JPH05171707A - 防虫断熱ボード - Google Patents
防虫断熱ボードInfo
- Publication number
- JPH05171707A JPH05171707A JP32591891A JP32591891A JPH05171707A JP H05171707 A JPH05171707 A JP H05171707A JP 32591891 A JP32591891 A JP 32591891A JP 32591891 A JP32591891 A JP 32591891A JP H05171707 A JPH05171707 A JP H05171707A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- insect
- insect repelling
- board
- insulating board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 現場で建物躯体に貼るだけで防虫機能や断熱
機能を持たすことができるようにする。 【構成】 ボード本体1の片面に防虫塗装層2を塗布す
ると共にボード本体1の他面に断熱材3を積層して防虫
断熱ボードAを形成する。この防虫断熱ボードAを建物
躯体に下地として貼ることにより別に防虫処理や断熱処
理を必要としない。
機能を持たすことができるようにする。 【構成】 ボード本体1の片面に防虫塗装層2を塗布す
ると共にボード本体1の他面に断熱材3を積層して防虫
断熱ボードAを形成する。この防虫断熱ボードAを建物
躯体に下地として貼ることにより別に防虫処理や断熱処
理を必要としない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅の床、壁、天井等
の下地材に用いる防虫断熱ボードに関するものである。
の下地材に用いる防虫断熱ボードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅の床、壁、天井等に防虫機能
や断熱機能を持たせる場合、施工する途中に防虫塗料を
塗布したり、断熱材を装填したりしている。
や断熱機能を持たせる場合、施工する途中に防虫塗料を
塗布したり、断熱材を装填したりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現場で防虫
塗料を塗布したり、断熱材を装填したりすると施工に手
間と工期がかかるという問題がある。本発明は上記問題
点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的とする
ところは現場で建物躯体に貼るだけで防虫機能や断熱機
能を持たすことができる防虫断熱ボードを提供するにあ
る。
塗料を塗布したり、断熱材を装填したりすると施工に手
間と工期がかかるという問題がある。本発明は上記問題
点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的とする
ところは現場で建物躯体に貼るだけで防虫機能や断熱機
能を持たすことができる防虫断熱ボードを提供するにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明防虫断熱ボードAは、ボード本体1の片面に防虫
塗装層2を塗布すると共にボード本体1の他面に断熱材
3を積層して成ることを特徴とする。
本発明防虫断熱ボードAは、ボード本体1の片面に防虫
塗装層2を塗布すると共にボード本体1の他面に断熱材
3を積層して成ることを特徴とする。
【0005】
【作用】防虫断熱ボードAを建物躯体に貼って下地施工
するだけで、防虫塗装層2にて防虫機能が得られると共
に断熱材3にて断熱機能が得られる。
するだけで、防虫塗装層2にて防虫機能が得られると共
に断熱材3にて断熱機能が得られる。
【0006】
【実施例】防虫断熱ボードAは、図1に示すようにボー
ド本体1の片面に防虫塗装層2を塗布すると共に他面に
断熱材3を貼って形成されている。ボード本体1は木質
無垢材、合板、中密度繊維板等の木質材、石膏ボード、
ケイ酸カルシウム板等の無機質材にて形成されている。
防虫塗装層2を形成する防虫塗料としては例えば特開昭
64−34905号公報や特開昭64−36660号公
報に開示されるものがある。特開昭64−34905号
に開示されるものは、硼酸化合物と展着剤とを重量比で
5:95より90:10の割合で含有している組成物で
ある。硼酸化合物としては硼酸または硼酸塩の1種また
は2種の混合物であり、使用する硼酸にはオルト硼酸、
メタ硼酸、四硼酸等があり、硼酸塩としては硼酸の金属
塩、アミン塩などがある。展延剤としてはアクリル樹
脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビ
ニル樹脂、ポリブチラール樹脂、ニトロセルロース樹脂
等がある。また防虫塗料の配合の一例を表1に示す。
ド本体1の片面に防虫塗装層2を塗布すると共に他面に
断熱材3を貼って形成されている。ボード本体1は木質
無垢材、合板、中密度繊維板等の木質材、石膏ボード、
ケイ酸カルシウム板等の無機質材にて形成されている。
防虫塗装層2を形成する防虫塗料としては例えば特開昭
64−34905号公報や特開昭64−36660号公
報に開示されるものがある。特開昭64−34905号
に開示されるものは、硼酸化合物と展着剤とを重量比で
5:95より90:10の割合で含有している組成物で
ある。硼酸化合物としては硼酸または硼酸塩の1種また
は2種の混合物であり、使用する硼酸にはオルト硼酸、
メタ硼酸、四硼酸等があり、硼酸塩としては硼酸の金属
塩、アミン塩などがある。展延剤としてはアクリル樹
脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビ
ニル樹脂、ポリブチラール樹脂、ニトロセルロース樹脂
等がある。また防虫塗料の配合の一例を表1に示す。
【0007】
【表1】
【0008】また断熱材3としては、ウレタン、ポリエ
チレン等の樹脂発泡体、グラスウール、ロックウール等
の多孔質材料、天然ゴム等の発泡ラバー、フェルト、不
織布等の繊維マット、その他断熱効果のある材料等があ
る。このように構成された防虫断熱ボードAは住宅の
床、壁、天井等の下地材として用いられ、建物躯体に貼
るだけで下地に防虫機能と断熱機能を持たすことができ
る。
チレン等の樹脂発泡体、グラスウール、ロックウール等
の多孔質材料、天然ゴム等の発泡ラバー、フェルト、不
織布等の繊維マット、その他断熱効果のある材料等があ
る。このように構成された防虫断熱ボードAは住宅の
床、壁、天井等の下地材として用いられ、建物躯体に貼
るだけで下地に防虫機能と断熱機能を持たすことができ
