JPH05168146A - 電源に接続された共振負荷を駆動する電力装置を含む集積回路における出力電流の増加に対する保護回路 - Google Patents

電源に接続された共振負荷を駆動する電力装置を含む集積回路における出力電流の増加に対する保護回路

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JPH05168146A
JPH05168146A JP4116144A JP11614492A JPH05168146A JP H05168146 A JPH05168146 A JP H05168146A JP 4116144 A JP4116144 A JP 4116144A JP 11614492 A JP11614492 A JP 11614492A JP H05168146 A JPH05168146 A JP H05168146A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 電源に接続された共振負荷を駆動する電力装
置と、それをオン・オフ制御するための制御回路とを含
む集積回路における出力電流の増加に対する保護回路を
提供する。 【構成】 この保護回路は、共振負荷Lを駆動する電力
装置3を通して流れる電流が最大設定値に達するときに
制御回路2を非作動状態にして、電力装置3を消弧させ
るためのクランプ回路1を含んでいる。更に、この保護
回路は電力装置3を横切った電圧Vcの第1及び第2の
アンダーグラウンドV1,V2におけるクランプ回路1
の動作を制御するための第1及び第2の回路手段R1,
C1, 8, E1, T1, C2, TP4を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電線に接続された共振負
荷を駆動する電力装置を含む集積回路における出力電流
の増加に対する保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関に対する電子式点火システムに
は、半導体電力切換装置によって駆動される点火コイル
により構成された共振負荷があり、そこでの半導体電力
切換装置は、通常、そのコイルを通過する電流が予め決
められた値に達するような期間の電圧インパルスによっ
て入力において作動されるトランジスタで構成されてい
る。
【0003】スイッチの入力電圧は、スイッチが開いて
いる低い値と、スイッチが閉じられていて、コイルに電
流を流すことのできる高い値との間で変動する。もっと
正確に云うと、もしもスイッチがトランジスタでもって
構成されているならば、その入力電圧が低い限り、トラ
ンジスタのコレクタ電流は低く、トランジスタはオフ
で、閉スイッチのように振舞うが、その入力電圧が高く
なると、トランジスタがオンとなり、閉じられたスイッ
チのように振舞い、電力装置の出力電流を構成するトラ
ンジスタのコレクタ電流は直線状に上昇し始める。
【0004】もしも、何等かの理由で、その入力電圧が
所定時間以上高く止どまるとすると、トランジスタはオ
ンに止どまり、従って、半導体スイッチとしては閉じら
れた状態に置かれる。結果的に、コレクタ電流は上昇し
続け、コイルの1次巻線の及びスイッチの直列抵抗によ
ってのみ制限される。コレクタ電流におけるかかる莫大
な増加はそのトランジスタ上における受け入れ難い電流
消散となり、破損させることになる。
【0005】また、トランジスタは、そのコレクタ電流
を最大設定値に制限する電子式点火システムで使用され
ている従来の方法によっても破損される。実際、この場
合でのトランジスタは飽和から解放され、結果的に、ほ
とんどすべてのコイルの供給電圧がトランジスタ自体を
横切って降下して、電力を消散させて、それを数秒以内
で破損させる。
【0006】電力トランジスタを保護するための周知の
方法は、その入力制御電圧が無期限に高く止どまり続け
ることに無関係に、そのコレクタ電流が設定値に達した
ときにそれを消弧することである。かかる場合、その保
護回路はクランプ又はラッチ回路を備え、そのクランプ
