JPH07305427A - 建物の耐火被覆構造 - Google Patents

建物の耐火被覆構造

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JPH07305427A
JPH07305427A JP10106794A JP10106794A JPH07305427A JP H07305427 A JPH07305427 A JP H07305427A JP 10106794 A JP10106794 A JP 10106794A JP 10106794 A JP10106794 A JP 10106794A JP H07305427 A JPH07305427 A JP H07305427A
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JP
Japan
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building
refractory material
soft
bracket
soft refractory
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Application number
JP10106794A
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English (en)
Inventor
Yutaka Komatsu
裕 小松
Hideaki Terahara
英昭 寺原
Hirohisa Tokunari
廣久 徳成
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐火部材を小割りにしなくてもよくなるとと
もに、被覆作業が容易となり、作業効率が向上するよう
になる建物の耐火被覆構造を提供する。 【構成】 建物ユニットの骨組み部材である天井梁3
に、当部材20を介してブラケット21を取り付ける。
一方、天井梁3を被覆する軟質耐火材22の端部24に
は2条の水平な切れ目23を形成してあり、これによ
り、端部24を、第1端部24A、第2端部24Bおよ
び第3端部24Cの3つに分ける。そして、第2端部2
4Bをブラケット21の裏側に押し込めるようになって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建物の耐火被覆構造に係
り、例えば工場で生産された複数の建物ユニットを建設
現場で組合わせることによって建てられるユニット式建
物に利用できる。
【0002】
【背景技術】例えば住宅等のユニット式建物は、工場で
生産された複数の建物ユニットを建設現場で組合わせる
ことによって建てられており、この建物ユニットは、四
隅に立設される4本の柱と、これらの柱の上端間および
下端間同士を結合する各4本の天井梁、床梁とからなる
骨組みを備え、この骨組みに内壁や外壁および天井面材
や床面材等を取り付けることによって形成されている。
このようなユニット式建物で集合住宅を建てる場合、集
合住宅には法律上耐火性が要求されるため、ユニット式
建物を構成する建物ユニットの柱や梁等の骨組み部材は
硬質の耐火部材で被覆されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、建物ユニッ
トの骨組み部材である例えば天井梁には、天井小梁を支
持するためのブラケット等の突起部材が設けられてい
る。このため、耐火部材で梁等の骨組み部材を被覆する
に際しては、突起部材が邪魔となるので、連続する長い
耐火部材を使用することはできず、耐火部材を小割りに
してそれらの耐火部材で骨組み部材の個々の部位を被覆
しており、耐火部材の枚数が多くなるとともに、耐火部
材の切断、被覆等の作業が面倒となり、耐火被覆の作業
効率が悪いという問題があった。
【0004】本発明の目的は、耐火部材を小割りにしな
くてもよくなるとともに、被覆作業が容易となり、作業
効率が向上するようになる建物の耐火被覆構造を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る建物の耐火
被覆構造は、少なくとも1個の突起部材が取り付けられ
た建物の骨組み部材に軟質耐火部材を被覆する建物の耐
火被覆構造であって、軟質耐火部材に切れ目を形成し、
この切れ目から突起部材の少なくとも一部を外側に突出
