JPH0529404Y2 - - Google Patents

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JPH0529404Y2
JPH0529404Y2 JP1986105124U JP10512486U JPH0529404Y2 JP H0529404 Y2 JPH0529404 Y2 JP H0529404Y2 JP 1986105124 U JP1986105124 U JP 1986105124U JP 10512486 U JP10512486 U JP 10512486U JP H0529404 Y2 JPH0529404 Y2 JP H0529404Y2
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JP
Japan
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worm
swinging
rotating shaft
stopping
arm
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JP1986105124U
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JPS6311960U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は揺動部材の停止機構に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、例えば人の腕(上肢)や足(下肢)の運
動機能の回復訓練等に使用するリハビリ装置にお
いては、駆動装置に接続された回転軸に、腕や足
を運動させるための揺動アームを取着して適当な
角度範囲で上記揺動アームを揺動するようにされ
ているが、仮に上記駆動装置の運転制御を誤るよ
うなことがあれば事故の発生する虞れがある。そ
こでこのような場合でも設定角度を越えて上記揺
動アームが揺動することのないように、該揺動ア
ームの上限角度位置と下限角度位置とにストツパ
を配置、固定するようにされている。この揺動ア
ームの停止機構の一例としては、上記回転軸の外
周部にリング状の固定用部材を配置し、この固定
用部材に上記揺動アームの回動を停止するための
2つのストツパをそれぞれスライド自在に嵌着し
て、両ストツパを当該設定角度の上限角度位置と
下限角度位置においてボルト等にて締付け固定す
る形式のものを挙げることができる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記従来の揺動アームの停止機構
においては、揺動アームの回動可能範囲を変更し
ようとすれば、両ストツパを固定用部材に沿つて
移動させる作業と、その位置においてストツパを
固定する作業の2つの作業を行う必要があること
から、上記アームの回動可能範囲の変更作業に多
くの手数を要するという欠点がある。
この考案は上記従来の欠点を解決するためにな
されたものであつて、その目的は、ストツパの位
置変更を行うに際し、ストツパの移動操作を簡素
化すると共に、移動後の位置固定作業を省略し、
これにより揺動部材の回動可能範囲の変更作業を
容易化することの可能な揺動部材の停止機構を提
供することにある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案の揺動部材の停止機構において
は、揺動部材を揺動させるための回転軸の外周部
に、第1及び第2のウオームホイールをそれぞれ
同軸状に回転自在に配置し、上記第1ウオームホ
イールを駆動するための第1ウオームと、上記第
2ウオームホイールを駆動するための第2ウオー
ムとをそれぞれ対応するウオームホイールに噛合
させ、上記第1及び第2のウオームホイールに
は、上記揺動部材の回動を停止するためのストツ
パをそれぞれ突設してある。
(作用) 上記揺動部材の停止機構においては、揺動部材
の回動可能範囲を変更するに際しては、第1及び
第2のウオームを手動又は駆動装置によつて回転
駆動すればよい。そうすると両ストツパを任意の
位置まで移動させることができると共に、ウオー
ムホイールとウオームとの噛合によりその位置に
おいて両ストツパを自動的に固定(セルフロツ
ク)することができる。
(実施例) 次にこの考案の揺動部材の停止機構の具体的な
実施例につき、図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
第1図〜第3図において、1は人の腕や足の運
動機能の回復訓練等に使用するためのリハビリ装
置、2はその本体ケーシングであつて、この本体
ケーシング2内の底部中央には電動機3が鉛直方
向に配置されている。この電動機3の上方には、
先端部がケーシング外部に突出する鉛直方向の第
1回転軸4が支承されており、この回転軸4の基
端部と上記電動機3の駆動軸5とが減速機6を介
して接続されている。また上記本体ケーシング2
の一側部には、先端部がケーシング外部に突出す
る水平方向の第2回転軸7が支承されており、こ
の第2回転軸7の基端部及び上記第1回転軸4の
中間部には互いに噛合するかさ歯車11,12が
それぞれ取着されている。そして上記第1回転軸
4及び第2回転軸7の先端部に、それぞれ腕や足
を運動させるための揺動アーム13,14が必要
に応じて取着される訳であるが、本体ケーシング
2の第1回転軸4突出部及び第2回転軸7突出部
にはそれぞれ上記揺動アーム13,14の揺動を
適当な角度範囲に規制すべく停止機構15,16
が配設されている。両停止機構15,16は同一
構造のものであつて、第1回転軸4あるいは第2
回転軸7の先端部にスリーブ17が嵌め込まれて
本体ケーシング2側に固着されると共に、上記ス
リーブ17の外周部に第1及び第2のウオームホ
イール21,22が同軸状にかつ回転自在に配置
されている。また上記第1ウオームホイール21
を駆動するための第1ウオーム23と、上記第2
ウオームホイール22を駆動するための第2ウオ
ーム24とがそれぞれ対応するウオームホイール
21,22に噛合されると共に、上記第1及び第
2のウオームホイール21,22には揺動アーム
13,14の回動を停止するための突起部(スト
ツパ)25,26がそれぞれ突設されている。な
お図面上、第1及び第2ウオーム23,24を駆
動するための駆動装置は省略しているが、両ウオ
ーム23,24は手動式にて駆動してもよい。
次に上記停止機構15,16を備えたリハビリ
装置1の使用方法の一例について説明する。上記
リハビリ装置1は鉛直方向の第1回転軸4と水平
方向の第2回転軸7とを有しているので、第4図
及び第5図に示すように、ベツド27上に横にな
つた患者は背臥姿勢を変えることなく該リハビリ
装置1により腕(上肢)31の運動機能回復訓練
を行なうことが可能である。すなわち第4図a,
bに示すように、腕31を例えば水平面内180°の
範囲で往復運動させる場合には、第1回転軸4の
先端部に揺動アーム13を取着すると共に、該揺
動アーム13と同一寸法のリンク32を本体ケー
シング2の一側部寄りの位置に揺動自在に取着
