JPH05166304A - アレイディスク装置のデータチェック方法 - Google Patents

アレイディスク装置のデータチェック方法

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JPH05166304A
JPH05166304A JP3330340A JP33034091A JPH05166304A JP H05166304 A JPH05166304 A JP H05166304A JP 3330340 A JP3330340 A JP 3330340A JP 33034091 A JP33034091 A JP 33034091A JP H05166304 A JPH05166304 A JP H05166304A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、アレイディスク装置におけるデー
タチェック方式に関し、簡単な回路を付加するだけで、
データパスの障害等によるデータ化けの検出を可能と
し、データの信頼性低下を防止することを目的とする。 【構成】 ライトデータのチェック時はホストCRC
をチェックし、レジスタ46に格納→データを分割→デ
バイスCRCを作成→デバイスへのデータライトと同時
に、ライトデータをリードデータ転送路へ戻す→ホスト
データに合成→ホストCRC作成→作成したCRCとレ
ジスタ46のCRCを比較してチェック。 ライトデータのチェック時はリードデータのデバイス
CRCチェックし、レジスタ47に格納→ホストデータ
に合成してホストへ転送→ライトデータ転送路へ戻す→
デバイスデータに分割→デバイスCRC作成→作成した
CRCとレジスタ47のCRCを比較してチェックす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の磁気ディスク装
置を備えると共に、これらの磁気ディスク装置を並列運
転して、同時にデータを入出力するようにしたアレイデ
ィスク装置のデータチェック方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3〜図5は従来例を示した図であり、
図3はアレイディスク装置の構成図、図4はCRC付加
方法説明図、図5はデータパス制御回路の構成図であ
る。
【0003】図中、31はホスト(HOST)、32は
アレイディスク装置、33はディスクコントローラ、3
4はデバイス(磁気ディスク装置)、35はデータパス
制御回路、36、37、44、45はレジスタ、38は
ホストCRCチェック部、39はホストCRC発生部、
40はライトデータ変換部、41はデバイスCRC発生
部、42はリードデータ変換部、43はデバイスCRC
チェック部を示す。
【0004】従来のアレイディスク装置は、例えば図3
のように構成されていた。図示のように、アレイディス
ク装置32は、ディスクコントローラ33と、複数のデ
バイス34とで構成されている。
【0005】このアレイディスク装置32は、ホスト
(ホストコンピュータ)31に接続され、サブシステム
(磁気ディスクサブシステム)として使用している。前
記複数のデバイス(磁気ディスク装置)34は、例えば
8台(DV0〜DV7)を通常のデータの記録用として
用い、1台(DVP)をパリティ用として用い、更に1
台(DVHS)をスペアとして用いる。
【0006】アレイディスク装置32は、前記複数のデ
バイス(磁気ディスク装置)34を並列運転し、これら
のデバイス34に、同時にデータを入出力することによ
って高速データ転送を実現するものである。
【0007】そして、データ記録用のデバイス(例えば
DV0〜DV7)とは別に、パリティ用のデバイス(D
VP)も並列運転し、このデバイスにパリティデータを
記録する。
【0008】このようにすると、8台のデータ記録用の
デバイス(DV0〜DV7)の内、1台が読み取り不能
に陥っても、パリティ用のデバイス(DVP)からデー
タが復元できる。
【0009】また、8台のデバイス(DV0〜DV7)
の内、1台のデバイスが不良になった際、スペアのデバ
イス(DVHS)にデータを移し、通常運用に用いる。
前記のアレイディスク装置32では、ホスト31から来
たデータブロックを、複数のデバイス34に分けて書き
込む。この時、各デバイス34には、一定のデータバイ
ト数を含むブロック毎(通常は1セクタ分のデータ)
に、ディスクコントローラ33で、エラー検出符号とし
て、例えばCRC(cyclic redundancy check )データ
を付け加え、一緒にデバイスに書き込むことで、データ
の保証を行っている。
【0010】前記CRCの付加方法は、図4の通りであ
る。この場合、例えばホスト31から、4つのパスで来
るデータを、ディスクコントローラ33内のデータパス
制御回路35により、8つのパスに変換してデバイスへ
転送するものとする。
【0011】このように、4パスのデータを8パスのデ
