JPH05169183A - 電池極柱用ブッシング鍛造装置及び鍛造ヘッダー - Google Patents
電池極柱用ブッシング鍛造装置及び鍛造ヘッダーInfo
- Publication number
- JPH05169183A JPH05169183A JP35321491A JP35321491A JPH05169183A JP H05169183 A JPH05169183 A JP H05169183A JP 35321491 A JP35321491 A JP 35321491A JP 35321491 A JP35321491 A JP 35321491A JP H05169183 A JPH05169183 A JP H05169183A
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- JP
- Japan
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- bushing
- pole
- forging
- split
- punch
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
- B21K21/00—Making hollow articles not covered by a single preceding sub-group
- B21K21/08—Shaping hollow articles with different cross-section in longitudinal direction, e.g. nozzles, spark-plugs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21J—FORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
- B21J13/00—Details of machines for forging, pressing, or hammering
- B21J13/02—Dies or mountings therefor
- B21J13/025—Dies with parts moving along auxiliary lateral directions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
- Forging (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 高い生産性を備えた電池極柱用ブッシング鍛
造装置および鍛造ヘッダーを提供する。 【構成】 電池極柱用ブッシング鍛造装置11は、切断
後のワークWaをブッシング据込み体Wbに鍛造するも
のである。ブッシング端子部成形用の第一凹部17を有
する固定型12、固定型の第一凹部開口面と摺動して離
接可能に配設され、接合時にブッシング支持部成形用の
第二凹部20を有するとともに外周面が先細りに形成さ
れた一組の割り型13、第一凹部軸線方向に移動可能に
設けた操作軸23の往復運動により割り型を離接させる
割り方操作手段14、固定型に対して離接可能に配置さ
れ、第一凹部と同軸線上にあるブッシング極柱孔成形用
のポンチ29およびポンチに対して第一凹部軸線に摺動
可能で固定型に常時付勢されるとともに固定型と対向面
が接合時の割り型端面および外周面と嵌合可能に先拡が
りに穿設された押圧台30を有する可動型15とで構成
する。
造装置および鍛造ヘッダーを提供する。 【構成】 電池極柱用ブッシング鍛造装置11は、切断
後のワークWaをブッシング据込み体Wbに鍛造するも
のである。ブッシング端子部成形用の第一凹部17を有
する固定型12、固定型の第一凹部開口面と摺動して離
接可能に配設され、接合時にブッシング支持部成形用の
第二凹部20を有するとともに外周面が先細りに形成さ
れた一組の割り型13、第一凹部軸線方向に移動可能に
設けた操作軸23の往復運動により割り型を離接させる
割り方操作手段14、固定型に対して離接可能に配置さ
れ、第一凹部と同軸線上にあるブッシング極柱孔成形用
のポンチ29およびポンチに対して第一凹部軸線に摺動
