JPH0515825U

JPH0515825U - 雨にぬれた傘を入れる傘袋

Info

Publication number: JPH0515825U
Application number: JP9234891U
Authority: JP
Inventors: 達身石村
Original assignee: 達身石村
Priority date: 1991-08-21
Filing date: 1991-08-21
Publication date: 1993-03-02

Abstract

(57)【要約】【目的】雨にぬれた傘を入れる傘袋の底に、傘の石突
がとどかぬように傘止を設け、袋にあながあくのを防
ぎ、床や服や物品を雨もれでぬらすことのない、雨にぬ
れた傘を入れる傘袋を提供する。【構成】傘袋（１）の内部に、傘の進入を途中で阻止
する傘止（２）を設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、雨にぬれた傘を入れる、傘袋に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、プラスチックフイルムの細長い袋に傘の石突が袋底につくまで入れるものがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。（イ）傘の石突が袋底につくまで入れるので、袋底が破れやすかった。（ロ）袋のあなから雨水がもれ、床や服や物品をぬらしていた。（ハ）袋は破れる事が多く使い捨てで無料配付が普通だった。（ニ）袋は、ごみの発生源となり資源の無駄になっていた。本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

傘袋（１）の内部に、傘の進入を途中で阻止する傘止（２）を設ける。本考案は、以上のような構成よりなる雨にぬれた傘を入れる傘袋である。

【０００５】

【作用】

傘（４）を傘袋（１）に挿入すれば、傘止（２）により進入を途中で阻止され石突（３）は袋底にとどかない。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実鳳例について説明する。（イ）プラスチックフイルムの細長い傘袋（１）の内部に傘（４）を入れたとき、石突（３）が袋底にとどかぬように、傘（４）を阻止する傘止（２）を、傘袋（１）の両側面の一部を溶着して設ける。（ロ）傘袋（１）の中に、スポンジ等固形物の傘止（２）を挿入してもよい。（ハ）傘袋（１）の袋底溶着部（５’）外に小あな（６）をあける。（ニ）傘袋（１）は防水布を用い、傘止（２）は両側布を縫合せ設ける事ができる。（ホ）傘（４）を保存する布袋に傘止（２）を設け、雨にぬれた傘を入れ、又保存用とに兼用できる。（ヘ）プラスチックフイルムの傘袋（１）の側面に、模様や広告等をえがき、趣味的で楽しくする

【０００７】

【考案の効果】

傘袋の底で石突を受止めないから、袋が破れず雨水のもれがない。破れないから再使用でき、ごみ発生防止になる。傘袋の側面に模様や広告等をえがき、趣昧的で個人所有を楽しくすれば、愛着が生じ使い捨てが減少する。有料で販売が可能となる。小あなを釘等にかけて干し、再使用に役立てる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例を示す斜視図である。

【図２】本考案の実施例を示す側面図である。

【符号の説明】

１傘袋２傘止３石突４傘５溶着部５’袋底溶着部６小あな７袋縁折目

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】傘袋（１）の内部に、傘止（２）を設け
た、雨にぬれた傘を入れる傘袋。