JPH05167322A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH05167322A
JPH05167322A JP35009391A JP35009391A JPH05167322A JP H05167322 A JPH05167322 A JP H05167322A JP 35009391 A JP35009391 A JP 35009391A JP 35009391 A JP35009391 A JP 35009391A JP H05167322 A JPH05167322 A JP H05167322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
sensitivity
reception
length
state
Prior art date
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Pending
Application number
JP35009391A
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English (en)
Inventor
Kazufumi Usui
計文 臼井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPH05167322A publication Critical patent/JPH05167322A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信周波数の如何に拘わらず、良好な受信状
態を形成するアンテナ装置を提供する。 【構成】 制御回路12は、現在のアンテナ1の長さで
の感度が所定の感度レベル以上か否かを判別する。そし
て、現在の感度が所定の感度レベル以下である場合に
は、駆動機構部2内のモータに電流を供給して、アンテ
ナ1を伸縮駆動させ、アンテナ1の感度が所定の感度レ
ベル以上となった際には、伸縮駆動を停止させる。よっ
て、アンテナ1はその感度が所定の感度レベル以上とな
った最適受信状態の長さ、つまり現在受信している信号
波の波長λとの関係において長さLが、L=λ/4又は
L=λ・3/8となった時点にて停止し、これにより、良
好な感度状態にて通話を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信において信号
波の受信又は送・受信に用いられるアンテナ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、無線通信に用いられるアンテナ装
置としては、例えば自動車に搭載されたラジオ受信用の
電動アンテナが知られている。この電動アンテナは、伸
縮可能なロッドアンテナと、このロッドアンテナを伸縮
駆動する駆動機構とで構成されている。そして、ラジオ
スイッチをオンにすると前記駆動機構に設けられている
モータが正転してロッドアンテナを伸長駆動し、ロッド
アンテナが最長状態となった時点でモータが停止し、こ
れによりロッドアンテナは最長状態に維持される。ま
た、ラジオスイッチをオフにすると、前記モータが逆転
してロッドアンテナを収縮駆動し、ロッドアンテナが最
短状態に収縮して車体内部に格納されるとモータが停止
し、これによりロッドアンテナは格納状態に維持され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ロッドアン
テナに代表される直線状アンテナの感度特性は、その長
さLと受信しようとする信号波の波長λとの関係によっ
て異なり、L=λ/4あるいはL=λ・3/8であると
き、最も良好な感度状態が得られる。したがって、選局
操作により異なる周波数のラジオ受信を行えば、受信周
波数の変化に伴い波長λが変化することから、この波長
λに対し最も高感度状態にて受信し得るアンテナ長さも
変化する。
【0004】しかるに、従来の電動アンテナにあって
は、前述のようにラジオ受信時にはロッドアンテナを最
長状態に伸長し、非受信時には格納状態に収縮させる構
造であることから、ラジオ受信時におけるアンテナの長
さは、常に一定の最長状態に維持される。よって、選局
操作に伴って波長λが変化しても、この波長λからなる
周波数の信号波を受信するに最適なアンテナの長さを設
定することができず、よって、良好な受信状態を形成す
ることもできない。
【0005】また、ラジオ受信に限らず他の無線通信シ
ステム、例えばチャンネルごとに異なる周波数を用いる
無線通信システムにおいては、チャンネルを切り替えた
場合には、チャンネルの切り替えに伴って受信周波数及
び波長λが変化し、あるいは地域ごとに異なる周波数を
用いる無線通信システムにおいては、移動伴って受信周
波数及び波長λが変化する。よって、これらの無線通信
システムに、受信時の長さが一定の最長状態に維持され
る前記電動アンテナを使用しても、チャンネルの切り替
えや異なる周波数地域への移動に伴って変化する波長λ
に応じて、良好な受信状態を形成することはできない。
【0006】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、受信周波数の如何に拘わらず、良
