JPH05166027A - 硬貨選別装置 - Google Patents

硬貨選別装置

Info

Publication number
JPH05166027A
JPH05166027A JP3329076A JP32907691A JPH05166027A JP H05166027 A JPH05166027 A JP H05166027A JP 3329076 A JP3329076 A JP 3329076A JP 32907691 A JP32907691 A JP 32907691A JP H05166027 A JPH05166027 A JP H05166027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin
coins
sorting device
passage
slot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3329076A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3148767B2 (ja
Inventor
Mitsugi Mikami
貢 三上
Tsutomu Murata
勉 村田
Genzo Yoshizawa
玄三 吉沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Conlux Co Ltd
Original Assignee
Nippon Conlux Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Conlux Co Ltd filed Critical Nippon Conlux Co Ltd
Priority to JP32907691A priority Critical patent/JP3148767B2/ja
Publication of JPH05166027A publication Critical patent/JPH05166027A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3148767B2 publication Critical patent/JP3148767B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、限られた遊戯台設置スペー
ス内に多数の遊戯台を設置することが出来るようにした
硬貨選別装置を提供することにある。 【構成】この発明の硬貨選別装置(10)は、硬貨投入
口(11)から投入された硬貨を案内する硬貨通路(1
2)と、該硬貨通路の途中に配設され、投入硬貨の正偽
を判定する電子式の硬貨判定手段(13)と、前記硬貨
通路の終端に、前記電子式の硬貨判定手段により正貨と
判定された硬貨を前記硬貨投入口(11)よりも上方へ
強制的に搬送する硬貨搬送手段(30)とを具えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動販売機やパチン
コ台等の遊戯台間に配設され、投入硬貨を正貨と偽貨と
に選別する硬貨選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来の硬貨選別装置を内蔵し
た台間装置1の概念斜視図である。
【0003】この台間装置1は、並設されたパチンコ台
等の遊戯台2間に配設され、硬貨投入口3から投入され
た硬貨の金額に応じた数の貸玉(あるいは遊戯メダル)
を貸玉払い出し口4から払い出すものである。
【0004】この台間装置1内には、投入硬貨を正貨と
偽貨とに選別する図示せぬ硬貨選別装置が配設されてお
り、硬貨投入口3から投入された硬貨が正貨の場合はそ
の正貨を、前記硬貨投入口3よりも下方であって、前記
台間装置1の背面に開口する図示せぬ正貨払い出し口か
ら遊戯台2の背面、即ち一対の遊戯台列A、Bの間に沿
って配設された硬貨搬送装置5内に排出する。また硬貨
投入口3から投入された硬貨が偽貨の場合は台間装置1
の正面に開口する硬貨払い出し口6から払い出すもので
ある。
【0005】なお、上述した硬貨搬送装置5内に排出さ
れた正貨は当該硬貨搬送装置5によって、図示せぬ金庫
内に搬送され、そこに収容される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した台