回路は、その入力において、比較器を通して、電力トラ
ンジスタのコレクタ電流が最大値に達したことを検知
し、そして電力トランジスタの制御回路を動作させてそ
のトランジスタ自体をオフさせる状態にそれ自体を配列
させる。
【0007】クランプ回路は、低くなるときの入力電圧
から得られる信号によりその元の状態にリセットされる
まで、比較器から入る他の入力を無視する状態に置かれ
る。同じシリコンチップ上に電力トランジスタ及び保護
回路 (例えば、VIパワーとして知られている垂直流れ構
造) を持つことを許す技術でもっての集積回路の形態に
おけるこの保護回路の達成にはかなりの運転上の問題を
呈する。
【0008】電力トランジスタ (ダーリントン構成) の
点弧又は消弧ステップ中、集積回路がその上に形成され
ているチップの基板であるトランジスタ自体のコレクタ
は、その電位を接地より数ボルト以下に取る或る電圧ト
ランジスタを持っている。これは、結果的に、集積され
た保護回路の技術的構造に本質的な垂直の寄生トランジ
スタの点弧となる。
【0009】明らかに、寄生トランジスタの点弧は、も
しもそれが集積技術において達成されるとすると、その
内側にはクランプ回路があるので、保護回路の正しい動
作を危険にさらす。実際に、上述した点弧はクランプ回
路自体に記憶されている情報を消去させることになる。
結果的に、上述した保護回路は、その回路自体が電力ト
ランジスタを含む技術的構造でもって集積された形態に
おいて達成される場合、電力トランジスタの破損の問題
を解決しない。
【0010】この概念をより良く理解するために、ま
ず、低レベルの入力電圧の初期状態において、電力トラ
ンジスタがオフにある状態について検討する。電力トラ
ンジスタのコレクタを横切った電圧は、零である電圧差
にさらされる点火コイルを横切って印加される供給電圧
に等しい。結果的に、コイル一次側を通して流れる電流
は零である。
【0011】入力が高くなると、電力トランジスタはオ
ンに切り換わり、そのコレクタを横切った電圧はその飽
和電圧に等しくなる。点火コイルの特別な特長による約
50マイクロ秒の第1の間隔後、そこには約10マイクロ秒
ほど続く第1のアンダーグラウンドがあり、その後、電
力トランジスタのコレクタ電圧は正に戻って、飽和電圧
に等しくなる。
【0012】コレクタ電流が最大設定値に達すると、ク
ランプ回路が介入して、電力トランジスタの制御回路を
オフに切り換える。そこで、コレクタ電流は遮断され、
過電圧が電力トランジスタのコレクタを横切って作り出
され、それがコイルの2次側に火花を生じさせる。2次
側の放電中、そのコレクタ電圧は、供給電圧と接地との
間の中間値を維持する。放電が終了し、そしてコレクタ
電流がオフに切り換えられたときから約2ミリ秒の第2
の間隔の後、そこには、10マイクロ秒にわたるそのコレ
クタ電圧の第2のアンダーグラウンドが生ずる。
【0013】保護回路の動作中、もしもこれが電力トラ
ンジスタでもって集積された単一の回路において達成さ
れるとすると、そこには以下のような問題がある。前述
した第1の時間後、クランプ回路は非能動でなければな
らない。他方、電力トランジスタのコレクタ電圧の第1
のアンダーグラウンドはそれを作動させることができ、
そして不本意に、電力トランジスタの制御回路をスイッ
チ・オフさせる。
【0014】第2の期間後、クランプ回路は、仮りにそ
の入力電圧が高く止どまり続けるとしてさえ、能動でな
ければならない。アンダーグラウンドが生じると、その
クランプ回路は、記憶していた情報を失ない、それ自体
をリセットし、制御回路を新しく点弧させることにな
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は電力装
置を伴なって集積された形態において得られると同時
に、上述した欠陥を回避した保護回路を達成することに
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によると、かかる
目的は、電源に接続された共振負荷を駆動する電力装置
と、それ自体の非作動状態及び作動状態間で変動するイ
