、ブレード、ワイヤーバー、浸漬、印刷又はスプレ
ー塗装等でサーモクロミック基体4上に塗布して表示部
材15を製造する。慣用のバインダーは、アクリル酸共重
合体、ポリスチレン、ポリ塩化ビニール、ポリ酢酸ビニ
ール、ポリアクリル酸エステル類、ポリメタクリル酸エ
ステル類、塩化ビニール/酢酸ビニール共重合体、スチ
レン共重合体、ポリエステル、ポリウレタン等がある。
上記の材料を用いると黒色をはじめ各色のカラー発色が
可能である。又その製造には前述のような設備を必要と
せず、前記のような製膜法でよく、薄層のサーモクロミ
ック層をつくることができて、構成材料が安いので、表
示部材15のコストも下げられる。
【0013】前記におけるサーモクロミック材の特性例
を図4に示す。グラフの縦軸は発色濃度(可視的変化
度)で、横軸はサーモクロミック材を加熱する温度を示
す。図4において、最初に消色状態Aで恒温状態T0
ある表示部材15は温度T2まで昇温すると、濃度はBの
値になる。温度T2から恒温状態T0に表示部材15の温度
を下げると、濃度Bの状態がほぼ保持され同濃度Cにな
る。次に、恒温状態T0で濃度Cにある表示部材15を温
度T1まで昇温すると、点線の状態で濃度が下がり消色
状態Dになり、恒温状態T0になっても消色状態Aが保
持されている。前記の様な特性を示すサーモクロミック
材を、図1に示す構成の表示部材15を用いて、エレメン
トの発熱体3の両端電極端子7に電圧を印加をすると、
発熱体3が昇温し、サーモクロミック層5に伝熱して、
それを昇温し、図4に示す発色状態になる。発熱体3へ
の電圧印加をやめた後もサーモクロミック材は発色した
状態を持続する。
【0014】この発明の第2実施例を図5に示す。この
第2実施例において、発熱体3のエレメント毎にサーモ
クロミック層5のパターンを発熱体3の面形状に対応し
た相似形にしたものである。第1実施例の様にサーモク
ロミック層5が均一に設けられていると、発熱体からの
熱が拡散して、エレメントの輪郭がぼける場合がある。
この輪郭がぼけない方法として、そこで、発熱体3の幅
aと、発熱体3のエレメントの面形状に対応した形状に
合わせて、サーモクロミック層5のパターンの幅aとは
同じにした例である。サーモクロミック層5のパターン
の幅b,cは、発熱体の幅aよりも狭いものと、広いも
のの例である。この幅の狭い、広いは、発熱体3からの
熱伝導の程度により決める。熱伝導が良い場合は幅cと
して、悪い場合は幅bとして、表示状態の最適な形状を
選択して決められる。図6に1つのエレメントの平面を
例示した。
【0015】この発明の第2実施例において、サーモク
ロミック層5が発色性を示す材料の場合、図5に示すよ
うに、その断面を包み、かつサーモクロミック基体4面
にマスク層13として白色層を設ける。これで、サーモク
ロミック材が消色の透明状態では、マスク層13の白色が
見えて、加熱時の発色状態ではマスク層13の白色を隠蔽
して、発色の色が見える状態になる。又サーモクロミッ
ク層5が白濁と透明を繰り返す材料の場合は、図7に示
すように、マスク層13は図5と同様白色にして、発熱体
3とサーモクロミック層5との間に耐熱性のある着色層
14を設けたものである。サーモクロミック層5が透明に
なった時、着色層15の色が見えるが、着色層14がなけれ
ば、発熱体3の材料色そのままの色が見える。
【0016】この発明の第3実施例を図8に示す。発熱
体3の温度分布はエレメント全域において、均一な状態
ではなく、エレメントの周辺部では温度が低くなる。そ
のためサーモクロミック層5のパターンは、発熱体3の
面の温度分布に合わせたパターン形状とする事も、サー
モクロミック層5を均一に発色させるのに必要である。
これには、発熱体3のエレメントの形状が図6の様に角
が鋭っていても、サーモクロミック層5のパターンは図
8の様に、丸く角のとれた形状とする。発熱体の温度分
布を均一にする別の方法として、サーマルヘッドでも使
われているミアンダタイプやウインドウタイプを変形し
た形状で、エレメントの周辺部での温度が低くなるのを
防止できる。
【0017】この発明の第4実施例を図9に示す。この