させて骨組み部材の表面に軟質耐火部材を被覆すること
を特徴とするものである。
【0006】この建物の耐火被覆構造において、軟質耐
火部材の切れ目は、この軟質耐火部材の端部に形成され
ていてもよく、あるいは軟質耐火部材の途中に形成され
ていてもよい。
【0007】また、本発明の建物の耐火被覆構造におい
て、骨組み部材は、一判的の軸組み構造式建物の骨組み
部材でもよいが、ユニット式建物を構成する建物ユニッ
トの骨組み部材でもよく、この場合、骨組み部材は建物
ユニットの梁であるとともに、この梁に取り付けられる
突起部材は、梁間に架けわたす天井小梁、根太等の架設
部材を支持するブラケットでもよい。
【0008】
【作用】このような本発明では、軟質耐火材に切れ目が
形成されており、この切れ目を利用すれば突起部材の少
なくとも一部を外側に突出させることができ、これによ
り、軟質耐火部材を小割りにせずに連続して被覆できる
とともに、被覆作業を容易にでき、この結果、作業効率
が向上する。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜6には本発明の第1実施例が示され、図1
には、建物であるユニット式建物を構成する建物ユニッ
ト1の概略が示されている。図1に示すように、建物ユ
ニット1は、骨組み部材である四隅に立設される4本の
柱2と、これらの柱2の上端間および下端間同士を結合
する骨組み部材である各4本の天井梁3、床梁4からな
る骨組み5を備えており、このような骨組み5の長辺の
天井梁3間には天井小梁6が架けわたされ、また、長辺
の床梁4間には根太7が架けわたされている。建物ユニ
ット1は、このような骨組み5に、天井面材32や床面
材13(図2参照)、および内壁や外壁等を取り付けて
箱型に形成されている。そして、このような建物ユニッ
ト1が複数用意され、建設現場において組み合わされる
ことによってユニット式建物が建てられるようになって
いる。
【0010】図2には、水平方向に隣接する2個の上階
建物ユニット1Aの床梁4と、水平方向に隣接する2個
の下階建物ユニット1Bの天井梁3との耐火構造が示さ
れている。図2において、各上階建物ユニット1Aの床
梁4は断面コ字型とされており、この床梁4の開口部側
には、床梁4の長手方向に所定間隔をおいて複数の断面
コ字型の当部材10が接合されている。これらの当部材
10には、断面L字型の取付部材11を介して、耐火性
を有するALC(高温高圧蒸気養生の軽量気泡コンクリ
ート)からなる床基盤材12が設けられている。この床
基盤材12の上面には、図1の根太7と直交するととも
に、当部材10の近傍に配置された根太7’が配置さ
れ、この根太7の上面にはパーティクルボードからなる
床面材13が設けられている。
【0011】床基盤材12の端部上面には、側面を当部
材10に当接させた珪酸カルシウム板(ケイカル板)等
からなる側面耐火材14が工場において設けられ、さら
に、各床梁4の上面には、上記側面耐火材14と同一材
質とされるとともに、2枚の側面耐火材14間にわたる
水平耐火材15が現場において設けられるようになって
いる。また、水平耐火材15と側面耐火材14との上面
には、各建物ユニット1Aの根太7間にわたるととも
に、床面材13同士を接続するジョイント床面材16が
現場において配置されるようになっている。なお、下階
建物ユニット1Bの床部分は上階建物ユニット1Aと同
様の構造であるため、説明は省略する。
【0012】各下階建物ユニット1Bの天井梁3は断面
コ字型とされており、この天井梁3の開口部側には、天
井梁3の長手方向に所定間隔をおいて複数の断面コ字型
の当部材20が接合されている。これらの当部材20に
は突起部材であるブラケット21が取り付けられてい
る。このブラケット21は、図3に示すように、当部材
20に固定される鉛直部21Aと、この鉛直部21Aの
上端部に形成された上側水平部21Bと、この上側水平
部21Bの幅方向および突出方向の中央部から一部が下
方に突出した上側突出部21Cと、鉛直部21Aの下端
部に前記上側水平部21Bと平行に形成された下側水平
部21Dと、この下部水平部21Dの端部から上方に突
出した下側突出部21Eとを有し、断面略C字状に形成
されている。ここで、下側突出部21Eは、上側突出部
21Cの下方への延長線上に位置しており、これら21
C,21Eの表面には、後で述べる通し材30が取り付
けられるようになっている。
【0013】図2に示すように、下階建物ユニット1B
