JPH05165387A - ランプ光量設定方法 - Google Patents

ランプ光量設定方法

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JPH05165387A
JPH05165387A JP3336937A JP33693791A JPH05165387A JP H05165387 A JPH05165387 A JP H05165387A JP 3336937 A JP3336937 A JP 3336937A JP 33693791 A JP33693791 A JP 33693791A JP H05165387 A JPH05165387 A JP H05165387A
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JP
Japan
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lamp
light
photoconductor
static elimination
surface potential
Prior art date
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Pending
Application number
JP3336937A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kawamoto
博司 川本
Hideyuki Nishimura
英幸 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】除電ランプ,ブランクランプ等の除電用のラン
プの光量として実際に必要な光量が設定できるようにし
て、メンテナンス作業回数の削減、コストの削減をはか
る。 【構成】帯電した感光体を除電用ランプで露光したの
ち、表面電位またはカブリ状態等を検出することにより
前記除電用ランプによる除電状態を検出し、この除電状
態に応じて前記除電用ランプの光量設定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光導電性を有する感
光体を用いて画像形成を行う画像形成装置において、像
形成済感光体を除電する除電ランプや、画像形成領域外
の除電を行うブランクランプ等の光量を設定方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光導電性を有する感光体を用いて画像を
形成する画像形成装置では、像形成済の感光体を除電す
るために除電ランプを設け、感光体上の画像形成領域外
を除電するためにブランクランプを設けている。従来の
画像形成装置では除電ランプの光量およびブランクラン
プの光量が予め設定されており、その光量に基づいて除
電ランプ,ブランクランプが制御されていた。従来、ラ
ンプ光量は以下のように設定されていた。
【0003】動作初期時のランプ光量は、感光体を帯電
し、その電荷を所定の表面電位にまで減衰できる光量を
初期光量(1倍光)として設定する。次に、感光体等の
経時変化に伴い所定期間の経過後のランプ光量を設定す
る。これは、感光体が使用に伴い残留電荷が発生して感
光体の残留電位が上昇する等の変化が生じるためで、従
来の方法では動作の初期時に求めた1倍光を基準として
所定期間後に何倍かの光量となるように光量アップして
いた。例えば除電ランプの場合所定期間経過後の光量と
して、初期光量の3倍程度の3倍光が設定され、ブラン
クランプの場合初期光量の2倍程度の2倍光が設定され
ていた。なお、前記所定期間は例えば、像形成枚数や時
間等の予め決められた値である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のよ
うにランプ光量が予め決められていると、実際の感光体
の経時変化等に対応した露光を行うことができない問題
がある。特に予め決められたランプ光量で露光を行う場
合には多いめの光量が設定されることが多く、露光過剰
となっていた。これは、露光量が不足すると帯電ムラや
カブリが生じて画像品質が低下してしまうためで、それ
を防止するために感光体表面を確実に除電するように多
いめの光量が設定されていた。ところが、露光光量が多
いと感光体の光疲労が進み、感光体の寿命が短くなって
しまう問題があった。これは感光体交換期間が短くし、
メンテナンス作業回数が多くなって装置の動作を停止さ
せる時間が長くなる、コストアップになる等の問題が生
じさせる。
【0005】この発明の目的は、除電ランプ等の除電用
のランプの光量として実際に必要な光量が設定できるよ
うにして、メンテナンス作業回数の削減、コストの削減
をはかることのできるランプ光量設定方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、装置の電源
