JPH051725U - 整列供給装置 - Google Patents
整列供給装置Info
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- JPH051725U JPH051725U JP5667391U JP5667391U JPH051725U JP H051725 U JPH051725 U JP H051725U JP 5667391 U JP5667391 U JP 5667391U JP 5667391 U JP5667391 U JP 5667391U JP H051725 U JPH051725 U JP H051725U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被搬送物品の横断面形状が長方形等の細長形
状であっても円滑にこれを整列して供給することができ
る装置を提供する。 【構成】 適宜に回転するターンテーブル(3)を設け
る。このターンテーブル(3)上に被搬送物品(1)を
順次投入する物品投入部を設ける。ターンテーブル
(3)上の被搬送物品(1)を系外に排出する物品排出
部(6)を設ける。投入された被搬送物品(1)を所定
の姿勢に整列し、これを物品排出部(6)に向け案内す
る整流ガイド(4)を設ける。被搬送物検出手段(1
2)及びエアーノズル(14)を物品排出部(6)、整
流ガイド(4)間に設ける。被搬送物検知手段(12)
の検知範囲を整流ガイド(4)、物品排出部(6)間の
被搬送物移動経路近傍に設定する。エアーノズル(1
4)を被搬送物検知手段(12)の近傍且つ被搬送物
(1)の搬送方向下流側に設けるとともに、エアーの噴
出方向を被搬送物(1)の搬送方向に略直交させる。
状であっても円滑にこれを整列して供給することができ
る装置を提供する。 【構成】 適宜に回転するターンテーブル(3)を設け
る。このターンテーブル(3)上に被搬送物品(1)を
順次投入する物品投入部を設ける。ターンテーブル
(3)上の被搬送物品(1)を系外に排出する物品排出
部(6)を設ける。投入された被搬送物品(1)を所定
の姿勢に整列し、これを物品排出部(6)に向け案内す
る整流ガイド(4)を設ける。被搬送物検出手段(1
2)及びエアーノズル(14)を物品排出部(6)、整
流ガイド(4)間に設ける。被搬送物検知手段(12)
の検知範囲を整流ガイド(4)、物品排出部(6)間の
被搬送物移動経路近傍に設定する。エアーノズル(1
4)を被搬送物検知手段(12)の近傍且つ被搬送物
(1)の搬送方向下流側に設けるとともに、エアーの噴
出方向を被搬送物(1)の搬送方向に略直交させる。
Description
【0001】
この考案は、医薬品(錠剤、カプセル等)、キャンディなどの小さな菓子類、 ワッシャボタン電池、電子部品など主として小物、同一サイズ、同一形状の物品 を一列に整列しながら搬送する整列供給装置の改良に関するものである。
【0002】
自動検査装置,自動包装装置においては、ホッパー内に多量に雑然と投入され た物品を目的に応じて向きや姿勢を揃えこれを一列に整列して目的位置まで搬送 供給することがなされる。このための装置としてはたとえば図4に示す回転式装 置があり、この装置は実公昭60−22010号公報において従来の整列装置と して開示されている。
【0003】 この装置の詳細について以下に説明する。 図示しないホッパーに投入された被搬送物品(1)は、振動フィーダーからな る物品投入部(2)により、一定速度で回転するターンテーブル(3)上に適宜 量ずつ投下され載置される。そして被搬送物品(1)はターンテーブル(3)の 回転に伴いその回転方向に移動するが、前記ターンテーブル(3)の上方にその 表面に摺接するように固設された整流ガイド(4′),(5′)により、そのガ イド面に沿ってターンテーブル(3)の外周側に導かれ、ターンテーブル(3) の外周縁部に固設された外壁(6)と整流ガイド(4′),(5′)の先端とで 形成される間隙を通過する際にその規制作用によって円周方向にほぼ1〜2列に 連続して整列される。
【0004】 外壁(6)の適宜位置には物品排出部(7)が設けられており、まず高さを規 制する厚みゲート(8)によって直立状態のものは倒伏され、また二段以上に積 重ったものは落下させられて、この厚みゲート(8)を通り抜け、被搬送物品( 1)はすべて一段にかつ偏平状態に修正される。ただし、所定の厚みを越えた被 搬送物品は前記厚みゲート(8)を通り抜けられないので、中心側の再循環経路 へ進行する。