の各天井梁3は、軟質耐火材〔商品名;フレックスガー
ド(ニチアス社製)〕22で連続被覆されている。すな
わち、図中左側に配置された下階建物ユニット1Bにお
ける上記軟質耐火材22は、床基盤材12の下面に当接
する上面部22Aと、この上面部22Aに連続するとと
もに天井梁3の側面に当接する中間部22Bと、この中
間部22Bに連続するとともに天井梁3の下面に当接す
る下面部22Cとを有している。
【0014】このような軟質耐火材22の端部には、図
4,5に示すように、軟質耐火材22の端部24から内
側方向、かつ、長手方向に沿って、平行な2条の水平な
切れ目23が形成されており、これらの切れ目23によ
って、軟質耐火材22の端部24は第1端部24A、第
2端部24Bおよび第3端部24Cの3つに分けられて
いる。このうち、第2端部24Bの高さ寸法は、天井梁
3に取り付けられた当部材20の高さ寸法とほぼ同じと
なっており、これにより、図4に示す状態から図5,6
に示すように、第2端部24Bをブラケット21の裏
側、すなわち、天井梁3と当部材20との間に押し込め
るようになっている。その結果、ブラケット21は軟質
耐火材22の外側に突出した状態となる。
【0015】また、軟質耐火材22は、図4〜6に示す
ように、外側全面が金網25で覆われている。そして、
軟質耐火材22は、その端部24が図6に示すように、
端部に切れ目が形成されていない軟質耐火材26の端部
26Aに押し付けられた後、結束具27で互いの軟質耐
火材22,26の金網25同士を結束することにより軟
質耐火材26と連結されている。なお、軟質耐火材22
の端部24における第1端部24Aは軟質耐火材22の
前記上面部22Aに、第2端部24Bは前記中間鉛直部
22Bに、第3端部26は前記下面部22Cにそれぞれ
該当している。また、軟質耐火材22,26は、天井梁
3の側面に止め部品28によって固定されるようになっ
ている。
【0016】図2中、右側に配置された下階建物ユニッ
ト1Bにおける軟質耐火材22は、前記上面部22A、
中間鉛直部22Bおよび下面部22Cの他、下面部22
Cからさらに延びるとともに、2本の天井梁3間に挟持
される延長部22Dとで構成されている。なお、これら
の軟質耐火材22は工場において天井梁3に装着され
る。
【0017】図2,3に示すように、前記ブラケット2
1の上部側突出部21Cおよび下部側突出部21Eの表
面には、架設部材である天井小梁6を取り付けた通し材
30が釘31により、天井小梁6の下部には、天井面材
32が釘33によりそれぞれ取り付けられている。ま
た、ブラケット21と通し材30との下面には、軟質耐
火材22の下面部22Cを天井梁3に押しつけるための
押え板34が工場において取り付けられている。さら
に、この押え板34の下面には天井面材32同士を接続
するジョイント部材35が現場において設けられるよう
になっている。なお、上階建物ユニット1Aの天井部
も、以上の下階建物ユニット1Bと同様の構造なので説
明は省略する。
【0018】前述のような本実施例によれば次のような
効果がある。すなわち、軟質耐火材22の端部24に
は切れ目23が形成されており、この切れ目23によっ
て端部24は、第1端部24A、第2端部24B、第2
端部24Cと分けられ、天井梁3にブラケット21が取
り付けられていても、第2端部24Bをブラケット21
の裏側に押し込むことができ、これにより、ブラケット
21の全部を軟質耐火材22の外側に突出させることが
できる。すなわち、天井梁3にブラケット21が取り付
けられていても、軟質耐火材22を小割りせずにそのブ
ラケット21を避けて天井梁3の表面を被覆することが
できる。また、軟質耐火材22を小割りしなくてもよい
ので、その分の作業が不要となる。
【0019】さらに、軟質耐火材22は工場において
各下階建物ユニット1Bに装着されており、現場で、こ
れらの下階建物ユニット1Bの上に上階建物ユニット1
Aを載せれば、軟質耐火材22の上面部22Aが圧縮さ
れて拡がり、床基盤材12と密着するので、ユニット式
建物を容易にかつ効率よく耐火構造とできる。また、
軟質耐火材22を天井梁3に被覆した後、止め部品28
で軟質耐火材22の側面を固定するとともに、押さえ板
34をブラケット21と通し材30に取り付けて軟質耐
火材22の下面を押さえてあるので、軟質耐火材22は
確実に固定され、このため、建物ユニット1を現場まで
輸送するとき、軟質耐火材22のずれを防止できる。
