JPH05169999A - 車両用自動変速機のコラムタイプセレクトレバー装置 - Google Patents

車両用自動変速機のコラムタイプセレクトレバー装置

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JPH05169999A
JPH05169999A JP33729191A JP33729191A JPH05169999A JP H05169999 A JPH05169999 A JP H05169999A JP 33729191 A JP33729191 A JP 33729191A JP 33729191 A JP33729191 A JP 33729191A JP H05169999 A JPH05169999 A JP H05169999A
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JP
Japan
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select
lever
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select lever
shaft
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Application number
JP33729191A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Tsunoda
竜一 角田
Naohiko Oba
直彦 大庭
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/24Providing feel, e.g. to enable selection

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】車両用自動変速機のコラムタイプセレクトレバ
ー装置において、セレクトレバー側でセレクト操作時の
節度感および剛性感を創出し得るようにする。 【構成】ステアリングコラム14に取付けられた支持部
材17にセレクトレバー15がセレクト操作可能に支承
され、支持部材17およびセレクトレバー15間には、
セレクトレバー15のセレクト操作に節度感を与える節
度機構18が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用自動変速機のコ
ラムタイプセレクトレバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる装置では、ステアリングコ
ラムに支承されているセレクトレバーのセレクト操作時
の節度感が、自動変速機側に設けられている節度機構に
より創出されており、セレクト操作時の節度感はセレク
トレバーおよび自動変速機間を結ぶコントロールワイヤ
を介してセレクトレバーに伝わるようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構造では、自動変速機側の節度機構とセレクトレバー
との間が剛性を有するロッドが連結されているフロアタ
イプのセレクトレバー装置に比べると、セレクト操作時
の節度感および剛性感が弱くなる。
【0004】またセレクトレバーの操作に応じてモータ
を作動させて自動変速機を変速作動せしめるようにした
場合には、セレクトレバーおよび自動変速機間に機械的
結合がないので、確実なセレクト操作を行なうために
は、セレクトレバー側で節度感および剛性感を創出する
ことが必要である。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、ステアリングコラムに支承されるセレクトレ
バー側でセレクト操作時の節度感および剛性感を創出し
得るようにした車両用自動変速機のコラムタイプセレク
トレバー装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の特徴によれば、ステアリングコラム
に取付けられた支持部材にセレクトレバーがセレクト操
作可能に支承され、支持部材およびセレクトレバー間に
は、セレクトレバーのセレクト操作に節度感を与える節
度機構が設けられる。
【0007】また本発明の第2の特徴によれば、上記第
1の特徴の構成に加えて、支持部材には、ステアリング
コラムと平行な軸線を有するセレクト軸が回動可能に支
承され、該セレクト軸のまわりには中立セレクト位置を
含む複数のセレクト位置が相互間に間隔をあけて設定さ
れ、前記セレクト軸と直交する軸線まわりには原操作位
置を含む複数の操作位置が相互間に間隔をあけて設定さ
れ、セレクトレバーは、各操作位置間での回動を可能と
するとともに原操作位置に復帰する方向にばね付勢され
てセレクト軸に連結され、節度機構は、支持部材側に突
出する方向に付勢されてセレクトレバーに保持されるセ