ンパルス状の入力電圧を持ち、前述の電力装置をオン及
びオフさせるための制御回路とを含む集積回路における
出力電流の増加に対する保護回路であって、その電力装
置を通して流れる電流が最大設定値に達したときにその
制御回路を非作動状態に置いて且つその電力装置を消弧
させるクランプ回路を含む保護回路において、電力装置
がオンに切り換えられてから、少なくともその電力装置
の点弧に起因して共振負荷により生じた電力装置の供給
電圧の第1のアンダーグラウンドの終了までの設定時間
間隔にわたってそのクランプ回路の動作を禁止するため
の第1の回路手段と、電力装置の消弧に続く共振負荷に
より生じたその供給電圧の第2のアンダーグラウンド
中、そのクランプ回路を動作状態に保つための第2の回
路手段とを備えたことを特徴とする保護回路によって達
成される。このように構成された回路は、電力装置の供
給電圧のアンダーグラウンドによる妨害によって影響さ
れず、正しく動作する。
【0017】
【実施例】本発明の特長は、添付図面に非限定的例とし
て例示されている実施例から一層明らかとなろう。図1
を参照するに、クランプ回路1は、バッテリ電圧Vb に
接続された共振負荷Lを駆動するための、例えばNPN
型のトランジスタである電力装置3をオン及びオフ制御
する制御回路2と連動されている。前述の共振負荷は、
例えば、1次巻線L1と2次巻線L2とを持つ内燃機関
のための点火コイルにより構成されている。
【0018】制御回路2の入力には、制御回路2を非作
動状態に置く低い値と、それを作動状態に置く高い値と
の間で変動するインパルス電圧信号Vinが与えられる。
入力Vinとクランプ回路1との間には、入力Vinにおい
て高い電圧の状態に達した後の設定時間間隔にわたって
クランプ回路1の動作を禁止するための第1の回路手段
5が介在されている。第1の手段5は、抵抗R1及びコ
ンデンサC1からなる回路網RCと、抵抗R1とコンデ
ンサC1との間の中間の結節Dに接続された入力及び閾
値電圧発生器E1に接続された別な入力を持つ比較器8
と、そして比較器8の出力に接続されたベース、接地さ
れたエミッタ及びクランプ回路1の入力に接続されたコ
レクタを持つNPN型のトランジスタT1とを含んでい
る。
【0019】電力装置3とクランプ回路1との間には、
電力装置を通して流れる電流が最大値Ic max に達した
ときにクランプ回路1を作動させるための比較器Gが設
けられている。比較器9の入力は基準電圧発生器E2に
接続され、他の入力は、電力装置3と、他端が接地され
ている検出抵抗R2との間にある結節に接続されてい
る。
【0020】図2を参照するに、クランプ回路1は入力
トランジスタT2と出力トランジスタT3とを含み、そ
れらトランジスタのエミッタは一緒に接続されて、ダイ
オードD1を通して接地されている。NPN型のトラン
ジスタT2, T3のコレクタは電流発生器G1, G2を
通して、供給電圧Vs に接続されている。入力トランジ
スタT2のベースは、比較器9の出力に接続される一
方、抵抗R3を通してトランジスタT3のコレクタに、
かくして、クランプ回路1の出力Uに接続されている。
また、出力トランジスタT3のベースは抵抗R4を通し
てトランジスタT4のコレクタと、そしてクランプ回路
1の入力を表わし且つトランジスタT1のコレクタに通
じている回路結節N1に接続されている。抵抗R3と入
力トランジスタT2のベースとの中間にある結節N2に
は第2のコンデンサC2の接片が接続され、他の接片は
接地されている。
【0021】図3を参照して後で記述されることになる
集積回路の形態におけるクランプ回路1及び電力装置3
の達成においては、寄生トランジスタTP2、TP3及
びTP4が図4での点線で示されているように形成され
る。寄生トランジスタのエミッタは電力装置3の端子C
(本質的に、NPNトランジスタのコレクタ) に接続さ
れ、ベースは抵抗R5, R6及びR7を通して接地され
ている。トランジスタTP2のコレクタは入力トランジ
スタT2のコレクタに接続されている。トランジスタT