【0020】図7〜9には、本発明の第2実施例が示さ
れている。前記第1実施例では、端部24に切れ目23
が形成された軟質耐火材22を天井梁3に被覆し、天井
梁3に取り付けられたブラケット21の全部を軟質耐火
材22の外側に突出させたが(すなわち、ブラケット2
1を避けて天井梁3を軟質耐火材22で直接被覆した
が)、この実施例では、軟質耐火材42の途中に切れ目
43を形成し、このような軟質耐火材42で天井梁3と
ともにブラケット41を被覆し、ブラケット41の一部
を軟質耐火材42の外側に突出させたものである。ここ
で、前記第1実施例と同一部材、同一構造には同一符号
を付すとともに、その構造等の説明は省略または簡略化
する。
【0021】図7,8に示すように、ブラケット41
は、前記ブラケット21とほぼ同一形状となっており、
鉛直部41A、上側水平部41B、上側突出部41C、
下側水平部41D、下側突出部41Eを有している。両
ブラケット41,21の違いは、ブラケット41の上側
突出部41Cが、上側水平部41Bの全幅にわたって形
成されているのに対して、ブラケット21の上側突出部
21Cは、上側水平部21Bの幅方向および突出方向の
ほぼ半分を、上側水平部21Bに対してほぼ直角に下方
に折り曲げて形成した形状となっている点である。
【0022】そして、このようなブラケット41を介し
て軟質耐火材42が天井梁3に装着されている。すなわ
ち、図7に示すように、図中左側に配置された下階建物
ユニット1Bにおける軟質耐火材42は、前記床基盤材
12の下面に当接する上面部42Aと、この上面部42
Aと連続するとともに当部材20に接する中間部42B
と、この中間部42Bに連続するとともに天井梁3の下
面に当接する下面部42Cとを有している。また、図中
右側に配置された下階建物ユニット1Bにおける軟質耐
火材42は、前記上面部42A、中間部42B、下面部
42Cを有する他、下面部42Cから延びるとともに、
2本の天井梁3間に挟持される延長部42Dとで構成さ
れている。
【0023】このような軟質耐火材42の途中には、図
9に示すように、天井梁3の長手方向に沿って平行な2
条の切れ目43が形成されている。この切れ目43は、
ブラケット41の幅寸法よりわずかに幅広に形成されて
おり、それぞれの切れ目43には、その幅方向の中央位
置から軟質耐火材42の上下端部に達する切り込み44
が形成されている。このため、切り込み44を開いて軟
質耐火材42をブラケット41の上側突出部21Cと下
側突出部41Eとの内側に押し込み、切れ目43で上側
水平部41B,下側水平部41Dを挟み込めるようにな
っている。すなわち、軟質耐火材42は、ブラケット4
1の一部(上側水平部41Bの先端)を軟質耐火材42
の外側に突出させて、ブラケット41と共に天井梁3を
被覆していることになる。
【0024】このような実施例においては、前記,
の効果の他、軟質耐火材42の途中には切れ目43が形
成されており、この切れ目43でブラケット41の上側
突出部41Cと下側突出部41Eとを挟み込んで軟質耐
火材42をブラケット41に装着でき、これにより、軟
質耐火材42を小割りせずに天井梁3の表面を被覆する
ことができるという効果と、軟質耐火材42を小割りし
なくてもよいので、その分の作業が不要となるという効
果と、ブラケット41は、上側突出部41Cや下側突出
部41E等の内部で軟質耐火材42を支持するととも
に、上側突出部41Cや下側突出部41Eの外側には天
井小梁6を取り付けることができるので、天井小梁6の
天井梁3への取り付けと、軟質耐火材42の支持とをコ
ンパクトに行うことができるという効果とが得られる。
【0025】なお、本発明は前述の実施例に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であれば
次に示すような変形例を含むものである。例えば、前記
実施例では、耐火構造とする建物はユニット式建物であ
ったが、本発明はこれに限らず、一般の鉄骨軸組み構造
式建物にも適用でき、要するに、本発明の建物は、軟質
耐火材で被覆でき、かつ、突起部材を有する骨組み部材
を備えるものであればよい。
【0026】さらに、前記第1実施例では、軟質耐火材
22の切れ目23を端部24に形成し、ブラケット21
の部位では第2端部24Bをブラケット21の裏側に差
し込んで装着したが、これに限らず、例えば図10に示
すように、軟質耐火材52の途中に2条の切れ目53を