【0005】 前記厚みゲート(8)を通り抜けた被搬送物品(1)は、次いで幅を規制する 幅ゲート(9)によって一列に整列される。前記幅ゲート(9)は2本の側壁( 10),(11)によって構成され、被搬送物品(1)の幅よりも若干広い溝で あり、厚みゲート(8)によって高さを揃えられた被搬送物品(1)は幅ゲート (9)にそのまま入り込む場合と、側壁(11)の端部(12)に衝突した後、 幅ゲート(9)に進行するか、中心側の再循環経路に進行するか振り分けられる 場合とが生じる。
【0006】 以上により、雑然と投入された被搬送物品(1)を一列に整列することが可能 である。
【0007】
ところが、前記被搬送物品(1)の横断面形状が円形である場合には、上述し た装置により円滑にこれを一列に整列することが可能であるが、被搬送物品(1 )のそれが方形の場合には、以下に説明するような不都合があった。
【0008】 前記被搬送物品(1)が方形等の場合に、その姿勢を一定方向にし、且つ一列 に整列するには、力学的安定性から被搬送物品(1)をその長軸方向(長手方向 )に整列せしめるのが最も容易である。しかるに、上述した従来の装置が備える 整流ガイド(4),(5)は被搬送物品(1)を単にターンテーブル(3)の外 周側に導く作用を奏するのみであり、被搬送物品(1)の姿勢,方向性を規制す ることは不可能である。従って、被搬送物品(1)はその姿勢等を規制されるこ となく幅ゲート(9)まで搬送され、被搬送物品(1)が幅ゲート(9)を通過 できない姿勢である場合には、図5に示すように幅ゲート(9)部で停止し、こ れが後続の被搬送物品(1)の幅ゲート(9)通過を阻止するのである。
【0009】 本考案は以上の実情に鑑みなされたものであって、被搬送物品の横断面形状が 長方形等の細長形状であっても円滑にこれを整列して供給することができる装置 の提供を目的とする。
【0010】
上記目的を達成するための本考案は、適宜に回転するターンテーブルと、該タ ーンテーブル上に被搬送物品を順次投入する物品投入部と、前記ターンテーブル 上の被搬送物品を系外に排出する物品排出部と、前記ターンテーブルの上方に設 けられ、投入された被搬送物品を所定の姿勢に整列し、これを物品排出部に向け 案内する整流ガイドと、前記物品排出部、整流ガイド間に設けた被搬送物検知手 段及びエアーノズルとから構成し、該被搬送検知手段の検知範囲を前記整流ガイ ド、物品排出部間の被搬送物移動経路近傍に設定し、前記エアーノズルを前記被 搬送物検知手段の近傍且つ前記被搬送物の搬送方向下流側に設けるとともに、エ アーの噴出方向を前記被搬送方向に略直交させたことを特徴とするものである。
【0011】
次に本考案装置の作用について説明する。 まず、物品投入部から被搬送物品を順次連続的にターンテーブル上に投入する 。これにより被搬送物品はターンテーブル上に未整列の状態で載置され、ターン テーブルの回転により物品排出部側に搬送される。
【0012】 ついで被搬送物品はその搬送過程で物品排出部に向け案内する整流ガイドと接 触するが、この接触により生ずる力学的作用から、被搬送物品の横断面形状が長 方形等の細長形状である場合には、被搬送物品はその長辺若しくは短辺が前記整 流ガイドと略平行となる。そして被搬送物品はターンテーブルの回転及び整流ガ イドの作用により、整流ガイドに摺接しつつその終端まで移動する。
【0013】 一方、一の被搬送物品と整流ガイドの間に他の被搬送物品が存在する場合、又 は一の被搬送物品の近傍に他の被搬送物品が接近して存在する場合には、その姿 勢は必ずしも整流ガイドと平行にはならず、その方向が規制されないまま整流ガ イドの終端まで移動する。
【0014】 ついで前記被搬送物品はターンテーブルの回転により前記整流ガイドのガイド 作用から離れ、前記物品排出部へ移動する。これに際し、被搬送物が所定の姿勢 でしかも一列に整列されていない場合には、その被搬送物は整流ガイド、物品排 出部間の被搬送物移動経路近傍に設けた被搬送物検知手段の検知範囲内を通過す る。そして被搬送物検知手段がこの被搬送物を検知すると、被搬送物検知手段の 被搬送物品搬送方向下流側近傍に設けたエアーノズルから所定のタイミングでエ アーが噴出され、対象の被搬送物が搬送系外へ排出される。即ち、整流ガイドの ガイド作用により姿勢方向が所定に規制された被搬送物品のみが物品排出部へ搬 送せしめられるのである。
【0015】
以下、本考案の実施例について添付図面に基づいて説明する。 図1は本考案の一実施例を示す平面図である。尚、実施例装置において、図4 に示す従来の装置と同じ構成の部位については同一の符号を付してその詳しい説 明を省略する。
【0016】 実施例装置は図1に示すように、従来装置の整流ガイド(4)、物品排出部( 6)間に、被搬送物検知手段(12)及びエアーノズル(14)を設けたもので あって、以下これらについて詳述する。
