JP2563765B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2563765B2
JP2563765B2 JP6300685A JP30068594A JP2563765B2 JP 2563765 B2 JP2563765 B2 JP 2563765B2 JP 6300685 A JP6300685 A JP 6300685A JP 30068594 A JP30068594 A JP 30068594A JP 2563765 B2 JP2563765 B2 JP 2563765B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示装置に関し、より詳
細には、熱駆動形の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の表示装置としては、例えば
特公昭60−33254号公報に開示されているよう
に、ラインサーマルヘッドとこのヘッドに対して相対的
に移動するサーモシートを用いた、いわゆるサーマルデ
ィスプレイが知られている。
【0003】図5はこのサーマルディスプレイの構成を
示す斜視図である。同図において、1はラインサーマル
ヘッド、2はエンドレスのサーモシート、3はサーモシ
ート2を矢印A方向に移動させるためのフィードロー
ラ、4は色フィルタ、5は冷却器、6は蛍光燈及び7は
ヒータである。サーモシート2の表面上には熱可逆性材
料が塗布されている。この熱可逆性材料は温度によって
色が可逆的に変化する。すなわち、このような材料は温
度濃度特性にヒステリシス特性を有する。
【0004】図6にAg2 HgI4 熱可逆性材料の特性
例を示す。サーマルディスプレイはこのヒステリシス特
性を利用して画像の書込み(表示)及び消去を行なう。
すなわち、画像の表示は一定速度で移動するサーモシー
ト2をラインサーマルヘッド1で熱印加し、サーモシー
ト2の熱印加部分を変色させる。また、画像の消去は冷
却器5によりサーモシート2を強制的に冷却し、熱印加
部分を復色させる。
【0005】ここで、表示される画像のコントラストを
増大させて目視性を良くするために、通常サーモシート
2の裏面側から蛍光燈6でサーモシート2を照射し、サ
ーモシート2の熱印加に起因する光透光性の変化を色フ
ィルタ4を介して取り出している。
【0006】また、従来の表示装置として、特開昭60
−208787号には面(二次元)サーマルヘッドを用
いた面サーマルディスプレイが開示されている。この面
サーマルディスプレイの断面図を図7に示す。同図にお
いて、8はガラス基板、9はX配線、10はポリイミド
等の断熱層、11はスルーホールの導体、12はY配
線、13は前述した図6に示すような特性をもつ示温材
層、及び14は抵抗体である。
【0007】画像の表示は、まずX配線9及びY配線1
2からそれぞれ1本ずつ選択することにより1つの抵抗
体14を選択する。実際にはX配線9の選択端子はO、
非選択端子には2/3E、またY配線12の選択端子は
E、非選択端子には1/3Eの電圧を印加する。これに
より、選択された抵抗体14にはE、選択されない抵抗
体14には1/3Eの電圧が印加される。従って、画像
情報に応じて選択された抵抗体14のみ他の3倍の電圧
が印加され、この結果9倍の発熱量となり、示温材層1
3が局部的に加熱され変色する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ライン
サーマルヘッドを用いたサーマルディスプレイは以下の
問題点を有する。 (イ)このサーマルディスプレイはラインサーマルヘッ
ド1を用いているので、サーマルヘッド1とサーモシー
ト2との相対的移動が必要であり、それゆえ一画面を形
成するのに所定の時間が必要であるという問題点があ
る。
【0009】(ロ)しかも、形成された画面をその表示
のままに維持するためには、サーモシート2の熱印加さ
れた部分と熱印加されない部分の温度状態を維持するこ
とが必要である。この温度状態を一度の熱印加状態のま
まで維持するためには、一度の熱印加によるサーモシー
ト2の変色状態を長時間維持しなければならない。特
に、サーマルディスプレイの装置内部の温度は、実際に