形成し、これらの切れ目53間に切り込み54を形成し
てもよい。これによれば、切れ目53と切り込み54間
の舌部52Aを、ブラケット21の裏側に押し込んで軟
質耐火材52を装着することができる。
【0027】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明では、軟
質耐火材に切れ目が形成されており、この切れ目を利用
すれば突起部材の少なくとも一部を外側に突出させるこ
とができ、これにより、軟質耐火部材を小割りにせずに
連続して被覆できるとともに、被覆作業を容易にでき、
この結果、作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る建物ユニットの骨組みを
示す概略図である。
【図2】本発明の第1実施例の要部を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の第1実施例の要部を示す斜視図であ
る。
【図4】第1実施例において軟質耐火材を天井梁に装着
する前の状態を示す斜視図である。
【図5】第1実施例において軟質耐火材を天井梁に装着
した状態を示す斜視図である。
【図6】第1実施例において軟質耐火材を天井梁に装着
した状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の第2実施例の要部を示す断面図であ
る。
【図8】本発明の第2実施例の要部を示す斜視図であ
る。
【図9】第2実施例において軟質耐火材を天井梁に装着
する前の状態を示す斜視図である。
【図10】第1実施例における軟質耐火材の切れ目の変形
例を示す図である。
【符号の説明】
1 建物ユニット 3 骨組み部材である天井梁 4 骨組み部材である床梁 6 架設部材である天井小梁 7 架設部材である根太 21 突起部材であるブラケット 22,42,52 軟質耐火材 23,43,53 切れ目 24 軟質耐火材の端部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1個の突起部材が取り付けら
    れた建物の骨組み部材に軟質耐火材を被覆する建物の耐
    火被覆構造であって、前記軟質耐火材に切れ目を形成
    し、この切れ目から前記突起部材の少なくとも一部を外
    側に突出させて前記骨組み部材の表面に前記軟質耐火材
    を被覆することを特徴とする建物の耐火被覆構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建物の耐火被覆構造にお
    いて、前記軟質耐火材の切れ目は、この軟質耐火材の端
    部に形成されていることを特徴とする建物の耐火被覆構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の建物の耐火被覆構造にお
    いて、前記軟質耐火材の切れ目は、この軟質耐火材の途
    中に形成されていることを特徴とする建物の耐火被覆構
    造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の建物の
    耐火被覆構造において、前記骨組み部材は、ユニット式
    建物を構成する建物ユニットの骨組み部材であることを
    特徴とする建物の耐火被覆構造。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の建物の耐火被覆構造にお
    いて、前記骨組み部材は前記建物ユニットの梁であると
    ともに、この梁に取り付けられる前記突起部材は、前記
    梁間に架けわたす架設部材を支持するブラケットである
    ことを特徴とする建物の耐火被覆構造。
JP10106794A 1994-05-16 1994-05-16 建物の耐火被覆構造 Pending JPH07305427A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08302950A (ja) * 1995-05-02 1996-11-19 Naoyoshi Ikeda 隙間張設用のラス
JP2017172112A (ja) * 2016-03-18 2017-09-28 大和ハウス工業株式会社 建物耐火構造および建物吹抜部の作業床設置工法

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