第4実施例は、1つのエレメントのサーモクロミック層
5のパターンを、複数の発熱体3(d,e,f)で昇温
させて制御するものである。図9は、図6のエレメント
と同じ形状の発熱体3であるが、d,e,fの3つの部
分で、ひとつのサーモクロミック層5のパターンの可視
的変化を制御する。dとfは両端部を発熱させ、同じタ
イミングで制御をする。eの発熱体3は、ミアンダタイ
プを変形させたものであり、周辺部での温度が低くなら
ないようにしている。均一な温度にするためには、電圧
の印加時間や電圧値で制御可能である。
【0018】この発明の第5実施例を図10に示す。図10
において、TとCがサーモクロミック層5の固定パター
ンであり、点線が発熱体3の面形状を表している。この
第5実施例は、サーモクロミック層5のパターンが固定
的なパターンであり、1つのエレメントの発熱体3のパ
ターンで、複数のエレメントのサーモクロミック層5の
パターンの可視的変化の制御をする事ができるものであ
る。図10に示す場合は、発熱体3がサーモクロミック層
5のパターンより大きいため、発熱体3の温度分布を均
一にすることができる。発熱体の面積をサーモクロミッ
ク層5のパターンより、無闇に大きくするのは得策でな
い。それは、発熱体3の温度上昇幅が下式の電力密度で
定まるからである。 電力密度=消費電力(mW)/発熱体の面積(cm2) 温度上昇幅(℃)=電力密度/K K;経験概略値 このことは、図7に示した発熱体3にも共通の事柄であ
る。このため、消費電力の効率化には、発熱体の面積を
極力小さくすることがよい。
【0019】前記のようなこの発明の実施例において、
図8のエレメントパターンが1つずつのものを併置する
方法や、複数のエレメントパターンを1枚の表示部材15
にする方法がある。又上記の方法と図10のような図柄を
1枚の表示部材15にすることもできる。
【0020】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、請求項
1の発明は、エレメント毎に制御装置により発熱が制御
される発熱体と、この発熱体に密着されたサーモクロミ
ック層とによって構成されているので微細な表示や所望
の文字、図形、動画などの表示ができ、又サーモクロミ
ック層と発熱体とを薄層のもので構成できて、安価に製
造できるため、表示部材の厚みを薄く、軽くかつ安価に
できて、可搬性や機能性に優れた表示部材ができ、書き
込んだ後の情報の表示を保持するのに、消費電力が不要
であるから省電力化ができ、さらにサーモクロミック層
と発熱体を分離することで、サーモクロミック材の寿命
を長くすることができるという効果がある。請求項2の
発明は、請求項1の発明において、サーモクロミック層
のエレメント毎の面形状を発熱体の面形状に対応した相
似形としたので、サーモクロミック層の発色を均一にし
て、かつ発色時のエレメントの輪郭が明瞭になり見やす
くて、演色性に優れた表示ができるという効果がある。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、サーモク
ロミック層のエレメント毎の面形状は発熱体の面形状の
温度分布に合わされている形状としたもので、サーモク
ロミック層の発色を均一にして、かつ発色時のエレメン
トの輪郭が明瞭になり見やすくて、演色性に優れた表示
ができるという効果がある。請求項4の発明は、請求項
1の発明において、サーモクロミック層の1つのエレメ
ントに複数の発熱体エレメントを設けたので、発熱体の
面積を小さくすることができて、電力の消費量を少なく
でき、又サーモクロミック層の発色を均一にできて見や
すい表示ができるという効果がある。請求項5の発明
は、請求項1の発明において、発熱体の1つのエレメン
トに複数のサーモクロミック層のパターンを設けたの
で、電力の消費量を少なくすることができ、又サーモク
ロミックの発色を均一にすることができ、見やすい表示
をすることができるという効果がある。請求項6の発明
は、請求項1の発明において発熱体の給電電極を発熱体
とサーモクロミック層とからなる表示部材の一端に設
