JPH0516293Y2 - - Google Patents

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JPH0516293Y2
JPH0516293Y2 JP1984129810U JP12981084U JPH0516293Y2 JP H0516293 Y2 JPH0516293 Y2 JP H0516293Y2 JP 1984129810 U JP1984129810 U JP 1984129810U JP 12981084 U JP12981084 U JP 12981084U JP H0516293 Y2 JPH0516293 Y2 JP H0516293Y2
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JP
Japan
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boom
cylinder
pivotally supported
pin
bracket
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JP1984129810U
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JPS6145460U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、小さい旋回半径を得ることが可能な
油圧式パワーシヨベルの小旋回装置に関する。
(従来の技術) 油圧式パワーシヨベルは、その使用に際し、作
業内容に適応した機能が要求される。従来から、
油圧式パワーシヨベルの構造をその作業内容に適
応した構造にし、かつ、作業内容に適応した機能
を奏しうるように改良し工夫してきた。そこで、
本出願人は、さきに、第5図および第6図に示す
油圧式パワーシヨベルを提案した(実公昭58−
10772号公報参照)。上記の油圧式パワーシヨベル
は、特に、狭隘な場所で下水道工事をする場合な
ど、旋回体の旋回により最外端側が描く軌跡と旋
回中心との距離を小さい旋回半径にすることを要
する場合には、旋回体aのブーム用シリンダb取
付用の支基cに、ブラケツトdをピンeおよびボ
ルトfで固着し、このブラケツトdにピンgを介
してブーム用シリンダbに取り付ける。
また、実開昭55−59758号公報には、旋回体に
揺動可能に支持されたリンクの上下揺動端にブー
ムシリンダの基端を枢支するとともに前記リンク
を揺動せしめる駆動装置を設けた油圧シヨベルの
旋回装置が開示されているが、その油圧シヨベル
の旋回装置はブーム1の基端を支持するブーム根
元ピン5の部分に、その上部部分を枢支した三角
形状リンク2の下部位置にブームシリンダ3のシ
リンダ端部をピン6を介して枢支し、そのピン6
の対向位置で下方位置の三角形状リンク2のコー
ナー部分にピン7を介して油圧シリンダ4のピス
トンの端部を枢支してなるので、ブーム根元ピン
5の部分に、ブーム1の負荷がかかるとともに三
角形状リンク2を介してブームシリンダ3と油圧
シリンダ4との負荷がかかりうるようになつてい
る。したがつて、ブーム根元ピン5の強度を高め
る必要があるとともにブーム根元ピン5を支持す
るブラケツトの強度、特に、ブーム根元ピン5の
軸受部分の強度を強化する必要があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 上述の従来の油圧式パワーシヨベルの小旋回装
置において、ブーム用シリンダbの基端がピンg
に軸支され、このピンgは標準時に軸支されるピ
ンeより上方に位置するため小旋回時における掘
削深さが標準時より浅くなるという問題があつ
た。
また、実開昭55−59758号公報には、旋回体に
揺動可能に支持されたリンクの上下揺動端にブー
ムシリンダの基端を枢支するとともに前記リンク
を揺動せしめる駆動装置を設けた油圧シヨベルの
旋回装置が開示されており、その油圧シヨベルの
旋回装置のブーム根元ピンの部分に集中している
荷重などの外力の一部をブーム根元ピンの部分か
ら他の部分に分散することにより荷重などの外力
の集中を排除し、強度上における無理が生じない
ようにすることを本考案の目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、下部走行体1とその上部に位置して
旋回可能に支持された上部旋回体2と、その上部
旋回体2に起倒可能に枢支されたブーム3とその
ブーム3の上端に枢支されたアーム4とそのアー
ム4の先端に枢支されたバケツト5とそれぞれの
部材を作動させるためのシリンダとからなる油圧
式パワーシヨベルにおいて前記上部旋回体2にフ
レーム18を立設し、このフレーム18に第1の
ブラケツト19を設け、その第1のブラケツト1
9に設けた孔に挿入したブームフートピン17を
介してフレーム18に前記ブーム3の基部を枢支
し、また、前記フレーム18に設けた第2のブラ
ケツト15に、油圧シリンダ13のシリンダ側の
端部をピン16で枢支し、前記油圧シリンダ13
のピストンロツド側の端部を前記上部旋回体2に
設けた第3のブラケツト9に上下方向揺動自在に
枢支されたベルクランク型リンク10の一端に枢
支し、ベルクランク型リンク10の他端をブーム
用シリンダ6の基端に接続してなる油圧式パワー
シヨベルの小旋回装置である。
(実施例) 本考案の1実施例が、第1図乃至第4図に示さ
れている。まず、第1図において、履帯を用いた
下部走行体1の上に、旋回可能に上部旋回体2を
支持し、その上部旋回体2にブーム3を起倒可能
に枢支し、そのブーム3の上端アーム4を起倒可
能に枢支し、そのアーム4の先端にバケツト5を
枢支し、ブーム用シリンダ6によりブーム3を起
倒しうるようにしアーム用シリンダ7によりアー
ム4を起倒しうるようにバケツト用シリンダ8に
よりバケツト5を起倒しうるようにしたのであ
る。そして、第2図乃至第4図に示すように、上
部旋回体2に設けたブーム用シリンダ取付用の第
3のブラケツト9に回転自在に枢支されたベルク
ランク型リンク10がピン11の回りに上下方向
揺動自在に支持され、このベルクランク型リンク
10の上下揺動端にブーム用シリンダ6の基端
が、ピン12によつて枢支されている。そして、
油圧シリンダ13はベルクランク型リンク10を
揺動せしめるようにするため、その油圧シリンダ
13の一端を上部旋回体2に設けたステイ即ち第
2のブラケツト15にピン16によつて枢支し、
前記油圧シリンダ13の他端をベルクランク型リ
ンク10の端部にピン14によつて枢支され、前
記上部旋回体2にフレーム18に第1のブラケツ
ト19を設け、その第1のブラケツト19に設け
