JP2017088278A - 搬送装置および搬送方法 - Google Patents

搬送装置および搬送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017088278A
JP2017088278A JP2015217571A JP2015217571A JP2017088278A JP 2017088278 A JP2017088278 A JP 2017088278A JP 2015217571 A JP2015217571 A JP 2015217571A JP 2015217571 A JP2015217571 A JP 2015217571A JP 2017088278 A JP2017088278 A JP 2017088278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary table
vent hole
conveyed
workpiece
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015217571A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6628559B2 (ja
Inventor
正嗣 上原
Masatsugu Uehara
正嗣 上原
涼介 森口
Ryosuke Moriguchi
涼介 森口
愼太郎 久下
Shintaro Kuge
愼太郎 久下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Precision Co Ltd
Original Assignee
Toray Precision Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Precision Co Ltd filed Critical Toray Precision Co Ltd
Priority to JP2015217571A priority Critical patent/JP6628559B2/ja
Publication of JP2017088278A publication Critical patent/JP2017088278A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6628559B2 publication Critical patent/JP6628559B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Abstract

【課題】多様な形状の被搬送物に対応可能な搬送装置及び搬送方法を提供する。【解決手段】本発明の搬送装置は、通気孔を備え、かつ被搬送物を乗せて回転可能な回転テーブルと、前記回転テーブル上の前記被搬送物の表裏を判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づいて、裏向きの被搬送物を前記通気孔上に誘導し、かつ表向きの被搬送物を前記通気孔から外れる位置に誘導する誘導部と、前記通気孔を通じて前記被搬送物の下方からエアを吹き付けることで前記被搬送物を反転させることのできるエア機構と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品等の微細な対象物を搬送する装置および方法に関する。
従来、微細な部品の整列供給において、例えば特許文献1に記載されているように、振動式部品供給装置が用いられてきた。
しかし、振動式装置では、原理的に、被整列部品同士、および被整列部品と装置搬送面との衝突が繰り返されることで、被整列部品の傷、装置搬送面の摩耗が発生する。
そこで、振動を使わない部品整列供給装置として、特許文献2には、実質的に水平な上面を有し、ほぼ鉛直な回転軸を中心に回転する搬送ドラムと、搬送ドラムの上面と向き合った底面を有する選別ガイドおよび反転選別ガイド等を備える装置が提案されている。反転選別ガイドの外側の曲面には、底面に近接して、突出部となるリードガイドが形成されている。
特許文献2に記載の反転選別ガイドは、表裏(上下)が逆転している半導体部品を反転させることが可能である。本文献では、被搬送物は、アウタリードを有する半導体装置である。表裏逆転している半導体装置のアウタリードの裏面に近い側の曲折部は、リードガイドより上にある。半導体装置が搬送ドラム上を搬送されて行くに従って、曲折部は、リードガイドに接近し、さらに搬送されることでリードガイドによって持ち上げられる。半導体装置は、反転選別ガイドの終端部でほぼ直立に近い姿勢にまで至り、そこで、常時吹出されているエアにより、姿勢が更に起こされ、表裏が反転される。
特開2003−206019号公報 特開2008−254884号公報
特許文献2で提案されている装置では、上述のとおり、半導体装置を反転させるために、アウタリードにリードガイドを掛ける。つまり、従来の装置では、被搬送物が、アウタリードのような特定の位置に設けられ特定の大きさを有する突起を備えないと、反転させることができない。また、アウタリードを備える被搬送物であっても、反転させるには、被搬送物のアウタリードを有する側面をリードガイドに対向するように配置しなければならないので、水平方向における被搬送物の向きを揃える必要がある。
本発明は、より多様な形状の被搬送物に対応可能な搬送装置及び搬送方法を提供することを目的とする。
本発明は、以下のいずれかの構成を備える。
(1)通気孔を備え、かつ被搬送物を乗せて回転可能な回転テーブルと、
前記回転テーブル上の前記被搬送物の表裏を判定する判定部と、
前記判定部の判定結果に基づいて、裏向きの被搬送物を前記通気孔上に誘導し、かつ表向きの被搬送物を前記通気孔から外れる位置に誘導する誘導部と、
前記通気孔を通じて前記被搬送物の下方からエアを吹き付けることで前記被搬送物を反転させることのできるエア機構と、
を備える搬送装置。
(2)前記誘導部は、前記回転テーブルの上方に設けられた整列ガイド部材を有し、
前記回転テーブルは、前記整列ガイド部材に対して相対的に回転し、
前記整列ガイド部材は、平面視における外縁が、小径部と、大径部と、前記小径部と大径部との間で前記回転テーブルの回転方向に沿って径が大きくなる移行部と、を有する第1誘導路と、前記第1誘導路から枝分かれし前記通気孔に至る第2誘導路と、備える
前記(1)に記載の搬送装置。
(3) 前記通気孔は、前記回転テーブルの回転軸を中心とするピッチ円周上に配置されており、
前記ピッチ円周の径は、前記小径部の径よりも大きく、前記大径部の径よりも小さい、
前記(2)に記載の搬送装置。
(4) 前記通気孔は、前記回転テーブルの回転軸を中心とする円形に配置されており、
前記誘導部は、前記回転テーブルの回転軸を囲み、少なくとも一部で前記通気孔と重なるように構成された循環路と、前記循環路と枝分かれし、前記通気孔と外れる位置に至る表向ワーク誘導路と、を備える
前記(1)〜(3)のいずれかに記載の搬送装置。
(5)通気孔を有する回転テーブルを有する搬送装置によって被搬送物を搬送する方法であって、
(a)前記被搬送物を、整列させながら前記回転テーブルによって移動させる整列ステップ、
(b)前記整列ステップにより搬送中の前記被搬送物の表裏を判定する判定ステップ、
(c)前記判定ステップの結果に基づいて、裏向きの被搬送物を前記通気孔上に誘導し、表向きの被搬送物を、前記回転テーブルの前記通気孔から外れるように誘導する誘導ステップ、および
(d)前記通気向上に誘導された被搬送物に、前記回転テーブルの下方から、前記通気孔を通じてエアを吹き付けることで前記被搬送物を反転させる反転動作ステップ
を備える搬送方法。
本発明の搬送装置および搬送方法によると、被搬送物に下方からエアを吹き付けることによって、被搬送物を反転させることができる。よって、アウタリードを備えない被搬送物であっても、またはアウタリードを備えるが水平方向の向きが揃っていない被搬送物であっても反転させることが可能となる。
本発明の実施の一形態にかかる搬送装置の構成を示す上面図である。 搬送装置における回転機構の例であるベルトドライブの構成を示す断面図である。 搬送装置における回転テーブルおよびその周辺の構成を示す概略図である。 エア機構によるワークの反転動作を示す模式図である。 ワークの反転について説明する図面である。 ワーク下面におけるエア吹き付けの好ましい位置を説明する図面である。 エア噴射タイミングについて説明する模式図である。
1.搬送装置
以下に、本発明の搬送装置の実施の一形態である搬送装置1について、図面を参照して説明する。
(1−1)概要
図1等に示す搬送装置1は、被搬送物であるワークWを一列に並べると共に、その鉛直方向の向き(つまり表裏)を揃えることができる。
図1〜図4に示すように、搬送装置1は、通気孔32を備え、かつワークWを乗せて回転可能な回転テーブル3と、回転テーブル3上のワークWの向き(表裏)を検出する表裏判別センサ4と、表裏判別センサ4の検出結果に基づいて、裏向きのワークWを通気孔32上に誘導し、かつ表向きのワークWを通気孔32から外れる位置に誘導する誘導部である仕分部5および整列ガイド部材60と、通気孔を通じて前記被搬送物の下方からエアを吹き付けることで前記被搬送物を反転させることのできるエア機構7と、を備える。また、搬送装置1は、上面が実質的に水平な平面である基台2、回転テーブル3を回転させるベルトドライブ21、表向きのワークWを回転テーブル3外に誘導する排出ガイド部材61等をさらに備える。
なお、「表」とは、ワークの上下方向が所望の方向を向いていることを意味し、「裏」とはその逆方向を向いていることを意味する。
(1−2)回転テーブル3
図1〜図3に示すように、回転テーブル3は、円盤状の部材であり、基台2の上面に、回転可能に固定されている。図1に太い矢印で示すように、回転テーブル3は、軸Xを中心として水平方向において時計回りに回転可能である。
回転テーブル3には、複数の通気孔32が形成されている。通気孔32は、回転テーブル3を貫通している。本実施形態では、通気孔32は、回転テーブル3の面上において、回転軸Xを囲む(つまり、後述のシャフト26を囲む)円周上に並んでいる。この円周を、以下、「ピッチ円周」と呼ぶ。ただし、通気孔32の配列はこれに限定されるものではなく、ワークWの整列および反転を妨げない程度に適宜変更可能である。
回転テーブル3の表面上における通気孔32の大きさは、エア機構7からのエアの流れを妨げない観点からは大きい方が好ましい。ただし、通気孔32の形状および大きさは、ワークが回転テーブル上を移動するのに支障がない程度に、つまり孔に引っかかったり落ち込んでしまったりしないように設定されていることが好ましい。ワークの形状および大きさによって、通気孔32の形状および大きさも適宜設定される。具体的には、通気孔32の最大幅は、ワークWの最小辺寸法の3分の1以下、または4分の1以下であることが好ましい。
通気孔の形状は円、楕円、長穴、四角形など自由に決めることができるが、加工しやすさの観点から円、長穴が好ましい。
ワークWを効率良く反転させるには、ワークWにエアが当たりやすいように、通気孔間のつなぎ部分(通気孔のピッチ円周上で孔が開いていない部分)の、ピッチ円周方向の長さは、回転テーブル3の形状保持できる範囲で、できるだけ小さいことが好ましい。
(1−3)ベルトドライブ21
図2に示すように、基台2の下には、回転テーブル3を回転させる機構の一例として、ベルトドライブ21が設けられている。
ベルトドライブ21は、モータ22、モータ22によって回転する第1シャフト23、第1シャフト23に取り付けられた第1プーリ24、第1シャフト23と平行な第2シャフト26、第2シャフト26に取り付けられた第2プーリ27、第1プーリ24および第2プーリ27の外周に掛けられたベルト28を備える。第2シャフト26は、基台2に設けられた軸受を介して、回転テーブル3の中心に取り付けられている。
モータ22の作動により、第1シャフト23が回転すると、その動力が、第1プーリ24、ベルト28、第2プーリ27を介して、第2シャフト26に伝えられる。第2シャフト26の回転により、回転テーブル3が回転する。
(1−4)表裏判別センサ4
図1に示すように、表裏判別センサ4は、ワークWの表裏を判別する。表裏判別センサ4としては、光センサが好適に用いられる。特に、本実施形態では、表裏判別センサ4は、回転テーブル3の上方で仕分位置Pまたはその近傍でワーク搬送方向上流に配置される光センサである。表裏判別センサ4である光センサは、整列ガイド部材60に誘導されるワークWに光を照射し、その反射光の輝度の違いから、ワークWの表裏を判定する。
なお、光センサに代えて、カメラを用いることもできる。カメラを用いる場合は、カメラによってワークを撮像し、画像処理によって表裏を判定することができる。
(1−5)仕分部5
図1に示すように、仕分部5は、仕分制御部51、圧縮空気源52、電磁弁53、エア噴射ノズルである仕分ノズル54等を備える。仕分部5はさらに、圧縮空気源52から仕分ノズル54にいたるチューブを備え、電磁弁53はそのチューブ上に配置されている。
仕分制御部51は、表裏判別センサ4の出力結果を受けて、ワークWが裏向きであれば所定時間だけ電磁弁53を開き、それ以外のときは電磁弁53を閉じる。ここで、「所定時間」とは、裏向きのワークと表向きのワークとを仕分けるのに必要な時間であり、ワークの大きさと搬送速度(つまり回転テーブル3の回転速度)に応じて設定される。
圧縮空気源52は仕分ノズル54に空気を供給する。仕分ノズル54は、圧縮空気源52から供給される空気を噴出する。
(1−6)整列ガイド部材60、排出ガイド部材61
整列ガイド部材60は、図示しない固定部材によって、回転テーブル3の上方に位置するように、基台2に固定されている。整列ガイド部材60が固定されているので、回転テーブル3は、整列ガイド部材60に対して相対的に回転するようになっている。回転テーブル3の上面と整列ガイド部材60の下面との距離は、ワークWが入り込まないように、ワークWの厚み以下、より好ましくはワークWの最少寸法よりも小さく設定されている。また、本実施形態では、整列ガイド部材60の下面は後述の溝66以外は、平らに形成されている。
整列ガイド部材60は、その外縁(側面)が、回転テーブル3の上方からの平面視において、回転テーブル3の回転軸Xを(つまり第2シャフト26を)中心としたときの径(中心から整列ガイド部材60の側面までの距離)が最小である小径部63と、径が最大である大径部64と、小径部63から大径部64にかけて、回転テーブル3の回転方向(図1に矢印で示す方向。ワーク搬送方向とも呼ぶ。)に沿って径が徐々に大きくなるように構成された移行部65と、を有する。
整列ガイド部材60の小径部63から大径部64に至る外縁は、ワークWを水平方向において一列に整列させながら、排出ガイド61部材へと導く第1誘導路である。第1誘導路は、小径部63から仕分位置P(溝66の上流側端部)まで、整列路R1(実線矢印で示す)と、仕分位置Pから大径部64に至る表向ワーク誘導路R2(二点鎖線矢印で示す)とを備える。
また、整列ガイド部材60の下面には溝66が形成されており、この溝66は、整列ガイド部材60の外縁の仕分位置Pから小径部63まで続いている。溝66は、移行部65の仕分位置Pで第1誘導路から枝分かれして、反転動作位置A2の通気孔32に至る裏向ワーク誘導路R3(一点鎖線矢印で示す)である。
より具体的には、整列ガイド部材60は、その外縁が、らせん状、あるいはアラビア数字の“6”のような形状をしている。つまり、整列ガイド部材60は、回転テーブル3の径方向において外側から内側にへこんだ凹部を備えている。凹部は上述の小径部63に該当する。さらに、整列ガイド部材60の外形では、凹部(小径部63)から、回転テーブル3の回転方向に沿って徐々に径が大きくなる。凹部(小径部63)から、整列ガイド部材60のらせん状の外形の一部を通って仕分位置Pまで至る整列路R1と、上述の溝66(裏向ワーク誘導路R3)は、回転軸Xを囲む循環路として機能する。
図3に示すように、後述の整列ガイド部材60の小径部63の径(回転軸Xから小径部63における整列ガイド部材60の側面までの距離)は、上述の通気孔のピッチ円周の径よりも小さい。つまり、整列ガイド部材60は、小径部63(凹部)において、通気孔32を露出させるように形成されている。
また、大径部64の径(回転軸Xから大径部64における整列ガイド部材60の側面までの距離)は、ピッチ円周の径よりも大きい。さらには、ピッチ円周の径は、循環路67の最大径よりも小さい。
溝66は、回転テーブル3の回転方向に沿って、回転テーブル3の中心に近づくように構成されており、かつ、下流側端部(小径部63に近い端部)は、ピッチ円周と重なっている。つまり、上述の整列ガイド部材60の外縁の形状と合わせて、循環路67の径は、ピッチ円周内側にある小径部63から、回転テーブル3の回転方向に沿って徐々に膨らみ、ピッチ円周を越えて、位置Pにおいて最大値に達する。循環路67(位置P以降は溝66)の径は、位置Pを過ぎてからは徐々に小さくなり、溝66の終端は、小径部63の手前で、ピッチ円周上に、つまり通気孔32に重なるように配置される。
より具体的には、図4に示すように、通気孔32は、溝66の終端において、回転テーブル3の径方向外側寄りに位置する。
以上の構成によって、図示しないホッパによって、整列ガイド部材60の凹部の外縁に囲まれ、反転動作位置A2よりも回転テーブル3の回転方向において下流の位置(ワーク投入エリアA1)にワークWが投入される。ワークWは、整列路R1の最大径(回転軸Xからの距離の最大値)よりも回転軸Xに近い位置に投入されることで、回転テーブル3の回転によって、整列ガイド部材60の外縁に接触することで、整列路R1に沿って整列することができる。ワークWの投入位置は、整列ガイド部材60の凹部の外縁と円周ピッチとの間であることがより好ましい。これによって、整列路R1において整列ガイド部材60の外縁とワークWとが接触できる距離が長くなるので、ワークWが一列に並べられやすい。
上述したように、整列ガイド部材60の径は、回転テーブル3の回転方向において、徐々に広くなるので、回転テーブル3が回転することで、ワークWに、整列ガイド部材60の外縁によって回転テーブル3の径方向において内側から外側に力がかけられる。その結果、ワークWは整列路R1に沿って整列する。
光センサ4の下方に至り、裏向きと判定されたワークWには、仕分位置Pで、仕分部5によって、回転テーブル3の径方向外側からエアが吹き付けられる。それによって、ワークWは回転テーブル3の径方向内側に移動して、溝66内に導かれる。溝66の径(回転軸Xから溝66の外側の側面までの距離)は、回転テーブル3の回転方向に沿って徐々に小さくなり、仕分位置Pにおける整列ガイド部材60の外縁の径よりも小さくなるので、溝66の側面によって、回転テーブル3の径方向外側から、ワークWに力がかけられる。それによって、ワークWは徐々に回転テーブル3の径方向内側に移動し、通気孔32上に搬送される。
溝66の終端より下流で、通気孔32が整列ガイド部材60から露出している範囲では、ワークWは整列ガイド部材60に接触しないので、少なくとも反転動作位置A2までは回転テーブル上における水平方向の位置は変化せず、ピッチ円周上(つまり通気孔32上)にとどまる。
溝66の終端と通気孔32との、水平方向における上述した位置関係によって、裏向きワークWには、反転動作位置A2において、径方向におけるワークWの中心(図4の一点鎖線で表す位置)よりも外側で、通気孔32からのエアが吹き付けられる。その結果、図5に示すように、回転テーブル3の径方向外側におけるワークW端部が上に持ち上げられて、ワークWはB−B矢視断面において反時計回りに回転することができる。
こうして、裏向きと判定されたワークWは、溝66下を通って、反転動作位置A2を通過し、回転テーブル3の回転軸Xの周囲を一周する。その後、再び整列路R1によって表裏判別センサ4まで誘導される。このとき、このワークWは、ワーク投入エリアA1に未搬送のワークが残っていれば、それらのワークと合流する。誘導されるワークWは再び表裏判定を受ける。裏向きだと判定されれば、エア機構7による反転動作をさらに受けることができる。エア機構7による反転動作でワークWが必ず表向きになるとは限らないが、こうして繰り返し反転動作を受けることで、表向きになる確率が高まる。
一方、表向きと判定されたワークWが仕分位置Pを通過するときは、仕分部5はエアを噴射しないので、ワークWは、そのまま整列ガイド部材60の外縁に沿って、表向ワーク誘導路R2を大径部64まで搬送される。
なお、本実施形態では、裏向きのワークと表向きのワークそれぞれを誘導する機能を、1つの整列ガイド部材60が担うが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数の部材でこれらの機能を実現することもできる。
排出ガイド部材61は、図1、図3に示すように、回転テーブル3の回転方向において、整列ガイド部材60の大径部64の下流近傍に配置される。排出ガイド部材61は、大径部64まで搬送されてきたワークWを、搬送装置1外に導くように構成されている。
なお、図1,図2,および後述の図7等では、ワークWの長手方向は搬送方向に一致している。これは、整列ガイド60の側面から受ける摩擦力および回転テーブル3から受ける摩擦力によって、ワークWは、その重心がガイド側面に近くなるような姿勢、つまり、ワークWの長手方向が搬送方向に一致するような姿勢になりやすいためである。
(1−8)エア機構7
図4および図5は、図3に示すB−B断面における矢視断面図であり、エア機構7及びその周辺の構成を示す。エア機構7は、図4に示すように、圧縮空気源71、電磁弁72、反転エアノズル73、反転制御部74、圧力調整弁75、および裏向ワーク有無判別センサ76を備える。
圧縮空気源71と反転エアノズル73とはチューブで接続されており、電磁弁72と圧力調整弁75はそのチューブ上に、圧縮空気源71に近い方から、圧力調整弁75,電磁弁72の順に配置されている。
圧縮空気源71は、反転エアノズル73にエアを供給する。
圧力調整弁75は、圧縮空気源71から反転エアノズル73に供給されるエア圧力(エア流量と言い換えてもよい)を調整する。
電磁弁72は、裏向ワーク有無判別センサ76の判定結果により開閉するようになっている。
反転エアノズル73は、反転動作位置A2において、基台2の上面の下、すなわち回転テーブル3の下方に配置され、反転制御部74によって制御される電磁弁72の開閉によって、圧縮空気源71から供給されるエアを噴出する。
裏向ワーク有無判別センサ76は、反転動作位置A2にワークWが入るタイミングを特定する役割を担う。具体的には、裏向ワーク有無判別センサ76は、搬送方向において、反転動作位置A2の直前で、回転テーブル3の上方、ワークWが通過する位置に配置されている。裏向ワーク有無判別センサ76としては、例えば光センサが適用される。裏向ワーク有無判別センサ76は、この位置でのワークWの有無を判定できればよく、ワークWの表裏を判定する必要はない。
反転制御部74は、裏向ワーク有無判別センサ76の検出結果に基づいて、反転動作位置A2において反転エアノズル73からのエアがワークWに当たるように、電磁弁72を開き、それ以外では閉じるように制御する。
なお、本実施形態では、裏向ワーク有無判別センサ76を用いて、エアを噴出させるタイミングを測っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、一定の周期でエアを間欠噴射するような構成であってもよい。
(1−9)ワーク反転動作
図6を参照して、ワーク下面にエア噴流をz軸正方向(鉛直方向)へ作用させて x 軸まわりに回転させるための好ましい条件について説明する。x軸はワークの長手方向であり、x軸の正方向がワーク搬送方向である。y軸は回転テーブル3の短手方向であり、y軸の正方向が回転テーブル3の径方向外側である。
ワークを反転させるためには、x 軸まわりに垂直まで持ち上げるのに要する仕事量を上回る回転の運動エネルギーを加えればよい。本実施形態では、噴出エアの流量を圧力調整弁75によって調整することで、ワークWを反転させる運動エネルギーを調整することができる。
(1−10)ワーク下面におけるエアを作用させる位置
図7に、図6のxy平面を示す。また、図7にはワークWの下面が示されている。エア噴流のワーク下面(反転動作を受けるワークの表面)への作用のさせ方について説明する。
x軸まわりの回転を発生させるために、上述のように、ワークWは、通気孔32からz 軸正方向(図7の紙面奥方向)に向かって噴射されるエアが、ワーク重心(点線で示す円)に対して x 軸と反対側(y軸の正側)に作用するように導かれる。
エアは、具体的には、ワークWのy軸方向長さ(図7では短手方向長さ)において、y軸方向正側端部から1/4内の領域に作用することが好ましい。図7において、長点直線よりも右側の領域B1として示す。また、エアは、ワークWのy軸方向長さにおいてy軸方向正側端部から1/8内の領域に作用することが好ましい。図7において、一点鎖直線よりも右側の領域B2として示す。
また、エアは、x軸方向においては、ワークの重心近くに作用することが好ましい。それによって、y軸に平行な軸回りの回転モーメントが小さくなり、x 軸まわりに回転しやすくなる。特に、x軸方向において、ワークWの重心を中心とするワーク長さの1/8〜1/4の範囲内にエアが作用することが好ましい。上述のy軸方向での位置と合わせて、好ましい領域を、図7では短点直線で囲んだ矩形領域B3として示す。
y軸方向におけるエア作用位置は、裏向ワーク誘導路R3と通気孔32との位置関係で調整でき、x軸方向におけるエア作用位置は、エア噴射タイミングによって調整できる。
(1−11)反転動作におけるエアの噴射
エアが常時出ていると、ワークの先端が反転動作位置A2に差し掛かったときに、ワーク先端にエアが作用するので、x軸周りのモーメントに加えて、y軸回りのモーメントが発生する。
そこで、本実施形態では、裏向ワーク有無判別センサ76によって反転動作位置A2において反転エアノズル73上に領域B3が位置するタイミングで、エアを噴射することが好ましい。
すなわち、反転動作位置A2の直前位置に設置された裏向ワーク有無判別センサ76により、ワークの有無を判定し、ワーク有りと判定された場合にのみ、エアを噴出するよう反転制御部74で制御して、エアを噴出する。その際のエア噴出開始のタイミングは、裏向ワーク有無判別センサ76の検出位置から反転動作位置A2までの距離と回転テーブル3の回転速度との関係から設定することができる。また、エアを噴出する時間は、例えば0.003秒〜0.02秒、などとすることができるが、ワークの重量、形状等に応じて適宜変更すればよい。
なお、エアが噴出される通気孔32は、1つであってもよいし、複数であってもよい。
2.搬送方法
以上に説明した搬送装置1を使用して、ワークWの上下向きを揃えることができる。
図示しないホッパによって、図2に示すワーク供給エリアA1にワークWを投下する。ワーク供給は、回転テーブル3を回転させながら行ってもよいし、ホッパ供給後に回転を初めてもよい。また、一度に複数のワークWを投下してもよいし、1つずつ投下してもよい。
回転テーブル3をベルトドライブ21によって回転させることで、ワークWを整列ガイド部材60の外縁の整列路R1にそって整列させながら搬送することができる(整列ステップ)。
整列したワークWは、順次、光センサ4の下方を通過する。光センサ4は、ワークWの表裏に応じた信号を出力する(判定ステップ)。
光センサ4の出力結果に基づいて、仕分位置Pを裏向きのワークWが通過するときには仕分ノズル54からエアを噴射し、表向きのワークWが通過するときにはエアを噴射しないことで、裏向きのワークWを裏向ワーク誘導路R3に、表向きのワークWを表向ワーク誘導路R2に誘導する。
裏向ワーク誘導路R3は反転動作位置A2において通気孔32上にワークWを導く。反転動作位置A2において、通気孔32を通じて、回転テーブル3の下方から、エア機構7によって上向きにエアが噴射される。これによって、ワークWの反転動作が行われる。反転動作位置A2を過ぎたワークWは、再び整列路R1によって表裏判別センサ4に導かれる。
表向ワーク誘導路R2は、表向きのワークWを、通気孔32から外れるように、回転テーブル3の外縁部近傍まで誘導する。その後、排出ガイド部材61が搬送装置1外にワークWを排出する。
1 搬送装置
2 基台
21 ベルトドライブ
22 モータ
26 シャフト
28 ベルト
3 回転テーブル
32 通気孔
4 表裏判別センサ(判定部)
5 仕分部 (誘導部の一部)
51 仕分制御部
52 圧縮空気源
53 電磁弁
54 エア噴射ノズル
60 整列ガイド部材 (誘導部の一部)
61 排出ガイド部材
63 小径部
64 大径部
65 移行部
66 溝
7 エア機構
71 圧縮空気源
72 電磁弁
73 反転エアノズル
74 反転制御部
75 圧力調整弁
76 裏向ワーク有無判別センサ
A1 ワーク投入エリア
A2 反転動作位置
P 仕分位置
R1 整列路(第1誘導路の一部;循環路の一部)
R2 表向ワーク誘導路(第1誘導路の一部)
R3 裏向ワーク誘導路(第2誘導路;循環路の一部)
W ワーク
X 回転軸

Claims (5)

  1. 通気孔を備え、かつ被搬送物を乗せて回転可能な回転テーブルと、
    前記回転テーブル上の前記被搬送物の表裏を判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づいて、裏向きの被搬送物を前記通気孔上に誘導し、かつ表向きの被搬送物を前記通気孔から外れる位置に誘導する誘導部と、
    前記通気孔を通じて前記被搬送物の下方からエアを吹き付けることで前記被搬送物を反転させることのできるエア機構と、
    を備える搬送装置。
  2. 前記誘導部は、前記回転テーブルの上方に設けられた整列ガイド部材を有し、
    前記回転テーブルは、前記整列ガイド部材に対して相対的に回転し、
    前記整列ガイド部材は、平面視における外縁が、小径部と、大径部と、前記小径部と大径部との間で前記回転テーブルの回転方向に沿って径が大きくなる移行部と、を有する第1誘導路と、前記第1誘導路から枝分かれし前記通気孔に至る第2誘導路と、備える
    請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記通気孔は、前記回転テーブルの回転軸を中心とするピッチ円周上に配置されており、
    前記ピッチ円周の径は、前記小径部の径よりも大きく、前記大径部の径よりも小さい、
    請求項2に記載の搬送装置。
  4. 前記通気孔は、前記回転テーブルの回転軸を中心とする円形に配置されており、
    前記誘導部は、前記回転テーブルの回転軸を囲み、少なくとも一部で前記通気孔と重なるように構成された循環路と、前記循環路と枝分かれし、前記通気孔と外れる位置に至る表向ワーク誘導路と、を備える
    請求項1〜3のいずれかに記載の搬送装置。
  5. 通気孔を有する回転テーブルを有する搬送装置によって被搬送物を搬送する方法であって、
    (a)前記被搬送物を、整列させながら前記回転テーブルによって移動させる整列ステップ、
    (b)前記整列ステップにより搬送中の前記被搬送物の表裏を判定する判定ステップ、
    (c)前記判定ステップの結果に基づいて、裏向きの被搬送物を前記通気孔上に誘導し、表向きの被搬送物を、前記回転テーブルの前記通気孔から外れるように誘導する誘導ステップ、および
    (d)前記通気孔上に誘導された被搬送物に、前記回転テーブルの下方から、前記通気孔を通じてエアを吹き付けることで前記被搬送物を反転させる反転動作ステップ
    を備える搬送方法。
JP2015217571A 2015-11-05 2015-11-05 搬送装置および搬送方法 Active JP6628559B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015217571A JP6628559B2 (ja) 2015-11-05 2015-11-05 搬送装置および搬送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015217571A JP6628559B2 (ja) 2015-11-05 2015-11-05 搬送装置および搬送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017088278A true JP2017088278A (ja) 2017-05-25
JP6628559B2 JP6628559B2 (ja) 2020-01-08

Family

ID=58769575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015217571A Active JP6628559B2 (ja) 2015-11-05 2015-11-05 搬送装置および搬送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6628559B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6463541B1 (ja) * 2018-07-02 2019-02-06 ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社 パーツフィーダー
JP2020083646A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 Tdk株式会社 ワーク搬送回転テーブル装置およびワーク検査装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51135059A (en) * 1975-05-07 1976-11-22 Wicanders Korkfabriker Ab Method of and apparatus for supplying articles
JPS586813A (ja) * 1981-07-02 1983-01-14 Japan Crown Cork Co Ltd 容器蓋供給装置
JPH051725U (ja) * 1991-06-24 1993-01-14 鐘紡株式会社 整列供給装置
JPH09239169A (ja) * 1996-03-07 1997-09-16 Kazumi Akatsu 縫製用ボタン取付ミシンへのボタン自動供給装置
JP2012066894A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Daiichi Jitsugyo Viswill Co Ltd 整列供給装置
US8727098B2 (en) * 2005-07-14 2014-05-20 Auto Kaps, LLC Diverter arm and method

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51135059A (en) * 1975-05-07 1976-11-22 Wicanders Korkfabriker Ab Method of and apparatus for supplying articles
JPS586813A (ja) * 1981-07-02 1983-01-14 Japan Crown Cork Co Ltd 容器蓋供給装置
JPH051725U (ja) * 1991-06-24 1993-01-14 鐘紡株式会社 整列供給装置
JPH09239169A (ja) * 1996-03-07 1997-09-16 Kazumi Akatsu 縫製用ボタン取付ミシンへのボタン自動供給装置
US8727098B2 (en) * 2005-07-14 2014-05-20 Auto Kaps, LLC Diverter arm and method
JP2012066894A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Daiichi Jitsugyo Viswill Co Ltd 整列供給装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6463541B1 (ja) * 2018-07-02 2019-02-06 ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社 パーツフィーダー
JP2020001918A (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社 パーツフィーダー
JP2020083646A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 Tdk株式会社 ワーク搬送回転テーブル装置およびワーク検査装置
JP7243152B2 (ja) 2018-11-30 2023-03-22 Tdk株式会社 ワーク搬送回転テーブル装置およびワーク検査装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6628559B2 (ja) 2020-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101990161B1 (ko) 액 처리 장치
JP4814833B2 (ja) ボウル型パーツフィーダ
US20110073439A1 (en) Aligning and Feeding Device
US9517896B2 (en) Conveying apparatus
JP2013173611A (ja) ワーク供給装置
TW201728514A (zh) 零件供給器
CN107808832B (zh) 基板处理装置
KR102504620B1 (ko) 절삭 장치
JP2017088278A (ja) 搬送装置および搬送方法
CN106211737B (zh) 电子零件搬运装置
KR20160087350A (ko) 반송 장치
KR20130126466A (ko) 반송 보유지지구 및 반송 보유지지 장치
JP2017183472A (ja) チャンバ洗浄装置およびチャンバ洗浄方法
JPH09239169A (ja) 縫製用ボタン取付ミシンへのボタン自動供給装置
JP5400335B2 (ja) 部品選別装置
JP2008254884A (ja) 整列搬送装置
JP2007153568A (ja) 頭部付き軸体の搬送装置
JP2008150170A (ja) 整列供給装置
JPWO2013161884A1 (ja) プリフォーム供給装置
JP2014154776A (ja) 基板処理装置
JP2020158260A (ja) 整列方法および整列装置
JP2007161464A (ja) ワーク搬送装置
JP6815020B2 (ja) 搬送装置
JP3463585B2 (ja) 部品整送装置
JP6589116B2 (ja) 部品供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6628559

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250