間装置1に配設された従来の硬貨選別装置は、硬貨投入
口3から投入された硬貨を自然落下を利用して少なくと
も硬貨投入口3よりも下方に形成された硬貨通路内に案
内し、そこから硬貨を硬貨搬送装置5内に排出するた
め、この硬貨搬送装置5を必然的に遊戯台2の背面、即
ち一対の遊戯台列A、Bの間に沿って配設しなければな
らなかった。このため、一対の遊戯台列A、Bの間には
硬貨搬送装置5を配設するための隙間Sを設けなければ
ならず、このため複数の遊戯台2を配設する場合、その
設置スペースが大きくなって遊戯店内の限られた遊戯台
設置スペース内に多数の遊戯台を配置することが出来な
い難点があった。
【0007】この発明は、上述した事情に鑑み、限られ
た遊戯台設置スペース内に多数の遊戯台を配置すること
が出来るようにした硬貨選別装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明の硬貨選別装置では、硬貨投入口から投
入された硬貨を案内する硬貨通路と、該硬貨通路の途中
に配設され、投入硬貨の正偽を判定する電子式の硬貨判
定手段とを有する硬貨選別装置において、前記硬貨通路
の終端に、前記電子式の硬貨判定手段により正貨と判定
された硬貨を前記硬貨投入口よりも上方へ強制的に搬送
する硬貨搬送手段を配設するようにしている。
【0009】
【作用】上述した硬貨選別装置によると、硬貨通路の終
端に正貨を前記硬貨投入口よりも上方へ強制的に搬送す
る硬貨搬送手段が配設されているので、前記電子式の硬
貨判定手段により正貨と判定された硬貨は前記硬貨搬送
手段により硬貨投入口よりも上方へ搬送され排出される
こととなる。従って、このような硬貨選別装置を遊戯台
の台間装置に適用した場合は、正貨を遊戯台の上方へ搬
送させることができ、このため台間装置から払い出され
る正貨を金庫へ搬送する硬貨搬送装置を遊戯台上に設置
することが出来ることとなり、このため一対の遊戯台列
A、Bの間に硬貨搬送装置を配設するための隙間Sを設
ける必要がなく、このためパチンコ台等の遊戯台を配設
する場合、その設置スペースを小さくして遊戯店内の限
られた遊戯台設置スペース内に多数の遊戯台を配置する
ことが出来ることとなる。
【0010】
【実施例】以下、この発明に係わる硬貨選別装置の一実
施例を詳述する。
【0011】図2はこの発明に係わる硬貨選別装置10
の正面図であり、図1は図2のCC断面図である。
【0012】この硬貨選別装置10は図2で示すよう
に、全体が略立方体形状をなしておりその正面パネルに
は硬貨投入口11が形成されている。
【0013】一方、この硬貨選別装置10の内部には図
1で示すように、硬貨投入口11に直接連通して図面の
左側に傾斜する硬貨通路12が形成されている。そして
この硬貨通路12の上流には投入硬貨の正偽を判定する
電子式の硬貨判定手段13が配設されている。
【0014】この硬貨判定手段13は、図2の底面図で
示す図3のように所定間隔を設け、相対向して配設され
た発振コイル14と受信コイル15とから構成されてい
る。なおこの硬貨判定手段13は硬貨が前記発振コイル
14と受信コイル15間を通過したときに送出される受
信電圧と、予め硬貨毎に測定記憶された減衰電圧及び許
容範囲とを比較し、この比較結果に基づいて硬貨の正偽
を判定する。
【0015】一方、図1で示すように前記硬貨通路12
の下流には前記硬貨判定手段13により正貨と判定され
た硬貨が通過すると、後述する硬貨搬送手段の駆動モー
タ16を駆動するモータ駆動スイッチ17が配設されて
いる。
【0016】このモータ駆動スイッチ17は図3で示す
ように、軸18を中心に回動自在に支承され、常時は図
示せぬバネの付勢力により一端19aが硬貨通路12内
に突出するレバー19から構成されている。なお、この
レバー19の先端19aは硬貨通路12の上流側を斜辺
とする三角形状に形成されている。このようにレバー1
9の先端19aが硬貨通路12の上流側を斜辺とする三
角形状に形成されているので、レバー19の先端19a
は一旦モータ駆動スイッチ17を通過した硬貨の逆流を
阻止する糸釣り防止機能も兼ねることとなる。そして正
貨がモータ駆動スイッチ17を通過し、その際、通過す
る正貨によりレバー19の先端19aが軸18を中心に
反時計方向へ回転すると、レバー19の他端に配設され
た図示せぬホトセンサーがその回転を検出し、前記駆動
モータ16をオンする。
【0017】また図1に示すように前記硬貨通路12の
下流端には下方に連通した偽貨シュート20(一点鎖
