JPH0515876Y2 - - Google Patents

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JPH0515876Y2
JPH0515876Y2 JP7315891U JP7315891U JPH0515876Y2 JP H0515876 Y2 JPH0515876 Y2 JP H0515876Y2 JP 7315891 U JP7315891 U JP 7315891U JP 7315891 U JP7315891 U JP 7315891U JP H0515876 Y2 JPH0515876 Y2 JP H0515876Y2
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JP
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liquid
container
stopper
tea strainer
tea
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JP7315891U
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は魔法瓶などの液
体容器に関し、さらに詳しくは茶こし容器を備え
た茶こし容器つき液体容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(従来技術) 中国茶(例えばウーロン茶)など
は茶出しをする場合に茶葉を数分程度以上、湯の
中に浸しておく必要があり、従来ではウーロン茶
などを茶出しする場合には一般に例えば図2に示
すような茶こし容器つき液体容器を用いていた。
【0003】 この図2に示す茶こし容器つき液体容
器は、液収容部材104内に茶こし容器109を
収容し、さらに液収容部材104の上部に蓋10
2を設けて構成されている。茶こし容器109
は、その上端の外向きフランジ110を液収容部
材104の開口部に設けた略環状の段部105上
に載置して設けられている。
【0004】 又、公知の液体容器の中には、実開昭
49−35058号公報で示される如く、液体容器本体
の栓穴に設けられる栓体の下部に茶こし容器を設
けたものが知られている。この公知の茶こし容器
つき液体容器は、液収容部の開口を栓体で閉塞
し、且つ該栓体内に注液通路を設けて、液体注出
時に液収容部内の液体が茶こし容器内を通過した
後、栓内注液通路を通つて注口部から外部に注出
されるようになつている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、図2に示す従来の茶こし容器つき液
体容器では、液収容部材104内に収容している
茶こし容器109を取り出す際(茶こし容器内の
茶殼を捨てる際あるいは液収容部材内の液量を見
る際など)に、蓋102を開放した後に茶こし容
器109を抜き出さなければならず、その茶こし
容器取り出しのための作業数が多くなつて(蓋の
開放と茶こし容器の抜き出しの2つの操作)その
作業が面倒であつた。
【0006】 又、上記した実開昭49−35058号公報
の茶こし容器つき液体容器では、液体が茶葉に対
してごく短時間の間だけしか接触しない構造であ
るため、茶出しの際に比較的長時間(数分程度以
上)の間、茶葉を液体中に浸しておく必要がある
ような種類の茶出し用(例えばウーロン茶用)に
は使用できないものである。さらに、この公知の
茶こし容器つき液体容器では、液収容部の開口を
閉塞する栓体内に注液通路を形成しており、密栓
状態のままで注液し得るようにしているものの、
液収容部内と外部とが栓内注液通路を介して常時
連通しているので、保温力が低いという問題があ
つた。
【0007】 本考案は上記した従来の茶こし容器つ
き液体容器の問題点に鑑み、茶こし容器の取扱い
が簡単で且つ液収容部内の液体の保温力を向上せ
しめ得るようにするとともに、内部のお茶を注出
する際の操作を簡単に行えるようにした茶こし容
器つき液体容器を提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、液体容器本体の上部開口に栓体を設
け、該栓体内に液体容器本体の液収容部と連通す
る注液通路を設け、さらに前記栓体に、前記注液
通路を開閉する弁体と該弁体を操作する弁体操作
部材とを設けた液体容器において、前記液収容部
内に挿し込まれる有底筒状の茶こし容器を備え、
該茶こし容器の上部開口を前記弁体に着脱自在に
取付けたことを特徴としている。
【0009】
【作用】
本考案の茶こし容器つき液体容器は、栓体を液
体容器本体の上部開口から取外すことにより茶こ
し容器も同時に液収容部から抜き出すことができ
るようになり、又栓体及び茶こし容器の装着時に
は、該茶こし容器内に収容される茶葉が常時液収
容部内の液体中に浸されるようになる。さらに、
栓体を密栓し且つ弁体で栓内注液通路を閉塞した
状態では液収容部内が完全に密閉され、又栓体を
密栓した状態で弁体操作部材により弁体を開き且
つ液体容器を傾ければ液収容部内の液体を栓内注
液通路を通して外部へ注出できる。
【0010】
【考案の効果】
本考案の茶こし容器つき液体容器は次のような
効果がある。
【0011】 (1) 栓体に茶こし容器を着脱自在に取付けている
ので、栓体を液体容器本体の上部開口から取外
す際に茶こし容器も同時に液収容部から抜き出
すことができ、該茶こし容器の液収容部内への
出し入れ操作が簡便となる。
【0012】 (2) 液体を注出しないときには、栓体を密栓し且
つ弁体を閉じておけば液収容部内が密閉される
ので、茶こし容器つきのものであつても該液収
容部内の液体の保温力が良好となる。
【0013】 (3) 液体注出時には、密栓状態のままで弁体操作
部材により弁体を開放させるだけで液収容部内
の液体を栓内注液通路を通して外部へ注出し得
るようになり、栓体を開く必要がないので液体
注出操作が簡単となる。
【0014】
【実施例】
図1を参照して本考案の実施例を説明すると、
この実施例の茶こし容器つき液体容器は、外装体
3内に真空二重瓶製の内容器(実用新案登録請求
の範囲中の液収容部に該当する)4を収容してな