P3のコレクタは出力トランジスタT3のコレクタに接
続され、トランジスタTP4のコレクタは、回路結節N
2において、入力トランジスタT2のベースに接続され
ている。
【0022】寄生トランジスタの存在の説明をより良く
するために、図3には、クランプ回路1及び電力装置3
を含む集積回路の一部が示されている。電力装置の電圧
Vcにおけるコレクタを構成するN+型の基板10上にはN
-型のエピタキシャル層11があり、その内側には、ダー
リントン構成において接続された2つのトランジスタT
4及びT5の1つ (T4) のベースを構成し、そして一
緒になって電力装置3を形成しているP+型の領域12が
ある。領域12の内側には、トランジスタT4のエミッタ
を構成しそして表面金属化部61を通して、P+型の領域1
3に接続されているN+型の領域14があり、領域13はトラ
ンジスタT5のベースを構成し、そしてトランジスタT
5のエミッタを構成するためのN+型の領域15, 16及び1
6を含んでいる。一緒に接続されているトランジスタT
4及びT5のコレクタは N+型の基板10によって構成
されている。トランジスタT4, T5のエミッタと接地
との間には、金属化抵抗R2がある。
【0023】エピタキシャル層11の内側には、P+型の
垂直領域19での表面へと延びたP型の隔絶井戸18もあ
る。垂直領域19間には、N型のエピタキシャル領域20,
21, 22及び23がある。P型の深い領域18と前述の領域2
0, 21, 22及び23との間にはN+ 型の濃縮された領域24,
25, 26及び27がある。N+型の領域27は半導体の表面へ
と延びている。領域20の内側には、P型及びN+型の領
域28及び29がある。領域28にはN+型の領域30がある。
領域28, 29及び30は入力トランジスタT2のベース、コ
レクタ及びエミッタを構成している。領域29、基板10及
び領域18は、トランジスタT2に関連して形成される寄
生トランジスタTP2のコレクタ、エミッタ及びベース
を表わしている。領域21の内側には、P型及びN+型の
領域31及び32がある。領域31にはN+型のアンダー領域3
3がある。領域31, 32及び33は出力トランジスタT3の
ベース、コレクタ及びエミッタを構成する。領域32、基
板10及び領域18はトランジスタT3と連動される寄生ト
ランジスタTP3のコレクタ、エミッタ及びベースを表
わしている。
【0024】領域22の内側には、一緒になって拡散抵抗
R3を構成するためのP型の領域34及びN+型の領域35
がある。拡散抵抗R4も示されていない同様の領域によ
り構成されている。領域23の内側には、P型の領域36及
びN+型の領域37がある。領域36と領域37とは一緒にな
って容量C2を表わしている。表面金属化部62は領域37
を隣接の領域27に接続する。
【0025】N+の領域27は、コンデンサC2と連動さ
れた寄生トランジスタTP4のコレクタを表わしてい
る。寄生トランジスタTP4のエミッタは基板10により
構成され、ベースはP型の領域18で構成されている。寄
生トランジスタTP4はコイルLの一次側を横切って現
われるものよりも高い破壊電圧を持つ高電圧トランジス
タを構成している。
【0026】領域18では、寄生トランジスタTP2, T
P3及びTP4のベース抵抗R5,R7及びR6が規定
されている。領域33により構成された出力トランジスタ
T3のエミッタと接地との間では、示されていないがそ
れ自体周知の仕方において、ダイオードD1が達成され
ている。
【0027】図1および図2を参照しそして図3の集積
構造に本質的な寄生トランジスタを想定するに、本発明
による回路は、図4での電流Ic の波形、電力装置T
4, T5のコレクタ上における図5での電圧Vc の波
形、図6での入力電圧Vinの波形、そして比較器8に対
する入力における回路結節Dを横切った、図7での電圧
Vd の波形で例示されているように動作する。
【0028】初め、Vinは低く、高い出力Uを持つクラ
ンプ回路1はオフ、制御回路2は非能動、そして電力装
置3はオフにある。電力装置3のコレクタを横切った電