オン等の所定のタイミングに、感光体の帯電を行い、そ
の感光体を除電ランプまたはブランクランプ等の除電用
ランプで露光したのち、表面電位またはカブリ状態等を
検出することにより前記除電用ランプによる除電状態を
検出し、この除電状態に応じて前記除電用ランプの光量
設定を行うことを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明では帯電処理された感光体を除電ラン
プまたはブランクランプ等の除電用ランプで実際に除電
し、その除電の状態に応じて除電用ランプの光量が設定
される。除電状態を検出し、除電し過ぎの状態であれば
ランプ光量を下げればよく、除電が足りなければランプ
光量を上げればよい。このように実際の除電状態を検出
しながらランプ光量が設定されるから、露光過剰や露光
不足が生じることがない。
【0008】
【実施例】図3はランプ光量設定装置が備えられる複写
機の概略構成を示した図である。
【0009】複写機本体の上方部には、原稿台11上に
載置される原稿を露光してその反射光を感光体1に導く
光学系10が設けられている。複写機本体内にはベルト
状に構成された感光体1が図中矢印方向に回転可能に配
置されている。感光体1の周囲には帯電チャージャ2、
ブランクランプ3、現像装置4、転写装置5、クリーナ
6、除電ランプ7、表面電位センサ8が以上の順に配置
されている。感光体1は光導電性を有し、帯電器2はコ
ロナ放電によって感光体1表面を帯電させる。
【0010】ブランクランプ3は、感光体1の軸方向
(図の垂直方向)に沿って並べられた複数のランプを備
えている。そして必要に応じてランプのいずれかを点灯
することによって感光体上の画像領域外を露光しその領
域を除電する。現像装置4は現像部41〜44を備えて
いる。現像部41にはイエローのトナーを、現像部42
にはマゼンタのトナーを、現像部43にはシアンのトナ
ーを、現像部44にはブラックのトナーをそれぞれ収納
している。複写処理時には現像部41〜44のいずれか
が動作して、感光体1上の静電潜像にトナーを付着させ
てトナー像を形成させる。転写部5は転写体51、一次
転写器52、二次転写器53を備えている。
【0011】転写体51は誘電体のシートからなり、感
光体1上に形成されたトナー像を一次転写器52によっ
て転写体51上に転写させる。転写体51上のトナー像
はさらに、二次転写器53によって用紙に転写される。
なおこの用紙は複写機本体の右側面に備えられている用
紙カセット91、または92、あるいは手差し給紙トレ
イ93のいずれかから給紙される。クリーナ6は転写体
51に転写した後の感光体1上に残留しているトナーを
除去,回収する。除電ランプ7は感光体1を露光するこ
とによって感光体1に導電性を与え、感光体表面の電荷
を除去させる。表面電位センサ8は感光体1表面の電位
を検出する。
【0012】ここで複写処理手順を簡単に説明してお
く。感光体1は帯電器3によって帯電され、原稿反射光
で露光されて静電潜像が形成される。そして、ブランク
ランプ3によって画像領域外、例えば画像の前端部,両
側端部等を部分的に露光してその部分の電荷を除去し、
トナーが付着されないようにする。次に、現像部41〜
44のいずれか一つが動作することにより静電潜像にト
ナーが付着され、トナー像が形成される。このトナー像
が一次転写器52によって転写体51へと転写される。
こののち、クリーナ6により残留トナーが除去され、除
電ランプ7によって感光体1表面の除電が行われたの
ち、帯電器2による帯電処理へと進み再びトナー像形成
処理が繰り返される。なお、転写体51上には複数のト
ナー像が繰り返し転写され、それらのトナー像が転写体
51上で重ね合わされる。そして重ね合わされたトナー
像が用紙カセット91または92あるいは手差し給紙ト
レイ93のいずれかから給紙された用紙に転写される。
【0013】ところで、感光体1は帯電、除電を繰り返
すと層内に電荷が残留してゆく。そのため、除電ランプ
やブランクランプにより光を照射しても、その表面電位
が使用初期の頃の電位まで下がることはない。図1は使
用に伴う感光体の除電後の表面電位を推移を示した図で
ある。図に示したように、使用初期時の感光の表面電位
は除電ランプ光を照射するとVaの値まで低下するが、
使用時間に伴ってその電位は次第に上昇してゆき、感光
体寿命となる頃にはVbの値まで上昇する。したがっ
て、除電用ランプの光量を設定する場合にはこの残留表
面電位曲線に基づいて光量を設定する。なお、ブランク
ランプで除電する場合にはトナーが付着しない程度であ
れば十分であるため、トナーが付着しないまでに除電を
行うことができれば除電ランプよりも弱い光量に設定し
てよい。
【0014】感光体1は露光によって下がり得る最低の
電位が次第に上昇してゆく(図1)。その残留電位、お
よびその残留電位となるように露光を行うための光量の