【0017】 整流ガイド(4)は物品投入部(2)よりターンテーブル(3)の回転方向に おける下流側のターンテーブル(3)の中心部を始端とし、ターンテーブル(3 )の外周側且つその回転方向下流側を終端として、延在せしめた部材であり、適 宜な曲率で湾曲せしめたものでも真直状のものでもどちらでもかまわない。但し 、排出の容易さを考慮すると湾曲したものであるほうが好ましい。
【0018】 被搬送物検知手段(12)は図2及び図3に示す如く、前記整流ガイド(4) 、前記物品排出部(6)の間に設けられるもので、その検知範囲(B)を前記整 流ガイド(4)、物品排出部(6)間の被搬送物(1)移動経路近傍に設定して いる。具体的には、整流ガイド(4)により所定に整列される被搬送物(1)は 検知せず、整列されない被搬送物(1)を検知できる位置である。
【0019】 そして、前記エアーノズル(14)は前記被搬送物検知手段(12)から前記 被搬送物品(1)の搬送方向下流側近傍に設けたもので、エアーの噴出方向を前 記被搬送物品(1)の搬送方向に直交させてターンテーブル(3)の外周側から その中心に向けてエアーが噴出するようにしている。尚、エアーの噴出方向はこ の逆、即ち、ターンテーブル(3)の中心側から外周に向けて噴出するようにし ても何ら差支えない。
【0020】 次に、以上の構成を備える実施例装置の作用について説明する。 まず、物品投入部(2)により被搬送物品(1)を搬送し、ターンテーブル( 3)上に適量ずつ順次連続的に供給する。供給された被搬送物品(1)はターン テーブル(3)の回転により矢示A方向に移動し、何の障害もなければ整流ガイ ド(4)に接触する。
【0021】 そして、ターンテーブル(3)の回転による作用力の作用方向と、整流ガイド (4)の延在する方向とが所定の角度を有することによる力学的作用から、被搬 送物品(1)の横断面形状が長方形等の細長形状である場合には、被搬送物品( 1)はその長辺若しくは短辺が前記整流ガイド(4)と略平行となる。そして被 搬送物品(1)はターンテーブル(3)の回転及び整流ガイドの作用により、整 流ガイドに摺接しつつその終端まで移動する。
【0022】 一方、自体と整流ガイド(4)との間に他の被搬送物品(1)が場合、又は、 自体の近傍に他の被搬送物品(1)が接近して存在する場合には、その被搬送物 品(1)は前記整流ガイド(4)に摺接し1列に整列される被搬送物品(1)の 移動経路の外側を搬送され、その姿勢はさまざまである。
【0023】 ついで、被搬送物品(1)は整流ガイド(4)のガイド作用から離れ、前記部 品排出部(6)の方向へ、即ち、ターンテーブル(3)の回転方向である矢示A 方向に移動するが、この移動過程で、前記整流ガイド(4)に摺接し1列に整列 される被搬送物品(1)以外の被搬送物品(1)は図2及び図3に示す如く、前 記被搬送物検知手段(12)の検知範囲(B)内を通過し、被搬送物検知手段( 12)がこれを検知する。そしてターンテーブル(3)の回転により、搬送下流 側であり且つ被搬送物検知手段(12)の近傍に設けられたエアーノズル(14 )のエアー噴出位置まで移動せしめられた時に、エアーノズル(14)からエア ーが噴出されこのエアー流により被搬送物品(1)は搬送系外、即ち、ターンテ ーブル(3)の中心側へ排除される。こうして整流ガイド(4)により所定に整 列されない被搬送物品(1)を移動経路外へ排除する。
【0024】 以上により、雑然と供給される被搬送物品を所定の姿勢且つ一列に整列して供 給することができる。
【0025】
以上詳述したように、本考案装置によれば、被搬送物品の横断面形状が長方形 等の細長形状であっても、これを容易にその長手方向に一列で整列することがで き、従来問題となっていた物品排出部における被搬送物品の詰まりを解消するこ とができる。 従って、被搬送物品の整列供給を連続的にかつ安定して行うことができ、無人 化対応が可能となる。
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1の一部を拡大した説明図である。
【図3】図1の一部を拡大した説明図である。
【図4】従来の装置を示す平面図である。
【図5】従来の装置における問題点を説明するための説
明図である。
明図である。
1 被搬送物品 2 物品投入部 3 ターンテーブル 4 整流ガイド 5 外壁 6 物品排出部 7 出口部 8 厚みゲート 9 幅ゲート 10 側壁 11 側壁 12 被搬送物検知手段 13 被搬送物検知範囲 14 エアーノズル
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 適宜に回転するターンテーブル(3)
と、該ターンテーブル(3)上に被搬送物品(1)を順
次投入する物品投入部(2)と、前記ターンテーブル
(3)上の被搬送物品を系外に排出する物品排出部
(6)と、前記ターンテーブル(3)の上方に設けら