圧Vc はバッテリの電圧Vb に等しく、電力装置3のコ
レクタ上における電流Ic は零である。入力電圧Vinが
時刻t1 において高くなると、制御回路2は作動されそ
して電力装置3をオンに切り換える。電力装置3のコレ
クタを横切った電圧Vc は飽和電圧Vsat へ動く。電力
装置3のコレクタの電流Ic は上昇し始める。
【0029】この間、電圧Vinは第1のコンデンサC1
を充電し始める。コンデンサC1を横切った電圧はE1
以下であるので、比較器8はトランジスタT1をオン状
態に保ち続け、その低い出力と共に、クランプ回路1を
禁止した状態に維持する。時刻t2 において、電力装置
3のコレクタ上には、ピーク電圧V1および約10マイク
ロ秒に等しい期間の第1のアンダーグラウンドがある。
【0030】これは、寄生トランジスタTP2, TP3
及びTP4をスイッチ・オンさせ、結果的に、オンにあ
るべきクランプ回路1の出力電圧を低レベルへと降下さ
せる。しかし、第1のアンダーグラウンドの期間に付加
された時間t2 はコンデンサC1が電圧E1においてそ
れ自体を充電させる時間t3 で示されているものよりも
小さい。かくして、比較器8はトランジスタT1をオン
に保ち続け、且つそれを通して、クランプ回路1を禁止
された状態に保持する。
【0031】電圧Vc は、t2 後の約10マイクロ秒間、
再び接地以上に上昇する。クランプ回路1の出力電圧U
は高いので、後者はオフであり、その結果、制御回路2
は電力装置3をカットオフしない。特に、これは、TP
2, TP3及びTP4がオフに切り換えられるときに生
じるが、トランジスタT1は時刻t3 までにオンに切り
換わり、そのトランジスタT3をオフ状態に保つので、
電圧Uは高くそしてクランプ回路1はオフである。結果
的に、高い電圧UはトランジスタT2を導通させ、その
低いコレクタ電圧はトランジスタT3をオフ状態に保ち
続け、かくして、Uを高く維持する。
【0032】時間t2 及び電力装置3のコレクタ電圧の
第1のアンダーグラウンドの時間間隔の和よりも大きい
時刻t3 において、コンデンサC1にかかる電圧は値E
1に達する。比較器8はトリガーされて、そしてトラン
ジスタT1をカットオフしそしてクランプ回路1の状態
を切り換えられないままに止どめる。この瞬間から、ク
ランプ回路1はもはや禁止されず、そして比較器9から
のスイッチ・オン指令の結果としてそれ自体をスイッチ
・オンする。
【0033】電流値Ic max が時刻t4 において到達さ
れると、比較器9はトリガーされそしてクランプ回路1
の点弧を指令する。かかる状況において、比較器9の出
力はトランジスタT2のベースを低くし、それをスイッ
チ・オフさせる。結果的に、出力トランジスタT3が作
動され、そしてクランプ回路1の出力Uが低くなる。
【0034】出力Uは制御回路2に作用して、電力装置
3をオフに切り換える。この点において、クランプ回路
1は能動状態に達し、そして、電源上つまり電力装置3
のコレクタ上における妨害に無関係に、入力電圧Vinが
高く止どまる状態に全時間にわたって止どまる。図5に
おける曲線Vc から見られるような妨害は時刻t5 にお
いて生じる。
【0035】この時点での電圧V2における第2のアン
ダーグラウンドの発生は実際に、寄生トランジスタTP
2, TP3を導通させる。これらは、出力Uを横切った
電圧を低く維持する。ここでは、コンデンサC2の寄生
トランジスタであるTP4も作動される。この第2のア
ンダーグラウンド中、コンデンサC2は寄生トランジス
タTP4上に放電する。
【0036】約10マイクロ秒後、第2のアンダーグウラ
ンドは使い尽くされるが、クランプ回路1はUの状態を
低く維持し続け、これに対する貢献はコンデンサC1に
よっでなされる。実際問題として、クランプ回路1は、
入力トランジスタT2のベースに達したコンデンサC2
が、 2Vbe= (Vbe (T2) +Vbe (D1)) に等しい電圧に充電されるまで、低いUの優先状態を持
っている。
【0037】このステップ中、ダイオードD1はトラン
ジスタT2の点弧閾値を1Vbeから2Vbeへ増大させる
