JPH051653U - ステアリングコラムカバー - Google Patents
ステアリングコラムカバーInfo
- Publication number
- JPH051653U JPH051653U JP4943191U JP4943191U JPH051653U JP H051653 U JPH051653 U JP H051653U JP 4943191 U JP4943191 U JP 4943191U JP 4943191 U JP4943191 U JP 4943191U JP H051653 U JPH051653 U JP H051653U
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- JP
- Japan
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- cover
- key cylinder
- peripheral surface
- outer peripheral
- units
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- Lock And Its Accessories (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キーシリンダ4をカバー単体2.3に形成し
た挿通孔5a・5bに対し常に適正位置にセットして、
これら挿通孔5a・5bの内周面と前記キーシリンダ4
の外周面との間の隙間Sを全周に渡って均等間隔に保て
るようにする。 【構成】 分割された一対の上下カバー単体2・3に、
これら両カバー単体2・3の結合時に前記キーシリンダ
4の外周面に当接して、前記斯くカバー単体2・3に設
けた挿通孔5a・5bに対する前記キーシリンダ4の挿
通位置を設定する位置決めリブ6a・6bを設けると共
に、前記下部カバー単体3における前記挿通孔5bの近
傍に、上部カバー単体2に係合して前記位置決めリブ5
a・5bを前記キーシリンダ1の外周面に密着させる係
止爪8を設ける。
た挿通孔5a・5bに対し常に適正位置にセットして、
これら挿通孔5a・5bの内周面と前記キーシリンダ4
の外周面との間の隙間Sを全周に渡って均等間隔に保て
るようにする。 【構成】 分割された一対の上下カバー単体2・3に、
これら両カバー単体2・3の結合時に前記キーシリンダ
4の外周面に当接して、前記斯くカバー単体2・3に設
けた挿通孔5a・5bに対する前記キーシリンダ4の挿
通位置を設定する位置決めリブ6a・6bを設けると共
に、前記下部カバー単体3における前記挿通孔5bの近
傍に、上部カバー単体2に係合して前記位置決めリブ5
a・5bを前記キーシリンダ1の外周面に密着させる係
止爪8を設ける。
Description
【0001】
本考案は、分割された一対のカバー単体から構成されるステアリングコラム カバーに関する。
【0002】
一般にこの種のステアリングコラムカバーは、例えば実開昭58−1353 67号公報に示されているごとく分割された一対のカバー単体から成り、これら 両カバー単体をビスを介して一体に結合するように成し、これら両カバー単体の 側壁に、各カバー単体の合わせ面にそれぞれ開口するキーシリンダの挿通孔を形 成する一方、前記ステアリングコラムカバー内に内装されるステアリングコラム チューブにブラケットを取付けて、該ブラケットに前記キーシリンダを固定して 、該キーシリンダの一端部を前記挿通孔に挿通するようにしている。
【0003】
ところで以上の構造のステアリングコラムカバーにあっては、前記ステアリ ングコラムカバーに対する前記ブラケットの組付誤差等により、ともすると前記 挿通孔に対して前記キーシリンダが径方向にずれて配置されて、前記挿通孔の内 周面と該挿通孔から突出する前記キーシリンダの外周面との間に生じる環状の隙 間が一定しなくなって、見栄えが悪くなる。
【0004】 本考案は以上の実情に鑑みて開発したものであって、目的とするところは、 極めて簡単な構造で前記挿通孔に対して前記キーシリンダを常に適正位置にセッ トすることの出来るステアリングコラムカバーを提供するにある。
【0005】
しかして本考案は、分割された一対のカバー単体2・3から成り、これら両 カバー単体2・3の側壁に、カバー単体2・3の合わせ面20・30に開口する キーシリンダ4の挿通孔5a・5bを形成したステアリングコラムカバーにおい て、前記各カバー単体2・3に、これら両カバー単体2・3の結合時に前記キー シリンダ4の外周面に当接して、前記挿通孔5a・5bに対する前記キーシリン ダ4の挿通位置を設定する位置決めリブ6a・6bを設けると共に、前記カバー 単体の一方3で且つ前記挿通孔5bの近傍に、他方のカバー単体2に係合して、 両カバー単体2・3における前記位置決めリブ5a・5bを前記キーシリンダ1 の外周面に密着させる係止爪8を設けたことを特徴とするものである。
【0006】
本考案によれば、前記両カバー単体2・3の結合に伴い、前記各カバー単体 2・3に形成している前記位置決めリブ6a・6bが前記キーシリンダ4の外周 面に当接して、前記挿通孔5a・5bに対する前記キーシリンダ4の挿通位置が 径方向にずれるのを防ぐのであり、また例えば両カバー単体の組付誤差などによ り、前記両カバー単体2・3を合わせた際に、前記位置決めリブ6a・6bが前 記キーシリンダ4の外周に当接しないような場合でも、一方のカバー単体3に形 成した前記係止爪8の他方のカバー単体2への係合により、前記位置決めリブ6 a・6bが前記キーシリンダ4の外周面に密着して、前記挿通孔5a・5bに対 する前記キーシリンダ4の挿通位置が径方向にずれることがないのである。
【0007】
図に示すステアリングコラムカバーは、ステアリングシャフト(図示せず) を回転自由に支持するステアリングコラムチューブ1の上端部を覆うものであっ て、上下に分割された上部カバー単体2と下部カバー単体3とから成り、これら 両カバー単体2・3は合成樹脂材料から形成している。