け、前記電極に着脱可能に連結されるコネクター電極を
介して、発熱体が制御装置に接続されるようにしたの
で、表示部材のトラブル時の交換や保守が容易になり、
メンテナンス時間の短縮ができるという効果がある。請
求項7の発明は、請求項1の発明において、エレメント
毎に制御装置により発熱が制御される発熱体を発熱基体
上に設け、サーモクロミック層をサーモクロミック基体
上に設け、前記発熱体の面と前記サーモクロミック層の
面とを接着剤又は熱伝導体を介して密着させて構成した
ので、発熱体の基体とサーモクロミックの基体を別々に
製造し、密着させる工程で組み立てられるので、両基体
間の互換性が可能となり、各基体毎の製造の歩留まりが
向上し、製造コストの低減ができて、更にパターンどう
しの組合せができるので設計時の効率化と、少ない基体
数で多様な表示部材の品揃えができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示すサーモクロミック
基体と発熱基体とを分離した状態を示す斜視図である。
【図2】同上の実施例の図1のA−Aによる断面図であ
る。
【図3】同上の第1実施例の表示部材15とコネクターを
示す側面図である。
【図4】同上の第1実施例のサーモクロミック材の可視
的変化の状態と温度の関係を示す特性図である。
【図5】同上の第2実施例のマスク層を有するサーモク
ロミック基体と発熱体とが密着した状態を示す断面図で
ある。
【図6】同上の第2実施例の発熱体の形状とサーモクロ
ミック層の形状を示す説明図である。
【図7】同上の第2実施例のマスク層を有するサーモク
ロミック基体と発熱体とが密着した状態で、サーモクロ
ミック材に白濁と透明を繰り返す材料を用いた場合の断
面図である。
【図8】同上の第3実施例のサーモクロミック層のパタ
ーンを示す図である。
【図9】同上の第4実施例の発熱体のエレメントのパタ
ーンを示す図である。
【図10】同上の第5実施例のサーモクロミック層のパ
ターンと発熱体の形状を示す図である。
【符号の説明】
1 発熱基体 2 絶縁層 3 発熱体 4 サーモクロミック基体 5 サーモクロミック層 6 制御電極線 7 電極端子 8 コネクター 9 コネクター電極 10 シール部材 11 接着剤 12 シール部材 13 マスク層 14 着色層 15 表示部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレメント毎に制御装置により発熱が制
    御される発熱体と、この発熱体に密着されたサーモクロ
    ミック層とによって構成されていることを特徴とする表
    示部材。
  2. 【請求項2】 サーモクロミック層のエレメント毎の面
    形状は発熱体の面形状に対応した相似形である請求項1
    の表示部材。
  3. 【請求項3】 サーモクロミック層のエレメント毎の面
    形状は発熱体の面形状の温度分布に合わされている形状
    である請求項1の表示部材。
  4. 【請求項4】 サーモクロミック層の1つのエレメント
    に複数の発熱体エレメントを密着して設けた請求項1の
    表示部材。
  5. 【請求項5】 発熱体の1つのエレメントに複数のサー
    モクロミック層のパターンを設けた請求項1の表示部
    材。
  6. 【請求項6】 発熱体の給電電極を表示部材の一端に設
    け、前記電極に着脱可能に連結されるコネクター電極を
    介して、前記発熱体が制御装置に接続される請求項1の
    表示部材。
  7. 【請求項7】 エレメント毎に制御装置により発熱が制
    御される発熱体を発熱基体上に設け、サーモクロミック
    層をサーモクロミツク基体上に設け、前記発熱体の面と
    前記サーモクロミック層の面とを接着剤又は熱伝導体を
    介して密着させて構成されている請求項1の表示部材。
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Cited By (3)

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