JPH05168778A - シートの製造方法 - Google Patents
シートの製造方法Info
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- JPH05168778A JPH05168778A JP3355077A JP35507791A JPH05168778A JP H05168778 A JPH05168778 A JP H05168778A JP 3355077 A JP3355077 A JP 3355077A JP 35507791 A JP35507791 A JP 35507791A JP H05168778 A JPH05168778 A JP H05168778A
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- Japan
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- pad material
- film
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- pad
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 表皮材とパッド材とを強固に接合させる。種
々のパターンをシャープ感よく形成する。成形性がよく
接着面の歩留まり、感触、乗心地を向上させる。 【構成】 ポリアミド系フィルム、またはポリウレタン
系フィルム５が表面側の一部に接合されたパッド材７を
発泡成形する。次いで加熱治具１３に取付けた表皮材１
５をパッド材７の表面側に圧着させる。表皮材１５を前
記ポリアミド系フィルム、またはポリウレタン系フィル
ム５によりパッド材７の表面側の一部に接合させる。
々のパターンをシャープ感よく形成する。成形性がよく
接着面の歩留まり、感触、乗心地を向上させる。 【構成】 ポリアミド系フィルム、またはポリウレタン
系フィルム５が表面側の一部に接合されたパッド材７を
発泡成形する。次いで加熱治具１３に取付けた表皮材１
５をパッド材７の表面側に圧着させる。表皮材１５を前
記ポリアミド系フィルム、またはポリウレタン系フィル
ム５によりパッド材７の表面側の一部に接合させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シートの製造方法に関
し、更に詳細に説明すると、発泡成形型によりパッド材
を発泡成形し、このパッド材を発泡成形型より取出し、
次いでこのパッド材の表面側に表皮材を接合して形成さ
れるシートの製造方法に関する。
し、更に詳細に説明すると、発泡成形型によりパッド材
を発泡成形し、このパッド材を発泡成形型より取出し、
次いでこのパッド材の表面側に表皮材を接合して形成さ
れるシートの製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、車両等のシート等にあって
は、発泡成形されたパッド材の表面側に表皮材を接合し
て形成されている。前記表皮材は表面側の表皮と、この
表皮の裏面側に積層されたスラブウレタン等からなるワ
ディングとから形成され、ワディング側にホットメルト
フィルムが更に接合され、このホットメルトフィルムを
加熱溶融させ、この状態で予め発泡成形されたパッド材
に表皮材を圧着させていた。また特開昭６３−１２２４
９３号公報には、座席のみごろ部においてパッド材と表
皮材とを接合したものが示されている。また特公平３−
４５６９７号公報にはクッション体に接着剤を塗布し、
クッション体を表皮材中に挿入した状態でプレス型内に
セットし、加圧してクッション体と表皮材とを接着させ
る工程が示されている。
は、発泡成形されたパッド材の表面側に表皮材を接合し
て形成されている。前記表皮材は表面側の表皮と、この
表皮の裏面側に積層されたスラブウレタン等からなるワ
ディングとから形成され、ワディング側にホットメルト
フィルムが更に接合され、このホットメルトフィルムを
加熱溶融させ、この状態で予め発泡成形されたパッド材
に表皮材を圧着させていた。また特開昭６３−１２２４
９３号公報には、座席のみごろ部においてパッド材と表
皮材とを接合したものが示されている。また特公平３−
４５６９７号公報にはクッション体に接着剤を塗布し、
クッション体を表皮材中に挿入した状態でプレス型内に
セットし、加圧してクッション体と表皮材とを接着させ
る工程が示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、表皮材をホ
ットメルトフィルムを用いてパッド材に接合させる場合
には歩留まりが悪く、且つ接着性が悪く、接着剤に有機
溶剤を用いる場合には作業環境を悪化させる虞れを有し
