JPH0517062Y2 - - Google Patents

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JPH0517062Y2
JPH0517062Y2 JP1988093248U JP9324888U JPH0517062Y2 JP H0517062 Y2 JPH0517062 Y2 JP H0517062Y2 JP 1988093248 U JP1988093248 U JP 1988093248U JP 9324888 U JP9324888 U JP 9324888U JP H0517062 Y2 JPH0517062 Y2 JP H0517062Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は回動アーム等の移動部材の移動端を
設定するためのストツパ位置設定装置に関するも
のである。
(従来の技術) リハビリ支援装置において、揺動アームの揺動
範囲を設定することは、安全上重要なことであ
り、そのため本出願人は先の出願(実開昭63−
11960号)にて次のような停止機構を提案した。
この停止機構について、本願の実施例である第2
図〜第4図に基づいて説明する。まず、第4図に
おいて、1は人の腕や足の運動機能の回復訓練等
に使用するためのリハビリ装置、2はその本体ケ
ーシングであつて、この本体ケーシング2内の底
部中央には電動機3が鉛直方向に配置されてい
る。この電動機3の上方には、先端部がケーシン
グ外部に突出する鉛直方向の第1回転軸4が支承
されており、この回転軸4の基端部と上記電動機
3の駆動軸5とが減速機6を介して接続さてい
る。また上記本体ケーシング2の一側部には、先
端部がケーシング外部に突出する水平方向の第2
回転軸7が支承されており、この第2回転軸7の
基端部及び上記第1回転軸4の中間部には互いに
噛合するかさ歯車11,12がそれぞれ取着され
ている。そして上記第1回転軸4及び第2回転軸
7の先端部に、それぞれ腕や足を運動させるため
の揺動アーム13,14が必要に応じて取着され
る訳であるが、本体ケーシング2の第1回転軸4
突出部及び第2回転軸7突出部にはそれぞれ上記
揺動アーム13,14の揺動を適当な角度範囲に
規制すべく停止機構15,16が配設されてい
る。両停止機構15,16は同一構造のものであ
つて、第2図及び第3図に示すように、第1回転
軸4あるいは第2回転軸7の先端部にスリーブ1
7が嵌め込まれて本体ケーシング2側に固着され
ると共に、上記スリーブ17の外周部に第1及び
第2のウオームホイール21,22が同軸状にか
つ回転自在に配置されている。また上記第1ウオ
ームホイール21を駆動するための第1ウオーム
23と、上記第2ウオームホイール22を駆動す
るための第2ウオーム24とがそれぞれ対応する
ウオームホイール21,22に噛合されると共
に、上記第1及び第2のウオームホイール21,
22には揺動アーム13,14の回動を停止する
ための突出部25,26がそれぞれ突設されてい
る。なお第1及び第2ウオームホイール21,2
2は手動式にて駆動されるものである。
この停止機構においては、第1ウオーム23及
び第2ウオーム24をそれぞれ駆動して両ウオー
ムホイール21,22を回転させ、第2図中に仮
想線にて示すように、第1ウオームホイール21
の突起部25を揺動アーム13,14の上限角度
位置、第2ウオームホイール22の突起部26を
同下限角度位置に、それぞれ位置させる。この場
合、ウオームホイール21,22とウオームホイ
ール23,24との噛合により両突起部25,2
6を自動的に固定(セルフロツク)できることと
なる。したがつて揺動アーム13,14が回動し
て第2図中に仮想線にて示すように、突起部25
又は26を当接すると、その動力は突起部25,
26から第1及び第2のウオームホイール21,
22本体を介して第1及び第2のウオーム23,
24に伝わり、両ウオーム23,24によつて揺
動アーム13,14は確実に停止されることにな
る。これにより予期せぬ事故の発生が防止される
こととなる。
(考案が解決しようとする課題) ところで上記した装置においては、筋力計測や
訓練を行う度毎に手動にて突起部25,26の位
置を設定する必要があるため、その操作が煩雑で
あるという欠点があるし、さらには、突起部2
5,26の設定位置と、実際に揺動アーム13が
揺動する位置との関係が直感的に把握し難いこと
から、停止位置の正確な設定が行いにくいという
欠点もある。
この考案は上記した従来の欠点を解決するため
