JPH05170236A - 一体結合構造と、分離防止機能を備えた結束帯 - Google Patents

一体結合構造と、分離防止機能を備えた結束帯

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JPH05170236A
JPH05170236A JP4127992A JP12799292A JPH05170236A JP H05170236 A JPH05170236 A JP H05170236A JP 4127992 A JP4127992 A JP 4127992A JP 12799292 A JP12799292 A JP 12799292A JP H05170236 A JPH05170236 A JP H05170236A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属の帯状ストリップからなり、物体の回り
でループを形成して物体を緊縛し、その端部同志を重合
して接合する結束帯に分離防止機能をもたせる。 【構成】 結束帯20の長手方向に離れた2つの結合領
域41,42に互いに係合する結合要素44,46を備
え、結合要素の一方は凸の係合部材80、他方は係合部
材80を受け入れる凹の空所を有し、結束帯20のルー
プの長さを増加させる力が物体から加えられたときに係
合部材と空所は係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物体のまわりに緊密な
ループを形成し、且つ重合結束帯部分間に継目なし結合
を形成する結束帯に関する。本発明は、特に、重合端に
おいて前に結合された包囲結束帯と係合するように外方
に膨張する圧縮された荷物又は物品(例えば、綿梱等)
の使用に適している。
【0002】
【従来の技術】圧縮可能な材料の圧縮可能荷物又は量
は、それが包囲結束具又は紐のような緊縛手段によって
先ず小容量に圧縮され、そして、圧縮状態に保持される
ときに、十分に取扱い、搬送、船積等に便利である。広
く用いられている方法は適当なプレス内で圧縮された物
体のまわりに包囲される金属結束帯を用いている。各結
束帯の重合端は一体に接続され、又、プレスが物体を解
除して物体を包囲結束帯ループときつく係合するように
幾分膨張させた後に、ある程度の圧縮状態に結束帯が物
体を維持する。
【0003】従来は、重合結束帯端は、結束帯が物体又
は圧縮材料のまわりのループ内に配置される前又は後の
いずれかで、結束帯端に形成された相互連結構造によっ
て一体に結合される。ある用途において好適である1つ
の技術においては、個々の結束帯には、結束帯端にすで
に形成された端部結合構造又は結合形状を最初に設けら
れている。使用者は結束帯によって圧縮物体を包囲し、
結束帯端を整合し、それを面接触状態で一体に押し付
け、次いで、十分に完全に結合されてはいないが、最初
の結合をつくるように結束帯端間で少量の長手方向の相
対ずれをつくるだけでよい。次いで、高圧縮状態に物体
を保持するプレスが解除されたとき、膨張物体が結束帯
を介して長手方向に作用する張力、又はフープ応用荷重
を発生し、そして、これがそれ以上の相対ずれを重合結
束帯端間に生じさせて、結合構造に更に十分に係合し、
且つ結合形成を完成する。このような結合構造は、例え
ば、米国特許第4825512号、同第4980953
号に開示されている。
【0004】圧縮された材料の物体又は量を結束するた
めの上述技術は、高圧縮可能材料が収納され、梱包又は
それ以上の処理のために梱に形成される産業に用いるの
に特に十分に適している。この結束技術は綿梱に広く用
いられている。
【0005】綿産業においては、綿は最初の寸法を有
し、且つ第1組の金属結束帯によって結束される梱をつ
くるプレスによって1つの位置でしばしば梱包される。
綿が処理され得るか、又は適当な短い結束帯によって結
束される高密度小梱を作るように梱が更に圧縮され得る
ように結束帯が取り除かれる別の位置に梱が運ばれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】梱が適切なプレスによ
って最初に形成されたとき、梱は結束帯によって包囲さ
れ、又、最初の結合は結束帯ループが圧縮梱のまわりで
比較的にゆるくなっている間に、各結束帯の端部間につ
くられる。結束帯の結合は、各結束帯の2つの重合端に
結束帯結合構造を手動で相互連結することによって最初
につくられる。しかし、最初の結合の分離抵抗は比較的
に低い。これは、勿論、結合部を緊密係合状態に保持す
るように最初に成形された結合部に張力が維持されない
からである。更に、代表的な金属結束帯結合は、大量の
摩擦係合及び、又は結合構造の変形係合を行う十分な力
によって手動で操作又は引っ張り得ない。
【0007】その結果、プレスが解除される前に、ゆる
い結束帯ループが突発的に突き当てられる可能性があ
る。これは、重合結束帯端の結合構造の完全な係合をつ
くり維持するように、膨張梱が結合に高張力荷重を与え
る(代表的には450kgと1400kg)(1000
ポンドと3000ポンド)前に、重合結束帯端の分離を
生じる。
【0008】手動で形成された最初の結合の分離は、6
以上の結束帯ループが単独の梱のまわりに最初にゆるく