ていた。また特開昭６３−１２２４９３号公報、及び特
公平３−４５６９７号公報の場合には表皮材またはパッ
ド材の表面に接着剤を塗布する必要があり、作業が煩雑
となる欠点を有し、更に表皮材の表面にシャープ感のあ
るパターンを形成することができない欠点を有してい
た。
ットメルトフィルムを用いてパッド材に接合させる場合
には歩留まりが悪く、且つ接着性が悪く、接着剤に有機
溶剤を用いる場合には作業環境を悪化させる虞れを有し
ていた。また特開昭６３−１２２４９３号公報、及び特
公平３−４５６９７号公報の場合には表皮材またはパッ
ド材の表面に接着剤を塗布する必要があり、作業が煩雑
となる欠点を有し、更に表皮材の表面にシャープ感のあ
るパターンを形成することができない欠点を有してい
た。
【０００４】本発明の目的は、表皮材とパッド材との接
着性に優れ、成形性が良く、種々のパターンをシャープ
感よく形成することができ、接着面の歩留まりが優れ、
感触及び乗心地感の優れたシートの製造方法を提供する
ものである。
着性に優れ、成形性が良く、種々のパターンをシャープ
感よく形成することができ、接着面の歩留まりが優れ、
感触及び乗心地感の優れたシートの製造方法を提供する
ものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、請求項１記載のシートの製造方
法は、発泡成形型内の所定の位置にポリアミド系フィル
ム、またはポリウレタン系フィルムを配設し、該発泡成
形型内に発泡合成樹脂の原液を注入し、前記ポリアミド
系フィルム、またはポリウレタン系フィルムが表面側の
一部に接合されたパッド材を発泡成形し、次いで発泡成
形型内よりパッド材を取出し、該パッド材の表面側に加
熱された表皮材を圧着し、該表皮材をパッド材の表面側
の一部に接合されたポリアミド系フィルム、またはポリ
ウレタン系フィルムを介してパッド材に接合させること
を特徴とする。
鑑みてなされたもので、請求項１記載のシートの製造方
法は、発泡成形型内の所定の位置にポリアミド系フィル
ム、またはポリウレタン系フィルムを配設し、該発泡成
形型内に発泡合成樹脂の原液を注入し、前記ポリアミド
系フィルム、またはポリウレタン系フィルムが表面側の
一部に接合されたパッド材を発泡成形し、次いで発泡成
形型内よりパッド材を取出し、該パッド材の表面側に加
熱された表皮材を圧着し、該表皮材をパッド材の表面側
の一部に接合されたポリアミド系フィルム、またはポリ
ウレタン系フィルムを介してパッド材に接合させること
を特徴とする。
【０００６】本発明の請求項２記載のシートの製造方法
は、表皮材をパッド材の表面形状を有する加熱治具に取
付けて加熱し、該表皮材を加熱治具により前記パッド材
に圧着し、該パッド材の表面側の一部に接合された前記
ポリアミド系フィルム、またはポリウレタン系フィルム
を介してパッド材に接合させることを特徴とする。
は、表皮材をパッド材の表面形状を有する加熱治具に取
付けて加熱し、該表皮材を加熱治具により前記パッド材
に圧着し、該パッド材の表面側の一部に接合された前記
ポリアミド系フィルム、またはポリウレタン系フィルム
を介してパッド材に接合させることを特徴とする。
【０００７】
【作用】本発明の請求項１記載のシートの製造方法に依
れば、ポリアミド系フィルム、またはポリウレタン系フ
ィルムが表面側の一部に接合されたパッド材を発泡成形
したので、表皮材の裏面に接着剤を塗布する作業を省略
することができ、このパッド材の表面側に加熱された表
皮材を圧着することにより、この表皮材をパッド材の表
面側の一部に接合されたポリアミド系フィルム、または
ポリウレタン系フィルムを介してパッド材に簡易迅速且
つ強固に接合させることができる。
れば、ポリアミド系フィルム、またはポリウレタン系フ
ィルムが表面側の一部に接合されたパッド材を発泡成形
したので、表皮材の裏面に接着剤を塗布する作業を省略
することができ、このパッド材の表面側に加熱された表
皮材を圧着することにより、この表皮材をパッド材の表
面側の一部に接合されたポリアミド系フィルム、または
ポリウレタン系フィルムを介してパッド材に簡易迅速且
つ強固に接合させることができる。
【０００８】また、本発明の請求項２記載のシートの製
造方法に依れば、ポリアミド系フィルム、またはポリウ
レタン系フィルムが表面側の一部に接合されたパッド材
を発泡成形し、次いで表皮材をパッド材の表面形状を有
する加熱治具に取付けて加熱し、該表皮材を加熱治具に
より前記パッド材に圧着したので、パッド材の表面側の
一部に接合された前記ポリアミド系フィルム、またはポ
リウレタン系フィルムを介してパッド材に正確且つ確実
に表皮材を接合させることができ、然も表皮材の表面の
パターンを簡易にシャープ感よく形成することができ、
感触及び乗心地感を向上させることができる。
