JPH05167566A - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置

Info

Publication number
JPH05167566A
JPH05167566A JP3330262A JP33026291A JPH05167566A JP H05167566 A JPH05167566 A JP H05167566A JP 3330262 A JP3330262 A JP 3330262A JP 33026291 A JP33026291 A JP 33026291A JP H05167566 A JPH05167566 A JP H05167566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
bit
central processing
unit
result
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3330262A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Kawai
聡 河合
Yasuaki Takahara
保明 高原
Shuichi Sekiguchi
周一 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Image Information Systems Inc, Hitachi Ltd, Hitachi Video and Information System Inc filed Critical Hitachi Image Information Systems Inc
Priority to JP3330262A priority Critical patent/JPH05167566A/ja
Publication of JPH05167566A publication Critical patent/JPH05167566A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は、アンテナ1、受信部2、データクロ
ック生成部3、第1の検出通知手段4、多数決手段5、
第2の検出通知手段6、中央処理装置7から構成されて
いる。中央処理装置7は、第1の検出通知手段4からの
通知結果により受信部2の動作を停止させ、第2の検出
通知手段6からの通知結果により受信部の動作を開始さ
せるよう動作する。 【効果】全データを受信する前に多数決結果が確定した
場合、残りのシリアルデータは受信せず受信回路を停止
し、次のデータ形式の先頭を検知してから受信回路を動
作させることにより低消費電力化を図ることが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連送される同一データ
を受信する携帯端末装置に関し、さらに詳細には、該携
帯端末装置の低消費電力化に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話装置のように無線を利用してデ
ータを伝送するシステムでは、フェージングや空電現象
により連続的にビット誤りを起こす。このビット誤りを
訂正する方法の一つとして、同一内容のデータを奇数
(2n−1)回(n≧2)連送し、受信側で送られてき
たデータの多数決を行うことにより、受信データのエラ
ーを訂正し再生する方法が知られている。このエラー訂
正方法を実現するためには受信機に多数決を求める手段
が必要となり、ソフトウェア、またはハードウェアで実
現する方法がとられている。
【0003】ソフトウェアで実現するには、受信したデ
ータを一旦メモリに記憶し、全てのデータを受信した
後、対応したビットを調べ”0”と”1”のいずれが多
いか判断する多数決処理を行っていた。データは連続的
に送られてくるため、この多数決処理は常に実行してい
なければならず中央処理装置(CPU)の負担が増大す
るという問題があった。
【0004】上記問題を解決するために多数決処理をハ
ードウェアで実現する方法がとられている。この方法は
よく知られているが、多数決をとるべきデータを全て記
憶しておく必要があり、記憶回路が増大してしまうとい
う問題があった。
【0005】上記問題を解決する従来技術として特開昭
64−73820号が開示されている。これは、(2n
−1)回(n≧2)連送されてくるmビットのシリアル
データを、数個の論理ゲートとkビット構成でm段のシ
フトレジスタとの組合せ回路を使用するという回路構成
で、多数決をとるべきデータを全て受信した時点で連続
データの多数決結果が得られるというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近の携帯電話装置を
はじめとする携帯端末装置は、小形軽量化に伴い電池容
量が減少し、その反面長時間使用の性能が求められてい
る。そのため低消費電力化が重要視されている。
【0007】上記ハードウェアによる多数決処理は、電
界強度が良く、伝送中のビット誤りがない、つまり、本
来ならばデータを全て受信する以前に多数決結果が得ら
れる状態でも、多数決をとるべきデータを全て受信しな
ければ多数決結果が得られない。そのため、受信回路は
常時受信動作を行っており、低消費電力化という面で考
慮されていなかった。
【0008】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたものであり、その目的は、連送されるデータが連
送途中であろうとも多数決結果が確定したとき、受信動
作を停止し、次のデータ形式の先頭を検知してから受信
回路を動作させ、低消費電力化を図ることを特徴とした
携帯端末装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ビット同期データと、ワード同期データ
と、(2n−1)回(n≧2)連送されてくるmビット