ために使用される。これはその安全性を向上させ、コン
デンサC2が1Vbeにおいてよりも2Vbeにおいてそれ
自体を充電するのに長くかかるという事実を考慮してさ
え、トランジスタT2はオフに止どまることになる。コ
ンデンサC2が2Vbeに等しい電圧値において電圧U及
び抵抗R3を通してそれ自体充電する前に、入力トラン
ジスタT2はオフに切り換えられ、その結果、トランジ
スタT3がオンに切り換えられて、Uを低く保つことに
なる。コンデンサC2及びその充電抵抗R3は、C2の
充電が第2のアンダーグラウンドの期間よりも大きい時
間内で行われるようなサイズにある。
【0038】一旦コンデンサC2が、 (Vbe (D1) +
Vsat (T3) に等しい電圧でそれ自体充電すると、そ
の第2のアンダーグラウンドが終了した後、これはクラ
ンプ回路1を邪魔せず、それは、コンデンサC2を横切
った電圧がトランジスタT2をトリガーするのに必要な
最低電圧、つまり、 (Vbe (T2) +Vbe (D1)) よりも小さいので、トランジスタT3をオン状態に且つ
Uを低く維持する。このように、本発明による回路はア
ンダーグラウンドによる妨害により影響されず、正しく
動作する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回路図である。
【図2】図1に例示された保護回路に含まれているクラ
ンプ回路の詳細図である。
【図3】本発明による保護回路を集積回路の形態とした
実施例を示す説明図である。
【図4】図1の回路における1波形図である。
【図5】図1の回路における他の波形図である。
【図6】図1の回路における更に他の波形図である。
【図7】図1の回路における更に他の波形図である。
【符号の説明】
1 クランプ回路 2 制御回路 3 電力装置 5 回路手段 9 比較器 L 共振負荷

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源に接続された共振負荷 (L) を駆動
    する電力装置 (3)と、それ自体の非作動状態及び作動
    状態間で変動するインパルス状入力電圧 (Vin) を持っ
    ていて、前記電力装置 (3) をオン及びオフ制御するた
    めの制御回路(2) とを含む集積回路における出力電流
    の増加に対する保護回路であって、前記電力装置 (3)
    を通して流れる電流が最大設定値に達したときに、前記
    制御回路 (2) を非作動状態にさせ且つ前記電力装置
    (3) を消弧させるためのクランプ回路 (1) を含む保
    護回路において、前記電力装置 (3) がスイッチ・オン
    されてから、少なくとも該電力装置 (3) の前記点弧に
    起因して前記共振負荷 (L) により生じた電源装置の供
    給電圧の初めのアンダーグラウンド (V1) の終了まで
    の設定時間間隔にわたって前記クランプ回路 (1) の動
    作を禁止するための第1の回路手段 (R1, C1, 8,
    E1, T1) と、前記電力装置 (3) の前記消弧に続い
    て前記共振負荷 (L) により生じた前記供給電圧の第2
    のアンダーグラウンド (V2) 中に前記クランプ回路
    (1) を動作状態に保つための第2の回路手段 (C2,
    TP4) とを備えていることを特徴とする保護回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の回路手段 (R1,C1, 8,
    E1, T1) は、第1の基準電圧 (E1) を持ち、前記
    クランプ回路 (1) を禁止するトランジスタ(T1) を
    駆動するための比較器 (8) の入力に対して前記入力電
    圧を印加するための回路網RC (R1, C1) を含んで
    いることを特徴とする請求項1の保護回路。
  3. 【請求項3】 前記回路網RC (R1, C1) は、前記
    比較器 (8) の前記入力を横切った電圧が前記第1の電