造方法に依れば、ポリアミド系フィルム、またはポリウ
レタン系フィルムが表面側の一部に接合されたパッド材
を発泡成形し、次いで表皮材をパッド材の表面形状を有
する加熱治具に取付けて加熱し、該表皮材を加熱治具に
より前記パッド材に圧着したので、パッド材の表面側の
一部に接合された前記ポリアミド系フィルム、またはポ
リウレタン系フィルムを介してパッド材に正確且つ確実
に表皮材を接合させることができ、然も表皮材の表面の
パターンを簡易にシャープ感よく形成することができ、
感触及び乗心地感を向上させることができる。
【０００９】
【実施例】以下本発明に係るシートの製造方法を図面を
参照して詳述する。図１乃至図７には本発明の一実施例
の概略が夫々示されており、本実施例では車両用シート
のシートクッションに適用した場合として説明するが、
家具等の一般的なシートやシートバック等にも同様に適
用し得るものである。図３に示す如く、発泡成形型１の
下型２にポリアミド系フィルム、またはポリウレタン系
フィルムからなるフィルム５を配設する。このフィルム
５は発泡成形すべきパッド材７の表面側の一部に対応す
る部分に配設され、本実施例ではシートクッションの着
座部に対応する部分に配設されている。尚フィルム５の
配設位置は図示のものに限定されるものではなく、また
フィルム５に多数の小孔を穿設したものを用い、通気性
を向上させることもでき、更にフィルム５を発泡成形型
１の下型２に真空吸引により配設することもできる。
参照して詳述する。図１乃至図７には本発明の一実施例
の概略が夫々示されており、本実施例では車両用シート
のシートクッションに適用した場合として説明するが、
家具等の一般的なシートやシートバック等にも同様に適
用し得るものである。図３に示す如く、発泡成形型１の
下型２にポリアミド系フィルム、またはポリウレタン系
フィルムからなるフィルム５を配設する。このフィルム
５は発泡成形すべきパッド材７の表面側の一部に対応す
る部分に配設され、本実施例ではシートクッションの着
座部に対応する部分に配設されている。尚フィルム５の
配設位置は図示のものに限定されるものではなく、また
フィルム５に多数の小孔を穿設したものを用い、通気性
を向上させることもでき、更にフィルム５を発泡成形型
１の下型２に真空吸引により配設することもできる。
【００１０】発泡成形型１の下型２内にナイロン−１２
等のポリアミド系フィルム、またはウレタンフィルム等
のポリウレタン系フィルムからなるフィルム５を配設し
た後、この下型２内にウレタン系の発泡合成樹脂の原液
７ａを注入し、図５に示す如く、上型３を型合わせして
パッド材７を発泡成形する。 発泡成形後、発泡成形型
１よりウレタン発泡体からなるパッド材７を取出せば、
図６及び図７に示す如く、シートクッションの着座部に
対応する部分にポリアミド系フィルム、またはポリウレ
タン系フィルムからなるフィルム５が一体に接合された
パッド材７を得ることができる。尚、前記パッド材７の
上部にはパターンとしての凹凸部分９が形成されてい
る。また図６中斜線部分がフィルム５を接合した部分で
あり、前記凹凸部分９にはフィルム５が接合されてい
る。
等のポリアミド系フィルム、またはウレタンフィルム等
のポリウレタン系フィルムからなるフィルム５を配設し
た後、この下型２内にウレタン系の発泡合成樹脂の原液
７ａを注入し、図５に示す如く、上型３を型合わせして
パッド材７を発泡成形する。 発泡成形後、発泡成形型
１よりウレタン発泡体からなるパッド材７を取出せば、
図６及び図７に示す如く、シートクッションの着座部に
対応する部分にポリアミド系フィルム、またはポリウレ
タン系フィルムからなるフィルム５が一体に接合された
パッド材７を得ることができる。尚、前記パッド材７の
上部にはパターンとしての凹凸部分９が形成されてい
る。また図６中斜線部分がフィルム５を接合した部分で
あり、前記凹凸部分９にはフィルム５が接合されてい
る。
【００１１】次いで、図１に示す如く、パッド材７を下
部治具１１上に載置する。このパッド材７の上方には加
熱治具からなる上部治具１３が配設され、この上部治具
１３に表皮材１５が取付けられている。前記上部治具１
３はパッド材７の上部の着座面側の表面形状及び凹凸部
分９に対応して形成されている。前記表皮材１５は表面
側の布、革、合成樹脂シート等からなる表皮１５ａと、
この表皮１５ａの裏面側に積層されたスラブウレタン等
からなる緩衝材１５ｂとから形成されている。尚表皮材
１５は緩衝材１５ｂの裏面に更に裏基布を接合したもの
であってもよく、または表皮１５ａのみからなる単一の
材質のものであってもよい。前記上部治具１３に表皮材
１５の表皮１５ａ側を当接させた状態で取付ける。尚、
表皮材１５の端部を上部治具１３に仮止めした状態で取
付けたが、真空吸着により取付けることもできる。この
