JPH0516629B2 - - Google Patents

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JPH0516629B2
JPH0516629B2 JP60139581A JP13958185A JPH0516629B2 JP H0516629 B2 JPH0516629 B2 JP H0516629B2 JP 60139581 A JP60139581 A JP 60139581A JP 13958185 A JP13958185 A JP 13958185A JP H0516629 B2 JPH0516629 B2 JP H0516629B2
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pwm
signal
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Yoshihide Fujimura
Yukio Maehashi
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、外部機器からの入力信号に対応した
パルス幅のパルスを出力するパルス出力部を内蔵
した情報処理装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、LSI技術の進歩により、マイクロコンピ
ユータの分野においても高集積化が図られ、ワン
チツプに搭載される機能もより多様化してきてい
る。特に最近ではタイマ/カウンタ機能、
DMA、シリアルインターフエース、A/D変換
器などに加え、パルス入出力装置を備えたマイク
ロコンピユータも出現している。
制御用マイクロコンピユータはVTR、ビデオ
デイスクなどの民生分野やプリンタなどのOA
(オフイスオートメーシヨン)分野におけるモー
タなどを制御するためのものとして、その普及に
は目ざましいものがあるが、その中でパルス出力
装置は、モータ等の外部機器の制御用信号を生成
するものとして重要かつ不可欠であり、またこれ
を多チヤンネル備えてシングルチツプマイクロコ
ンピユータで幾つかの外部機器を同時に制御する
という必要性も生じてくる。
一般に、このようなパルス出力装置としては、
所定のカウントクロツクをカウントするカウンタ
(以下、フリーランニングカウンタ、“FRC”と
略す)と、ダウンカウンタおよびパルス出力時の
パルス幅を制御するレジスタ(以下、Pulse
Width Modulationレジスタ、“PWMレジスタ”
と略す)から構成されるパルス幅変調出力装置
(以下、PWM出力装置と略す)が用いられてい
る。このPWM出力装置より出力されるパルス
は、出力されたパルスにより変化する外部機器の
変化量をセンサ等で検出し、A/D変換器などを
介して入力される信号を割込機能等を用いて、一
定時間ごとにサンプリングし対応した演算を行な
い、その演算結果をPWMレジスタに設定するこ
とによつて、常にセンサからのフイードバツク情
報によりモータを制御するので、モータのリアル
タイム制御が可能である。
第4図はPWM出力装置を内蔵したマイクロコ
ンピユータの従来例のブロツク図、第5図はその
PWM出力動作のタイミングチヤートである。マ
イクロコンピユータ100は実行部(以下、
“CPU”と記す)101、プログラムメモリ10
2、データメモリ103、入力データ処理装置1
04およびPWM出力装置105を有し、これら
は内部バス106を介して相互に接続されて、ま
た、外部よりデータを入力するための入力端子1
00−3、PWM出力端子100−1も有してい
る。プログラムカウンタ(以下、“PC”と記す)
100−1、プログラムステータスワード(以
下、“PSW”と記す)101−2および汎用レジ
スタセツト101−3を有するCPU101はプ
ログラムメモリ102から命令コードを読出して
実行し、処理データはデータメモリ103上に格
納される。入力データ処理装置104は、入力端
子100−3の入力データを一定時間ごとに検出
し、割込み処理を用いて演算するのに必要な周辺
ハードウエアを総じて表わしたものである。
PWM出力装置105はFRC105−1、出力す
るパルス幅を設定する値が格納されるPWMレジ
スタ105−2、ダウンカウンタ105−3、