可能で固定型に常時付勢されるとともに固定型と対向面
が接合時の割り型端面および外周面と嵌合可能に先拡が
りに穿設された押圧台30を有する可動型15とで構成
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池極柱用ブッシング
を成形するための鍛造装置及び鍛造ヘッダーに関する。
を成形するための鍛造装置及び鍛造ヘッダーに関する。
【0002】
【従来の技術】電池極柱用ブッシングは、全体が鉛又は
鉛−アンチモン合金からなり、一方側に端子部、他方側
に外周面に複数の環状リブが突設された支持部を備え、
且つ軸線上に極柱孔を有する。ブッシングの使用に際し
て、その支持部が樹脂製の電槽蓋に垂直に埋設固定され
ると共に端子部が電槽蓋から上方に突出し、さらに極板
に連結された極柱が極柱孔に下方から嵌入されると共に
端子部先端と溶接され、受電側のコネクタが端子部に接
続される。
鉛−アンチモン合金からなり、一方側に端子部、他方側
に外周面に複数の環状リブが突設された支持部を備え、
且つ軸線上に極柱孔を有する。ブッシングの使用に際し
て、その支持部が樹脂製の電槽蓋に垂直に埋設固定され
ると共に端子部が電槽蓋から上方に突出し、さらに極板
に連結された極柱が極柱孔に下方から嵌入されると共に
端子部先端と溶接され、受電側のコネクタが端子部に接
続される。
【0003】前記ブッシングは、従来、鋳造により量産
され、また近年は米国特許第4776197号明細書に
開示されるように冷間プレスによる製造方法も提案され
ている。前記冷間プレスにより端子部頂面における極柱
孔未貫通状態のブッシング据え込み体を得ることはでき
るが、工程が複雑であり、高い生産性で大量生産を行う
には問題がある。
され、また近年は米国特許第4776197号明細書に
開示されるように冷間プレスによる製造方法も提案され
ている。前記冷間プレスにより端子部頂面における極柱
孔未貫通状態のブッシング据え込み体を得ることはでき
るが、工程が複雑であり、高い生産性で大量生産を行う
には問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、高い
生産性を備えた電池極柱用ブッシング鍛造装置及び鍛造
ヘッダーを提供することにある。
生産性を備えた電池極柱用ブッシング鍛造装置及び鍛造
ヘッダーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電池極柱用
ブッシング鍛造装置は、一方側に端子部、他方側に外周
面に複数の環状リブが突設された支持部を備え、且つ軸
線上に極柱孔を有する電池極柱用ブッシングを成形する
ための前工程として、切断されたワークを端子部頂面に
おける極柱孔未貫通状態のブッシング据え込み体に鍛造
するものであり、(a)ブッシング端子部に応じた形状
の第一凹部を有する固定型と、(b)固定型の第一凹部
開口面と摺動可能且つ第一凹部軸線に関して遠心及び求
心方向に移動可能に設置され、接合時にブッシング支持
部に応じた形状の第二凹部を有すると共に外周面が先細
りに形成された一組の割り型と、(c)第一凹部軸線方
向に移動可能に設けた操作軸の往復運動により割り型を
遠心及び求心方向に移動させる割り型操作手段と、
(d)固定型に対して離接可能に配置され、第一凹部と
同軸線上にある、ブッシング極柱孔に応じた形状のポン
チ及びポンチに対して第一凹部軸線方向に摺動可能で固
定型方向に常時付勢されると共に固定型との対向面が接
合時の割り型端面及び外周面と嵌合可能に先拡がりに穿
設された押圧台を有する可動型とからなるものである。
ブッシング鍛造装置は、一方側に端子部、他方側に外周
面に複数の環状リブが突設された支持部を備え、且つ軸
線上に極柱孔を有する電池極柱用ブッシングを成形する
ための前工程として、切断されたワークを端子部頂面に
おける極柱孔未貫通状態のブッシング据え込み体に鍛造
するものであり、(a)ブッシング端子部に応じた形状
の第一凹部を有する固定型と、(b)固定型の第一凹部
開口面と摺動可能且つ第一凹部軸線に関して遠心及び求
心方向に移動可能に設置され、接合時にブッシング支持
部に応じた形状の第二凹部を有すると共に外周面が先細
りに形成された一組の割り型と、(c)第一凹部軸線方
向に移動可能に設けた操作軸の往復運動により割り型を