置かれる代表的な綿梱包作業において重大な問題にな
る。実際には、1又はそれ以上の結束帯ループにおい
て、最初の結束帯結合は、自重の下で又は振動もしくは
その他の不慮の外力によって、梱プレスの解除前に分離
されることがある。
【0009】種々の結束帯結合形状は、圧縮された梱を
包囲する張力のない結束帯の端部の不慮の分離の問題を
克服するように提案されてきた。例えば、米国特許第3
935616号、同第4048697号、同第4062
086号、同第4031594号、同第4226007
号、同第4228565号、同第4825515号を参
照されたい。
【0010】これらの設計は、意図された特別の用途に
対して一般に満足するように機能するが、重合結束帯端
の結合が今日の高圧縮梱に用いる際に比較的に高結合強
度又は張力荷重能力を有する改良された結束帯を提供す
る必要がある。
【0011】更に、過剰の又は特に微妙な操作を要求せ
ずに、非常に急速且つ容易に最初の結束帯端結合を手動
で作られるようにする結合構造を有する改良結束帯を提
供することが望まれている。更に、このような改良され
た結束帯が手動で形成された最初の結合の分離を防止す
るように信頼性をもって機能するならば、便利である。
高度に圧縮された梱によって発生された高張力を受ける
ときに、分離防止機能を有する改良された結束帯が重合
結束帯端の実質的に長手方向の相対移動を吸収するなら
ば有利である。特に、結束帯の梱によって作られる高張
力によって作られる結合構造の十分な張力荷重及び長手
方向移動と干渉しない分離防止機能を提供することが有
益である。更に、結束帯の各端において結合構造が比較
的に容易且つ安価につくられる改良された結束帯を提供
することが望まれている。又、結束帯端結合構造の設計
は、比較的に低い生産不合格率で結束帯の高速多量生産
を好ましく達成できる。この目的のために、改良された
結束帯端結合が非常に低い寸法公差の保守を要求せず
に、十分に機能しなければならない。本発明は、上述し
た利益及び特徴を有する結合設計に適合できる改良され
た結束帯を提供することを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、改良さ
れた結束帯は物体を結束するために設けられている。結
束帯は圧縮梱のまわりにループ状にかけられ、又、重合
端が容易に分離されない最初の結合を形成するように容
易に操作されうる。結束帯は、第1及び第2対向面並び
に長手方向に離隔された2つの結合領域を有するストリ
ップ材料を有している。これらは、結束帯が物体のまわ
りにループ状にかけられたときに、重ねられる。各結束
領域は、ループ寸法を増加する方向と逆向きに長手方向
にずらされたときに、結合領域を一体に接続するように
他方の結合領域の対応する結合要素手段に係合するため
の少なくとも1つの結合要素手段を画定する。係合部材
は、結合領域のうちの一方の第1対向面から突出する。
空所が結合領域の他方において結束帯内に画定され、且
つ係合部材を受ける第2対向面に開口する。空所は、係
合部材によって係合されるべき当接面によって一端に画
定される。該空所は前記係合部材に関して前記結束帯に
配設されるので、結束帯結合領域がループ寸法を増加し
且つ結合要素手段間に係合を作る方向に長手方向に相対
的にずらされた後に、前記係合部材の係合面が前記当接
面に係合して、前記結合要素手段の分離を行うループ寸
法を減少する逆の方向に前記結合領域の長手方向の相対
ずれを防止する。
【0013】
【実施例】本発明の結束帯は、慣用のプレス又はその他
の機械によって圧縮された1梱を結束するように用いら
れてもよく、又、その結束結合形状は適当なダイス、工
具、又はその他の機器によって形成されてもよい。これ
らの機器及び工具は、こゝでは十分に記載し図示しては
いないが、当業者にとっては明らかであり、これらの機
器及び工具の必要な機能の理解は当業者にとっては容易
である。このような機器及び工具の詳細な記載は本発明
を理解する上で必要ではなく、又、その機器は本発明の
一部を形成するものではないので、こゝではその記載は
ない。
【0014】本発明を実施する結束帯20は、図1,2
に示されており、圧縮された綿梱22のような物体のま
わりにループ状に配置されている。最適実施例では結束
帯20は、鋼のような剛いシート材料から作られる。
【0015】代表的には、綿又はその他の圧縮可能材料
は梱に形成されたときに、その材料は梱22に形成する
ようにプレス24内で圧縮される。1つ又はそれ以上の
結束帯20は、梱22がプレス24内にまだ保持されて
いる間に、梱22のまわりに配置される。この目的のた
めに、図1に示すように、プレス24は梱22の両側に
接する1対のプレス部材26を用いている。プレス部材
26は、梱22のまわりに結束帯20を通過させるた
め、結束帯20を通す溝28を有する。
【0016】結束帯20の端部には結合形成要素を設け
られ、又、結束帯20の端部は、図1,2において円A
で囲んで示すように重合結合される。結合作用は後述す
る。
【0017】代表的には、重合結束帯の端部は結束帯ル
ープの外湾曲領域内で結合される。プレス24が作動さ
れて梱22を結束帯20と係合するように幾分膨張させ
て梱22からプレス部材26を解除する。