のシリアルデータをデータ形式の1単位として受信する
携帯端末装置において、中央処理装置と、前記シリアル
データからデータ及びクロックを生成する位相同期ルー
プ回路を備えたデータクロック生成部と、該データクロ
ック生成部からのデータの多数決をとる多数決手段と、
該多数決手段の多数決結果が確定したことを検出し、検
出結果を中央処理装置へ通知する第1の検出通知手段
と、前記データ形式の先頭を検出し、検出結果を中央処
理装置へ通知する第2の検出通知手段とを備え、前記第
1の検出通知手段からの通知結果により、中央処理装置
は受信部の動作を停止させ、前記第2の検出通知手段か
らの通知結果により中央処理装置は受信部の動作を開始
させるようにしたものである。
【0010】また、前記多数決手段の回路規模を抑える
ために、kビット構成でm段のシフトレジスタと、前記
シフトレジスタのkビット出力データに、前記シリアル
データに対応した1ビットデータを順次加算し、演算結
果を前記シフトレジスタに入力する加算手段と、前記シ
フトレジスタのkビットの出力データが予め定められた
値sと一致したことを検出する一致検出手段と、前記一
致検出手段の一致検出信号に従って前記加算手段の加算
動作を禁止する禁止手段と、前記第1のシフトレジスタ
のm個のkビットデータをすべて(s−n)に初期化す
る初期化手段からなるという回路構成にしたものであ
る。
【0011】また、前記第2の検出通知手段で、受信部
が動作していない状態で前記第2の検出通知手段が次の
データ形式の先頭を検出するために、前記データクロッ
ク生成部の位相同期ループ回路を自走させ、自走させる
ことによって得られるクロックを入力とし、前記(2n
−1)回(n≧2)連送されてくるmビットのシリアル
データをmビット単位で計数するフレームカウンタとを
備え、前記フレームカウンタの出力値が(2n−1)に
達したら前記中央処理装置へ通知するようにしたもので
ある。
【0012】同様に、前記第2の検出通知手段で前記デ
ータ形式の先頭を検出する他の方法として、前記(2n
−1)回(n≧2)連送されてくるmビットのシリアル
データをmビット単位で計数するフレームカウンタと、
前記フレームカウンタの計数値に依存して前記中央処理
装置により計測時間が設定される計時手段とを備え、前
記計時手段が前記設定時間を計時した後、前記中央処理
装置へ通知するようにしたものである。
【0013】
【作用】上記のような構成において、中央処理装置は、
前記第1の検出通知手段からの通知結果により受信部の
動作を停止させ、前記第2の検出通知手段からの通知結
果により受信部の動作を開始させるよう動作する。それ
によって、全データを受信する前に多数決結果が確定し
た場合、残りのシリアルデータは受信せず受信回路を停
止し、次のデータ形式の先頭を検知してから受信回路を
動作させることにより低消費電力化を図ることが可能と
なる。
【0014】また、多数決手段において、加算手段は、
送られてくる連送データの同位ビットごとに”1”ある
いは”0”の数を数える作用をする。各回までの計数結
果はm段のシフトレジスタに、前回までの計数結果に変
わって記憶される。この計数結果はさらにシフトレジス
タでm段シフトされて再び加算手段の初期値として設定
されるように構成しているため、mビットごとに到来す
るビットデータについても各々累計計数することができ
る。データ形式の先頭でシフトレジスタは初期化手段に
より(s−n)に初期化される。(2n−1)連送され
るデータの"1"あるいは”0”の数がn個以上ある場合
には計数値がsのまま保持されることになる。従って、
m段のシフトレジスタに記憶された計数値が全てsある
いは(s−n)であれば、第1の検出通知手段は多数決
が終了したものとし、中央処理装置へ多数決終了の通知
信号を出力することが可能となる。
【0015】また、中央処理装置によって受信部の受信
動作を停止させる信号により、前記位相同期ループ回路
を自走させる(但し、自走させたときの自走周波数は既
知であるシリアルデータ速度に一致していなければなら
ない。)ため、前記第2の検出通知手段への、データク
ロック生成部からのデータクロックは途切れることな
く、前記シリアルデータをmビット単位で計数するフレ
ームカウンタへ供給される。該フレームカウンタは計数
値が(2n−1)に達したら前記中央処理装置へ通知す
るよう作用することから、受信部が動作していない状態
でも、前記第2の検出通知手段が次のデータ形式の先頭
を判断可能となる。
【0016】ここでは、前記位相同期ループ回路を自走
させるためのトリガとなる信号を中央処理装置によって
受信部の受信動作を停止させる信号としたが、この信号
は前記第1の検出通知手段からの、全データを受信する
前に過半数以上の同一シリアルデータが受信できた旨の
多数決終了の通知信号や、中央処理装置から上記目的の
ために直接出力される信号などでもよい。
【0017】また、前記第2の検出通知手段が次のデー
タ形式の先頭を判断可能とする他の方法として、第1の
検出通知手段からの、全データを受信する前に過半数以
上の同一シリアルデータが受信できた旨の多数決終了の
通知信号を受けた中央処理装置が、前記(2n−1)回
(n≧2)連送されてくるmビットのシリアルデータを
mビット単位で計数するフレームカウンタの計数値を読
む。次に中央処理装置は該計数値より次のデータ形式の
先頭までの時間を割りだし、計時手段へ計測時間を設定
する。該計時手段は前記設定時間を計時した後、中央処
理装置へ通知するよう作用することから、受信部が動作
していない状態でも、前記第2の検出通知手段が次のデ
ータ形式の先頭を判断可能となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。
【0019】<第1実施例>図1は、第1の実施例のブ
ロック図である。
【0020】図1において、1はアンテナ、2は受信
部、3はデータクロック生成部、4は第1の検出通知手
