JP3005256U - 釣用はさみ - Google Patents
釣用はさみInfo
- Publication number
- JP3005256U JP3005256U JP1994006986U JP698694U JP3005256U JP 3005256 U JP3005256 U JP 3005256U JP 1994006986 U JP1994006986 U JP 1994006986U JP 698694 U JP698694 U JP 698694U JP 3005256 U JP3005256 U JP 3005256U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ridge
- blade
- scissors
- fishing
- blade plate
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- Expired - Lifetime
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- Scissors And Nippers (AREA)
- Knives (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 釣用はさみによって魚のうろこを剥したり、
また各種の切断、切削作業ができるようにして、その使
用の便利さを増すことである。 【構成】 一方の刃板1の峰に傾斜した凹凸状の波形の
うろこ取り部8を設け、他方の刃板1’の峰に傾斜面で
なる峰刃部9を設けた構成とした。
また各種の切断、切削作業ができるようにして、その使
用の便利さを増すことである。 【構成】 一方の刃板1の峰に傾斜した凹凸状の波形の
うろこ取り部8を設け、他方の刃板1’の峰に傾斜面で
なる峰刃部9を設けた構成とした。
Description
【0001】
この考案は釣用はさみに関し、釣の現場において多用途に使用できる多機能は さみに関するものである。
【0002】
釣の現場において、はさみを多用途に用いることができるようにはさみの刃板 の先端部に挾持機能をもったペンチ部や、刃板の基部相互間に沈子取付けのため のかしめ機能をもったかしめ部などを設け、多機能化した釣用はさみは従来から 知られている。
【0003】
釣の現場における作業は多様である一方、携行する道具類を出来るだけ少なく して荷物を少なくすることが望ましい。
【0004】 そこで、この考案は魚のうろこ取り作業や切断或いは切削作業についても釣用 はさみで実施できるようにすることを目的とする。
【0005】
上記の目的を達成するために、この考案は、一対の刃板の裏面相互を対面接触 させ、各刃板を支点軸により回動自在に結合し、各刃板の基部に取手を設けてな る釣用はさみにおいて、上記一方の刃板の峰に、その裏面側の峰の辺が表面側の 峰の辺より外方にあるように傾斜し、かつ峰の幅方向の溝を峰の長さ方向に多数 連続形成してうろこ取り部を設け、他方の刃板の峰にその表面側の峰の辺が裏面 側の峰の辺より外方にあるよう傾斜した峰刃部を設けた構成としたものである。
【0006】
上記構成のはさみにより魚のうろこを取り除く場合は、その取手を片手で把持 して、はさみを魚体に沿わせ、うろこ取り部を魚体表面に押し当てながら魚体の 頭部の方向へ動かす。また、各種切断や切削作業を行う場合は、峰刃部を対象物 に押し当て、通常のカッターと同様の要領で切断し或いは切削する。
【0007】
図1に示した実施例の釣用はさみは、通常のはさみと同様に一対の刃板1、1 ’の裏面2、2’相互を対面接触させ、各刃板1、1’を支点軸3により回動自 在に連結し、各刃板1、1’の基部4、4’に環状の取手5、5’をモールドに より一体化したものである。
【0008】 上記の各刃板1、1’の切刃6は通常のはさみより短く形成され、その切刃6 から先端の部分は、両方の刃板1、1’の内側面が相互に衝突するよう屈曲され 、これによりペンチ部7、7’を構成している。
【0009】 一方の刃板1の峰の部分には、支点軸3の近傍からベンチ部7、7’に至る範 囲にうろこ取り部8が設けられ、また他方の刃板1’の峰の同様の範囲に峰刃部 9が設けられる。
【0010】 うろこ取り部8は、図2に示すように一方の刃板1の裏面2側の峰の辺11が 表面12側の峰の辺13より外方にあるように傾斜しており、かつ峰の幅方向の U形の溝14(図1参照)を、峰の長さ方向に前記の範囲内で連続形成したもの である。従って、うろこ取り部8は全体として波形の凹凸をなす(図4参照)。
【0011】 また、峰刃部9は、図2に示すように、他方の刃板1’の表面12’側の峰の 辺11’が裏面2’側の峰の辺13’より外方にあるように傾斜した傾斜面によ り形成される。
【0012】 その他、上記各刃板1、1’の基部4、4’外側辺にそれぞれ小さい切欠部1 5、15’が設けられ、またその内側辺の対向部分にかしめ部17、17’が設 けられる。 次に、上記の釣用はさみの使用方法について説明する。
