JPH05164294A - 支持脚付き筐体の固定台 - Google Patents

支持脚付き筐体の固定台

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JPH05164294A
JPH05164294A JP32591991A JP32591991A JPH05164294A JP H05164294 A JPH05164294 A JP H05164294A JP 32591991 A JP32591991 A JP 32591991A JP 32591991 A JP32591991 A JP 32591991A JP H05164294 A JPH05164294 A JP H05164294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support leg
housing
fixing base
box member
fixed base
Prior art date
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Pending
Application number
JP32591991A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinobu Taketsutsumi
忍 竹堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、回動自在な支持脚付き筐体を保持
するための固定台に関し、簡便な操作で且つ確実に筐体
を保持することを目的とする。 【構成】 回動自在な支持脚付き筐体を保持するための
固定台に於て、上面に前記筐体の載置面及び下面に床等
への接地面を有する直方体状の固定台本体と、この固定
台本体の載置面から一側面に亘って設けた前記筐体の支
持脚挿入用の凹部と、この支持脚挿入用の凹部と対向す
る前記固定台本体の他側面に設けた前記支持脚締付具挿
入用の開口部と、前記支持脚挿入用の凹部の縁部に接地
面側に向かって突出し前記支持脚の接地部上面を圧接す
る係止部材とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回動自在な支持脚付き
筐体を保持するための固定台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回動自在な支持脚付き筐
体は、地震等により転倒したり或いは移動しないように
床に設置するために、例えば、特開昭62−20009
5号公報等に開示される固定台によって保持されてい
る。
【0003】これを図11及び図12に基づいて説明す
る。1は筐体10を保持するための固定台である。この
固定台1は、サポートバー2と、このサポートバー2の
一端側を支持する第一のベース3と、サポートバー2の
他端側を支持する第二のベース4で構成されている。
【0004】サポートバー2と第一のベース3と第二の
ベース4とは、夫々に穿設された穴2a,3a,4aを
介してボルト5で連結されている。この固定台1を用い
て筐体10を保持するためには、先ず、図12に示す如
く、サポートバー2の一端を第一のベース3と連結した
状態で、筐体10が設置される場所に配置する。この
時、ボルト5は緩めた状態とし、床面13からサポート
バー2上面までの高さを床面13から筐体10の底面1
1までの高さより低くする。
【0005】次に、筐体10を底面11に取り付けたキ
ャスター12により移動し、サポートバー2の上方に位
置付ける。そして、サポートバー2の他端に第二のベー
ス4を連結する。次いで、サポートバー2と第一のベー
ス3と第二のベース4とを連結するボルト5を締め付け
る。これによって、サポートバー2は上昇し、キャスタ
ー12が床面13より離間し、最終的にはサポートバー
2は第一のベース3と第二のベース4にボルト5で固定
される。
【0006】次に、筐体10の扉14を開き、底面11
からサポートバー2に穿設した穴2bに向かってボルト
6をねじ込み固定する。以上の操作によって、筐体10
が設置面積の広い固定台1に保持され、地震等で転倒す
ることが無くなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然し、前述した従来の
固定台では、図12に示す如く、サポートバー2と第一
のベース3とを、予めボルト5を緩めた状態で連結した
後、筐体10をその位置まで移動し、次いで、サポート
バー2上に筐体10を位置付けし、その後に、サポート
バー2に第二のベース4をボルト5で連結し、更に、ボ
ルト5を締め付けてサポートバー2の高さを所定の高さ
とした後、筐体10の扉14を開いて筐体10の底面1
1とサポートバー2とを連結するという煩雑な操作が必
要となる。
【0008】即ち、固定台1は、図12に示す如く、少
なくとも3つの部材で構成され、而も、操作前に於て、
サポートバー2と第一のベース3とは、ボルト5で単に
連結するのではなく、筐体10を載置するためにサポー
トバー2の高さを低くするためにボルト5を緩め、次い
で、筐体10の載置後に、再びボルト5を締め付けると
いう作業が必要となる。
【0009】而も、サポートバー2と第一のベース3と