は熱印加温度より低い。
【0010】従って、この状態でも復色しないようにす
るためには、比較的低温にてヒステリシス特性を示す
サーモシート2を用いるか、サーモシート2に塗布さ
れる熱可逆性材料の他に熱保持用の媒体を混入させる
か、又は、図5に示すようにヒータ7を設けて装置内
部をある程度加熱しておくことが考えられる。
【0011】しかしながら、上記の場合は熱印加がく
り返し行なわれた場合、装置内部の温度が上昇し、サー
モシート2の全面が変色するおそれがある。また、の
場合は、サーモシート2の透光性が悪化する。更に、
の場合は復色を防止するためには有益であるが、復色さ
せるためには冷却器5で強制冷却する必要があるので、
温度制御が極めて困難である。
【0012】(ハ)また、コントラストを向上させるた
めに蛍光燈6と色フィルタ4が必要であり、また復色の
ための冷却器5が必要なので装置が大型化する。
【0013】(ニ)一方、図7に示す構成の面サーマル
ディスプレイは以下の問題点を有する。X配線とY配線
とは示温材層13を通るスルーホールの導体で電気的に
接続する必要があるため構成及び製造が複雑である。ま
た、ドット数分の抵抗体が必要なため、構成及び製造が
複雑となる。従って、コスト高となる。
【0014】従って、本発明はサーマルヘッドとサーモ
シートの相対的移動、色フィルタ、蛍光燈、ヒータ、冷
却器等を必要とせず、構成及び製造が簡単で画像表示の
制御が簡単な表示装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本出願の発明の表示装置
は、電気的に絶縁状態の基体と、該基体の一面に一方向
に配列された複数の第1の電極線と、該第1の電極線を
含む面上に形成される抵抗膜と、該抵抗膜上に前記第1
の電極線と交差する方向に配列された複数の第2の電極
線と、該第2の電極線を含む面上に直接または電気的に
絶縁された保護膜を介して設けられ、熱によって変色す
る熱可逆性の材料で形成される層と、前記第1の電極線
の相互間または前記第2の電極線の相互間に設けられた
絶縁層とを具備し、前記第1の電極線の1本および前記
第2の電極線の1本に接続されまたはその一部で構成さ
れた一対の電極が抵抗膜の反対面に配置されていて、そ
れにより抵抗膜を貫通する電流を流し、前記一対の電極
により電流が流される抵抗膜の部分が発熱素点を形成
し、前記熱可逆性の材料で形成される層の該発熱素点に
対応する領域が変色するものである。
【0016】
【作用】本出願の発明によれば、画像の表示は次のとお
り行なわれる。画像信号に応じて抵抗膜の両面に設けら
れている電極線が選択され、電圧が印加される。する
と、電流は一方の電極線から抵抗膜を通り他方の電極線
に流れる。この結果、通電された電極線ではさまれた抵
抗膜の領域(発熱素点)が発熱する。この熱は抵抗膜の
上面に設けられている電極線を介して熱可逆性材料の層
に印加される。そして、発熱素点に対応する層の領域が
変色する。さらに、電極線相互間に絶縁層が設けられて
おり、1つの電極線から隣接する電極線への熱伝が阻止
される。また、漏れ電流が阻止される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明の前提となる技術を示す一実
施例の断面図である。同図において、15は基板であ
る。基板は電気的に絶縁状態であって例えばセラミック
ス、ガラス、プラスチック又は表面を電気的に絶縁処理
した金属等で形成される。16はグレーズドガラス層
で、基板15上に設けられる。基板15とグレーズドガ
ラス層16とで基体が形成される。グレーズドガラス層
16は保温性を有する。17は電極線で、グレーズドガ
ラス層16の表面上に一方向(図示の場合、紙面に対し
平行方向)に、ほぼ等間隔で配列されている。電極線1
7はめっきやエッチング等によってグレーズドガラス層
16の表面上に付着される。
【0018】18は抵抗膜である。抵抗膜18は電極線
17を含むグレーズドガラス層16の表面上に塗布され
る。抵抗膜18は、例えば窒化タンタルで形成される。
19は電極線である。電極線19は抵抗膜18の表面上
に、電極線17の長手方向に直角な方向にほぼ等間隔で
配列されている。各電極線19はめっきやエッチング処
