JPS64211Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS64211Y2 JPS64211Y2 JP10827685U JP10827685U JPS64211Y2 JP S64211 Y2 JPS64211 Y2 JP S64211Y2 JP 10827685 U JP10827685 U JP 10827685U JP 10827685 U JP10827685 U JP 10827685U JP S64211 Y2 JPS64211 Y2 JP S64211Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- comb
- blades
- scissors
- hair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 20
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 3
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Scissors And Nippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は理容、美容用のすき鋏に関するもので
ある。
ある。
第2図は従来の理容、美容用のすき鋏の構成を
示す図である。
示す図である。
同図中、11は動刃、11aは動刃11の手元
に設けた母指穴、11bは動刃11の他側に設け
られる棒刃、12は静刃、12aは静刃12の手
元に設けた環指穴、12bは静刃12の他側に設
けられる鋏身、12c…は鋏身12bに所定の間
隙l0でもつて設けられた櫛刃、13は前記動刃1
1と前記静刃12が交叉する平らな鋏体部、14
は前記動刃11と前記静刃12とを連結し、これ
ら両刃11,12に開閉の支点を与える支点ねじ
である。
に設けた母指穴、11bは動刃11の他側に設け
られる棒刃、12は静刃、12aは静刃12の手
元に設けた環指穴、12bは静刃12の他側に設
けられる鋏身、12c…は鋏身12bに所定の間
隙l0でもつて設けられた櫛刃、13は前記動刃1
1と前記静刃12が交叉する平らな鋏体部、14
は前記動刃11と前記静刃12とを連結し、これ
ら両刃11,12に開閉の支点を与える支点ねじ
である。
上記のように構成された従来のすき鋏は、静刃
12の鋏身12bに設けられた複数の櫛刃12c
…の刃先12c′…の刃加工が図に示す如く単に平
らに又は若干湾曲した程度に仕上げられたもので
あつたため、毛髪のカツテイングに際し動刃11
の棒刃11bによつて押圧されて、各櫛刃12c
…の刃先12c′…に当接する毛髪は、多くのもの
がカツテイングされないまま横滑りしてしまつて
十分にカツトできないといつた大きな問題があつ
た。
12の鋏身12bに設けられた複数の櫛刃12c
…の刃先12c′…の刃加工が図に示す如く単に平
らに又は若干湾曲した程度に仕上げられたもので
あつたため、毛髪のカツテイングに際し動刃11
の棒刃11bによつて押圧されて、各櫛刃12c
…の刃先12c′…に当接する毛髪は、多くのもの
がカツテイングされないまま横滑りしてしまつて
十分にカツトできないといつた大きな問題があつ
た。
又、従来のすき鋏は図に示す如く、各櫛刃12
c…相互間の間隙l0が略各櫛刃12c…の刃巾と
同じ間隙l0に構成されているため、棒刃11bに
よつて押圧され前記間隙l0に介在する毛髪の量が
非常に多いため、カツテイングに際し動刃11を
開閉するのに強い握力を必要とし、極めて疲れ易
かつた。
c…相互間の間隙l0が略各櫛刃12c…の刃巾と
同じ間隙l0に構成されているため、棒刃11bに
よつて押圧され前記間隙l0に介在する毛髪の量が
非常に多いため、カツテイングに際し動刃11を
開閉するのに強い握力を必要とし、極めて疲れ易
かつた。
殊に、上記の間隙l0に対する多量の毛髪の喰い
込は、前述の如く間隙l0そのものが巾広に処理さ
れていることと、更に各櫛刃12c…の刃先12
c′…が平ら又は湾曲に処理されている結果、本来
カツテイングされなければならない毛髪がカツテ
イングされないまま前述の如く横滑にして前記間
隙l0に追加介在することとなるため、その分喰い
込量は多量になり、ますます強い握力を必要と
し、疲れ易さも増大することになるといつた問題
もあつた。
込は、前述の如く間隙l0そのものが巾広に処理さ
れていることと、更に各櫛刃12c…の刃先12
c′…が平ら又は湾曲に処理されている結果、本来
カツテイングされなければならない毛髪がカツテ
イングされないまま前述の如く横滑にして前記間