【0018】膨張した梱22は、結束帯ループを介して
長手方向に作用する張力又はフープ応力荷重を発生す
る。この力は更に十分に結合要素に係合し且つ結合を完
全にするように重合結束帯端部間に相対的なずれをつく
る。
【0019】代表的には、綿梱は結束帯20に450k
gと1400kg(1000ポンドと3000ポンド)
との間の張力荷重を発生する。梱22が結束帯20内に
膨張するとき、各結束帯20が図2に示すように幾分梱
22内に沈み込む傾向がある。これは、鋭い直角隅とい
うよりは湾曲した隅を有するループを形成する。
【0020】本発明の結束帯の最適実施例の基本的結合
要素構造は、図3〜5に示されている。結束帯20は、
第1及び第2対向面31,32を夫々有する。結束帯
は、第1結合領域41と第2結合領域42とを有する。
結合領域41,42は、結束帯に沿って長手方向に代表
的には離されている。最も多くの用途においては、結合
領域41,42は結束帯の2つの端部に配置される。
【0021】各結合領域41,42は少なくとも1つの
結合要素を画定し、又図示した最適実施例においては、
結合領域41は5つの長手方向に離された結合要素44
を画定する。結合領域42は5つの長手方向に離れた結
合要素46を画定する。各結合要素44は特別の結合要
素46に対応し、又、対応する結合要素が結合部又は接
合部に係合し形成するようになっている。
【0022】図示の最適実施例では、各結合要素44の
基本的形状は、各結合要素46の基本的形状と同一であ
る。しかし、後述するように、結合要素の重合係合を収
納するように、結合要素46の幅及び長さよりも夫々好
ましくは小さい。
【0023】各結合要素44は隆起又は打抜き中央ウェ
ブ52を有する。各ウェブ52は1対の離れた鏡像スリ
ット56によって各側に画定される。各スリット56
は、隆起ウェブ52の縁によって内縁に沿って画定さ
れ、又、結束帯の横ウェブ58の縁によって外縁に沿っ
て画定される。中央ウェブ52の各側の横ウェブ58は
結束帯の第2対向面32に関して外方に変形又はずらさ
れる。このずれは、中央ウェブ52のずれと逆の方向に
なっている。
【0024】中央ウェブ52の各横側縁は、結束帯縁に
ほゞ平行に延びる第1縁61、結束帯縁に外方から向か
う傾斜角度で第1縁61から延びる第2縁62、結束帯
縁に平行な第2縁62から延びる第3縁63を有してい
る。中間の第2縁62は肩又は横突起となっている。
【0025】中央ウェブ52のいずれかの側の縁61
は、互いに平行である。中央ウェブ52のいずれかの側
の縁63も又平行である。縁61間の距離は、2つの縁
63間の距離よりも小さい。縁62は、縁61から外方
に広がるようになされている。
【0026】更に、縁61間の中央ウェブ52の狭い部
分は首部分として考えられ、又、縁63間の中央ウェブ
52の広い部分は本体部分として考えられる。
【0027】スロット56によって画定される各結束帯
の横ウェブ58の縁は、外方にずれた中央ウェブ52の
縁61,62,63に対応し、且つ垂直方向に一致した
形状を有している。特に、各横中央ウェブ58は、第1
縁71、第2縁又は肩72、第3縁73を有している。
縁71,73は結束帯に平行で、第1縁71に関して結
束帯側縁に向かって外方に広がる第2縁又は肩72によ
って接続される。
【0028】結合要素44が結束帯結合領域41上に向
けられているので、隆起中央ウェブ52の広い本体部分
(即ち、更に広く離れた縁63間に画定された部分)
が、狭い首部分(即ち、狭く離れた側縁61間に画定さ
れた部分)よりも結束帯に接近している。
【0029】図示の最適実施例では、5つの結合要素4
4があり、要素44は結束帯の第1結合領域41に沿っ
て長手方向に等間隔になっている。更に、各結合要素4
4は結束帯幅の中央で横方向に配置される。
【0030】第2結合領域42の結合要素46は、結束
帯に沿って長手方向に同様に等しく離され、結束帯の中
央で横方向に配置される。各結合要素46は結合要素4
4の対応する1つに係合し、又、結合要素44の形状に
ほゞ類似した形状を有している。
【0031】特に、各結合要素46は、1対の離隔した
溝156によって各側に画定されたずれた中央ウェブ1
52を有している。中央ウェブ152の各側は、第1側
縁161、第2側縁又は肩162、第3側縁163を有
している。溝156の他の側は、第1側縁171、第2
側縁または肩172、第3側縁173を有する横ウェブ
158によって画定される。
【0032】第2結合領域42上で、各結合要素46の
向きは、第1結合領域41上の各結合要素44に関して
逆にされている。各結合要素46の首又は狭い部分は、
結合要素46の広い部分よりも結束帯末端に近い。
【0033】結合要素44,46は、適当なパンチ及び
ダイ装置によって結束帯内に容易に形成されうる。結合
要素は種々の長さ及び厚みの結束帯に共同されうる。
【0034】結束帯をループ状にし、且つ結合領域4
1,42を重ねたとき、第2結合領域の結合要素46の
向きは第1結合領域の結合要素44の向きに一致するの
で、対応する結合要素の合体がつくられる。結束帯20
がループ状になって結合領域41,42を重合したと
き、結合領域41の結束帯面31が結合領域42の第2
面32に対面する。
【0035】重合結合領域41,42がほゞ一致した結
