JPH05165572A - チャネル選択装置 - Google Patents
チャネル選択装置Info
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- JPH05165572A JPH05165572A JP33185491A JP33185491A JPH05165572A JP H05165572 A JPH05165572 A JP H05165572A JP 33185491 A JP33185491 A JP 33185491A JP 33185491 A JP33185491 A JP 33185491A JP H05165572 A JPH05165572 A JP H05165572A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 A−D変換器の繰り返し掃引モード時、あら
かじめ定められたチャネル群以外のチャネルを任意に指
定することができ、その指定したチャネルも含め繰り返
し掃引を行えるA−D変換器を得る。 【構成】 繰り返し掃引モードにおいて、チャネル群と
して既に定められたアナログ入力端子の組み合わせを選
択するためのA−D掃引端子選択レジスタ2と、繰り返
し掃引モードにおいて、A−D掃引端子選択レジスタ2
で選択した掃引チャネル以外のチャネルを、任意に指定
するための掃引端子指定レジスタ3と、A−D掃引端子
選択レジスタ2で選択したチャネルと、掃引端子指定レ
ジスタ3で選択したチャネルとを組み合わせて、それら
すべてが順次掃引するよう制御する制御回路4と、制御
回路4が出力した信号に基づいて、アナログ入力端子を
選択するマルチプレクサ回路6を備えた。
かじめ定められたチャネル群以外のチャネルを任意に指
定することができ、その指定したチャネルも含め繰り返
し掃引を行えるA−D変換器を得る。 【構成】 繰り返し掃引モードにおいて、チャネル群と
して既に定められたアナログ入力端子の組み合わせを選
択するためのA−D掃引端子選択レジスタ2と、繰り返
し掃引モードにおいて、A−D掃引端子選択レジスタ2
で選択した掃引チャネル以外のチャネルを、任意に指定
するための掃引端子指定レジスタ3と、A−D掃引端子
選択レジスタ2で選択したチャネルと、掃引端子指定レ
ジスタ3で選択したチャネルとを組み合わせて、それら
すべてが順次掃引するよう制御する制御回路4と、制御
回路4が出力した信号に基づいて、アナログ入力端子を
選択するマルチプレクサ回路6を備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、チャネル選択装置に
関し、たとえば、マイクロコンピュータに内蔵のA−D
変換器のチャネル選択に関するものである。
関し、たとえば、マイクロコンピュータに内蔵のA−D
変換器のチャネル選択に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の逐次比較方式A−D変換器
を図について説明する。図4は、従来のA−D変換器を
表している。1はCPU、ROM、RAM、A−D変換
器等を内蔵するシングルチップマイクロコンピュータ
(以下、マイコンと称す。)であり、2はA−D変換器
を繰り返し掃引モードで使用するときに、既定のチャネ
ル群のうちどれを使用するかを指定するためのA−D掃
引端子選択レジスタを表す。5a〜5hはそれぞれアナ
ログ入力端子を示しており、6はアナログ入力端子5a
〜5hのうちから指定されたアナログ入力端子を選択す
るマルチプレクサを表している。7は選択されたアナロ
グ入力端子からの信号をA−D変換するために設けられ
ている比較器であり、9はA−D掃引端子選択レジスタ
2で指定したチャネル群でA−D変換を実行する際、ど
のアナログ入力端子を選択するかを指定するA−Dチャ
ネル選択手段であり、11は、A−D変換の数種類ある
変換モードのうち、1モードを選択するモード設定レジ
スタを表す。図5はA−D変換器の繰り返し掃引モード
時におけるアナログ入力端子掃引順の一例を表してい
る。ここでAN0 〜AN7 は図1中の5a〜5hに相当
するアナログ入力端子である。図5の場合は、例として
AN0 〜AN3 を掃引端子に選択している。
を図について説明する。図4は、従来のA−D変換器を
表している。1はCPU、ROM、RAM、A−D変換
器等を内蔵するシングルチップマイクロコンピュータ