線)を開閉する正偽貨振り分け手段21と、硬貨通路1
2から転送された正貨のみを硬貨投入口11の上方へ強
制的に搬送する硬貨搬送手段30とが配設されている。
【0018】このうち正偽貨振り分け手段21は、図3
で示すように軸22を中心に回動自在に支承されたレバ
ー23と、このレバー23を回動させるソレノイドプラ
ンジャ24とから構成され、常時はソレノイドプランジ
ャ24の図示せぬ復帰スプリングの付勢力によりレバー
23は図3で示すように偽貨シュート20を解放した位
置に停止されている。そして、正偽貨振り分け手段21
のソレノイドプランジャ24は前記硬貨判定手段13に
より投入硬貨が正貨と判定されると、その判定信号に基
づき、図4で示すようにレバー23の後端23aを矢印
方向へ吸引し、その先端23bを矢印で示すように軸2
2を中心に反時計方向に回転させて偽貨シュート20を
閉塞する。また、正偽貨振り分け手段21のソレノイド
プランジャ24は前記硬貨判定手段13により投入硬貨
が偽貨と判定されると、その判定信号に基づき、図3で
示すレバー23の停止位置を維持し、偽貨シュート20
の解放状態を維持する。
【0019】次に、図1に示す硬貨通路12の下流端に
配設された硬貨搬送手段30を詳述する。
【0020】この硬貨搬送手段30は硬貨投入口11よ
りも上方に位置するメインプレートに回動自在に支承さ
れ、前記駆動モータ16を介して駆動される駆動プーリ
31と、偽貨シュート20の上端に位置するメインプレ
ートに回動自在に支承された従動プーリ32と、この駆
動プーリ31と従動プーリ32との間に巻回された無端
の搬送ベルト33とから構成されている。なお、上述し
た駆動プーリ31と従動プーリ32はいずれも歯付きプ
ーリであり、搬送ベルト33はコックドベルトにより構
成され、これらは互いに回転した際にスリップ等の要因
によって位置ずれが発生しないように構成されている。
【0021】この硬貨搬送手段30を構成する各要素の
うち、搬送ベルト33の表面には、転送された硬貨の周
面と係合する一対の爪34、35からなる係合部材36
が添設されている。なお実施例において、この係合部材
36は搬送ベルト33表面の対称な位置、すなわち搬送
ベルト33全周の1/2ピッチ毎に2カ所形成されてい
る。また、搬送ベルト33の所定位置には、搬送ベルト
33の基準位置を示す孔33aが形成されており、この
孔33aは図1のDD断面図で示す図5のように搬送ベ
ルト33全周の1/2ピッチ毎に2カ所形成されてい
る。また、図5に示すように、硬貨選別装置10内には
搬送ベルト33に形成された前記孔33aを検出する受
光及び発光素子からなるベルト位置検出手段37が配設
され、このベルト位置検出手段37により孔33aが検
出されると、その検出信号に基づき図1に示す駆動モー
タ16が停止し搬送ベルト33を図1に示す基準位置、
すなわち一対の係合部材36のうち一方が硬貨搬送手段
30により構成される硬貨搬送路38の上端に、また他
方が下端に位置する基準位置に停止する。
【0022】なお、硬貨搬送手段30により構成される
硬貨搬送路38は図5と同一部分を同一符号で示す図6
のように、その上面が一端39を中心に開閉可能なカバ
ー40により覆われている。なお、この硬貨搬送路38
を開閉するカバー40により硬貨搬送手段30の係合部
材36により搬送される硬貨が硬貨搬送路38内から脱
落することが阻止されるとともに、硬貨搬送路38内に
詰まった硬貨の排除、あるい硬貨搬送路38の清掃等の
保守点検作業が容易となっている。
【0023】また図6で示すように前記カバー40の上
端には、前記硬貨搬送手段30の係合部材36により硬
貨搬送路38の上端へ搬送された硬貨が逆行しないよう
に逆行防止手段41が配設されている。
【0024】この逆行防止手段41は軸42を中心に回
動自在に支承され、コイルバネ43の付勢力により常時
は硬貨搬送路38内に先端44aが突出するレバー44
により構成されており、このレバー44の上面44b
は、図1で示すようにその上面44bに押し上げられた
硬貨を図面の左側方向へ転動させるように傾斜面となっ
ている。
【0025】なお、図1で符号50は、硬貨搬送路38
の上端に搬送された硬貨を検出するカウントアップセン
サ、51は硬貨搬送路38を通過する硬貨を検出する硬
貨搬送検出手段で、この硬貨搬送検出手段51は、図5
で示すように硬貨搬送路38内に常時先端53aが突出