る液体容器本体1と、該液体容器本体1の上部開
口(栓穴)7に螺合される栓体2と、該栓体2に
着脱自在に取付けられる茶こし容器9とを有して
構成されている。液体容器本体1の上部には円弧
状の把手8が前後方向に向けた状態で左右方向に
枢動自在に取付けられている。
【0015】 液体容器本体1の上部には、栓穴7と
連通する液導部11が設けられている。
【0016】 栓体2は、栓本体60内に注液通路6
1と該注液通路61を開閉する弁体62と該弁体
62を操作する弁体操作部材63を備えた、いわ
ゆるワンタツチ開閉式に構成されている。
【0017】 栓本体60内の注液通路61は、閉栓
時において液収容部4内に向けて開口する下向き
開口61aと、液導部11に連通する横向き開口
61bとを相互に連続させて形成している。
【0018】 弁体62は、下部側に液収容部4の上
部開口の内径よりやや小径の弁部64を有してい
る。そして、この弁体62は、弁部64が注液通
路61の下向き開口61aを下方から閉塞するよ
うにして栓本体60内に取付けられている。尚、
弁体弁部64は栓本体60の下端よりさらに下方
に突出している。
【0019】 弁体操作部材63は、栓本体60の上
部中央に設けた穴内で上下動自在に設けられてい
る。
【0020】 そして、この栓体2では、弁体操作部
材63を1度押すと弁体62が下動して注液通路
61を開放し、もう1度押すと弁体62がスプリ
ング67に押圧されて上動して注液通路61を下
方から閉塞するようになつている。
【0021】 栓体2の中段部外周面には、栓穴7下
端の弁座12を密閉する環状パツキン20が設け
られている。
【0022】 茶こし容器9は、金属網又はメツシユ
状に多数の小孔を形成した金属薄板などの材料を
有底筒状に成形して構成されている。又、この茶
こし容器9の上部開口の内径は、上記弁体弁部6
4の外径とほぼ同径となるように設計されてい
る。
【0023】 この茶こし容器9は、この実施例では
ヘリコイド嵌合による取付手段10によつて弁部
64の外側面に着脱自在に取付けられている。即
ち、この取付手段10は、茶こし容器9の上端開
口部内面に形成した突起65を弁体弁部64の外
側面に形成した凹溝66に対してヘリコイド嵌合
させるようにしている。
【0024】 又、この茶こし容器9は、栓体2に取
付け且つ該栓体2を栓穴7に装着した状態におい
て、該茶こし容器9の下端が内容器4内の底部付
近に達する長さを有している。
【0025】 この実施例の茶こし容器つき液体容器
の使用方法を説明すると、まず茶こし容器9内に
茶葉を入れる際には栓体2とともに茶こし容器9
を液体容器本体1から抜き出した後、茶こし容器
9を栓体2から分離してその茶こし容器9内に茶
葉を入れる。尚、内容器4内には予め所定量の熱
湯を入れておく。そして茶葉入りの茶こし容器9
を栓体2に取付け、さらにその茶こし容器つき栓
体2を栓穴7に取付ける。この状態では茶こし容
器9の下端は内容器4内の底部付近に達してお
り、該茶こし容器9内に収容している茶葉は内容
器4内の熱湯中に浸つていて茶出しが行われる。
【0026】 栓体2を密栓し且つ弁体62を閉じて
いる状態では、内容器4内が密閉されており、保
温作用が良好となる。
【0027】 又、内容器内のお茶を注出したいとき
には、栓体2を密栓状態のままで弁体操作部材6
3を1回押し下げれば栓内注液通路61が開放さ
れる。そして、その状態で把手8をもつて前方に
傾斜させることにより、内容器4内の液体を栓内
注液通路61及び液道部11を通してその先端注
口11aから外部に注出し得る。このように、液
体注出時において、栓体2を開放することなく弁
体操作部材63の押し下げ操作のみで液体注出可
能となり、液体注出操作が容易となる。
【0028】 又、この実施例の茶こし容器つき液体
容器では、栓体2内の弁体62を開閉操作するた
びに該弁体62とともに茶こし容器9が上下動
し、それによつて該茶こし容器9内への湯の出入
りが促進されて茶出し作用が促進されるようにな
る。
【0029】 内容器4内に熱湯を補給するときある
いは内容器4内の残液量を見たいときなどには、
栓体2を取外すことによつて茶こし容器9も同時
に内容器4内から抜き出すことができ、その開放
された開口から内容器4内に注湯あるいは残液量
の確認などを行うことができる。尚、この茶こし
容器つき栓体を取付けるときには、栓体2部分を
持つて茶こし容器9部分を内容器4内に挿入した
後、該栓体2を栓穴7に螺合すればよい。このよ
うに茶こし容器9を栓体2に一体的に連結してお
けば、注湯時又は残液量の確認時などに該茶こし
容器9の取扱いが簡便となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかる茶こし容器つき
液体容器の縦断面図である。
【図2】従来の茶こし容器つき液体容器の断面図
である。
【符号の説明】
1は液体容器本体 2は栓体 4は液収容部(内容器) 7は上部開口(栓穴) 9は茶こし容器 11は液導部 61は注液通路 62は弁体 63は弁体操作部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体容器本体1の上部開口7に栓
    体2を設け、該栓体2内に液体容器本体1の液収
    容部4と連通する注液通路61を設け、さらに前
    記栓体2に、前記注液通路61を開閉する弁体6
    2と該弁体62を操作する弁体操作部材63とを
    設けた液体容器において、前記液収容部4内に挿
    し込まれる有底筒状の茶こし容器9を備え、該茶
    こし容器9の上部開口を前記弁体62に着脱自在
    に取付けたことを特徴とする茶こし容器つき液体
    容器。
JP7315891U 1991-09-11 1991-09-11 Expired - Lifetime JPH0515876Y2 (ja)

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JPH0489238U JPH0489238U (ja) 1992-08-04
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