(以下、マイコンと称す。)であり、2はA−D変換器
を繰り返し掃引モードで使用するときに、既定のチャネ
ル群のうちどれを使用するかを指定するためのA−D掃
引端子選択レジスタを表す。5a〜5hはそれぞれアナ
ログ入力端子を示しており、6はアナログ入力端子5a
〜5hのうちから指定されたアナログ入力端子を選択す
るマルチプレクサを表している。7は選択されたアナロ
グ入力端子からの信号をA−D変換するために設けられ
ている比較器であり、9はA−D掃引端子選択レジスタ
2で指定したチャネル群でA−D変換を実行する際、ど
のアナログ入力端子を選択するかを指定するA−Dチャ
ネル選択手段であり、11は、A−D変換の数種類ある
変換モードのうち、1モードを選択するモード設定レジ
スタを表す。図5はA−D変換器の繰り返し掃引モード
時におけるアナログ入力端子掃引順の一例を表してい
る。ここでAN0 〜AN7 は図1中の5a〜5hに相当
するアナログ入力端子である。図5の場合は、例として
AN0 〜AN3 を掃引端子に選択している。
【0003】次に、マイコンにおいて、A−D変換器の
繰り返し掃引モードでの使用を例にとりその動作を説明
する。
繰り返し掃引モードでの使用を例にとりその動作を説明
する。
【0004】まず、A−D変換器の数種類ある変換モー
ドのなかで、繰り返し掃引モードは複数のチャネルを組
み合わせたものをあらかじめチャネル群として複数個固
定してあり、それらチャネル群から1チャネル群を選択
し、決められた順にA−D変換していく。そして最後ま
で変換し終わると図5に示すようにその動作を繰り返し
行うものである。この繰り返し掃引モードを使用するた
めの設定を、モード設定レジスタ11に書き込む。次に
どのチャネル群を使用して繰り返し掃引A−D変換を行
うかを、A−D掃引端子選択レジスタ2に書き込む。A
−D変換を開始すると、A−D掃引端子選択レジスタ2
で選択されたチャネル群のうちの1チャネルを選択する
信号をA−Dチャネル選択手段9が出力する。それによ
り、アナログ入力端子5a〜5hのうち、対応する端子
の信号がマルチプレクサ6を通して比較器7に送られ、
A−D変換が行われる。さらに、そのチャネル群のうち
の次のチャネルを選択する信号をA−Dチャネル選択レ
ジスタ9が出力し、同様の動作を行う。以下この動作を
繰り返し行い、最後まで掃引し終わった後、このチャネ
ル群について掃引を繰り返す。
ドのなかで、繰り返し掃引モードは複数のチャネルを組
み合わせたものをあらかじめチャネル群として複数個固
定してあり、それらチャネル群から1チャネル群を選択
し、決められた順にA−D変換していく。そして最後ま
で変換し終わると図5に示すようにその動作を繰り返し
行うものである。この繰り返し掃引モードを使用するた
めの設定を、モード設定レジスタ11に書き込む。次に
どのチャネル群を使用して繰り返し掃引A−D変換を行
うかを、A−D掃引端子選択レジスタ2に書き込む。A
−D変換を開始すると、A−D掃引端子選択レジスタ2
で選択されたチャネル群のうちの1チャネルを選択する
信号をA−Dチャネル選択手段9が出力する。それによ
り、アナログ入力端子5a〜5hのうち、対応する端子
の信号がマルチプレクサ6を通して比較器7に送られ、
A−D変換が行われる。さらに、そのチャネル群のうち
の次のチャネルを選択する信号をA−Dチャネル選択レ
ジスタ9が出力し、同様の動作を行う。以下この動作を
繰り返し行い、最後まで掃引し終わった後、このチャネ
ル群について掃引を繰り返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイコンにおけ
るA−D変換器の繰り返し掃引モードは、以上のように
構成されているので、あらかじめ定められたチャネル群
のA−D変換は順に繰り返して行うことはできるが、定
められたチャネルとは異なる組み合わせのチャネルを繰
り返してA−D変換できないという問題点があった。
るA−D変換器の繰り返し掃引モードは、以上のように
構成されているので、あらかじめ定められたチャネル群
のA−D変換は順に繰り返して行うことはできるが、定
められたチャネルとは異なる組み合わせのチャネルを繰
り返してA−D変換できないという問題点があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、A−D変換器の繰り返し掃引
モード時等において、あらかじめ定められたチャネル群