レクトピンと、セレクトレバーが前記原操作位置にある
状態でセレクトピンの先端を嵌合、保持すべく前記複数
のセレクト位置に対応して支持部材に設けられる複数の
保持凹部と、原操作位置とは異なる操作位置にある状態
でのセレクトレバーのセレクト軸まわりの操作に応じて
隣接セレクト位置間での前記セレクトピンの弾発摺動を
可能として支持部材に設けられる摺接案内面とを備え
る。
【0008】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0009】図1ないし図11は本発明の一実施例を示
すものであり、図1は平面図、図2は図1の2矢視拡大
図、図3は図2の3矢視図、図4は図3の4矢視図、図
5は図3の5矢視図、図6は支持部材の拡大平面図、図
7は図3の7−7線断面図、図8は図3の8−8線断面
図、図9は図6の9−9線断面図、図10は図6の10
−10線断面図、図11は図6の11−11線断面図で
ある。
【0010】先ず図1において、このコラムタイプセレ
クトレバー装置は、左ハンドル車両に適用されるもので
あり、ステアリングハンドル12に連結されるステアリ
ングシャフト13を支承するステアリングコラム14に
は、運転者が右手でセレクト操作を行なうようにしてセ
レクトレバー15が支承される。而してセレクトレバー
15のセレクト操作が電気的に検出され、検出したセレ
クト位置に応じて図示しないモータが作動することによ
り自動変速機が作動せしめられる。
【0011】車両前方に向かって右側でしかもステアリ
ングハンドル12に近接した位置で、ステアリングコラ
ム14にはブラケット16が固着されており、このブラ
ケット16に取付けられる支持部材17に、セレクトレ
バー15がセレクト操作可能に支承され、支持部材17
およびセレクトレバー15間に、セレクトレバー15の
セレクト操作に節度感を与える節度機構18が設けられ
る。
【0012】図2ないし図5において、セレクトレバー
15は、ステアリングコラム14の軸線と平行な第1軸
線C1 のまわりに規制された範囲での回動を可能として
支持部材17に支承される。すなわち図2および図5で
示すように、第1軸線C1 のまわりには、自動変速機を
中立状態とするための中立セレクト位置PN と、自動変
速機を前進ドライブ状態とするための前進セレクト位置
D と、自動変速機を後退状態とするための後退セレク
ト位置PR とが、中立セレクト位置PN から一側に角度
αだけ間隔をあけた位置に前進セレクト位置PD が、ま
た中立セレクト位置PD から他側に角度βだけ間隔をあ
けた位置に後退セレクト位置PR がそれぞれ位置するよ
うに設定されており、セレクトレバー15は、各セレク
ト位置P N ,PD ,PR にそれぞれ位置することを可能
として支持部材17に支承される。
【0013】またセレクトレバー15は、第1軸線C1
とは直交する第2軸線C2 のまわりに規制された範囲で
の揺動を可能として支持部材17に支承される。すなわ
ち図3で示すように、第2軸線C2 のまわりには、原操
作位置PSHと、中立セレクト位置PN から前進セレクト
位置PD へのセレクトレバー15の回動操作を可能とす
るための前進操作位置PSDと、中立セレクト位置PN
ら後退セレクト位置P R へのセレクトレバー15の回動
操作を可能とするための後退操作位置PSRとが、原操作
位置PSHから一側に角度γだけ間隔をあけた位置に前進
操作位置PSDが、また原操作位置PSHから一側に前記角
度γよりも大きな角度δだけ間隔をあけた位置に後退操
作位置PSRがそれぞれ位置するように設定されており、
セレクトレバー15は、各操作位置PSH,PSD,PSR
それぞれ位置することを可能として支持部材17に支承
される。
【0014】図6および図7を併せて参照して、支持部
材17は、ステアリングコラム14とほぼ直交する方向
に平坦な主体部19に、ブラケット16に取付けるため
の一対のフランジ部20,20が設けられて成るもので
あり、主体部19の一面には円筒状のボス22および主
体部19には、第1軸線C1 を軸線とする支持孔21が
形成される。支持孔21内には、前記主体部19の他面
側を閉塞端とした有底円筒状のセレクト軸23が、第1
軸線C1 まわりの回動を可能として挿入、保持される。
しかも主体部19の前記他面側でセレクト軸23にはレ
バー24の一端がナット25により固着され、支持部材
17における主体部19に設けられている装着孔26に
装着される検出器27がリンク28,29を介して前記
レバー24に連結される。したがってセレクト軸23の
回動位置が検出器27で検出されることになる。
【0015】セレクトレバー15は、ボス22を両側か
ら挟んで支持部材17側を開放した略U字状に形成され
る連結部31と、支持部材17とは離隔した側でステア
リングコラム14とは反対側に張出すように連結部31
に連設される張出部32と、基端が張出部32に固着さ
れるとともに遊端には把持部34が設けられる軸33と
を備える。