たブームフートピン17によつてブーム3の基端
が枢支されている。そこで、堀削時には、第2図
および第3図に示すように、油圧シリンダ13を
短縮することにより、ベルクランク型リンク10
をA矢方向にピン11の回りに上下方向に揺動さ
せ、その上下方向への揺動運動をさせうる揺動端
に枢支されたブーム用シリンダ6の基端を下方に
位置せしめることにより深く堀削できるのであ
る。また、旋回時には、第4図に示すように、油
圧シリンダ13を伸長することにより、ベルクラ
ンク型リンク10をB矢方向にピン11の回りに
上下方向に揺動させ、その上下方向への揺動運動
をさせうる揺動端に枢支されブーム用シリンダ6
の基端を上方に位置せしめることにより、旋回半
径を小さくしうるのである。
(考案の作用および効果) 以上、実施例について、具体的に説明したが、
本考案においては、上部旋回体に揺動可能に支持
されたベルクランク型リンク10の上下揺動端に
ブーム用シリンダの基端を枢支するとともにベル
クランク型リンク10を揺動せしめる駆動装置を
設けているため、その駆動装置によりベルクラン
ク型リンク10を揺動せしめ、その上下揺動端に
枢支されたブーム用シリンダの基端を下降せしめ
ることにより深く堀削することができる効果があ
る。また駆動装置によりベルクランク型リンク1
0を揺動せしめて、その上下揺動端に枢支された
ブーム用シリンダの基端を上昇せしめることによ
り旋回半径を小さくしうる効果がある。また、そ
のことは、本考案においては、油圧シリンダ13
を短縮することにより、ベルクランク型リンク1
0をA矢方向にピン11の回りに上下方向に揺動
させ、その上下方向への揺動運動をさせうる揺動
端に枢支されたブーム用シリンダ6の基端を下方
に位置せしめることにより深く堀削できる効果が
ある。また、本考案においては、旋回時には、第
4図に示すように、油圧シリンダ13を伸長する
ことにより、ベルクランク型リンク10をB矢方
向にピン11の回りに上下方向に揺動させ、その
上下方向への揺動運動をさせうる揺動端に枢支さ
れたブーム用シリンダ6の基端を上方に位置せし
めることにより、旋回半径を小さくしうる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、本考案の1実施例を示し
第1図は、小旋回装置を備えた油圧式パワーシヨ
ベルの側面図であり、第2図は、油圧式パワーシ
ヨベルの小旋回装置の堀削時における側面図であ
り、第3図は、第2図の−線に沿う方向から
みた正面図であり、第4図は、旋回時における第
2図に対応する側面図であり、第5図は、従来例
の油圧式パワーシヨベルの側面図であり、第6図
は、第5図に示された油圧式パワーシヨベルの要
部の拡大側面図である。 1……下部走行体、2……上部旋回体、3……
ブーム、4……アーム、5……バケツト、6……
ブーム用シリンダ、7……アーム用シリンダ、8
……バケツト用シリンダ、9……第3のブラケツ
ト、10……ベルクランク型リンク、11……ピ
ン、12……ピン、13……油圧シリンダ、14
……ピン、15……第2のブラケツト、16……
ピン、17……ブームフートピン、18……フレ
ーム、19……第1のブラケツト、20……揺動
手段、21……ガゼツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部走行体1とその上部に位置して旋回可能に
    支持された上部旋回体2と、その上部旋回体2に
    起倒可能に枢支されたブーム3とそのブーム3の
    上端に枢支されたアーム4′とそのアーム4の先
    端に枢支されたバケツト5とそれぞれの部材を作
    動させるためのシリンダとからなる油圧式パワー
    シヨベルにおいて前記上部旋回体2にフレーム1
    8を立設し、このフレーム18に第1のブラケツ
    ト19を設け、その第1のブラケツト19に設け
    た孔に挿入したブームフートピン17を介してフ
    レーム18に前記ブーム3の基部を枢支し、ま
    た、前記フレーム18に設けた第2のブラケツト
    15に、油圧シリンダ13のシリンダ側の端部を
    ピン16で枢支し、前記油圧シリンダ13のピス
    トンロツド側の端部を前記上部旋回体2に設けた
    第3のブラケツト9に上下方向揺動自在に枢支さ
    れたベルクランク型リンク10の一端に枢支し、
    ベルクランク型リンク10の他端をブーム用シリ
    ンダ6の基端に接続してなる油圧式パワーシヨベ
    ルの小旋回装置。
JP12981084U 1984-08-29 1984-08-29 油圧式パワ−シヨベルの小旋回装置 Granted JPS6145460U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12981084U JPS6145460U (ja) 1984-08-29 1984-08-29 油圧式パワ−シヨベルの小旋回装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12981084U JPS6145460U (ja) 1984-08-29 1984-08-29 油圧式パワ−シヨベルの小旋回装置

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Publication Number Publication Date
JPS6145460U JPS6145460U (ja) 1986-03-26
JPH0516293Y2 true JPH0516293Y2 (ja) 1993-04-28

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ID=30688425

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12981084U Granted JPS6145460U (ja) 1984-08-29 1984-08-29 油圧式パワ−シヨベルの小旋回装置

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JP (1) JPS6145460U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5559758U (ja) * 1978-10-17 1980-04-23

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JPS6145460U (ja) 1986-03-26

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