段、5は多数決手段、6は第2の検出通知手段、7は中
央処理装置である。
【0021】基地局よりビット同期データと、ワード同
期データと、(2n−1)回(n≧2)連送されてくる
mビットのシリアルデータをデータ形式の1単位とし
て、高周波信号に乗せられて送られてくるRF信号を、
携帯端末装置はアンテナ1で受信し、受信部2でベース
バンド信号の帯域に変換する。変換された信号aは通常
2値のPM変調(マンチェスタ符号)等で変調されてい
るため、データクロック生成部3でデータbとクロック
cに生成される。ここでデータbは復調された、ビット
同期データと、ワード同期データと、(2n−1)回
(n≧2)連送されてくるmビットのシリアルデータ
で、クロックcはデータbに同期したデータ再生用クロ
ックである。データbとクロックcは多数決手段5へ入
力され、多数決処理が実行される。第1の検出通知手段
4は、多数決手段5で多数決処理が実行されている過程
をモニタするモニタ信号dにより、全データを受信する
前に多数決結果が確定したか否かを検出し、中央処理装
置7へ通知信号eを出力する。中央処理装置7は通知信
号eにより、全データを受信する前に多数決結果が確定
した場合、受信部2へ受信動作を停止させるよう受信動
作制御信号hを出力し、受信動作を停止させる。そし
て、多数決が終了して得られたデータfをパラレルもし
くはシリアルに取り込む。次に第2の検出通知手段6は
データクロック生成部3からのクロックcと、多数決手
段5からのワード同期検出信号iを入力として、次のデ
ータ形式の先頭を検出して中央処理装置7へ通知信号g
を出力する。中央処理装置7は通知信号gにより、受信
部2へ受信動作を再開させるよう受信動作制御信号hを
出力し、受信動作を再開させる。これら一連の動作によ
って、全データを受信する前に多数決結果が確定した場
合、残りのシリアルデータは受信せず受信回路を停止
し、次のデータ形式の先頭を検知してから受信回路を動
作させることにより低消費電力化を図ることが可能とな
る。
【0022】以下、本実施例の具体的な構成を図2、図
3、図4、図5を用いて説明する。
【0023】図2は伝送されてくるデータ形式図、図3
は多数決手段5の構成図、図4は第1の検出通知手段4
の構成図、図5はデータクロック生成部3、第2の検出
通知手段6の構成図である。
【0024】ここでは、図2に示すように、ビット同期
データBSと、ワード同期データWSと、40ビットの
同一シリアルデータが5連送されてくるデータ形式を1
単位として説明する。
【0025】まず、図3を用いて、多数決手段5を説明
する。
【0026】図3において、5は多数決手段、51は初
期化手段としてのワード同期検出回路、52は有効クロ
ックのみを抜き出すANDゲート、53は2ビット40
段のシフトレジスタ、54は多数決結果が格納される4
0段のシフトレジスタ、55は加算器、56は一致検出
手段としてのANDゲート、57、58は禁止手段とし
てのNOTゲート及びANDゲートである。
【0027】以下、多数決手段5の基本回路動作につい
て図6を併用して説明する。図6は本実施例における多
数決手段の動作を示すタイミング図である。データbは
クロックjの立ち下がりに同期して変化し、信号n1、
n2はシフトレジスタ53がクロックjの立ち上がりで
動作するため同様にクロックjの立ち上がりで変化す
る。さらに、これと同期して信号l1、l2がシフトレ
ジスタ53に記憶されることになる。図6に示すように
信号n1、n2の値が0から2である場合はデータbが
そのままデータpとなるから、信号l1、l2の値は加
算器55の働きにより、信号n1、n2とデータbとの
加算値となる。信号n1、n2の値が3となった場合
は、検出手段であるANDゲート56の出力信号oが”
1”となる。これを受け禁止手段であるNOTゲート5
7及びANDゲート58により信号pは強制的に”0”
になる。このため、信号n1、n2の値が3の場合に
は、データbの値に無関係に加算器55の出力信号l
1、l2の値は3となり、すなわち、加算器55の加算
動作が禁止されたことと同じになる。
【0028】表1は加算器55の入力データと出力デー
タの関係を表した表である。この表からわかるように、
加算器55はシフトレジスタ53から出力されるそれ迄
の加算結果(入力)にデータbを加算していくが、加算
結果が3となると加算動作が停止し、その値をシフトレ
ジスタ53に保持する。つまり、図3に示した多数決手
段5では、転送されてくるデータの”1”の数を対応ビ
ットごとにカウントし、"1"が3個以上ある場合はシフ
トレジスタ53に3が記憶されることになる。ところで
シフトレジスタ53は、データクロック生成部3で生成
されたデータbとクロックcを入力とする初期化手段の
ワード同期検出回路51からのワード同期検出信号iに
より毎回データ形式の先頭で初期化され、ANDゲート
52からの同期信号部分がマスクされた有効クロックj
をクロック入力とする。以上多数決手段5の基本回路動
作を説明した。
【0029】
【表1】
【0030】次に本実施例によって多数決論理が得らる
ことを説明する。
【0031】まず、データ形式の先頭のワード同期信号
がワード同期検出回路51で検出され、その検出信号j
によって、シフトレジスタ53は初期化(ここでは全
て"0”)される。5連送のデータが伝送され始める
と、シフトレジスタ53の中身が”0”であるため、最
初の40ビットのデータつまり連送の最初の1回目のデ
ータは加算器55で”0”と足されることになる。この
加算結果はクロックjと同期してシフトレジスタ53に
送られ、この結果、1回目のデータはそのままの値でシ
フトレジスタ53に記憶されることになる。2回目の連
送データ、つまり41ビット目からは、シフトレジスタ
53が40段であることから、連送1回目のデータに加
算されることになる。以下同様に、5回目の連送データ
終了まで40ビットごとのデータが加算され、その結果
がシフトレジスタ53に記憶される。シフトレジスタ5