設定は以下のようにして行われる。以下は除電ランプの
光量を設定する例を示している。
【0015】まず感光体1の表面を帯電器2によって帯
電させる。この感光体1を除電ランプ7によって除電
し、そのときの表面電位を表面電位センサ8によって検
出する。このとき、除電ランプの光量を数段階に変化さ
せ、それぞれの光量ごとに露光後(除電後)の表面電位
を検出する。除電ランプの光量は例えばランプへの入力
電圧を変えたり、デューティ比を変えることによって設
定される。ここでは電圧調整によってランプ光量を変え
るようにしている。ランプへの入力電圧Lを例えば15
Vから24Vまで0.5V単位で変化させながら感光体
の除電露光を行う。すなわちランプへの入力電圧を18
段階に変化させて露光処理を行うのである。このように
して求められたランプ入力電圧Lと表面電位Vとの関係
から最小二乗法により近似式を求める。すなわち、 V=a/L+b (V:V1〜V18、L:L1〜L18、a,b定数) である。この近似式において、ランプ光量Lを上げても
表面電位は殆ど変化がなくなる点がある。この点をその
時点において除電ランプで露光する光量(ランプ入力電
圧)として設定する。なお図2はランプ入力電圧と表面
電位との関係を示した図である。
【0016】このようなランプ光量の設定は所定のタイ
ミグごとに行われる。例えば複写機の電源オン後のウォ
ームアップ中に行ったり、所定の複写枚数ごとに行う。
このようにして適切な除電ランプ光量を設定することが
できる。
【0017】なおこの実施例に示したようなフルカラー
複写機の場合、形成するトナー像の色によって感光体の
帯電電位を変えるようにしていることがある。そのよう
な場合には色ごとに除電ランプの光量(ランプ入力電
圧)を求めるようにすれば、無駄がなく、また感光体疲
労をいたずらに進めてしまうような除電ランプ露光を防
止することができる。
【0018】またブランクランプの光量設定も同様にし
て行われる。すなわち、ウォームアップ中や所定の複写
枚数ごと等の所定のタイミングに感光体1が帯電器2に
よって帯電され、その表面電位がブランクランプ3によ
って除電される。表面電位センサ8がブランクランプに
よる除電後の感光体1の表面電位を検出し、その検出結
果に基づいて近似式が求められる。そしてそれによりブ
ランクランプの入力電圧が求められる。
【0019】なおこの実施例では感光体の残留電荷量を
表面電位センサ8によって直接検出しているが、感光体
表面の残留電荷量を検出するためには画像のカブリ状態
を検出するようにしてもよい。その場合には帯電器2に
よって帯電された感光体1を除電ランプ7またはブラン
クランプ3によって露光し、その後現像部41〜44の
いずれかを用いてトナーを付着させ、そのトナーの付着
状態を赤外線センサによって検出する。こうすると、除
電ランプやブランクランプの光量が実際に画像に与える
影響を検出できるので光量設定が画像品質に対応するも
のになる。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、除電ランプやブラン
クランプ等の除電用ランプの光量を、感光体の除電を実
際に行ってその除電状態により設定しているので、実際
に除電を行うことができるだけの光量が設定されるよう
になり、露光過剰や露光不足等の問題が生じることがな
い。そのため、過剰露光による感光体寿命の低下を防止
でき、感光体交換にかかるメンテナンスの回数を少なく
してコストも削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】感光体表面の残留電位の経時変化を示した図
【図2】除電ランプへの入力電圧と、除電ランプによる
除電後の表面電位との関係を示した図
【図3】複写機の概略構成を示した図
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電器 3 ブランクランプ 7 除電ランプ 8 表面電位センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置の電源オン等の所定のタイミングに、
    感光体の帯電を行い、その感光体を除電ランプまたはブ
    ランクランプ等の除電用ランプで露光したのち、表面電
    位またはカブリ状態等を検出することにより前記除電用
    ランプによる除電状態を検出し、この除電状態に応じて
    前記除電用ランプの光量設定を行うことを特徴とするラ
    ンプ光量設定方法。
JP3336937A 1991-12-19 1991-12-19 ランプ光量設定方法 Pending JPH05165387A (ja)

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Cited By (3)

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