遠心及び求心方向に移動させる割り型操作手段と、
(d)固定型に対して離接可能に配置され、第一凹部と
同軸線上にある、ブッシング極柱孔に応じた形状のポン
チ及びポンチに対して第一凹部軸線方向に摺動可能で固
定型方向に常時付勢されると共に固定型との対向面が接
合時の割り型端面及び外周面と嵌合可能に先拡がりに穿
設された押圧台を有する可動型とからなるものである。
【0006】また、前記構造の鍛造装置は、その前に配
置され、長尺ワークを所定寸法に切断するワーク切断手
段と組み合わせて鍛造ヘッダーとしてもよく、その場合
におけるワーク切断手段から鍛造装置へのワークの移送
には、公知のトランスファフィーダ等を用いることがで
きる。
置され、長尺ワークを所定寸法に切断するワーク切断手
段と組み合わせて鍛造ヘッダーとしてもよく、その場合
におけるワーク切断手段から鍛造装置へのワークの移送
には、公知のトランスファフィーダ等を用いることがで
きる。
【0007】
【作用】前記鍛造装置では、切断後のワークが割り型操
作手段により予め接合された割り型の第二凹部から固定
型の第一凹部へと投入され、可動型が割り型上に押圧さ
れる。可動型の前記押圧によりポンチがワークに圧入さ
れると共に押圧台が割り型に嵌合され、それに伴って各
割り型が確実に求心方向に押圧されると共に完全に接合
一体化され、ブッシング据え込み体への鍛造が行われ
る。前記のように、切断後のワークは割り型操作手段に
より予め接合された割り型の第二凹部に投入されるの
で、鍛造に際してのワークの位置ずれがなく、精密な鍛
造が可能になる。
作手段により予め接合された割り型の第二凹部から固定
型の第一凹部へと投入され、可動型が割り型上に押圧さ
れる。可動型の前記押圧によりポンチがワークに圧入さ
れると共に押圧台が割り型に嵌合され、それに伴って各
割り型が確実に求心方向に押圧されると共に完全に接合
一体化され、ブッシング据え込み体への鍛造が行われ
る。前記のように、切断後のワークは割り型操作手段に
より予め接合された割り型の第二凹部に投入されるの
で、鍛造に際してのワークの位置ずれがなく、精密な鍛
造が可能になる。
【0008】前記鍛造後に可動型が割り型及び固定型か
ら離反させられると、割り型は押圧台による押圧から解
放されると共に割り型操作手段により遠心方向に離反さ
せられ、別工程への鍛造品の取り出しが可能となる。な
お、前記鍛造装置は室温下でも作動可能であるが、好ま
しくは140〜180℃の温熱下で、より円滑に作動さ
せることができる。
ら離反させられると、割り型は押圧台による押圧から解
放されると共に割り型操作手段により遠心方向に離反さ
せられ、別工程への鍛造品の取り出しが可能となる。な
お、前記鍛造装置は室温下でも作動可能であるが、好ま
しくは140〜180℃の温熱下で、より円滑に作動さ
せることができる。
【0009】前記鍛造装置がワーク切断手段と共に鍛造
ヘッダーに組み込まれる場合は、該鍛造ヘッダー内にお
いて、ワーク切断手段による長尺ワークの切断、トラン
スファフィーダ等による切断後のワークの移送及び鍛造
装置によるワークの鍛造が連続的に行われる。
ヘッダーに組み込まれる場合は、該鍛造ヘッダー内にお
いて、ワーク切断手段による長尺ワークの切断、トラン
スファフィーダ等による切断後のワークの移送及び鍛造
装置によるワークの鍛造が連続的に行われる。
【0010】前記のようにして得られた、端子部頂面に
おける極柱孔未貫通状態のブッシング据え込み体は、パ
ーツフィーダ等で別工程に移送され、前記割り型の接合
間隙に起因するばりの除去及び極柱孔の貫通加工が施さ
れ、ブッシングの完成品に仕上げられる。
おける極柱孔未貫通状態のブッシング据え込み体は、パ
ーツフィーダ等で別工程に移送され、前記割り型の接合
間隙に起因するばりの除去及び極柱孔の貫通加工が施さ
れ、ブッシングの完成品に仕上げられる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の実施例に係る電池極柱用ブッ
シング鍛造装置の圧縮準備時における要部断面図、図2
は別の割り型操作手段を例示する断面図、図3は電池極
柱用ブッシング完成品の正面図である。
シング鍛造装置の圧縮準備時における要部断面図、図2
は別の割り型操作手段を例示する断面図、図3は電池極