加熱治具からなる上部治具１３を１７０℃〜１９０℃に
昇温させ、表皮材１５を加熱する。
部治具１１上に載置する。このパッド材７の上方には加
熱治具からなる上部治具１３が配設され、この上部治具
１３に表皮材１５が取付けられている。前記上部治具１
３はパッド材７の上部の着座面側の表面形状及び凹凸部
分９に対応して形成されている。前記表皮材１５は表面
側の布、革、合成樹脂シート等からなる表皮１５ａと、
この表皮１５ａの裏面側に積層されたスラブウレタン等
からなる緩衝材１５ｂとから形成されている。尚表皮材
１５は緩衝材１５ｂの裏面に更に裏基布を接合したもの
であってもよく、または表皮１５ａのみからなる単一の
材質のものであってもよい。前記上部治具１３に表皮材
１５の表皮１５ａ側を当接させた状態で取付ける。尚、
表皮材１５の端部を上部治具１３に仮止めした状態で取
付けたが、真空吸着により取付けることもできる。この
加熱治具からなる上部治具１３を１７０℃〜１９０℃に
昇温させ、表皮材１５を加熱する。
【００１２】次いで、下部治具１１上のパッド材７の表
面側に上部治具１３に取付けられた表皮材１５を圧着さ
せる。この圧着を一例として温度１８０℃、時間１〜２
分行うことにより、パッド材７の表面側に一体に接合さ
れたポリアミド系フィルム、またはポリウレタン系フィ
ルムからなるフィルム５は溶融し、表皮材１５がパッド
材７の表面側の一部に強固に接合される。パッド材７の
上部のパターンとしての凹凸部分９には表皮材１５が上
部治具１３により押圧されているのでシャープなパター
ン２２が形成される。
面側に上部治具１３に取付けられた表皮材１５を圧着さ
せる。この圧着を一例として温度１８０℃、時間１〜２
分行うことにより、パッド材７の表面側に一体に接合さ
れたポリアミド系フィルム、またはポリウレタン系フィ
ルムからなるフィルム５は溶融し、表皮材１５がパッド
材７の表面側の一部に強固に接合される。パッド材７の
上部のパターンとしての凹凸部分９には表皮材１５が上
部治具１３により押圧されているのでシャープなパター
ン２２が形成される。
【００１３】表皮材１５の圧着後、上部治具１３より表
皮材１５の端部を取り外し、上部治具１３を上方に移動
させ、下部治具１１上のパッド材７を取り出せば、図２
に示す如く、パッド材７の一部に表皮材１５が接合され
た状態のクッション体２１が得られる。このクッション
体２１を図示しないシートフレーム上に載置し、表皮材
１５の端末をシートフレーム等に端末処理することによ
りシートクッションが得られる。
皮材１５の端部を取り外し、上部治具１３を上方に移動
させ、下部治具１１上のパッド材７を取り出せば、図２
に示す如く、パッド材７の一部に表皮材１５が接合され
た状態のクッション体２１が得られる。このクッション
体２１を図示しないシートフレーム上に載置し、表皮材
１５の端末をシートフレーム等に端末処理することによ
りシートクッションが得られる。
【００１４】
【発明の効果】以上が本発明に係るシートの製造方法の
一実施例であるが、請求項１記載のシートの製造方法に
依れば、ポリアミド系フィルム、またはポリウレタン系
フィルムが表面側の一部に接合されたパッド材を発泡成
形したので、表皮材の裏面に接着剤を塗布する作業を省
略することができ、このパッド材の表面側に加熱された
表皮材を圧着することにより、この表皮材をパッド材の
表面側の一部に接合されたポリアミド系フィルム、また
はポリウレタン系フィルムを介してパッド材に簡易迅速
且つ強固に接合させることができる。
一実施例であるが、請求項１記載のシートの製造方法に
依れば、ポリアミド系フィルム、またはポリウレタン系
フィルムが表面側の一部に接合されたパッド材を発泡成
形したので、表皮材の裏面に接着剤を塗布する作業を省
略することができ、このパッド材の表面側に加熱された
表皮材を圧着することにより、この表皮材をパッド材の
表面側の一部に接合されたポリアミド系フィルム、また
はポリウレタン系フィルムを介してパッド材に簡易迅速
且つ強固に接合させることができる。
【００１５】また、本発明の請求項２記載のシートの製
造方法に依れば、ポリアミド系フィルム、またはポリウ
レタン系フィルムが表面側の一部に接合されたパッド材
を発泡成形し、次いで表皮材をパッド材の表面形状を有
する加熱治具に取付けて加熱し、該表皮材を加熱治具に
より前記パッド材に圧着したので、パッド材の表面側の
一部に接合された前記ポリアミド系フィルム、またはポ
リウレタン系フィルムを介してパッド材に確実に表皮材
を接合させることができ、然も表皮材の表面のパターン
を簡易にシャープ感よく形成することができ、また、表
皮材の内側に発泡合成樹脂の原液を注入していないの
で、表皮材に発泡合成樹脂の原液が含浸することがな
く、感触及び乗心地感の優れたシートを形成するとがで
きる。