し、軸52を中心に回動自在に支承されたレバー53か
ら構成されている。そして硬貨が硬貨搬送路38内を上
方へ搬送され、レバー53の先端53aを押し上げて通
過すると、その先端53aが通過する硬貨により軸52
を中心に時計方向へ回転するので、レバー53の他端に
配設された図示せぬホトセンサーがその回転を検出し硬
貨が硬貨搬送路38内を搬送されているか否かを検出す
るものである。
【0026】なお、上述した硬貨搬送路38を構成する
各部材には、搬送ベルト33の表面に添設された前記一
対の爪34、35からなる係合部材36が通過するため
の溝が形成されていることは言うまでもない。
【0027】次に、上述した硬貨選別装置10の作用を
説明し、併せて構成をより詳細に説明する。
【0028】図1と同一部分を同一符号で示す図7のよ
うに、硬貨投入口11から一点鎖線で示すように硬貨E
が投入されると、その硬貨Eは硬貨通路12に沿って図
面の左側へ転動するが、その硬貨Eが硬貨判定手段13
を通過する間に正貨か偽貨か(例えば100円硬貨か、
あるいはそれ以外の硬貨か)が判定される。そして、投
入硬貨Eが偽貨と判定されると、その判定信号に基づき
硬貨Eがモータ駆動スイッチ17を通過しても、硬貨搬
送手段30の駆動モータ16は駆動されることはない。
したがって、図7で示すように、硬貨搬送手段30の搬
送ベルト33は動かず、一対の係合部材36のうち一方
が硬貨搬送路38の上端に、また他方が下端に位置する
基準位置に停止したままの状態を維持している。
【0029】また投入硬貨Eが硬貨判定手段13により
偽貨と判定されると、その判定信号に基づき正偽貨振り
分け手段21のソレノイドプランジャ24も作動しない
ので、レバー23は図3の停止状態を維持し、偽貨シュ
ート20を解放している。
【0030】従って、硬貨判定手段13により偽貨と判
定された硬貨Eは図7の一点鎖線で示すように、正偽貨
振り分け手段21のレバー23を通過して下方の偽貨シ
ュート20内に案内され、しかる後、図示せぬ硬貨返却
口へ返却されることとなる。一方、図1と同一部分を同
一符号で示す図8のように、硬貨投入口11から一点鎖
線で示す硬貨Fが投入されると、その硬貨Fは硬貨通路
12に沿って図面の左側へ転動するが、その硬貨Fは硬
貨判定手段13を通過する間に正貨か偽貨か(例えば1
00円硬貨か、あるいはそれ以外の硬貨か)が判定され
る。そして、投入硬貨Fが正貨と判定され硬貨Fがモー
タ駆動スイッチ17を通過すると、その検出信号に基づ
き硬貨搬送手段30の駆動モータ16が駆動され、同時
に前記硬貨判定手段13による正貨の判定信号に基づき
正偽貨振り分け手段21のソレノイドプランジャ24が
作動して、図4に示すようにレバー23を軸22を中心
として反時計方向へ回動させて偽貨シュート20を閉塞
する。
【0031】この図8で示すように正偽貨振り分け手段
21のレバー23により偽貨シュート20が閉塞される
と、硬貨Fの偽貨シュート20への落下が阻止されると
ともに、図1と同一部分を同一符号で示す図9のよう
に、硬貨Fの周面は硬貨搬送路38の下端に位置した係
合部材36と係合し、かつベルト33の搬送力により硬
貨搬送路38に沿って上方へ案内される。
【0032】そして、ベルト33の搬送力により硬貨搬
送路38の上方へ硬貨Fが案内される間に、その搬送が
まず硬貨搬送検出手段51によって検出され、さらに図
5と同一部分を同一符号で示す図10のように硬貨Fは
ベルト33の搬送力により逆行防止手段41のレバー4
4に当接し、当該レバー44を軸42を中心に時計方向
へ回転させて、さらに上方に搬送され、ついには軸42
を中心に時計方向へ回転されたレバー44がコイルスプ
リング43の付勢力により初期位置に復帰すると、図1
1に示すように硬貨Fはレバー44の上面44bに乗せ
られることとなる。
【0033】そして、レバー44の上面44bに乗せら
れた硬貨Fは図1と同一部分を同一符号で示す図12の
ようにレバー44の上面44bの傾斜により、矢印のよ
うに正貨排出口60から硬貨投入口11の上方でしか
も、硬貨選別装置10の背面側へ排出されることとな
る。その際カウントアップセンサ50により正貨排出口
60から排出される正貨の枚数が計数されることとな
る。
【0034】なお、硬貨Fと係合した係合部材36が図
11に示す位置に至ると、図11に示すようにベルト位
置検出手段37がベルト33の孔33aを検出するの
で、その検出信号に基づき図12に示す駆動モータ16