【0016】セレクト軸23のボス22から突出した端
部には、セレクト軸23の軸線に沿って平行であって相
互に対向する一対の軸受部35,35が一体に突設され
ており、第2軸線C2 を軸線とする支軸36がそれらの
軸受部35,35で回動可能に支承される。しかも支軸
36の両端は、セレクトレバー15における連結部31
に貫通、固定されており、したがってセレクトレバー1
5は、支軸36まわりすなわち第2軸線C2 まわりに揺
動可能である。
【0017】一方、セレクト軸23には摺動駒37が軸
方向摺動可能に嵌合されるとともに、該摺動駒37の両
側で軸方向に沿って長く延びる一対の長孔38,38が
設けられており、支軸36と平行な軸線を有して摺動駒
37を貫通する規制軸39が前記両長孔38,38に挿
通される。しかも規制軸39の閉塞端および摺動駒37
間にはばね40が縮設されており、摺動駒37すなわち
規制軸39は支軸36に近接する方向に弾発付勢され
る。
【0018】前記規制軸39の両端部は、ボス22に設
けられた開口部41,41を貫通して、セレクトレバー
15の連結部31に設けられた一対の規制孔42,42
に係合される。両規制孔42,42は、連結部31が原
操作位置PSHおよび後退操作位置PSR間で支軸36まわ
りに揺動するのに応じた規制軸39の連結部31に対す
る相対位置変化を許容するように長孔状に形成されるも
のであるが、前記ばね40により付勢された規制軸39
が規制孔42,42の側面に弾発的に摺接されることに
より、連結部31すなわちセレクトレバー15が原操作
位置PSHに復帰する方向に付勢されることになる。また
ボス22に設けられる開口部41,41は、セレクト軸
23の回動に応じた規制軸39の第1軸線C1 まわりの
回動を許容するように比較的大きな矩形状に形成され
る。
【0019】図8ないし図11において、セレクトレバ
ー15および支持部材17間に設けられる節度機構18
は、支持部材17側に突出する方向に付勢されてセレク
トレバー15に保持されるセレクトピン44と、セレク
トレバー15が原操作位置P SHにある状態でセレクトピ
ン44の先端を嵌合、保持すべく中立セレクト位置
N 、前進セレクト位置PD および後退セレクト位置P
R にそれぞれ対応して支持部材17の主体部19に設け
られる保持凹部45,46,47と、セレクトレバー1
5が前進操作位置PSDにある状態で中立セレクト位置P
N から前進セレクト位置PD へのセレクトピン44の弾
発摺動を可能として前記主体部19に設けられる摺接案
内面48と、セレクトレバー15が後退操作位置PSR
ある状態で中立セレクト位置PN から後退セレクト位置
R へのセレクトピン44の弾発摺動を可能として主体
部19に設けられる摺接案内面49とを備える。
【0020】セレクトレバー15における張出部32に
設けられるねじ孔50には、セレクトレバー15が原操
作位置PSHにある状態ではセレクト軸23と平行になる
軸線を有するねじ軸51の一端が螺合される。該ねじ軸
51の中間部には半径方向外方に張出す鍔部52が設け
られており、該鍔部52に基端を当接させるようにして
ねじ軸51の他端に保持筒53が螺合される。またねじ
軸51の緩みを防止するために、ねじ軸51には前記張
出部32に当接する止めナット54が螺合される。
【0021】保持筒53は、ねじ軸53を螺合させるた
めのねじ孔55と、該ねじ孔55に同軸に連なる保持孔
56と、該保持孔56よりも小径であって段部58を介
して保持孔56に同軸に連なる摺動孔57とを備えて円
筒状に形成される。またセレクトピン44は、その先端
部を半球状に形成されて摺動孔57に摺動可能に嵌合さ
れる。しかも該セレクトピン44の後端寄りの部分には
段部58に当接して前進端を規制するための規制鍔59
が設けられており、保持孔56内でねじ軸51の端部お
よび規制鍔59間には、セレクトピン44を保持筒53
から突出する方向の弾発力を発揮するばね60が縮設さ
れる。
【0022】中立セレクト位置PN に対応する保持凹部
45、前進セレクト位置PD に対応する保持凹部46、
ならびに後退セレクト位置PR に対応する保持凹部47
は、セレクトレバー15が原操作位置PSHにある状態
で、セレクトピン44の先端を嵌合保持すべく、支持部
材17の主体部19におけるセレクトピン44側の一面
に設けられるものであり、主体部19には、前記保持凹
部45,47に通じて前記一面およひ側面に開放する操
作溝61,62が、中立セレクト位置PN および後退セ
レクト位置PR にそれぞれ対応して設けられる。而して
摺接案内面48は、操作溝61および保持凹部46間に
わたって設けられ、摺接案内面49は両操作溝61,6
2間にわたって設けられる。
【0023】しかも保持凹部46の保持凹部45側の側
面は、セレクトレバー15が原操作位置PSHにある状態
でばね60の弾発力に抗してセレクトピン44が保持凹
部45側に乗り越えるのを可能とすべく傾斜面63とし
て形成され、また保持凹部47の保持凹部45側の側面