RSフリツプフロツプ105−4、PWM指令線
105−5、ダウンカウンタのボロー線(以下、
“カウンタボロー線“と記す)105−6、
PWM信号出力線105−7およびダウンカウン
タをスタートさせるためのカウント許可線105
−8を有し、このPWM信号出力線105−7は
PWM出力端子100−1に接続されている。
次に、第5図を参照してPWM出力の動作につ
いて述べる。なお、FRC105−1は16ビツト
長であるとし、そのオーバフローでPWM指令線
105−5がアクテイブとなるように設定してお
く。まず、FRC105−1がアツプカウントを
繰り返し、オーバフローが発生すると、PWM指
令線105−5はアクテイブとなり、RSフリツ
プフロツプ105−4、PWM信号出力線105
−7を介してPWM出力端子100−1よりハイ
レベルの信号が出力される。また、この時同時に
PWMレジスタ105−2に格納されていた値が
ダウンカウンタ105−3にプリセツトされる。
ダウンカウンタ105−3がダウンカウントして
アンダーフローを発生すると、カウンタボロー線
105−6がアクテイブとなり、それまで保持し
ていたPWM信号出力線105−7の出力を反転
させ、PWM出力端子100−1よりロウレベル
の信号が出力される。そして再びFRC105−
1のオーバフローが発生すると、前記のように
PWM出力端子100−1からはハイレベルの信
号が出力される。そして、以上のようなシーケン
スを繰り返すことにより、PWM出力端子100
−1からは連続的なパルス信号が出力されること
になるが、このPWM出力のパルスの周期Tは
FRC105−1のビツト長で決まり、また、
PWMレジスタ105−2に格納される値によ
り、PWM出力のハイレベルの期間T1、T2、T3
(以下、“デユーテイ”と記す)が決定される。
次に、外部機器からの入力データに応じた
PWM出力を行う処理手順について述べる。本処
理ではデータメモリ103内にPWMレジスタ出
力値格納領域103−1を設定し、これを指定す
るアドレス情報はデータメモリ103内のPWM
出力パラメータ領域103−2に設定されてい
る。まず、入力データ処理装置104に備えられ
ているインターバルタイマなどにより、一定時間
ごとに割込み処理要求を発生させ、割込み処理プ
ログラムを実行させることにより外部機器の信号
を入力端子100−3より取り込んで、CPU1
01で制御機器の状態に対応した演算処理を行な
い、その結果を出力したいパルス幅の値として
PWM出力パラメータ領域103−2が指定する
PWMレジスタ出力値格納領域103−1に格納
される。そして、このPWMレジスタ出力値格納
領域103−1に格納されたデータを、格納とは
異なるPWMレジスタ更新タイミングでPWM出
力パラメータ領域103−2の内容をPWMレジ
スタ105−2に書込むことにより、所定のハイ
レベル幅(T1、T2、T3等)のPWM出力がPWM
出力端子100−1より出力できる。
以上の動作により、外部入力機器の状態を反映
したPWM出力が連続的に得られ、モータなどの
外部機器を制御することが可能となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来のマイクロコンピユータにおける
PWM出力装置はFRCとダウンカウンタおよびダ
ウンカウンタに値をプリセツトするためのPWM
レジスタ、それからRSフリツプフロツプなどの
出力制御装置から構成されており、多くの外部機
器を制御しようとすると多チヤンネルのPWM出
力装置が必要で、その結果、FRC、ダウンカウ
ンタ、PWMレジスタ、その他の制御線などもそ
のチヤンネル数の分だけ備える必要があり、従つ
て内蔵するハードウエアの量は膨大なものとな
り、マイクロコンピユータチツプが高価となる欠
点がある。
本発明の目的は、PWM出力装置の多チヤンネ
ル化におけるハードウエア増大を軽減した情報処
理装置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、プログラムおよび各種データを記憶
するメモリ部と、プログラムの内容を解釈し、実
行する実行処理部と、外部からの入力データの割
込処理を行なう入力データ処理部を有する情報処
理装置において、フリーランニングカウンタ、比
較されるデータが格納されるレジスタ、フリーラ
ンニングカウンタと前記レジスタの内容を比較す