合要素44,46と整合されたとき、結束帯端部は図1
0に示すように圧縮されるので、結合要素が幾分接合関
係になる。この目的のために、第2結合領域42の結合
要素46は、第1結合領域41の結合要素44よりも僅
かに大きい。
【0036】次に、長手方向のずれが結合領域41,4
2間で行われ、又、そのずれがループの寸法を増加させ
る逆方向になされる。即ち、図3に示すように、結合領
域41は頂部に向かって動かされ、そして、結合領域4
2が底に向かって動かされる。
【0037】代表的には、最初の係合をつくるように結
合領域41,42の最初の長手方向のずれは、結束帯が
プレス24(図1)内で圧縮された梱22のまわりにゆ
るくループをかけられながら手動でなされる。
【0038】長手方向のずれが結合領域41と42との
間でなされたとき、各第1結合領域の結合要素44の肩
62は第2結合領域42の対応する結合要素46のスリ
ット156の1つに受けられる。外方に突出する肩62
は長手方向にずれ(図10に示すように頂部に向かっ
て)、又、嵌合結合要素46の反対側に突出する肩17
2上を滑る。
【0039】肩62は結合要素46の縁161と171
との間で肩172に関して滑ることができる。縁16
1,171は末細りになっているので、実質的な長手方
向のずれがなされるならば、この形状はウェブ152と
158との間で肩62にきつく係合してそれを捕える働
きをする。更に、ずれの量に基づいて、ウェブ152,
158ばかりではなく、ウェブ52も係合及び引抜き抵
抗を増加するように幾分変形する。
【0040】代表的には、結合領域41,42が先ず手
動で整合され、そして、最初に接続されたとき、重合結
束帯端部に非常に大きい逆に作用する張力を手動で加え
ることが可能ではないので、小量のみの相対的ずれが起
こりうる。実際に、結合は、膨張する梱が大張力を加え
るようにすることによって、完了するようになってい
る。
【0041】その結果、初期の結合が手動でつくられた
とき、第1結合領域肩62と第2結合領域肩172との
間の係合量は非常に限定される。更に、結合領域41,
42を一体に保持する摩擦力は小さくなる。従って、結
束帯ループの移動は、衝撃、振動等によって生じ、これ
が結合領域41,42を、プレスが解除される以前に分
離し、そして、結束帯ループにかかる大張力が完全に高
強度結合をつくる。
【0042】結束帯20は手動で設定された結束帯結合
の分離を防止する新規な構造を有している。特に、第1
結合領域41は係合部材80を有する。係合部材80は
円筒形状を有し、又、結束帯の第1面31上に上昇され
る円筒形係合面を画定する。係合部材は、第1結合領域
41において結束帯の末端から傾斜する端面(図6,
7)を有する。係合部材80は、適当なパンチ及びダイ
によって結束帯20内に形成してもよい。
【0043】図示した最適実施例では、係合部材80は
結束帯幅の中央に配置される。好ましくは、係合部材8
0は5つの結合要素44の中央の肩62間に配置され
る。
【0044】結束帯の結合領域42には、係合部材80
を受けるための新規な構造が設けられる。特に、空所8
6は第2結合領域42において結束帯20内に画定さ
れ、且つ第2面32に開口する。空所86は正面90及
び当接裏面92によって両端に画定される。当接裏面9
2は正面90よりも第2結合領域42において結束帯端
部から更に離れている。図示した最適実施例では、当接
裏面92は結束帯の長さにほゞ垂直であり、又、正面9
0は第2結合領域において結束帯の末端に向かって傾斜
している。
【0045】空所86は、第2結合領域42上に5つの
結合要素46の中央でウェブ部分152に形成される。
好ましくは、空所86は適当なパンチ及びダイ装置によ
って結束帯を変形させて空所86を外方突出部分又は容
器94をつくることによって、作られる。
【0046】図示の最適実施例では、容器94は、当接
裏面92に対応し且つ結束帯の長さに垂直である後方端
を有している。容器94は、傾斜正面90に対応する傾
斜正面端を有する。容器94の2つの横側部は外方に傾
斜し、且つ、空所86内で傾斜側面に対応する。容器9
4の頂部は、係合部材80が空所86内に受けられると
き、係合部材80を保護するカバーを形成する。
【0047】重合結合領域41,42間に結合を形成す
る手順は、図13〜16に概略的に図示されている。こ
れらの図では、空所86の長さは、結束帯結合領域4
1,42の位置及び相対移動の図示を容易にするために
誇張してある。
【0048】結合領域41,42は代表的には最初に僅
かにずらされているので、結合要素の真実の一致がまだ
存在せず、又、接続がほゞ確立されたときよりも結束帯
ループが僅かに小さい。これは図13に示されている。
結合要素46の肩172が結合要素44の肩62上で距
離Y1 で配置される。この指向において、係合部材80
が空所86を超えて配置される。実際には、係合部材8
0の係合面は、結合要素46の当接面92から離れた距
離X1 にある。
【0049】次に、結束帯の結合領域41,42が面接
触して一体に保持されている間に、結合領域41,42
の長手方向の相対ずれが行われる。これは、図14に示
されている。図14は、矢印96によって示される下方