は、セレクトレバー15が原操作位置PSHにある状態で
ばね60の弾発力に抗してセレクトピン44が保持凹部
45側に乗り越えるのを可能とすべく傾斜面64として
形成される。
【0024】このような節度機構18において、セレク
トピン44を保持凹部45に嵌合保持した中立セレクト
位置PN から前進セレクト位置PD にセレクト操作する
にあたっては、セレクトレバー15を原操作位置PSH
ら前進操作位置PSDまで角度γだけ回動操作する。そう
すると、セレクトピン44が保持凹部45での嵌合保持
状態を解除して操作溝61内で角度γだけ回動して前進
操作位置PSDとなる。そこで、セレクトレバー15を中
立セレクト位置PN から前進セレクト位置PD 側に操作
すると、セレクトピン44は摺接案内面48に弾発的に
摺接して移動することになり、前進セレクト位置PD
操作力を解放すると、セレクトレバー15が原操作位置
SHに復帰する方向に付勢されているので、セレクトピ
ン44が保持凹部46に自動的に嵌合保持されてセレク
トレバー15の前進セレクト位置PD が保持される。ま
たセレクトピン44を保持凹部45に嵌合保持した中立
セレクト位置PN から後退セレクト位置PR にセレクト
操作するにあたっては、セレクトレバー15を原操作位
置PSHから後退操作位置PSRまで角度δだけ回動操作す
る。そうすると、セレクトピン44が保持凹部45での
嵌合保持状態を解除して操作溝61内で角度δだけ回動
して後退操作位置PSRとなる。そこで、セレクトレバー
15を中立セレクト位置PN から後退セレクト位置PR
側に操作すると、セレクトピン44は摺接案内面49に
弾発的に摺接して移動することになり、後退セレクト位
置PR で操作力を解放すると、セレクトレバー15が原
操作位置PSHに復帰する方向に付勢されているので、セ
レクトピン44が保持凹部47に自動的に嵌合保持さ
れ、セレクトレバー15の後退セレクト位置PR が保持
される。
【0025】このようにして中立セレクト位置PN から
前進セレクト位置PD へのセレクト操作、ならびに中立
セレクト位置PN から後退セレクト位置PR へのセレク
ト操作が節度感をもって行なわれることになる。
【0026】また前進セレクト位置PD から中立セレク
ト位置PN へのセレクト戻り操作、ならびに後退セレク
ト位置PR から中立セレクト位置PN へのセレクト戻り
操作は、上述とは逆の操作に依ることも可能であるが、
セレクトレバー15を原操作位置PSHとしたままで、セ
レクトピン44が傾斜面63,64を乗り越えるように
操作することも可能であり、この場合にも、傾斜面6
3,64をセレクトピン44が乗り越える際に節度感を
得ることができる。
【0027】次にこの実施例の作用について説明する
と、ステアリングコラム14に取付けられた支持部材1
7にセレクトレバー15がセレクト操作可能に支承さ
れ、支持部材17およびセレクトレバー15間に、セレ
クトレバー15のセレクト操作に節度感を与える節度機
構18が設けられるので、セレクトレバー15の近傍で
確実な節度感を創出することができるとともに強い剛性
感を得ることができ、誤操作の防止に寄与することがで
きる。
【0028】またセレクト操作を電気的に検出して自動
変速機を変速作動せしめるようにして、セレクトレバー
および自動変速機間が機械的に連結されていない場合に
もセレクト操作時に有効な節度感を得ることができる。
【0029】さらに支持部材17にセレクト軸23が回
動可能に支承され、該セレクト軸23のまわりに設定さ
れる複数のセレクト位置PN ,PD ,PR 間でのセレク
トレバー15の回動、ならびにセレクト軸23と直交す
る支軸36のまわりに設定される複数の操作位置PSH
SD,PSR間でのセレクトレバー15の回動を可能と
し、支持部材17に設けられる複数の保持凹部45,4
6,47で嵌合保持可能にしてセレクトレバー15に保
持されるセレクトピン44に、各保持凹部45〜47間
での移動時に抵抗を与えるようにしたコンパクトな構成
で節度感を得ることができる。
【0030】以上の実施例では、セレクト軸23の回動
位置を検出器27で検出するようにしたが、セレクト軸
23の回動を伝動部材を介して自動変速機に機械的に伝
達するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、ステアリングコラムに取付けられた支持部材にセレ
クトレバーがセレクト操作可能に支承され、支持部材お
よびセレクトレバー間には、セレクトレバーのセレクト
操作に節度感を与える節度機構が設けられるので、セレ
クトレバーの手元側で確実な節度感を得ることができる
とともに剛性感を得ることがてきる。
【0032】また本発明の第2の特徴によれば、上記第
1の特徴の構成に加えて、支持部材には、ステアリング
コラムと平行な軸線を有するセレクト軸が回動可能に支
承され、該セレクト軸のまわりには中立セレクト位置を
含む複数のセレクト位置が相互間に間隔をあけて設定さ