隙l0に追加介在することとなるため、その分喰い
込量は多量になり、ますます強い握力を必要と
し、疲れ易さも増大することになるといつた問題
もあつた。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは静刃の鋏身に形成する各
櫛刃の刃先に毛髪の直径に略等しい凹部(鋸歯状
刃)を設けカツテイングに際し各櫛刃に押圧する
全毛髪を間隙に逃がすことなく確実にカツトする
ことができるようにすると共に櫛刃のうちの最も
支点ねじに近い位置に形成する1本の櫛刃(誘導
刃)の刃巾を他の櫛刃の刃巾の1/5となし、かつ
この巾狭の櫛刃の前後に設ける間隙巾も他の櫛刃
相互間に設ける間隙巾の2/5となすことによつて
最初のカツテイング動作をスムーズに行なわし
め、かつ確実なカツトと軽快な連続カツト動作を
可能にし疲れのないすき鋏を提供することにあ
る。
その目的とするところは静刃の鋏身に形成する各
櫛刃の刃先に毛髪の直径に略等しい凹部(鋸歯状
刃)を設けカツテイングに際し各櫛刃に押圧する
全毛髪を間隙に逃がすことなく確実にカツトする
ことができるようにすると共に櫛刃のうちの最も
支点ねじに近い位置に形成する1本の櫛刃(誘導
刃)の刃巾を他の櫛刃の刃巾の1/5となし、かつ
この巾狭の櫛刃の前後に設ける間隙巾も他の櫛刃
相互間に設ける間隙巾の2/5となすことによつて
最初のカツテイング動作をスムーズに行なわし
め、かつ確実なカツトと軽快な連続カツト動作を
可能にし疲れのないすき鋏を提供することにあ
る。
棒刃を有する動刃と鋏身に複数の櫛刃を突設し
た静刃とを両刃の重合部である鋏体に設けた支点
ねじによつて開閉自在としたすき鋏において、前
記各櫛刃の刃先を鋸歯状刃に形成すると共に、前
記支点ねじに最も近い位置に設けられた櫛刃(誘
導刃)の刃巾を他の櫛刃の刃巾に比べ狭く形成す
る。
た静刃とを両刃の重合部である鋏体に設けた支点
ねじによつて開閉自在としたすき鋏において、前
記各櫛刃の刃先を鋸歯状刃に形成すると共に、前
記支点ねじに最も近い位置に設けられた櫛刃(誘
導刃)の刃巾を他の櫛刃の刃巾に比べ狭く形成す
る。
第1図a及びbは本考案に係るすき鋏の一実施
例を示す図である。
例を示す図である。
同図中、1は動刃、1aは動刃1の手元に設け
た母指穴、1bは動刃1の他側に設けられる棒
刃、2は静刃、2aは静刃2の手元に設けた環指
穴、2bは静刃2の他側に設けられる鋏身、2c
…は鋏身2bに所定の間隙l1(l1は本実施例では5
mmとする)でもつて、しかも刃巾l2(l2=l1)で設
けられた櫛刃、2dは前記櫛刃2cの右端、すな
わち後述する支点ねじに最も近い位置に刃巾l3(l3
=l2/5、本実施例では1mm)で設けられる誘導
刃(細い櫛刃の1種)、l4は前記誘導刃2dの前
後に設けられる間隙(l4=2l2/5、本実施例では
2mm)、2eは前記各櫛刃2c…及び誘導刃2d
の刃先に設けた毛髪の略直径と同じ凹部を有する
鋸歯状刃、3は前記動刃1と前記静刃2が交叉す
る平な鋏体部、4は前記動刃1と前記静刃2とを
連結し、これら両刃1及び2に開閉の支点を与え
る支点ねじである。
た母指穴、1bは動刃1の他側に設けられる棒
刃、2は静刃、2aは静刃2の手元に設けた環指
穴、2bは静刃2の他側に設けられる鋏身、2c
…は鋏身2bに所定の間隙l1(l1は本実施例では5
mmとする)でもつて、しかも刃巾l2(l2=l1)で設
けられた櫛刃、2dは前記櫛刃2cの右端、すな
わち後述する支点ねじに最も近い位置に刃巾l3(l3
=l2/5、本実施例では1mm)で設けられる誘導
刃(細い櫛刃の1種)、l4は前記誘導刃2dの前
後に設けられる間隙(l4=2l2/5、本実施例では
2mm)、2eは前記各櫛刃2c…及び誘導刃2d
の刃先に設けた毛髪の略直径と同じ凹部を有する
鋸歯状刃、3は前記動刃1と前記静刃2が交叉す
る平な鋏体部、4は前記動刃1と前記静刃2とを
連結し、これら両刃1及び2に開閉の支点を与え
る支点ねじである。
上記の構成によるすき鋏は、支点ねじ4に最も
近い位置に、他の櫛刃2c…の刃巾l1の1/5とな
した誘導刃2dを設けると共に前記誘導刃2dの
前後の間隙l4の巾を2l1/5となしたのでカツテイ
ング動作が非常に軽快であり、僅かな握力でも開
閉操作が可能であるから長時間の連続カツテイン
グを行なうも疲れはなく、しかも確実なカツト処
理(整髪)が可能である。
近い位置に、他の櫛刃2c…の刃巾l1の1/5とな
した誘導刃2dを設けると共に前記誘導刃2dの
前後の間隙l4の巾を2l1/5となしたのでカツテイ
ング動作が非常に軽快であり、僅かな握力でも開
閉操作が可能であるから長時間の連続カツテイン
グを行なうも疲れはなく、しかも確実なカツト処