3に記憶された加算結果が3となった場合、加算動作が
禁止されるのでデータbの値に無関係に加算結果が3と
なる。シフトレジスタ53の特定ビットの値が3であれ
ば”1”が3回(過半数)以上出現したことになるた
め、そのビットの受信データは”1”と判断できる。全
データを受信する前に多数決結果が確定した場合、及び
全データを受信したときに多数決結果が確定した場合に
シフトレジスタ53の値が3であるか否かを調べること
により、”1”であるか”0”であるかを判断できる。
そのため、一致検出手段であるANDゲート56はシフ
トレジスタ53の値の3をデコードしている。従って、
ANDゲート56の出力信号oは多数決結果そのもので
あるため、信号oを入力データとする40ビットのシフ
トレジスタ54へは、多数決結果が確定した時点で、多
数決結果のデータを記憶していることになる。
【0032】次に図4を用いて、多数決手段5で多数決
処理が実行されている過程をモニタするモニタ信号dに
より、全データを受信する前に多数決結果が確定したか
否かを検出し、中央処理装置7へ通知信号eを出力する
第1の検出通知手段4の動作を説明する。
【0033】41は多数決手段5からのモニタ信号dの
1つであるクロックjを入力として各種タイミング信号
を生成するタイミング信号生成部、42、43、44は
多数決手段5からのモニタ信号dである信号l1、l2
を入力とするENORゲート、NOTゲート、NAND
ゲート、45は、タイミング信号生成部41からのタイ
ミング信号r、sとENORゲート42、NANDゲー
ト44を入力とするAND−OR複合ゲート、46はA
ND−OR複合ゲート45をイネーブル入力とし、クロ
ックjをクロック入力とし、タイミング信号生成部41
からのタイミング信号qをリセット入力とする6ビット
カウンタ、47は6ビットカウンタ46のカウント出力
を40にデコードし、40に達したら中央処理装置7へ
通知信号eを出力するデコード回路である。
【0034】以下、第1の検出通知手段4の動作を表
2、図7を併用して説明する。表2は、5連送されるデ
ータを全て受信する前に多数決結果が確定したときのシ
フトレジスタ53の値表、図7は第1の検出通知手段4
のタイミング図を表す。
【0035】まず、表2において、多数決結果が3連送
目で確定するとき、”0”と判断可能なシフトレジスタ
53の値は、0である。”1”と判断可能なシフトレジ
スタ53の値は、3である。その他の値を記憶している
ときは、多数決結果が3連送目で確定することはない。
多数決結果が4連送目で確定するとき、”0”と判断可
能なシフトレジスタ53の値は、0もしくは1であ
る。”1”と判断可能なシフトレジスタ53の値は、3
である。その他の値を記憶しているときは、多数決結果
が4連送目で確定することはない。これらのことから、
多数決結果が3連送目で確定するときは、多数決手段5
の加算器55の出力信号l1、l2(l1がLSB、l
2がMSB)が共に”0”のとき、もしくは共に”1”
のときであり、これの検出は3連送目のとき信号l1、
l2の排他的論理和をとることにより検出可能となる。
多数決結果が4連送目で確定するときは、多数決手段5
の加算器55の出力信号l1が”0”かつ信号l2が”
1”ではないときであり、これの検出は4連送目のとき
信号l1の否定回路出力と、信号l2の論理積をとるこ
とにより検出可能となる。ENORゲート42の出力信
号uは信号l1、l2が共に”0”のとき、もしくは共
に”1”のときに’1’を出力し、NOTゲート43、
NANDゲート44によりNANDゲート44の出力信
号vは出力信号l1が”0”かつ信号l2が”1”では
ないとき’1’を出力する。タイミング信号生成部41
は、図7に示す3連送目のときのみ”1”になる信号
r、4連送目のときのみ”1”になる信号sを生成す
る。信号u、信号v、信号r、信号sは、AND−OR
複合ゲート45に入力され、AND−OR複合ゲート4
5の出力信号tは、3連送目のデータ受信時に信号l
1、l2が共に”0”のとき、もしくは共に”1”のと
き、もしくは4連送目のデータ受信時に信号l1が”
0”かつ信号l2が”1”ではないとき’1’を出力す
る。同期信号部分がマスクされた有効クロックjは6ビ
ットカウンタ46へクロック入力として入力される。6
ビットカウンタ46は信号tが”1”の期間、つまり、
多数決結果が3連送目もしくは4連送目で確定している
期間、クロックjによりカウントアップしていく。40
ビット全て確定していれば、6ビットカウンタ46は4
0までカウントアップしていく。これを検出するため
に、6ビットカウンタ46のカウント出力zはデコード
回路47へ入力され、デコード回路47はカウント値4
0を検出したとき、つまり、5連送されるデータを全て
受信する前に多数決結果が確定したとき通知信号eを中
央処理装置7へ出力する。3連送目で多数決結果が確定
したとき通知信号eは図7でいうxのように出力され、
4連送目で多数決結果が確定したとき通知信号eは図7
でいうyのように出力される。ここで、6ビットカウン
タ46はタイミング信号生成部41からの、図7に示す
ような各連送データ40ビットの終わりを示す信号qに
よって連送データの先頭で定期的にリセットがかかるた
め、連送データの先頭から連続で40ビットデータが確
定していなければ、デコード回路47は多数決結果が確
定したとき通知信号eを中央処理装置7へ出力すること
はない。以上のような動作のため、多数決手段5で多数
決処理が実行されている過程をモニタするモニタ信号d
により、全データを受信する前に多数決結果が確定した
か否かを検出し、中央処理装置7へ通知信号eを出力す
ることが可能となる。
【0036】
【表2】
【0037】つぎに、図5を第2の検出通知手段6がデ
ータクロック生成部3からのクロックcと、多数決手段
5からのワード同期検出信号iを入力として、次のデー
タ形式の先頭を検出して中央処理装置7へ通知信号gを
出力する方法を説明する。