柱用ブッシング完成品の正面図である。
【0012】図1において、ワーク切断手段としてのシ
ャー剪断装置1と共に鍛造装置11はブッシング鍛造ヘ
ッダーHを構成し、長尺ワークWは先ずシャー剪断装置
1へと間欠的に移送される。なお、長尺ワークWは中空
状のものであってもよい。
ャー剪断装置1と共に鍛造装置11はブッシング鍛造ヘ
ッダーHを構成し、長尺ワークWは先ずシャー剪断装置
1へと間欠的に移送される。なお、長尺ワークWは中空
状のものであってもよい。
【0013】シャー剪断装置1は、水平に設けられたガ
イド孔2及びガイド孔2開口部上をガイド孔2軸線と直
角に移動可能に設けられた切断刃3を備える。前記シャ
ー剪断装置1において、長尺ワークWはガイド孔2に案
内されつつ切断刃3で一定寸法に切断され、トランスフ
ァフィーダ(図示を省略する)で隣接する鍛造装置11
へと移送される。
イド孔2及びガイド孔2開口部上をガイド孔2軸線と直
角に移動可能に設けられた切断刃3を備える。前記シャ
ー剪断装置1において、長尺ワークWはガイド孔2に案
内されつつ切断刃3で一定寸法に切断され、トランスフ
ァフィーダ(図示を省略する)で隣接する鍛造装置11
へと移送される。
【0014】鍛造装置11は、固定型12、一組の割り
型13、割り型操作手段14及び可動型15から構成さ
れる。固定型12は、静止基台16に設置されると共に
ブッシング端子部に応じた形状の第一凹部17を有し、
第一凹部17底部に突き出し孔18が穿設されると共に
突き出し孔18に突き出しバー19が移動可能に挿入さ
れる。
型13、割り型操作手段14及び可動型15から構成さ
れる。固定型12は、静止基台16に設置されると共に
ブッシング端子部に応じた形状の第一凹部17を有し、
第一凹部17底部に突き出し孔18が穿設されると共に
突き出し孔18に突き出しバー19が移動可能に挿入さ
れる。
【0015】割り型13は、固定型12の第一凹部17
開口面と摺動可能且つ第一凹部17軸線に関して遠心及
び求心に移動可能に設置され、接合時にブッシング支持
部に応じた形状の第二凹部20を有すると共に外周面が
先細りに形成される。また、静止基台16に、各割り型
13に対応してV型リンク21がその頂部において軸2
2を介して枢着され、V型リンク21外端に操作軸23
先端が前者の長孔24と後者の軸25を介して遊嵌され
ると共にV型リンク21内端に割り型13が前者の長孔
26と後者の軸27を介して遊嵌され、各割り型13は
第一凹部17軸線方向への操作軸23の往復運動により
クランク機構を介して遠心及び求心に移動可能とされ
る。前記V型リンク21及び操作軸23等は協働して割
り型操作手段14を構成する。なお、各割り型13がV
型リンク21内端に直接遊嵌される代わりに、図2に示
すように、連結軸28を介して遊嵌されてもよい。
開口面と摺動可能且つ第一凹部17軸線に関して遠心及
び求心に移動可能に設置され、接合時にブッシング支持
部に応じた形状の第二凹部20を有すると共に外周面が
先細りに形成される。また、静止基台16に、各割り型
13に対応してV型リンク21がその頂部において軸2
2を介して枢着され、V型リンク21外端に操作軸23
先端が前者の長孔24と後者の軸25を介して遊嵌され
ると共にV型リンク21内端に割り型13が前者の長孔
26と後者の軸27を介して遊嵌され、各割り型13は
第一凹部17軸線方向への操作軸23の往復運動により
クランク機構を介して遠心及び求心に移動可能とされ
る。前記V型リンク21及び操作軸23等は協働して割
り型操作手段14を構成する。なお、各割り型13がV
型リンク21内端に直接遊嵌される代わりに、図2に示
すように、連結軸28を介して遊嵌されてもよい。
【0016】さらに、可動型15は、固定型12に対し
て離接可能に配置され、第一凹部17と同軸線上にあ
る、ブッシング極柱孔に応じた形状のポンチ29及びポ
ンチ29に対して第一凹部17軸線方向に摺動可能で、
固定型12との対向面が接合時の割り型13端面及び外
周面と嵌合可能に先拡がりに穿設された押圧台30を有
する。また、支持軸31がポンチ29と平行にポンチ2
9基部に摺嵌され、支持軸31内端が押圧台30に連結
されると共にポンチ29基部と押圧台30との間に支持
軸31に沿って圧縮コイルばね32が介設され、押圧台