れ、前記セレクト軸と直交する軸線まわりには原操作位
置を含む複数の操作位置が相互間に間隔をあけて設定さ
れ、セレクトレバーは、各操作位置間での回動を可能と
するとともに原操作位置に復帰する方向にばね付勢され
てセレクト軸に連結され、節度機構は、支持部材側に突
出する方向に付勢されてセレクトレバーに保持されるセ
レクトピンと、セレクトレバーが前記原操作位置にある
状態でセレクトピンの先端を嵌合、保持すべく前記複数
のセレクト位置に対応して支持部材に設けられる複数の
保持凹部と、原操作位置とは異なる操作位置にある状態
でのセレクトレバーのセレクト軸まわりの操作に応じて
隣接セレクト位置間での前記セレクトピンの弾発摺動を
可能として支持部材に設けられる摺接案内面とを備える
ので、ステアリングコラムまわりにコンパクトに纏めた
構成で確実に節度感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図である。
【図2】図1の2矢視拡大図である。
【図3】図2の3矢視図である。
【図4】図3の4矢視図である。
【図5】図3の5矢視図である。
【図6】支持部材の拡大平面図である。
【図7】図3の7−7線断面図である。
【図8】図3の8−8線断面図である。
【図9】図6の9−9線断面図である。
【図10】図6の10−10線断面図である。
【図11】図6の11−11線断面図である。
【符号の説明】
14 ステアリングコラム 15 セレクトレバー 17 支持部材 18 節度機構 23 セレクト軸 44 セレクトピン 45,46,47 保持凹部 48,49 摺接案内面 PD 前進セレクト位置 PN 中立セレクト位置 PSD 前進操作位置 PSH 原操作位置 PSR 後退操作位置 PR 後退セレクト位置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングコラム(14)に取付けら
    れた支持部材(17)にセレクトレバー(15)がセレ
    クト操作可能に支承され、支持部材(17)およびセレ
    クトレバー(15)間には、セレクトレバー(15)の
    セレクト操作に節度感を与える節度機構(18)が設け
    られることを特徴とする車両用自動変速機のコラムタイ
    プセレクトレバー装置。
  2. 【請求項2】 支持部材(17)には、ステアリングコ
    ラム(14)と平行な軸線を有するセレクト軸(23)
    が回動可能に支承され、該セレクト軸(23)のまわり
    には中立セレクト位置(PN )を含む複数のセレクト位
    置(PN ,P D ,PR )が相互間に間隔をあけて設定さ
    れ、前記セレクト軸(23)と直交する軸線まわりには
    原操作位置(PSH)を含む複数の操作位置(PSH
    SD,PSR)が相互間に間隔をあけて設定され、セレク
    トレバー(15)は、各操作位置(PSH,PSD,PSR
    間での回動を可能とするとともに原操作位置(PSH)に
    復帰する方向にばね付勢されてセレクト軸(23)に連
    結され、節度機構(18)は、支持部材(17)側に突
    出する方向に付勢されてセレクトレバー(15)に保持
    されるセレクトピン(44)と、セレクトレバー(1
    5)が前記原操作位置(PSH)にある状態でセレクトピ
    ン(44)の先端を嵌合、保持すべく前記複数のセレク
    ト位置(PN ,PD ,PR )に対応して支持部材(1
    7)に設けられる複数の保持凹部(45,46,47)
    と、原操作位置(PSH)とは異なる操作位置(PSD,P
    SR)にある状態でのセレクトレバー(15)のセレクト
    軸(23)まわりの操作に応じて隣接セレクト位置(P
    N ,PD ;PN ,PR )間での前記セレクトピン(4
    4)の弾発摺動を可能として支持部材(17)に設けら
    れる摺接案内面(48,49)とを備えることを特徴と
    する請求項1記載の車両用自動変速機のコラムタイプセ
    レクトレバー装置。
JP33729191A 1991-12-19 1991-12-19 車両用自動変速機のコラムタイプセレクトレバー装置 Pending JPH05169999A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107228190A (zh) * 2017-06-16 2017-10-03 陕西法士特齿轮有限责任公司 一种变速器选档定位机构

Cited By (1)

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CN107228190A (zh) * 2017-06-16 2017-10-03 陕西法士特齿轮有限责任公司 一种变速器选档定位机构

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