れ、投入された被搬送物品(1)を所定の姿勢に整列
し、これを物品排出部(6)に向け案内する整流ガイド
(4)と、前記物品排出部(6)、整流ガイド(4)間
に設けた被搬送物検知手段(12)及びエアーノズル
(14)とから構成し、該被搬送物検知手段(12)の
検知範囲を前記整流ガイド(4)、物品排出部(6)間
の被搬送物移動経路近傍に設定し、前記エアーノズル
(14)を前記被搬送物検知手段(12)の近傍且つ、
前記被搬送物(1)の搬送方向下流側に設けるととも
に、エアーの噴出方向を前記被搬送物(1)の搬送方向
に略直交させたことを特徴とする整列供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5667391U JP2518209Y2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 整列供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5667391U JP2518209Y2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 整列供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH051725U true JPH051725U (ja) | 1993-01-14 |
JP2518209Y2 JP2518209Y2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=13033943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5667391U Expired - Lifetime JP2518209Y2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 整列供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2518209Y2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000255752A (ja) * | 1999-03-08 | 2000-09-19 | Niigata Eng Co Ltd | 整列装置 |
WO2009150960A1 (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | 第一実業ビスウィル株式会社 | 整列供給装置 |
JP2016026059A (ja) * | 2010-12-09 | 2016-02-12 | 株式会社湯山製作所 | 薬剤計数装置 |
JP2017000035A (ja) * | 2015-06-08 | 2017-01-05 | レオン自動機株式会社 | 固形食品の供給方法およびその装置 |
JP2017088278A (ja) * | 2015-11-05 | 2017-05-25 | 東レ・プレシジョン株式会社 | 搬送装置および搬送方法 |
JP2021090687A (ja) * | 2019-12-12 | 2021-06-17 | 国立大学法人佐賀大学 | プラズマ殺菌装置 |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP5667391U patent/JP2518209Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000255752A (ja) * | 1999-03-08 | 2000-09-19 | Niigata Eng Co Ltd | 整列装置 |
WO2009150960A1 (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | 第一実業ビスウィル株式会社 | 整列供給装置 |
CN102137801A (zh) * | 2008-06-09 | 2011-07-27 | 第一实业视检系统股份有限公司 | 整列供给装置 |
JPWO2009150960A1 (ja) * | 2008-06-09 | 2011-11-10 | 第一実業ビスウィル株式会社 | 整列供給装置 |
JP2016026059A (ja) * | 2010-12-09 | 2016-02-12 | 株式会社湯山製作所 | 薬剤計数装置 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2518209Y2 (ja) | 1996-11-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |