JPH05171712A - 建物ユニット用パネルの耐火被覆構造 - Google Patents

建物ユニット用パネルの耐火被覆構造

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JPH05171712A
JPH05171712A JP32648891A JP32648891A JPH05171712A JP H05171712 A JPH05171712 A JP H05171712A JP 32648891 A JP32648891 A JP 32648891A JP 32648891 A JP32648891 A JP 32648891A JP H05171712 A JPH05171712 A JP H05171712A
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fire
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Hiroshi Yamagami
博志 山上
Satoshi Inagaki
聡 稲垣
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐火被覆構造のパネルを簡易にできる建物ユ
ニット用パネルの耐火被覆構造を提供する。 【構成】 耐火ボード21を床梁6A,6Bの長手方向
に連続する通し材とするとともに、その内側に通し根太
22を配置し、これらを釘23によって床梁6A,6B
のボード取付金具11に固定する。両側の通し根太22
間に根太7を釘24によって連結する。従って、耐火ボ
ード21が通し材として構成されているから、床梁6
A,6Bの対向面を簡易に耐火被覆できるとともに、根
太7の取付も簡易にできる。よって、従来の耐火被覆構
造に比べ、手間や時間もかからずに簡易に構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物ユニット用パネル
の耐火被覆構造に関する。詳しくは、住宅ユニットなど
の建物ユニットにおいて、床パネルや天井パネルを構成
する2本の主梁の対向面を耐火被覆する構造に関する。
【0002】
【背景技術】ユニット工法で用いられる一般的な建物ユ
ニットは、図6に示す如く、天井パネル1、床パネル2
および2枚の妻パネル3L,3Rを組み合わせて箱形に
構成されている。ここで、天井パネル1は、所定間隔隔
てて互いに平行に配設された一対の長辺側天井梁4A,
4B間に複数本の小梁5が天井梁4A,4Bに対して直
角に連結されて梯子状に構成されている。また、床パネ
ル2は、所定間隔隔てて互いに平行に配設された一対の
長辺側床梁6A,6B間に複数本の根太7が床梁6A,
6Bに対して直角に連結されて梯子状に構成されてい
る。また、各妻パネル3L,3Rは、2本の柱8A,8
Bの上端間および下端間に短辺側天井梁9L,9Rおよ
び短辺側床梁10L,10Rが連結されて矩形枠状に構
成されている。
【0003】ところで、例えば、上記床パネル2の長辺
側床梁6A,6Bを耐火被覆構造とするには、従来、図
4および図5に示す構造が採られている。これは、Cチ
ャンネル材からなる長辺側床梁6A,6Bの内面側に、
複数の根太取付金具13を床梁6A,6Bの長手方向に
沿って一定ピッチ間隔で取り付けるとともに、これらの
根太取付金具13の間にボード取付金具11を介して耐
火ボード12をそれぞれ取り付け、隣接する耐火ボード
12の隙間から内方へ突出した前記根太取付金具13の
先端部間に根太7の両端を釘14などによって止着した
構造である。なお、15は長辺側床梁6A,6Bの上面
側を被覆する耐火ボードである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の耐火被覆構造の
場合、根太7を止着するための根太取付金具13が床梁
6A,6Bの長手方向に沿って一定ピッチ間隔で取り付
けられているから、耐火ボード12は根太取付金具13
の取付ピッチ間隔の長さを1枚として複数枚に分割形成
しなければならない。従って、耐火ボード12の枚数が
多く、それらの取り付けに時間と手間がかかるという欠
点がある。
【0005】しかも、耐火ボード12を床梁6A,6B
にボード取付金具11を介して取り付けた後、隣接する
耐火ボード12の隙間から突出した根太取付金具13の
先端部間に根太7の両端を釘14などによって止着しな
ければならないから、根太7の止着にも手間と時間がか
かる。その上、根太7を止着した後、隣接する耐火ボー
ド12の隙間の目地を耐火剤などで埋める作業が必要と
されるから、後処理も面倒であるという欠点がある。
【0006】ここに、本発明の目的は、このような従来
の欠点を解消し、パネルを構成する一対の主梁の耐火被
覆構造を手間や時間もかからずに簡易に形成できる建物
ユニット用パネルの耐火被覆構造を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明の建物
ユニット用パネルの耐火被覆構造は、所定間隔隔てて互
いに平行に配設された一対の主梁と、この一対の主梁間
にその主梁に対して直角に配設された複数本の小梁とを
有し、前記一対の主梁を耐火被覆する建物ユニット用パ
ネルの耐火被覆構造において、前記一対の主梁の対向面
にその主梁の長手方向に連続して各対向面を被覆する耐
火材を設けるとともに、各耐火材の内側に前記主梁の長
手方向に連続する通し材を設け、この両側の通し材間に
前記複数本の小梁を通し材に対して直角に連結した、こ
とを特徴としている。
【0008】
【作用】所定間隔隔てて互いに平行に配設された一対の
主梁の対向面に、その主梁の長手方向に連続してその各
対向面を被覆する耐火材が設けられているから、従来の
ように複数枚の耐火材を取り付ける場合に比べ、耐火材
の取付工数を削減できる。また、各耐火材の内側には主
梁の長手方向に連続する通し材が設けられているととも
に、その両側の通し材間に複数本の小梁が通し材に対し
て直角に連結されている構造であるから、小梁を1本ず
つ主梁に連結する構造に比べ、小梁の取付工数を削減で
きる。よって、パネルを構成する一対の主梁の耐火被覆
構造を手間や時間もかからずに簡易に形成できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2に
基づいて詳細に説明する。なお、これらの図の説明に当
たって、前述した図4、図5および図6と同一構成要件
については、同一符号を付し、その説明を省略もしくは
簡略化する。
【0010】図1は本実施例の床パネルを示す平面図、
図2は図1のII−II線断面図である。これらの図に示す
如く、主梁を構成する前記一対の床梁6A,6Bの対向
面(内面)には、前記ボート取付金具11を介して、そ
の床梁6A,6Bの長手方向に連続しかつ各対向面を被
覆する耐火材としての耐火ボード21が配設されてい
る。ここで、ボート取付金具11は、図4の間隔よりも
大きい間隔で取り付けられている。従って、図4の場合
に比べ、ボート取付金具11の数が削減されている。
【0011】また、各耐火ボード21の内側には、その
各耐火ボード21の長さと略同じ長さでかつ床梁6A,
6Bの長手方向に連続する通し材としての通し根太22
が配設されている。通し根太22の内側からは、釘23
がその通し根太22および耐火ボード21を通ってボー
ト取付金具11に打ち込まれている。これにより、床梁
6A,6Bの内面側に、耐火ボード21および通し根太
22が順次取り付けられている。両側の通し根太22の
間には、その長手方向所定間隔位置に小梁を構成する複
数本の根太7がその通し根太22に対して直角に連結さ
れている。つまり、各根太7の両端が釘24によって両
側の通し根太22に打ち付けられている。
【0012】次に、本実施例の組立て方法について説明
する。床パネル2の組立てに当たっては、まず、一対の
床梁6A,6Bを所定間隔隔てて互いに平行に配置し、
その各床梁6A,6Bの対向面にボード取付金具11を
介して耐火ボード21を配置し、更に、その内側に通し
根太22を配置した後、通し根太22の内側から釘23
を通し根太22および耐火ボード21を通してボード取
付金具11まで打ち込む。これにより、床梁6A,6B
の内面側に、耐火ボード21および通し根太22が順次
取り付けられる。最後に、両側の通し根太22間に根太
7を釘24によって連結する。
【0013】従って、本実施例によれば、耐火ボード2
1を床梁6A,6Bの長手方向に連続する通し材とした
ので、従来のものに比べ、耐火ボード21およびボード
取付金具11の数を少なくすることができるから、それ
らの取り付けに伴え工数を削減できる。しかも、各耐火
ボード21の内側に通し根太22を配置し、これらを釘
23によって床梁6A,6Bに固定するとともに、両側
の通し根太22間に複数本の根太7を釘24によって連
結するようにしたので、複数本の根太7を1本ずつ床梁
6A,6Bに固定する場合に比べ、根太7の取り付けを
簡易にできる。よって、床梁6A,6Bの対向面を簡易
に耐火被覆できるとともに、根太材7の取付も簡易にで
きるから、従来の耐火被覆構造に比べ、手間や時間もか
からずに簡易に構成できる。
【0014】なお、上記実施例では、床梁6A,6Bの
対向面側に耐火ボード21および通し根太22を固定し
た後、両側の通し根太22間に根太7を1本ずつ釘24
によって連結するようにしたが、例えば、図3のように
してもよい。これは、両側の通し根太22間に根太7を
1本ずつ釘24によって連結して梯子状の骨組みを形成
し、これを両側の耐火ボード21の間に位置させるとと
もに、耐火ボード21と梯子状の骨組みの通し根太22
との間にスペーサ部材25を介在させ、この状態におい
て、釘23を通し根太22および耐火ボード21を通し
てボード取付金具11に打ち込むようにしたものであ
る。このようにすると、両側の床梁6A,6Bの間に組
み込む前に、両側の通し根太22間に根太7を1本ずつ
釘24によって連結しておくことができるから、根太7
の取り付け作業を能率的に行うことができる。
【0015】また、上記各実施例では、通し根太22お
よび耐火ボード21をボード取付金具11に釘23によ
って固定するようにしたが、これらの固定手段として
は、このほか、ボルト・ナットなどでもよい。
【0016】なお、上記実施例では、床パネル2の一対
の長辺側床梁6A,6Bの耐火被覆構造について説明し
たが、本発明の耐火被覆構造は、床パネル2に限らず、
例えば、天井パネル1の一対の長辺側天井梁4A,4B
の耐火被覆構造にも適用することができる。
【0017】
【発明の効果】以上の通り、本発明の建物ユニット用パ
ネルの耐火被覆構造によれば、一対の主梁の耐火被覆構
造を手間や時間もかからずに簡易に構成できるという効
果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す平面図である。
【図4】従来の耐火被覆構造を示す平面図である。
【図5】図4の V−V 線断面図である。
【図6】一般的な建物ユニットを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 天井パネル 2 床パネル 4A,4B 長辺側天井梁(主梁) 6A,6B 長辺側床梁(主梁) 5 小梁 7 根太(小梁) 21 耐火ボード(耐火材) 22 通し根太

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔隔てて互いに平行に配設された一
    対の主梁と、この一対の主梁間にその主梁に対して直角
    に配設された複数本の小梁とを有し、前記一対の主梁を
    耐火被覆する建物ユニット用パネルの耐火被覆構造にお
    いて、前記一対の主梁の対向面にその主梁の長手方向に
    連続して各対向面を被覆する耐火材を設けるとともに、
    各耐火材の内側に前記主梁の長手方向に連続する通し材
    を設け、この両側の通し材間に前記複数本の小梁を通し
    材に対して直角に連結した、ことを特徴とする建物ユニ
    ット用パネルの耐火被覆構造。
JP32648891A 1991-11-14 1991-11-14 建物ユニット用パネルの耐火被覆構造 Expired - Lifetime JPH0791872B2 (ja)

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JPH0791872B2 JPH0791872B2 (ja) 1995-10-09

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