【0038】図5の3はデータクロック生成部、31は
受信部2でRF信号からベースバンド信号の帯域に変換
される信号aを入力とし、信号aのエッヂを検出し、信
号aに同期したクロックを抽出するクロック抽出回路、
32はクロック抽出回路31で抽出したクロックを入力
とする位相同期ループ回路、33は位相同期ループ回路
32からの再生クロックと信号aにより、データbとク
ロックcを再生するデータクロック再生回路、6は、第
2の検出通知手段、61は多数決手段5からのワード同
期検出信号iによってリセットされ、クロックcを入力
とし連送データを40ビット単位でカウントするフレー
ムカウンタ、62は、フレームカウンタ61のカウント
値を入力とし、5連送終了したこと、つまり1データ形
式が終了したことをデコードし、中央処理装置7に1デ
ータ形式が終了したことを通知する通知信号gを出力す
るデコード回路である。
【0039】中央処理装置7は通知信号eにより、全デ
ータを受信する前に多数決結果が確定した場合、受信部
2へ受信動作を停止させるよう受信動作制御信号hを出
力し、受信動作を停止させる。受信部2で受信動作が停
止すれば、受信部2でRF信号からベースバンド信号の
帯域に変換される信号aは、データクロック生成部3へ
入力されなくなる。信号aが常にデータクロック生成部
3へ入力されていれば、クロックcが常に出力され、そ
のクロックcをカウントし1データ形式分カウントした
ら通知信号gを出力する第2の検出通知手段6は正常に
動作するはずである。そこで、受信部2へ受信動作を停
止させるよう出力される受信動作制御信号hにより、位
相同期ループ回路32を自走させ、受信動作が停止して
もクロックcを常に作り出し、そのためフレームカウン
タ61、デコード回路62が正常に動作し、1データ形
式分カウントしたら通知信号gを出力する第2の検出通
知手段6は正常に動作することが可能となる。但し、位
相同期ループ回路32の自走周波数はデータbのデータ
速度に等しくなければならない。位相同期ループ回路3
2は受信部2が停止する直前までクロック抽出回路31
で抽出したクロックにロックしているため、位相同期ル
ープ回路32の自走周波数がデータbのデータ速度に等
しければ、フレームカウンタ61への入力クロックcは
データを受信しているときとほぼ同じと考えられ、クロ
ックcをカウントし1データ形式分カウントしたら通知
信号gを出力する上記動作にはなんら問題が無いといえ
る。ここで、位相同期ループ回路32を自走させる信号
を、受信部2へ受信動作を停止させるよう出力される受
信動作制御信号hとしたが、これは、多数決手段5が全
データを受信する前に多数決結果が確定したか否かを検
出し中央処理装置7へ通知する通知信号e、もしくは、
中央処理装置7が位相同期ループ回路32を自走させる
ために出力する専用の信号でも良い。
【0040】次に、本実施例を用いたときの、受信部2
へ受信動作を停止させるよう出力される受信動作制御信
号hと、第1の検出通知手段4が全データを受信する前
に多数決結果が確定したか否かを検出し中央処理装置7
へ通知する通知信号eと、第2の検出通知手段6が中央
処理装置7に1データ形式が終了したことを通知する通
知信号gとの関係を図8を用いて説明する。
【0041】図8は受信部2のON/OFFのタイミン
グ図である。
【0042】まず(a)の3連送目で多数決終了を検出
した場合、通知信号eは3連送終了時に中央処理装置7
へ通知される。(ここでは、”0”を有意としたが”
1”を有意としてもよい)中央処理装置7はこの通知信
号eを受けて、受信動作制御信号hにより、受信部2の
受信動作を停止させる。(ここでは、”0”で停止とし
たが”1”で停止としてもよい)同じに受信動作制御信
号hにより、データクロック生成部3の位相同期ループ
回路32は自走し、第2の検出通知手段6へデータの速
度と一致したクロックcを供給し続け、これにより第2
の検出通知手段6は1データ形式が終了したことを通知
する通知信号gを中央処理装置7へ通知する。(ここで
は、”0”を有意としたが”1”を有意としてもよい)
中央処理装置7はこの通知信号gを受けて、受信動作制
御信号hにより、受信部2の受信動作を再開させる。こ
れにより、通知信号eから通知信号gまでの期間、つま
り、残りの2連送のデータの伝送の間、受信部2は停止
していることになり、消費電力を抑制することが可能で
ある。(b)の4連送目で多数決終了を検出した場合も
同様である。以上のように動作するので、受信電界強度
の良いところではビットエラーレートがよいため有効な
手段となる。
【0043】尚、本実施例における多数決手段5は、多
数決を取ることができる構成ならば、本構成でなくとも
良い。しかるに、本構成を用いると回路構成が小規模と
なって有利である。
【0044】<第2実施例>以下、多数決手段をさらに
小規模にした本発明の他の一実施例を図9により説明す
る。
【0045】図9は、多数決手段をさらに小規模するた
めの構成図である。
【0046】図9において、5は多数決手段、51は初
期化手段としてのワード同期検出回路、52は有効クロ
ックのみを抜き出すANDゲート、53は2ビット40
段のシフトレジスタ、55は加算器、56は一致検出手
段としてのANDゲート、57、58は禁止手段として
のNOTゲート及びANDゲート、59は加算器55の
MSB出力であるl2とANDゲート56を切り替える
スィッチである。
【0047】本実施例は、前述した第1実施例における
シフトレジスタ54を削除して、全データを受信する前
であろうが、全データを受信してからであろうが、多数
決結果が確定した時点でシフトレジスタ53に多数決結
果が確定を記憶させるようしたものである。以下、本実
施例は、第1実施例同様、図2に示すように、ビット同
期データBSと、ワード同期データWSと、40ビット
の同一シリアルデータが5連送されてくるデータ形式を
1単位として説明する。
【0048】前出の5連送されるデータを全て受信する