造方法に依れば、ポリアミド系フィルム、またはポリウ
レタン系フィルムが表面側の一部に接合されたパッド材
を発泡成形し、次いで表皮材をパッド材の表面形状を有
する加熱治具に取付けて加熱し、該表皮材を加熱治具に
より前記パッド材に圧着したので、パッド材の表面側の
一部に接合された前記ポリアミド系フィルム、またはポ
リウレタン系フィルムを介してパッド材に確実に表皮材
を接合させることができ、然も表皮材の表面のパターン
を簡易にシャープ感よく形成することができ、また、表
皮材の内側に発泡合成樹脂の原液を注入していないの
で、表皮材に発泡合成樹脂の原液が含浸することがな
く、感触及び乗心地感の優れたシートを形成するとがで
きる。
【図１】本発明方法のパッド材と表皮材の接合前の状態
を示す断面図。
を示す断面図。
【図２】本発明方法のパッド材と表皮材の接合後の状態
を示す断面図。
を示す断面図。
【図３】下型にフィルムを配設した状態を示す断面図。
【図４】同下型に発泡合成樹脂の原液を注入した状態を
示す断面図。
示す断面図。
【図５】同パッド材を発泡成形した状態の断面図。
【図６】パッド材の斜視図
【図７】同パッド材の断面図。
１ 発泡成形型 ２ 下型 ３ 上型 ５ ポリアミド系フィルムまたはポリウレタン系フ
ィルム ７ パッド材 ７ａ 発泡合成樹脂の原液 １１ 下部治具 １３ 上部治具 １５ 表皮材
ィルム ７ パッド材 ７ａ 発泡合成樹脂の原液 １１ 下部治具 １３ 上部治具 １５ 表皮材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２９Ｋ 105:04 Ｂ２９Ｌ 9:00 4Ｆ 31:58 4Ｆ
Claims (2)
- 【請求項１】 発泡成形型内の所定の位置にポリアミド
系フィルム、またはポリウレタン系フィルムを配設し、
該発泡成形型内に発泡合成樹脂の原液を注入し、前記ポ
リアミド系フィルム、またはポリウレタン系フィルムが
表面側の一部に接合されたパッド材を発泡成形し、次い
で発泡成形型内よりパッド材を取出し、該パッド材の表
面側に加熱された表皮材を積層し、該表皮材をパッド材
の表面側の一部に接合されたポリアミド系フィルム、ま
たはポリウレタン系フィルムを介してパッド材に接合さ
せることを特徴とするシートの製造方法 - 【請求項２】 前記表皮材をパッド材の表面形状を有す
る加熱治具に取付けて加熱し、該表皮材を加熱治具によ
り前記パッド材に圧着し、該パッド材の表面側の一部に
接合された前記ポリアミド系フィルム、またはポリウレ
タン系フィルムを介してパッド材に接合させることを特
徴とする請求項１記載のシートの製造方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3355077A JPH05168778A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3355077A JPH05168778A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | シートの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05168778A true JPH05168778A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18441806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3355077A Pending JPH05168778A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | シートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05168778A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0381112A (ja) * | 1989-05-30 | 1991-04-05 | Nhk Spring Co Ltd | 表皮一体成形シートおよびその製造方法 |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP3355077A patent/JPH05168778A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0381112A (ja) * | 1989-05-30 | 1991-04-05 | Nhk Spring Co Ltd | 表皮一体成形シートおよびその製造方法 |
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