【0008】 これら両カバー単体2・3の側壁21・31には、各カバー単体2・3の合わせ 面20・30に開口するキーシリンダ4の挿通孔5a・5bを形成する一方、下 部カバー単体3の底壁32内面には、前記合わせ面30の外方に突出する円筒状 の連結筒33を突設して、該連結筒33に、前記底壁32を貫通する貫通孔34 と、該貫通孔34よりも小径で且つ前記連結筒33の遊端で開口する小径孔35 とを設けている。
【0009】 また前記上部カバー単体2の上壁22内面には、前記連結筒33と対向する 連結ピン23を突設して、該連結ピン23に盲孔24を形成している。
【0010】 しかして以上のステアリングコラムカバーは、これら両カバー単体2・3の 結合に際して、前記ステアリングコラムチューブ1の外周面に固着したカバーブ ラケット11の両端部を前記連結筒33と連結ピン23の突き合わせ面間に介装 した上で、前記連結筒33の貫通孔34に挿入したねじ体12の遊端部を前記連 結ピン23の盲孔24に螺着することで、前記両カバー単体2・3を前記カバー ブラケット11を介して前記ステアリングコラムチューブ1に取付けると同時に 両カバー単体2・3を結合し、前記挿通孔5a・5bを連通させるようにしてい る。
【0011】 一方、前記挿通孔5a・5bに挿通する前記キーシリンダ4は、前記ステア リングコラムチューブ1に固定した支持ブラケット50の遊端部に固定するよう にしているのであって、また前記支持ブラケット50は、図1に示すように、前 記キーシリンダ4を固定するブラケット本体51と、該ブラケット本体51を前 記ステアリングコラムチューブ1の外周にボルト52を介して取付ける取付片5 3とから成る。
【0012】 しかして以上の構成において、前記上部カバー単体2の上壁22内面で且つ 前記挿通孔5a近く、及び前記下部カバー単体3の底壁32内面で且つ前記挿通 孔5b近くに、これら両カバー単体2・3の結合時に前記キーシリンダ4の外周 面に当接して、前記挿通孔5a・5bに対する前記キーシリンダ4の挿通位置を 設定する位置決めリブ6a・6bを一体形成するのであって、図に示す実施例で は、前記位置決めリブ6a・6bに、前記キーシリンダ4の外周面の曲率半径と 同一とした湾曲状の接触面61a・61bを形成し、前記両カバー単体2・3の 結合時、前記接触面61a・61bを前記キーシリンダ4の外周面に接触させて 、前記挿通孔5a・5bの内周面と前記キーシリンダ4の外周面との間の隙間S が全周に渡って均等間隔となるようにしている。
【0013】 また図に示す実施例では、前記上部カバー単体2における側壁21内面で且 つ前記挿通孔5aの両側に左右一対の係合溝7を形成する一方、前記下部カバー 単体3における側壁31内面で且つ前記挿通孔5bの両側には、前記係合溝7に 係止可能な左右一対の係止爪8を設け、前記両カバー単体2・3の結合時、前記 係止爪8の前記係合溝7への係合により、前記位置決めリブ6a・6bの接触面 61a・61bを前記キーシリンダ4の外周面に密着させるようにしている。
【0014】 以上の構成からなるステアリングコラムカバーは、前記両カバー単体2・3 の結合に際して、前記カバーブラケット11の両端部を前記連結筒33と連結ピ ン23の突き合わせ面間に介装して、前記連結筒33の貫通孔34に挿入したね じ体12を前記連結ピン23の盲孔24に螺着すると共に、前記係止爪8を前記 係合溝7に係合させることで、前記両カバー単体2・3を前記カバーブラケット 11を介して前記ステアリングコラムチューブ1に取付け、前記支持ブラケット 5の遊端部に固定した前記キーシリンダ4を前記挿通孔5a・5bに挿通するの である。
【0015】 しかして以上のごとく前記両カバー単体2・3の結合に際して、前記両カバ ー単体2・3の合わせ面20・30を合わせて、前記位置決めリブ6a・6bの 接触面61a・61bを前記支持ブラケット5に取付けられた前記キーシリンダ 4の外周面に密接させるのであるが、斯くのごとく前記両カバー単体2・3の結 合に際して、前記両カバー単体2・3の組付誤差や、前記支持ブラケット5の前 記ステアリングコラムチューブ1に対する組付誤差等により、前記両カバー単体 2・3を合わせただけでは前記位置決めリブ6a・6bの接触面61a・61b が前記キーシリンダ4の外周に当接しない場合でも、前記係止爪8の前記係合溝 7への係合に伴い、前記位置決めリブ6a・6が前記キーシリンダ4の外周面に 強制的に密着するようになるのであって、従っていずれの場合にあっても前記挿 通孔5a・5bに対する前記キーシリンダ4の挿通位置が前記位置決めリブ6a ・6bにより規制されて、これら挿通孔5a・5bの内周面と前記キーシリンダ 4の外周面との間の隙間Sが全周に渡って均等間隔に保たれるのである。
【0016】 以上の実施例では、前記下部カバー単体3に係止爪8を形成すると共に、前 記上部カバー単体2に前記係止爪8を係止可能な係合溝7を形成したが、前記上 部カバー単体2に前記係止爪8を、また前記下部カバー単体3に前記係合溝7を 形成するようにしてもよい。
【0017】
以上のごとく本考案は、分割された一対のカバー単体2・3から成り、これ ら両カバー単体2・3の側壁に、カバー単体2・3の合わせ面20・30に開口 するキーシリンダ4の挿通孔5a・5bを形成したステアリングコラムカバーに おいて、前記各カバー単体2・3に、これら両カバー単体2・3の結合時に前記 キーシリンダ4の外周面に当接して、前記挿通孔5a・5bに対する前記キーシ リンダ4の挿通位置を設定する位置決めリブ6a・6bを設けると共に、前記カ バー単体の一方3で且つ前記挿通孔5bの近傍に、他方のカバー単体2に係合し て、両カバー単体2・3における前記位置決めリブ5a・5bを前記キーシリン ダ1の外周面に密着させる係止爪8を設けたことにより、前記両カバー単体2・ 3の結合に伴い、前記各カバー単体2・3に形成している前記位置決めリブ6a ・6bが前記キーシリンダ4の外周面に当接して、前記挿通孔5a・5bに対す る前記キーシリンダ4の挿通位置が径方向にずれるのを阻止するし、また例えば 両カバー単体の組付誤差などにより、前記両カバー単体2・3を合わせた際に、 前記位置決めリブ6a・6bが前記キーシリンダ4の外周に当接しないような場 合でも、一方のカバー単体3に形成した前記係止爪8の他方のカバー単体2への 係合により、前記位置決めリブ6a・6bが前記キーシリンダ4の外周面に密着 して、前記挿通孔5a・5bに対する前記キーシリンダ4の挿通位置が径方向に ずれるのを阻止するので、全体としてこれら挿通孔5a・5bの内周面と前記キ ーシリンダ4の外周面との間の隙間Sを全周に渡って均等間隔に保つことが出来 るに至ったのである。