に移動する結合領域42を示し、又、矢印98で示され
る上方に移動する結合領域41を示している。
【0050】図14に示すように僅かに係合された位置
への逆方向に結合領域41,42を動かすように長手方
向の相対移動が起る。この僅かに係合された位置におい
て、結合要素44の肩62(及びウェブ52)は、結合
要素46の肩172(及びウェブ158)に重ねられる
ように定置される。その係合長さは寸法Y2 によって図
14に示されている。この位置において係合部材80は
空所86及び隣接した後当接壁92内に受けられる。結
合領域41,42の手動による相対ずれの間に、係合部
材80が空所86内に滑り込むときに、スナップ感覚が
与えられる。
【0051】結合領域41,42の相対的なずれは、図
13に示す位置から図14に示す位置まで手動で行われ
る。図14に示す正確な位置(係合部材80がちょうど
空所86に入った位置)に相対的ずれ又は移動が手動で
終了することが必要である。実際に、それ以上の手動ず
れが図15に示すように生じるので、係合部材80と後
当接面92との間に間隙X2 が生じる。肩62,172
は量Y3 だけ更に重ねられる。
【0052】いずれにしても、係合部材80が空所86
内に一旦受けられてしまうと、結合要素44,46の係
合肩のいくらかの重合がある。更に、係合部材80及び
後当接面の形状によって、接合を分離する逆の方向に結
合領域41,42の長手方向相対ずれをつくることは可
能でない。即ち、矢印96の方向に結合領域41を動か
し及び、又は矢印98の方向に結合領域42を動かすこ
とは可能ではない。
【0053】もし許されるならば、これらの逆方向への
結合領域41,42の移動は、ループ寸法を減少させ、
重合肩の分離を生じる。しかし、図14に示すように、
係合部材80がこのような逆のずれを防止するように当
接面92に接触するときに、量Y2 だけ係合肩の重合が
まだある。
【0054】空所86は、結束帯のループに十分な張力
を加えることを吸収し、且つ完全な結合をつくることを
吸収するように裁寸されている。これは図16に示され
ている。図16では、結合領域41と42との間のそれ
以上の相対的ずれが生じる。代表的には、プレス24が
梱22から解除され且つ梱が結束帯のループと係合する
ように膨張するとき、追加の相対的ずれが結束帯ループ
にかかる高張力荷重の付加から生じる。これは、ループ
寸法を増加する逆の方向に結合領域41,42をずら
す。これは、結合要素44,46の肩の追加の大きい重
合又は係合を生じる。この係合は、重合寸法Y4 として
図16に示されている。結合領域41,42がより密接
に接合したとき、増加した張力及び係合が図16に示す
ようにいくぶん結合要素を変形させる。
【0055】結合領域41,42が図16に示す位置に
あるとき、結束帯20は梱22によって結束帯にかかる
高張力を受け、又、その力が平衡されるので、結合領域
41,42間でそれ以上の相対ずれがない。最大相対ず
れのこの条件において、係合部材80と前面90との間
に間隙ができ、この間隙寸法X3 は図16に示されてい
る。係合部材80が前面90に係合しないので、結合領
域41,42の最大ずれと干渉しない。従って、最大結
合強度が達成される。
【0056】空所86の配置及び長さは(1)最初の結
合が手動で設定されたとき(図15)の結合部材の位
置、(2)結束帯のループにかかる高張力が結合部材を
その最終位置(図16)まで動かした後の結合部材の次
の位置を吸収するように代表的に確立される。
【0057】本発明の好適形態では、結合要素は約19
mmの幅と約0.76mmの厚みを有する鋼結束帯に形
成される。図1〜17の参照文字によって表された結束
帯の端の結合領域寸法は以下の通りである。 C 0.76mm. N 1.8mm. BB 0.5mm. D 6.2mm. O 7° CC 1.5mm. E 2.0mm P 2.0mm. DD 6.7mm. F 3.0mm. Q 0.75mm. EE 4.7mm. G 15° R 0.64mm. FF 9.5mm. H 2.45mm. S 15° GG 6.5mm. I 0.64mm. T 2.61mm. HH 5.0mm. J 2.61mm. U 7.0mm. II 6.0mm. K 3.25mm. V 5.0mm. JJ 16.0mm. L 4.14mm. W 9.5mm. KK 8.0mm. M 2.0mm. AA 6.5mm. LL 13.0mm. MM 19.0mm. NN 35°
【0058】図1〜17に示す実施例の変更形態におい
ては、円筒形結合部材80はいくぶん異なる形状を有し
ている。例えば、それは直方体プリズム形状(図示せ
ず)を有している。
【0059】図18は、結合領域241,242を有す
る結束帯220と共同するように本発明の別の実施例を
示す。結合領域は、図1〜17を参照して記述した結合
要素44と46とほゞ同じ形状の結合要素を有してい
る。更に、図18の別の実施例が分離防止形状を有して
いる。これは、図1〜17を参照して夫々記述した空所
86及び係合部材80に類似した空所286及び係合部
材280を有している。
【0060】しかし、図18に示す実施例では、係合部
材280は、所定の値よりも大きい値を有する剪断力を
受けるとき、変形又は破壊する(図18の287)材料