30は圧縮コイルばね32によりポンチ29基部に対し
て固定型12に常時付勢される。
て離接可能に配置され、第一凹部17と同軸線上にあ
る、ブッシング極柱孔に応じた形状のポンチ29及びポ
ンチ29に対して第一凹部17軸線方向に摺動可能で、
固定型12との対向面が接合時の割り型13端面及び外
周面と嵌合可能に先拡がりに穿設された押圧台30を有
する。また、支持軸31がポンチ29と平行にポンチ2
9基部に摺嵌され、支持軸31内端が押圧台30に連結
されると共にポンチ29基部と押圧台30との間に支持
軸31に沿って圧縮コイルばね32が介設され、押圧台
30は圧縮コイルばね32によりポンチ29基部に対し
て固定型12に常時付勢される。
【0017】前記鍛造装置11において、シャー剪断装
置1から移送された切断後のワークWaは割り型操作手
段14による接合状態下の割り型13の第二凹部20か
ら固定型12の第一凹部17へと投入され、可動型15
が割り型13上に押圧される。可動型15の前記押圧に
よりポンチ29がワークに圧入されると共に押圧台30
が割り型13に嵌合され、それに伴って各割り型13が
に求心方向に押圧されると共に完全に接合一体化され、
所要の鍛造が行われると共に端子部頂面における極柱孔
未貫通状態のブッシング据え込み体Wbが一挙に鍛造さ
れる。前記鍛造後に可動型15が割り型13及び固定型
12から離反させられると、割り型13は押圧台30に
よる押圧から解放されると共に割り型操作手段14によ
り遠心方向に離反させられ、突き出しバー19によりブ
ッシング据え込み体Wbが固定型12の第一凹部17か
ら取り出されると共にパーツフィーダ(図示を省略す
る)で別工程へと移送される。
置1から移送された切断後のワークWaは割り型操作手
段14による接合状態下の割り型13の第二凹部20か
ら固定型12の第一凹部17へと投入され、可動型15
が割り型13上に押圧される。可動型15の前記押圧に
よりポンチ29がワークに圧入されると共に押圧台30
が割り型13に嵌合され、それに伴って各割り型13が
に求心方向に押圧されると共に完全に接合一体化され、
所要の鍛造が行われると共に端子部頂面における極柱孔
未貫通状態のブッシング据え込み体Wbが一挙に鍛造さ
れる。前記鍛造後に可動型15が割り型13及び固定型
12から離反させられると、割り型13は押圧台30に
よる押圧から解放されると共に割り型操作手段14によ
り遠心方向に離反させられ、突き出しバー19によりブ
ッシング据え込み体Wbが固定型12の第一凹部17か
ら取り出されると共にパーツフィーダ(図示を省略す
る)で別工程へと移送される。
【0018】前記鍛造ヘッダーHで成形されたブッシン
グ据え込み体Wbは、別工程で前記割り型13の接合間
隙に起因するばりの除去及び極柱孔の貫通加工が施さ
れ、電池極柱用ブッシング完成品に仕上げられる。
グ据え込み体Wbは、別工程で前記割り型13の接合間
隙に起因するばりの除去及び極柱孔の貫通加工が施さ
れ、電池極柱用ブッシング完成品に仕上げられる。
【0019】電池極柱用ブッシングBは、図3に示すよ
うに、一方側に円錐台状の端子部41、他方側に支持部
42を備え、軸線上に極柱孔43を有し、また中間部に
鍔部44を有し、支持部42外周面には複数の環状リブ
45が突設されている。前記鍔部44は、本実施例では
端子部41に属するものとして固定型12の第一凹部1
7で成形されるが、必要に応じて割り型13の第二凹部
20で成形されてもよい。なお、鍔部44外周に波形や
歯車形等の凹凸加工が施されてもよい。
うに、一方側に円錐台状の端子部41、他方側に支持部
42を備え、軸線上に極柱孔43を有し、また中間部に
鍔部44を有し、支持部42外周面には複数の環状リブ
45が突設されている。前記鍔部44は、本実施例では
端子部41に属するものとして固定型12の第一凹部1
7で成形されるが、必要に応じて割り型13の第二凹部
20で成形されてもよい。なお、鍔部44外周に波形や
歯車形等の凹凸加工が施されてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る電池極柱用ブッシング鍛造
装置及び鍛造ヘッダーは以上のように構成されるので、
端子部頂面における極柱孔未貫通状態のブッシング据え
込み体を効率的に鍛造できると共に電池極柱用ブッシン
グの量産を可能にする。
装置及び鍛造ヘッダーは以上のように構成されるので、
端子部頂面における極柱孔未貫通状態のブッシング据え
込み体を効率的に鍛造できると共に電池極柱用ブッシン
グの量産を可能にする。
【図1】本発明の実施例に係る電池極柱用ブッシング鍛
造装置の圧縮準備時における要部断面図である。
造装置の圧縮準備時における要部断面図である。
【図2】別の割り型操作手段を例示する断面図である。
【図3】電池極柱用ブッシング完成品の正面図である。
11 鍛造装置 12 固定型 13 割り型 14 割り型操作手段 15 可動型 17 第一凹部 20 第二凹部 23 操作軸 29 ポンチ 30 押圧台 41 端子部 42 支持部 43 極柱孔 45 環状リブ B 電池極柱用ブッシング Wa 切断後のワーク Wb 極柱孔未貫通状態のブッシング据え込み体
Claims (2)
- 【請求項1】 一方側に端子部、他方側に外周面に複数
の環状リブが突設された支持部を備え、且つ軸線上に極
柱孔を有する電池極柱用ブッシングを成形するための前
工程として、切断されたワークを端子部頂面における極
柱孔未貫通状態のブッシング据え込み体に鍛造するもの
であり、(a)ブッシング端子部に応じた形状の第一凹
部を有する固定型と、(b)固定型の第一凹部開口面と
摺動可能且つ第一凹部軸線に関して遠心及び求心方向に
移動可能に設置され、接合時にブッシング支持部に応じ
た形状の第二凹部を有すると共に外周面が先細りに形成
された一組の割り型と、(c)第一凹部軸線方向に移動
可能に設けた操作軸の往復運動により割り型を遠心及び
求心方向に移動させる割り型操作手段と、(d)固定型
に対して離接可能に配置され、第一凹部と同軸線上にあ
る、ブッシング極柱孔に応じた形状のポンチ及びポンチ
に対して第一凹部軸線方向に摺動可能で固定型方向に常
時付勢されると共に固定型との対向面が接合時の割り型
端面及び外周面と嵌合可能に先拡がりに穿設された押圧
台を有する可動型とからなる電池極柱用ブッシング鍛造
装置。 - 【請求項2】 請求項1の鍛造装置と、その前に配置さ
れ、長尺ワークを所定寸法に切断するワーク切断手段と
からなる鍛造ヘッダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35321491A JPH05169183A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 電池極柱用ブッシング鍛造装置及び鍛造ヘッダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35321491A JPH05169183A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 電池極柱用ブッシング鍛造装置及び鍛造ヘッダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05169183A true JPH05169183A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=18429333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35321491A Pending JPH05169183A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 電池極柱用ブッシング鍛造装置及び鍛造ヘッダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05169183A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5606887A (en) * | 1995-06-02 | 1997-03-04 | Tulip Corporation | Apparatus and method for cold forming an L-shaped lead alloy battery terminal |
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