前に多数決結果が確定したときのシフトレジスタ53の
値表である表2において、3連送目で多数決が確定した
場合と、4連送目で多数決が確定した場合は、2ビット
40段のシフトレジスタ53のMSBが多数決結果その
ものとなる。ただし、5連送目で多数決が確定した場合
については、2ビット40段のシフトレジスタ53のM
SBの値から多数決結果を得ることが不可能である。そ
のため、図9に示すようにスィッチ59によって、4連
送目までは第1実施例同様に動作し、5連送目は、多数
決結果が直接得られる一致検出回路であるANDゲート
56の出力信号oを2ビット40段のシフトレジスタ5
3のMSBへ入力するよう切り替える。伝送されるデー
タは、5連送目が最後のため、信号oを2ビット40段
のシフトレジスタ53のMSBへ入力しても多数決動作
についてはなんら支障もきたさない。尚、スィッチ59
の切り替え信号swは、5連送目を表す信号であればよ
い。第2の検出通知手段6にはフレームカウンタ61が
あるため、切り替え信号swは容易に生成できることは
いうまでもない。
【0049】以上説明したように、本発明により、多数
決手段をさらに小規模することが可能となる。
【0050】<第3実施例>以下、本発明の他の一実施
例を図10により説明する。
【0051】図10は、第3の実施例のブロック図であ
る。
【0052】図10において、1はアンテナ、2は受信
部、3はデータクロック生成部、4は第1の検出通知手
段、5は多数決手段、6は第2の検出通知手段、7は中
央処理装置である。
【0053】基地局よりビット同期データと、ワード同
期データと、(2n−1)回(n≧2)連送されてくる
mビットのシリアルデータをデータ形式の1単位とし
て、高周波信号に乗せられて送られてくるRF信号を、
携帯端末装置はアンテナ1で受信し、受信部2でベース
バンド信号の帯域に変換する。変換された信号aは通常
2値のPM変調(マンチェスタ符号)等で変調されてい
るため、データクロック生成部3でデータbとクロック
cに生成される。ここでデータbは復調された、ビット
同期データと、ワード同期データと、(2n−1)回
(n≧2)連送されてくるmビットのシリアルデータ
で、クロックcはデータbに同期したデータ再生用クロ
ックである。データbとクロックcは多数決手段5へ入
力され、多数決処理が実行される。第1の検出通知手段
4は、多数決手段5で多数決処理が実行されている過程
をモニタするモニタ信号dにより、全データを受信する
前に多数決結果が確定したか否かを検出し、中央処理装
置7へ通知信号eを出力する。中央処理装置7は通知信
号eにより、全データを受信する前に多数決結果が確定
した場合、受信部2へ受信動作を停止させるよう受信動
作制御信号hを出力し、受信動作を停止させる。そし
て、多数決が終了して得られたデータfをパラレルもし
くはシリアルに取り込む。次に第2の検出通知手段6は
データクロック生成部3からのクロックcと、多数決手
段5からのワード同期検出信号iを入力として、中央処
理装置7と情報をやりとりすることによって、次のデー
タ形式の先頭を検出して中央処理装置7へ通知信号gを
出力する。中央処理装置7は通知信号gにより、受信部
2へ受信動作を再開させるよう受信動作制御信号hを出
力し、受信動作を再開させる。これら一連の動作によっ
て、全データを受信する前に多数決結果が確定した場
合、残りのシリアルデータは受信せず受信回路を停止
し、次のデータ形式の先頭を検知してから受信回路を動
作させることにより低消費電力化を図ることが可能とな
る。
【0054】本実施例の第1実施例との異なる点は、第
2の検出通知手段6の構成であり、以下、本実施例の第
2における検出通知手段6の具体的な構成を図11を用
いて説明する。
【0055】図11はデータクロック生成部3、第2の
検出通知手段6の構成図である。
【0056】つぎに、図11を第2の検出通知手段6が
データクロック生成部3からのクロックcと、多数決手
段5からのワード同期検出信号iを入力として、中央処
理装置7と情報をやりとりすることによって、次のデー
タ形式の先頭を検出して中央処理装置7へ通知信号gを
出力する方法を説明する。
【0057】図11の3はデータクロック生成部、31
は受信部2でRF信号からベースバンド信号の帯域に変
換される信号aを入力とし、信号aのエッヂを検出し、
信号aに同期したクロックを抽出するクロック抽出回
路、32はクロック抽出回路31で抽出したクロックを
入力とする位相同期ループ回路、33は位相同期ループ
回路32からの再生クロックと信号aにより、データb
とクロックcを再生するデータクロック再生回路、6
は、第2の検出通知手段、61は多数決手段5からのワ
ード同期検出信号iによってリセットされ、クロックc
を入力とし連送データを40ビット単位でカウントする
フレームカウンタ、64はフレームカウンタ61のカウ
ント値に依存して、中央処理装置7により次のデータ形
式の先頭までの計測時間が設定される計時手段としての
タイマ、63はタイマ64の基準クロックになる発振源
である。
【0058】中央処理装置7は通知信号eにより、全デ
ータを受信する前に多数決結果が確定した場合、受信部
2へ受信動作を停止させるよう受信動作制御信号hを出
力し、受信動作を停止させる。受信部2で受信動作が停
止すれば、受信部2でRF信号からベースバンド信号の
帯域に変換される信号aは、データクロック生成部3へ
入力されなくなり、クロックcが出力されず、フレーム
カウンタ64は動作不可能となる。そのため、中央処理
装置7は受信動作制御信号hを出力するとフレームカウ
ンタ64の値をデータバスwを通じて読みだし、次のデ
ータ形式の先頭までの時間を演算により求め、次のデー
タ形式の先頭までの計測時間をデータバスwを通じてタ
イマ64に設定する。タイマ64は設定された計測時間
を計測した後、中央処理装置7へ通知信号gを出力す
る。これら一連の動作により、受信部2で受信動作が停