る比較器、比較器の一致信号とフリーランニング
カウンタのオーバフローとにより、それぞれ相反
の状態に設定される出力制御部を備えたパルス出
力部と、前記パルス出力部の比較器の一致信号に
より、プログラム実行にかかわる状態を保持した
まま中央処理部の実行を中断させ、中央処理部に
より処理されてメモリ部に格納されているデータ
を前記パルス出力部のレジスタへ格納する動作を
中央処理部に実行させる出力パルス制御部を備え
たことを特徴とする。
このようにパルス出力装置のパルス出力部をフ
リーランニングカウンタ(FRC)と比較器およ
び比較データ格納レジスタで構成し、さらに
FRCのオーバフローを使用することにより、比
較データ格納レジスタのみを増設するだけでこの
パルス出力部の多チヤンネル化が実現できる。
〔実施例〕
本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の、パルス出力装置を備えたマ
イクロコンピユータの一実施例のブロツク図、第
2図は第1図のパルス出力部500のブロツク
図、第3図はパルス出力動作のタイミングチヤー
トである。本実施例のマイクロコンピユータはパ
ルス出力装置を2チヤンネル(チヤンネル1、チ
ヤンネル2)分備えている。
CPU101は、次に実行する命令コードが格
納されているプログラムメモリ102のアドレス
を指すPC101−1、CPU全体の動作状態を示
すPSW101−2、処理中のデータを保持する
汎用レジスタセツト101−3、算術論理演算機
能を持つ算術論理演算ユニツト(以下、“ALU”
と記す)201、次に実行すべき命令を保持する
命令レジスタ202、命令レジスタ202の内容
を解読し、各種制御信号を発生する命令デコーダ
203、命令デコーダ203の出力によりCPU
101全体の動作を制御する実行制御部204に
より構成されている。また、データメモリ103
内にはパルス出力部500からの一致信号指令に
よりマクロサービスを実現させるためにマクロサ
ービスレジスタ群300を備えている。このマク
ロサービスレジスタ群300内には、出力するパ
ルスのパルス幅の値が格納されるパルス幅値格納
領域301(チヤンネル1用),302(チヤン
ネル2用)が設定されている。入力データ処理装
置104は第4図について述べたのと同様に、外
部機器より入力される信号を割込により処理する
ものであるが、図中では割込信号線は省略されて
いる。
パルス出力部500は、パルス出力端子101
−1、信号出力線507−1、出力制御装置50
4−1、比較データ格納レジスタ(以下、“TD
1レジスタ”と略す)501−1(以上、チヤン
ネル1用)、パルス出力端子101−2、信号出
力線507−2、出力制御装置504−2、比較
データ格納レジスタ(以下、“TD2レジスタ”
と略す)501−2(以上、チヤンネル2用)、
カウント許可線508をアクテイブにすることに
よりカウントアツプを開始するFRC503、チ
ヤンネル選択フラグ505、FRC503とTD1
レジスタ501−1およびTD2レジスタ501
−2の値を異なるタイミングで時分割に比較し、
FRC503とTD1レジスタ501−1の値の一
致を検出すると、チヤンネル選択フラグ505を
“0”にし、さらに出力指令線506−1をアク
テイブにして、出力制御装置504−1、信号出
力線507−1(以下、これらを総じて“チヤン
ネル1”と記す)を制御し、FRC503とTD2
レジスタ502−2の値の一致を検出した場合に
は、チヤンネル選択フラグ505−1を“1”に
すると共に、出力指令線506−2をアクテイブ
にして、出力制御装置504−2、信号出力線5
07−2(以後、これらを総じて“チヤンネル
2”と記す)を制御する比較器502、さらに
FRC503をリセツトするためのカウント許可
線508をアクテイブにした場合、もしくは
FRC503がアツプカウントしてオーバーフロ
ーを発生し、オーバーフロー線509がアクテイ
ブとなつた場合に、出力線511がアクテイブと
なり、出力制御装置504−1,504−2、信
号出力線507−1,507−2を制御するオア
ゲート510を備え、前記一致のタイミングで前
記制御を行なうと共に一致信号指令線500−1
に一致信号を出力する。
出力パルス制御部400はパルス出力部500
からの一致信号を一致信号指令線500−1を介