になされたものであつて、その目的は、ストツパ
の位置設定を容易かつ正確に行うことが可能なス
トツパ位置設定装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) そこでこの考案のストツパ位置設定装置では、
移動部材と、この移動部材を駆動する駆動源と、
移動部材の移動端を定めるストツパと、ストツパ
を駆動するストツパ駆動源とを有し、さらに上記
移動部材の手動操作時にストツパをストツパ駆動
源にて駆動する位置設定モードと、上記移動部材
の駆動源により上記位置設定モードで両ストツパ
角が設定された範囲内で訓練動作などを行う定常
運転モードとに運転モードを切換えるモード切換
手段と、上記移動部材とストツパとの近接・接触
状態を検出する近接・接触状態検出手段と、上記
位置設定モードにおいてストツパが移動部材に接
触しないように上記ストツパ駆動源を作動させる
ストツパ制御手段とを備えている。
(作用) 上記装置においてはストツパの位置設定を行う
際には、モード切換手段と位置設定モードに切換
えると共に、移動部材を手動にて必要な位置まで
移動させる。このとき、ストツパが移動部材に接
触しそうな状態になると、この状態が近接・接触
状態検出手段によつて検出され、ストツパ制御手
段によつてストツパは、移動部材から離れる方向
にストツパ駆動源でもつて駆動され、移動部材と
共に移動する。そして移動部材が停止位置に位置
すると、ストツパもそれに応じた位置に位置する
ことになり、これによりストツパの位置設定が完
了する。この後、モード切換手段を定常運転モー
ドに切換え、定常運転を行うことになる。
(実施例) 次にこの考案のストツパ位置設定装置の具体的
な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明
する。
まず第1図において、31は移動部材を示して
いるが、この移動部材31は前記従来例に関連し
て説明した揺動アーム13,14あるいはこれと
連動する他の部材等より成るものであつて、これ
は前記電動機3のような駆動源32及び手動によ
つて駆動されるものである。一方、33,43は
第1及び第2ストツパであつて、前記突起部2
5,26に相当するもので、この場合も従来例と
同様に、各ウオーム23,24を駆動する電動機
にようなストツパ駆動源34,44を有してい
る。上記移動部材31には各ストツパ33,43
との近接・接触状態を検出するための、マイクロ
スイツチ、光電スイツチ等の近接・接触状態検出
手段35,45が装着されており、両者31,3
3,43の近接・接触状態と非近接・接触状態と
を検出し得るようなされている。また36は、マ
イコン等によつて構成される運転制御手段である
が、この運転制御手段36は、モード切換手段3
7と、ストツパ制御手段38とを備えている。モ
ード切換手段37は、運転モードを定常運転モー
ドとストツパの位置設定モードとに切換える機能
を有するものであつて、定常運転モードにおいて
は、駆動源32によつて移動部材31を、例えば
揺動させると共に、外部スイツチ操作などを行わ
ないかぎり、各ストツパ駆動源34,44を停止
状態に保持し、ウオーム23,24の回転防止作
用によつてストツパ33,43を該位置に止定す
るような制御を行う。一方、ストツパの位置設定
モードにおいては、駆動源32による移動部材3
1の駆動及び手動操作にて移動可能となし、さら
にストツパ駆動源34,44をストツ制御手段3
8によつて作動させる制御を行うものである。
次にこの際の制御手順について、第5図に基づ
いて説明する。
まずモード切換手段37がストツパの位置設
定モードに切換える。
するとストツパ制御手段38は、各ストツパ
33,43が上記移動部材31に接触するよう
な状態になるまで上記各ストツパ駆動源34,
44を作動させる。この場合の接触状態の検出
は、前記の通り各接触状態手段35,45によ
つて行う。
そしてこの渋滞から、移動部材31を第1設
定位置に向けて手動操作により回動させる。こ
のときストツパ制御手段38は、各ストツパ駆
動源34,44を次のように作動させる。ま
ず、移動部材31が近接する側の第1ストツパ
33においては、第1ストツパ33が移動部材
31に接触しないように、つまり移動部材31
と同方向に移動するように第1ストツパ駆動源
34を作動させる。またこれと同時に移動部材
31が離反する側の第2のストツパ43におい
ては、第2ストツパ43が移動部材31との接
触状態を保持するように、つまり移動部材31