のもろい領域によって結束帯に結合される。
【0061】又、空所286は図1〜17を参照して述
べた空所86よりもいくぶん短い。このより短い空所2
86は、図1〜17を参照して述べた当接面92と同様
に機能する後当接面292を有している。
【0062】最大の相対ずれが結合領域241,244
の間で、梱が結束帯のループに対して膨張を許されたと
きに結束帯のループに高張力をかけている間に起こると
き、短い空所286が係合部材280によって係合され
るようになっている前当接面290を有している。高張
力で相対ずれの全範囲を吸収するために、係合部材28
0が相対移動と干渉しないように図18に示すように変
形又は破壊する。これは、梱によって結束帯にかかる格
別の張力の下で結合要素をできるだけ十分に係合される
ようにする。
【0063】図19には、結合要素344,346を夫
々有する結合領域341,342を備えた別の実施例の
結束帯320が示されている。結合領域341は、結束
帯の第1対向面331から外方の位置で一端で終了する
角度付きカム面381を画定する係合部材380を有す
る。係合部材380は、カム面381の一端から結束帯
の第1対向面331まで伸びる係合面383を更に画定
する。
【0064】結合領域342は、結束帯の第2対向面3
32に開口した空所386を画定する。空所386は、
結束帯第2対向面332から内方の位置で一端で終了す
るカム面385によって画定される。カム面385は係
合部材380のカム面381に係合するようになってい
る。空所386は、係合部材380の係合面383によ
って係合される結束帯の第2対向面332までカム面3
85の一端から延びる後当接面392によって更に画定
される。
【0065】本発明の分離防止構造の形態は、梱が結束
帯のループに高張力をかけるとき、結合領域341,3
42の増加された相対的ずれを吸収する。特に、相対移
動が、係合部材380の角度付きカム面381に滑動自
在に係合される空所の角度付きカム面385によって吸
収される。
【0066】図18,19の実施例は、重合結束帯の端
部間の結合が最初に手動で設定されてしまった後に、結
束帯の分離を防止するように機能する。更に、梱22が
結束帯ループを緩めるように更に圧縮されるならば図1
8に示す実施例は、結合が後に分離され開かれるように
する。勿論、格別な結合要素の形状は、張力が解除され
たときに結合要素の所望の次の分離を防止する変形を避
けるように付加高張力に耐えるように設計されなければ
ならない。
【0067】
【発明の効果】本発明の結束帯は、高圧縮梱に使用する
ための比較的高結合強度を提供するように設けられる。
【0068】更に、結束帯は、最初の結合を、過剰な又
は特に微妙な操作を要求せずに、非常に急速且つ容易に
手動で作られるようにする。
【0069】更に、本発明の結束帯によって形成される
結合は、高張力荷重が膨張梱によって結束帯にかけられ
る前に、手動で形成された最初の結合の分離を防止する
ように信頼性をもって機能する。
【0070】結束帯が梱によって発生される高張力を受
けるとき、結束帯の分離防止の特徴は重合結束帯端の実
質的な相対的な長手方向移動を吸収する。
【0071】結束帯の分離防止の特徴は種々の結合要素
設計によって採用され且つ比較的容易且つ安価に作られ
うる。
【0072】分離防止の特徴の実施例は、非常に低い寸
法公差の保守を必要とせずに高速又は高容積の製造及び
機能に適合することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プレスで圧縮され、且つ、結束帯の重合端が最
初に係合されるように囲まれ且つ手動で操作された1梱
の材料の概略図である。
【図2】結束帯に係合するように部分的に膨張すること
を許された1梱の、以前に圧縮された材料のまわりに結
束された本発明の結束帯の斜視図である。
【図3】一体に接続される前に分離された向きに結束帯
のループの端部の部分斜視図である。
【図4】結束帯が相互結合を形成するように重合される
前の結束帯端部の部分平面図である。
【図5】図4に示す結束帯端部の側面図である。
【図6】図5の6−6線に沿った拡大断面図である。
【図7】図6の7−7線に沿った部分断面図である。
【図8】図5の8−8線から見た拡大断面図である。
【図9】図8の9−9線から見た部分拡大断面図であ
る。
【図10】結合が完了し、且つ膨張梱によって発生され
る全張力を受ける完全係合方向に示された結束帯の重合
端部の部分斜視図である。
【図11】図10の11−11線方向に見た結束帯接合
部斜視図である。
【図12】図10に示す結束帯接合部の平面図である。
【図13】結束帯の端部を部分的に断面にした拡大部分
側面図であって、接合が形成されたときに重合結束帯端
部が長手方向にずれる経過を示す。
【図14】結束帯の端部を部分的に断面にした拡大部分
側面図であって、接合が形成されたときに重合結束帯端
部が長手方向にずれる経過を示す。
【図15】結束帯の端部を部分的に断面にした拡大部分
側面図であって、接合が形成されたときに重合結束帯端
部が長手方向にずれる経過を示す。
【図16】結束帯の端部を部分的に断面にした拡大部分
側面図であって、接合が形成されたときに重合結束帯端
部が長手方向にずれる経過を示す。
