JP3095636U - 栗の皮むき器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 栗の皮むきにおいて、従来使用されている皮
むき器はハサミ形式の物で強大な力を要し作業効率が悪
く、そのため人件費の安い外国産に太刀打ち出来ないの
で、効率の良い器具が求められている。 【解決手段】 ハサミ式の従来の形式を改めてペンチ式
とし、堅牢な栗の皮を切る為にペンチの先端に鋭い三角
形の刃２を形成し、これにて、容易に栗の皮を切る事が
出来るのである、よって皮むきが容易に出来る。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は、長さ１８．５センチ幅２センチ厚さ１．８ミリの鉄板と、長さ１８ センチ幅２センチ厚さ１．８ミリの二枚の鉄板の、長さ１８センチの鉄板の一端 より３センチ、他端より９センチ残して鉄板の縦の中心線の１ミリ右側を折り曲 げて合体とし、一端３センチの先端８ミリを約９５°の角度に内側に折り曲げ、 その先端に深さ約３ミリの鋸状の刃を形成し、他端９センチの部分を約１０°の 角度に外側に折り曲げ、長さ１８．５センチの鉄板の一端より ３．５センチ、 他端より９センチ残して鉄板の縦の中心線の１ミリ右側を折り曲げて合体とし、 一端３．５センチの先端１３ミリを約９５°の角度に内側に折り曲げ、曲げた部 分を先鋭の三角形の刃に形成し、この二枚の鉄板をそれぞれの先端より約６セン チの鉄板の中心点にて、各々先端刃部を内側に向けて、支軸にて摺接した装置で ある。 【０００２】 【従来の技術】 この種の装置としては、現在使用されている物はハサミ形式の物で、堅牢な栗 の皮をむくには強大な力が必要である。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 現在使用されている栗の皮むき器は手軽くむけるとは言えず、栗業界におい ても人件費の安い外国産に太刀打ち出来ない状態である。この点を解決するには 手軽く万人に使えて、生産の向上に役立つ物が求められている。 本考案は、この問題を解決しようとして考案したものである。 【０００４】 【課題を解決するための手段】 上記の目的を解決するために、本考案はハサミ式の従来の形式を改めてペン チ式とし、堅牢な栗の皮を切る為にペンチの先端に先鋭の三角形の刃を形成し、 これにて、容易に栗の皮を切る事が出来るのである、よって皮むきが爾後容易に 出来るため、上記の問題を解決するものである。 【０００５】 【考案の実施の形態】 考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図１に見るごとく、栗（７）を三角形刃（２）と鋸状刃（３）にて挟み、把持部 （１）を握る事により三角形刃（２）が容易に栗の皮を切り裂く事が出来るので 後は容易に栗の皮をむく事が出来るのである 【０００６】 【考案の効果】 本考案は、上述のとうり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 【０００７】 請求項１に見る本考案は、従来の栗の皮むき器にては堅牢な栗の皮を切る事 が多大な労力をようするのに対し、容易に切る事が出来るため、本考案を使用す る事により、栗の加工生産におい多大な貢献をなす事が出来るのである。

【図面の簡単な説明】 【図１】実施例を示す斜視図である。 【図２】正面図である 【図３】背面図である 【図４】平面図である 【図５】側面図である 【符号の説明】 １ 把持部 ２ 三角形刃 ３ 鋸状刃 ４ 支軸 ５ コイルスプリング ６ 留め金 ７ 栗

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 長さ１８．５センチ幅２センチ厚さ２ミ
   リの鉄板と、長さ１８センチ幅２センチ厚さ２ミリの２
   枚の鉄板の、長さ１８センチの鉄板の一端より３セン
   チ、他端より９センチ残して鉄板の縦の中心線の１ミリ
   右側を折り曲げて合体とし、一端３センチの先端８ミリ
   を約９５°の角度に内側に折り曲げ、その先端に深さ約
   ３ミリの鋸状の刃を形成し、他端９センチの部分を約１
   ０°の角度に外側に折り曲げ、長さ１８．５センチの鉄
   板の一端より３．５センチ、他端より９センチ残して鉄
   板の縦の中心線の１ミリ右側を折り曲げて合体とし、一
   端３．５センチの先端１３ミリをを約９５°の角度に内
   側に折り曲げ、曲げた部分を先鋭の三角形の刃に形成
   し、この二枚の鉄板をそれぞれの先端より約６センチの
   鉄板の中心点にて、各々先端刃部を内側に向け支軸に
   て、摺接した栗の皮むき器。