して受け取ると、次のデータをTD1レジスタ5
01−1またはTD2レジスタ501−2に格納
する動作をプログラム処理を介入することなく自
動的に行なつたり(以後、この動作を“マクロサ
ービス”と称する)、一般の割込み処理を行なつ
たりする動作をつかさどるもので(以後、マクロ
サービス要求と、一般の割込処理要求を合わせて
“I/O要求”と称する)、I/O要求制御部40
1、I/O要求処理実行線403−1、I/O要
求処理実行形態指定線403−2およびCPU1
01の動作を制御するI/O要求受付部402よ
り構成されている。
なお、上記各部はすべて内部バス106で相互
に接続されている。
次に、パルス出力部500よりパルス出力が得
られるまでの動作を第1図、第2図のブロツク図
と第3図のタイミングチヤートを参照しながら説
明する。
なお、本実施例ではチヤンネル1の動作(チヤ
ンネル選択フラグ505が“0”)について記述
することとし、出力制御装置504−1,504
−2はRSフリツプフロツプ、およびその信号出
力線507−1の出力は初期状態では“0”とす
る。また、出力指令線506−1,506−2は
前記RSフリツプフロツプのリセツト入力端子、
オアゲート出力線511はセツト入力端子に接続
されているものとする。
まず、CPU101はプログラムメモリ102
に格納されているメインプログラムおよびインタ
ーバルタイマなどによる割込処理プログラムを実
行し、入力端子100−3より得られた信号を入
力データ処理装置104によつて処理し、さらに
CPU101で演算を行ない、その結果を出力す
べきパルス幅の時間としてパルス幅値格納領域3
01およびTD1レジスタ501−1に書込む。
以上により、パルス出力の初期設定が完了したこ
とになる。以後、インターバルタイマなどによ
り、この入力データ割込処理は一定時間ごとに行
なわれるが、2回目以降の割込処理においては、
割込処理で演算された結果はパルス幅値格納領域
301に書込むこととし、TD1レジスタ501
−1への書込みは行なわない。
さて、パルス出力部500において、まずカウ
ント許可線508をアクテイブにしてFRC50
3をスタートさせる。すると、オアゲート510
の出力線511がアクテイブになり、RSフリツ
プフロツプ504−1、信号出力線507−1を
介してパルス出力端子100−1からはハイレベ
ルの信号が出力される。次に、FRC503の値
とTD1レジスタ501−1に格納されている値
が比較器502で比較されて一致がとれると出力
指令線506−1がアクテイブとなり、パルス出
力端子100−1のレベルは反転してロウレベル
となる。さらに、前記一致のタイミングで一致信
号指令線500−1もアクテイブとなり、出力パ
ルス制御部400に一致信号が送られる。そし
て、I/O要求制御部401はこの一致信号をマ
クロサービス要求として認知し、I/O要求処理
実行線403−1をアクテイブにし、I/O要求
処理実行形態指定線403−2にマクロサービス
要求信号を出力する。I/O要求受付部402は
これらの信号を受取り、命令レジスタ202に強
制的にマクロサービスコードを設定する。実行制
御部204はマクロサービスコードに基づきPC
101−1のアドレス更新を禁止して、さらに
PC101−1、PSW101−2、汎用レジスタ
セツト101−3の値を保持したまま、次の処
理、すなわちチヤンネル選択フラグ505を判定
し、パルス幅値格納領域301に格納されている
値をTD1レジスタ501−1に転送する。この
処理でTD1レジスタ501−1にデータが再設
定され、再びFRC503との一致を待つ。
次に、前記一致の後、FRC503はアツプカ
ウントを繰り返し、ついにはオーバフローを発生
する。すると、オーバフロー線509がアクテイ
ブとなり、また、オアゲート出力線511もアク
テイブとなつて信号出力線507−1を介してパ
ルス出力端子100−1からは再びハイレベルの
信号が出力される。FRC503はリセツトされ、
再びアツプカウントを始める。そして、次にTD
1レジスタ501−1の値と一致がとれると再び
出力指令線506−1がアクテイブとなり、今ま
でパルス出力端子100−1から出力されていた
ハイレベルの信号はまたロウレベルとなる。
以上述べたように、入力データ割込処理により
パルス幅値格納領域301に値を逐次設定し、マ
クロサービス処理によりその値をTD1レジスタ
501−1に転送することを繰り返し、また
FRC503の断続的なオーバーフローにより、
パルス出力端子100−1からは、周期が一定
で、外部からの入力データに基づいたデユーテイ
の異なる連続したパルスが出力されることにな
る。
以下、第3図のタイミングチヤートを対応させ
て具体的にこの連続的なパルを出力する動作につ
いてさらに説明を加える。
(1) 時刻t1 入力データ割込処理により、TD1レジスタ
501−1にT0という値が初期設定される。
(2) 時刻t2 カウント許可線508がアクテイブになつて
FRC503がスタートし、オアゲート出力線
511もアクテイブとなりパルス出力端子10
0−1からはハイレベルの信号が出力される。
(3) 時刻t3 FRC503がT0になり、入力データ割込処
理により、パルス幅値格納領域301にT1
いう値が格納される。
(4) 時刻t4 FRC503の値がT0になり、TD1レジスタ
501−1の値との一致がとれ、今までパルス
出力端子100−1から出力していたハイレベ
ルの信号はロウレベルとなる。これと同時にマ
クロサービス処理が起動され、パルス幅値格納
領域301に格納されているT1という値がTD
1レジスタ501−1に転送される。
(5) 時刻t5 FRC503がオーバーフローする前に、入
力データ割込処理によりパルス幅値格納領域3
01にT2という値が格納される。
(6) 時刻t6 FRC503がオーバーフローし、パルス出
力端子100−1からの信号は再びハイレベル
となる。そして、FRC503はまた“0”か
らアツプカウントを始める。
(7) 時刻t7 FRC503の値がT1になり、TD1レジスタ
501−1の値との一致がとれ、今までパルス
出力端子100−1から出力されたハイレベル
の信号はロウレベルとなる。これと同時にマク
ロサービス処理が起動され、パルス幅値格納領
域301に格納されているT2という値がTD1
レジスタ501−1に転送される。
(8) 時刻t8 FRC503が再びオーバーフローする前に、
入力データ割込処理によりパルス幅値格納領域
301にT3という値が格納される。
(9) 時刻t9 FRC503が再びオーバーフローし、パル
ス出力端子100−1からの信号はハイレベル
となる。そして、FRC503は“0”からア
ツプカウントを始める。
(10) 時刻t10 FRC503の値がT2になり、TD1レジスタ
501−1の値との一致がとれ、今までパルス
出力端子100−1から出力されていたハイレ
ベルの信号はロウレベルとなる。これと同時に
マクロサービス処理が起動され、パルス幅値格
納領域301に格納されているT3という値が
TD1レジスタ501−1に転送される。
(11) 時刻t11 FRC503がオーバーフローする前に、入
力データ割込処理によりパルス幅値格納領域3
01にT4という値が格納される。
(12) 時刻t12 FRC503がオーバーフローし、パルス出
力端子100−1からの信号はハイレベルとな
る。
以上、パルス出力部500のチヤンネル1を用
いて、そのパルス出力動作について説明してきた
が、チヤンネル2についても全くチヤンネル1と
同様の動作を行なうことができる。そして、前述
したように比較器502の各チヤンネルの一致信
号により、チヤンネル選択フラグ505−1が切
り換わることにより、各チヤンネルを同時に動作
させることができる。
さらに、本実施例においては、メモリ(パルス
幅格納領域301)からTD1レジスタ501−
1へのデータ転送を、比較器502の一致信号に
よる“マクロサービス処理”で行なうことによ
り、パルス出力装置を多チヤンネル設定した時に
生じるソフトウエアによるデータ転送処理の必要
が全く無く、ソフトウエアの負担を軽減すること
が可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、パルス出力装置
のパルス出力部をフリーランニングカウンタ
(FRC)と比較器および比較データ格納レジスタ
で構成し、さらにFRCのオーバーフローを使用
することにより、比較データ格納レジスタのみを
増設するだけでこのパルス出力部の多チヤンネル
化が実現できるので、従来のPWM装置の多チヤ
ンネル化におけるハードウエアの増大を低減する
ことができ、マイクロコンピユータが低コストで