に第2ストツパ43が追従、移動するように第
2ストツパ駆動源44を作動させるのである。
(第5図b,c)。
そして移動部材31が第1設定位置に位置す
ると、第1及び第2ストツパ駆動源34,44
の作動が停止され、第1ストツパ33は、この
位置に保持されることになる(第5図c)。な
おこの状態においては、第1ストツパ33はウ
オーム23によつてロツクされることになる。
次に移動部材31を、上記とは逆の第2設定
位置に向けて、反転させる。この操作も前記同
様、手動操作にて行う。このとき、ストツパ制
御手段38では、第1ストツパ駆動源34を停
止状態に保持する一方、第2ストツパ駆動源4
4においては、第2ストツパ43が移動部材3
1から離反する方向に移動するよう作動制御を
行い、移動部材31が第2設定位置に達したと
きにその作動を停止し、これにより両ストツパ
33,43の位置設定を完了する(第5図d)。
以上のように上記ストツパ位置設定装置では、
自動的に、かつ移動部材の実際の位置に則した状
態で、各ストツパ33,43の位置設定を行うこ
とが可能となる。
なお第5図に示した実施例においては、移動部
材31が、第4図に示す揺動アーム13,14で
あるような場合の説明をしているが、揺動アーム
13,14とは別の部材を各回転軸4,7に取着
すると共に、この別部材を揺動アーム13,14
と一体回転可能な状態と、揺動アーム13,14
とは独立に手動回転可能な状態に手動で切換え可
能となし、この別部材を移動部材として構成する
ことも可能である。また上記では移動部材31が
揺動回転する例を示したが、移動部材31が直線
的に往復動するような場合にも同様に実施可能で
あるし、さらにはストツパ33,43をいずれか
一方にのみ設けて実施してもよい。
(考案の効果) この考案のストツパ位置設定装置においては、
移動部材を手動にて移動させるだけの簡単な操作
でストツパの位置設定を自動的に、かつ移動部材
の実際の位置に則して設定することが可能であ
り、そのためストツパの位置設定作業を容易かつ
正確に行い得ることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のストツパ位置設定装置の一
実施例の機能系統図、第2図はストツパ部分を拡
大して示す平面図、第3図はその正面図、第4図
はその使用例の縦断面図、第5図a〜第5図dは
ストツパの位置設定手順を示す説明図である。 31……移動部材(揺動アーム)、32……駆
動源(電動機)、33,43……ストツパ(突起
部)、34,44……ストツパ駆動源、35,4
5……接触状態検出手段(マイクロスイツチ)、
37……モード切換手段、38……ストツパ制御
手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 移動部材と、この移動部材を駆動する駆動源
    と、移動部材の移動端を定めるストツパと、スト
    ツパを駆動するストツパ駆動源とを有し、さらに
    上記移動部材の手動操作時にストツパをストツパ
    駆動源にて駆動する位置設定モードと、上記移動
    部材の駆動源による駆動時には上記ストツパは止
    定状態になつている定常運転モードとに運転モー
    ドを切換えるモード切換手段と、上記移動部材と
    ストツパとの近接・接触状態を検出する近接・接
    触状態検出手段と、上記位置設定モードにおいて
    ストツパが移動部材に接触しないように上記スト
    ツパ駆動源を作動させるストツパ制御手段とを備
    えて成るストツパ位置設定装置。
JP1988093248U 1988-07-14 1988-07-14 Expired - Lifetime JPH0517062Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6311960B2 (ja) * 1980-06-13 1988-03-16 Suido Kiko Kk

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0529404Y2 (ja) * 1986-07-08 1993-07-28

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JPS6311960B2 (ja) * 1980-06-13 1988-03-16 Suido Kiko Kk

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