止しクロックcが出力されず、フレームカウンタ64は
動作不可能となっても、中央処理装置7と情報をやりと
りすることによって、次のデータ形式の先頭を検出して
中央処理装置7へ通知信号gを出力することが可能とな
る。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、中央処理装置は、前記
第1の検出通知手段からの通知結果により受信部の動作
を停止させ、前記第2の検出通知手段からの通知結果に
より受信部の動作を開始させるよう動作する。それによ
って、全データを受信する前に多数決結果が確定した場
合、残りのシリアルデータは受信せず受信回路を停止
し、次のデータ形式の先頭を検知してから受信回路を動
作させるため低消費電力化を図るという点で効果があ
る。
【0060】また、多数決手段に数個の論理ゲートとk
ビット構成でm段のシフトレジスタとの組合せ回路を使
用するという回路構成をとっているので、多数決手段の
構成を小型化するという点で効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のブロック図である。
【図2】伝送されてくるデータ形式図である。
【図3】多数決手段の構成図である。
【図4】第1の検出通知手段の構成図である。
【図5】データクロック生成部及び第2の検出通知手段
の構成図である。
【図6】多数決手段のタイミング図である。
【図7】第1の検出通知手段のタイミング図である。
【図8】受信部のON/OFFのタイミング図である。
【図9】第2の実施例の多数決手段の構成図である。
【図10】第3の実施例のブロック図である。
【図11】第3の実施例のデータクロック生成部及び第
2の検出通知手段の構成図である。
【符号の説明】
1…アンテナ 2…受信部 3…データクロック生成部
4…第1の検出通知手段 5…多数決手段 6…第2
の検出通知手段 7…中央処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 周一 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会社 日立製作所東海工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビット同期データと、ワード同期データ
    と、(2n−1)回(n≧2)連送されてくるmビット
    のシリアルデータをデータ形式の1単位として受信する
    携帯端末装置において、 前記mビットのシリアルデータを多数決回路で多数決を
    行い、全データを受信する前に多数決結果が確定した場
    合、残りのシリアルデータは受信せず受信回路を停止
    し、次のデータ形式の先頭を検知してから受信回路を動
    作させる間欠動作により低消費電力化を図ることを特徴
    とした携帯端末装置。
  2. 【請求項2】ビット同期データと、ワード同期データ
    と、(2n−1)回(n≧2)連送されてくるmビット
    のシリアルデータをデータ形式の1単位として受信する
    携帯端末装置において、 中央処理装置と、 前記シリアルデータからデータ及びクロックを生成する
    位相同期ループ回路を備えたデータクロック生成部と、 前記データクロック生成部からのデータの多数決をとる
    多数決手段と、 前記多数決手段から全データを受信する前に多数決結果
    が確定したことを検出し、検出結果を前記中央処理装置
    へ通知する第1の検出通知手段と、 前記データ形式の先頭を検出し、検出結果を前記中央処
    理装置へ通知する第2の検出通知手段とを備え、 前記第1の検出通知手段からの通知結果により、前記中
    央処理装置は受信部の動作を停止させ、前記第2の検出
    通知手段からの通知結果により前記中央処理装置は受信
    部の動作を開始させることを特徴とした携帯端末装置。
  3. 【請求項3】前記多数決手段は、 kビット構成でm段のシフトレジスタと、 前記シフトレジスタのkビット出力データに、前記シリ
    アルデータに対応した1ビットデータを順次加算し、演
    算結果を前記シフトレジスタに入力する加算手段と、 前記シフトレジスタのkビットの出力データが予め定め
    られた値sと一致したことを検出する一致検出手段と、 前記一致検出手段の一致検出信号に従って前記加算手段
    の加算動作を禁止する禁止手段と、 前記第1のシフトレジスタのm個のkビットデータをす
    べて(s−n)に初期化する初期化手段からなることを
    特徴とした請求項2記載の携帯端末装置。
  4. 【請求項4】前記第2の検出通知手段は、 前記データクロック生成部からのクロックを入力とし、
    前記(2n−1)回(n≧2)連送されてくるmビット
    のシリアルデータをmビット単位で計数するフレームカ
    ウンタと、 前記フレームカウンタの出力が(2n−1)に達したら
    前記中央処理装置へ通知する通知部とからなり、 前記第1の検出通知手段からの通知結果により、前記中
    央処理装置が受信部の動作を停止した後、前記位相同期
    ループ回路を自走させ、前記フレームカウンタへデータ
    クロックを入力することを特徴とした請求項2に記載の
    携帯端末装置。
  5. 【請求項5】前記第2の検出通知手段は、 前記(2n−1)回(n≧2)連送されてくるmビット
    のシリアルデータをmビット単位で計数するフレームカ
    ウンタと、 前記フレームカウンタの計数値に依存して前記中央処理
    装置により次のデータ形式の先頭までの計測時間が設定
    される計時手段と、 前記計時手段が前記設定時間を計時した後、前記中央処
    理装置へ通知する通知部とからなることを特徴とした請
    求項2記載の携帯端末装置。
