JPH0516847Y2 - - Google Patents

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JPH0516847Y2
JPH0516847Y2 JP18076484U JP18076484U JPH0516847Y2 JP H0516847 Y2 JPH0516847 Y2 JP H0516847Y2 JP 18076484 U JP18076484 U JP 18076484U JP 18076484 U JP18076484 U JP 18076484U JP H0516847 Y2 JPH0516847 Y2 JP H0516847Y2
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transistor
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案はチヨツパ式ステツプダウンDC−DCコ
ンバータの電源保護回路に関する。
[考案の技術的背景] 第2図は従来のチヨツパ式ステツプダウンDC
−DCコンバータの回路例を示した図である。バ
ツテリ1からの直流電源は制御トランジスタ2に
よつてチヨツパされた後、インダクタンス3を介
して出力端子4に供給される。制御トランジスタ
2のベースには制御回路7が接続されており、こ
の制御回路7は出力端子4側の出力電圧を入力し
この出力電圧が所定値を保持するようにトランジ
スタ2のベース電圧を制御してトランジスタ2を
オンオフ動作させる。なお、制御回路7にはバツ
テリ1から電源が供給されている。また、インダ
クタンス3の制御トランジスタ側とバツテリ1の
負極間には転流用ダイオード5が挿入され、イン
ダクタンス3の出力側とバツテリ1の負極側には
コンデンサ6が挿入されている。
このようなチヨツパ式ステツプダウンDC−DC
コンバータでは、故障がない限り出力端子4にお
ける異常、例えば負荷の短絡による過少電圧ある
いは負荷の開放による過大電圧等を、制御回路7
が検出して制御トランジスタ2のオンオフタイミ
ングを適切に制御することにより常に出力端子4
に現れる電圧Voutを一定とし、上記異常に対処
することが可能となつており、IC等の半導体負
荷の破壊を防止することができる。しかし、何ら
かの原因で制御トランジスタ2のエミツタとコレ
クタ間が低抵抗のモードで故障した場合、バツテ
リ1から入力される入力電圧がほとんどそのまま
出力端子4に現れるため、出力端子に接続されて
いる半導体負荷等を破壊する恐れがある。
そこで、従来は第3図に示す如く、バツテリ1
の正極側とトランジスタ2のエミツタ間にヒユー
ズ8を挿入すると共に、このヒユーズ8のトラン
ジスタ2側とバツテリ1の負極側との間にサイリ
スタ9を挿入し、且つこのサイリスタ9のゲート
をツエナ−ダイオード10を介して出力端子4側
に接続して成る電源保護回路が設けられている。
即ち、この回路では、トランジスタ2が低抵抗モ
ードで故障した場合、出力端子4の出力電圧が上
昇してツエナーダイオード10のツエナー電圧を
越えると、サイリスタ9が導通してこのサイリス
タ9を通して大電流が流れるようにし、これによ
りヒユーズ8を強制的に切つて出力端子4に接続
される負荷が保護される。
第4図は従来のチヨツパ式ステツプダウンDC
−DCコンバータの他の例を示した回路図である。
この例では出力端子4側にツエナーダイオード1
1が挿入され、このツエナーダイオード11によ
つて電源保護回路が構成されている。即ち、本回
路ではトランジスタ2が低抵抗モードで故障する
と出力端子4側の出力電圧が上昇し、この電圧が
ツエナー電圧を越えると、ツエナーダイオード1
1が導通しトランジスタ2、インダクタンス3を
介して大電流が流れ、ヒユーズ8が溶断すること
により、出力端子4側に接続される負荷の保護を
行う。
[背景技術の問題点] ところで、上記前者の電源保護回路では、保護
回路が働くと故障したトランジスタ2は勿論、溶
断したヒユーズ8も一緒に交換しなければなら
ず、電源復旧に手間がかかる欠点があつた。ま
た、トランジスタ2の故障は外からは通常見分け
がつかないため、ヒユーズ8のみを交換しただけ
で電源を投入すると、再びヒユーズ8が切れてし
まう欠点があつた。
一方、後者の電源保護回路では、前者の保護回
路と同様の欠点があると共に、ツエナーダイオー
ド11は大電力用のものが必要で、且つインダク
タンス3も大電流に耐える容量のものを使用しな
ければならず、部品コストが上昇するという欠点
があつた。また、出力端子4側にツエナーダイオ
ード11が接続されているため、出力電圧がこの
ツエナーダイオード11の動作抵抗の関係でシヤ
ープにクランプできないという欠点もあつた。
[考案の目的] 本考案の目的は、上記の欠点に鑑み、電源保護
回路が働いた場合の復旧が容易で且つ復旧時の誤
動作をなくすことができるチヨツパ式ステツプダ
ウンDC−DCコンバータを提供することにある。
[考案の概要] 本考案は、チヨツパ式ステツプダウンDC−DC
コンバータの出力電源が設定値以上となると、入
力直流電源をチヨツパするトランジスタを含んだ
前記入力直流電源の短絡経路を形成し、前記トラ
ンジスタへ大電流を流してこれを焼損させ、前記
入力直流電源の出力側への供給を遮断する保護回
路を具備することにより、上記目的を達成するも
のである。
[考案の実施例] 以下本考案の一実施例を従来例と同一部には同
一符号を付して図面を参照しつつ説明する。第1
図は本考案のチヨツパ式ステツプダウンDC−DC
コンバータの一実施例を示した回路図である。バ
ツテリ1から供給されるDC電源は制御用トラン
ジスタ2によつてチヨツパされた後、インダクタ
ンス3を通して出力端子4側に出力される。出力
端子4側の出力電圧は制御回路7にフイードバツ
クされ、制御回路7は前記出力電圧が所定値を保
持するように制御トランジスタ2のチヨツパタイ