理により形成される。電極線17と電極線19とではさ
まれた抵抗膜18の領域は1つの発熱素点を形成する。
【0019】20はサーモシートである。サーモシート
20はシート上の物質の表面上に熱可逆性の材料を主体
として塗布したものである。この熱可逆性材料は、図2
に示すような温度−光学濃度特性をもつものを用いる。
この特性は図2と図6とを比較してわかるように、比較
的高温側に熱変色領域があり、かつ温度に対する変色の
感度が優れている(熱保持性が小さい)ことを特徴とす
る。このような染料として、例えばよう化水銀(Ag2
HgI4 )がある。
【0020】このようにして形成されたサーモシート2
0は、電極線19を含む抵抗膜18の表面上に接着剤等
を用いて全面密着固定される。ただし、サーモシート2
0は青、黄、茶等の色調があり、ディスプレイとしての
運用の仕方に合わせてこれを自在に貼りかえて使用する
こともできる。従って、このような場合には、サーモシ
ート20を着脱可能となるように設ける。
【0021】次に動作を説明する。まず、画像信号に従
って選択的に電極線17及び電極線19に通電すると、
電流は電極線17→抵抗膜18→電極線19(又はこの
逆)の順に流れ、電極線17と電極線19とではさまれ
る抵抗膜18の領域(発熱素点)が発熱する。この熱は
主に、電極線19を介してサーモシート20に伝わる。
そして、サーモシート20の対応する領域が変色する。
【0022】このとき、サーモシート20の熱可逆性材
料は前述した図2に示すように熱保存性が小さいので、
熱印加により得られるサーモシート20の変色のコント
ラストは極めて大きい。従って、従来のように透過光に
よる画像を得るための蛍光燈や色フィルタは必要ない。
このため本実施例によれば表面側からの自然光により極
めて優れた表示面を得ることができる。
【0023】また、熱変色温度は比較的高温側にあり、
しかも変色の感度が優れているため、復色のための冷却
器を必要としないという利点もある。尚、上記動作にお
いて、変色を長時間維持する場合は、サーモシート20
に対する熱印加を短時間でくり返せばよい。
【0024】図3は本発明の前提となる技術を示す他の
実施例の断面図である。図中、図1に示す部材と同一の
ものには同一の参照番号を付してある。21は保護膜で
ある。保護膜21は電極線19を含む抵抗膜18の表面
上に付着される。保護膜21は例えばTa2 5 やSi
2 により形成される。保護膜21の膜厚は2〜3μm
程度で良い。22は保護膜21上に直接塗布した熱可逆
性材料の層である。尚、この構造の表示動作は図1の構
造の表示動作と同様なので、ここでの説明は省略する。
【0025】また、他の構造として、図1に示すサーモ
シート20上又は図3に示す熱可逆性材料の層22上
に、更に透明で薄い保護膜を設けてもよい。このように
すれば、この保護膜の表面上での筆記及び消去可能とな
る。
【0026】以上、本発明の前提となる技術を示す実施
例を説明した。尚、上記実施例で用いられる電極線19
は全長にわたり一定の幅を有するものを用いたが、発熱
素点に発生した熱が電極線19を介して隣接する発熱素
点に伝わることを軽減するために、電極線17と交差す
る電極線19の部分の表面積を大とし、その他の部分の
表面積を小とする構成としてもよい。
【0027】更に、図4に示すように、前述の実施例に
よるサーマルディスプレイと同一基体25上に、その周
辺装置である制御回路(シフトレジスタやドライバ)2
3やマトリクス配線部24を設けて構成することも可能
である。
【0028】図8に、本発明の実施例の断面図を示す。
尚、図中、図1に示した要素と同一のものについては同
一の参照番号を付してある。本実施例では、抵抗膜18
上であって、隣接する電極線19間に、電極線19の電
極面と同一の高さの電気絶縁性を有する断熱部29を設
けている。
【0029】この断熱部29は、隣接する電極線19す
なわち発熱素子の隣接方向への漏れ電流を阻止し、熱拡
散を断熱するためのものである。このように構成するこ
とにより、1つの電極線に電流を流したとき、隣接する
電極線に沿う発熱素子が発熱するのを防ぎ、また発熱を
より良好に外部へ誘導することができる。
【0030】図9および図10(a)〜(e)は本発明