理(整髪)が可能である。
又、前述の如く各櫛刃2c…と誘導刃2dの刃
先の全てに対し鋸歯状刃2eを設けたので、カツ
テイングに際し動刃1の棒刃1bによつて誘導刃
2d及び各櫛刃2c…に押圧当接せしめられる毛
髪は各刃先部において確実に係止される結果、従
来のすき鋏にみられたような横滑りといつたミス
カツトの現象は皆無となり当接するそれぞれの刃
先で正確かつ確実にカツトされる。
先の全てに対し鋸歯状刃2eを設けたので、カツ
テイングに際し動刃1の棒刃1bによつて誘導刃
2d及び各櫛刃2c…に押圧当接せしめられる毛
髪は各刃先部において確実に係止される結果、従
来のすき鋏にみられたような横滑りといつたミス
カツトの現象は皆無となり当接するそれぞれの刃
先で正確かつ確実にカツトされる。
又、上記の如く、各刃先での横滑りがないこと
により誘導刃2e及び各櫛刃2c…間の間隙l1,
l4に介在、つまり喰い込む毛髪も量も略一定とな
り、スムーズな長時間の連続カツテイング動作も
可能となる。
により誘導刃2e及び各櫛刃2c…間の間隙l1,
l4に介在、つまり喰い込む毛髪も量も略一定とな
り、スムーズな長時間の連続カツテイング動作も
可能となる。
毛髪のカツテイング操作が非常に軽快に行ない
得、しかも長時間の連続カツト効果が非常に良
く、小さな握力で操作可能であるので長時間のカ
ツテイング操作を行なつても疲れることがない。
得、しかも長時間の連続カツト効果が非常に良
く、小さな握力で操作可能であるので長時間のカ
ツテイング操作を行なつても疲れることがない。
又、構成が極めて簡単であるから製作が容易
で、かつ安価に提供することができる等種々の優
れた効果を有する。
で、かつ安価に提供することができる等種々の優
れた効果を有する。
第1図a及びbは本考案に係るすき鋏の一実施
例を示すもので、図aは全体図、図bは図aに示
す〇印内の拡大図、第2図は従来のすき鋏の一例
を示す図である。 1……動刃、1b……棒刃、2……静刃、2c
……櫛刃、2d……誘導刃(櫛刃)、2e……鋸
歯状刃、l1,l3……刃巾、l2,l4……間隙、4……
支点ねじ。
例を示すもので、図aは全体図、図bは図aに示
す〇印内の拡大図、第2図は従来のすき鋏の一例
を示す図である。 1……動刃、1b……棒刃、2……静刃、2c
……櫛刃、2d……誘導刃(櫛刃)、2e……鋸
歯状刃、l1,l3……刃巾、l2,l4……間隙、4……
支点ねじ。
Claims (1)
- 棒刃を有する動刃と鋏身に複数の櫛刃を突設し
た静刃とを両刃の重合部である鋏体に設けた支点
ねじによつて開閉自在としたすき鋏において、前
記各櫛刃の刃先を鋸歯状刃に形成すると共に、前
記支点ねじに最も近い位置に設けられた櫛刃(誘
導刃)の刃巾を他の櫛刃の刃巾に比べ狭く形成し
たことを特徴とするすき鋏。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10827685U JPS64211Y2 (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10827685U JPS64211Y2 (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6218069U JPS6218069U (ja) | 1987-02-03 |
JPS64211Y2 true JPS64211Y2 (ja) | 1989-01-05 |
Family
ID=30985320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10827685U Expired JPS64211Y2 (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS64211Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07116360A (ja) * | 1993-10-20 | 1995-05-09 | Shigeru Kogyo:Kk | 理容用梳き鋏 |
JP2807425B2 (ja) * | 1995-04-19 | 1998-10-08 | 株式会社ナルト | 梳きハサミ |
-
1985
- 1985-07-16 JP JP10827685U patent/JPS64211Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6218069U (ja) | 1987-02-03 |
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