【図17】図16の17−17線から見た拡大断面図で
ある。
【図18】結束帯の別の実施例を示す図16に類似した
拡大、部分断面図である。
【図19】本発明の更に別の実施例を示す図18と同様
な拡大、部分断面図である。
【符号の説明】
20 結束帯 22 綿梱 24 プレス 26 プレス部材 28 溝 31 第1対向面 32 第2対向面 41 第1結合領域 42 第2結合領域 44 結合要素 46 結合要素 52 中央ウェブ 56 スリット 58 横ウェブ 80 係合部材 86 空所 94 容器

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次のものからなる物体を結束する結束
    帯。 (イ)ほゞ平らなストリップ 該ストリップは、第1及び第2の対向面、並びに長手方
    向に離れた第1及び第2結合領域を有し、各結合領域
    は、該領域が前記第2面に対面すれ前記第1面と共に重
    ねられて圧縮された状態で物体のまわりにループ状に配
    置され、次いでループ寸法を増加する方向と逆向きに長
    手方向にずらされたときに、結合領域を一体に接続する
    ように他方の結合領域の対応する結合要素手段に係合す
    るための少なくとも1つの結合要素手段を画定する。 (ロ)係合部材 該係合部材は、前記第1結合領域において前記第1対向
    面から突出し、且つ、該第1対向面上に上昇された係合
    面を画定する。 (ハ)空所 該空所は、前記第2結合領域において結束帯内に画定さ
    れ、前記係合部材を受ける前記第2対向面に開口し、前
    記係合部材の前記係合面によって係合されるべき当接面
    によって一端に画定される。該空所は前記係合部材に関
    して前記結束帯に配設されるので、所定量の長手方向相
    対ずれがループ寸法を増加し且つ前記対応する結合要素
    手段間に係合をつくる方向に結束帯結合領域間に生じた
    後に、前記係合部材の係合面が前記当接面に係合して、
    前記結合要素手段の分離を行うループ寸法を減少する方
    向に前記結合領域の長手方向の相対ずれを防止する。該
    空所は、張力が結束帯のループにかけられたときに、ル
    ープ寸法を増加させる方向に前記結合領域間で長手方向
    相対ずれをさらに吸収するのに十分な長さを有してい
    る。
  2. 【請求項2】 前記空所が結束帯の長さに垂直な裏面
    と、傾斜正面と、2つの離隔した傾斜側面とによって画
    定されることを特徴とした請求項1記載の結束帯。
  3. 【請求項3】 前記空所が前記ストリップの材料の変形
    部分によって画定され、該変形部分が前記第1面上に突
    出することを特徴とした請求項1記載の結束帯。
  4. 【請求項4】 前記係合部は結束帯長さに関して傾斜し
    た端面を有した円筒形状になっていることを特徴とした
    請求項1記載の結束帯。
  5. 【請求項5】 前記係合部材及び空所が結束帯幅の中央
    に夫々配置されることを特徴とした請求項1記載の結束
    帯。
  6. 【請求項6】 前記係合部材及び空所が結合要素手段上
    に夫々配置されることを特徴とした請求項1記載の結束
    帯。
  7. 【請求項7】 前記係合部材がストリップ材料の変形部
    分によって画定されることを特徴とした請求項1記載の
    結束帯。
  8. 【請求項8】 次のものからなる物体を結束する結束
    帯。 (イ)ほゞ平らなストリップ 該ストリップは、第1及び第2の対向面、並びに長手方
    向に離隔された第1及び第2結合領域を有している。各
    結合領域は、該領域が前記第2面に対面する前記第1面
    と共に重ねられて圧縮された状態で物体のまわりにルー
    プ状に配置され、次いでループ寸法を増加する方向と逆
    向きに長手方向にずらされたときに、結合領域を一体に
    接続するように他方の結合領域の対応する結合要素手段
    に係合するための少なくとも1つの結合要素手段を画定
    する。 (ロ)係合部材 該係合部材は、前記第1結合領域において前記第1対向
    面から突出し、且つ、所定値よりも大きい値を有する剪
    断力を受けるときに破断又は変形する材料のもろい領域
    によってストリップの材料に接続される。 (ハ)空所 該空所は、前記第2結合領域において結束帯内に画定さ
    れ、前記係合部材を受ける前記第2対向面に開口する。
    該空所は前記係合部材によって係合される前後当接面に
    よって両端に画定される。該当接面は前記後当接面が結
    束帯がまっすぐのときに前記第1結合領域に対して前記
    前当接面よりも接近した状態で結束帯の長さに関して離
    隔されている。該空所は前記係合部材に関して結束帯上
    に配置されるので、前記結束帯結合領域が前記対応結合
    要素手段間に係合をつくり且つループ寸法を増加する方
    向と逆の方向に所定量だけ長手方向に相対的にずらされ
    た後に、前記係合部材の係合面が前記当接面に係合し
    て、前記結合要素手段の分離を行うループ寸法を減少す
    る方向に前記結合領域の長手方向の相対ずれを防止す