る。
【0009】また図2は他の実施例を示し、床下地材等
に用いるものである。断熱材3に切り欠きを5を形成す
るための切り込み6を設けてあり、切り込み6にて部分
的に断熱材3を剥がして切り欠き5を形成することによ
り、施工するとき切り欠き5に根太7を嵌合して施工で
きるようになっている。
に用いるものである。断熱材3に切り欠きを5を形成す
るための切り込み6を設けてあり、切り込み6にて部分
的に断熱材3を剥がして切り欠き5を形成することによ
り、施工するとき切り欠き5に根太7を嵌合して施工で
きるようになっている。
【0010】
【発明の効果】本発明防虫断熱ボードは叙述のようにボ
ード本体の片面に防虫塗装層を塗布すると共にボード本
体の他面に断熱材を積層して形成されているので、防虫
断熱ボードを下地材として建物躯体に貼るだけで下地材
に防虫塗装層にて防虫機能を断熱材にて断熱機能を持た
せることができるものであって、従来に比べて現場での
施工を遥かに簡単にできると共に工期を大幅に短縮でき
るものである。
ード本体の片面に防虫塗装層を塗布すると共にボード本
体の他面に断熱材を積層して形成されているので、防虫
断熱ボードを下地材として建物躯体に貼るだけで下地材
に防虫塗装層にて防虫機能を断熱材にて断熱機能を持た
せることができるものであって、従来に比べて現場での
施工を遥かに簡単にできると共に工期を大幅に短縮でき
るものである。
【図1】本発明の一実施例の断面図である
【図2】同上の他の実施例を示し、(a)は断熱材に切
り込みを設けた状態を説明する断面図、(b)は断熱材
に根太をはめ込んで取り付けた状態を説明する断面図で
ある。
り込みを設けた状態を説明する断面図、(b)は断熱材
に根太をはめ込んで取り付けた状態を説明する断面図で
ある。
A 防虫断熱ボード 1 ボード本体 2 防虫塗装層 3 断熱材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 勉 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 宮山 一保 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 間崎 清志 大阪府岸和田市上松町358番地の264 上松 商事株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 ボード本体の片面に防虫塗装層を塗布す
ると共にボード本体の他面に断熱材を積層して成ること
を特徴とする防虫断熱ボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32591891A JPH05171707A (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 防虫断熱ボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32591891A JPH05171707A (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 防虫断熱ボード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05171707A true JPH05171707A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=18182053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32591891A Pending JPH05171707A (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 防虫断熱ボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05171707A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57130654A (en) * | 1981-01-31 | 1982-08-13 | Matsushita Electric Works Ltd | Heat insulation building material |
JPS622703B2 (ja) * | 1981-04-27 | 1987-01-21 | Hitachi Ltd | |
JPS63251201A (ja) * | 1987-04-08 | 1988-10-18 | 株式会社ノダ | 害虫忌避処理建築用板およびその製造方法 |
JPS6359906B2 (ja) * | 1981-01-09 | 1988-11-22 | ||
JPS642813B2 (ja) * | 1985-01-31 | 1989-01-18 | Kagaku Gijutsucho Koku Uchu Gijutsu Kenkyushocho | |
JPH03202528A (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-04 | Afm Corp | 昆虫、カビおよび菌類防除建築材料 |
-
1991
- 1991-12-10 JP JP32591891A patent/JPH05171707A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6359906B2 (ja) * | 1981-01-09 | 1988-11-22 | ||
JPS57130654A (en) * | 1981-01-31 | 1982-08-13 | Matsushita Electric Works Ltd | Heat insulation building material |
JPS622703B2 (ja) * | 1981-04-27 | 1987-01-21 | Hitachi Ltd | |
JPS642813B2 (ja) * | 1985-01-31 | 1989-01-18 | Kagaku Gijutsucho Koku Uchu Gijutsu Kenkyushocho | |
JPS63251201A (ja) * | 1987-04-08 | 1988-10-18 | 株式会社ノダ | 害虫忌避処理建築用板およびその製造方法 |
JPH03202528A (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-04 | Afm Corp | 昆虫、カビおよび菌類防除建築材料 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010123 |