    圧アンダーグラウンド (V1) の発生に続く時間に前記
    第1の基準電圧 (E1) の値に達するような時定数でも
    ってそれ自体充電するための第1のコンデンサ (C1)
    を含んでいることを特徴とする請求項2の保護回路。
  4. 【請求項4】 第2の基準電圧 (E2) を持ち、その入
    力を横切って、前記電力装置 (3) を通して流れる電流
    と該電力装置 (3) に直列に接続された検出抵抗 (R
    2) との積に比例した電圧が印加される比較器 (9) を
    更に備え、該比較器 (9) は、最大電流 (I max)の値が
    前記第2の基準電圧 (E2) と前記検出抵抗 (R2) と
    の間の比に達したときに、前記クランプ回路 (1) を能
    動にさせるように作用することを特徴とする請求項1の
    保護回路。
  5. 【請求項5】 前記第2の回路手段 (C2, TP4)
    は、前記クランプ回路(1)に挿入されていて、その集積
    回路の寄生トランジスタ (TP4) を通してそれ自体を
    放電させ、その間、前記クランプ回路 (1) を前記電圧
    アンダーグラウンド (V2) 中スイッチ・オンに保つ第
    2のコンデンサ (C2) を含んでいることを特徴とする
    請求項1の保護回路。
  6. 【請求項6】 前記クランプ回路 (1) は入力及び出力
    間に、入力トランジスタ (T2) と、該クランプ回路
    (1) がオフにあるか又はオンにあるかに応じてそのコ
    レクタを横切って高又は低の出力 (U) が取られる出力
    トランジスタ (T3) とを含み、前記第2のコンデンサ
    (C2) は、それ自体を放電させそして前記第2のアン
    ダーグラウンド (V2) 中それをカットオフ状態に保つ
    ように前記入力トランジスタ (T2) に接続されている
    ことを特徴とする請求項5の保護回路。
  7. 【請求項7】 前記第2のコンデンサ (C2) は、前記
    第2のアンダーグラウンド (V2) 中では、それを横切
    って、前記入力トランジスタ (T2) の点弧を動作させ
    るのに必要な電圧に決して達しないような充電時定数を
    有していることを特徴とする請求項6の回路。
  8. 【請求項8】 前記クランプ回路 (1) はダイオード
    (D1) を含み、該ダイオード (D1) のベース・エミ
    ッタ電圧と、前記第2のコンデンサ (C2) の充電後の
    出力トランジスタ (T3) の飽和電圧との和は前記入力
    トランジスタ (T2) の点弧を動作させるのに必要な最
    小電圧以下であることを特徴とする請求項6の回路。
  9. 【請求項9】 前記第2の回路手段 (C2, TP4) は
    +型の基板 (10)上に成長されたN-型のエピタキシャ
    ル層 (11) に含まれているP型の隔絶井戸(18, 19) 内
    に含まれたエピタキシャル領域 (23) に位置するN+
    P接合部におけるコンデンサ (C2) と、前記エピタキ
    シャル領域 (23) のN+型の濃縮領域(27) をコレクタと
    して、P型の前記隔絶井戸 (18, 19) をベースとして、
    前記エピタキシャル層 (11) 及び下に横たわる基板 (1
    0) をエミッタとして持つNPNトランジスタ (TP4)
    とを含み、前記NPNトランジスタ (TP4) の前記
    コレクタは表面金属化部 (62) によって前記コンデンサ
    (C2) のN+接片 (37)に接続されていることを特徴と
    する請求項1の集積構造。
  10. 【請求項10】 前記NPNトランジスタ (TP4) は、
    前記共振負荷 (L)を横切って現われるものよりも高い
    破壊電圧を持つ高電圧トランジスタであることを特徴と
    する請求項9の集積構造。
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