は、筐体10に比して大きなものであるから、これ自体
を動かすことが困難となり、筐体10を動かさなければ
ならない。
【0010】加えて、固定台1が、筐体10の周囲に張
り出した形となり、筐体10の倍以上のスペースを必要
とし、固定台1が邪魔なものとなる。又、筐体10をサ
ポートバー2上に位置付けした後に、ボルト5を締め付
けてサポートバー2を上昇させるため、サポートバー2
の肉厚を厚くして、強固に螺子を切った穴2aとしなけ
ればならない。
【0011】更に、筐体10の保持のために、扉14を
開いてその底面11からボルト6で締め付ける作業が必
要となる。而も、この作業は、底面11からサポートバ
ー2の穴2bへボルト6をねじ込むものであるから、両
者の位置合わせが非常に面倒である。
【0012】本発明は斯かる従来の問題点を解決するた
めに為されたもので、その目的は、簡便な操作で且つ確
実に筐体を保持することが可能な支持脚付き筐体の固定
台を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、回動自在な支
持脚付き筐体を保持するための固定台に於て、上面に前
記筐体の載置面及び下面に床等への接地面を有する直方
体状の固定台本体と、この固定台本体の載置面から一側
面に亘って設けた前記筐体の支持脚挿入用の凹部と、こ
の支持脚挿入用の凹部と対向する前記固定台本体の他側
面に設けた前記支持脚締付具挿入用の開口部と、前記支
持脚挿入用の凹部の縁部に接地面側に向かって突出し前
記支持脚の接地部上面を圧接する係止部材とを備えたも
のである。
【0014】
【作用】本発明に於ては、筐体の支持脚を支持脚挿入用
の凹部に嵌入させながら、筐体の対向する側面側の下部
に固定台を配置し、次いで、支持脚締付具挿入用の開口
部から支持脚締付具を挿入して、支持脚の接地部上面が
係止部材に圧接するまで、支持脚を回転して接地部を上
方へ移動させることによって、筐体を固定台に保持する
ことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図10は、本発明に係る支持脚付き筐体
の固定台の一実施例を示すものであり、図に於て、21
は固定台本体を表す。
【0016】この固定台本体21は、図1乃至図4に示
す如く、直方体状を為し、上面に筐体50の載置面22
及び下面に床等への接地面23を有する。そして、固定
台本体21の載置面22の裏面側には、図1及び図4に
示す如く、断面コ字状を為す係止部材40が取り付けら
れている。
【0017】又、固定台本体21の載置面22から一側
面24に亘って、筐体50の支持脚51を挿入するため
の支持脚挿入用の凹部26が2つ設けられている。この
支持脚挿入用の凹部26は、図4及び図5に示す如く、
固定台本体21の載置面22から一側面24に亘って切
り欠くと共に、係止部材40にも同じ形状の切り欠き4
1が設けられている。
【0018】従って、係止部材40は、支持脚挿入用の
凹部26の縁部に、接地面23側に向かって突出する形
状で配置されることとなる。又、この支持脚挿入用の凹
部26が設けられた一側面24には、筐体50の支持脚
51の接地部52を挿入できる大きさの開口部27が設
けられている。
【0019】一方、支持脚挿入用の凹部26が設けられ
た一側面24と対向する固定台本体21の他側面25に
は、支持脚締付具挿入用の開口部28が設けられてい
る。次に、斯して構成された本実施例の作用を説明す
る。
【0020】先ず、図6に示す如く、固定台20を筐体
50の両側に配置(図面では、一方向だけを示す)した
後、固定台20又は筐体50を矢印方向へ移動し、図7
に示す如く、筐体50の支持脚51を凹部26内に挿入
すると共に筐体50の底部を載置面22上に載置する。
【0021】次に、図8乃至図10に示す如く、支持脚
締付具挿入用の開口部28から棒60を挿入して、支持
脚51の接地部52の上部に位置する回転体53の穴5
4に挿通する。
【0022】そして、図10に示す如く、棒60を回転
して、支持脚51の接地部52を上方へ移動させると、
接地部52の上面側の回転体53が係止部材40の下面
40aに圧接し、その移動が阻止される。その時点で、
棒60による回転を停止し、棒60を抜き取る。
【0023】以上によって、筐体50は、固定台20の
載置面22上に載置されると共に、その支持脚51の接
地部52の上部に位置する回転体53が係止部材40の
下面40aと係合し、筐体50と固定台20とを一体化
することができる。
【0024】従って、筐体50は、大きな接地面を有す
る2つの固定台20によって保持され、地震等によって
も転倒することがない。以上のように、本実施例によれ
ば、固定台20が直方体形状を為しているので、図12
に示す如き従来の固定台に比して、取扱がきわめて簡単
となる。
【0025】而も、筐体50の下部に固定台20を配し
た後、固定台20又は筐体50を移動することによっ
て、筐体50の下部に固定台20を簡単に挿入すること
ができるので、簡便である。
【0026】又、筐体50を固定台20に載置後は、開
口部28から棒60等の締付具を挿入することによっ
て、支持脚51の接地部52を回転するだけで良いの
で、図12に示す従来の固定台の如く、多数のボルトを
締め付けたり緩めたりする作業に比して簡単である。