が停止し搬送ベルト33を図12に示す基準位置、すな
わち一対の係合部材36のうち一方の係合部材36が硬
貨搬送路38の上端に、また他方の係合部材36が下端
に位置する基準位置に停止させ、次に転送される正貨を
搬送する待機状態になる。
【0035】従って、上述した硬貨選別装置10を図1
4に示す台間装置1に使用すると、正貨は硬貨投入口1
1よりも上方へ搬送されるので、このため図14と同一
部分を同一符号で示す図13のように、投入された硬貨
のうち正貨を遊戯台2の上方へ搬送させることができ、
このため台間装置1から払い出される正貨を金庫へ搬送
する硬貨搬送装置5を遊戯台2の上部に設置し、これに
より図14で示すように一対の遊戯台列A、Bの間に硬
貨搬送装置5を配設するための隙間Sを設ける必要がな
くなり、このためパチンコ台等の遊戯台2を配設する場
合、その設置スペースを広く確保して、遊戯店内の限ら
れた遊戯台設置スペース内に多数の遊戯台を配置するこ
とが出来ることとなる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の硬貨選
別装置では、硬貨の正偽を判定する硬貨判定手段が配設
された硬貨通路の終端に、正貨を前記硬貨投入口よりも
上方へ強制的に搬送する硬貨搬送手段を配設するように
したので、正貨は硬貨搬送手段により硬貨投入口よりも
上方へ搬送され、そこから排出されることとなる。従っ
て、このような硬貨選別装置を遊戯台の台間装置に適用
した場合は、正貨を遊戯台の上方へ搬送させることがで
き、このため台間装置から払い出される正貨を金庫へ搬
送する硬貨搬送装置を遊戯台上に設置することが出来、
このため一対の遊戯台列の間に集められた正貨を金庫へ
搬送する硬貨搬送装置を配設するための隙間を設ける必
要がなく、このため遊戯店内の限られた遊戯台設置スペ
ース内に多数の遊戯台を配置することが出来ることとな
る。また、このような硬貨選別装置では硬貨の正偽を判
定する硬貨判定手段が配設された硬貨通路の下方に正貨
を案内する硬貨通路を設ける必要がないので、硬貨返却
口を硬貨投入口の近くに配置することができ、このため
返却硬貨の取り出しを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は図2のCC断面図。
【図2】図2はこの発明に係わる硬貨選別装置の正面
図。
【図3】図3は図1の底面図。
【図4】図4は図1の底面図。
【図5】図5は図1のDD断面図。
【図6】図6は図1のDD断面図。
【図7】図7は偽貨の選別作用を示す硬貨選別装置の要
部断面図。
【図8】図8は正貨の選別作用を示す硬貨選別装置の要
部断面図。
【図9】図9は正貨の選別作用を示す硬貨選別装置の要
部断面図。
【図10】図10は正貨の選別作用を示す硬貨選別装置
の要部断面図。
【図11】図11は正貨の選別作用を示す硬貨選別装置
の要部断面図。
【図12】図12は正貨の選別作用を示す硬貨選別装置
の要部断面図。
【図13】図13はこの発明に係わる硬貨選別装置を使
用した遊戯台の配置図。
【図14】図14は従来の硬貨選別装置を使用した遊戯
台の配置図。
【符号の説明】
10…硬貨選別装置 11…硬貨投入口 12…硬貨通路 13…硬貨判定手段 30…硬貨搬送手段 31…駆動プーリ 32…従動プーリ 33…搬送ベルト 34、35…爪 36…係合部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬貨投入口から投入された硬貨を案内する
    硬貨通路と、該硬貨通路の途中に配設され、投入硬貨の
    正偽を判定する電子式の硬貨判定手段とを有する硬貨選
    別装置において、 前記硬貨通路の終端に、前記電子式の硬貨判定手段によ
    り正貨と判定された硬貨を前記硬貨投入口よりも上方へ
    強制的に搬送する硬貨搬送手段を配設したことを特徴と
    する硬貨選別装置。
  2. 【請求項2】前記硬貨搬送手段は上下方向に所定の間隔
    を設けて配設された駆動及び従動プーリと、この駆動及
    び従動プーリ一間に巻回された無端の搬送ベルトからな
    ることを特徴とする請求項(1) 記載の硬貨選別装置。
  3. 【請求項3】前記搬送ベルトの表面には搬送する硬貨の
    周面と係合する係合部材が所定のピッチで添設されてい
    ることを特徴とする請求項(2) 記載の硬貨選別装置。
  4. 【請求項4】前記係合部材は前記搬送ベルトの幅方向に