ータに変換し、複数のデバイス(DV0〜DV7)にデ
ータライトを行う。この時、ホスト31からの各パス毎
のデータからCRCのデータが作成される。
【0012】例えばホストCRC(ホスト側で付加した
CRC)で、CRCH0の場合は、DT(データ)DT
0、DT4、DT8、DT12、DT16、DT20・
・・等から作成される。
【0013】また、ホストCRCH1は、DT1、DT
5、DT9、DT13、DT17、DT21・・・等か
ら作成され、ホストCRCH2は、DT2、DT6、D
T10、DT14、DT18、DT22・・・等から作
成される。
【0014】デバイスCRC(データパス制御回路内
で,デバイス側のデータに付加されたCRC)は、8パ
スに分割された各パス毎に作成される。例えば、CRC
D0の場合は、DT0、DT8、DT16・・・等から
作成される。
【0015】また、CRCD1の場合は、DT1、DT
9、DT17・・・から作成され、CRCD2の場合
は、DT2、DT10、DT18・・・等から作成され
る。次に、データパス制御回路35の例を、図5に基づ
いて説明する。
【0016】図示のように、データパス制御回路35に
は、レジスタ(REG)36、37、44、45)、ホ
ストCRCチェック部(HOST CRC CHK)3
8、ホストCRC発生部(HOST CRC GEN)
39、ライトデータ変換部40、リードデータ変換部4
2等を設ける。
【0017】また、前記ライトデータ変換部40にはデ
バイスCRC発生部(DV CRCGEN)41を設
け、リードデータ変換部42にはデバイスCRCチェッ
ク部(DV CRC CHK)43を設ける。
【0018】レジスタ36は、ライトデータの入力側の
レジスタであり、4つのパスに対応してW10〜W13
の各レジスタが設けてある。レジスタ37は、リードデ
ータの出力側のレジスタであり、4パスに対応してRO
0〜RO3の各レジスタが設けてある。
【0019】レジスタ44は、ライトデータの出力側の
レジスタであり、通常のデータを格納するWO0〜WO
7と、パリティ用のWOPと、スペア用のWOHSの各
レジスタが設けてある。
【0020】レジスタ45は、リードデータの入力側の
レジスタであり、通常のデータを格納するRI0〜RI
7と、パリティ用のRIPと、スペア用のRIHSの各
レジスタが設けてある。
【0021】ライトデータの転送時には、ホスト31か
ら送られてきた4パスのデータは、一旦レジスタ36に
格納される。その後、ホストCRCチェック部38によ
り、CRCをチェックした後、ライトデータ変換部40
によって、4パスのデータから8パスのデータに変換す
る。
【0022】そしてこの時、デバイスCRC発生部41
によって、各パスのデータにCRCのデータを付加し、
8パス+パリティのデータにして一旦レジスタ44に格
納する。その後、各デバイス34へデータ転送を行い、
媒体(磁気ディスク)上にデータを記録する。
【0023】また、リードデータの転送時には、各デバ
イスからの8パス+パリティのリードデータは、一旦レ
ジスタ45に格納する。その後、リードデータ変換部4
2内に取り込み、デバイスCRCチェック部43によっ
て、各パス毎にCRCのチェックを行い、4パスのデー
タに変換する。
【0024】その後、ホストCRC発生部39によっ
て、4パスの各データのCRCを付加して一旦レジスタ
37に格納した後、ホストへ転送する。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1) データパス制御回路では、複雑なパスの切り換え制
御を行っており、故障が起こるとデータが化ける恐れが
ある。
【0026】(2) 例えば、ライトデータ変換回路40
や、リードデータ変換回路42は、パスの切替え制御も
行っており、これらが故障した場合には、データ化けが
起こる。
【0027】この場合、例えば、デバイス側のパス#0
と、パス#1が入れかわってしまった場合には、CRC
チェックを行っても、データ化けのエラー検出はできな
い。また、パス#0のデータと同じデータがパス#1に
も出力された場合にもCRCのチェックではエラーの検
出はできない。
【0028】(3) 前記のように、CRCは各パス毎に付
与、あるいはチェックを行っているので、パスが入れか
わった場合には、データ化けを検出できなくなる。この
ような事態が発生すると、データの信頼性が低下する。
【0029】本発明は、このような従来の課題を解決
し、簡単な回路を付加するだけで、データパスの障害等
によるデータ化けの検出を可能とし、データの信頼性低
下を防止することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図中、図5と同符号は同一のものを示す。ま
た、46はホストCRCレジスタ、47はデバイスCR
Cレジスタ、48はCRCチェック部、49、50はマ
ルチプレクサ(MPX)を示す。
【0031】本発明は上記の課題を解決するため、次の