    る。前記前当接面は、前記ループ寸法を増加する方向に
    前記所定量を超えて前記結合領域のそれ以上の長手方向
    相対ずれ期間中に、前記係合部材を破壊又は変形させ、
    これによりその過剰相対ずれが吸収されるように機能す
    る。
  9. 【請求項9】 次のものからなる物体を結束する結束
    帯。 (イ)ほゞ平らなストリップ 該ストリップは、第1及び第2の対向面、並びに長手方
    向に離隔された第1及び第2結合領域を有している。各
    結合領域は、該領域が前記第2面に対面する前記第1面
    と共に重ねられて圧縮された状態で物体のまわりにルー
    プ状に配置され、次いでループ寸法を増加する方向と逆
    向きに長手方向にずらされたときに、結合領域を一体に
    接続するように他方の結合領域の対応する結合要素手段
    に係合するための少なくとも1つの結合要素手段を画定
    する。 (ロ)係合部材 該係合部材は、前記第1結合領域において前記第1対向
    面から突出し、該第1対向面から外方に一端で終了する
    角度付きカム面を画定し、該カム面の端から該第1対向
    面まで延びる係合面をさらに画定する。 (ハ)空所 該空所は、前記第2結合領域において結束帯内に画定さ
    れ、前記係合部材を受ける前記第2対向面に開口する。
    該空所は前記第2対向面から内方の一端で終了するカム
    面によって一部画定され且つ前記係合部材の面に係合す
    るようになっている。該空所は、前記カム面から前記係
    合部材の係合面によって係合される第2対向面まで延び
    る当接面によって更に画定される。該空所は前記係合部
    材に関して結束帯上に配置されるので、前記結束帯結合
    領域が前記結合要素手段間に係合をつくり且つループ寸
    法を増加する方向と長手方向に相対的にずらされた後
    に、前記係合部材の係合面が前記当接面に係合して、前
    記結合要素手段の分離を行うループ寸法を減少する方向
    に前記結合領域の長手方向の相対ずれを防止する。前記
    カム面は前記ループ寸法を増加する方向に前記所定量を
    超えて前記結合領域の長手方向の過剰相対ずれを許し、
    これにより該過剰相対ずれが吸収される。
  10. 【請求項10】 次のものからなる物体を結束する結束
    帯。 (イ)ストリップ材料 該ストリップ材料は、第1及び第2の対向面、並びに長
    手方向に離隔された第2つの結合領域を有している。各
    結合領域は、ループ寸法を増加する方向と逆向きに長手
    方向にずらされたときに、結合領域を一体に接続するよ
    うに他方の結合領域の対応する結合要素手段に係合する
    ための少なくとも1つの結合要素手段を画定する。 (ロ)係合部材 該係合部材は、前記結合領域のうちの一方において前記
    第1対向面から突出する。 (ハ)空所 該空所は、前記第2結合領域において結束帯内に画定さ
    れ、前記係合部材を受ける前記第2対向面に開口する。
    該空所は前記係合部材の前記係合面によって係合される
    べき当接面によって一端に画定される。該空所は前記係
    合部材に関して前記結束帯に配設されるので、前記結束
    帯結合領域がループ寸法を増加し且つ前記結合要素手段
    間に係合をつくる方向に結束帯結合領域間に生じた後
    に、前記係合部材が前記当接面に係合して、前記結合要
    素手段の分離を行うループ寸法を減少する方向に前記結
    合領域の長手方向の相対ずれを防止する。
  11. 【請求項11】 前記各結合領域は前記結合要素手段を
    画定する5つの離隔された結合要素を有し、該各結合要
    素は互いに関して鏡像状態に配置された1対の離隔した
    段付きスリットを有し、該スリットはその一方の側に中
    央ウェブと他方の側に横ウェブとを画定し、各中央ウェ
    ブは前記ストリップの第1対向面から一方の方向に外向
    きに配置され、各横ウェブは前記ストリップの第2対向
    面から逆の方向に外向きに配置され、前記中央ウェブは
    (1)結束帯長さに平行な第1縁、(2)結束帯長さに
    関して角度を付けて前記第1縁から延びる第2縁、
    (3)結束帯長さに平行な前記第2縁から延びる第3縁
    によって前記スリットの一方に沿って各側に画定され、
    各横ウェブは、(1)結束帯長さに平行な第1縁、
    (2)結束帯長さに関して傾斜した角度で前記第1縁か
    ら延びる第2縁、(3)結束帯長さに平行な前記第2縁
    から延びる第3縁によって前記スリットの一方に沿って
    画定され、前記中央ウェブの各側の前記第1縁は第1の
    距離をあけて平行になっており、該中央ウェブの各側の
    前記第3縁は前記第1の距離よりも大きい第2の距離を
    あけて平行になっており、前記係合部材は前記結合領域
    の中央結合要素中央ウェブから突出し、前記空所は前記
    結合領域の中央結合要素中央ウェブ内に画定されること
    を特徴とした請求項10記載の結束帯。
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