【0027】而も、筐体50と固定台20とは、筐体5
0の支持脚51の接地部52を利用して行われるので、
図12に示す従来例に於けるボルトによる締付作業に比
して、簡単で且つ確実である。
【0028】更に、1つの筐体50に介して2つの直方
体形状の固定台20を配するだけであるから、図11に
示す従来例の如く、筐体の周囲に特別なスペースを要せ
ず、固定台20間のスペースを活用することができる。
【0029】又、筐体50から固定台20を取り外す場
合には、開口部28から棒60を挿入して、上述の操作
とは逆方向に棒60を回転して、接地部52の回転体5
3を係止部材40の下面40aから離し、次いで、固定
台20を取り去るだけで良い。
【0030】尚、上記実施例では、支持脚51を付けた
筐体50について説明したが、キャスターが併設されて
いるものであっても良い。又、上記実施例では、支持脚
締付具として棒60を用いた場合について説明したが、
6角レンチ,スパナ等の工具でも良い。この場合には、
回転体53に穴54を穿設する必要がない。
【0031】更に、上記実施例では、係止部材40を固
定台本体21の載置面22の裏面側の全域に亘って設け
たが、凹部26を設ける位置にだけ設けても良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、直
方体形状を為しているので、取扱が簡便であり、筐体の
底部に簡単に配置することができる。そして、筐体との
固定には、開口部から任意の締付具を挿入することによ
って、接地部を係止部材方向へ移動し、接地部の上面と
係止部材の下面とを係合させるだけで済むので、作業が
簡便で、且つ確実に行える。又、取り外す場合には、接
地部を逆に回転するだけで、接地部の上面と係止部材の
下面とを係合を解除することができるので、簡単に取り
外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る支持脚付き筐体の固定
台の斜視図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】図2の4−4線に沿った断面図である。
【図5】図5の係止部材の平面図である。
【図6】本実施例に係る支持脚付き筐体の固定台で筐体
を保持する直前の状態を示す斜視図である。
【図7】本実施例に係る支持脚付き筐体の固定台で筐体
を保持した状態を示す斜視図である。
【図8】本実施例に於て支持脚の接地部を回転する状態
を示す斜視図である。
【図9】図8の9−9線に沿った断面図である。
【図10】本実施例に於て支持脚の接地部を回転する状
態を示す斜視図である。
【図11】従来例を示す断面図である。
【図12】従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
20 固定台 21 固定台本体 22 載置面 23 接地面 24 一側面 25 他側面 26 凹部 28 開口部 40 係止部材 50 筐体 51 支持脚 52 接地部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動自在な支持脚付き筐体を保持するた
    めの固定台に於て、上面に前記筐体の載置面及び下面に
    床等への接地面を有する直方体状の固定台本体と、この
    固定台本体の載置面から一側面に亘って設けた前記筐体
    の支持脚挿入用の凹部と、この支持脚挿入用の凹部と対
    向する前記固定台本体の他側面に設けた前記支持脚締付
    具挿入用の開口部と、前記支持脚挿入用の凹部の縁部に
    接地面側に向かって突出し前記支持脚の接地部上面を圧
    接する係止部材とを備えたことを特徴とする支持脚付き
    筐体の固定台。
JP32591991A 1991-12-10 1991-12-10 支持脚付き筐体の固定台 Pending JPH05164294A (ja)

Priority Applications (1)

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JP32591991A JPH05164294A (ja) 1991-12-10 1991-12-10 支持脚付き筐体の固定台

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JP32591991A JPH05164294A (ja) 1991-12-10 1991-12-10 支持脚付き筐体の固定台

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JPH05164294A true JPH05164294A (ja) 1993-06-29

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ID=18182064

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JP32591991A Pending JPH05164294A (ja) 1991-12-10 1991-12-10 支持脚付き筐体の固定台

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