以外のチャネルを任意に指定することができ、その指定
したチャネルも含め繰り返し掃引を行えるチャネル選択
装置を得ることを目的とする。
るためになされたもので、A−D変換器の繰り返し掃引
モード時等において、あらかじめ定められたチャネル群
以外のチャネルを任意に指定することができ、その指定
したチャネルも含め繰り返し掃引を行えるチャネル選択
装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るチャネル
選択装置をA−D変換器を例にして説明すると、(1)
繰り返し掃引モードにおいて、チャネル群として既に定
められたアナログ入力端子の組み合わせを選択するため
のA−D掃引端子選択レジスタ(第1のチャネル選択手
段)と、(2)繰り返し掃引モードにおいて、上記
(1)のA−D掃引端子選択レジスタで選択した掃引チ
ャネル以外のチャネルを、任意に指定するための掃引端
子指定レジスタ(第2のチャネル選択手段)と、(3)
上記(1)のA−D掃引端子選択レジスタで選択したチ
ャネルと上記(2)の掃引端子指定レジスタで選択した
チャネルとを組み合わせて、それらすべてが順次掃引す
るように制御する制御回路(制御手段)と、(4)上記
(3)の制御回路が発生した信号に基づいて、アナログ
入力端子を選択するマルチプレクサ回路(動作手段)、
とを、有するものである。
選択装置をA−D変換器を例にして説明すると、(1)
繰り返し掃引モードにおいて、チャネル群として既に定
められたアナログ入力端子の組み合わせを選択するため
のA−D掃引端子選択レジスタ(第1のチャネル選択手
段)と、(2)繰り返し掃引モードにおいて、上記
(1)のA−D掃引端子選択レジスタで選択した掃引チ
ャネル以外のチャネルを、任意に指定するための掃引端
子指定レジスタ(第2のチャネル選択手段)と、(3)
上記(1)のA−D掃引端子選択レジスタで選択したチ
ャネルと上記(2)の掃引端子指定レジスタで選択した
チャネルとを組み合わせて、それらすべてが順次掃引す
るように制御する制御回路(制御手段)と、(4)上記
(3)の制御回路が発生した信号に基づいて、アナログ
入力端子を選択するマルチプレクサ回路(動作手段)、
とを、有するものである。
【0008】
【作用】この発明におけるチャネル選択装置は、繰り返
し掃引モード等において、既定のチャネル群以外のチャ
ネルを任意に指定することができる。従って、既定のチ
ャネル群以外のチャネルを使用しての動作も可能であ
る。
し掃引モード等において、既定のチャネル群以外のチャ
ネルを任意に指定することができる。従って、既定のチ
ャネル群以外のチャネルを使用しての動作も可能であ
る。
【0009】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、本発明を具体的に表すブロック図であ
る。
する。図1は、本発明を具体的に表すブロック図であ
る。
【0010】この図1において、3は、A−D変換器を
繰り返し掃引モードで使用したとき、A−D掃引端子選
択レジスタ2で選択せねばならないチャネル群以外のチ
ャネルを、独立して指定できる掃引端子指定レジスタで
ある。また、4はA−D掃引端子選択レジスタ2と掃引
端子指定レジスタ3とで選択した掃引チャネルを、実際
に繰り返し掃引するように制御する制御回路を表す。図
2は、図1中の制御回路の一実施例を、ブロック図で示
したものである。この図2において、8はA−D掃引端
子選択レジスタ2で選択したチャネル群と、掃引端子指
定レジスタ3で独立して指定したチャネルを順に切り替
えて、双方からの情報に基づいてA−D変換するための
切り替え回路である。9はA−Dチャネル選択手段を表
しており、10a〜10cはそのA−Dチャネル選択手
段9のアナログ入力端子選択用ビットを示している。図
3は、本発明のA−D変換器での繰り返し掃引モードに
おけるアナログ入力端子選択順を表す図である。なお、
1、2、5a〜5h、6、7、11、12は、従来の技
術の項で説明したものと同様なので省略する。
繰り返し掃引モードで使用したとき、A−D掃引端子選
択レジスタ2で選択せねばならないチャネル群以外のチ
ャネルを、独立して指定できる掃引端子指定レジスタで
ある。また、4はA−D掃引端子選択レジスタ2と掃引
端子指定レジスタ3とで選択した掃引チャネルを、実際
に繰り返し掃引するように制御する制御回路を表す。図
2は、図1中の制御回路の一実施例を、ブロック図で示