    所定の間隔で添設された一対の爪であることを特徴とす
    る請求項(3) 記載の硬貨選別装置。
JP32907691A 1991-12-12 1991-12-12 硬貨選別装置 Expired - Fee Related JP3148767B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32907691A JP3148767B2 (ja) 1991-12-12 1991-12-12 硬貨選別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32907691A JP3148767B2 (ja) 1991-12-12 1991-12-12 硬貨選別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05166027A true JPH05166027A (ja) 1993-07-02
JP3148767B2 JP3148767B2 (ja) 2001-03-26

Family

ID=18217355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32907691A Expired - Fee Related JP3148767B2 (ja) 1991-12-12 1991-12-12 硬貨選別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3148767B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006344175A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Asahi Seiko Kk コイン送り出し装置のコイン逆行防止装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006344175A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Asahi Seiko Kk コイン送り出し装置のコイン逆行防止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3148767B2 (ja) 2001-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2134397C (en) Coin dispenser
JP4665087B2 (ja) 硬貨入出金装置
EP1657685B1 (en) Denomination distinguishing system in coin processing apparatus
GB2386734A (en) A receiving and dispensing device for coins
JP4988748B2 (ja) 硬貨収納投出装置
JP5109071B2 (ja) メダル選別手段を有するメダル処理装置
JP2006230541A (ja) 紙幣識別装置および遊技媒体の貸し出し機
JPH1153610A (ja) コイン揚送機構
JP3632496B2 (ja) 硬貨一括投入ユニット
US20050126880A1 (en) Counter/tabletop alignment note feeder
JP4924000B2 (ja) 投入メダル選別装置及び遊技機
JPH05166027A (ja) 硬貨選別装置
JP3266436B2 (ja) 硬貨入出金機
JP5002130B2 (ja) 硬貨回収処理装置
JP3766130B2 (ja) 硬貨払出装置
JP2934981B2 (ja) 硬貨選別装置
JP2934980B2 (ja) 硬貨選別装置
JP2981796B2 (ja) 硬貨選別装置
JPH07185120A (ja) コイン払出装置
JP3299412B2 (ja) 硬貨入出金筒装置
JP2574865Y2 (ja) パチンコ玉、硬貨類兼用計数機
JPH0751653Y2 (ja) 硬貨処理機のカルトン挿入検知装置
JP3633950B2 (ja) 硬貨補給方法と硬貨補給装置
JPH063667Y2 (ja) 遊技用貸出機
JPH0530211Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees