JPH051671U - 車体前部構造 - Google Patents

車体前部構造

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Publication number
JPH051671U
JPH051671U JP5787191U JP5787191U JPH051671U JP H051671 U JPH051671 U JP H051671U JP 5787191 U JP5787191 U JP 5787191U JP 5787191 U JP5787191 U JP 5787191U JP H051671 U JPH051671 U JP H051671U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
lock member
hole
mounting hole
optical axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5787191U
Other languages
English (en)
Inventor
博幸 細田
Original Assignee
スズキ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by スズキ株式会社 filed Critical スズキ株式会社
Priority to JP5787191U priority Critical patent/JPH051671U/ja
Publication of JPH051671U publication Critical patent/JPH051671U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体前部の一部分を構成するフードロックメ
ンバの剛性の低下を抑えると共に、フロントフードを開
けた時のフードロックメンバの外観性(見栄え)を良く
する。 【構成】 車体前部10のフードロックメンバ12に設
けられるフードクッション取付孔23をヘッドランプ1
3の光軸調整用作業孔として兼用し得るように構成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、四輪自動車等の前部構造に関し、特に、フードロックメンバに設け られるフードクッション取付孔並びにヘッドランプの光軸調整用作業孔の配置構 成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は車体前部に配設される従来のフードロックメンバ1を示すものであって 、このフードロックメンバ1には、フロントフードを閉蓋位置にロックするロッ ク機構(図示せず)が配設されている。そして、上述のフードロックメンバ1の 左右両側箇所には、フードクッション取付孔(ねじ込み穴)2と、ヘッドランプ の光軸調整用作業孔3とがそれぞれ別個に設けられている。
【0003】 かくして、前記取付孔2にはねじ部4aを有する円柱形状のゴム製のフロント フードクッション4が螺着され、このフロントフードクッション4にて図外のフ ロントフードが閉蓋状態の下で緩衝的に支持されるようになっている。
【0004】 また、ドライバー等の如き調整工具5を前記作業孔3に挿通することにより、 図外のヘッドランプの光軸調整用のねじ等を任意に調整し得るように構成されて いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の如きフードロックメンバ1を有する従来の車体前部構造 では、フードロックメンバ1にフードクッション取付孔2及び光軸調整用作業孔 3をそれぞれ別々に設けるようにしているので、その分だけフードロックメンバ 1自体の剛性が低下するという問題点がある。しかも、フロントフードを開けた 時に、前記作業孔3が外部から見えてしまい、外観性(見栄え)が悪いという不 具合がある。
【0006】 本考案は、このような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、フー ドロックメンバの剛性の低下を抑えることができ、しかもフロントフードを開け た時の外観を損なわないような構成にした車体前部構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案では、車体前部のフードロックメンバに 形成されるフードクッション取付孔をヘッドランプの光軸調整用作業孔として兼 用し得るように構成している。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例に付き図1〜図3を参照して説明する。
【0009】 図1は、四輪自動車の車体前部10を示すものであって、同図において、11 はエンジンルーム、12はエンジンルーム11の前方上部において左右方向に延 びるように配設されたフードロックメンバ、13は左右一対のヘッドランプ、1 4はフロントバンパである。
【0010】 上述のエンジンルーム11は回動式のフロントフード15(図3参照)に覆わ れるように構成されており、このフロントフード15はフードロックメンバ12 に配設されたロック機構(図示せず)にて閉蓋位置にロックされるように構成さ れている。
【0011】 また、ヘッドランプ13はフードロックメンバ12の左右両側部の下方にそれ ぞれ配設されている。なお、このヘッドランプは、図3に示すように、筐体16 と、この筐体16内に配置された光源(バルブ)17と、この光源から発された 光を反射して前方に投光するパラボラ曲線凹面反射鏡18が光源17の後部に配 置されている。そして、この反射鏡18は、その下端部18aが回動自在に筐体 16に枢支され、その上端部18bは調整機構19にて調整移動されるように構 成されている。すなわち、前記調整機構19は、筐体16に回転可能に取付けら れた回転調整部材20と、この回転調整部材20に同軸状に固着されたピニオン 21と、このピニオン21に噛合しかつ一端が前記反射鏡18の上端部18bに 結合されたラック22とから成り、筐体16の外部に突出配置された回転調整部 材20の頭部20aをドライバー等で回転せしめることにより、前記反射鏡18 がその下端部18aを中心に回動されて光軸(投光方向)が移動調整されるよう になっている。
【0012】 また、図2に示すように、フードロックメンバ12の端部にねじ孔から成るフ ロントフードクッション取付孔(ねじ込み穴)23が設けられており、この取付 孔23にねじ部24aを有するゴム製のフロントフードクッション24が着脱可 能に螺着されている。
【0013】 本実施例においては、前記フードクッション取付孔23の直下箇所に調整機構 19の回転調整20が配置されており、取付孔23にドライバー等の工具25を 差し込んで回転調整部材20の頭部20aを回転操作できるように構成されてい る。従って、フードクッション取付孔23は調整機構19を調整するために作業 孔として兼用し得るようになっている。
【0014】 しかして、ヘッドランプの光軸調整を行なうに当っては、フロントフードクッ ション24を手作業にて取付孔23から取り外し、この取付孔23にドライバー 等の工具25を差し込んで回転調整部材20を回転させる。これに伴い、調整機 構19が作動されるため、ヘッドランプ13の反射鏡18が回動され、反射鏡1 8の光軸が所望の方向に調整される。
【0015】 このようにして光軸調整を行なった後に、特別な工具を使用することなく手作 業にてフロントクッション24を前記取付孔23にねじ込んでフードロックメン バ12に装着する。なおこの場合、取付孔23へのフロントフードクッション2 4のねじ込み深さを調整することによって、フロントフードと他の各メンバとの 間の隙間を調整することが可能である。
【0016】 以上のような車体前部構造によれば、フロントフードクッション23の取付位 置とヘッドランプ13の光軸調整操作位置とを同一位置にレイアウトしているの で、フードロックメンバ12の端部には取付孔23のみを設ければ済み、作業孔 を別に設ける必要がない。そのため、作業孔を設けない分だけフードロックメン バ12の剛性の低下を抑えることができると共に、フロントフードを開けた時の フードロックメンバ12の外観性が良好となる。
【0017】 また、フードクッション取付孔23はドライバー等の工具25を容易に差し込 むことができる程度の比較的大きな穴(直径は通常16mm程度)であるため、 この取付孔23をそのまま光軸調整用の作業孔として兼用が可能であり、ヘッド ランプ13の光軸調整作業を容易にかつ短時間で行なうことができる。
【0018】 以上、本考案の一実施例に付き述べたが、本考案は既述の実施例に限定される ものではなく、本考案の技術的思想に基いて各種の変更及び変更が可能である。 例えば、調整機構19の構成は各種に変更可能であり、フードクッション取付孔 23を通してヘッドランプ13の光軸調整を行ない得るような型式のものであれ ば、どのような構成のものであってもよい。
【0019】
【考案の効果】
以上の如く、本考案は、車体前部のフードロックメンバに設けられるフードク ッション取付孔をヘッドランプの光軸調整用作業孔として兼用し得るように構成 したものであるから、光軸調整用作業孔を別個に設けずに済み、従ってフードロ ックメンバの剛性の低下を抑えることができる上に、フロントフードを開けた時 にフードロックメンバに作業孔がないのでその外観を良好にすることができる。 なお、フロントフードクッションの取付け及び取外しを容易に行なってヘッドラ ンプの光軸調整を短時間で行なうことが可能であるため、光軸調整に手間を要し てしまうような不具合を生じることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】四輪自動車の車体前部を示す斜視図である。
【図2】フードロックメンバの斜視図である。
【図3】図1におけるB−B線断面図である。
【図4】従来における車体前部構造を説明するための図
であって、フードロックメンバの斜視図である。
【符号の説明】 10 車体前部 12 フードロックメンバ 13 ヘッドランプ 15 フロントフード 18 反射鏡 19 調整機構 20 回転調整部材 20a 頭部 23 フードクッション取付孔 24 フロントフードクッション 24a ねじ部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 車体前部のフードロックメンバに形成さ
    れるフードクッション取付孔をヘッドランプの光軸調整
    用作業孔として兼用し得るように構成したことを特徴と
    する車体前部構造。
JP5787191U 1991-06-28 1991-06-28 車体前部構造 Pending JPH051671U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5787191U JPH051671U (ja) 1991-06-28 1991-06-28 車体前部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5787191U JPH051671U (ja) 1991-06-28 1991-06-28 車体前部構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH051671U true JPH051671U (ja) 1993-01-14

Family

ID=13068051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5787191U Pending JPH051671U (ja) 1991-06-28 1991-06-28 車体前部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH051671U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010232142A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具のエイミング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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