【図1】ステアリングコラムカバーの一実施例を示す一
部切欠正面図。
部切欠正面図。
【図2】前記ステアリングコラムカバーの要部の拡大断
面図。
面図。
【図3】図1におけるX−X線拡大断面図。
【図4】前記ステアリングコラムカバーの要部の拡大断
面図。
面図。
【図5】前記ステアリングコラムカバーの一部を省略し
て示す概略斜視図。
て示す概略斜視図。
2 上部カバー単体 20 合わせ面 3 下部カバー単体 30 合わせ面 4 キーシリンダ 5a 挿通孔 5b 挿通孔 6a 位置決めリブ 6b 位置決めリブ 8 係止爪
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 分割された一対のカバー単体2・3から
成り、これら両カバー単体2・3の側壁に、カバー単体
2・3の合わせ面20・30に開口するキーシリンダ4
の挿通孔5a・5bを形成したステアリングコラムカバ
ーにおいて、前記各カバー単体2・3に、これら両カバ
ー単体2・3の結合時に前記キーシリンダ4の外周面に
当接して、前記挿通孔5a・5bに対する前記キーシリ
ンダ4の挿通位置を設定する位置決めリブ6a・6bを
設けると共に、前記カバー単体の一方3で且つ前記挿通
孔5bの近傍に、他方のカバー単体2に係合して、両カ
バー単体2・3における前記位置決めリブ5a・5bを
前記キーシリンダ1の外周面に密着させる係止爪8を設
けたことを特徴とするステアリングコラムカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4943191U JP2551776Y2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | ステアリングコラムカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4943191U JP2551776Y2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | ステアリングコラムカバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH051653U true JPH051653U (ja) | 1993-01-14 |
JP2551776Y2 JP2551776Y2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=12830917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4943191U Expired - Lifetime JP2551776Y2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | ステアリングコラムカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551776Y2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5728384A (en) * | 1980-07-26 | 1982-02-16 | Mitsubishi Electric Corp | Semiconductor laser |
JPS58113673A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-06 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | カウンタ−バランスバルブ |
JPS6020459U (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-13 | 日産自動車株式会社 | ステアリングコラムカバ−のハ−ネス保持構造 |
JPH02147376U (ja) * | 1989-05-17 | 1990-12-14 |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP4943191U patent/JP2551776Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5728384A (en) * | 1980-07-26 | 1982-02-16 | Mitsubishi Electric Corp | Semiconductor laser |
JPS58113673A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-06 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | カウンタ−バランスバルブ |
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JPH02147376U (ja) * | 1989-05-17 | 1990-12-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2551776Y2 (ja) | 1997-10-27 |
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