したものである。この図2において、8はA−D掃引端
子選択レジスタ2で選択したチャネル群と、掃引端子指
定レジスタ3で独立して指定したチャネルを順に切り替
えて、双方からの情報に基づいてA−D変換するための
切り替え回路である。9はA−Dチャネル選択手段を表
しており、10a〜10cはそのA−Dチャネル選択手
段9のアナログ入力端子選択用ビットを示している。図
3は、本発明のA−D変換器での繰り返し掃引モードに
おけるアナログ入力端子選択順を表す図である。なお、
1、2、5a〜5h、6、7、11、12は、従来の技
術の項で説明したものと同様なので省略する。
【0011】以下、本発明の一実施例の動作について、
図1、図2、図3を用いて説明する。図1は、本発明を
具体的に表すブロック図である。まず、従来のA−D変
換器と同様、A−D変換器を繰り返し掃引モードで使用
するための設定をモード設定レジスタ11で行う。A−
D掃引端子選択レジスタ2で、たとえばAN0 〜AN3
端子の組み合わせを選択してA−D変換を開始すると、
従来のA−D変換器と同様の動作(図5)をするが、こ
こで、掃引端子指定レジスタ3にAN5 を選択するよう
な値を書き込むと、A−D変換を開始したときに、ま
ず、切替回路8は、A−D掃引端子選択レジスタ2の情
報を選択する。そしてA−D掃引端子選択レジスタ2は
AN0 〜AN3 を選択したと切替回路8へ出力する。次
にA−Dチャネル選択手段9のアナログ入力選択用ビッ
ト10a〜10cは、切替回路8の出力を受け取って、
(0、0、0)という値となる。そして、それに対応す
るチャネルであるAN0 がA−D変換される。それが終
了すると、次に(0、0、1)という値が書き込まれ、
対応するAN1 が選択されてA−D変換される。これを
繰り返して図3のようにAN0 〜AN3 を変換し終わる
と、切替回路8は、掃引端子指定レジスタ3の情報を選
択し、掃引端子指定レジスタ3はAN5 を選択したと切
替回路8へ出力し、同様にAN5 をA−D変換する。以
後、以上の操作を繰り返し行う。結果として本発明のA
−D変換器はAN0 〜AN3 、AN5を一掃引とする繰
り返し掃引A−D変換を行う。また、切り替え回路8の
前にA−D掃引端子選択レジスタ2からの情報と掃引端
子指定レジスタ3からの情報が重複しているかどうかを
判別し、重複していればA−D掃引端子選択レジスタの
情報を優先とする判別回路を設けても良いことは容易に
類推できるものである。
図1、図2、図3を用いて説明する。図1は、本発明を
具体的に表すブロック図である。まず、従来のA−D変
換器と同様、A−D変換器を繰り返し掃引モードで使用
するための設定をモード設定レジスタ11で行う。A−
D掃引端子選択レジスタ2で、たとえばAN0 〜AN3
端子の組み合わせを選択してA−D変換を開始すると、
従来のA−D変換器と同様の動作(図5)をするが、こ
こで、掃引端子指定レジスタ3にAN5 を選択するよう
な値を書き込むと、A−D変換を開始したときに、ま
ず、切替回路8は、A−D掃引端子選択レジスタ2の情
報を選択する。そしてA−D掃引端子選択レジスタ2は
AN0 〜AN3 を選択したと切替回路8へ出力する。次
にA−Dチャネル選択手段9のアナログ入力選択用ビッ
ト10a〜10cは、切替回路8の出力を受け取って、
(0、0、0)という値となる。そして、それに対応す
るチャネルであるAN0 がA−D変換される。それが終
了すると、次に(0、0、1)という値が書き込まれ、
対応するAN1 が選択されてA−D変換される。これを
繰り返して図3のようにAN0 〜AN3 を変換し終わる
と、切替回路8は、掃引端子指定レジスタ3の情報を選
択し、掃引端子指定レジスタ3はAN5 を選択したと切
替回路8へ出力し、同様にAN5 をA−D変換する。以
後、以上の操作を繰り返し行う。結果として本発明のA
−D変換器はAN0 〜AN3 、AN5を一掃引とする繰
り返し掃引A−D変換を行う。また、切り替え回路8の
前にA−D掃引端子選択レジスタ2からの情報と掃引端
子指定レジスタ3からの情報が重複しているかどうかを
判別し、重複していればA−D掃引端子選択レジスタの
情報を優先とする判別回路を設けても良いことは容易に
類推できるものである。
【0012】以上のように、この実施例では、シングル
チップマイクロコンピュータに内蔵される複数チャネル
の逐次比較方式A−D(アナログーデジタル)変換器に
おいて、(1)A−D変換の一形態として、複数の入力
チャネルを組み合わせたものを1つのチャネル群として
複数個固定し、それらのチャネル群の中から繰り返し掃
引を行うために1つのチャネル群を選択する繰り返し掃
引チャネル選択手段と、(2)上記繰り返し掃引チャネ
ル選択手段とは独立して、個別に1つの入力チャネルを
選択する個別チャネル選択手段と、(3)上記2つのチ
ャネル選択手段からの情報について、繰り返し掃引チャ
ネル選択手段からの情報を1度実行した後、個別チャネ
ル選択手段からの情報を1度実行したするよう制御する
制御手段とを有し、選択した1チャネル群を最後まで掃
引したのち、個別に選択したチャネルのA−D変換を行
ない、さらにこの一連の動作を繰り返す(繰り返し掃
引)ことを特徴としたA−D変換器を説明した。すなわ
ち、この実施例は、上記2つのチャネル選択手段からの
情報について、繰り返し掃引チャネル選択手段で選択し
た1チャネル群の最後のチャネルまで掃引したのち、個
別チャネル選択手段で選択したチャネルのA−D変換を
行い、さらにこの動作を繰り返すように制御を行う制御
手段を有することを特徴としたものである。
チップマイクロコンピュータに内蔵される複数チャネル
の逐次比較方式A−D(アナログーデジタル)変換器に
おいて、(1)A−D変換の一形態として、複数の入力
チャネルを組み合わせたものを1つのチャネル群として
複数個固定し、それらのチャネル群の中から繰り返し掃
引を行うために1つのチャネル群を選択する繰り返し掃
引チャネル選択手段と、(2)上記繰り返し掃引チャネ
ル選択手段とは独立して、個別に1つの入力チャネルを
選択する個別チャネル選択手段と、(3)上記2つのチ
ャネル選択手段からの情報について、繰り返し掃引チャ
ネル選択手段からの情報を1度実行した後、個別チャネ
ル選択手段からの情報を1度実行したするよう制御する
制御手段とを有し、選択した1チャネル群を最後まで掃
引したのち、個別に選択したチャネルのA−D変換を行
ない、さらにこの一連の動作を繰り返す(繰り返し掃
引)ことを特徴としたA−D変換器を説明した。すなわ
ち、この実施例は、上記2つのチャネル選択手段からの
情報について、繰り返し掃引チャネル選択手段で選択し
た1チャネル群の最後のチャネルまで掃引したのち、個
別チャネル選択手段で選択したチャネルのA−D変換を
行い、さらにこの動作を繰り返すように制御を行う制御
手段を有することを特徴としたものである。
【0013】実施例2.上記実施例1においては、A−
D掃引端子選択レジスタで複数のチャネルを選択し、掃
引単位指定レジスタでひとつのチャネルを選択する場合
を示したが、それぞれのレジスタで選択されるチャネル
の個数はひとつ以上であればよい。たとえば、掃引端子
指定レジスタで2個のチャネルを選択した場合は、A−
D掃引端子選択レジスタで選択したチャネルが順次掃引
された後に掃引端子指定レジスタで選択される始めのチ
ャネルを用いてA−D変換し、次に2番目に選択された
チャネルを用いてA−D変換し、上記順序を繰り返して
実行すれば良い。
D掃引端子選択レジスタで複数のチャネルを選択し、掃
引単位指定レジスタでひとつのチャネルを選択する場合
を示したが、それぞれのレジスタで選択されるチャネル
の個数はひとつ以上であればよい。たとえば、掃引端子
指定レジスタで2個のチャネルを選択した場合は、A−
D掃引端子選択レジスタで選択したチャネルが順次掃引
された後に掃引端子指定レジスタで選択される始めのチ
ャネルを用いてA−D変換し、次に2番目に選択された
チャネルを用いてA−D変換し、上記順序を繰り返して
実行すれば良い。
【0014】実施例3.上記実施例1、2においては、
チャネル選択手段の一例として、A−D掃引端子選択レ
ジスタ2及び掃引端子指定レジスタ3の場合を示した
が、チャネル選択手段としてレジスタを用いる場合ばか
りでなく、その他のメモリ、テーブル、スイッチなどの
なんらかのチャネルが選択できる手段があればよい。
チャネル選択手段の一例として、A−D掃引端子選択レ
ジスタ2及び掃引端子指定レジスタ3の場合を示した
が、チャネル選択手段としてレジスタを用いる場合ばか
りでなく、その他のメモリ、テーブル、スイッチなどの
なんらかのチャネルが選択できる手段があればよい。
【0015】実施例4.上記実施例1、2、3において
は、A−D変換器12の場合を示したが、A−D変換器
はこの発明におけるチャネル選択装置の一例であり、こ
