JPH05162371A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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Publication number
JPH05162371A
JPH05162371A JP32856091A JP32856091A JPH05162371A JP H05162371 A JPH05162371 A JP H05162371A JP 32856091 A JP32856091 A JP 32856091A JP 32856091 A JP32856091 A JP 32856091A JP H05162371 A JPH05162371 A JP H05162371A
Authority
JP
Japan
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printing
dot
print
distribution
dots
Prior art date
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Pending
Application number
JP32856091A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikahiro Saegusa
智賀広 三枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP32856091A priority Critical patent/JPH05162371A/ja
Publication of JPH05162371A publication Critical patent/JPH05162371A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】履歴制御の処理時間を短縮して、全体の印字処
理速度の向上を図る。 【構成】印字パターンが、3×3の9個の画素からなる
画素集合により分割設定され、通電時間を設定する画素
集合を、例えば(3L−2)番目〜3L番目のライン、
ドットNo.(3k−2)〜3kの9個の画素からなる
画素集合とすると、(3L−8)番目〜3L番目のライ
ン、ドットNo.(3k−5)〜(3k+3)の3×3
の9個の画素集合のそれぞれのランクを印字画素数から
設定して、さらにその設定されたランクの総計を算出す
る。この算出されたランクの総計により、通電時間テー
ブルから通電時間を読取り、この読取った通電時間を
(3L−2)番目〜3L番目のライン、ドットNo.
(3k−2)〜3kの画素集合のそれぞれの印字画素の
印字時における通電時間として設定するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の発熱抵抗体に
より構成されたサーマルヘッドにより印字を行うサーマ
ルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にサーマルプリンタにおいては、印
字情報をドットイメージに展開し、このドットイメージ
の1ラインのデータ毎にサーマルヘッドを構成する複数
の発熱抵抗体に通電して印字を行うようになっている。
【0003】発熱抵抗体へ通電すると急激に発熱して発
熱抵抗体の温度は上昇するが、この温度上昇に比べる
と、通電を停止したときの発熱抵抗体の温度降下は遅
い。すなわち、印字時において各発熱抵抗体には熱の蓄
積が行われる。
【0004】従って、単純にドットイメージにしたがっ
て1ライン毎の印字を行うと、連続して印字する発熱抵
抗体の温度が他の断続的に印字する発熱抵抗体の温度に
対して温度差が生じて、印字の濃さが異なってしまうと
いう問題があった。さらに、その印字する発熱抵抗体の
みならず、その発熱抵抗体の周辺の発熱抵抗体の蓄積す
る熱も影響して、その発熱抵抗体の温度が高くなってし
まう虞がある。
【0005】そこで従来のサーマルプリンタにおいて
は、発熱抵抗体の印字(通電)の履歴をとって、所定の
発熱抵抗体及びこの発熱抵抗体の周囲の発熱抵抗体にお
ける印字が頻繁に行われる場合に対して、他の発熱抵抗
体及びこの発熱抵抗体の周囲の発熱抵抗体における印字
が少ない場合、前者の発熱抵抗体より後者の発熱抵抗体
の通電時間を長くする履歴制御を行うことが知られてい
る。
【0006】例えば図6(a)及び図6(b)に示すよ
うに、所定のドットの隣接する2つのドットの1ライン
前及び2ライン前の印字ドット数をドットイメージから
判断する。図6(a)においては、Lライン番目のドッ
トNo.mのドットを印字する場合に、(L−2)番目
〜L番目のライン、ドットNo.(m−1)〜(m+
1)のドットイメージにおいて、印字ドット数が7であ
るため、熱蓄積が大きいと判断される。また図6(b)
に示す他のLライン番目のドットNo.nのドットを印
字する場合において、(L−2)番目〜L番目のライ
ン、ドットNo.(n−1)〜(n+1)のドットイメ
ージにおいて、印字ドット数が3であるため、熱蓄積が
少ないと判断される。従って、L番目のラインの印字に
おいて、ドットNo.nの発熱抵抗体は、ドットNo.
mの発熱抵抗体より長い通電時間で通電される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のサーマルプリン
タでは、各ドットにおいて上述したような履歴制御を行
っていたので、この履歴制御を行うのに処理時間が取ら
れてしまい、全体の印字処理速度がその分遅くなってし
まうという問題があった。そこでこの発明は、履歴制御
の処理時間を短縮でき、従って全体の印字処理速度の向
上を図ることができるサーマルプリンタを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の印字
素子からなるサーマルヘッドを設け、所定の印字情報を
ドットイメージに展開し、サーマルヘッドによりドット
イメージの1ラインのデータ毎に用紙に印字するサーマ
ルプリンタにおいて、ドットイメージを少なくとも2ド
ットからなる領域で分割し、この分割された領域のうち
の注目領域について、この注目領域の印字に対して影響
が考慮される注目領域を含む全ての領域における印字ド
ットの分布を評価する印字ドット分布評価手段と、この
印字ドット分布評価手段による印字ドットの分布の評価
に基づいて注目領域を印字する印字素子への通電時間又
は印加電圧を制御する通電制御手段とを設けたものであ
る。
【0009】
【作用】このような構成の本発明において、印字ドット
分布評価手段により、所定の印字情報を展開して得たド
ットイメージを少なくとも2ドットからなる領域で分割
し、この分割された領域のうちの注目領域について、こ
の注目領域の印字に対して影響が考慮されるこの注目領
域を含めた全ての領域における印字ドットの分布が評価
される。通電制御手段により、その印字ドットの分布の
評価に基づいて、注目領域の印字素子への通電時間又は
印加電圧が制御される。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0011】図1はこの発明を適用したサーマルプリン
タの要部回路構成を示すブロック図で、1は制御部本体
を構成するCPU(central processing unit )であ
る。このCPU1が行う処理のプログラムデータが記憶
されたROM(read only mem-ory )2及び、前記CP
U1が処理を行うときに使用する各種メモリのエリアが
形成されると共に、図2に示すランク総計に応じて通電
時間が設定された通電時間テーブル3aが設定されたR
AM(random access memory)3がシステムバス4を介
して前記CPU1と接続されている。
【0012】また前記CPU1は前記システムバス4を
介してI/O(input/output)部5と接続され、このI
/O部5にはサーマルヘッド6を制御するヘッドコント
ローラ7及び用紙の搬送等のための駆動モータ8を制御
するモータコントローラ9が接続されている。図3に前
記CPU1が行う通電時間設定処理の流れを示す。
【0013】まず(3L−8)番目〜3L番目のライン
の9ライン分の印字パターンが、RAM3に形成された
バッファに格納される。ただし(3L−8)〜3Lの取
り得る数値は正の整数に限るものとする。従って例えば
L=1の場合は、(3L−8)〜3Lの値は1〜3とな
る。
【0014】次にこのバッファに格納された9ライン分
の印字パターンのうち(3L−2)番目〜3L番目のラ
イン、ドットNo.(3k−2)〜3kの3×3の9個
の画素により構成される画素集合(領域)を、通電時間
を設定する画素集合(注目領域)としてRAM3に登録
(確認)する。
【0015】次にバッファに格納された9ライン分の印
字パターンのうちドットNo.(3k−5)〜(3k+
3)における3×3の9個の画素により構成された画素
集合の3×3の9個分において、各画素集合におけるそ
れぞれの印字画素数により設定されたランクについて、
そのランクの総計を算出する。(印字ドット分布評価手
段)
【0016】算出されたランクの総計により、通電時間
テーブル3aから該当する通電時間を読取り(決定し
て)、その読取った通電時間をRAM3に登録(確認)
した画素集合の各画素の通電時間として設定する。(通
電制御手段) そして、この通電時間設定処理を終了するようになって
いる。
【0017】このような構成の本実施例において、所定
の印字情報がRAM3に印字パターンに展開される。こ
の印字パターンは、3×3の9個の画素からなる画素集
合により分割設定される。
【0018】この各画素集合における印字画素数が、各
画素集合におけるランクとして設定される。すなわち、
図4(a)に示すように、(3L−2)番目〜3L番目
のライン、ドットNo.(3i−2)〜3iの3×3の
9個の画素からなるこの画素集合は、斜線入りの丸印に
より示す印字画素が7画素であるので、ランク7と設定
される。また、図4(b)に示すように、(3L−2)
番目〜3L番目のライン、ドットNo.(3j−2)〜
3jの3×3の9個の画素からなるこの画素集合は、斜
線入りの丸印により示す印字画素が3画素であるので、
ランク3と設定される。各画素を印字する通電時間の設
定は、まず画素集合の3行分、すなわち9ライン分の印
字パターンを、RAM3に形成されたバッファに記憶し
て行われる。
【0019】ここで、バッファに格納される印字パター
ンを、例えば(3L−8)番目〜3L番目のラインの印
字パターンとすると、次に印字の通電時間を設定する画
素集合(注目領域)を(3L−2)番目〜3L番目のラ
イン、ドットNo.(3k−2)〜3kの3×3の9個
の画素からなる画素集合(以下、この画素集合を注目画
素集合と称する)に決定して、この注目画素集合をRA
M3に登録(確認)する。
【0020】注目画素集合が決定されると、この注目画
素集合の印字において影響が考慮される画素集合を、図
5に示すように、(3L−8)番目〜3L番目のライ
ン、ドットNo.(3k−5)〜(3k+3)の3×3
の9個の画素集合、すなわち、画素集合Aa、Ab、A
c、Ba、Bb、注目画素集合Bc、画素集合Ca、C
b、Ccと決定し、それぞれのランクを印字画素数から
設定して、さらにその設定されたランクの総計を算出す
る。
【0021】画素集合Aa、Ab、Ac、Ba、Bb、
注目画素集合Bc、画素集合Ca、Cb、Ccにおい
て、それぞれのランクは、3、3、5、4、3、5、
3、5、5と設定されるので、ランクの総計は36とな
る。
【0022】このランクの総計36により、図2に示す
通電時間テーブル3aから通電時間T2が読取られる。
この読取った通電時間T2が、注目画素集合Bcの(3
L−2)番目〜3L番目のライン、ドットNo.(3k
−2)〜3kの3×3の9個の画素のうちの印字画素に
対する印字時の通電時間として設定される。
【0023】すなわち、ドットNo.(3k−2)〜3
kの発熱抵抗体は、注目画素集合Bcにおける、(3L
−2)番目〜3L番目のラインにおける印字画素を通電
時間T2により印字することになる。
【0024】このように本実施例によれば、印字パター
ンを9個の画素からなる画素集合により分割設定し、9
個の画素集合におけるランクの総計に応じて通電時間を
設定した通電時間テーブルを設け、通電時間を設定する
注目画素集合を含めて熱蓄積が考慮される9個の画素集
合におけるランクの総計により通電時間テーブルから決
定された通電時間を、注目画素集合の印字画素の通電時
間として設定することにより、最大で9個の印字画素に
おける通電時間を1回の設定により設定することができ
る。従って、履歴制御の処理時間を短縮することがで
き、その結果、このサーマルプリンタの全体の印字処理
速度の向上を図ることができる。
【0025】なお、この実施例においては、印字パター
ンを3×3の9個の画素からなる画素集合で分割した例
について説明したが、この発明はこれに限るものではな
く、例えば2×3の6個の画素からなる画素集合で印字
パターンを分割しても良いし、さらにそれぞれ異なる個
数の画素からなる画素集合で印字パターンを分割しても
良いものである。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
履歴制御の処理時間を短縮でき、従って全体の印字処理
速度の向上を図ることができるサーマルプリンタを提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の要部回路構成を示すブロ
ック図。
【図2】同実施例の通電時間テーブルの構成を示す図。
【図3】同実施例の通電時間設定処理の流れを示す図。
【図4】同実施例の画素集合におけるランク例を示す
図。
【図5】同実施例の通電時間設定において考慮される画
素集合の図。
【図6】従来例の通電時間設定の例を示す図。
【符号の説明】
1…CPU、3…RAM、3a…通電時間テーブル、6
…サーマルヘッド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の印字素子からなるサーマルヘッド
    を設け、所定の印字情報をドットイメージに展開し、前
    記サーマルヘッドにより前記ドットイメージの1ライン
    のデータ毎に用紙に印字するサーマルプリンタにおい
    て、前記ドットイメージを少なくとも2ドットからなる
    領域で分割し、この分割された領域のうちの注目領域に
    ついて、この注目領域の印字に対して影響が考慮される
    前記注目領域を含む全ての領域における印字ドットの分
    布を評価する印字ドット分布評価手段と、この印字ドッ
    ト分布評価手段による印字ドットの分布の評価に基づい
    て前記注目領域を印字する印字素子への通電時間又は印
    加電圧を制御する通電制御手段とを設けたことを特徴と
    するサーマルプリンタ。
JP32856091A 1991-12-12 1991-12-12 サーマルプリンタ Pending JPH05162371A (ja)

Priority Applications (1)

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JP32856091A JPH05162371A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 サーマルプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32856091A JPH05162371A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 サーマルプリンタ

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JPH05162371A true JPH05162371A (ja) 1993-06-29

Family

ID=18211642

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32856091A Pending JPH05162371A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 サーマルプリンタ

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JP (1) JPH05162371A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09216403A (ja) * 1996-02-13 1997-08-19 Fuji Photo Film Co Ltd 感熱画像記録装置および記録方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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