【0013】 まず、うろこ取り部8の使用方法は、図3に示すように、取手5、5’を片手 で握り締め、うろこ取り部8を魚体18に押し当て、頭部の方向に移動させる。 そうすると、うろこ取り部8の裏面2側の辺11がうろこの根元に食い込んでこ れを剥離する。このとき、上記の辺11は凹凸状の波形であるので、魚肉を切り 込むことが避けられる。このため、魚肉を傷付けずに、うろこのみを剥がすこと ができる。
【0014】 また、峰刃部9の使用方法は、例えば、図4に示すように、釣糸19と釣針2 1の結び目22を外す際に峰刃部9をその結び目22に当て、釣針21に沿って 移動させる。そうすると、峰刃部9がカッターの働らきをして結び目22を切断 する。
【0015】 基部4、4’に設けた切欠部15、15’の使用方法は、図5に示すように、 釣針21と釣糸19との結び目22を引き締める場合に、釣針21を一方の切欠 部15’に掛け、一方の手でそのはさみを把持するとともに、他方の手で釣糸1 9を引張って結び目22を引き締める。
【0016】 その他、ペンチ部7、7’は通常のペンチと同様に物体を挟んだり締めたりす る使用ができ、またかしめ部17、17’は、沈子を釣糸にかしめる際に用いる 。
【0017】
以上のように、この考案は一方の刃板の峰にうろこ取り部を設けると共に、他 方の刃板に峰刃部を設けたことにより、釣用はさみによりうろこ取り作業や各種 の切断・切削作業ができるので、はさみの機能が増し、一層便利に使用すること ができる
【図1】実施例の正面図
【図2】図1のII−II線の拡大断面図
【図3】同上の使用例の斜視図
【図4】同上の他の使用例の一部省略正面図
【図5】同上のその他の使用例の一部省略正面図
1、1’ 刃板 2、2’ 裏面 3 支点軸 4、4’ 基部 5、5’ 取手 6 切刃 7、7’ ペンチ部 8 うろこ取り部 9 峰刃部 11、11’ 辺 12、12’ 表面 13、13’ 辺 14 溝 15、15’ 切欠部 17、17’ かしめ部 18 魚体 19 釣糸 21 釣針 22 結び目
Claims (1)
- 【請求項1】 一対の刃板の裏面相互を対面接触させ、
各刃板を支点軸により回動自在に結合し、各刃板の基部
に取手を設けてなる釣用はさみにおいて、上記一方の刃
板の峰に、その裏面側の峰の辺が表面側の峰の辺より外
方にあるように傾斜し、かつ峰の幅方向の溝を峰の長さ
方向に多数連続形成してうろこ取り部を設け、他方の刃
板の峰にその表面側の峰の辺が裏面側の峰の辺より外方
にあるよう傾斜した峰刃部を設けたことを特徴とする釣
用はさみ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994006986U JP3005256U (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 釣用はさみ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994006986U JP3005256U (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 釣用はさみ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3005256U true JP3005256U (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=43141161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994006986U Expired - Lifetime JP3005256U (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 釣用はさみ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3005256U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020000865A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | イク パク,ジェ | 多用途ハサミ |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP1994006986U patent/JP3005256U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020000865A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | イク パク,ジェ | 多用途ハサミ |
JP7320247B2 (ja) | 2018-06-29 | 2023-08-03 | イク パク,ジェ | 多用途ハサミ |
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