JPH0515855Y2 - - Google Patents

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JPH0515855Y2
JPH0515855Y2 JP1990034751U JP3475190U JPH0515855Y2 JP H0515855 Y2 JPH0515855 Y2 JP H0515855Y2 JP 1990034751 U JP1990034751 U JP 1990034751U JP 3475190 U JP3475190 U JP 3475190U JP H0515855 Y2 JPH0515855 Y2 JP H0515855Y2
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blade
skin
restraining
chestnut
clamping
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JP1990034751U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は主として栗の実の皮を剥ぐ皮剥き器に関
するものである。
(従来の技術) 栗の実の皮を剥く皮剥き器としては、ヘラ刃で
構成され、ヘラ刃を実の部分と皮の間に差し込む
タイプのもの(実開昭50−76281号,同59−
207115号、実開昭62−69938号)、挾持刃で皮を切
り取る爪切り型のもの(実開昭59−22616号)、は
さみ状にして刀部の一方を切刃として他方を抑え
刃部としたもの(実開平1−62722号)等が知ら
れている。
(考案が解決しようとする課題) 栗の皮剥きに於て切刃体で連続的に皮を切断し
て行くと、皮剥きが容易に行うことができるが、
爪切りタイプのものでは連続切断が不可能である
し、またヘラ刃タイプのものは栗の実を手でしつ
かり保持する必要があり、安全な器具と云えな
い。
これに対して洋鋏タイプのものや和鋏タイプの
ものにおいては、切刃が栗の皮に喰い込ませた状
態で切断部の開閉を行つて連続切断することがせ
き、皮剥きを効果的に行うことができるものと認
められる。
しかし連続切断に在つては、栗の実に対して手
前側に切断して行くか、或いは外側に切断して行
くかは切刃と抑え刃との位置関係で定まり、例え
ば実開平1−62722号公報で示された皮剥き器に
在つては両方向への切断を可能とするには切刃と
抑え刃の取り付け位置の変更を必要とする。
そこで本案は両方向への切断を可能とした栗の
皮剥き器を提案したものである。
(課題を解決するための手段) 本案に係る栗の皮剥き器は、一対の挾圧部と挾
圧部を動作せしめる把手部とを備え、一方の挾圧
部に挾圧方向に向つて左右に2個の刃体部を設け
ると共に、他方の挾持体に前記各刃体部との対向
位置に鋸歯状の抑え刃部を設けてなることを特徴
とするものである。
(作用) 一方の挾圧部には左右(洋鋏タイプでも和鋏タ
イプでも把手部を手で持つた際は手前側と外側)
2個の刃体部が存在し、対向する挾圧部にも2個
の抑え刃部が形成されているので、把手部を保持
した際外側となる刃体部と抑え刃部との組み合わ
せで栗の実の皮を切断するもので、抑え刃部を栗
の皮に喰い込ませ対向する刃体部で皮の切断即ち
皮剥きを行い、ある程度の皮が切断され、刃体部
の刃先が栗の皮に喰い込んでいる状態で抑え刃部
の抑え位置を移動させると、順次栗の皮を剥離切
断していくことができ、而も切断方向は刃体部か
ら抑え刃部への方向である。
従つて皮剥き器を保持する際の刃体位置が変更
されるようにすると、切断方向は任意に変更でき
るものである。
(実施例) 次に本案の実施例について説明する。
本案栗の皮剥き器は、基部を枢結した一対の把
手部1,1′と、把手部1,1′の先端に連設した
挾圧部(刃体部)とで構成され、把手部1,1′
は端面〓状の長尺体で背面部が互いに外側に位置
するように側板部分をその基部で重合すると共に
枢結軸2で枢結し、基部を開口方向へ付勢する発
条3を付設してなる。
挾圧部は前記把手部1,1′の先部の相対向す
る部分で、挾圧部の一方には刃体部を、他方には
抑え刃部をそれぞれ形成してなる。刃体部は対向
挾圧部に向つて左右に取付部4を設け、この取付
部4に各々刃体5,5′をネジ6その他で装着し
て任意に着脱可能としたものである。また他方の
挾圧部の前記刃体5,5′との対向位置には、鋸
刃状の抑え刃7,7′を設けて抑え刃部を形成し
てなる。この抑え刃部7,7′は把手部1′と同一
部材で形成しても良いし、或いは取付部を設け、
別に形成した抑え刃体を装着しても良い。更に第
5図に示すように鋸刃状の部分を交互に側方に傾
けて設けても良い。また把手部1,1′の開口を
制限するストツパー8を付設しておく。
而して把手部1,1′を開口した状態で把手部
1,1′を手で保持し、刃体5と抑え刃7とで栗
Aの外皮を挾み、把手部1,1′の各背面部分を
強握すると抑え刃7が栗の皮に喰い込んで栗Aを
抑え、刃体5で皮aを切り剥がして、把手部1,
1′の開閉を繰り返しながら、皮剥き器を右手で
保持している場合は手前から外側に向つて皮aを
切り剥がしていくものである。また逆に刃体5′
と抑え刃7′の間で栗Aの外皮を挾んで切り剥が
して行く場合は、前記と逆方向に切り進むもので
ある。
従つて刃体5,5′と抑え刃7,7′の使用選択
によつて栗の皮剥き方向が変化するものである。
尚本案は前記実施例のような和鋏タイプのもの
に限定されるものでなく、刃体部と抑え刃部が2
個有するものであれば、把手部と挾圧部の中間部
分を枢結する洋鋏タイプのものでも良い。
(考案の効果) 本案は以上のように被切断物と当接する刃体部
及び抑え刃部を2組形成してなるもので、切り進
み方向を任意に選択でき、栗の皮剥きが容易に行
うことができたものである。
【図面の簡単な説明】
図は本案の実施例を示すもので、第1図は全体
斜視図、第2図は正面図、第3図は使用状態を示
す平面図、第4図は第3図の別の使用状態を示す
平面図、第5図は抑え刃部を刃体側からみた一部
端面図である。 1,1′は把手部、2は枢結軸、3は発条、4
は取付部、5,5′は刃体、6はネジ、7,7′は
抑え刃、8はストツパー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一対の挾圧部と挾圧部を動作せしめる把手部
    とを備え、一方の挾圧部に挾圧方向に向つて左
    右に2個の刃体部を設けると共に、他方の挾持
    体に前記各刃体部との対向位置に鋸歯状の抑え
    刃部を設けてなることを特徴とする栗の皮剥き
    器。 (2) 請求項第1項記載の栗の皮剥き器に於て、把
    手部基端を枢結して和鋏状の挾圧部を構成した
    ことを特徴とする栗の皮剥き器。
JP1990034751U 1990-03-31 1990-03-31 Expired - Lifetime JPH0515855Y2 (ja)

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JP1990034751U JPH0515855Y2 (ja) 1990-03-31 1990-03-31

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JP1990034751U JPH0515855Y2 (ja) 1990-03-31 1990-03-31

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JPH03128025U JPH03128025U (ja) 1991-12-24
JPH0515855Y2 true JPH0515855Y2 (ja) 1993-04-26

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ID=31539496

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5554428U (ja) * 1978-10-02 1980-04-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5554428U (ja) * 1978-10-02 1980-04-12

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JPH03128025U (ja) 1991-12-24

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