の発明はA−D変換器以外の複数のチャネルを使用する
装置に適用することができる。たとえば、上記実施例に
おいては、アナログデータが入力されるチャネルの場合
を示したが、複数の端末と接続された計算機が有する複
数のチャネルの場合でもかまわないし、複数の周辺記憶
装置が接続された入出力チャネルのような場合でもかま
わない。また、チャネルを通過するデータはアナログデ
ータの限らず、デジタルデータでもかまわない。
は、A−D変換器12の場合を示したが、A−D変換器
はこの発明におけるチャネル選択装置の一例であり、こ
の発明はA−D変換器以外の複数のチャネルを使用する
装置に適用することができる。たとえば、上記実施例に
おいては、アナログデータが入力されるチャネルの場合
を示したが、複数の端末と接続された計算機が有する複
数のチャネルの場合でもかまわないし、複数の周辺記憶
装置が接続された入出力チャネルのような場合でもかま
わない。また、チャネルを通過するデータはアナログデ
ータの限らず、デジタルデータでもかまわない。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、既定
外のチャネルを任意に指定できるので、規定外のチャネ
ルを使用しての動作が可能となる効果がある。
外のチャネルを任意に指定できるので、規定外のチャネ
ルを使用しての動作が可能となる効果がある。
【図1】本発明を具体的に表すブロック図。
【図2】図1の制御回路4の一具体例を示す図。
【図3】本発明における繰り返し掃引モードA−D変換
の実行順図。
の実行順図。
【図4】従来のマイコン内A−D変換器を表すブロック
図。
図。
【図5】従来の繰り返し掃引モードA−D変換の実行順
図。
図。
1 シングルチップマイクロコンピュータ 2 A−D掃引端子選択レジスタ 3 掃引端子指定レジスタ 4 制御回路 5a〜5h アナログ入力端子 6 マルチプレクサ 7 A−D比較器 8 切替回路 9 A−Dチャネル選択手段 10a〜10c A−Dチャネル選択手段のアナログ入
力端子選択用ビット 11 モード設定レジスタ 12 A−D変換器
力端子選択用ビット 11 モード設定レジスタ 12 A−D変換器
Claims (1)
- 【請求項1】 以下の要素を有するチャネル選択装置 (a)少なくともデータの入力と出力のいずれかの動作
を行なう複数のチャネル、(b)上記複数のチャネルか
らひとつ以上のチャネルからなる第1と第2のチャネル
群とをそれぞれ選択する第1と第2のチャネル選択手
段、(c)上記第1のチャネル群と上記第2のチャネル
群の各チャネルを切り替えながら繰り返して順に選択す
る制御手段、(d)上記制御回路で順に選択されたチャ
ネルを動作させる動作手段。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33185491A JPH05165572A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | チャネル選択装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33185491A JPH05165572A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | チャネル選択装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05165572A true JPH05165572A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18248399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33185491A Pending JPH05165572A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | チャネル選択装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05165572A (ja) |
-
1991
- 1991-12-16 JP JP33185491A patent/JPH05165572A/ja active Pending
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