実現できるという大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の、パルス出力装置
を備えたマイクロコンピユータのブロツク図、第
2図は第1図におけるパルス出力部500の詳細
図、第3図は第1図のマイクロコンピユータにお
けるパルス出力動作のタイミングチヤート、第4
図はPWM出力装置を備えたマイクロコンピユー
タの従来例のブロツク図、第5図は第4図のマイ
クロコンピユータにおけるPWM出力動作のタイ
ミングチヤートである。 100……マイクロコンピユータ、100−1
……パルス出力端子1(PWM出力端子)、10
0−2……パルス出力端子2、100−3……入
力端子、101……実行部(CPU)、101−1
……プログラムカウンタ(PC)、101−2……
プログラムステータスワード(PSW)、101−
3……汎用レジスタセツト、102……プログラ
ムメモリ、103……データメモリ、104……
入力データ処理装置、106……内部バス、20
1……算術論理演算ユニツト(ALU)、202…
…命令レジスタ、203……命令デコーダ、20
4……実行制御部、300……マクロサービスレ
ジスタ群、301……パルス幅値格納領域(チヤ
ンネル1)、302……パルス幅値格納領域(チ
ヤンネル2)、400……出力パルス制御部、4
01……I/O要求制御部、402……I/O要
求受付部、403−1……I/O要求処理実行
線、403−2……I/O要求処理実行形態指定
線、500……パルス出力部、500−1……一
致信号指令線、501−1……比較データ格納レ
ジスタ1(TD1レジスタ)、501−2……比
較データ格納レジスタ2(TD2レジスタ)、5
02……比較器、503……フリーランニングカ
ウンタ(FRC)、504−1……出力制御装置
(チヤンネル1用)、504−2……出力制御装置
(チヤンネル2用)、505……チヤンネル選択フ
ラグ、506−1……出力指令線(チヤンネル
1)、506−2……出力指令線(チヤンネル
2)、507−1……信号出力線(チヤンネル
1)、507−2……信号出力線(チヤンネル
2)、508……カウント許可線、509……オ
ーバーフロー線、510……オアゲート、511
……オアゲート出力線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プログラムおよび各種データを記憶するメモ
    リ部と、プログラムの内容を解釈し、実行する実
    行処理部と、外部からの入力データの割込処理を
    行なう入力データ処理部を有する情報処理装置に
    おいて、 フリーランニングカウンタ、比較されるデータ
    が格納されるレジスタ、フリーランニングカウン
    タと前記レジスタの内容を比較する比較器、比較
    器の一致信号とフリーランニングカウンタのオー
    バフローとによりそれぞれ相反の状態に設定され
    る出力制御部を備えたパルス出力部と、 前記パルス出力部の比較器の一致信号により、
    プログラム実行にかかわる状態を保持したまま中
    央処理部の実行を中断させ、中央処理部により処
    理されてメモリ部に格納されているデータを前記
    パルス出力部のレジスタへ格納する動作を中央処
    理部に実行させる出力パルス制御部を備えたこと
    を特徴とする情報処理装置。
JP60139581A 1985-06-26 1985-06-26 情報処理装置 Granted JPS621058A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60139581A JPS621058A (ja) 1985-06-26 1985-06-26 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP60139581A JPS621058A (ja) 1985-06-26 1985-06-26 情報処理装置

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JP2844624B2 (ja) * 1988-12-29 1999-01-06 日本電気株式会社 データ処理装置

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