の他の実施例を示している。このうち、図9は、一部を
切欠いて示す斜視図、図10(a)〜(e)は図9のA
−A線、B−B線、C−C線、D−D線断面図である。
この実施例では図8の実施例と同様、隣接する電極線1
9相互間の間隔に断熱部29が設けられている(図9
(a))。また、電極線17相互間の間隔も断熱部41
が設けられている(図9(e))。
【0031】さらにこの実施例の抵抗層42は3つの層
43,44および45から成る。中間の層44は、図9
(c)に示すように、抵抗物質の連続した層である。上
側および下側の層43および45は、図9(b)および
(d)に示すように、絶縁物の層43a,45a中にス
ポット状の抵抗物質43b,45bが発熱素点位置に配
置されてマトリクスを形成するように配列されたもので
ある。
【0032】このスポット状の抵抗物質43b,45b
は抵抗層44と連続している。従って、発熱素点の位置
では、抵抗物質が垂直方向に連続しており、抵抗素子を
形成している。上記のように、スポットを取巻くように
絶縁物43a,45aを設けると、選択された発熱素点
から周囲の領域への熱の拡散を防ぐことができ、従って
選択された発熱素点を駆動するのに必要な電力を減少さ
せることができる。
【0033】変形例として、層43又は45又はこれら
の両者を省いてもよい。両層43,45とも省かれたも
のと、図8との差異は、断熱部41を設けた点のみとな
る。
【0034】図11(a)〜(d)は、本発明のさらに
他の実施例を示している。このうち同図(a)は平面
図、同図(b)〜(d)は、B−B線、C−C線、D−
D線断面図である。この実施例は、大体において、図9
および図10(a)〜(e)の実施例と同じであるが、
各発熱素点にダイオード51が設けられている。このダ
イオード51は一方の電極、例えばアノード51aが電
極線17に接続され、他方の電極、例えば51bが抵抗
物質のスポット45bに接続されている。
【0035】ダイオード51は例えばポリシリコンから
成り、例えばCVD法によって被着させた後、p形およ
びn形の不純物を選択的にドーブし、所要のパターンを
持つようにエッチングすることにより形成することがで
きる。また逆バイアスされるp−n接合部はAl層52
によって側路されている。電極線17は一方の側がダイ
オード51のアノード51aに接続されるように形成さ
れる。
【0036】図示の構成では各発熱素点は、各ダイオー
ド51のカソード51bが抵抗層に露出し、かつ接続さ
れている位置に各発熱素点が形成されている。電極線1
7上の絶縁層45は、電流が電極線17から直接抵抗層
44に流れ込むのを防止する。
【0037】ダイオードを有する発熱素点のマトリクス
の回路構成では、図12に示す如くである。ダイオード
の役割は選択されていない発熱素点における発熱を防止
することにある。ダイオード51が設けられていない場
合には、選択されていない発熱素点の抵抗素子にも小さ
な電流が流れる。
【0038】例えば電極線B3およびA2の交点の発熱
素点が選択されたとする。すると、B3およびA2の交
点の抵抗素子R23を通った電流の一部が、A2および
B2の交点の抵抗素子R22を通って線B2に流れ込
む。その結果、B2およびA2の交点の選択されていな
い発熱素点が発熱する。上記のようにダイオードを設け
ると、そのような望ましくない発熱が回避される。
【0039】図13(a)〜(d)は、本発明のさらに
他の実施例を示している。このうち同図(a)は平面
図、同図(b)〜(d)は同図(a)のB−B線、C−
C線、D−D線断面図である。この実施例は、図11
(a)〜(d)の実施例と大体同じであるが、ダイオー
ド51のアノードはその下側の面で電極線17と接続さ
れている。各電極線17は広幅の下側部分17aとこれ
に連続した狭幅の上側部分17bとから成り、上側の部
分17bがその上面でアノード51aに接続されてい
る。
【0040】図14(a)〜(c)は、本発明のさらに
他の実施例を示している。このうち同図(a)は平面
図、同図(b),(c)は同図(a)のB−B線、C−
C線断面図である。この実施例は、図11(a)〜
(d)および図13(a)〜(d)の実施例と大体同じ
であるが、各ダイオード51がp型およびn型の層を、
垂直方向に積上げた点で異なる。積層体の下端はアノー
