JP3408551B2 - サーマルヘッド制御装置 - Google Patents

サーマルヘッド制御装置

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JP3408551B2
JP3408551B2 JP04048092A JP4048092A JP3408551B2 JP 3408551 B2 JP3408551 B2 JP 3408551B2 JP 04048092 A JP04048092 A JP 04048092A JP 4048092 A JP4048092 A JP 4048092A JP 3408551 B2 JP3408551 B2 JP 3408551B2
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武 豊澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサーマルヘッドを制御す
るサーマルヘッド制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2はサーマルヘッドの動作を説明する
接続図であって、図において1は発熱抵抗体、2はシフ
トレジスタ、3はラッチ、4はドライバ、5は電源、7
は切換スイッチ、70,71,72はスイッチ7の各接
点、8−1,8−2,・・・はそれぞれ逆流阻止用ダイ
オード、9−1,9−2,・・・はそれぞれ電源側配線
パターン、10−1,10−2,・・・はそれぞれ接地
側配線パターンを示す。
【0003】シフトレジスタ2にはデータ入力線、クロ
ック信号線が、ラッチ3にはロード信号(ラッチ信号)
線が、ドライバ4にはストローブ信号線がそれぞれ接続
されるが、図2ではこれらの制御線は省略してある。発
熱抵抗体のどの発熱区画を発熱するかの制御は、シフト
レジスタ2とスイッチ7とによって定められる。例え
ば、シフトレジスタ2からラッチ3を介しドライバ4の
D1だけがオン状態になるように制御し、接点70と7
1が接続されていると、電源5からの給電により、電流
は、ダイオード8−1、電源側配線パターン9−1を流
れ、発熱区画R1を経て接地側配線パターン10−1、
ドライバD1へ流れ、発熱区画R1が発熱する。また、
D1をオン状態にしたまま、接点70と72とを接続す
ると、発熱区画R2が発熱する。接点71に接続する電
源を仮にA相電源、接点72に接続する電源を仮にB相
電源といい、A相電源により印字されるデータを仮にA
相データ、B相電源により印字されるデータを仮にB相
データと言うことにする。
【0004】図3は従来の制御を示す動作タイムチャー
トで、31はシフトレジスタ2内のデータを示し、A
1,B1は同一ライン上のA相データとB相データ、A
2はA1より1ライン後のA相データである。また上下
の2線が平行な区間はデータが定常であり、2線のクロ
スする間でデータの更新が行われる。32はラッチ3に
与えられるラッチ信号で、この信号時点のシフトレジス
タ2のデータがラッチ3にラッチされる。33はストロ
ーブ信号で、ストローブ信号が「H」である期間、ラッ
チ3の出力が「H」である場所のドライバ4に電流が流
れる。
【0005】図3に示す動作期間も紙送りは連続的に行
われているので、t1時点から印字が開始されるA相デ
ータとt2時点から印字が開始されるB相データとで
は、正確に言えばX方向位置が異なる。然しながら1ラ
インの印字にあてる時間、すなわち図3のTで示す1ラ
イン時間が所定の制限を越えない場合、T時間内では紙
送りが停止しており、T時間内に印字されたドットはY
方向に平行な1ライン上に配列されていると近似的に見
なすことができる。1ライン時間Tは紙送りの速度と、
紙送りの方向の単位距離の間に、何本のラインを印字す
るかという設計によって決定され、Tを余り小さくする
ことはできない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のサ
ーマルヘッド制御装置では、印字位置ずれやサーマルヘ
ッドの蓄熱に起因する印字ムラを無視できないという問
題点があった。すなわち、設計上の観点から1ライン時
間Tを余り小さくすることは出来ないので、従来の装置
では図4に示すような問題がある。たとえば、図2のR
1,R2,R3,R4の4発熱区画を発熱させて1ライ
ン上に4ドットを整列させようとすると、A相データで
あるR1,R4はB相データであるR2,R3より先に
印字されるが、R2,R3は隣接しており、短時間前に
発熱していたR1,R4からの余熱の影響を受け、この
ような影響を受けないR1,R4と比べ印字ドットが大
きくなってしまい、図4に示すような印字結果となる。
【0007】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、印字位置ずれを軽減し、蓄熱による
影響を少なくできるサーマルヘッド制御装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるサーマル
ヘッド制御装置は、印字時間TをT/2nの単位時間に
等分し、最初の単位時間内にA相データの印字を行い、
次の単位時間内にB相データの印字を行い、その次の単
位時間内には再びA相データの印字を行い、このように
して1ライン時間内にA相データとB相データとを交互
にn回繰り返して当該ラインの印字を完了するようにし
た。n=1の場合が従来の装置に相当し、本発明ではn
は2以上の整数とすることにより、A相データの印字と
B相データの印字との時間遅れは1/nに短縮され、A
相データとB相データとを交互に繰り返し印字すること
により、余熱の影響を均一化できる。
【0009】
【実施例】
実施例1.図1は、本発明の一実施例を示す動作タイム
チャートであって、図において、11は図3の31に相
当するデータ、12は同じくラッチ信号、13は同じく
ストローブ信号である。図1に示す実施例ではT/2n
におけるn=2の場合を表す。すなわち、同一ライン上
のA相データA1とB相データB1とが、互いに交互に
かつ同一データが2回繰り返して印字される。図1と図
3との比較で1ライン時間Tを同一にすれば、図1のt
3−t4の時間遅れを図3のt1−t2の時間遅れの1
/2とすることができ、A相データの印字と同一ライン
のB相データの印字とのX方向距離差を1/2にするこ
とができる。
【0010】また、図3において、A1のデータはB1
のデータの余熱の影響を受けることはないが、図1にお
いては、B1のデータの後にA1のデータが印字される
ため、A1のデータも同様な余熱の影響を受け、均一化
が図れる。なお、図1に示す実施例はn=2に対するも
のであるが、n=3,n=4,・・・とnの値が大きく
なるにつれて上述の効果を向上させることができる。但
し、nの値が大きくなるにつれて、T/2nの単位時間
が短くなるが、この単位時間内にデータ更新の余裕があ
ることが必要である。
【0011】実施例2.図1に示すような交互複数回印
字段階において、サーマルヘッドの蓄熱により印字濃度
が変化する場合がある。従って、このような場合には印
字履歴あるいはサーマルヘッドの温度を考慮して蓄熱補
正を行う装置とすれば良い。図5はこのような蓄熱補正
の一実施例を示す説明図である。図5(a)は、通常の
印字に必要な加熱時間をt5,繰り返し数n=3とし
て、A相データとB相データとが交互に印字されている
ときの制御の様子を示す図である。図5(a)に示すよ
うな制御で印字が連続して行われた場合、サーマルヘッ
ドに熱が蓄積されてサーマルヘッドの温度が上昇し、印
字濃度が濃くなってしまう場合がある。このような場
合、サーマルヘッドの温度を例えばサーミスタ等(図示
せず)の温度検出手段により検出し、検出された温度に
応じて加熱時間を可変させることにより、適正な印字濃
度を得ることができる。図5(b)は、加熱時間をt5
からt6に短くしたときの制御の様子を示す図である。
このように加熱時間を適当に増減することにより、蓄熱
の影響を相殺でき、サーマルヘッドの温度が上昇した場
合でも、適正な印字を得ることができる。この補正にお
いては、サーマルヘッドの温度または数種類のサーマル
ヘッドの加熱時間をROM等の記憶手段に格納してお
き、サーミスタ等の温度検出手段の出力レベルに応じて
選択可能なように構成しておけば良い。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明のサーマルヘ
ッド制御装置は、同一ライン上のA相データとB相デー
タの位置ずれを軽減でき、蓄熱による影響を均一化し、
且つ、その補正も容易に行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す動作タイムチャートで
ある。
【図2】サーマルヘッドの動作を説明する接続図であ
る。
【図3】従来の制御を示す動作タイムチャートである。
【図4】従来の制御の問題点を示す説明図である。
【図5】本発明の実施例2を示す説明図である。
【符号の説明】
1 発熱抵抗体 2 シフトレジスタ 3 ラッチ 4 ドライバ 11 データ 12 ラッチ信号 13 ストローブ信号 A1 A相データ B1 B相データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−227258(JP,A) 特開 平3−159755(JP,A) 特開 昭63−276564(JP,A) 特開 平1−150556(JP,A) 特開 昭61−270976(JP,A) 特開 昭63−270163(JP,A) 実開 平3−4047(JP,U) 実開 昭62−203037(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/355

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直線状に形成された発熱抵抗体、 等間隔に配列され、直線状の前記発熱抵抗体にそれぞれ
    接続された複数の電源側配線パターン、 これら複数の電源側配線パターンのそれぞれの中間位置
    で直線状の前記発熱抵抗体にそれぞれ接続された複数の
    接地側配線パターン、 を有し、 複数の前記電源側配線パターンは、一本おきにそれぞれ
    A相電源、B相電源に交互に接続されるよう構成された
    サーマルヘッドを用い、 前記A相電源に接続された電源側配線パターンとこれに
    隣接する接地側配線パターンとで区画される発熱区画
    と、 前記B相電源に接続された電源側配線パターンとこれに
    隣接する接地側配線パターンとで区画される発熱区画
    と、 を交互に発熱させると共に、 前記発熱抵抗体が形成された方向と直角の方向に連続的
    に移送される記録紙に所定の印字時間Tを持って1ライ
    ンずつ印字して順次画像パターンを作成するように上記
    サーマルヘッドを制御するサーマルヘッド制御装置にお
    いて、 上記印字時間TをT/2n(但しnは2以上の整数)時
    間毎の単位時間に分割する手段、 1ライン上の印字を行うに当たり、当該ラインの印字デ
    ータをA相電源により印字すべきA相データと、B相電
    源により印字すべきB相データとに区別し保持する手
    段、 上記印字時間T内の最初の単位時間内にA相データを印
    字し、当該ラインの印字データをB相データに更新して
    次の単位時間内にB相データを印字し、当該ラインの印
    字データをA相データに更新してその次の単位時間内に
    再びA相データを印字し、このようにしてA相データと
    B相データとを交互にn回繰り返して当該ラインの印字
    を完了する手段、 とを設け、上記連続的に移送される記録紙上のライン内
    におけるA相データによる印字位置とB相データによる
    印字位置の記録紙移送方向の距離差を時間差にしてT/
    2nとしたことを特徴とするサーマルヘッド制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1のサーマルヘッド制御装置におい
    て、サーマルヘッドの印字履歴またはサーマルヘッドの
    温度を考慮して適正な濃度の印字が得られるように、上
    記単位時間における加熱時間を変化させる手段を備えた
    ことを特徴とするサーマルヘッド制御装置。
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