好な受信状態を形成するアンテナ装置を提供することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にあっては、伸縮可能なアンテナと、該アンテ
ナを伸縮駆動する駆動手段と、該駆動手段により駆動さ
れる前記アンテナの受信状態を検出する検出手段と、該
検出手段の検出結果に基づて前記駆動手段を制御し、前
記アンテナを最適受信状態の長さに伸縮駆動させる駆動
制御手段とを備えたことを要旨としている。
【0008】
【作用】前記構成において、駆動手段により伸縮駆動さ
れるアンテナの受信状態は常に検出手段により検出さ
れ、駆動制御手段はこの検出手段の検出結果に基づいて
駆動手段を制御し、アンテナを最適受信状態の長さに伸
縮駆動させる。したがって、アンテナにより受信されて
いる信号波の周波数が変化し、これに伴って該信号波の
波長が変化した際には、駆動制御手段が検出されている
受信状態に基づいて駆動手段を制御することにより、ア
ンテナは当該波長において最適受信状態の長さに伸縮駆
動される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図にしたがって説
明する。図1は、本実施例にかかるアンテナ装置を適用
した携帯電話の全体ブロック図であり、アンテナ1は伸
縮可能なロッドアンテナであって、駆動機構部2により
伸縮駆動される。該駆動機構部2は、前述した電動アン
テナの駆動機構と同様の構造であって、直流モータと該
モータにより駆動されアンテナ1を昇降駆動するギヤド
ワイヤ等で構成されている。
【0010】前記アンテナ1により受信された受信信号
は、送信ゲートと受信ゲートとを切り替える送/受切替
部3に入力され、該送/受切替部3から受信部4を介し
て、変/復調回路5に入力される。該変/復調回路5に
より復調された受信信号は、音声回路6で音声信号に変
換されるとともに増幅され、この増幅された音声信号に
よりスピーカ7を駆動することによって、該スピーカ7
により受信信号の音声成分が再生される。
【0011】一方、マイク8により検出された音声は、
音声回路6により対応する電気信号に変換されるととも
に増幅され、変/復調回路5により所定周波数の変調波
に変調されて送信部9に入力される。該送信部9に入力
された変調波は、前記送/受切替部3を介してアンテナ
1に出力され、該アンテナ1から放射される。他方、送
/受信オンフック回路10は、フックスイッチ11がオ
ン状態となることにより起動して通話状態を可能にする
ための回路であって、制御回路12はこの送/受信オン
フック回路10の起動に伴って、送/受切替部3からス
ピーカ7に至る受信信号の流れと、マイク8から送/受
切替部3に至る送信信号の流れとを統括的に制御する。
【0012】また、制御回路12には、アンテナ1の長
さLが、受信信号波の波長λとの関係において、L=λ
/4あるいはL=λ・3/8であるときに得られる所定の
感度レベルが予め記憶されている。そして、制御回路1
2は受信部4から入力される受信信号の強弱、及びS/
N比に基づき、アンテナ1の現在の感度を検出するとと
もに、この現在の感度と前記感度レベルとを比較し、こ
の比較結果に基づき前記駆動機構部2を制御する。より
具体的には、駆動機構部2内に順方向と逆方向の電流を
選択的に供給することによりモータを正転あるいは逆転
させ、これによりアンテナ1はモータの正転に伴って伸
長し、逆転に伴って収縮する。
【0013】次に、以上の構成にかかる本実施例の動作
を図2に示したフローチャートにしたがって説明する。
すなわち、アンテナ1により携帯電話のコール信号が受
信され、該コール信号が送/受切替部3を介して受信部
4に入力されると、制御回路12は呼び出し音を発生さ
せる等の着信(S1)に関連する処理を実行する。次
に、フックオンスイッチ11がオン操作されたか否かを
判別し(S2)、該フックオンスイッチ11がオン操作
された時点で、通話(S3)を可能する為の制御を開始
する。つまり、前述したように送/受切替部3からスピ
ーカ7に至る受信信号の流れと、マイク8から送/受切
替部3に至る送信信号の流れとを統括的に制御する。よ
って、このS3の処理により、制御回路12には受信部
4から受信信号が入力され、該制御回路12は入力され
た受信信号の強弱、及びS/N比から現在のアンテナ1
の長さにおける感度を検出することが可能となる。
【0014】さらに、次のS4では、この検出した現在
のアンテナ1の長さでの感度がOKか否か、つまり現在
の感度が前述した所定の感度レベル以上か否かを判別す
る。そして、現在の感度が所定の感度レベル以下である
場合には、制御回路12は、S5で駆動機構部2内のモ
ータが正転する方向の電流を供給して、アンテナ1を伸
長する方向に駆動させる。しかる後に、S6でフックス
イッチ11がオフに操作されたか否かを判別し、該フッ
クスイッチ11がオン状態にある間、S3〜S6のルー
プを繰り返す。したがって、このS3〜S6のループに
おいて、アンテナ1の感度が所定の感度レベル以上とな
るまでは、S4の判別がNOとなってS5でのアンテナ
1の駆動が継続して実行され、該アンテナ1は徐々に伸
長して行く。
【0015】そして、アンテナ1の感度が所定の感度レ
ベル以上となって、S4の判別がYESとなると、S4
からS6に進み、以降フックスイッチ11がオン状態に
ある間、S3→S4→S6のループを繰り返す。よっ
て、アンテナ1はその感度が所定の感度以上となった最
適受信長さL、つまり現在受信している信号波の波長λ
との関係において、L=λ/4又はL=λ・3/8の長さ
で停止し、これにより、良好な感度状態にて通話を行う
ことができる。
【0016】さらに、例えば車両内にて通話を行ってい
る状態で、車両の走行に伴って周波数の異なる地域内に
移動した場合には、周波数の変化に伴って波長λが変化
することにより感度が低下し、これによりS4の判別は
NOとなる。すると、該S4からS5に進み、アンテナ
1は再度伸長する方向に駆動される。そして、アンテナ
1が伸長する方向に駆動されている過程で、アンテナ1
の感度が所定の感度レベル以上となった場合には、S4
からS6に進むことにより、その時点でアンテナ1の駆
動は停止される。
【0017】しかし、アンテナ1が最長位置まで駆動さ
れても、その感度が所定の感度レベル以上とならなかっ
た場合には、制御回路12は駆動機構部2内のモータを
逆転させる方向に電流を供給することにより、アンテナ
1を収縮駆動させる。このアンテナ1が収縮している過
程で、その感度が所定感度レベル以上となると、S4か
らS6に進み、その時点でアンテナ1の収縮駆動が停止
され、以降フックスイッチ11がオン状態にある間、S
3→S4→S6のループを繰り返す。よって、アンテナ
1は、移動した地域内でその感度が所定の感度レベル以
上となった最適受信長さL、つまり移動した地域の信号
波の波長λとの関係において、L=λ/4又はL=λ・
3/8の長さにて停止し、これにより、周波数が異なる地
域に移動した場合であって良好な感度状態にて通話を継
続することができる。
【0018】そして、通話の終了に伴って、フックスッ
チ11をオフにすると、ENDに進み制御回路12はコ
ール信号を受信可能な待機状態を形成するとともに、駆
動機構部2内のモータを逆転させる方向に動作させて、
アンテナ1をコール信号を受信可能な最短位置まで駆動
させる。
【0019】なお、この実施例においては、アンテナ1
の現在の感度と所定の感度レベルとを比較することによ
り、現在の感度がOKか否か(S4)の判別を行うよう
にしたが、通話開始後、一旦アンテナ1を最短位置から
最長位置まで駆動し、その間一定のタイミングでアンテ
ナ1の各伸長位置での感度を検出し、最長位置に駆動し
た後、最も高感度であった位置にアンテナ1の長さを設
定するようにしてもよい。また、前述した実施例は携帯
電話に本発明を適用したものを示したが、これに限るこ
となく、ラジオ等の受信機あるいは周波数の異なる複数
のチャンネルに切り替え可能な無線通信装置に適用した
場合にも、同様の作用効果を奏することが可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、アンテナ
の受信状態を検出して、該アンテナを最適受信状態の長
さに伸縮駆動するようにしたことから、選局操作や周波
数の異なる地域への移動、あるいはチャンネルの切り替
え等により、受信周波数が変化しても、この受信周波数
の変化に伴う波長の変化に応じて、アンテナを最適受信
状態の長さに設定することができ、その結果、受信周波
数の如何に拘わらず、常に良好な受信状態を形成するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるアンテナ装置を具備
した携帯電話の全体ブロック図である。
【図2】同実施例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 駆動機構部 4 受信部 5 変/復調回路 12 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮可能なアンテナと、 該アンテナを伸縮駆動する駆動手段と、 該駆動手段により駆動される前記アンテナの受信状態を
    検出する検出手段と、 該検出手段の検出結果に基づて前記駆動手段を制御し、
    前記アンテナを最適受信状態の長さに伸縮駆動させる駆
    動制御手段と、 を備えたことを特徴とするアンテナ装置。
JP35009391A 1991-12-10 1991-12-10 アンテナ装置 Pending JPH05167322A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35009391A JPH05167322A (ja) 1991-12-10 1991-12-10 アンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35009391A JPH05167322A (ja) 1991-12-10 1991-12-10 アンテナ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05167322A true JPH05167322A (ja) 1993-07-02

Family

ID=18408190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35009391A Pending JPH05167322A (ja) 1991-12-10 1991-12-10 アンテナ装置

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