ように構成した。 (1) 複数のデバイスを具備すると共に、これらの各デバ
イスを並列運転して、同時にデータを入出力するように
制御を行うアレイディスク装置のデータチェック方法に
おいて、ホスト側で作成されたCRC(巡回符号検査)
用のデータを含む、デバイスへの書き込みデータブロッ
クを受け取った際、前記CRCのデータをチェックする
と共に、該CRCのデータを、内部のレジスタ46に格
納しておき、前記データブロックを、複数のデバイスに
同時に書き込むために分割し、分割したデータ毎に、デ
バイスに対するCRCのデータを作成して、デバイスへ
の書き込みを行うと同時に、この書き込みデータを、読
み出しデータの転送路へ転送して、ホストへ送るデータ
を合成し、合成した各データ毎に、再度ホスト側のCR
Cのデータを作成し、このCRCのデータを、前記レジ
スタ46に格納してあるCRCのデータと比較してチェ
ックすることにより、デバイスへの書き込みデータのチ
ェックを行うようにした。
【0032】(2) 複数のデバイスを具備すると共に、こ
れらの各デバイスを並列運転して、同時にデータを入出
力するように制御を行うアレイディスク装置のデータチ
ェック方法において、デバイスから読み出したCRC
(巡回符号検査)用のデータを含むデータブロックを受
け取った際、前記CRC用のデータをチェックすると共
に、該CRCのデータを、内部のレジスタ47に格納し
ておき、前記データブロックからホストへ送るデータを
合成し、合成した各データ毎に、ホストに対するCRC
のデータを作成してホストへ転送すると同時に、このホ
ストへの転送データを、書き込みデータの転送路へ転送
して、デバイスへ書き込むデータに分割し、分割した各
データ毎に、再度デバイス側のCRCのデータを作成
し、このCRCのデータを、前記レジスタ47に格納し
てあるCRCのデータと比較してチェックすることによ
り、デバイスからの読み出しデータのチェックを行うよ
うにした。
【0033】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を、図1を参照
しながら説明する。 (1) ライトデータの転送時の処理 ホストからのライトデータを受け取ったディスクコント
ローラ内のデータパス制御回路35では、次の順序でC
RCのチェックを行う。
【0034】ホストからのデータに付加してあるホスト
CRCのデータを、ホストCRCチェック部38がチェ
ックし、これと同時にホストCRCレジスタ46に、該
ホストCRCのデータをセットする。
【0035】その後、ライトデータ変換部40で、複数
のデバイスに同時に書き込むために複数のデータに分割
し、デバイスCRCを付加して各デバイスへデータ転送
を行う。
【0036】前記データ転送時に、転送データを、リー
ドデータの転送路へも戻し、リードデータ変換部42で
ホストへ転送するデータに合成する。この時、ホストへ
転送するデータには、ホストCRC発生部39でホスト
CRCのデータを付加するが、このCRCを、マルチプ
レクサ50を介してCRCチェック部48へ送る。
【0037】一方、ホストCRCレジスタ46に格納し
てあったホストCRCを、マルチプレクサ49を介して
CRCチェック回路48へ送り、前記のホストCRCと
比較を行う。この比較結果が一致すればエラーなしとな
り、不一致の場合は、エラーあり、すなわち、データ化
け等があったものとして検出する。
【0038】(2) リードデータの転送時の処理 各デバイスからのリードデータを受け取ったデータパス
制御回路35では、次の順序でCRCのチェックを行
う。
【0039】各デバイスからのリードデータは、デバイ
スCRCチェック部43で、デバイスCRCのチェック
を行い、これと同時に、デバイスCRCを、デバイスC
RCレジスタ47に格納しておく。
【0040】その後、リードデータ変換回路42で、ホ
ストへの転送データに合成した後、ホストCRC発生部
39でホストCRCを付加してホストへ転送する。前記
のホストへのデータ転送時に、誤転送データを、ライト
データの転送路へも戻し、ライトデータ変換部40で、
複数のデバイスに同時に書き込むためのデータ変換を行
い、デバイスCRC発生回路41でデバイスCRCを付
加する。
【0041】この時付加されたデバイスCRCを、マル
チプレクサ50を介してCRCチェック部48へ入力す
る。一方、デバイスCRCレジスタ47に格納されてい
るデバイスCRCを、マルチプレクサ49を介してCR
Cチェック部48へ入力し、両CRCの比較を行う。
【0042】前記比較結果が一致すればエラーなし、と
判断し、不一致であればエラーありと判断する。これに
より、データ化けを検出する。以上のようにすれば、ラ
イトデータ、あるいはリードデータの転送時に、データ
パスの入れかわり等によって、データ化けが発生して
も、直ちに検出することが可能となる。
【0043】また、ライトデータの転送と、リードデー
タの転送とは、同時に行われないため、ライトデータの
チェック時には、リードデータの転送路を利用して処理
し、リードデータのチェック時には、ライトデータの転
送路を利用して処理することができる。
【0044】このため、レジスタやCRCチェック部等
の簡単な構成を追加するだけで、データチェックを行う
ことができる。
【0045】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は、本発明におけるデータパス制御回路を示
した図であり、図中、図1、図5と同符号は同一のもの
を示す。なお、図2に示した回路は、図3のディスクコ
ントローラ33内に設けられている回路である。
【0046】本実施例のデータパス制御回路は、図5に
示した従来のデータパス制御回路に、ホストCRCレジ
スタ46、デバイスCRCレジスタ47、CRCチェッ
ク回路(コンパレータ)48、マルチプレクサ(MP
X)49、50を付加したものであり、他の構成は図5
と同じである。
【0047】ホストCRCレジスタ46は、4パスに対
応した4つのレジスタCRC0、CRC1、CRC2、
CRC3で構成され、それぞれ、パス毎にCRCのデー
タを格納するレジスタである。
【0048】デバイスCRCレジスタ47は、各デバイ
ス34(DV0〜DV7、DVP、DVHS)に対応し
た各パス毎のレジスタCRC0、CRC1、CRC2・
・・・CRC7、CRCP、CRCHで構成され、各パ
ス毎のCRCのデータを格納するレジスタである。
【0049】CRCチェック部48は2つのCRCのデ
ータを入力して、比較を行うものであり、例えばコンパ
レータで構成される。マルチプレクサ(MPX)49、
50は、2つの入力の切り換えを行う回路である。
【0050】なお、図2に示した各部の制御を行うプロ
セッサ等が設けてあるが、これらは図示省略してある。
また、従来例と同一構成の部分については詳細な説明を
省略する。
【0051】以下、本実施例のデータチェック処理につ
いて説明する。なお、データパス数は、従来例と同じで
ある。また、ホストCRC、デバイスCRCは、それぞ
れCRCのデータを表している。
【0052】(1) ライトデータ転送時の処理 ホストからのライトデータは、4パス構成で転送され、
一旦、レジスタ36のWI0〜WI3に格納される。そ
の後、ホストCRCチェック部38によって、各パス毎
のCRCをチェックする。
【0053】次に、前記チェックした各パス毎のCRC
のデータを、ホストCRCレジスタ46のCRC0〜C
RC3に格納しておく。そして、レジスタ36に格納さ
れているライトデータは、ライトデータ変換部40によ
って、8パス+パリティに変換され、更にデバイスCR
C発生部41によって、各パス毎にCRCが付加され、
レジスタ44に格納される。
【0054】次に、レジスタ44のデータは、デバイス
へ転送されて各デバイス毎に記録されるが、これと同時
に、8パス+パリティの各データは、リード側のパスへ
戻され、レジスタ45に格納される。
【0055】レジスタ45のデータは、リードデータ変
換部42のデバイスCRCチェック部43によってCR
Cのチェックを行った後、4パスのデータに変換する。
そして、4パスに変換されたデータは、ホストCRC発
生部39によって各パス毎にCRCを付加する。この
時、ホストCRC発生部39で付加したCRCをマルチ
プレクサ50を介してCRCチェック部48に入力する
と共に、ホストCRCレジスタ46に格納してあるCR
Cを、マルチプレクサ49を介してCRCチェック部4
8に入力して、両者を比較する。
【0056】その結果、両者が等しければエラーがな
く、データ化けも発生していないと判断できる。しか
し、ライトデータ変換部40、あるいはリードデータ変
換部42内で障害が発生し、データ化けがあったとする
と、前記の比較結果が一致せず、前記データ化けの検出
ができる。
【0057】(2) リードデータ転送時の処理 デバイスからのリードデータは、8パス+パリティのパ
ス構成で転送され、一旦レジスタ45に格納される。そ
の後、デバイスCRCチェック部43によってCRCの
チェックを行い、チェックした各パスのCRCのデータ
をデバイスCRCレジスタ47に格納しておく(各パス
毎に格納)。
【0058】次に、CRCチェック後の各パスのデータ
は、リードデータ変換部42によって、4パスのデータ
に変換され、ホストCRC発生部39によってCRCを
付加してレジスタ37に格納する。
【0059】レジスタ37のデータは、各パス毎にホス
トへ転送されるが、これと同時に、レジスタ36へ戻
す。そして、レジスタ36の各CRCは、ホストCRC
チェック部38でチェックした後、ライトデータ変換部
46によって8パス+パリティのパス構成にデータ変換
し、更に、デバイスCRC発生部41によってCRCを
付加する。
【0060】前記デバイスCRC発生部41で付加した
8パス+パリティの各CRCは、マルチプレクサ50を
介してCRCチェック部48に入力すると共に、デバイ
スCRCレジスタ47に格納されている各パスのCRC
を、マルチプレクサ49を介してCRCチェック部48
に入力して、両者の比較を行う(各パス毎のCRCの比
較)。
【0061】その結果、両者が一致すればエラーがなか
ったものと判断する。しかし、例えばリードデータ変換
回路42内で障害が発生し、データ化けが発生していた
場合には、前記の比較処理の結果が不一致となって検出
可能となる。
【0062】なお、本発明では、上記実施例で説明した
CRCの外、各種のエラー検出符号について適用可能で
ある。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) データパスの障害等により,データ化けが発生して
も、データ転送時に検出することができる。このため、
データの信頼性が向上する。
【0064】(2) 簡単な回路を付加するだけで、データ
化けの検出が確実にできる。従って、コストの上昇も極
めて少なくて済み、アレイディスク装置の信頼性も向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例におけるデータパス制御回路の
構成図である。
【図3】アレイディスク装置の構成図である。
【図4】CRC付加方法説明図である。
【図5】データパス制御回路の構成図である。
【符号の説明】
35 データパス制御回路 38 ホストCRCチェック部 39 ホストCRC発生部 40 ライトデータ変換部 41 デバイスCRC発生部 42 リードデータ変換部 43 デバイスCRCチェック部 46 ホストCRCレジスタ 47 デバイスCRCレジスタ 48 CRCチェック部 49、50 マルチプレクサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデバイス(34)を具備すると共
    に、 これらの各デバイスを並列運転して、同時にデータを入
    出力するように制御を行うアレイディスク装置のデータ
    チェック方法において、 ホスト側で作成されたエラー検出符号用のデータを含
    む、デバイスへの書き込みデータブロックを受け取った
    際、 前記エラー検出符号のデータをチェックすると共に、該
    エラー検出符号のデータを、内部のレジスタ(46)に
    格納しておき、 前記データブロックを、複数のデバイスに同時に書き込
    むために、分割し、 分割したデータ毎に、デバイスに対するエラー検出符号
    のデータを作成して、デバイスへの書き込みを行うと同
    時に、 この書き込みデータを、読み出しデータの転送路へ転送
    して、ホストへ送るデータを合成し、 合成した各データ毎に、再度ホスト側のエラー検出符号
    のデータを作成し、 このエラー検出符号のデータを、前記レジスタ(46)
    に格納してあるエラー検出符号のデータと比較してチェ
    ックすることにより、 デバイスへの書き込みデータのチェックを行うことを特
    徴としたアレイディスク装置のデータチェック方法。
  2. 【請求項2】 複数のデバイス(34)を具備すると共
    に、 これらの各デバイスを並列運転して、同時にデータを入
    出力するように制御を行うアレイディスク装置のデータ
    チェック方法において、 デバイスから読み出したエラー検出符号用のデータを含
    むデータブロックを受け取った際、 前記エラー検出符号用のデータをチェックすると共に、
    該エラー検出符号のデータを、内部のレジスタ(47)
    に格納しておき、 前記データブロックからホストへ送るデータを合成し、 合成したデータ毎に、ホストに対するエラー検出符号の
    データを作成してホストへ転送すると同時に、 このホストへの転送データを、書き込みデータの転送路
    へ転送して、デバイスへ書き込むデータに分割し、 分割した各データ毎に、再度デバイス側のエラー検出符
    号のデータを作成し、 このエラー検出符号のデータを、前記レジスタ(47)
    に格納してあるエラー検出符号のデータと比較してチェ
    ックすることにより、 デバイスからの読み出しデータのチェックを行うことを
    特徴としたアレイディスク装置のデータチェック方法。
JP3330340A 1991-12-13 1991-12-13 アレイディスク装置のデータチェック方法 Expired - Lifetime JP2672916B2 (ja)

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DE69224800T DE69224800T2 (de) 1991-12-13 1992-12-10 Gerät und Verfahren zur Datenprüfung in einem Datenspeichersystem

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