ミングを制御する。インダクタンス3のトランジ
スタ2側には流転用ダイオード5が挿入され、出
力側にはコンデンサ6が挿入されている。また制
御用トランジスタ2のコレクタ側とバツテリ1の
負極側にはサイリスタ9が挿入され、このサイリ
スタ9のゲートはツエナーダイオード11のアノ
ード側と抵抗12との接続部に接続されている。
ツエナーダイオード11のカソード側はインダク
タンス3の出力側に接続されると共に、抵抗12
の他方の端子はバツテリ1の負極側に接続されて
いる。なお、抵抗12にはコンデンサ13が並列
に接続されている。
次に本実施例の動作について説明する。正常動
作時には、制御用トランジスタ2がオンすると、
バツテリ1からの電気エネルギがインダクタンス
3に蓄えられ、その後トランジスタ2がオフする
と、インダクタンス3に蓄えられた前記電気エネ
ルギが出力端子側に接続されている負荷又はコン
デンサ6、転流用ダイオード5の経路で放出され
る。制御回路7は出力端子4に現われる出力電圧
を常時監視し、出力電圧が所定値よりも下がると
制御用トランジスタ2のオン時間を増加(デユー
テイを上げる)する方向にトランジスタ2のベー
スを制御し、出力電圧が上昇するとトランジスタ
2のオン時間が減少する方向にトランジスタ2の
ベースを制御して、前記出力電圧を所定値に保
つ。
ここで、何らかの原因で、トランジスタ2のコ
レクタとエミツタがシヨートする低抵抗モードに
おける故障が起きた場合には、制御回路7による
トランジスタ2の制御は全くきかなくなり、出力
端子4に現れる出力電圧はバツテリ1からの入力
電圧に向かつて上昇する。しかし、この出力電圧
がツエナーダイオード11のツエナー電圧プラス
サイリスタ9のゲート電圧以上の電圧になると、
サイリスタ9は導通し、出力電圧はサイリスタ9
のオン電圧(2V以下位)まで降下する。これと
同時にバツテリ1、トランジスタ2、サイリスタ
9の短絡経路が形成され、ここに大電流が流れ
る。この時バツテリ1から供給される電気エネル
ギのほとんどはトランジスタ2で消費されるた
め、トランジスタ2はジユール熱で焼損し、最終
的にはトランジスタ2のエミツタとコレクタはオ
ープン状態となる。このため、結局出力端子4側
に現われる出力電圧は零Vとなり、この出力端子
に接続されている負荷を過電圧による破壊から保
護する動作が行われる。なお、バツテリ1として
は、2次電池(ニツケルカドニウム電池、鉛蓄電
池)のような内部抵抗の低いものを選べば、より
確実にトランジスタ2を焼損させて負荷を保護す
ることができる。
本実施例によれば、DC−DCコンバータの制御
用トランジスタ2に抵抵抗モードにおける故障が
発生した時、前記トランジスタ2を含むバツテリ
1の短絡経路を形成し、前記トランジスタ2に大
電流を流してこのトランジスタを焼き切ることに
よつて、出力電圧を零とするため、過電圧による
負荷の破壊を確実に防止することができる。ま
た、ヒユーズが不要のため、通常時の電力変換効
率が上昇すると共に、保護回路が動作した後、常
にトランジスタ2だけを交換すれば良いため、復
旧操作を容易とすることができる。また省スペー
ス効果もある。更に、制御用トランジスタ2をオ
ープンとすることにより保護回路を動作させる構
成のため、不良部品の発見がし易く、復旧時の誤
動作をなくして負荷への悪影響を少なくすること
ができる。またインダクタンス3及びツエナーダ
イオード11は電源保護時の短絡経路には含まれ
ないため、両者共大容量のものを用いる必要がな
く、コストの上昇なしで上記効果を実現すること
ができる。
[考案の効果] 以上記述した如く本考案のチヨツパ式ステツプ
ダウンDC−DCコンバータによれば、制御用トラ
ンジスタが低抵抗モードにおいて故障した時に
は、前記トランジスタ2を含む直流電源の短絡経
路を形成して、前記トランジスタ2を焼き切るこ
とによつて出力電流を零とする保護回路を備える
ことにより、復旧が容易で且つ復旧時の誤動作を
なくす効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のチヨツパ式ステツプダウン
DC−DCコンバータの一実施例を示した回路図、
第2図は従来のチヨツパ式ステツプダウンDC−
DCコンバータの一例を示した回路図、第3図は
従来の電源保護回路を搭載したチヨツパ式ステツ
プダウンDC−DCコンバータの一例を示した回路
図、第4図は従来の電源保護回路を搭載したチヨ
ツパ式ステツプダウンDC−DCコンバータの他の
例を示した回路図である。 1……バツテリ、2……トランジスタ、3……
インダクタンス、5……ダイオード、6……コン
デンサ、7……制御回路、9……サイリスタ、1
1……ツエナーダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力直流電源をスイツチング素子によつてチヨ
    ツパすることにより所定電圧を出力するチヨツパ
    式ステツプダウンDC−DCコンバータにおいて、
    前記出力電圧が設定電圧以上になると、前記スイ
    ツチング素子を含んだ前記入力直流電源の短絡経
    路を形成して前記スイツチング素子に大電流を流
    すことにより、前記スイツチング素子を焼損させ
    る保護回路を具備したことを特徴とするチヨツパ
    式ステツプダウンDC−DCコンバータ。
JP18076484U 1984-11-30 1984-11-30 Expired - Lifetime JPH0516847Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6196735U JPS6196735U (ja) 1986-06-21
JPH0516847Y2 true JPH0516847Y2 (ja) 1993-05-06

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