JP3330262A 1991-12-13 1991-12-13 携帯端末装置 Pending JPH05167566A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3330262A JPH05167566A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 携帯端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3330262A JPH05167566A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 携帯端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05167566A true JPH05167566A (ja) 1993-07-02

Family

ID=18230677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3330262A Pending JPH05167566A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 携帯端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05167566A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6714773B1 (en) 1999-07-23 2004-03-30 Nec Corporation Antenna switching in multiple radio terminal
US7308636B2 (en) 1999-05-05 2007-12-11 Qualcomm Incorporated Apparatus and method of early decoding in communication systems
JP2008252600A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Oki Electric Ind Co Ltd 車々間通信システム及び車々間通信における誤り訂正方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7308636B2 (en) 1999-05-05 2007-12-11 Qualcomm Incorporated Apparatus and method of early decoding in communication systems
US7814399B2 (en) 1999-05-05 2010-10-12 Qualcomm Incorporated Apparatus and method of early decoding in communication systems
US8214728B2 (en) 1999-05-05 2012-07-03 Qualcomm Incorporated Apparatus and method of early decoding in communication systems
US6714773B1 (en) 1999-07-23 2004-03-30 Nec Corporation Antenna switching in multiple radio terminal
JP2008252600A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Oki Electric Ind Co Ltd 車々間通信システム及び車々間通信における誤り訂正方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910000303B1 (ko) 바테리 절약 동작을 디스에이블시키기 위해 잡음-면역성 검증 회로를 갖고 있는 페이징 수신기
JPS62160830A (ja) 選択呼出信号受信機
JPS5825734A (ja) デジタル無線指名呼出し装置の受信装置およびその使用方法
EP0700181A2 (en) Synchronisation circuit
JPH05167566A (ja) 携帯端末装置
KR950011078B1 (ko) 선택 호출 수신기
US5917871A (en) Bit synchronization circuit and method capable of correct bit synchronization for both 2-value and 4-value FSK transmission signals
JP2947074B2 (ja) フレーム同期検出回路
JP5127342B2 (ja) 受信装置および方法
JP2935230B2 (ja) 呼出し検出装置及び呼出し検出方法
JP3338797B2 (ja) 無線受信データずれ対応装置および無線受信データずれ対応方法
JP2963560B2 (ja) デコーダ回路
JP3811498B2 (ja) 同期検出方法及び同期検出回路
JPH0365830A (ja) 呼出検出装置
JP3098720B2 (ja) 移動局用同期引込み回路
JP2713009B2 (ja) 遅延時間差吸収装置
JP2964499B2 (ja) 無線選択呼出受信機
JP3876405B2 (ja) 移動機及び間欠受信制御方法
GB1575893A (en) Data sync aquisition in an asynchronous binary address decder
JPH06141056A (ja) エラー付加回路
KR860000978B1 (ko) 디지탈 무선 페이징 수신기
JP2873059B2 (ja) 無線通信システムのパターン同期回路
JPH08204761A (ja) 無線受信装置
JPH0818549A (ja) マルチフレーム同期保護回路
JP2001060914A (ja) 基地局及び移動端末