ド51dを構成し、電極線17に接続されている。積層
体の上端はカソード51eを形成し、抵抗層44と接続
されている。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の発明によ
れば、以下の効果が得られる。 (イ)本発明は抵抗膜を挟んで電極線を設けることとし
たため、構造が簡単であり、製造も容易となる。また、
画素表示、消去の制御が簡単となる。
【0042】(ロ)本発明は熱可逆性材料を有する層
(例えばサーモシート)を発熱部に対して固定して設け
ることとしたため、発熱部と熱可逆性材料を有する層と
を相対移動させる必要がなくなる。
【0043】(ハ)熱可逆性材料は比較的高い熱変色温
度のものを用いているため、色フィルタ、蛍光燈、ヒー
タ等を用いることなくコントラストが大きい画像を表示
させることができるとともに、装置を小型化することが
できる。
【0044】(ニ)1つの電極線に電流を流したとき隣
接する電極線に沿う発熱素子において発熱するのを防ぐ
ことができる。従って表示が鮮明になる。
【0045】(ホ)本出願の発明においては、上記に加
えてさらに、ダイオードが設けられており、1つの発熱
素子に電流を流したときに、同一の電極線に沿う他の発
熱素子に電流(逆流)が流れるのを防ぐことができる。
従って表示が一層鮮明になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前提となる技術を示す一実施例の断面
【図2】熱可逆性材料の温度−光学濃度特性を示す図
【図3】本発明の前提となる技術を示す他の実施例の断
面図
【図4】表示装置をその周辺回路とをもって基体上に設
けた構造例を示す図
【図5】ラインサーマルヘッドを用いた従来の表示装置
の斜視図
【図6】Ag2 HgI4 の温度−光学濃度特性を示す図
【図7】面サーマルヘッドを用いた従来の表示装置の断
面図
【図8】本発明の実施例の断面図
【図9】本発明の他の実施例の斜視図
【図10】本発明の他の実施例の断面図
【図11】本発明のさらに他の実施例を示す図
【図12】本発明のさらに他の実施例の回路構成を示す
【図13】本発明のさらに他の実施例を示す図
【図14】本発明のさらに他の実施例を示す図
【符号の説明】
15 基板 16 グレーズドガラス層 17 電極線 18 抵抗膜 19 電極線 20 サーモシート 21 保護膜 22 熱可逆性材料の層 23 制御回路 24 マトリクス配線部 25 基体 29 断熱部 41 断熱部 43a 絶縁物 45a 絶縁物 51 ダイオード

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に絶縁状態の基体と、 該基体の一面に一方向に配列された複数の第1の電極線
    と、 該第1の電極線を含む面上に形成される抵抗膜と、 該抵抗膜上に前記第1の電極線と交差する方向に配列さ
    れた複数の第2の電極線と、 該第2の電極線を含む面上に直接または電気的に絶縁さ
    れた保護膜を介して設けられ、熱によって変色する熱可
    逆性の材料で形成される層と、 前記第1の電極線の相互間または前記第2の電極線の相
    互間に設けられた絶縁層とを具備し、 前記第1の電極線の1本および前記第2の電極線の1本
    に接続されまたはその一部で構成された一対の電極が抵
    抗膜の反対面に配置されていて、それにより抵抗膜を貫
    通する電流を流し、前記一対の電極により電流が流され
    る抵抗膜の部分が発熱素点を形成し、前記熱可逆性の材
    料で形成される層の該発熱素点に対応する領域が変色す
    ることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記一対の電極により電流が流される抵
    抗膜の部分をスポット状として発熱素点を形成する請求
    項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記発熱素点がダイオードを介して前記
    第1の電極線に接続される請求項1記載の表示装置
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