し、上記揺動アーム13及びリンク32の先端部
間に連接杆33をピンを介して接続して、この連
接杆33の先端部に患者の腕31を保持する保持
具34をピンを介して回転自在に取着すればよ
い。つまりリンク機構を介して患者の腕31を往
復運動させる訳である。また第5図a,bに示す
ように、腕31を例えば垂直面内180°の範囲で往
復運動させる場合には、第2回転軸7の先端部に
揺動アーム14を取着すると共に、揺動アーム1
4の先端部に患者の腕31を保持する保持具35
を取着すればよい。ところで揺動アーム13,1
4の所定角度範囲の揺動は電動機3を正逆運転制
御することによつて行なうが、仮に電動機3の制
御を誤るようなことがあつても設定角度を越えて
揺動アーム13,14が揺動することのないよう
に、次のように停止機構15,16を操作する。
すなわち上記第1図及び第2図は、揺動アーム1
3,14を両突起部25,26にて挟持した状
態、つまり揺動アーム13,14を停止位置に保
持したところを示しているが、この状態から第1
ウオーム23及び第2ウオーム24をそれぞれ駆
動して両ウオームホイール21,22を回転さ
せ、第1図中に仮想線にて示すように、第1ウオ
ームホイール21の突起部25を揺動アーム1
3,14の上限角度位置に、第2ウオームホイー
ル22の突起部26を同下限角度位置に、それぞ
れ位置させる。この場合、第1及び第2のウオー
ム23,24を駆動するだけで両突起部25,2
6を任意の位置まで移動させることができると共
に、ウオームホイール21,22とウオーム2
3,24との噛合により両突起部25,26を自
動的に固定(セルフロツク)できることとなる。
したがつて揺動アーム13,14が回動して第1
図中に仮想線にて示すように、突起部25又は2
6に当接すると、その動力は突起部25,26か
ら第1及び第2のウオームホイール21,22本
体を介して第1及び第2のウオーム23,24に
伝わり、両ウオーム23,24によつて揺動アー
ム13,14は確実に停止されることになる。こ
れにより予期せぬ事故の発生が防止されることと
なる。また上記と同様にして足(下肢)の運動機
能の回復訓練等も行なうことができる。
なお上記実施例においては、突起部25,26
により揺動アーム13,14を半強制的に停止さ
せる場合を例に挙げて説明したが、突起部25,
26の揺動アーム当接面にリミツトスイツチを組
込み、例えば揺動アーム13,14の強制的停止
と同時に電動機3の反転制御を行なうようにして
もよい。また揺動部材の一例として揺動アーム1
3,14を例に挙げたが、その形状はアーム状の
ものに限られず、用途に応じて種々の形状のもの
が使用できることは明らかである。また上記停止
機構15,16は医療機器の分野だけでなく、他
の分野においても使用することが可能である。
(考案の効果) この考案の揺動部材の停止機構においては、揺
動部材の回動を停止するためのストツパを第1及
び第2のウオームホイールに突設し、両ウオーム
ホイールは第1及び第2のウオームにて回転させ
る構成としてあるので、第1及び第2ウオームを
駆動するだけで両ストツパを任意の位置まで移動
させることができると共に、ウオームホイールと
ウオームとの噛合によりその位置において両スト
ツパを自動的に固定することができる。このよう
にストツパの移動を簡単に行うことができると共
に、移動後にストツパを固定する作業を行わなく
てもよいので、揺動部材の回動可能範囲を変更す
る作業を容易化することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の揺動部材の停止機構の一実施
例を示し、第1図は停止機構の平面図(側面図)、
第2図は同縦断面図、第3図はリハビリ装置の縦
断面図、第4図a,b及び第5図a,bはそれぞ
れ上記リハビリ装置の使用方法を説明するための
説明図である。 4……第1回転軸、7……第2回転軸、13,
14……揺動アーム、15,16……停止機構、
21……第1ウオームホイール、22……第2ウ
オームホイール、23……第1ウオーム、24…
…第2ウオーム、25,26……突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸に取着されて揺動する揺動部材を停止さ
    せるための停止機構であつて、上記回転軸の外周
    部に第1及び第2のウオームホイールをそれぞれ
    同軸状に回転自在に配置し、上記第1ウオームホ
    イールを駆動するための第1ウオームと、上記第
    2ウオームホイールを駆動するための第2ウオー
    ムとをそれぞれ対応するウオームホイールに噛合
    させ、上記第1及び第2のウオームホイールに
    は、上記揺動部材の回動を停止するためのストツ
    パをそれぞれ突設してあることを特徴とする揺動
    部材の停止機構。
JP1986105124U 1986-07-08 1986-07-08 Expired - Lifetime JPH0529404Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986105124U JPH0529404Y2 (ja) 1986-07-08 1986-07-08

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JP1986105124U JPH0529404Y2 (ja) 1986-07-08 1986-07-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6311960U JPS6311960U (ja) 1988-01-26
JPH0529404Y2 true JPH0529404Y2 (ja) 1993-07-28

Family

ID=30979257

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JP1986105124U Expired - Lifetime JPH0529404Y2 (ja) 1986-07-08 1986-07-08

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0517062Y2 (ja) * 1988-07-14 1993-05-07
JPH0626286Y2 (ja) * 1991-05-29 1994-07-20 栄研器材株式会社 体外循環回路用t字管

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5744248B2 (ja) * 1974-05-10 1982-09-20

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023571Y2 (ja) * 1980-08-28 1985-07-13 オムロン株式会社 歯車装置

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JPS6311960U (ja) 1988-01-26

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